JPH0720578B2 - 配達受付機 - Google Patents

配達受付機

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JPH0720578B2
JPH0720578B2 JP6336789A JP6336789A JPH0720578B2 JP H0720578 B2 JPH0720578 B2 JP H0720578B2 JP 6336789 A JP6336789 A JP 6336789A JP 6336789 A JP6336789 A JP 6336789A JP H0720578 B2 JPH0720578 B2 JP H0720578B2
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JP
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delivery
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customer
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data
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信也 内田
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、小包等の配達依頼を自動的に受け付ける場合
に用いて好適な配達受付機に関する。
「従来の技術」 従来、多数の企業が同居しているオフィスビル等に設置
し、運輸会社と予め契約された企業からの配達依頼を自
動的に受け付ける配達受付機としては、本願の先願にあ
たる特願昭63−333723号公報の発明がある。
この配達受付機は、契約先企業であるか否かを顧客用カ
ードにより判定する判定部と、顧客用カードにより契約
企業であると判定された場合に、顧客の持参した配達物
に貼付されたバーコードを読み取り、その読み取り結果
をバーコードデータとして出力するバーコードデコーダ
と、前記バーコードが読み取られた配達物を受け入れ保
管する配達物収納物とを備えたものであって、 この配達物収納部の投入口には、配達物のバーコードデ
ータが読み取られたことを条件に開動作し、該配達物が
受け入れられたこと条件に閉動作するシャッタが設けら
れている。
また、この配達物収納部内へ配達物が収納されて、顧客
からの配達物引き取りが完了した場合には、顧客自身が
終了指示キーを操作することにより、バーコードデータ
を含む必要なデータを印字したレシート(受取書)が、
顧客に対して発行されるようになっている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記のように構成された配達受付機では、顧
客から引き取った配達物を示すバーコードデータを、伝
票データとして逐次記憶部に記憶するようにしている。
そして、例えば、相手先に配達物が届かないといった事
故が生じた場合には、顧客に対して発行したレシートに
プリントされた事項(取引NO、日時など)を前記伝票デ
ータに照会し、この照会結果に基づき、追跡調査などを
行うようにしている。
しかしながら、このような追跡調査の可能な事故ではな
く、例えば、火災などが発生して配達物そのものが消失
してしまった場合には、配達物とともに伝票データであ
るバーコードデータも消失してしまい、これにより、上
述した照会作業ができなくなるという不具合が生じてい
た。
そして、このような火災による被害を防止するために、
例えば、配達受付機の筐体を耐火耐熱構造にして配達物
を保護することが考えられるが、この場合、材料費が高
くつく、また、重量物となるため運搬コストなどが掛か
り過ぎて実質的に不可能なことであった。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであっ
て、火災によりバーコードデータが消失することを防止
して、失くなった配達物の照会作業を円滑に行うことが
できる配達受付機の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するために、本発明では、配達物に貼
付されたバーコードを読み取り、その読み取り結果をバ
ーコードデータとして出力するバーコードデコーダと、
バーコードが読み取られた配達物を受け入れ保管する配
達物収納部とを有する配達受付機において、前記バーコ
