JPH07208770A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JPH07208770A
JPH07208770A JP1984894A JP1984894A JPH07208770A JP H07208770 A JPH07208770 A JP H07208770A JP 1984894 A JP1984894 A JP 1984894A JP 1984894 A JP1984894 A JP 1984894A JP H07208770 A JPH07208770 A JP H07208770A
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JP
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JP1984894A
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Atsushi Okada
敦 岡田
Kenichi Miyazawa
賢一 宮澤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外ユニットの見映えを向上するとともにそ
の据付スペースを縮小し、かつ、冷媒配管19、20の操作
弁17、18への接続作業及び電気配線26の端子台21への接
続作業を容易化する。併せて、機械室3内のベース板15
上に据付けられる機器の据付スペースを拡大し、かつ、
開口27から機械室3内に浸水した水が端子台21に掛かる
のを防止する。 【構成】 室内ユニットとの連結用冷媒配管19、20を接
続するための操作弁17、18を機械室3内上部において端
子台21に隣接してその後方に配設する。電気配線26及び
冷媒配管19、20を機械室3内に引き入れるための開口27
を器筐1の後板1aに設け、端子台21及び操作弁17、18を
覆うリッド28を器筐の側板1eに着脱自在に設ける。そし
て、このリッド28に端子台21を開口27から遮る防水仕切
り29を一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分離型空気調和機の室外ユニット
の1例が図2に示されている。室外ユニットの器筐1の
内部は仕切板2によって左右に仕切られ、その右側に機
械室3が、左側に熱交換室4が形成されている。
【0003】機械室3内には圧縮機5、制御ボックス6
等が配設され、熱交換室4内にはL字形の熱交換器9、
送風機10、モータ14等が配設されている。
【0004】このL字形熱交換器9は器筐1の後板1aに
形成された空気取入口11及び左側板1bに形成された空気
取入口12に対向せしめられている。また、送風機10は器
筐1の前面パネル1cに形成された吹出口13に臨むように
配設されている。
【0005】器筐1の右側板1eの下部後方に位置するよ
うに操作弁ブラケット16がベース板15に固定され、この
操作弁ブラケット16には一対の操作弁17、18が取り付け
られている。制御ボックス6の右外側面には連結用電気
配線を接続するための端子台21が設置され、器筐1の右
側板1eに着脱自在に取り付けたリッド22を取り外すこと
によって露出するようになっている。
【0006】この室外ユニットを室外の所定位置に据付
た後、操作弁17、18に一対の連結用冷媒配管19、20を接
続し、端子台21に連結用電気配線を接続することによっ
て図示しない室内ユニットと接続される。
【0007】送風機10をモータ14によって回転駆動する
と、外気が空気取入口11及び12から熱交換室4内に吸入
され、熱交換器9を流過する過程で冷媒と熱交換するこ
とによって昇温又は降温した後、送風機10に付勢されて
吹出口13から外部に排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の室外ユニッ
トにおいては、操作弁17、18は器筐1の右側板1eの下部
後方に配置されて器筐1の外部に突出していたため、室
外ユニットの据付スペースが大きくなるのみならず室外
ユニットの見映えを阻害し、また、連結用冷媒配管19、
20を操作弁17、18に接続する際、その接続作業が行い難
いという問題があった。
【0009】また、圧縮機5や熱交換器9等の冷媒回路
内機器と操作弁17、18とを連結する冷媒配管を布設する
ためのスペースを操作弁ブラケット16の背後、即ち、ベ
ース板15の上方に設けなければならないので、機械室3
内のベース板15上に据え付けられる機器の据付スペース
が少なくなるという問題があった。
【0010】また、端子台21は制御ボックス6の右外側
面に設置されていて操作弁17、18と離れているため、室
内ユニットとの連結用電気配線及び冷媒配管の接続作業
に手間が掛かるという問題があった。
【0011】本発明の目的は据付スペースが小さく、か
つ、見映えが良い室外ユニットを提供するにある。本発
明の他の目的は室内ユニットとの連結用電気配線及び冷
媒配管の接続作業を迅速、容易に行うことができる室外
ユニットを提供するにある。本発明の更に他の目的は機
械室内のベース板上に据付けられる機器の据付スペース
を拡大するにある。本発明の更に他の目的は器筐の後板
に設けられた開口から機械室内に浸入した水が端子台に
掛かるのを防止するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、器筐内を仕切板で仕切ることにより熱交換室と
機械室を形成し、上記熱交換室内に熱交換器、送風機等
を配設するとともに上記機械室内に圧縮機、制御ボック
ス等を配設し、上記制御ボックスに室内ユニットとの連
結用電気配線を接続するための端子台を設けてなる空気
調和機の室外ユニットにおいて、室内ユニットとの連結
用冷媒配管を接続するための操作弁を上記機械室内にお
いて上記端子台に隣接してその後方に配設し、上記電気
配線及び上記冷媒配管を上記機械室内に引き入れるため
の開口を上記器筐の後板に設けるとともに上記端子台及
