JPS5940263B2 - 非破壊検査機器に用いる感度設定補助装置 - Google Patents

非破壊検査機器に用いる感度設定補助装置

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JPS5940263B2
JPS5940263B2 JP53032551A JP3255178A JPS5940263B2 JP S5940263 B2 JPS5940263 B2 JP S5940263B2 JP 53032551 A JP53032551 A JP 53032551A JP 3255178 A JP3255178 A JP 3255178A JP S5940263 B2 JPS5940263 B2 JP S5940263B2
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JP
Japan
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waveform
signal
flaw
peak value
flaw detection
Prior art date
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Expired
Application number
JP53032551A
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English (en)
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JPS54124785A (en
Inventor
恭之 古川
公貴 井上
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPS54124785A publication Critical patent/JPS54124785A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気探傷器、超音波探傷器等の非破壊検査機器
の感度設定の際に用いられる感度設定補助装置に関する
この種の非破壊検査機器(以下NDIという)は所定の
感度を得るため、又は被検物の変更等に対処するために
定期的に、又は必要に応じて感度設定が行われる。
この感度設定は従来次のようにして行われるのが一般的
であつた。すなわち、被検物と同仕様のものに形状・寸
法が既知の標準疵を適数個付してなるサンプルピースを
用意し、これをNDIの検出部に臨ませ、被検物に対す
ると同様に走査して前記標準疵についての探傷信号を検
出部から標準疵の個数分、次々と得、この間にNDI中
の増幅回路部のゲインを調整してその出力が標準疵に対
応して定めた所定のレベルになるようにして行われる。
ところがこのような方法による場合は、標準疵からの探
傷信号は1回の走査では感度設定に十分なだけの個数が
得られず、再三に亘つてサンプルピースを移動させる等
複数回の走査が必要であり、多大の労力と長時間を要す
るという問題点があつた。しかも標準疵から得られる探
傷信号のレベルは一定せず、手動設定の場合は調整困難
、またNDIに自動感度設定装置を付設している場合は
誤設定の虞れがあるという問題点もあつた。本発明は斯
かる従来の問題点を解決するためになされたものであつ
て、感度設定を容易且つ正確に行うことを可能としたN
DI用の感度設定補助装置を提供することを目的とし、
以下に本発明を鋼管用磁気探傷器に適用した実施例を示
す図面に基いて詳述する。第1図において1は感磁素子
よりなり、被検物たる鋼管に臨ませ探傷信号を得るため
の検出部、2は検出部1が出力する探傷信号を適当なレ
ベルにまで増幅する前置増幅器、3は前置増幅器2の出
力信号から直流分、高周波ノイズ等を除去するフィルタ
、4はフィルタ3の出力を増幅する主増幅器であつて、
該主増幅器4のゲイン調整により感度設定が手動により
行えるようにしており、更に該主増幅器4の出力信号は
CRT5、レコーダ6に表示し得るようにしている一方
、有疵物と判断するに足る最小の疵から得られる探傷信
号に対応するレベルをしきい値とする比較器7に入力さ
れ、比較器□での比較の結果、主増幅器4からの入力信
号がしきい値よりも大である場合はマーカドライバ8を
作動させて、ペイントスプレーガンよりなるマーカ9か
ら被検物の有疵部分近傍にマークを付するように構成さ
れており、斯かる構成は従来の磁気探傷器の基本的構成
として公知である。
而して本発明に係る感度設定補助装置は以下のように構
