JPH03155965A - 熱転写カラープリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本１条はプラテンローラ上の印画紙にサーマルヘッドに
よって印画する熱転写カラープリンタに関する。

Ａもハへ 本肴雲の熱転写カラープリンタはサーマルヘッドの保護
カバーにプラテンローラ上の印画紙の先端を検出するた
めの検出手段を設けたことを特徴とする。

（従来の技術） 従来、熱転写カラープリンターとして、例えば第３図に
示すようなものが知られている。この熱転写カラープリ
ンタは、外周に印画紙２を巻き付けて図示しない駆動手
段によって回転せしめられるプラテンローラ１と、この
プラテンローラ１よシも大径で同心円状のガイド面３ａ
を有するとともに、印画紙２をプラテンローラ１に向け
て押圧する複数の圧接ローラ４，４．・・・を有するガ
イド手段３と、発熱体を線状に配設してプラテンローラ
１上の印画紙２にインクシート５を介して接離しうるよ
うに軸支されたサーマルヘッド８全備える。プラテンロ
ーラ１の矢印Ａで示す回転方向に対してサーマルヘッド
８よりも前側のガイド面３ａには、転写シート２の先端
を検出する反射型の第１光センサ３５’に設ｆｆる一方
、サーマルヘッド８の先端と対向するガイド手段３の上
部には、インクシート５の３原色の各マーカーを検出す
る反射型の第２光センサ９を設けている。

上記第２光センサ９ば、供給ロール６から巻取ロール７
へ矢印Ｂの如く送られるインクシート５のイエローマー
カーを検出して、最初のイエローインク部をサーマルヘ
ッド８の接触部８ａに頭出しする。一方、上記第１光セ
ンサ３５は、プラテンローラ１に巻き付けられて送られ
てくる印画紙２の先端を検出したとき、電源をしてサー
マルヘッド８に印画のだめの通電を開始せしめる。そし
て、プラテンローラ１の矢印入方向への回転に伴って行
方向へのラインプリントが列方向に繰り返されて、最初
の１回転でイエローインクが印画紙２にプリントされる
。以下、プリンタは、次のマゼンタインク、その次のシ
アンインクについても上述と同様に動作して、３原色に
よるカラープリントが終了する。

（発明が解決しようとする課題） ところが、上記従来の熱転写カラープリンタは、プラテ
ンローラ１の回転方向に対してサーマルヘッド８よシも
前側に第１光センサ３５を設けているため、サーマルヘ
ッド８を通過した後に印画紙２の先端を検出してプリン
トを開始することになって、第１光センサ３５からサー
マルヘッド８の接触部８ａ箇での長さに相当する余白が
印画紙２に生じるという欠点がある。換言すれば、印画
紙２に全体に亘って印画することができず、印画紙２が
無駄になるという欠点がある。

そこで、本発明の目的は、プラテンローラ１に巻き付け
られた印画紙２の先端がサーマルヘッド８の発熱体に達
する前に、インクシートを介して印画紙２の先端を予め
検出し、この検出信号に基づいてプラテンローラ１を所
定角度回転させることによって、印画紙２に全体に亘っ
てプリン）ｔ＝行なうことができる熱転写カラープリン
タを提供することである。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明の熱転写カラープリン
タは、駆動手段によって回転せしめられるプラテンロー
ラと、発熱体を線状に配設して上記プラテンローラ上の
転写シートにインクシートを介して接離しうるように設
けられたサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドの保護
カバーに設けられ、インクシートを介してプラテンロー
ラ上の印画紙の先端を検出する検出手段と、この検出手
段からの検出信号を受けて上記駆動手段に、プラテンロ
ーラを所定角度だけ回転させるプリント開始位置決め信
号を出力する制御手段を備える。

（作用） 本発明の熱転写カラープリンタにおいて、印画紙は、駆
動手段で回転せしめられるプラテンローラによって送ら
れる。検出手段は、送られてくる印画紙の先端をインク
シートを介して検出して検出信号を出力し、この検出信
号を受けた制御手段は、駆動手段にプリント開始位置決
め信号を出力して、プラテンローラを例えば転写シート
の先端がサーマルヘッドの発熱体の位置にくるまで所定
角度だけ回転させる。そして、所定角度の回転が終ると
、サーマルヘッドへの通電が始まシ、印画紙上に３色色
のうち最初の原色によるプリントが開始される。この位
置からプラテンローラが１回転する間に、上記原色によ
るプリントが印画紙全体に亘って行なわれる。上述のプ
リント開始位置決めとプリント過程のさらに２回の繰り
返しにより、プラテンローラの３回転でカラープリント
が終了する。

かくて、印画紙の先端に余白の生じない全面プリントが
可能になる。なお、上記所定角度は、検出手段からサー
マルヘッドまでの弧長に相当する値にする必要はなく、
これを種々変化させて上記余白の長さを調整することも
可能である。

（実施例） 以下、本発明を図示の実施例によシ詳細に説明する。

第１図は本発明の熱転写カラープリンタの一実施例を示
す概略図であり、１は外周に印画紙２を巻き付けて矢印
Ａで示す方向に回転せしめられるプラテンローラ、３ば
このプラテンローラよりも大径で同心円状のガイド而３
ａを有するとともに、上記印画紙２をプラテンローラ１
に向けて押圧する複数の圧接ローラ４，４・・・を有す
るガイド手段、５はガイド手段３の上部開口３ｂＫ臨ん
で供給ロール６と巻取ローラ７との間に張架され、矢印
Ｂで示す方向に送給されるインクシート、９はインクシ
ート５の３原色の各マーカーを検出するためにガイド手
段３の上部開口縁に設けた反射型の第２光センサである
。

