JPH07208581A - 歯 車 - Google Patents
歯 車Info
- Publication number
- JPH07208581A JPH07208581A JP1494094A JP1494094A JPH07208581A JP H07208581 A JPH07208581 A JP H07208581A JP 1494094 A JP1494094 A JP 1494094A JP 1494094 A JP1494094 A JP 1494094A JP H07208581 A JPH07208581 A JP H07208581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shaft hole
- outer periphery
- disc spring
- disk portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、歯部の噛み合いにおける衝撃力に基
づく振動による騒音発生の低減を実現した歯車を提供す
るものである。 【構成】外周の歯部２と中心の軸穴３との間のディスク
部４を有する歯車において、皿バネ６の内周の小円部６
ａを軸穴３の外周に係着したリテーナリング７に係止
し、前記皿バネ６の外周の大円部６ｂを前記ディスク部
４に当接した構成を特徴とする。
づく振動による騒音発生の低減を実現した歯車を提供す
るものである。 【構成】外周の歯部２と中心の軸穴３との間のディスク
部４を有する歯車において、皿バネ６の内周の小円部６
ａを軸穴３の外周に係着したリテーナリング７に係止
し、前記皿バネ６の外周の大円部６ｂを前記ディスク部
４に当接した構成を特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転伝達部品である歯
車に関するものである。
車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３および図４で示すように、従来一般
に用いられている歯車１では、外周の歯部２と中心の軸
穴３との間にディスク部４を有している。
に用いられている歯車１では、外周の歯部２と中心の軸
穴３との間にディスク部４を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の歯車１のデ
ィスク部４は図４で示すように、歯部２と中心の軸穴３
との間でストレートな平面である。そのため、歯部２の
噛み合いにおける衝撃力によりストレートな平面の大き
な面積であるディスク部４が振動して騒音を発生してい
る。
ィスク部４は図４で示すように、歯部２と中心の軸穴３
との間でストレートな平面である。そのため、歯部２の
噛み合いにおける衝撃力によりストレートな平面の大き
な面積であるディスク部４が振動して騒音を発生してい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑みてなされたものであり、その特徴とする構成
は、外周の歯部と中心の軸穴との間にディスク部を有す
る歯車において、皿バネの内周の小円部を前記軸穴の外
周に係着したリテーナリングに係止し、前記皿バネの外
周の大円部を前記ディスク部に当接したものである。
点に鑑みてなされたものであり、その特徴とする構成
は、外周の歯部と中心の軸穴との間にディスク部を有す
る歯車において、皿バネの内周の小円部を前記軸穴の外
周に係着したリテーナリングに係止し、前記皿バネの外
周の大円部を前記ディスク部に当接したものである。
【０００５】
【作用】上記の構成により、皿バネの外周の大円部とデ
ィスク部の接触部の摩擦エネルギーによってディスク部
の振動が抑制され、ディスク部の振動による騒音の発生
を低減する。
ィスク部の接触部の摩擦エネルギーによってディスク部
の振動が抑制され、ディスク部の振動による騒音の発生
を低減する。
【０００６】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、１０は本発明による歯車であり、２
は外周の歯部、３は中心の軸穴、４は歯部２と軸穴３と
の間のディスク部である。
る。図１において、１０は本発明による歯車であり、２
は外周の歯部、３は中心の軸穴、４は歯部２と軸穴３と
の間のディスク部である。
【０００７】本発明は、図２でも示すように、コーン形
状の皿バネ６の内周の小円部６ａを前記軸穴３の外周に
係着したリテーナリング７に係止し、前記皿バネ６の外
周の大円部６ｂを前記ディスク部４に当接したものであ
る。
状の皿バネ６の内周の小円部６ａを前記軸穴３の外周に
係着したリテーナリング７に係止し、前記皿バネ６の外
周の大円部６ｂを前記ディスク部４に当接したものであ
る。
【０００８】前記リテーナリング７は軸穴３の外周に設
けた環状溝８に係着される。従って、皿バネ６の内周の
小円部６ａを軸穴３の外周に嵌挿する時は、前記リテー
ナリング７を環状溝８から取り除き、皿バネ６の内周の
小円部６ａを軸穴３の外周に嵌挿した後にリテーナリン
グ７を環状溝８に係着し、皿バネ６の内周の小円部６ａ
をリテーナリング７に係止する。
けた環状溝８に係着される。従って、皿バネ６の内周の
小円部６ａを軸穴３の外周に嵌挿する時は、前記リテー
ナリング７を環状溝８から取り除き、皿バネ６の内周の
小円部６ａを軸穴３の外周に嵌挿した後にリテーナリン
グ７を環状溝８に係着し、皿バネ６の内周の小円部６ａ
をリテーナリング７に係止する。
【０００９】本発明は上記の通りの構造であるから、内
周の小円部６ａを前記軸穴３の外周に係着されているリ
