JPS5940268B2 - アコ−スティック・エミッション信号検出感度検査方法及び装置 - Google Patents

アコ−スティック・エミッション信号検出感度検査方法及び装置

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JPS5940268B2
JPS5940268B2 JP52041186A JP4118677A JPS5940268B2 JP S5940268 B2 JPS5940268 B2 JP S5940268B2 JP 52041186 A JP52041186 A JP 52041186A JP 4118677 A JP4118677 A JP 4118677A JP S5940268 B2 JPS5940268 B2 JP S5940268B2
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JP
Japan
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signal
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channel
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JP52041186A
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久雄 山口
和夫 藤沢
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多チャンネルを有するアコースティック・工ミ
ッション(AcousticEmission以下、単
にAEという。
)信号検出装置(AE計測システム)の各チャンネルの
AE信号検出感度を自動的に検査する方法及びその装置
に関する。AE計測システムにおいては、多数のAEセ
ンサを被試験体表面に取付けて各AEセンサヘの各AE
信号の到着時間差によりその発生位置をオンラインある
いはオフラインで計算し標定しているが、各AE信号を
同一感度で検出することが異常個所の正確な位置標定及
び各AE信号の重大度評価に必要とされる。
このため、AE信号検出の際には各チヤンネルのAE検
出感度の検査が行われねばならない。従来のAE計測シ
ステムでは、前記の感度検査は次の方法により行われた
すなわち、(1)立上りあるいは立下時間の短いパルス
をAEセンサと同一の構造の振動子に加えて擬似AE源
として励振させて各チヤンネルの出力信号を視察し検査
する、(2)機械的に励振させた擬似AE源を機械油、
グリース等の接触媒質を介して被試験体表面に取付けて
、各チヤンネルの出力信号を観察し検査する。
しかし、これらの従来の感度検査方法は以下の欠点を有
している。
すなわち、1つの擬似AE源により感度検査が出来るチ
ヤンネルは該AE源のごく近辺の数個のチヤンネルにす
ぎず、全システムの感度検査を行うには数ケ所において
前記の操作を繰返さねばならないので時間がか\りかつ
検査が不正確であつた。また長時間のAE計測が必要と
される場合にC丸各AEセンサの被試5験体への密着不
良や計器の故障が発生しがちであるので信頼性を維持す
るために各AE信号を一定の感度で検出するには定期的
あるいは不定期的に各チヤンネルの感度検査を行わねば
ならない。これはすべて人手に頼るために時間と労力を
過度に必要とし、また被AE計測システムの運転を中止
しなければならなかつた。従つて、本発明の目的は被A
E計測システムを稼動したま\で、多チヤンネルを有す
るAE計測システムの各AEセンサ及びチヤンネル全体
の感度を自動的に正確に短時間で検査する方法及び該方
法を使用して構成された装置を提供することである。
本発明の図示実施例を参照して以下に説明する。
第1図にAE計測システムの1実施例を示す。各AEセ
ンサ1により検出された各AE信号は前置増幅器2によ
り増幅され、信号弁別器3において処理される。標定を
行う時には検出された各AE信号の各AEセンサへの到
着時間差が時間差測定器4により測定され、インタフエ
イス5を介して電子計算機6で処理され、その結果が表
示装置9に表示される。同時に信号弁別器3で処理され
たAE信号のパルス(AEP)はパルスカウンノタ7で
計数されレコーダ8に記録され、またAE信号の包絡線
検波波形(DEW)はデータレコーダ10に記録される
般定を行わない時には時間差測定器4以降は使用されな
い。第2図は前記の従来の感度検査方法(1)の実施例
である。
電気パルスがパルス発生器11から擬似AE源13へ送
られ、被試験体14に接触されたAEセンサ12が該セ
ンサに接続されている信号弁別器3他を用いて感度検査
される。擬似AE源13は第4図の点7,1,q,8に
相当する。第3図は第5図に示された本発明にもとづく
