JPH0720594Y2 - 蛍光磁粉探傷装置 - Google Patents

蛍光磁粉探傷装置

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JPH0720594Y2
JPH0720594Y2 JP1728088U JP1728088U JPH0720594Y2 JP H0720594 Y2 JPH0720594 Y2 JP H0720594Y2 JP 1728088 U JP1728088 U JP 1728088U JP 1728088 U JP1728088 U JP 1728088U JP H0720594 Y2 JPH0720594 Y2 JP H0720594Y2
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JP
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vtr
magnetic particle
signal
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flaw detector
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翼 白井
房太郎 釣
慎也 井上
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、多数の翼列から成る回転体の翼根、翼溝部の
蛍光磁粉探傷試験結果を、VTRに記録し、画像処理装置
により自動判定を行なう蛍光磁粉探傷装置に関する。
[従来の技術] タービンロータの翼根、翼溝等の磁粉探傷検査(MT)に
用いられる自動蛍光磁粉探傷装置としては、先に本考案
者らが実願昭61-161704号として出願した例がある。
第4図および第5図は上記装置の概要を示す図である。
第4図に示すようにタービンロータ翼1の翼根、翼溝部
の探傷は、上記タービンロータ翼1の下方に設置した自
動蛍光磁粉探傷装置2によって行なわれる。上記装置2
は第5図に示すように、磁化器3による磁化、散布ノズ
ル4による磁粉液散、ブラックライト5による光照射、
鏡6を介してのTVカメラ7による撮影、モニタTV受像機
8による画像表示、映像と音声とを同時に記録可能なVT
R9による記録等の工程を自動的に行なうものとなってい
る。
上記のようにしてVTR9に記録した画像について、画像処
理装置を用いて欠陥の自動判定を行なう場合の判別手法
の一つに「辞書ありパターンマッチング法」がある。こ
れは第6図(a)に示すMT画像の例にみられるように、
各翼根、翼溝のMT画像には(イ),(ロ),(ハ)のよ
うな欠陥指示の他に、(ニ)のような形状指示が常に認
められるので、これを除去するために、(b)のように
予め辞書として形状指示と同一のマスクパターンを作成
しておき、(a)と(b)とを比較したときに(b)と
異なる部分がある場合にのみ欠陥指示があると判断し、
欠陥があれば(c)のようにその欠陥指示だけを抽出表
示する手法である。
この手法を適用する場合には、MT画像の形状指示(ニ)
と、辞書である形状指示のマスクパターン(ホ)とを画
像処理装置の画面で完全に一致させる必要がある。この
ため、動画を処理する際には(a)と(b)を比較する
タイミングが非常に重要となる。しかるに従来の一般的
なVTRを用いた記録では、タイミング信号を記録するこ
とができなかった。
[考案が解決しようとする課題] 従来のように、VTRを用いた記録では、タイミング信号
を記録することができなかった為、タービンロータを回
転させながら連続的に探傷し撮影した画像に上記判別手
法を適用する際、(a)と(b)とを比較するためのタ
イミングを適切にすることが困難であり、タイミングの
ずれが生じる。こうした場合、形状指示が辞書のマスク
パターンと一致しなくなり、それらが欠陥指示であると
誤判定されてしまうことになる。
本考案はこのような事情に基いてなされたものであり、
その目的は実用的な検査速度で回転させた被検体につい
て連続的に撮影して探傷した結果をVTRに記録し、そのM
T画像について画像処理を行なうことにより欠陥を自動
判定する場合において、適切なタイミング信号を供給で
き、「辞書ありパターンマッチング法」を適用して正確
な欠陥自動判別を行なえる蛍光磁粉探傷装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決し目的を達成するために次のような手段
を講じた。すなわち、映像と音声を同時に記録可能なVT
Rの音声入力端子に近接センサからの信号を入力して記
録すると共に、これを再生した信号を、画像処理に必要
な適切なタイミング信号として用いるようにした。なお
上記タイミング信号を得るための同期回路としては、記
録部にレベル変換回路とパルス幅変換回路とを設け、再
生部に増幅回路とチャタリング防止回路とパルス遅延可
変回路とを設けたものであることが望ましい。
[作用] 上記手段を講じたことにより、次のような作用を呈す
る。VTRの音声記録領域に記録された近接センサからの
信号を適切なタイミング信号として用い得るので、「辞
書ありパターンマッチング法」を適用してMT画像からの
欠陥を正確に自動判別することが可能となる。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明す
る。
第1図には、一実施例に係る蛍光磁粉探傷装置の機能ブ
ロックが示されている。
本実施例の蛍光磁粉探傷装置は、装置本体に組込まれて
いる翼識別用の近接センサ10が、多数の翼列からなる回
転体の各翼位置を検出してタイミング信号Cを、VTR画
像処理用同期回路11に対して出力する。また同時に、TV
カメラ7が、近接センサ10が対向する翼位置の映像を捕
らえて映像信号Aを、一般用VTR9の映像入力端子に対し
て出力する。なお、VTR9は一般用に限定されるものでは
なく映像と音声とを同時に記録する機能(一般のVTRが
