JPH0720628U - 信号入力装置 - Google Patents

信号入力装置

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JPH0720628U
JPH0720628U JP016156U JP1615693U JPH0720628U JP H0720628 U JPH0720628 U JP H0720628U JP 016156 U JP016156 U JP 016156U JP 1615693 U JP1615693 U JP 1615693U JP H0720628 U JPH0720628 U JP H0720628U
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JP
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circuit
input
pulse
joystick
signal
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Application number
JP016156U
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English (en)
Inventor
正大 深澤
Original Assignee
深澤 眞紀子
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないスペースで操作でき、耐環境性に優れ
た入力装置の提供。 【構成】 パルス発生回路3 は、所定のクロック信号
が入力される第1F/F回路3aと、回路3aのQ出力端子に接
続された第2F/F回路3bと、回路3aのQ出力端子にインバ
ータ回路3cを介して接続された第3F/F回路3dと、回路3d
のQ出力端子に接続された第1AND回路3eと、回路3dの−
Q出力端子に接続された第2AND回路3fと、第1,2AND回路
3e,3f の出力端子に接続されたOR回路3Gとを有してい
る。第1AND回路3eの入力端子には、スイッチX1が接続さ
れ、第2AND回路3fの入力端子には、スイッチX2が接続さ
れている。第2F/F回路3bのQ端子, OR回路3gの出力端子
には、ドライバー回路3h,3j がそれぞれ接続されてい
て、ドライバー回路3h,3j には、方向判別回路5 を介し
てアップダウンカウンタ7 が接続される。第1F/F 回路
3aにクロックパルスが入力されると、位相の異なった
2相クロック信号がドライバー回路3h,3j から出力され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ディスプレイ装置などの信号入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータの入力装置としては、キーボードを始めとして各種の 手段が提供されている。この種の入力装置のうち、例えば、ディスプレイ装置上 に表示されるカーソルを移動させる手段としてマウスが知られている。マウスは 、平面上でこれを移動させることにより、その移動方向と移動量に対応して、カ ーソルがディスプレイ装置上を移動する。
【0003】 このようなマウスは、通常、回転自在に支持されたトラックボールが設けられ 、2軸方向の移動量を検出するセンサを有している。しかしながら、このような 従来のマウスには、以下に説明する問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする技術的課題】
すなわち、前述したマウスでは、平面上を移動させなければならないので、マ ウスを移動させるためのスペースが必要になるとともに、トラックボールは、悪 環境下で使用すると、ゴミなどが侵入して、誤動作をするという問題があった。 このような問題は、特に、工場や生産現場などで使用する場合には、スペースの 確保や環境の改善が困難なので、このような問題のない入力装置の開発が望まれ ていた。
【0005】 この考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的 とするところは、非常に少ないスペースで操作できるとともに、耐環境性に優れ た入力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本考案は、ジョイスティック操作部と、このジョイ スティック操作部の操作に対応して作動し、二次元方向に配置された複数のスイ ッチと、このスイッチの作動に応じて、2相クロック信号を送出するパルス発生 回路とを備え、前記パルス発生回路は、前記ジョイスティック操作部の操作方向 に応じて、前記2相クロック信号間の位相を異ならせることを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記構成の入力装置によれば、ジョイスティック操作部を操作することにより 、その操作方向に応じて位相を異ならせた2相クロック信号が得られ、この信号 に基づいて、例えば、ディスプレイ装置のカーソルを移動させることができる。 このとき、ジョイスティックの操作は、マウスのように平面上を移動させる必要 がない。
【0008】
【実施例】
以下本考案の好適な実施例について添附図面を参照にして詳細に説明する。図 1から図3は、本考案にかかる入力装置の一実施例を示している。同図に示す入 力装置は、本考案をディスプレイ装置1のカーソルを移動させる際の入力手段と して適用したものを例示している。同図に示す入力装置は、ジョイスティック2 と、ジョイスティック2の出力側に接続されたX軸およびY軸パルス発生回路3 ,4とを有している。