実施例を説明するための被試験体の構造と各AEセンサ
の配置を示す。被試験体は円筒形とし、符号a−tが付
された点にAEセンサが取付けられ、該試験体に内圧が
加えられている状態でオンライン監視がなされている。
第4図は第3図の展開図である。
点a−tに示される位置にAEセンサが配置されている
が、この中で点Y,i,q,sの各チヤンネルAEセン
サは後述するようにセンサとしての機能と擬似AE源の
機能とを併わせ有している。第5図は本発明によるAE
センサ及びチヤンネルの自動感度検査装置の実施例を示
している。
チヤンネル7,I,q及びs(7)AEセンサは切換ス
イツチ51に接続されており、該スイツチ51は制御装
置59からの切換信号(SWS)によつてAE計測モー
ドと感度検査モードとの切換えを行なう。この切換スイ
ツチとしては雑音を拾わないように密閉型の電磁リレー
、高周波用アナログスイツチ等が用いられる。AE計測
モードではAEセンサからのAE信号は前置増幅器52
により増幅され、AE装置53へ送られ時間差測定等が
行われる。感度検査モードではチヤンネル走査スイツチ
58が制御装置59からの走査信号(SS)によりパル
ス発生器5r(!.チヤンネルR,i,q,sの各AE
センサとを切換スイツチ51を介して順次電気的に結合
する。第5図を参照して、感度検査モードにおける本発
明による自動感度検査装置の動作についてチヤンネル7
を例にとり説明する。
パルス発生器57により発生されたパルスはチヤンネル
7のAEセンサを励振させ擬似AE波を発生し、各チヤ
ンネルA,b,c,f,h,k,l,mOAEセンサが
該パルスを受信し、ピーク値検出器54により検出され
た各AEセンサの受信波ピーク値が感度検査に用いられ
る。AE計測モードにおいて計測開始前に、各チヤンネ
ル感度は等しく調整されている。すなわち、各チヤンネ
ルB,f,h,lがそれぞれほぼ同じピーク値を有し、
また各チヤンネルA,c,k,mもそれぞれ同じピーク
値を有している。実際にはAEセンサの配置は任意でよ
く、各チヤンネルの初期状態でのピーク値は計測されて
おり既知であればよいだけである。今、感度に異常があ
る場合、すなわちチヤンネルtの周囲のチヤンネルのう
ちのいずれかの感度が低下した場合には該当チヤンネル
のピーク値が低下するので自動的に検出され、またチヤ
ンネル7のAEセンサが密着不良等により感度低下した
場合には周囲のすべてのチヤンネルの受信AE波のピー
ク値が低下するのでそれと知ることができる。
この操作が各チヤンネルI,q,sOAEセンサを擬似
音源とするように自動的に切換.えて行なわれ、すべて
のチヤンネルの感度を知ることができる。感度が予め設
定された感度範囲内にないことが電子計算機60により
確認された場合には、感度異常警報器62が警報を発し
、同時にタイプライター63がどのチヤンネルに異常が
発生したか記録する。このタイプライター63は勿論す
べてのチヤンネルのピーク値を記録することも出来る。
感度検査時間設定タイマー61には予め感度検査を行う
時間がセツトされてあり、その時間になれば制御装置5
9が電子計算機60に感度検査要求の割り込みを発生さ
せ、同時に切換信号(SWS)を切換スイツチ51に送
り感度検査モードに切換える。第6図に示されているよ
うに、感度検査の要求の割込みにより電子計算機60は
AE計測のための処理プログラムから感度検査用プログ
ラムへ移る。該感度検査用プログラムはチヤンネル7に
チヤンネル走査スイツチ58を走査する。この時には、
チヤンネル7の周囲のAEセンサの受信AE波形のピー
ク値はピーク値検出器54により検出され、AD変換器
55によりAD変換後インタフエイス56を介して電子
計算機60にとり込まれる。電子計算機60にはそれぞ
れのチヤンネルの初期状態でのピーク値が記憶されてお
り、とり込まれたデータとの比較を行う。以上の動作は
自動的にチヤンネルI,q,sについても行われる。感
度に異常がない場合には、ピーク値の測定値だけが記録
される。
感度検査が終ると、制御装置59を介して切換信号(S
WS)が切換スイツチ51に送られ、計測モードに復帰
する。
感度検査のための割込み要求はタイプライタ63によつ
ても行うことができ、任意の時間に感度検査を行うこと
も可能である。
ピーク値検出器54はAEパルスのカウントレートに置
きか,えてもよい。オペレータは本発明の装置により異
常を知つた時には直ちに適切な処置をすることが可能と
なつた。
本発明による効果としては、AE計測システムの多数の
チヤンネルを同時にしかも正確に自動感度検査が行える
こと、圧力容器等の被計測システムの稼動を中断しなく
ても感度検査が可能であること、人手が不要であり短時
間で検査できるので検査コストが安いこと、異常発生チ
ヤンネル及びその状態が確実に記録されているので記録
性がよくこの記録を検討することにより予め対策がたて
