JPH07206223A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH07206223A
JPH07206223A JP6006319A JP631994A JPH07206223A JP H07206223 A JPH07206223 A JP H07206223A JP 6006319 A JP6006319 A JP 6006319A JP 631994 A JP631994 A JP 631994A JP H07206223 A JPH07206223 A JP H07206223A
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postcard
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photo sensor
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Tomoyoshi Nishimura
友良 西村
Masatsugu Fujii
正嗣 藤井
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片面に印刷が施された記録紙の誤装填を防止
する。 【構成】 給紙カセット42とサーマルヘッド21との
間に、反射型フォトセンサ45a,45b,45cを配
置する。このフォトセンサ45a,45b,45cは、
上方を通過する葉書30を3か所で走査して切手部や郵
便番号用のマス目等を検出する。この検出結果と葉書の
送り量とから、葉書30の表裏,装填方向を判定し、誤
った装填の場合にはプリントを行なわずにそのまま排出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷部を有する葉書等
に、画像をプリントするプリンタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダや電子スチルカメ
ラ等から出力された映像信号をデジタル化し、画像デー
タとしてメモリに取り込み、この画像データに各種の画
像処理を施してから葉書にプリントしてポストカードを
作成するプリンタ装置としてビデオプリンタが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、葉書に
プリントを行う場合には表側に切手の印刷や郵便番号を
記入するためのマス目などの印刷部が予め形成されてお
り、この葉書の表裏,装填方向を誤ってビデオプリンタ
に装填すると、葉書の表側にプリントしたり、表側の印
刷部に対してさかさまにプリントしてしまう等の誤プリ
ントが発生してしまい、葉書を無駄にしてしまうという
問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、葉書等の印刷紙にプリントを行う際に、表裏,装
填方向を判定して誤プリントを防止するビデオプリンタ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、片面に印刷部が形成され
た記録紙をカセットから送出し、このカセットとサーマ
ルヘッドとの間に、記録紙の印刷部を検出するフォトセ
ンサを設けたものである。
【0006】また、請求項2記載の発明は、記録紙とし
て片面の特定の位置に印刷部が形成された葉書等の印刷
紙を用い、この印刷紙幅方向に沿ってフォトセンサを複
数配列し、複数個のフォトセンサの検出結果と印刷紙の
給送量とから印刷紙の表裏,装填方向を判定するように
したものである。
【0007】更に、請求項3記載の発明は、印刷紙の表
裏及び装填方向が不適正の場合には、印刷紙をプリント
することなく排紙するようにしたものである。
【0008】また、請求項4記載の発明は、サーマルヘ
ッドの、記録紙の給送方向に対して発熱素子より上流側
に印刷部を検出するフォトセンサを組み込んだものであ
る。
【0009】
【作用】片面に印刷部が形成された記録紙にプリントを
行う際に、カセットとサーマルヘッドとの間でフォトセ
ンサで印刷部を検出する。これにより記録紙の表裏を判
定する。更に、記録紙が印刷部の形式が決まっている定
型のものならば、フォトセンサの検出結果と記録紙の給