【0009】 これらのX軸およびY軸パルス発生回路3,4の出力側には、それぞれ方向判 別回路4,5を介してX軸およびY軸アップダウンカウンタ7,8が接続されて いるとともに、各アップダウンカウンタ7,8の出力側には、比較器9が接続さ れ、比較器9には、画面アドレス発生回路10の出力側が接続されている。また 、比較器9の出力側には、カーソル発生回路11が接続され、カーソル発生回路 11の出力側は、ディスプレイ装置1に接続されている。
【0010】 ジョイスティック2は、揺動自在に支持されたジョイスティック操作部2aと 、2次元方向に配置された合計4個のスイッチX1,2,1,2 を有していて、 X軸およびY軸上にスティック操作部2aを倒すと、対応する各スイッチッチX 1,2,1,2 がそれぞれ個別に作動するとともに、斜め方向にジョイスティッ ク操作部2aを倒すと、倒された方向に位置する2個のスイッチ、例えばいま、 ジョイスティック操作部2aが第1象限に倒されたとすると、スイッチX1,1 が同時に作動する。
【0011】 図1に示すように構成された回路では、ジョイスティック2を操作すると、ス イッチX1,2,1,2 のいずれかが作動し、このスイッチX1,2,1,2 の 作動に対応して、X,Y軸パスル発生回路3,4から所定のパルス信号が送出さ れる。パスル発生回路3,4から送出されたパルス信号は、方向判別回路5,6 でパルス信号からスイッチX1,2,1,2 の作動方向が判別された後に、アッ プダウンカウンタ7,8で計数され、比較器9では、アップダウンカウンタ7, 8からの計数信号と、画面アドレス発生回路10との信号を受け、これらの信号 が一致すると、カーソル発生回路11に出力信号を送出し、カーソル発生回路1 1では、比較器9の出力信号を受けて、ディスプレイ1にカーソルを表示する。
【0012】 図2,3は、X軸およびY軸パルス発生回路3,4の詳細と要部の信号波形と を示している。なお、図2に示したパルス発生回路は、X軸用のものであって、 Y軸パルス発生回路4は、実質的に図2と同じなのでその説明は省略する。また 、以下の説明では、相補関係にある信号の一方については、その前に−を付けて 表示するものとする。
【0013】 図2に示したX軸パルス発生回路3は、所定のクロック信号が入力される第 1フリップフロップ(以下、F/Fと省略する)回路3aと、第1F/F回路3 aのQ出力端子に接続された第2F/F回路3bと、第1F/F回路3aのQ出 力端子にインバータ回路3cを介して接続された第3F/F回路3dと、第3F /F回路3dのQ出力端子に接続された第1AND回路3eと、第3F/F回路 3dの−Q出力端子に接続された第2AND回路3fと、第1および第2AND 回路3e,3fの出力端子に接続された0R回路3gとを有している。
【0014】 第1AND回路3eの入力端子には、スイッチX1 の端子の一端が接続されて いる。第2AND回路3fの入力端子には、スイッチX2 の端子の一端が接続さ れている。第2F/F回路3bのQ出力端子および0R回路3gの出力端子には 、トランジスタと抵抗とで構成されたドライバー回路3h,3jがそれぞれ接続 されていて、ドライバー回路3h,3jの出力端子に、前記X軸アップダウンカ ウンタ5の入力側が接続される。
【0015】 以上のように構成されたX軸側のパルス発生回路3および方向判別回路5の作 動について説明する。第1F/F回路3aの入力端子には、図3の上段に示すよ うなデューティーフリーのクロックパルスが入力されている。このようなパル スが第1F/F回路3aに入力されると、第1F/F回路3aのQ出力端子に は、図3に示すように、1/1のデューティー比の出力パルスが送出される。
【0016】 このような出力パルスが第2F/F回路3bに入力されると、そのQ端子出 力は、図3のようになり、この出力パルス信号をドライバー回路3hで波形 整形して、位相を逆点させたパルス信号Aが、方向判定回路5に常時入力するこ とになる。一方、第3F/F回路3dには、第1F/F回路3aのQ出力端子か らインバータ3cを介してパルス信号が入力されるが、この入力信号は、図3 に示すように、信号が反転した状態となる。
【0017】 このような信号が第3F/F回路3dに入力されると、そのQ端子出力から は、図3に示すような出力信号が送出され、この出力信号は、信号に対し て、位相が90度遅れた状態になっている。そして、出力信号は、第1AND 回路3eに入力されているので、いま、ジョイスティック2の操作部2aが操作 されて、スイッチX1 がオン状態になっているとすれば、スイッチX1 がオンの 期間だけ、第1AND路3eからNOR回路3gに信号が供給され、ドライバ ー回路3jで波形整形して、位相を逆転させたパルス信号Bが方向判別回路5に 入力されることになる。
【0018】 また、信号が第3F/F回路3dに入力されると、その−Q端子出力からは 、図3に示すような出力信号が送出され、この出力信号は、信号に対して 、位相が90度進んだ状態になっている。そして、出力信号は、第2AND回 路3fに入力されているので、いま、ジョイスティック2の操作部2aが操作さ れて、スイッチX2 がオン状態になっているとすれば、スイッチX2 がオンの期 間だけ、第2AND路3fからNOR回路3gに信号が供給され、ドライバー 回路3jで波形整形して、位相を逆転させたパルス信号B’が方向判別回路5に 入力されることになる。
【0019】 一方、パルス信号Aとパルス信号BまたはB’が入力される方向判別回路5で は、各パルス信号A,B,B’の立上がりおよび立下がり時の他のパルス信号の 状態によって、パルス信号から方向が判別される。 すなわち、いま例えば、方向判別回路5にパルス信号A,Bが入力されている とすると、図3において、パルス信号Aの第1番目の立下がり時には、パルス信 号Bは、”H”の状態にあり、第1番目の立上がり時には、”L”の状態になっ ている。また、パルス信号Bの第1番目の立下がり時には、パルス信号Aは、” L”の状態にあり、第1番目の立上がり時には、”H”の状態になっている。