ードデータを記憶する記憶部と、前記バーコードデコー
ダにより読み取られたバーコードデータを記憶部に供給
する中央制御部とを備え、更に、前記記憶部を耐火耐熱
性の密閉容器内に収納し、また、前記記憶部と中央制御
部とを連結するケーブルの途中に、外部の熱が記憶部に
伝わることを防止する伝熱遮断部を設けるようにしてい
る。
「作用」 この発明によれば、火災が発生した場合に、この火災に
よる火炎及び熱が、密閉容器及びケーブルの途中に設け
られた伝熱遮断によって遮断されて、密閉容器内の記憶
部に記憶されたバーコードデータが保護される。
「実施例」 以下、図面を参照し本発明の一実施例について説明す
る。
第1図において、符号1は小包等の配達物を受け付ける
配達受付機のブロック図を示し、該配達受付機1は、例
えば運輸会社と運送契約を締結している契約先企業が複
数同居しているオフィスビル内の一角に設置されるもの
である。
この場合、該契約先企業へは、予め顧客番号等の所定の
データが記憶された顧客用カード(図示略)が、運送契
約時に前記運輸会社から発行されるようになっている。
また、前記運輸会社の係員は、配達受付機1内の配達物
を回収する際に使用する、予め係員番号等の所定のデー
タが記憶された係員用カード(図示略)を所持してい
る。
ところで、前記配達受付機1には、挿入されたカードか
らデータを読み取るカードリーダ2が設けられている。
該カードリーダ2は、挿入されたカードから読み取った
データを中央制御部3に出力するとともに、該読み取っ
たカードを内部に一時的に保留することが可能に構成さ
れており、さらに返却時には、内部に一時保留したカー
ドを返却できるように構成されている。
前記中央制御部3は、カードリーダ2から出力されてき
たデータに基づいて挿入されたカードが前記顧客用カー
ドか、係員用カードか、もしくはそれ以外のカード(以
後、無効カードという)かを判定する判定機能を有して
いる。
そして、該判定機能により、無効カードであると判定し
た場合には、該中央制御部3は、案内部4によりアラー
ム表示をさせながら、直ちに該無効カードをカードリー
ダ2内より排出せしめるよう制御する。
他方、顧客用カードもしくは係員用カードであると判定
した場合には、該中央制御部3は、該判定したカードを
カードリーダ2内に一時保留せしめ、後述するような配
達受付取引もしくは配達物回収処理が終了した時点で、
該一時保留したカードをカードリーダ2内より顧客もし
くは係員に返却せしめるよう制御する。
前記案内部4は、顧客に対する配達受付機1の操作手順
を示すもので、操作の進行具合に合わせてランプ等によ
り手順を示すよう構成されている。
また、前記中央制御部3は、顧客用カードからは顧客番
号等の所定のデータを読み取る一方、係員用カードから
は係員番号等の所定のデータを読み取るようになってお
り、これらのデータは記憶部5に記憶される。
すなわち、記憶部5は、後述するように、顧客との配達
受付取引に従って該顧客データとともに配達物に貼付さ
れている貼付票のバーコードデータが記憶されるととも
に、係員により受付配達物の回収時には、顧客別のバー
コードデータ等が出力された後、メモリクリアされるよ
うに構成されている。
また、前記貼付票のバーコードデータは記憶部5ととも
に、非常時用記憶部5Aに供給され記憶されるようになっ
ている。
この非常時用記憶部5Aは、第5図に示すように、耐火耐
熱性の密閉容器20内に収納されたものであって、この非
常時用記憶部5Aと中央制御部3とを接続するデータ供給
ケーブル21(ケーブル)には、非常時用記憶部5Aの収納
された密閉容器20を機体から脱着するためのコネクタ22
が設けられ、更に、このコネクタ22と非常時用記憶部5A
との間には、火災による熱が非常時用記憶部5Aに伝達さ
れることを防止するサーモヒューズ23(伝熱遮断部)が
設けられている。
また、この非常時用記憶部5Aと電源24との間には電力供
給ケーブル25(ケーブル)が設けられ、更に、この電力
供給ケーブル25の途中には、前記データ供給ケーブル21
と同様のコネクタ26、サーモヒューズ27、及び電源24か
ら電力が供給されなくなったときのバックアップ用電源
となるバッテリー28が設けられている。
次に、符号6に示すものはバーコードデコーダで、これ
に接続されるリーダペン7によりバーコードを検出して
読み取るものである。
すなわち、配達物に貼付される貼付票には、一般に配達
物の配送状況等を把握し、顧客よりの問い合わせ等の管