送量とから記録紙の装填方向も判定する。この判定によ
り、記録紙の表裏,装填方向が不適正な場合には、プリ
ントすることなく記録紙を排出する。また、サーマルヘ
ッドの、記録紙の給送方向に対し発熱素子よりも上流側
にフォトセンサを組み込むことにより、プリント中に印
刷部を検出することができる。これは、年賀状のように
図案が一部に含まれている場合に、この図案にプリント
するのを防ぐことができる。
【0010】
【実施例】本発明のプリンタ装置の実施例として、ビデ
オプリンタの構成を図2に示す。入力端子2には、ビデ
オテープレコーダ,ビデオカメラ,スチルビデオプレイ
ヤ等が接続され、階調画像の映像信号が入力端子2を介
してセレクタ3及びアナログ信号処理回路4に入力され
る。
【0011】セレクタ3には、通常再生モード側の端子
3aとフリーズモード側の端子3bとが設けられてい
る。セレクタ3が端子3a側にセットされたときには、
入力端子2からの映像信号はセレクタ3を介して直接モ
ニタ6に送出され、映像信号が動画像としてモニタ6に
表示される。また、セレクタ3が端子3b側にセットさ
れたときにはメモリ7内の画像データが読み出され、D
/A変換器8,アナログ信号処理回路9を経てモニタ6
に静止画像として表示される。
【0012】メモリ7は、赤色用,緑色用,青色用の3
つのフレームメモリからなり、入力端子2からの映像信
号がアナログ信号処理回路4で画素毎に赤色,緑色,青
色に分離され、A/D変換器11で画素毎にサンプリン
グされてからデジタル化され、画像データして書き込ま
れる。このメモリは7、メモリコントローラ12の制御
により各色の画像データの書込み,読出しが行われる。
【0013】メモリコントローラ12は、画像データの
書込み,読出し時にCPU14によって制御される。C
PU14には、ビデオプリンタ本体の操作パネル(図示
せず)に設けられた入力モード指定キー15,プリント
キー16,表示部17が接続されている。入力モード指
定キー15からは「スルー指示」と「フリーズ指示」と
が行われ、「スルー指示」時には前述のセレクタ3は端
子3a側にセットされて入力端子2からの映像信号が動
画像としてモニタ6に表示される。また、「フリーズ指
示」時には、セレクタ3が端子3b側にセットされると
ともに、CPU14から書込み信号がメモリコントロー
ラ12に送出され、メモリコントローラ12がメモリ7
に1画面分の画像データを書込むように制御する。そし
て、メモリ7に書き込まれた画像データは、D/A変換
器8,アナログ信号処理回路9を経てモニタ6に静止画
像として表示される。
【0014】プリントキー16は、メモリ7内の画像デ
ータのプリントを指示する。プリントキー16が操作さ
れると、読み出し信号がCPU14からメモリコントロ
ーラ12に送出され、メモリコントローラ12はメモリ
7内の画像データをプリントコントローラ19に送出す
る。プリントコントローラ19では、赤色,緑色,青色
の各画像データをイエロー,シアン,マゼンタの3色の
画像データに変換する。この3色の画像データのうちプ
リントすべき色,例えばイエロー画像データだけが取り
出されてヘッドドライバ20に送出され、サーマルヘッ
ド21が画像データに応じて駆動して片面に印刷部が形
成された記録紙、例えば葉書の裏面にプリントを行な
う。
【0015】表示部17は液晶等の表示装置であり、例
えば、葉書の何も印刷が施されていない裏面を上にして
ビデオプリンタに装填しなければならないときに、誤っ
て印刷面側(切手や郵便番号のマス目が印刷された面)
を上にして装填したとき等に、「ゴソウテン」と表示し
て表裏の装填間違いの警告を表示する。また、印刷部の
位置から、装填方向(上下)を判定し、間違っていると
きには誤装填を警告する。
【0016】図1に示すように、本実施例のビデオプリ
ンタのプリンタ部として、溶融型熱転写タイプが用いら
れている。サーマルヘッド21は、複数個の発熱素子が
主走査方向に一列に配置されており、キャリッジ25に
組み込まれている。このキャリッジ25は、ガイド軸2
4によって副走査方向に沿って移動自在となっている。
【0017】ヘッド25基部の上部には、一対のプーリ
ー27a,27bに掛けられた駆動ベルト28が配置さ
れている。この駆動ベルト28は、駆動側プーリー27
aに連結されたキャリッジモータ29により駆動され、