【0020】 一方、方向判別回路5にパルス信号A,B’が入力されているとすると、図3 において、パルス信号Aの第1番目の立下がり時には、パルス信号Bは、”L” の状態にあり、第1番目の立上がり時には、”H”の状態になっている。また、 パルス信号B’の第1番目の立上がり時には、パルス信号Aは、”L”の状態に あり、第1番目の立下がり時には、”L”の状態になっている。
【0021】 このため、一方のパルス信号の立下がりおよび立上がり時における他方のパル ス信号の状態を検出すると、パルス信号Aに対して、パルス信号BまたはB’が どのような位相関係にあるかが判り、この位相関係は、前述したようにスイッチ X1,2,1,2 の作動状態と対応しているので、位相関係を求めることで、ジ ョイスティック2の操作部2aの操作方向がわかる。
【0022】 つまり、本実施例のX軸パルス発生回路3では、ジョイスティック2の操作部 2aの操作方向に応じて、位相の異なった2相クロック信号(,または, )がX軸アップダウンカウンタ5に入力され、例えば、一方の2相クロック信 号,の組合せをジョイスティック2の操作部2aが右方向に操作された場合 とし、他方の2相クロック信号の組合せをジョイスティック2の操作部2aが左 方向に操作された場合とすれば、操作部2aの左右方向の操作が、2相クロック 信号に基づいて方向判別回路5で識別され、その結果に基づいて、ディスプレイ 装置1上に表示されるカーソルを移動させることができる。
【0023】 なお、ジョイスティック2の操作部2aの上下方向の操作に対しては、スイッ チY1,2 が作動し、Y軸パルス発生回路4から上記と同様な2相クロック信号 が位相を異ならせた状態で送出し、この信号に基づいて方向判別回路6で上述し たような判別が行われる。 さて、以上のように構成された信号入力装置においては、ジョイスティック2 の操作部2aを操作することにより、その操作方向に応じて位相を異ならせた2 相クロック信号が得られ、この信号に基づいてディスプレイ装置1のカーソルを 移動させることができ,このとき、ジョイスティック2の操作は、マウスのよう に平面上を移動させる必要がないので、必要なスペースが非常に少なくて済む。
【0024】 また、ジョイスティック2は、マウスのようにトラックボールがないので、塵 埃などに対する誤動作の確率が非常に小さく、悪い環境でも正確に作動すること ができ、特に、工場などの生産現場におけるメニュー選択用の入力手段として好 適なものとなる。さらに、例えば、市販のパーソナルコンピュータでは、ジョイ スティックを入力手段として用いる場合には、インターフェイスボードを介在さ せる必要があるが、本考案の装置をもちいれば、マウスの入力ポートにコネクタ 接続することにより、そのままジョイスティックを入力装置として使用すること ができる。
【0025】
【考案の効果】
以上、実施例で詳細に説明したように、本考案にかかる入力装置によれば、非 常に少ないスペースで操作できるとともに、耐環境性に優れたものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる入力装置の一実施例を示す使用
状態の全体回路図である。
【図2】図1のパルス発生回路の一例を示す回路図であ
る。
【図3】図2のパルス発生回路の作動を説明するための
波形図である。
【符号の説明】
2 ジョイスティック 2a 操作部 X1,2 スイッチ Y1,2 スイッチ 3 X軸パルス発生回路 3a 第1F/F回路 3b 第2F/F回路 3c インバータ 3d 第3F/F回路 3e 第1AND回路 3f 第2AND回路 3g NOR回路 3h,3j ドライバー回路 4 Y軸パルス発生回路 5,6 方向判別回路 7 X軸アップダウンカウンタ 8 Y軸アップダウンカウンタ 9 比較器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョイスティック操作部と、このジョイ
    スティック操作部の操作に対応して作動し、二次元方向
    に配置された複数のスイッチと、このスイッチの作動に
    応じて、2相クロック信号を送出するパルス発生回路と
    を備え、 前記パルス発生回路は、前記ジョイスティック操作部の
    操作方向に応じて、前記2相クロック信号間の位相を異
    ならせることを特徴とする信号入力装置。
JP016156U 1993-04-01 1993-04-01 信号入力装置 Pending JPH0720628U (ja)

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JP016156U JPH0720628U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 信号入力装置

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JP016156U JPH0720628U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 信号入力装置

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JPH0720628U true JPH0720628U (ja) 1995-04-11

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ID=11908649

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JP016156U Pending JPH0720628U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 信号入力装置

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