以上の部材は、第３図で述べた従来例と同様であり、同
じ部材には同一番号を付している。１８は発熱体１８　
ａ”？：線状に配設してプラテンローラ１上の印画紙２
に、前記インクシート５を介して接離するよう設けられ
たサーマルヘッドである。

上記サーマルヘッド１８は、基端をピン１１で軸支して
回動自在に設けられた保持部材１０の先端側下面に取シ
付けられ、その先端にインクシート５を案内し、かつ光
を反射するガイド板１２を固定している。また、上記プ
ラテンローラ１は、側部のプーリー１ａに巻架したタイ
ミングベルト１３とモータ側のブーＩＪ　−１４ａを介
してパルスモータ１４によって回転駆動される。

第２図に示すようにサーマルヘッド１８の保護カバー１
８ｂの開口部１８ｂ′には、インクシート５を介してプ
ラテンローラｌ上の印画紙２の先端全検出する第１光セ
ンサ２５を設ける。そして、この第１光センサ２５から
の検出信号を受けて上記パルスモータ１４に、プラテン
ローラ１を所定角度だけ回転させる所定数のパルスから
なるプリント開始位置決め信号を出力するパルスモータ
駆動回路２６を設けている。上記所定角反却ち所定パル
ス数は、例えば第１光センサ２５からサーマルヘッド１
８の発熱体１８ａ′までの弧長に相幽しており、プラテ
ンローラ１の所定角度の回転が終ると、図示しない電源
回路からサーマルヘッド１８へプリントのための通電が
始まるようになっている。

上記構成の熱転写カラープリンタは、次のように動作す
る。

ガイド手段３の下部の給紙口３ｃから挿入された印画紙
２は、パルスモータ１４で回転せしめられるプラテンロ
ーラ１の外周に複数の圧接ローラ４．４．・・・によっ
て巻き付くように押し付けられて送られる。この間にサ
ーマルヘッド１８は、第１図の１点鎖線で示す待機位置
から第１図の実線で示すマーカー読取位置まで回動し、
図示しない駆動手段によって巻取ロー／ｌ／７が回転し
てインクシート５が送給され、第２光センサ９によりイ
エローインクのマーカーが検出されるとこの検出信号に
基づいて上記駆動手段は停止し、最初のイエローインク
部がサーマルヘッド１８の接触部１８ａに頭出しされる
。

一方、第１光センサ２５は、送られてくる印画紙２の先
端を検出して検出信号を出力し、この検出信号を受けた
パルスモータ駆動回路１６は、パルスモータ１４にプリ
ント開始位置決め信号を出力して、プラテンローラ１を
例えば印画紙２の先端がサーマルヘッド１８の発熱体１
８ａ′にくるまで所定角度だけ回転させる。

こうして、インク部５０頭出しと印画紙２のプリント開
始位置決めが終わると、サーマルヘッド１８は第１図の
矢印Ｃ方向に回動し、インクシート５を介して印画紙２
をプラテンローラ１に押し付けてサーマルヘッド１８に
通電が始まって、イエローインクによる１ライン分のプ
リントが行なわれ、次にプラテンローラ１が僅かに前転
して次の１ライン分のプリントが行なわれる。このライ
ンプリントの繰返しによシブラテンローラ１が１回転す
るまでに印画紙２への黄色のプリントが終了する。する
と、サーマルヘッド１８は、プラテンローラ１から離間
してマーカー読取位置に戻シ、第２番目のマゼンタイン
クの頭出しが行なわれる。

この間にプラテンローラ１はＡ方向に回転駆動され印画
紙２も送られて再び印画位置までくると、サーマルヘッ
ド１８が押し付ケられて、マゼンタのプリントが行なわ
れる。

同様にして、シアンのプリントが行なわれてカラープリ
ントが完了する。

なお、本発明が図示の実施例に限られないのはいうまで
もない。

（発明の効果） 以上の説明で明らかなように、本発明の熱転写カラープ
リンタは、駆動手段によって回転せしめられるプラテン
ローラの回転方向に対してサーマルヘッドの発熱体より
も後側であるサーマルヘッドの保護カバに印画紙の先端
をインクシートラ介して検出する検出手段を設け、この
検出手段からの検出信号を受ける制御手段が出力するプ
リント開始位置決め信号によって、プラテンローラを所
定角度だけ回転させるようにしているので、従来例では
不可能であった印画紙の印画の余白をなくしてプリント
の無駄をなくすことができ、あるいは余白長さを任意に
調整することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の熱転写カラープリンタの一実施例を示
す概略図、第２図は本発明のサーマルヘッドの一実施例
を示す概略図、第３図は従来の熱転写カラープリンタの
一例を示す概略図である。 図面中、１はプラテンローラ、２は印画紙、３はガイド
手段、３ａはガイド面、４，４は圧接ローラ、５はイン
クシート、８．１８はサーマルヘッド、１８ａは発熱体
基板、１８ａ′は発熱体、１８ｂは保護カバー、１８ｃ
はヒートシンク、１０は保持部材、１３はタイミングベ
ルト、１４はパルスモータ、２５．３５は第１光センサ
、２６はパルスモータ駆動回路を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、駆動手段によって回転せしめられるプラテンローラ
   と、発熱体を線状に配設して上記プラテンローラ上の印
   画紙にインクシートを介して接離するように設けられた
   サーマルヘッドと、前記サーマルヘッドの保護カバーに
   設けられ、インクシートを介してプラテンローラ上の印
   画紙の先端を検出する検出手段と、この検出手段からの
   検出信号をうけて上記駆動手段に、プラテンローラを所
   定角度だけ回転させるプリント開始位置決め信号を出力
   する制御手段とを備えた熱転写カラープリンタ。