理を容易にするための、例えば12桁の連続番号を表すバ
ーコードが付されており、該配達受付機1では、顧客よ
り受け付ける配達物の一つ一つを特定できるように、配
達物の貼付票のバーコードをリーダペン7でなぞること
によりバーコードデコーダ6で読み取ってから受け付け
るようにしている。
そして、該バーコードデコーダ6で読み取られたバーコ
ードデータは、前記カードリーダ2で読み取った顧客番
号等の所定のデータとともに記憶部5に記憶される。
符号8は、上記のようにしてバーコードデータが読み取
られた配達物が投入される投入口である。
該投入口8にはシャッタ9が設けられ、さらに該シャッ
タ9は投入口ロック機構10により、その開閉状態をロッ
クしたり、解除したりすることが可能に構成されてい
る。
さらに、投入口8(シャッタ9)の内方には、配達物を
検出して投入がなされたことを検出する投入検出部11が
設けられ、さらにその内方には、投入された配達物を収
納する配達物収納部12が設けられている。
ところで、前記投入口ロック機構10は前記中央制御部3
により制御されるもので、上記したようにバーコードデ
コーダ6により配達物のバーコードデータが読み取られ
たことを条件に前記シャッタ9のロック状態(閉状態)
を解除するとともに前記投入検出部11により配達物の投
入が検知されたことを条件に前記シャッタ9を閉状態に
ロックせしめるよう構成されている。
すなわち、前記シャッタ9を閉状態にロックしようとす
る場合、前記投入口ロック機構10には、シャッタ9が投
入口8を閉じたことを検出するセンサを設け、該センサ
の出力と前記投入検出部11からの投入検知とのアンド条
件に基づいてロック動作を行わせるように構成する。
一方、符号13は、前記投入口8から投入された配達物を
回収する集荷口で、該集荷口13には集荷ドア14が設けら
れ、さらに該集荷ドア14は集荷ドアロック機構15によ
り、その開閉状態をロックしたり、解除したりすること
が可能に構成されている。
そして、該集荷ドア14を開くことにより前記した配達物
収納部12から配達物を取り出すことができるようになっ
ている。
ところで、前記集荷ドアロック機構15は前記中央制御部
3により制御されるもので、上記したようにカードリー
ダ2により係員用カードの挿入が検出されたことを条件
に前記集荷ドア14のロック状態(閉状態)を解除すると
ともに操作部16により配達物の集荷処理に伴う精査処理
の実行を指示するキーが操作されて、該精査処理が終了
し、且つ集荷ドアの閉状態が検出されたことを条件に、
あるいは後述するように、操作部16により係員用カード
の返却のみを指示するキーが操作され、且つ集荷ドアの
閉状態が検出されたことを条件に、前記集荷ドア14を閉
状態にロックせしめるよう構成されている。
すなわち、前記集荷ドア14を閉状態にロックしようとす
る場合、前記集荷ドアロック機構15には、集荷ドア14が
集荷口13を閉じたことを検出するセンサを設け、該セン
サの出力と前記キーの操作検知とのアンド条件に基づい
てロック動作を行わせるように構成する。
操作部16には、顧客もしくは係員によって操作される
「終了キー」、「取消キー」、「返却キー」の3つのキ
ーが設けられている。
「終了キー」は、顧客による配達物の投入処理の終了を
指示するキーであって該処理が終了した際に操作される
ものであり、またこのキーは係員による配達物の集荷処
理に伴う精査処理の実行を指示するキーであって該集荷
処理および該処理に伴う集荷データの送信を開始する際
に操作される。
また「取消キー」は、顧客による配達物の投入取消を指
示するキーで、例えばバーコードデコーダ6によりバー
コードを読み取った配達物が、前記投入口8より投入で
きない大きさであることが分かった際などの時に操作さ
れるものである。
さらに「返却キー」は、係員による係員用カードの返却
のみを指示するキーで、例えば該配達受付機1の保守
時、故障時などの収納配達物の集荷を行わない処理の場
合に、該処理を終了して係員用カードのみをカードリー
ダ2から返却してもらおうとする際に操作されるもので
あり、前記カードリーダ2による返却動作は、前記集荷
ドア14の閉状態が確認されロックされた場合に実行され
る。
ところで、顧客により前記終了キーが操作された場合に
は、該取引によって投入した配達物の受取書、例えば第
2図に示すような内容のものをプリンタ17より発行さ
せ、他方、係員により前記終了キーが操作された場合に
は、集荷処理に伴う精査処理を実行するものとして、配
達物収納部12内のすべての受付済み配達物の顧客別集荷