られること、等が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はAE計測システムの1実施例を示す図。 第2図は従来のAE計測システムにおける感度検査のた
めのAE源及びAEセンサの配置例を示す図。第3図は
本発明の被試験体とAEセンサの配置例を示す図。第4
図は第3図の展開図。第5図は本発明に基づくAEセン
サ及びチヤンネルの自動感度検査装置の実施例を示すプ
ロツク図。第6図}ま本発明に用いられる電子計算機プ
ログラムのフローチヤートを示す図。符号説明、1:A
Eセンサ、2:前置増幅器、3:信号弁別器、4:時間
差測定器、5:・rンタフエイス、6:電子計算機、7
リパルスカウンタ、8:レコーダ、9:表示装置、10
:データレコーダ、11:パルス発生器、12:AEセ
ンサ、13:擬億AE源、14:被試,験体の一 部、
50:AEセンサ、51:切換スイツチ、52:前買増
幅器、53:AE装置、54:ピーク値検出器、55:
AD変換器、56:インタフエイス、57:パルス発生
器、58:チヤンネル走査スイツチ、59:制御装置、
60:電子計算機、61:感度検査時間設定タイマー
62:感度異常警報器、63:タイプライタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検体からのAE信号を受信し、被検体の内部状況
    を判別する多チャンネル・アコーステイツク・エミッシ
    ョン装置において、前記被検体に取り付けられた複数の
    AEセンサの信号検出感度を被検体の稼動を中断せずに
    検査する方法であつて、感度検査時に前記複数のAEセ
    ンサの内のいくつかを擬似AE信号源として順次に選択
    し、該選択された擬似AE信号源から順次に擬似AE信
    号を発生し、該擬似AE信号を前記擬似AE信号源とし
    てのAEセンサの周囲に設置されているAEセンサで検
    出させ、その検出信号の値を予め決定されている正常値
    と比較して前記擬似AE信号源としてのAEセンサ及び
    その周囲に設置されている各AEセンサの感度検査を行
    うことを特徴とする、アコースティック・エミッション
    信号検出感度検査方法。 2 被検体に取り付けられた複数のAEセンサ50と、
    該AEセンサで受信したAE信号を用いて被検体の内部
    状況を判別するAE計測装置52、53、56、60、
    63とから成る多チャンネル・アコースティック・エミ
    ッション計測システムにおいて、前記複数のAEセンサ
    と前記AE計測装置との間の各チャンネル毎に設けられ
    た切換スイッチ51と、該切換スイッチを制御して前記
    複数のAEセンサの内のいくつかを選択的にチャンネル
    走査スイッチ58に接続し、他を前記AE計測装置に接
    続する制御装置59、61と、前記チャンネル走査スイ
    ッチを介して前記選択されたAEセンサへ順次にパルス
    信号を与え擬似AE信号源とするパルス発生器57と、
    前記擬似AE信号源から受け取つた検出信号のピーク値
    を発生する装置54、55と、該ピーク値と予め決定さ
    れている正常値とを比較して前記各チャンネルの感度を
    決定する装置56、60と、決定された感度及び異常を
    表示する装置62、63と、から成る、アコースティッ
    ク・エミッション信号検出感度検査装置。
JP52041186A 1977-04-11 1977-04-11 アコ−スティック・エミッション信号検出感度検査方法及び装置 Expired JPS5940268B2 (ja)

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JPS53125875A JPS53125875A (en) 1978-11-02
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JPS58136771U (ja) * 1982-03-10 1983-09-14 トヨタ自動車株式会社 音響波検出装置
JPS60252261A (ja) * 1984-05-29 1985-12-12 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 自己機能検査型超音波センサ−
JPS62194456A (ja) * 1986-02-20 1987-08-26 Nippon Steel Corp アレイ型探触子のチエツク方法
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JPH01136441U (ja) * 1988-03-11 1989-09-19

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