成されている。すなわち、フイルタ3と主増幅器4との
接続点に対して本発明の感度設定補助装置の入出力信号
がスイツチ10を介して出入りし得るようになつており
、スイツチ10の本発明装置側端子はトリガ信号発生器
11、演算部12を構成するピーク値記憶器12a及び
波形記憶・再生部13を構成する波形記憶器13a夫々
の入力端並びに出力部14の出力端に夫々スイツチ15
,16を介して接続されている。トリガ信号発生器11
はスイツチ15の投入後最初に入力された所定レベル以
上の信号から本発明装置全体のトリガ信号を切出すもの
であつて、前記ピーク値記憶器12a及び波形記憶器1
3aにこのトリガ信号を入力するようにしている。
演算部12はピーク値記憶器12aと演算器12bとか
らなり、ピーク値記憶器12aはトリガ信号の入力後に
スイツチ15を経て入力される信号のピーク値を予め設
定された個数(複数)分記憶するものであり、演算器1
2bはピーク値記憶器12aが記憶した複数のピーク値
の代数平均値を求めてこれに対応する平均ピーク値信号
を出力するものであつて、その出力端は出力部14の一
方の入力端に接続されている。波形記憶・再生部13は
波形記憶器13aと波形再生器13bとからなり、波形
記憶器13aはトリガ信号の入力後にスイツチ15を経
て最初に入力された信号の波形を記憶しておくものであ
り、波形再生器13bはこの波形記憶器13aに記憶さ
れた信号波形をそのまま再生出力するものであつて、そ
の再生信号は出力部14の他方の入力端に入力されるよ
うにしている。出力部14は乗算器等よりなり、波形再
生器13bよりの再生信号波形及び演算器12bよりの
平均ピーク値信号を基に、そのピーク値が平均ピーク値
に一致し、且つ前記再生信号の波形に相似な波形の信号
を予め設定された周期で反復出力するものである。叙上
の如く構成された本発明装置は次のようにして使用され
る。
まず本発明装置を用いて感度設定を行うには第1図に示
した如きサンプルピースSを使用するのが好適である。
このサンプルピースSは例えば3個の標準疵Sl,S2
,S3と、この標準疵より大きいトリガ疵S。とが縦列
形成された、被検対象の鋼管と同仕様の鋼管である。こ
のサンプルピースSを検出部1に臨ませるべく軸心回転
させつつトリガ疵S。側から軸長方向に送導する。これ
に先立つてスイツチ10,15は閉、16は開としてお
くと疵S。,Sl,S2,S3の存在のために検出部1
から得られた探傷信号は前置増幅器2、フイルタ3、ス
イツチ10を経て本発明装置に入力される。まずトリガ
疵S。に対応する探傷信号はスイツチ15を経てトリガ
信号発生器11に入力されるので、トリガ信号が発生し
てピーク値記憶器12a及び波形記憶器13aに入力さ
れ、両器が動作を開始する。このトリガ疵S。は大き目
に設定されているのでトリガ信号発生器11はトリガ信
号の発生をミスすることはない。逆にトリガ疵S。より
小さい後続の標準疵Sl,S2,S3より得られる探傷
信号によつてトリガ信号を誤発生することもない。而し
て標準疵Sl,S2,S3により検出部から得られた、
夫々第2図A,B,Cに示す如きピーク値Vl,V2,
V3の探傷信号Tl,T2,T3がピーク値記憶器12
a及び波形記憶器13aに入力され、各ピーク値Vl,
V2,V3が順次ピーク値記憶器12aに記憶され、ま
た探傷信号T1の波形が波形記憶器13aに記憶される
上記探傷信号Tl,T2,T3は本来同一波形、同一ピ
ーク値を有する筈のものであるが実際にはサンプルピー
スSの揺動、表面の不整等に基因して若干不揃となつて
いる。ピーク値記憶器12aに記憶されたピーク値V,
,V2,V3は順次又は一斉に演算器12bに入力され
、演算器12bは出力部14に対して(V,+V2+V
3Y3に相当する平均ピーク値の信号を出力する。一方
この出力部には波形再生器13bから探傷信号T1の再
生波形信号が入力される。而してサンプルピースSを送
導し終えたときはスイツチ15を開いてスイツチ16を
閉じる。
そうすると波形がT1と相似であつてピーク値が(V1
+V2+V3)/3である第2図Dに示す如き感度設定
のための標準波形T4が出力部14からスイツチ16,
10を経て主増幅器4に所定周期で反復入力される。従
つてCRT5の表示を監視しつつ主増幅器4のゲインを
調整してその出力レベルを所定レベルにすることによつ
て感度設定が完了する。その後はスイツチ10を開いて
本発明装置を切離し、被検物の探傷に備えればよい。上
述のような本発明装置による場合は以下のような利点が
ある。(1)サンプルピースの送導が1回で済み労力負
担が軽減される。