データ、例えば第3図に示すような内容のものを通信制
御部18を介してハンディ端末機50に送信する。
すなわち、プリンタ17は前記中央制御部3と接続され、
一取引中に、記憶部5に記憶された顧客番号等の所定の
データと、バーコードデコーダ6によって読み取られ且
つ記憶部5に記憶されたバーコードデータが、第2図に
示すように印字され受取書として発行される。
また、通信制御部18は前記中央制御部3と接続されると
ともに、配達物の回収に来た係員が持参したハンディ端
末機50と接続され、回収終了時に、記憶部5に記憶され
ている、配達物収納部12内のすべての受付済み配達物の
顧客別集荷データをハンディ端末機50に送信する。
そして、前記中央制御部3は、ハンディ端末機50への顧
客別集荷データが正常に転送されたと判断した際には、
前記記憶部5内の顧客別集荷データをすべてクリアする
よう制御するとともに、転送がうまく行かないと判断し
た際には、前記プリンタ17により印字発行できるよう制
御されるとともに、該印字発行が終了した際には、前記
と同様に記憶部5内の顧客別集荷データがクリアされ
る。
ところで、ハンディ端末機50は、係員は配達受付機1か
ら配達物を回収しようとする際に、該配達受付機1に収
納されている配達物のすべてのバーコードデータを顧客
別に受信することが可能であるとともに、該回収処理
後、集荷センターなどにおいてワークステーションに接
続されて、受信した顧客別集荷データをワークステーシ
ョン側に転送可能に構成されるもので、このように構成
することにより、集荷センターでの、顧客別集計、料金
清算等の処理が迅速に行える効果を有している。
また、前記通信制御部18によってハンディ端末機50にバ
ーコードデータが送信された場合には、前記中央制御部
3によって非常時用記憶部5Aに記憶されているバーコー
ドデータがクリアされるようになっている。
なお、この非常時用記憶部5A内のバーコードデータを定
期的にクリアするのではなく、この非常時用記憶部5Aに
エンドレスの磁気テープを採用して、一定量のバーコー
ドデータを常時記憶させておくようにしても良い。
他方、配達受付機1には内部モニター19が中央制御部3
と接続されて設けられ、保守時、故障時等の際に、モニ
ター可能に構成されている。
次に、上記実施例の動作説明を第4図に示すフローチャ
ートに従って説明する。
ステップSP1:中央制御部3は、カードリーダ2にカード
が挿入されたか否かを判断し、カード挿入を検出した場
合にはカードリーダ2内に該カードを取り込んで、該カ
ードに書き込まれているデータを読み取り、該データを
中央制御部3に出力する。
ステップSP2:中央制御部3は、該データに基づいて挿入
カードが顧客用カードであるか、係員用カードである
か、そのいずれでもない無効カードであるかを判定す
る。
そして、顧客用カードであると判定した場合にはステッ
プSP10に進み、係員用カードであると判定した場合には
ステップSP30に進み、無効カードであると判定した場合
にはステップSP50に進む。
ステップSP10:上記ステップSP2において顧客用カードの
挿入が検出されたため、以後、顧客による配達物の投入
操作が開始する。
そして、このステップSP10では、配達物に貼付されてい
る貼付票のバーコードデータがバーコードデコーダ6に
よって読み取られたか否かが判断され、正常に読み取ら
れたYESの場合にはステップSP12へ進み、その他のNOの
場合にはステップSP11へ進む。
ステップSP11:顧客による配達物の投入処理の終了を指
示する操作部16の終了キーが操作されたか否かが判断さ
れ、操作されたYESの場合にはステップSP20に進み、NO
の場合には前記ステップSP10へ戻って、バーコードの読
み取りがなされるか、または終了キーが操作されるかが
判断する。
ステップSP12:バーコードデータが正常に読み取られた
ことにより、中央制御部3は投入口ロック機構10に対し
シャッタ9のロック状態を解除する信号を出力し、これ
によりシャッタ9のロックが解除される。
ステップSP13:中央制御部3は、シャッタ9のロックが
解除された投入口8より配達物が投入されたか否かを、
投入検出部11の出力信号を監視することにより判断し、
投入検知したYESの場合にはステップSP14に進み、NOの
場合にはステップSP16に進む。
ステップSP14:投入検知がなされることにより、前記バ
ーコードデコーダ6によって読み取ったバーコードデー
タを有する配達物が顧客により投入されたものとして、
