JPH07208760A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
- Publication number
- JPH07208760A JPH07208760A JP6004577A JP457794A JPH07208760A JP H07208760 A JPH07208760 A JP H07208760A JP 6004577 A JP6004577 A JP 6004577A JP 457794 A JP457794 A JP 457794A JP H07208760 A JPH07208760 A JP H07208760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- pipe
- clearance
- indoor unit
- drain pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の室内機において、本体下部後方
の空隙部を拡大可能に構成することにより、配管接続工
事を容易にする。 【構成】 本体１の下部後方には冷媒配管３，排水管
（ドレンホース）４などを収容する空隙部５がある。冷
媒配管３および排水管４は本体１の左右または下部に引
き出すことができるが、空隙部５内で配管接続処理を行
う場合にはスペース的な余裕が無い。この問題解決のた
めに本体１の下部後方に回動体６を設ける。回動体６は
底面と左右側面とからなり、左右側面の内側に突設した
軸を本体１側に形成した孔に挿入し、回動自在に軸支さ
せる。配管接続工事において、空隙部５に余裕がない時
は回動体６を破線で示す位置まで回動させて空隙部６を
拡大する。
の空隙部を拡大可能に構成することにより、配管接続工
事を容易にする。 【構成】 本体１の下部後方には冷媒配管３，排水管
（ドレンホース）４などを収容する空隙部５がある。冷
媒配管３および排水管４は本体１の左右または下部に引
き出すことができるが、空隙部５内で配管接続処理を行
う場合にはスペース的な余裕が無い。この問題解決のた
めに本体１の下部後方に回動体６を設ける。回動体６は
底面と左右側面とからなり、左右側面の内側に突設した
軸を本体１側に形成した孔に挿入し、回動自在に軸支さ
せる。配管接続工事において、空隙部５に余裕がない時
は回動体６を破線で示す位置まで回動させて空隙部６を
拡大する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室内機の本
体構造に関する。
体構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機には室内機と室外機とを一体
に構成したものと別々に構成したものとがある。後者の
場合は室内機と室外機とをそれぞれ顧客が希望する位置
に配置し、両者間を冷媒配管、電力線、信号線等で繋ぐ
とともに、室内機よりの排水管（ドレンホース）を室外
へ延出させるようになっている。図５はこの種の室内機
を背面側から表したもので、本体11の後方下部には冷媒
配管12や排水管13等を収容する空隙部（配管スペース）
14が形成されている。冷媒配管12や排水管13は室内機の
取付位置や室外機との位置関係で矢印で示されているよ
うな複数方向の何れかへ任意に延出させることができる
ようになっているが、近年は室内機の小型化に伴い、特
に本体11の上下間の寸法が小さくなってきたため空隙部
14に余裕が無くなってきた。また、昨今は室内機と室外
機間を結ぶ冷媒配管や排水管を建物の壁中に配設する壁
中配管が多くなっているため、この壁中配管に対応でき
るように室内機側の冷媒配管12や排水管13の長さを短く
して壁中配管との接続を空隙部14内で行うようになって
いる。なお、排水管13は必要に応じて予備の排水管接続
口15に付け替えができるようになっており、不要の排水
管接続口にはドレンキャップを被せて水漏れを防止する
ようになっている。
に構成したものと別々に構成したものとがある。後者の
場合は室内機と室外機とをそれぞれ顧客が希望する位置
に配置し、両者間を冷媒配管、電力線、信号線等で繋ぐ
とともに、室内機よりの排水管（ドレンホース）を室外
へ延出させるようになっている。図５はこの種の室内機
を背面側から表したもので、本体11の後方下部には冷媒
配管12や排水管13等を収容する空隙部（配管スペース）
14が形成されている。冷媒配管12や排水管13は室内機の
取付位置や室外機との位置関係で矢印で示されているよ
うな複数方向の何れかへ任意に延出させることができる
ようになっているが、近年は室内機の小型化に伴い、特
に本体11の上下間の寸法が小さくなってきたため空隙部
14に余裕が無くなってきた。また、昨今は室内機と室外
機間を結ぶ冷媒配管や排水管を建物の壁中に配設する壁
中配管が多くなっているため、この壁中配管に対応でき
るように室内機側の冷媒配管12や排水管13の長さを短く
して壁中配管との接続を空隙部14内で行うようになって
いる。なお、排水管13は必要に応じて予備の排水管接続