キャリッジ25を副走査方向に移動する。これにより、
サーマルヘッド21は葉書30の副走査方向に移動しな
がら、シリアルプリント方式で熱記録する。キャリッジ
モータ29は、図2に示すようにプリントコントローラ
19によって、モータドライバ31に制御される。
【0018】サーマルヘッド21の下方には、ガイド軸
24に対して平行に配置されたプラテン33が設けられ
ている。サーマルヘッド21のプリント中に、プラテン
33は葉書30を下方から支持する。
【0019】キャリッジ25には、リボンカセット35
が着脱自在に取り付けられる。リボンカセット35は、
内部に回転自在に組み込まれた2個のリール35a,3
5b間にインクリボン36が巻かれている。インクリボ
ン36は、リボンカセット35から僅かに引き出されて
サーマルヘッド21の前を通されている。また、周知の
ようにインクリボン36には、シアン,マゼンタ,イエ
ローのインクエリアが葉書のサイズに対応した間隔で形
成されている。
【0020】熱記録時には、インクリボン36がサーマ
ルヘッド21によって背後から葉書30に押圧されると
ともに、キャリッジ25が駆動ベルト28によって副走
査方向に移動される。サーマルヘッド21はインクリボ
ン36の例えばイエローインクエリアの背後を加熱し、
溶融または軟化したインクを葉書30に転写する。イエ
ロー画像の1ラインの熱記録が終了すると、キャリッジ
25は初期位置に戻される。これと同時にインクリボン
36が送られて次のマゼンタインクエリアが熱記録位置
にセットされ、先に熱記録したイエローの1ラインの上
にマゼンタの1ラインが記録される。マゼンタ画像の1
ラインの熱記録が終了すると、キャリッジ25は初期位
置に戻される。これと同時にインクリボン36が送られ
て次のシアンインクエリアが熱記録位置にセットされ、
先に熱記録したイエロー,マゼンタの1ラインの上にシ
アンの1ラインが熱記録される。これにより、フルカラ
ープリントが得られる。
【0021】プラテン33を挟む前後には、葉書30を
熱記録位置に搬送する給送ローラ対37と、熱記録が終
了した葉書30を排紙口(図示せず)に搬送する排紙ロ
ーラ対38とが設けられている。給送ローラ対37と排
紙ローラ対38は、ともにローラ間に葉書30を挟み込
んだ状態で駆動側のローラ37a,38aが時計方向に
回転されることにより葉書30を搬送する。給送ローラ
対37と排紙ローラ対38の駆動側ローラ37a,38
aには、紙送りモータ39が接続されている。図2に示
すように紙送りモータ39はプリントコントローラ19
からの駆動データを受けたモータドライバ40により制
御され、熱記録速度に応じて葉書30を給送する。
【0022】また、プリントコントローラ19ではモー
タドライバ40を介して紙送りモータ39を制御すると
ともに、給送ローラ対37の回転から葉書30の送り量
をカウントしている。このカウント値はCPU14に送
出され、CPU14では葉書30の装填方向(上下)を
判定するためのデータとして用いられる。
【0023】葉書30は、箱状の給紙カセット42に複
数枚積層されて収納されている。給紙カセット42がビ
デオプリンタ本体に装着されると、給紙カセット42の
前面下方に設けられた切込み部42aからビデオプリン
タに設けられた可動レバー(図示せず)が挿入される。
そして、この可動レバーが上方に移動することにより葉
書30の前端部が持ち上げられる。そして、最上層の葉
書30の上面が上方に設けられた給紙ローラ43に接触
すると、この給紙ローラ43の回転により葉書30が1
枚給紙される。給紙ローラ43は、前述の紙送りモータ
39にクラッチ機構44を介して連結されており、葉書
30を1枚送り出した後にはクラッチ機構44が紙送り
モータ39からの駆動力を切り離すので、続けて葉書3
0が送り出されることはない。
【0024】なお、本発明のビデオプリンタでは、葉書
30の印刷が施されていない裏面に熱記録を行なうため
に、葉書30は裏面を上にして給紙カセット42に装填
するが、この状態を裏側装填とし、これとは逆に印刷さ
れている面を上にして装填した場合を表側装填とする。
【0025】給紙カセット42と給送ローラ対37との
間には、葉書30の通過中に印刷部を検出するための3
個のフォトセンサ45a,45b,45cが配置されて
