JPH07208453A - 回転軸の軸受け構造 - Google Patents

回転軸の軸受け構造

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JPH07208453A
JPH07208453A JP6019804A JP1980494A JPH07208453A JP H07208453 A JPH07208453 A JP H07208453A JP 6019804 A JP6019804 A JP 6019804A JP 1980494 A JP1980494 A JP 1980494A JP H07208453 A JPH07208453 A JP H07208453A
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JP
Japan
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return
cylindrical cam
rotary shaft
feed
radial
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JP6019804A
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English (en)
Inventor
Mitsuhito Abe
光仁 安部
Michio Ogawa
路夫 小川
Nagao Muto
長男 武藤
Makoto Terui
眞 照井
Hiroo Yamazaki
広夫 山崎
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸の軸端部における機器設置スペースを
十分確保できるようにすること。 【構成】 送り円筒カム16、戻し円筒カム17を回転
支持する軸受装置において、送り円筒カム、戻し円筒カ
ムの軸方向任意の位置に、複数のラジアルローラ43
A、43B、43C、44A、44B、44Cを備えた
ラジアル軸受装置40が設置され、上記複数のラジアル
ローラは、送り円筒カム、戻し円筒カムの周方向に配置
されて、これらの円筒カムの外周に当接可能に構成され
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回転軸の軸受け構造に
係り、特に、複数のパレットを所定位置へ移送するパレ
ット移送装置において円筒カムを支持する回転軸の軸受
け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加工機械設備において、被加工物
をパレット上に設置して各加工ステーションへ移載する
パレット移送装置として、特公昭49-49157号公報及び特
開昭60-114444 号公報にそれぞれ記載の発明等が提案さ
れている。
【0003】これらのパレット移送装置は、パレットが
ガイドレールに係合され、円筒カムがその軸心をガイド
レールに沿って配設され、パレットに設置されたカムフ
ォロアが円筒カムのカム溝に嵌合されて、この円筒カム
の回転駆動により、カムフォロア及びカム溝を介し、パ
レットがガイドレールに沿い移送可能に設けられたもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のパレ
ット移送装置では、円筒カムの両端部が軸受け装置に回
転自在に支持されているので、円筒カムの端部に軸受け
装置以外の他の機器を設置するスペースが十分に確保で
きない。
【0005】上記円筒カムに限らず、一般に、回転軸は
軸端部にて軸受装置により支持されるので、このような
場合、回転軸の軸端部の機器設置スペースが不十分とな
ってしまう。
【0006】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、回転軸の軸端部における機器設置スペー
スを十分に確保できる回転軸の軸受け構造を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、回転軸を回転自在に支持する回転軸の軸受け構造に
おいて、上記回転軸の軸方向任意の位置に、複数のラジ
アルローラを備えたラジアル軸受装置が設置され、上記
複数のラジアルローラは、上記回転軸の周方向に配置さ
れて、この回転軸の外周に当接可能に構成されたもので
ある。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の複数のラジアルローラのうち、少なくとも一つ
が偏心ローラにより構成されたものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、回転軸を回転自