び上記操作弁を覆うリッドを上記器筐の側板に着脱自在
に設け、このリッドに上記端子台を上記開口から遮る防
水仕切りを一体形成したことを特徴とする空気調和機の
室外ユニットにある。
【0013】
【作用】本発明においては、リッドを側板から取り外し
た状態で室内ユニットとの連結用電気配線及び冷媒配管
を開口から機械室内に引き入れて電気配線を端子台に接
続し、かつ、冷媒配管を操作弁に接続する。しかる後、
リッドを側板に取り付けると、端子台は防水仕切りによ
って開口から遮られる。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示され、 (A)は室
外ユニットの略示的横断平面図、(B)は (A)のB矢に沿
う透視図、 (C)は要部の分解斜視図である。操作弁17、
18が取り付けられた操作弁ブラケット16は機械室3内上
部において制御ボックス6に隣接するように配設されて
いる。
【0015】この操作弁ブラケット16は右側板1eと若干
の間隔を隔ててこれと平行し、図示しない手段によって
器筐1又制御ボックス6に固定されている。そして、こ
の操作弁ブラケット16には操作弁17と若干の間隔を隔て
てその前方においてこれとほぼ同じ高さに位置するよう
に穴25が形成され、この穴25から端子台21が突出してい
る。
【0016】器筐1の後板1aには操作弁17、18に接続さ
れる冷媒配管19、20及び端子台21に接続される電気配線
26を機械室3内に引き入れるための開口27が設けられて
いる。
【0017】また、器筐1の右側板1eには操作弁17、18
及び端子台21を覆うプラスチック製のリッド28が着脱自
在に取り付けられ、このリッド28の裏面には防水仕切り
29及び庇30が突設されている。他の構成は図2に示す従
来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が付
されている。
【0018】しかして、室外ユニットを据え付ける際、
リッド28を右側板1eから取り外した状態で冷媒配管19、
20及び電気配線26を開口27から機械室3内に引き入れて
冷媒配管19、20を操作弁17、18に接続し、電気配線26を
端子台21に接続する。
【0019】しかる後、リッド28を右側板1eに取り付け
ると、操作弁17、18及び端子台21はリッド28によって隠
蔽されると同時に防水仕切り29が端子台21と操作弁17、
18との間に挿入され、庇29が端子台21の上部に位置する
ので、端子台21は防水仕切り29及び庇30によって開口27
から遮られる。
【0020】かくして、操作弁17、18は機械室3内に配
置されてリッド28によって隠蔽されるので、室外ユニッ
トの見映えが向上するとともにその据付スペースが従来
のものより小さくなる。
【0021】また、操作弁17、18及び端子台21は機械室
3内上部において互いに隣接しているので、冷媒配管1
9、20及び電気配線26を楽な姿勢で開口27から引き入れ
て操作弁17、18、端子台21に容易、かつ、迅速に接続で
きる。
【0022】そして、操作弁17、18は機械室3内上部に
設置されるので、機械室3内のベース板15上に据付けら
れる機器の据付スペースを拡大できる。
【0023】また、端子台21は防水仕切り29及び庇30に
よって開口27から遮られるので、開口27から機械室3内
に水が浸入してもこれが端子台21に掛かるのを防止でき
るので、端子台21の腐蝕や絶縁不良等を未然に防止でき
る。
【0024】
【発明の効果】本発明においては、操作弁は機械室内に
配置されてリッドによって隠蔽されるので、室外ユニッ
トの見映えが向上するとともにその据付スペースが従来
のものより小さくなる。
【0025】また、操作弁及び端子台は機械室内上部に
おいて互いに隣接して設置されているので、冷媒配管及
び電気配線を楽な姿勢で開口から引き入れて操作弁及び
端子台に容易、かつ、迅速に接続できる。
【0026】そして、操作弁は機械室内上部に設置され
るので、機械室内のベース板上に据え付けられる機器の
据付スペースを拡大できる。
【0027】また、端子台は操作弁の前方に配設されて
いて、防水仕切りによって開口から遮られるので、開口
から機械室内に水が浸入してもこれが端子台に掛かるの
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示し、 (A)は室外ユニット
の略示的横断平面図、 (B)は(A) のB矢に沿う透視図、
(C) は要部の分解斜視図である。
【図2】従来の室外ユニットの1例を示し、(A) は部分
的に破断して示す略示的正面図、(B) は右側面図、(C)
は略示的横断平面図である。
【符号の説明】
1 器筐 1a 後板 1e 側板 4 熱交換室 3 機械室 9 熱交換器 10 送風機 5 圧縮機 6 制御ボックス 21 端子台 26 電気配線 17、18 操作弁 19、20 冷媒配管 27 開口 28 リッド 29 防水仕切り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器筐内を仕切板で仕切ることにより熱交
    換室と機械室を形成し、上記熱交換室内に熱交換器、送
    風機等を配設するとともに上記機械室内に圧縮機、制御
    ボックス等を配設し、上記制御ボックスに室内ユニット
    との連結用電気配線を接続するための端子台を設けてな
    る空気調和機の室外ユニットにおいて、室内ユニットと
    の連結用冷媒配管を接続するための操作弁を上記機械室
    内において上記端子台に隣接してその後方に配設し、上
    記電気配線及び上記冷媒配管を上記機械室内に引き入れ
    るための開口を上記器筐の後板に設けるとともに上記端
    子台及び上記操作弁を覆うリッドを上記器筐の側板に着
    脱自在に設け、このリッドに上記端子台を上記開口から
    遮る防水仕切りを一体形成したことを特徴とする空気調
    和機の室外ユニット。
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