いる。このフォトセンサ45a,45b,45cは、周
知のように投光部と受光部とを一体に備えており、葉書
30で反射されてきた投光部からの光を受光部で検知す
る。受光部の出力信号は、無印刷部と印刷部とで変化す
ることに基づいて印刷部を検出する。また、フォトセン
サ45a,45b,45cは固定されているが、葉書3
0が給送されることにより葉書30を縦方向に3か所で
走査することができる。
【0026】図3に示すように、フォトセンサ45a,
45b,45cは、それぞれ葉書30の切手部30aを
走査する位置と、宛先用の郵便番号のマス目30bの1
桁目を走査する位置と、同じく5桁目を走査する位置と
に配置されている。図2に示すように、各フォトセンサ
45a,45b,45cはA/D変換器46a,46
b,46cを介してCPU14に接続されており、CP
U14では各フォトセンサ45a,45b,45cの出
力信号の大きさから印刷部の有無を判定し、そして印刷
部の位置から葉書30の装填方向を判定している。
【0027】葉書30の印刷部の位置を確認するため
に、プリントコントローラ19では、給送ローラ対37
の回転から葉書30の送り量をカウントし、そのカウン
ト値をCPU14に送出している。葉書30は、端縁か
ら郵便番号用のマス目30bまでの距離や、切手部30
aから差出し人用の郵便番号のマス目30cまでの距離
等が一定とされている。これにより、CPU14ではフ
ォトセンサの検知と葉書30の送り量とから葉書30の
装填方向が判別できる。なお、本実施例では、基準とな
る葉書30の送り量として、葉書30の上辺端縁から切
手部30aまでの送り量を規定値L1とし、切手部30
aからマス目30bまでの送り量を規定値L2とする。
【0028】CPU14は、フォトセンサ45a,45
b,45cの出力信号がスレッシュホールドレベル以下
であり、葉書30の送り量が規定値L1を越えたときに
は、切手部30a等が印刷された表面を上にした表側装
填であると判定する。また、最初にフォトセンサ45a
が印刷部を検出してから、葉書30が規定値L2だけ送
られた位置でフォトセンサ45bが反応したときには、
葉書30は裏面が上の裏側装填であり、かつ切手部30
a側から装填されている正規の装填であると判定する。
更に、フォトセンサ45cが最初に印刷部を検出した場
合には、葉書30は差出人用の郵便番号のマス目30c
側から装填されている逆装填と判定する。
【0029】また、通常の葉書30とは別に、表面の下
部に抽選番号が印刷された年賀状や暑中見舞い用の葉書
等もあるため、フォトセンサ45aが印刷部を検出し、
フォトセンサ45bの検出位置が葉書30が規定値L2
だけ送られた位置ではない場合、フォトセンサ45aが
検出し、フォトセンサ45bが検出しなかった場合に
は、葉書が差出人用の郵便番号のマス目側から装填され
ている逆装填と判定する。
【0030】次に、本実施例の作用について図4を参照
して説明する。入力端子2に接続されたビデオテープレ
コーダを再生状態にすることによって、映像信号がセレ
クタ3を介してモニタ6に送出され、モニタ6上に動画
像として表示される。
【0031】モニタ6上の動画像を見て印刷したいシー
ンを探し、決定したら操作パネルの入力モード指定キー
15を操作する。入力モード指定キー15が操作される
と、CPU14はメモリコントローラ12に書込み信号
を送出し、メモリコントローラ12は、アナログ信号処
理回路4で赤色,緑色,青色の信号に分離され、A/D
変換器11でデジタル化された1画面分の映像信号を画
像データとしてメモリ7に書き込む。
【0032】また、CPU14はセレクタ3を端子3b
側に切り換え、メモリコントローラ12に読出し信号を
送出する。メモリコントローラ12は、メモリ7から画
像データを読み出して、D/A変換器8に送出する。画
像データは、D/A変換器8でアナログ化され、アナロ
グ信号処理回路9でNTSC形式の映像信号とされてセ
レクタ3を介してモニタ6に送られる。これにより、モ
ニタ6上には1画面の静止画像が表示される。
【0033】上記のようにモニタ6に表示された静止画
像を確認してから、プリントキー16を操作する。この
プリントキー16が操作されると、CPU14は読出し
信号をメモリコントローラ12に送出する。読出し信号
を受けたメモリコントローラ12は、メモリ7に書き込