備えている機能)を有するものであれば他のものであっ
ても良い。
VTR画像処理用同期回路11は、近接センサ10からのタイ
ミング信号Cを、後述する記録部で音声と等価な信号E
に変換してVTR9の音声入力端子へ出力する。
VTR9は、VTR画像処理用同期回路11からの信号Eが入力
するタイミングで、TVカメラ7からの映像信号Aを同時
に記録し、MT画像を記録する。そして音声等価信号とし
て記録されている信号Eの再生出力となるタイミング信
号FをVTR画像処理用同期回路11へ出力する。
そしてVTR画像処理用同期回路11は、VTR9からタイミン
グ信号Fを後述する再生部で受けて波形を整形した後、
画像処理装置12に外部トリガ入力信号Dとして出力す
る。
画像処理装置12は、VTR9からの再生されたMT画像信号B
を、VTR画像処理用同期回路11からの外部トリガ入力信
号Dのタイミングで画像処理するものである。
第2図はVTR画像処理用同期回路11の詳細な構成を示し
たブロック図である。図示の如く、VTR画像処理用同期
回路11は記録部と再生部とから構成されている。VTR画
像処理用同期回路11の記録部は、近接センサ10からのタ
イミング信号Cを、レベル変換回路21でレベル変換し、
さらにパルス幅変換回路22でパルス幅を変換して、VTR9
の音声入力端子に入力可能な音声と等価な信号Eを生成
する。またVTR画像処理用同期回路11の再生部は、増幅
回路23、チャタリング防止回路24、パルス幅整形回路2
5、パルス遅延可変回路26から、画像処理に必要な適切
なタイミング信号Dを生成するための回路を構成してい
る。
すなわち、本実施例では、近接センサ10からのタイミン
グ信号Cを、翼の磁粉探傷の映像と同時にVTR9に記録
し、画像処理時に再生して、画像処理装置12における映
像信号とタイミング信号との同期を取るようにしてい
る。
かくして「辞書ありパターンマッチング法」を適用して
欠陥の自動判別が行なわれる。
第3図の(a)および(b)は、第2図に示した記録部
および再生部における各回路のタイミング波形図であ
る。なお一例としてi番目の翼とi+1番目の関係を示
してある。iは自然数である。記録部では第3図(a)
に示すように近接センサ10により得られた翼識別用の幅
広の矩形パルスからなるタイミング信号Cが、レベルお
よび幅を変換されて音声と等価な信号Eとなり、VTR9の
音声入力端子から記録される。
再生部では第3図(b)に示すように再生波形のタイミ
ング信号FがP,Q,Rの順に波形整形された後、マスクパ
ターンと比較するための適切なタイミングに調整するた
めにΔt時間だけ遅延された後、これがトリガ入力信号
Dとして、画像処理装置12に対して出力される。
このように本実施例によれば、近接センサ10からの信号
をレベル変換および幅変換を行なったのち一般用VTR9の
音声入力端子に入力して記録すると共に、それを再生し
た信号から画像処理に必要な適切なタイミング信号をつ
くり出し、これを画像処理装置12に供給するようにした
ので、「辞書ありパターンマッチング法」を適用して欠
陥の自動判別を正確に行なうことが可能となる。その結
果、全ての探傷作業工程を自動化でき、検査工程が大幅
に低減される。
[考案の効果] 本考案によれば、実用的な検査速度で回転させた被検体
について連続的に撮影して探傷した結果を一般用VTRに
記録し、そのMT画像について画像処理を行なうことによ
り欠陥を自動判定する場合において、適切なタイミング
信号を供給でき、「辞書ありパターンマッチング法」を
適用して正確な欠陥自動判別を行なえる蛍光磁粉探傷装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図であり、第
1図は本装置の構成を示す図、第2図はVTR画像処理用
同期回路の構成を示すブロック図、第3図(a)(b)
は各回路のタイミング波形図である。第4図〜第6図
(a)(b)(c)は従来例を示す図であり、第4図は
自動蛍光磁粉探傷装置による探傷状況を示す図、第5図
は探傷装置の詳細を示す図、第6図(a)〜(c)はパ
ターンマッチング法による欠陥自動判別の一例を示す図
である。 7……TVカメラ、9……一般用VTR、10……近接セン
サ、11……VTR画像処理用同期回路、12……画像処理装
置、21……レベル変換回路、22……パルス変換回路、23
……増幅回路、24……チャタリング防止回路、25……パ
ルス幅整形回路、26……パルス幅遅延可変回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の翼列から成る回転体の翼根、翼溝部
    の蛍光磁粉探傷試験結果をVTRに記録し、画像処理装置
    により自動判定を行なう蛍光磁粉探傷装置において、翼
    位置を検出する近接センサからの信号をVTRの音声入力
    端子に入力して記録する手段と、この手段により記録し
    た信号を画像再生時において取出し検査画像と基準画像
    とを一致させるための同期信号として用いる手段とを具
    備したことを特徴とする蛍光磁粉探傷装置。
JP1728088U 1988-02-12 1988-02-12 蛍光磁粉探傷装置 Expired - Lifetime JPH0720594Y2 (ja)

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JP1728088U JPH0720594Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 蛍光磁粉探傷装置

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JPH01121848U JPH01121848U (ja) 1989-08-18
JPH0720594Y2 true JPH0720594Y2 (ja) 1995-05-15

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