口15に付け替えができるようになっており、不要の排水
管接続口にはドレンキャップを被せて水漏れを防止する
ようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように小型化された室内機は冷媒配管12等を収容する空
隙部14に余裕がないため、時には排水管13を予備の排水
管接続口15に付け替えなければならないこともあり、工
事の手間が増えるばかりでなく、排水管13の付け替えや
不要になった排水管接続口へのドレンキャップの取付が
不十分であったりすると水漏れを起こすなどの問題が発
生する。したがって、本発明においては、工事が容易に
行え、かつ、水漏れなどを起こすことのない空気調和機
の室内機を提供することを目的としている。
ように小型化された室内機は冷媒配管12等を収容する空
隙部14に余裕がないため、時には排水管13を予備の排水
管接続口15に付け替えなければならないこともあり、工
事の手間が増えるばかりでなく、排水管13の付け替えや
不要になった排水管接続口へのドレンキャップの取付が
不十分であったりすると水漏れを起こすなどの問題が発
生する。したがって、本発明においては、工事が容易に
行え、かつ、水漏れなどを起こすことのない空気調和機
の室内機を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、本体の後方下部に空
隙部を設け、冷媒配管と排水管とを収容するようにして
なる空気調和機の室内機において、前記本体の下部後方
を別途形成し、前記空隙部を拡大する回動体として本体
側に回動自在に軸支させるようにした。
決するためになされたものであり、本体の後方下部に空
隙部を設け、冷媒配管と排水管とを収容するようにして
なる空気調和機の室内機において、前記本体の下部後方
を別途形成し、前記空隙部を拡大する回動体として本体
側に回動自在に軸支させるようにした。
【０００５】
【作用】上記の構成であれば、本体の下部後方に設けた
回動体を回動させることによって本体後方下部の空隙部
を拡大することができるので、その空隙部に冷媒配管お
よび排水管を楽に収容することができる。
回動体を回動させることによって本体後方下部の空隙部
を拡大することができるので、その空隙部に冷媒配管お
よび排水管を楽に収容することができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図４に基づい
て説明する。図１は室内機を背面側から表したもので、
１は本体、２は本体１の前面に被せられた前面パネル、
３は冷媒配管、４は排水管（ドレンホース）、５は冷媒
配管３，排水管４等を収容する空隙部（配管スペース）
でる。本体１の下部後方には空隙部４を下部に拡大する
ことのできる回動体６が回動自在に軸支されている。図
２は回動体６と本体１の関係を斜め前方から表したもの
である。回動体６は底面６ａと、この底面６ａの両側に
左右対照に成形された側面６ｂ，６ｃと、これら側面６
ｂ，６ｃの内側にそれぞれ突出させた軸６ｄおよびダボ
６ｅとからなっている。一方、本体１の下部両側面には
それぞれ回動体６の側面６ｂ，６ｃに合わせた開放部１
ａがあり、その内側には回動体６側の軸６ｄに対応する
孔１ｂと、ダボ６ｅに対応する複数の孔１ｃを有する支
持壁１ｄが一体に成形されている。
て説明する。図１は室内機を背面側から表したもので、
１は本体、２は本体１の前面に被せられた前面パネル、
３は冷媒配管、４は排水管（ドレンホース）、５は冷媒
配管３，排水管４等を収容する空隙部（配管スペース）
でる。本体１の下部後方には空隙部４を下部に拡大する
ことのできる回動体６が回動自在に軸支されている。図
２は回動体６と本体１の関係を斜め前方から表したもの
である。回動体６は底面６ａと、この底面６ａの両側に
左右対照に成形された側面６ｂ，６ｃと、これら側面６
ｂ，６ｃの内側にそれぞれ突出させた軸６ｄおよびダボ
６ｅとからなっている。一方、本体１の下部両側面には
それぞれ回動体６の側面６ｂ，６ｃに合わせた開放部１
ａがあり、その内側には回動体６側の軸６ｄに対応する
孔１ｂと、ダボ６ｅに対応する複数の孔１ｃを有する支
持壁１ｄが一体に成形されている。
【０００７】本体１と回動体６とは通常図１に示すよう
な状態になっているが、回動体６は本体１側に回動自在
に軸支されているので必要に応じて破線で示す状態に回
動させることができると共に、本体１側の支持壁１ｄに
は回動体６側のダボ６ｅに対応する複数の孔１ｃが設け
られているので回動体６の開き角度を複数段階に調節す
ることができる。図３の（ａ）および（ｂ）は空隙部５
を拡大図示したものであるが、空隙部５が特に窮屈でな
い時は（ａ）に示すように回動体６をほぼ水平に保持さ
せ、空隙部５に余裕がない時は（ｂ）に示すように回動
体６を傾斜させた状態にし、冷媒配管３，排水管４等を
完全に空隙部５内に収める。なお、本体１と回動体６の
形状は以上説明したものに限定するものではなく、例え
ば図４に示すように軸６ｄおよびダボ６ｅを回動体６の
側面６ｂ，６ｃの外側に設け、これらに対応する孔１ｂ
