JPH07205821A - 自走車 - Google Patents

自走車

Info

Publication number
JPH07205821A
JPH07205821A JP556894A JP556894A JPH07205821A JP H07205821 A JPH07205821 A JP H07205821A JP 556894 A JP556894 A JP 556894A JP 556894 A JP556894 A JP 556894A JP H07205821 A JPH07205821 A JP H07205821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
switch
shaft
steering
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP556894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kaneda
和夫 金田
Yasuji Kashiwada
保司 柏田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP556894A priority Critical patent/JPH07205821A/ja
Publication of JPH07205821A publication Critical patent/JPH07205821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】指定されたコース以外への移動が必要になった
場合に手操舵に切替えが可能であり、安全に手操舵でき
るようにする。 【構成】シャフト16は車輪2の向きを制御する。シャ
フト16はプーリー23、24とベルト25、クラッチ
22を介してモータ21に連結する。シャフト16の上
端にスイッチ17a,17bを設け、操舵用モータ21
とクラッチ駆動源26に接続する。ハンドルは第1アー
ム12と第2アーム(図示せず)をL字形に結合して成
る。第1アーム12をシャフト16に係合させるとスイ
ッチ17aが閉じ、クラッチ駆動源が動作してクラッチ
22aと22bとが離れ、シャフト16は操舵用モータ
21の制御から解放され、ハンドルによる手操舵が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走車に関し、特に手
操舵と自動操舵の切替えが可能な自走車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場、事務所、倉庫等で、定めら
れた走行経路を無人で走行し、品物を運搬する自走車と
呼ばれる運搬車が多く用いられている。これは、走行経
路に磁石あるいは誘導線を埋込んでおき、車には誘導線
検出コイル等の磁気センサを積載しておき、磁界を検出
しながら走行するものである。自走車は、カーゴ車と呼
ばれる荷物を載せる台車を牽引し、指定された場所から
指定されたコースを通って指定された場所に品物を無人
で運ぶことが多い。自走車は、その動力源に主として電
池を使用しているが、電池を使用した場合、充電のため
指定されたコース外への移動が必要になる。また、指定
された場所以外の場所に品物を運ぶ必要が生ずることも
ある。このような場合、従来は人手による遠隔操作で対
処してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よる遠隔操作は、遠隔操作取付ボタンの押下時間を操作
量として自走車の駆動輪(前輪)の左右の切れ角を決め
ているので、自走車の構造上、外部からは駆動輪と後輪
は一切見えず、動き出してから現状の切れ角が分かると
言った状態である。切れ角が大きい場合は操作が難しく
成り、熟練を要するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、充電その他の理由により
指定されたコース外への移動が必要になった場合に手操
舵への切替えが可能であり、熟練を要せずに容易に操作
できる自走車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自走車は、車輪
の向きを定めるシャフトと、このシャフトに連結される
クラッチと、このクラッチに連結される操舵用モータと
を有する操舵駆動機構と、前記シャフトの上端部近傍に
設けられ、前記クラッチの駆動源と電源との間に接続す
るスイッチと、前記シャフトの上端と機械的に係合し得
る係合機構を下端に有する第1アームと、この第1アー
ムの上端にL字形をなすように一端が結合される第2ア
ームとを有し、前記第1アームが前記シャフトに係合し
たとき前記スイッチを押して前記クラッチを遊び状態に
して手操舵可能とするハンドルと、前記第2アームの前
記L字形結合部とは反対側の端部に設けられ、車輪の駆
動源と電源との間に接続するスイッチとを備えたことを
特徴とする。
【0006】また、本発明の自走車は、前記第2アーム
のL字形結合部近傍の下に設けられ、前記電源とブレー