テーナリング７に係止した前記皿バネ６の外周の大円部
６ｂは前記ディスク部４にバネ力による押圧状態で当接
される。
周の小円部６ａを前記軸穴３の外周に係着されているリ
テーナリング７に係止した前記皿バネ６の外周の大円部
６ｂは前記ディスク部４にバネ力による押圧状態で当接
される。
【００１０】これにより、皿バネ６の外周の大円部６ｂ
とディスク部４の接触部の摩擦エネルギーによってディ
スク部の振動が抑制され、ディスク部の振動による騒音
の発生を低減する。
とディスク部４の接触部の摩擦エネルギーによってディ
スク部の振動が抑制され、ディスク部の振動による騒音
の発生を低減する。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、外周
の歯部と中心の軸穴との間にディスク部を、皿バネの内
周の小円部を前記軸穴の外周に係着したリテーナリング
に係止し、前記皿バネの外周の大円部を前記ディスク部
に当接した構成であるから、簡単な構造によって歯部の
噛み合いにおける衝撃力に基づく振動による騒音発生の
低減を実現した歯車を提供することができる。
の歯部と中心の軸穴との間にディスク部を、皿バネの内
周の小円部を前記軸穴の外周に係着したリテーナリング
に係止し、前記皿バネの外周の大円部を前記ディスク部
に当接した構成であるから、簡単な構造によって歯部の
噛み合いにおける衝撃力に基づく振動による騒音発生の
低減を実現した歯車を提供することができる。
【図１】本発明による歯車の正面図
【図２】図１のＢ−Ｂ線拡大断面図
【図３】従来の歯車の正面図
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図
２ 歯部 ３ 軸穴 ４ ディスク部 ６ 皿バネ ６ａ 小円部 ６ｂ 大円部 ７ リテーナリング ８ 環状溝 １０ 歯車
Claims (1)
- 【請求項１】 外周の歯部と中心の軸穴との間にディス
ク部を有する歯車において、皿バネの内周の小円部を前
記軸穴の外周に係着したリテーナリングに係止し、前記
皿バネの外周の大円部を前記ディスク部に当接したこと
を特徴とする歯車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1494094A JPH07208581A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 歯 車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1494094A JPH07208581A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 歯 車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07208581A true JPH07208581A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11874962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1494094A Pending JPH07208581A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 歯 車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07208581A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2652941C1 (ru) * | 2017-04-03 | 2018-05-03 | Олег Савельевич Кочетов | Малошумное зубчатое колесо |
| RU2653423C1 (ru) * | 2017-04-03 | 2018-05-08 | Олег Савельевич Кочетов | Зубчатая передача с вибродемпфирующими элементами |
| RU2659697C1 (ru) * | 2018-02-06 | 2018-07-03 | Олег Савельевич Кочетов | Малошумная зубчатая передача |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP1494094A patent/JPH07208581A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2652941C1 (ru) * | 2017-04-03 | 2018-05-03 | Олег Савельевич Кочетов | Малошумное зубчатое колесо |
| RU2653423C1 (ru) * | 2017-04-03 | 2018-05-08 | Олег Савельевич Кочетов | Зубчатая передача с вибродемпфирующими элементами |
| RU2659697C1 (ru) * | 2018-02-06 | 2018-07-03 | Олег Савельевич Кочетов | Малошумная зубчатая передача |
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