在に支持する回転軸の軸受け構造において、上記回転軸
の軸方向任意の位置にスラストローラを備えたスラスト
軸受装置が設置され、上記回転軸の外周には、この回転
軸の軸心に対し直角にスラスト溝が形成され、上記スラ
ストローラがこのスラスト溝に嵌合可能に構成されたも
のである。
【0010】
【作用】従って、請求項1、2及び3に記載の回転軸の
軸受け構造によれば、ラジアル軸受装置、スラスト軸受
装置が回転軸の軸方向任意の位置に設置されたことか
ら、回転軸の軸端部に、軸受装置以外の他の機器を設置
できるスペースが十分に確保できる。更に、回転軸はラ
ジアル軸受装置又はスラスト軸受装置によって軸方向任
意の位置に支持されることから、回転軸の撓みを防止で
きる。
【0011】特に、請求項2に記載の回転軸の軸受け構
造によれば、回転軸の直径方向に対し偏心ローラの位置
を変更して、複数のラジアルローラが回転軸に与える予
圧を調整できるので、回転軸の直径方向に対するガタツ
キを防止できる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明に係る回転軸の軸受け構造の
一実施例が適用されたパレット移送装置を示す正面斜視
図である。図2は、図1のパレット移送装置の背面斜視
図である。図3は、図1のIII-III 線に沿う断面図であ
る。図4は、図3のIV-IV 線に沿う断面図である。図5
は、図1及び図2のラジアル軸受装置を示す側面図であ
る。図6は、図5のVI矢視図である。図7は、図5のVI
I 矢視図である。図8は、図5のVIII矢視一部断面図で
ある。図9は、図1及び図2のスラスト軸受装置を示す
側面図である。図10は、図9のX 矢視図である。図1
1は、(A)が図9のXIA- XIA線に沿う矢視図であ
り、(B)が図9のXIB矢視図である。
【0013】図1及び図2に示すように、パレット移送
装置10は、複数のパレット11の走行を案内する送り
ガイドレール12及び戻しガイドレール13と、送りガ
イドレール12、戻しガイドレール13間にパレット1
1を間欠的に移載する戻し移載装置14及び送り移載装
置15と、パレット11を走行させる送り円筒カム16
及び戻し円筒カム17と、送り円筒カム16及び戻し円
筒カム17を回転駆動させるカム駆動機構18と、送り
円筒カム16及び戻し円筒カム17をラジアル方向に支
持するラジアル軸受装置40と、送り円筒カム16及び
戻し円筒カム17をスラスト方向に支持するスラスト軸
受装置41と、を有して構成される。
【0014】送りガイドレール12及び戻しガイドレー
ル13は、パレット11の移送方向に配置され、それぞ
れが図3及び図9に示すように、レールエレメント19
をレール枠20にボルト固定されたものとして構成され
る。これらの送りガイドレール12及び戻しガイドレー
ル13は、鉛直面内で約90度離れて配置され、図1及び
図2に示すように、レール枠20がレールスタンド21
によりフレーム22に支持される。つまり、送りガイド
レール12は、パレット11を水平状態で移送可能と
し、戻しガイドレール13はパレット11を垂直状態で
移送可能とする。
【0015】また、複数枚のパレット11のそれぞれ
は、図3及び図9に示すように、パレットプレート23
にスライダ24を固着し、カムフォロアとしてのカムロ
ーラ25を設置して構成される。これらのスライダ24
及びカムローラ25は、鉛直面内で約90度離れて配置さ
れ、スライダ24が送りガイドレール12及び戻しガイ
ドレール13のレールエレメント19に係合可能に設け
られる。また、カムローラ25が、送り円筒カム16、
戻し円筒カム17のカム溝29、30(後述)に嵌合さ
れる。上記パレットプレート23の表面11Aに、被加
工物が設置可能とされる。
【0016】上記戻し移載装置14及び送り移載装置1
5は、図1及び図2に示すように、移載装置本体26に
よって間欠回転するインデックステーブル26Aに複数
本、例えば4本のアーム27がほぼ放射状に固着したも
のであり、アーム27の先端部にレールエレメント28
が固着される。このレールエレメント28は、断面形状
が送りガイドレール12及び戻しガイドレール13のレ
ールエレメント19と同一形状であり、軸長が、パレッ
ト11の送りガイドレール12及び戻しガイドレール1
3方向長さより若干長いものとして設定され、インデッ
クステーブル26Aの間欠回転により、送りガイドレー
ル12のレールエレメント19の延長上位置、または戻
しガイドレール13のレールエレメント19の延長上位
置に順次位置付けられる。
【0017】戻し移載装置14は、送りガイドレール1
2からレールエレメント28に移送されたパレット11
を、鉛直面内で下方へ90度回転させて、戻しガイドレー