キとに接続され、前記第2アームを押し下げた時前記ブ
レーキを作動させるスイッチとを備えたことを特徴とす
る。
【0007】さらに、本発明の自走車は、前記第2アー
ムの他端に設けられたスイッチと前記車輪の駆動源との
間に接続され、前記スイッチの操作により前記駆動源へ
供給する電流を制御して前記駆動源をスロースタートさ
せる電流制御回路を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】ハンドルは、第1アームと第2アームとがL字
形に結合したものから成る。第1アームの下端とシャフ
トの上端との機械的係合機構として、例えば第1アーム
の下端に凸(または凹)部を、シャフトの上端に凹(ま
たは凸)部を設ける。スイッチは、シャフトの凸(また
は凹)部の肩部に設ける。第1アームをシャフトに係合
させたとき、第1アームの下端がスイッチを押してクラ
ッチを遊び状態にする。これによりシャフトは操舵用モ
ータから切り離されるから手操舵可能となる。ハンドル
とシャフトとの係合を解除すれば元の自動操舵状態に戻
る。第2アームの他端に設けられるスイッチは通常開放
(ノーマリー・オフ)型にしておくと、ハンドルを係合
させて手操舵状態にしたとき、車輪の駆動源(例えばモ
ータ)は電源から切り離され、車は停止している。スイ
ッチを押している間だけ車は走行するから操縦が容易
で、かつ安全運転ができる。
【0009】また、第2アームのL字形結合部近傍の下
にスイッチを設け、電源とブレーキとに接続させている
ので、非常事態が発生した時、第2アームを押し下げる
ことによりブレーキを作動させ、車を急停止させること
ができる。
【0010】さらに、第2アームの他端に設けられたス
イッチと車輪の駆動源との間に電流制御回路を接続し、
スイッチの操作により駆動源へ供給する電流を制御して
駆動源をスロースタートさせることができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の平面図及び正面図
である。自走車1は、ほぼ直方体の本体の下方に前輪
(駆動輪)2と後輪3とが設けられ、前面にバンパー
4、後面に連結器5が設けられたものからなる。本体の
上面には計器類6、各種のスイッチ7、非常停止ボタン
8等が設けられている他に、手操舵時に取付けるハンド
ルを挿入する孔9が設けられている。
【0012】図2は図1に示す実施例にハンドルを取付
けたものの平面図及び正面図、図3は図2のA部拡大斜
視図である。ハンドル11は、第1アーム12と第2ア
ーム13とがL字形に結合されたものから成る。第2ア
ーム13の端部にスイッチバー14が取り付けられ、そ
こにタッチセンサとしてテープスイッチ15が取付けら
れる。第1アーム12は孔9に挿入される。
【0013】図3に示すように、孔9の下方にシャフト
16が設けられている。シャフト16は、後で説明する
ように、車輪に連結して車輪の向きを定めるものであ
る。シャフト16の上端には凸部16aが、第1アーム
12の下端には凹部12aが設けられ、第1アーム12
の挿入により互いに係合するようになっている。また、
凸部16aの肩部にはスイッチ17a,17bが設けら
れ、第1アーム12の挿入によりスイッチ17aが入
り、スイッチ17bが切れるようになっている。
【0014】図4は本発明の一実施例の手操舵部の機構
を説明するための正面図である。シャフト16は、その
下方にプーリー24が取付られており、さらにその下方
に前輪2が連結されている。操舵用モータ21にクラッ
チ22が取付られる。クラッチ22の被駆動クラッチ2
2bにプーリー23が取付られ、ベルト25によりプー
リー24に連結される。スイッチ17aは通常開いた
(ノーマリー・オフ)スイッチ、スイッチ17bは通常
閉じた(ノーマリー・オン)スイッチであり電源(図示
せず)とクラッチ駆動源26に接続される。クラッチ駆
動源26には、例えば電磁石とばねが用いられる。
【0015】自動操舵状態ではハンドル11の第1アー
ム12は挿入されていないから、スイッチ17aは開い
た状態、スイッチ17bは閉じた状態にあり、ばねが被
駆動クラッチ22bを押して駆動クラッチ22aと被駆
動クラッチ22bとが結合し、電力が操舵用モータ21
に供給されてその動力がプーリー23、ベルト25、プ
ーリー24を通してシャフト16に伝達され、前輪2は
自動操舵される。
【0016】手操舵にする時は、孔9を通して第1アー
ム12を挿入する。するとスイッチ17aが閉じ、スイ
ッチ17bが開いて、クラッチ駆動源26の電磁石が動
作し、被駆動クラッチ22bが駆動クラッチ22aから
離れ、操舵用モータ21の動力はシャフト16に伝達さ
れない。シャフト16は、自由状態になるのでハンドル
11の第2アーム13による手操舵が可能になり、自走
車を指定されたコース外へ移動させることが可能にな
る。ただし、この時、自由操舵状態になった自走車が暴
走すると困るので車輪の駆動電源もスイッチ17bで同
時に切り、自走車が走行しないようにしておく方が安全
である。
【0017】図5は図2のスイッチバーの平面図及び側
面図、図6は図5のスイッチバーの断面図である。スイ
ッチバー14にタッチセンサの一種としてテープスイッ