まれた赤色,緑色,青色の画像データを1ラインづつ交
互に読み出し、プリントコントローラ19に送出する。
【0034】プリントコントローラ19は、モータドラ
イバ40を介して紙送りモータ39を駆動し、紙送りモ
ータ39はクラッチ機構44を介して給紙カセット42
の上部の給紙ローラ43を回転する。給紙ローラ43の
回転により送り出された葉書30は、給送ローラ対37
にニップされて給送ローラ対37に給送される。その間
に、下方に配置されたフォトセンサ45a,45b,4
5cが搬送中の葉書30を走査して、印刷部の検出を行
なう。例えば、葉書30が裏面を上にして差出人の郵便
番号のマス目30c側から装填されている逆装填の場合
には、フォトセンサ45cが郵便番号のマス目30cを
検出する。
【0035】フォトセンサ45cの検出信号は、A/D
変換器46c介してCPU14に送出される。CPU1
4は、逆装填と判定して給送ローラ対37と排紙ローラ
対38とをそのまま回転させて、プリントすることな
く、葉書30を排紙口から排出する。そして、操作パネ
ルの表示部17には「ゴソウテン」の警告が表示されて
装填方向の確認を促す。また、葉書30が表面を上にし
て装填されている場合には、フォトセンサ45a,45
b,45cはいずれも印刷部を検出しないので、CPU
14は表側装填と判断し、やはり葉書30をそのまま排
出する。
【0036】葉書30の誤装填を確認した後は、給紙カ
セット42をビデオプリンタ本体から取り出し、給紙カ
セット42内の葉書30の装填をし直してから、ビデオ
プリンタに再び装着する。そして、再度プリントキー1
6を操作する。
【0037】プリントキー16の操作により、葉書30
が給紙カセット42から送り出される。葉書30は、給
送ローラ対37にニップされ給送される間にフォトセン
サ45a,45b,45cによって走査される。まず、
フォトセンサ45aが印刷部を検出し、次にフォトセン
サ45bが印刷部を検出する。フォトセンサ45a,4
5bの検出結果はA/D変換器46a,46bを介して
CPU14に送出される。CPU14では、フォトセン
サ45bの検出が、フォトセンサ45aの検出後から規
定値L2だけ送られた後であるときに、正装填と判定
し、プリントコントローラ19にプリント開始信号を送
出する。
【0038】プリントコントローラ19は、送られたき
た1ライン分の各色の画像データから色及び階調補正
と、イエロー,シアン,マゼンタへの色変換とを行う。
変換された各色の画像データは、イエロー画像データだ
けがヘッドドライバ20に送られる。ヘッドドライバ2
0は、イエロー画像データを基にサーマルヘッド21を
駆動し、サーマルヘッド21はプラテン33上でインク
リボン36のイエローインクエリアを背後から加熱し
て、溶融あるいは軟化したインクを葉書30に転写す
る。
【0039】サーマルヘッド21の駆動と同時に、プリ
ントコントローラ19は駆動データをモータドライバ3
1に送出し、モータドライバ31はキャリッジモータ2
9を制御して駆動ベルト28でキャリッジ25をガイド
軸24に沿って移動させる。これにより、葉書30の副
走査方向にイエロー画像が1ライン熱記録される。イエ
ロー画像の熱記録が終了すると、キャリッジ25は駆動
ベルト28により初期位置に戻される。これと同時にイ
ンクリボン36が送られ、次のマゼンタインクエリアが
サーマルヘッド21の位置に移動する。そして、イエロ
ー画像の1ラインの上にマゼンタ画像の1ラインが熱記
録される。
【0040】マゼンタ画像の熱記録が終了すると、キャ
リッジ25は再び初期位置に戻され、これと同時にイン
クリボン36が送られてサーマルヘッド21の位置にシ
アンインクエリアが移動される。そして、サーマルヘッ
ド21により前述のイエロー,マゼンタが重ねて熱記録
された1ラインの上にシアン画像を熱記録する。以降、
2ライン目以降が熱記録され、終了すると排紙ローラ対
38により排紙口に排出される。
【0041】なお、上記実施例では、フォトセンサの検
出により、葉書の裏面にのみプリントを行うようにした
が、逆にフォトセンサの検出結果から表面の印刷部の位
置を検出して、葉書のマス目内に郵便番号をプリントし
たり、宛て名や差出し人名等をプリントできるようにし
てもよい。
【0042】図5及び図6に示す実施例は、フォトセン