ル13に移載させる。また、送り移載装置15は、戻し
ガイドレール13からレールエレメント28に移載され
たパレット11を、鉛直方向上方へ約90度回転させて送
りガイドレール12に移載させる。
【0018】送り円筒カム16及び戻し円筒カム17
は、図1及び図2に示すように、その軸心が送りガイド
レール12及び戻しガイドレール13に沿って配設さ
れ、鉛直面内で約90度離れた位置に設置される(図3及
び図9)。送り円筒カム16、戻し円筒カム17には送
りカム溝29、戻しカム溝30がそれぞれ形成され、こ
れらの送りカム溝29及び戻しカム溝30に、パレット
11のカムローラ25が嵌合可能とされる。
【0019】送りカム溝29は、送り円筒カム16の回
転により、パレット11を送りガイドレール12に沿っ
て間欠移送可能に形成される。この例で、この送りカム
29によるパレット11の間欠移送時間と前記戻し移載
装置14及び送り移載装置15の間欠回転時間とは、同
一に設定される。また、戻しカム溝30は、戻し円筒カ
ム17の回転により、パレット11を戻しガイドレール
13に沿い高速移送可能に形成される。これらの送り円
筒カム16及び戻し円筒カム17の回転が、カム駆動機
構18により実施される。
【0020】カム駆動機構18は、特に図3及び図4に
示すように、ドライブギア31、回転駆動源としてのモ
ータ(図示せず)、送りドリブンギア32及び戻しドリ
ブンギア33を有して構成される。送りドリブンギア3
2、戻しドリブンギア33は、送り円筒カム16、戻し
円筒カム17の軸方向任意の位置において、送り円筒カ
ム16、戻し円筒カム17のそれぞれの外周面に直接刻
設される。また、ドライブギア31は、送りドリブンギ
ア32及び戻しドリブンギア33に噛み合い、モータの
駆動力が平ベルト34を介して伝達されて、回転駆動さ
れる。
【0021】つまり、ドライブギア31はギアシャフト
35に回転一体に固着され、このギアシャフト35が軸
受36を介してギアハウジング37に回転自在に配設さ
れる。ギアハウジング37は、ギアスタンド38にボル
ト固着されて、フレーム22に支持される。ギアシャフ
ト35の一端にタイミングプーリ39が回転一体に固定
され、このタイミングプーリ39に平ベルト34が巻き
掛けられている。従って、モータの回転により、平ベル
ト34がタイミングプーリ39を介してドライブギア3
1を回転させ、この回転駆動力が送りドリブンギア3
2、戻しドリブンギア33を介して送り円筒カム16、
戻し円筒カム17にそれぞれ伝達される。
【0022】さて、図1及び図2に示すように、前記ラ
ジアル軸受装置40及びスラスト軸受装置41は、送り
円筒カム16及び戻り円筒カム17の軸方向任意の位置
に、複数個設置される。例えば、この実施例では、ラジ
アル軸受装置40は3個、スラスト軸受装置41は2個
それぞれ設置される。
【0023】図5〜図7に示すように、ラジアル軸受装
置40は、ラジアルスタンド42にラジアルローラ43
A、43B及び43C、並びにラジアルローラ44A、
44B及び44Cが回転自在に配設されたものである。
ラジアルスタンド42がフレーム22にボルト固着され
る。このラジアルスタンド42は、2枚のスタンドプレ
ート45がブリッジ46によって離間して接合され、ラ
ジアルローラ43A、43B、43C、44A、44B
及び44Cが2枚のスタンドプレート45間に配設され
る。これらのラジアルローラ43A、43B及び43C
は、送り円筒カム16の周方向に複数個、例えば3個設
置され、各々が送り円筒カム16の外周面に当接可能に
構成される。また、ラジアルローラ44A、44B及び
44Cは、戻し円筒カム17の周方向に複数個、例えば
3個設置され、各々が戻し円筒カム17の外周面に当接
可能に構成される。
【0024】ラジアルローラ43A、43B、43C、
44A、44B及び44Cは、図6及び図8に示すよう
に、ローラシャフト47に軸受48を介して、ローラエ
レメント49が回転自在に配設されたものである。ロー
ラエレメント49が、送り円筒カム16或いは戻し円筒
カム17の外周面に当接可能とされる。ラジアルローラ
43B及び43C並びに44B及び44Cのローラエレ
メント49は、ローラシャフト47と同軸に設置され
る。また、ラジアルローラ43A及び44Aでは、その
ローラシャフト47として、中央部(ローラエレメント
支持部分)の軸心50が両端部(ローラシャフトの被支
持部分)の軸心51に対して偏心している偏心シャフト
が用いられ、偏心ローラとして構成される。
【0025】一方のスタンドプレート45には、ラジア
ルローラ43A及び44Aの設置位置にシャフト固定プ
レート52が固着される。ラジアルローラ43A及び4
4Aのローラシャフト47は、スタンドプレート45及