チ15を4方面に取付る。テープスイッチとは、ノーマ
リー・オフ型の長さ自由なテープ状(またはリボン状)
スイッチであり、軽負荷ならリレー無しでオン・オフ可
能な無限の数の接点を持っており、テープの何処を押し
てもスナップ・アクションでスイッチ・オンする。ま
た、セルフ・ボトミング(下部の電極自体がスイッチの
取付に役立つ底板を兼ねる)構造で作られており、他の
タッチセンサのような補足回路、増幅回路、インターフ
ェイス回路や取付のための特殊な機構を必要としないと
いう便利さがある。
【0018】テープスイッチ15は、自走車の電源31
に接続される。作業者がスイッチバー14を握るとテー
プスイッチ15がオン状態になり、電源31が入り、自
走車は始動し、手を離すとテープスイッチ15がオフ状
態になり、電源31が切れ、自走車は停止する。従っ
て、作業者は自走車を自由に操縦することができる。手
操舵にした時、自走車が急発進すると操縦がやり難いの
で、始動はスロースタートの方が好ましい。それ故、自
走車にスロースタータを設ける。
【0019】図7は本発明の実施例に使用されるスロー
スタータの一例の回路図である。テープスイッチ15と
車輪駆動モータ33との間に電流制御回路32を接続す
る。電流制御回路32は、電源31が入ると電流が徐々
に増し、車輪駆動モータ33の規定回転数に達するまで
回転数が徐々に増加し、スロースタートとなる。手を離
してテープスイッチ15をオフ状態にすると、電源31
が切れ、ギャ減速機34が一種のブレーキの働きをして
制動がかかり、スローストップとなる。
【0020】非常事態が発生した場合、車を急停止させ
る必要がある。図1、図2に示すように、自走車1には
非常停止ボタン8が取付られているので、これを利用す
ることも可能であるが、操縦者の居る位置によっては非
常停止ボタン8に手が届かず、ハンドルを放して非常停
止ボタン8の所まで駆け寄る必要がある場合がある。そ
のようなことをしなくても直ぐに急停止させることがで
きる機構があればその方が好ましい。
【0021】図8は本発明の実施例に使用される非常停
止機構の一例を説明するための側面図である。ハンドル
11の第1アーム12と第2アーム13とを回転軸41
で連結し、ナット42で止めておく。第1アーム12に
アーム43を取付け、アーム43にスイッチ44を取付
ける。一方、第2アーム13に爪45を取付ける。爪4
5は、第2アーム13が押し下げられたときスイッチ4
4を押す位置に取付ける。第2アーム13を水平に保
ち、自重で下がるのを防ぐために第1アーム12と第2
アーム13との間にばね46を取付けて第2アーム13
を水平に支える。従って、通常は爪45はスイッチ44
に接触しない。
【0022】非常事態が発生した場合、操縦者は握って
いるハンドル11の第2アーム13を押し下げると爪4
5がスイッチ44を押し、ブレーキを作動させて車を急
停止させることができる。第1アーム12を引き抜け
ば、自走車1は元の自動操舵状態に戻る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、L字
形に作られたハンドルの一つのアームを挿入することに
より自動操舵状態から手操舵状態へ切替えることが可能
になり、またハンドルに種々のスイッチを設けて制御を
容易にしたので、指定されたコース外への移動と手操舵
が容易になり、熟練を要せずに容易に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図及び正面図である。
【図2】図1に示す実施例にハンドルを取付けたものの
平面図及び正面図である。
【図3】図2のA部拡大斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の手操舵部の機構を説明する
ための正面図である。
【図5】図2のスイッチバーの平面図及び側面図であ
る。
【図6】図5のスイッチバーの断面図である。
【図7】本発明の実施例に使用されるスロースタータの
一例の回路図である。
【図8】本発明の実施例に使用される非常停止機構の一
例を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1 自走車 2 前輪 3 後輪 4 バンパー 5 連結器 6 計器類 7 スイッチ 8 非常停止ボタン 9 孔 11 ハンドル 12 第1アーム 13 第2アーム 14 スイッチバー 15 テープスイッチ 16 シャフト 21 操舵用モータ 22 クラッチ 26 クラッチ駆動源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の向きを定めるシャフトと、このシ
    ャフトに連結されるクラッチと、このクラッチに連結さ
    れる操舵用モータとを有する操舵駆動機構と、 前記シャフトの上端部近傍に設けられ、前記クラッチの
    駆動源と電源との間に接続するスイッチと、 前記シャフトの上端と機械的に係合し得る係合機構を下
    端に有する第1アームと、この第1アームの上端にL字
    形をなすように一端が結合される第2アームとを有し、