サ50をサーマルヘッド51の下部に組み込んだもので
ある。サーマルヘッド51は、副走査方向に移動し、葉
書52は主走査方向に給送されるので、フォトセンサ5
0は葉書52の全面を走査して印刷部を検出することが
できる。しかも、フォトセンサ50が発熱素子53より
も下部に設けられているので、発熱素子53がインクリ
ボン54を介して熱記録を行なっている次のラインの走
査をすることができる。そのため、例えば葉書52の下
部に印刷部55がある場合にはフォトセンサ50が先に
印刷部55を検出し、サーマルヘッド51を現在熱記録
を行なっているラインでストップさせることができる。
また、熱記録を行なう前にサーマルヘッド51と葉書5
2とを副走査方向と主走査方向とに移動させ、先に印刷
部の検出を行い、印刷部が検出されなかった場合にのみ
熱記録を実行させるようにしてもよい。
【0043】なお、上記各実施例では熱転写記録タイプ
のビデオプリンタについて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば感熱記録タイプやイン
クジェットタイプのビデオプリンタでもよい。更に、シ
リアルプリンタだけでなくラインプリンタやページプリ
ンタ等にも利用することができる。また、葉書にプリン
トを行う実施例としたが、その他の印刷紙に対しても本
発明を適用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
装置によれば、プリントを行なう前にフォトセンサで記
録紙を走査し、印刷部の有無や装填方向を判定するよう
にしたので、記録紙の誤装填による誤プリントを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたビデオプリンタのプリンタ部の
構成を示す斜視図である。
【図2】ビデオプリンタの概略図である。
【図3】葉書とフォトセンサとの位置関係を示す説明図
である。
【図4】ビデオプリンタの動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の別の実施例のサーマルヘッドを示す側
面図である。
【図6】ビデオプリンタの印刷状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
14 CPU 17 表示部 21,51 サーマルヘッド 30,52 葉書 45a,45b,45c,50 フォトセンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に印刷部が形成された記録紙をカセ
    ットから送り出し、サーマルヘッドでプリントするプリ
    ンタ装置において、 前記カセットとサーマルヘッドとの間に、記録紙の印刷
    部を検出するフォトセンサを設けたことを特徴とするプ
    リンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記記録紙は特定の位置に印刷部が形成
    された葉書等の印刷紙であり、前記フォトセンサは印刷
    紙の幅方向に沿って複数配列され、この複数個のフォト
    センサの検出結果と印刷紙の給送量とから印刷紙の表
    裏,装填方向を判定することを特徴とする請求項1記載
    のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷紙の表裏及び装填方向が不適正
    の場合には、印刷紙をプリントすることなく排紙するよ
    うにしたことを特徴とする請求項2記載のプリンタ装
    置。
  4. 【請求項4】 片面に印刷部が形成された記録紙をカセ
    ットから送り出し、発熱素子がライン状に配列されたサ
    ーマルヘッドでプリントするプリンタ装置において、 前記サーマルヘッドには、記録紙の給送方向に対して発
    熱素子より上流側に印刷部を検出するフォトセンサが組
    み込まれていることを特徴とするプリンタ装置。
JP00631994A 1994-01-25 1994-01-25 プリンタ装置 Expired - Fee Related JP3483287B2 (ja)

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