びシャフト固定プレート52の貫通孔53に貫通され
る。シャフト固定プレート52には、貫通孔53に連通
するスリット54(図5)が形成され、調整ボルト55
を締め付けることにより、このスリット54が狭められ
る。これにより、貫通孔53が縮径して、ローラシャフ
ト47の回転が阻止され固定される。
【0026】従って、ラジアルローラ43A、44Aの
ローラシャフト47を回転させることにより、送り円筒
カム16、戻し円筒カム17の直径方向に対し、ラジア
ルローラ43A、44Aのそれぞれのローラエレメント
49の偏心位置が変更される。これにより、ラジアルロ
ーラ43A、43B及び43Cが送り円筒カム16に与
える予圧が調整され、ラジアルローラ44A、44B及
び44Cが戻し円筒カム17に与える予圧が調整され
る。調整ボルト55を締め付けた後には、ラジアルロー
ラ43Aにより、送り円筒カム16は、最適な予圧でラ
ジアルローラ43A、43B及び43Cにラジアル支持
される。また、調整ボルト55の締め付け後、ラジアル
ローラ44Aにより、戻し円筒カム17は、最適な予圧
でラジアルローラ44A、44B及び44Cにラジアル
支持される。
【0027】図9〜図11に示すように、前記スラスト
軸受装置41は、メインスラストスタンド56にスラス
トローラ57A及び58Aがボルト固定され、サブスラ
ストスタンド59にスラストローラ57B及び58Bが
ボルト固定されたものである。メインスラストスタンド
56及びサブスラストスタンド59がフレーム22にボ
ルト固定される。スラストローラ57A及び57Bは、
送り円筒カム16の鉛直方向に配置され、スラストロー
ラ58A及び58Bは、戻し円筒カム17の水平方向に
配置される。
【0028】一方、送り円筒カム16の外周には、この
送り円筒カム16の軸心に対し直角なスラスト溝60が
形成される。また、戻し円筒カム17の外周には、この
戻し円筒カム17の軸心に対し直角なスラスト溝61が
形成される。上記スラストローラ57A及び57Bがス
ラスト溝60に嵌合可能に構成されて、送り円筒カム1
6がスラスト方向に支持される。また、スラストローラ
58A及び58Bがスラスト溝61に嵌合可能に構成さ
れて、戻し円筒カム17がスラスト方向に支持される。
【0029】次に、作用を説明する。カム駆動機構18
のドライブギア31が回転駆動されると、送り円筒カム
16及び戻し円筒カム17が同方向に回転し、同時に、
戻し移載装置14及び送り移載装置15が間欠回転す
る。送り円筒カム16の回転により、送りカム溝29及
びカムローラ25を介して、パレット11が送りガイド
レール12に沿い矢印A方向に間欠移送される。この間
欠移送されたパレット11は、戻し移載装置14の間欠
回転により戻しガイドレール13側に移載され、戻し円
筒カム17の回転により、戻しカム溝30及びカムロー
ラ25を介して、戻しガイドレール13に沿って矢印B
方向に高速移送される。この高速移送されたパレット1
1は、送り移載装置15の間欠回転により送りガイドレ
ール12側へ移載され、再び送り円筒カム16により送
りガイドレール12上を間欠移送される。
【0030】例えば、パレット11が送りガイドレール
12上を間欠移送される間に、パレット11上に設置さ
れた被加工物が、パレット11の停止位置(加工ステー
ション)で加工機械により加工される。
【0031】上記実施例によれば、モータにより平ベル
ト34及びタイミングプーリ39を介して回転駆動され
るドライブギア31に噛み合う送りドリブンギア32、
戻しドリブンギア33が、それぞれ送り円筒カム16、
戻し円筒カム17の外周に直接刻設されたことから、カ
ム駆動機構18のギア数等の部品点数を低減でき、コス
トを下げることができる。
【0032】また、送りドリブンギア32、戻しドリブ
ンギア33を送り円筒カム16、戻し円筒カム17のそ
れぞれ任意の位置における外周に刻設したので、カム駆
動機構18のレイアウトの自由度が増し、このカム駆動
機構18の設置位置を調整すれば、パレット移送装置1
0を小型化できる。
【0033】更に、戻しガイドレール13がパレット1
1を垂直状態で戻し方向に移送させることから、戻し方
向に移送されるパレット11は、戻し円筒カム17の据
付面積内に収まる。この結果、パレット移送装置10の
設置面積を縮小でき、このパレット移送装置10を小型
化できる。
【0034】また、ラジアル軸受装置40、スラスト軸
受装置41が送り円筒カム16、戻し円筒カム17のそ
れぞれ軸方向任意の位置に設置されたことから、これら
の送り円筒カム16及び戻し円筒カム17の軸端部に、
軸受装置40及び41以外の他の機器、例えば戻し移載
装置14や送り移載装置15を設置するスペースを十分
に確保することができる。