    前記第1アームが前記シャフトに係合したとき前記スイ
    ッチを押して前記クラッチを遊び状態にして手操舵可能
    とするハンドルと、 前記第2アームの前記L字形結合部とは反対側の端部に
    設けられ、車輪の駆動源と電源との間に接続するスイッ
    チとを備えたことを特徴とする自走車。
  2. 【請求項2】前記第2アームのL字形結合部近傍の下に
    設けられ、前記電源とブレーキとに接続され、前記第2
    アームを押し下げた時前記ブレーキを作動させるスイッ
    チとを備えたことを特徴とする請求項1記載の自走車。
  3. 【請求項3】前記第2アームの他端に設けられたスイッ
    チと前記車輪の駆動源との間に接続され、前記スイッチ
    の操作により前記駆動源へ供給する電流を制御して前記
    駆動源をスロースタートさせる電流制御回路を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自走車。
JP556894A 1994-01-24 1994-01-24 自走車 Pending JPH07205821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP556894A JPH07205821A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 自走車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP556894A JPH07205821A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 自走車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07205821A true JPH07205821A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11614824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP556894A Pending JPH07205821A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 自走車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07205821A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5964313A (en) Motion control system for materials handling vehicle
KR101408162B1 (ko) 전자동 유모차
US5139121A (en) Braking system for a vehicle having a propelling electric motor and an electromagnetic brake
JP4973354B2 (ja) 搬送車の走行制御装置
JP2002104800A (ja) バッテリフォークリフトの遠隔制御装置
US2823755A (en) Door-operated safety device for motor vehicles having push-button controlled transmissions
EP0353876B1 (en) Parking brake apparatus
US20210276843A1 (en) Systems and Methods for Control of a Remotely Controllable Material Handling Vehicle
JPH07205821A (ja) 自走車
JPS6347658B2 (ja)
EP0224454B1 (en) An electromechanical device for manual control of a clutch in a motor vehicle
JP3234728B2 (ja) 自動走行車
US4696222A (en) Brake holding system
JP3888606B2 (ja) 自動走行車の制御装置
JP2008296830A (ja) 搬送車の操舵装置
JPH09240467A (ja) 単軌条運搬車の運転装置
CN217778862U (zh) 全地形车
JP2009025983A (ja) 搬送車用の送信機
JP3144702B2 (ja) 無人走行車
JP2005337366A (ja) 小型電動車
JPH03142507A (ja) 車両の自動運転装置
JPH0727766Y2 (ja) ロ−リフト式荷役車輌の走行速度制御装置
KR19980039282U (ko) 차량의 자동모터주차장치
JPH0410854Y2 (ja)
JP2001198163A (ja) 電動車の手押し制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021112