および１ｃを本体１の内側に設ければ外観的にもより美
しくすることができる。
な状態になっているが、回動体６は本体１側に回動自在
に軸支されているので必要に応じて破線で示す状態に回
動させることができると共に、本体１側の支持壁１ｄに
は回動体６側のダボ６ｅに対応する複数の孔１ｃが設け
られているので回動体６の開き角度を複数段階に調節す
ることができる。図３の（ａ）および（ｂ）は空隙部５
を拡大図示したものであるが、空隙部５が特に窮屈でな
い時は（ａ）に示すように回動体６をほぼ水平に保持さ
せ、空隙部５に余裕がない時は（ｂ）に示すように回動
体６を傾斜させた状態にし、冷媒配管３，排水管４等を
完全に空隙部５内に収める。なお、本体１と回動体６の
形状は以上説明したものに限定するものではなく、例え
ば図４に示すように軸６ｄおよびダボ６ｅを回動体６の
側面６ｂ，６ｃの外側に設け、これらに対応する孔１ｂ
および１ｃを本体１の内側に設ければ外観的にもより美
しくすることができる。
【０００８】
【発明の効果】以上、説明したような室内機であれば、
排水管やドレンキャップの付け替えを行わなくとも本体
下部後方に冷媒配管や排水管等を収容する十分な空隙部
が確保されるので、予備の配水管接続口は要らなくな
り、水漏れの恐れも解消され、品質が向上するととも
に、排水管の付け替えなどが無くなるので工事の手間が
省け、経費の節減にもなる。
排水管やドレンキャップの付け替えを行わなくとも本体
下部後方に冷媒配管や排水管等を収容する十分な空隙部
が確保されるので、予備の配水管接続口は要らなくな
り、水漏れの恐れも解消され、品質が向上するととも
に、排水管の付け替えなどが無くなるので工事の手間が
省け、経費の節減にもなる。
【図１】本発明の一実施例を示す室内機の背面斜視図で
ある。
ある。
【図２】本発明の一実施例を示す本体および回動体の斜
視図である。
視図である。
【図３】本発明の一実施例を示す要部拡大側断面図であ
る。
る。
【図４】本発明のもう一つの実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】従来例を示す室内機の背面斜視図である。
１ 本体 １ａ 開放部 １ｂ 孔 １ｃ 孔 １ｄ 支持壁 ２ 前面パネル ３ 冷媒配管 ４ 排水管（ドレンホース） ５ 空隙部（配管スペース） ６ 回動体 ６ａ 底面 ６ｂ 側面 ６ｃ 側面 ６ｄ 軸 ６ｅ ダボ ７ 室内機取付面
Claims (1)
- 【請求項１】 本体の後方下部に空隙部を設け、冷媒配
管と排水管とを収容するようにしてなる空気調和機の室
内機において、前記本体の下部後方を別途形成し、前記
空隙部を拡大する回動体として本体側に回動自在に軸支
させてなることを特徴とする空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6004577A JPH07208760A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6004577A JPH07208760A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 空気調和機の室内機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07208760A true JPH07208760A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11587896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6004577A Pending JPH07208760A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07208760A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106705236A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-05-24 | 美的集团武汉制冷设备有限公司 | 空调室内机和空调器 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP6004577A patent/JPH07208760A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106705236A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-05-24 | 美的集团武汉制冷设备有限公司 | 空调室内机和空调器 |
| CN106705236B (zh) * | 2017-01-18 | 2022-06-14 | 美的集团武汉制冷设备有限公司 | 空调室内机和空调器 |
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