【0035】更に、送り円筒カム16及び戻し円筒カム
17は、ラジアル軸受装置40及びスラスト軸受装置4
1によって軸方向任意の位置が複数箇所支持されること
から、これらの送り円筒カム16及び戻し円筒カム17
の撓み変形を防止できる。
【0036】また、ラジアルローラ43Aのローラシャ
フト47を回転させて、送り円筒カム16の直径方向に
対するラジアルローラ43Aのローラエレメント49の
位置を変更すれば、ラジアルローラ43A、43B及び
43Cが送り円筒カムに与える予圧を調整できる。同様
に、ラジアルローラ44Aのローラシャフト47を回転
させて、戻し円筒カム17の直径方向に対するラジアル
ローラ44Aのローラエレメント49の位置を変更すれ
ば、ラジアルローラ44A、44B及び44Cが送り円
筒カム17に与える予圧を調整できる。これらの結果、
ラジアル軸受装置40と送り円筒カム16、戻し円筒カ
ム17との円筒カム直径方向に対するガタツキを防止で
きる。
【0037】尚、上記実施例では、回転軸がパレット移
送装置10の送り円筒カム16及び戻し円筒カム17の
場合を述べたが、ドライブシャフト等他の回転軸であっ
ても良い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る回転軸の
軸受け構造によれば、回転軸の軸端部における機器設置
スペースを十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る回転軸の軸受け構造の
一実施例が適用されたパレット移送装置を示す正面斜視
図である。
【図2】図2は、図1のパレット移送装置の背面斜視図
である。
【図3】図3は、図1のIII-III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4は、図3のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】図5は、図1及び図2のラジアル軸受装置を示
す側面図である。
【図6】図6は、図5のVI矢視図である。
【図7】図7は、図5のVII 矢視図である。
【図8】図8は、図5のVIII矢視一部断面図である。
【図9】図9は、図1及び図2のスラスト軸受装置を示
す側面図である。
【図10】図10は、図9のX 矢視図である。
【図11】図11は、(A)が図9のXIA- XIA線に沿
う矢視図であり、(B)が図9のXIB矢視図である。
【符号の説明】
10 パレット移送装置 11 パレット 12 送りガイドレール 13 戻しガイドレール 16 送り円筒カム 17 戻し円筒カム 18 カム駆動機構 19 レールエレメント 24 スライダ 25 カムローラ 29 送りカム溝 30 戻しカム溝 40 ラジアル軸受装置 41 スラスト軸受装置 43A、43B、43C、44A、44B、44C ラ
ジアルローラ 47 ローラシャフト 49 ローラエレメント 50 ローラシャフト中央部の軸心 51 ローラシャフト両端部の軸心 57A、57B 58A、58B スラストローラ 60 スラスト溝 61 スラスト溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 照井 眞 神奈川県海老名市東柏ヶ谷5丁目14番33号 東芝精機株式会社内 (72)発明者 山崎 広夫 神奈川県海老名市東柏ヶ谷5丁目14番33号 東芝精機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を回転自在に支持する回転軸の軸
    受け構造において、上記回転軸の軸方向任意の位置に、
    複数のラジアルローラを備えたラジアル軸受装置が設置
    され、上記複数のラジアルローラは、上記回転軸の周方
    向に配置されて、この回転軸の外周に当接可能に構成さ
    れたことを特徴とする回転軸の軸受け構造。
  2. 【請求項2】 上記複数のラジアルローラの少なくとも
    一つが偏心ローラである請求項1に記載の回転軸の軸受
    け構造。
  3. 【請求項3】 回転軸を回転自在に支持する回転軸の軸
    受け構造において、上記回転軸の軸方向任意の位置にス
    ラストローラを備えたスラスト軸受装置が設置され、上
    記回転軸の外周には、この回転軸の軸心に対し直角にス
    ラスト溝が形成され、上記スラストローラがこのスラス
    ト溝に嵌合可能に構成されたことを特徴とする回転軸の
    軸受け構造。
JP6019804A 1994-01-21 1994-01-21 回転軸の軸受け構造 Withdrawn JPH07208453A (ja)

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