(2)標準波形T4を所望周期で、且つ反復的に得るこ
とができるので手動設定が容易に、しかも短時間内に行
える。
(3)自動感度設定装置が設けられている場合はその応
答速度に見合う周期で標準波形T4を得るようにすれば
よく、この標準波形T4は安定した反復信号であるので
正確な自動感度設定が行える。
(4)標準波形T4は複数個の探傷信号の平均ピーク値
を有しているのでオペレータによる個人差が誤差として
混入する可能性が低い。
(5) NDI装置は近時多チヤンネル化する傾向にあ
り、多チヤンネルの場合はチヤンネル毎に感度設定を行
う必要がある。
従つて従来の方法による場合は感度設定のための労力、
所要時間はチヤンネル数分倍加するが、本発明装置を用
いる場合は大幅に労力、所要時間を削減することが可能
となる。なお上述の実施例ではサンプルピースSに付し
た標準疵の数を3個としたが、より多くする方が標準疵
に対応して得られる探傷信号間のバラツキを吸収し得て
望ましい。
またサンプルピースに付した標準疵が1個の場合は該サ
ンプルピースによる数回の探傷を行い、感度設定するこ
とも考えられる。更に上述の実施例では演算器12bに
より入力信号のピーク値の代数平均値を求めこれをピー
ク値の平均情報として出力することとしたが、入力信号
のピーク値のバラツキを考慮した統計学的演算を施して
その平均的数値を求めるようにしてもよい。更に本発明
は実施例の如き磁気探傷器に限らず超音波探傷器、渦流
探傷器にも適用可能であることは勿論であつて、いずれ
の場合にも省力化と探傷精度向上に優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第1図はサ
ンプルピース及び磁気探傷器と共に示す本発明装置のプ
ロツク図、第2図は本発明装置の動作を説明するための
波形図である。 11・・・・・・トリガ信号発生器、12・・・・・・
演算部、12a・・・・・・ピーク値記憶器、12b・
・・・・・演算器、13・・・・・・波形記憶・再生部
、13a・・・・・・波形記憶器、13b・・・・・・
波形再生器、14・・・・・・出力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非破壊検査機器の検出部から得られる複数の探傷信
    号のうちの少くとも1つの波形を記憶・再生する波形記
    憶・再生部と、所定個数の探傷信号のピーク値の平均的
    数値を求めて平均情報信号を出力する演算部と、波形記
    憶・再生部の再生信号及び前記平均情報信号が入力され
    、そのピーク値が前記平均的数値に一致し、且つ前記再
    生信号の波形に相似な波形の信号を任意の周期で出力部
    とを具備することを特徴とする感度設定補助装置。
JP53032551A 1978-03-21 1978-03-21 非破壊検査機器に用いる感度設定補助装置 Expired JPS5940263B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53032551A JPS5940263B2 (ja) 1978-03-21 1978-03-21 非破壊検査機器に用いる感度設定補助装置

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JP53032551A JPS5940263B2 (ja) 1978-03-21 1978-03-21 非破壊検査機器に用いる感度設定補助装置

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Publication Number Publication Date
JPS54124785A JPS54124785A (en) 1979-09-27
JPS5940263B2 true JPS5940263B2 (ja) 1984-09-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5837557U (ja) * 1981-09-04 1983-03-11 新日本製鐵株式会社 渦流探傷装置の感度較正装置
JP5006349B2 (ja) * 2009-01-08 2012-08-22 株式会社日立ビルシステム ワイヤーロープの探傷装置の校正装置

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JPS54124785A (en) 1979-09-27

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