該バーコードデータを顧客別に記憶部5に記憶する。
また、この記憶部5とともに、前記バーコードデータを
非常時用記憶部5Aに記憶する。
ステップSP15:中央制御部3は、投入口ロック機構10に
対しシャッタ9をロックする信号を出力し、これにより
シャッタ9が再度ロックされる。
この場合、前記したように、シャッタ9が投入口8を閉
じたことを検出する前記投入口ロック機構10に設けられ
たセンサの出力と前記投入検出部11からの投入検知との
アンド条件に基づいてロック動作が行われる。
そして、前記ステップSP10へ戻り、以後、投入しようと
する配達物の数だけバーコードデータの読み取り(ステ
ップSP10)、投入(ステップSP13)を繰り返し、且つ配
達物のバーコードデータが顧客別に記憶(ステップSP1
4)される。
ステップSP16:投入検知がなされない場合、操作部16の
取消キーが操作されたか否かが判断され、操作されたYE
Sの場合にはステップSP17に進み、NOの場合にはステッ
プSP18に進む。
ステップSP17:取消キーが操作されることにより、前記
バーコードデコーダ6によって読み取ったバーコードデ
ータを有する配達物の投入が取り消されたものとして、
該バーコードデータの記憶部5への記憶を行わずに消去
する。
また、バーコードデータの読み取りが行われていない他
の配達物の投入を阻止するため、前記ステップSP15へ進
んでシャッタ9をロックする。
ステップSP18:取消キーも操作されていない場合、操作
部16の終了キーが操作されたか否かが判断され、操作さ
れたYESの場合にはステップSP19へ進み、NOの場合に
は、前記ステップSP13に戻って、投入検知がなされる
か、取消キーが操作されるか、または終了キーが操作さ
れるか判断する。
ステップSP19:終了キーが操作されることにより、前記
バーコードデコーダ6によって読み取ったバーコードデ
ータを有する配達物の投入を取り消すとともにすべての
取引操作を終了するものとして、該バーコードデータの
記憶部5への記憶を行わずに消去するとともにシャッタ
9をロックし、ステップSP20へ進む。
ステップSP20:顧客用カードを挿入してからの一取引中
に、顧客により投入された配達物があるか否かを取引デ
ータ(バーコードデータ)の有無により判断し、取引が
あったYESの場合にはステップSP21に進み、NOの場合に
はステップSP22に進む。
ステップSP21:中央制御部3は、顧客用カードを挿入し
てからの一取引中に、記憶部5に記憶された顧客番号等
の所定のデータと、バーコードデコーダ6によって読み
取り、記憶部5に記憶されたバーコードデコーダとを、
プリンタ17により第2図に示すように印字して発行す
る。
ステップSP22:顧客による配達物の投入操作および受取
書発行処理が終了したとして、カードリーダ2内に一時
保留されていた顧客用カードを顧客に返却して取引を終
了する。
そして、前記ステップSP1に戻り、次の取引等に備え
る。
次に、前記ステップSP2において係員用カードの挿入が
検出された場合についてを、ステップSP30以降で説明す
る。
ステップSP30:中央制御部3は集荷ドアロック機構15に
対し集荷ドア14のロック状態を解除する信号を出力し、
これにより集荷ドア14のロックが解除される。
ステップSP31:係員は、ロックが解除された集荷ドア14
を開き、集荷処理時には配達物収納部12より収納されて
いる配達物を回収する一方、保守または異常処理等を行
う。
ステップSP32:係員による配達物の集荷処理に伴う精査
処理の実行を指示する操作部16のキー(この実施例では
「終了キー」を兼用している)が操作されたか否かが判
断され、操作されたYESの場合にはステップSP33へ進
み、NOの場合にはステップSP40に進む。
なお、該終了キーを操作する前には、配達物の集荷に伴
い記憶部5に記憶されている顧客別集荷データをハンデ
ィ端末機50に転送するべく、係員は、通信制御部18から
接続コードを引き出してハンディ端末機50に接続する作
業が行われる。
ステップSP33:通信制御部18はハンディ端末機50が接続
されているか否かを判断し、接続が確認されたYESの場
合にはステップSP34に進み、NOの場合にはステップSP35
に進んで内部モニター19によりアラーム音等を発生さ
せ、係員に接続確認を行わせる。
ステップSP34:接続確認がなされた場合には、記憶部5
内に記憶されている顧客別集荷データを通信制御部18を
介してハンディ端末機50内のメモリに転送する。
ステップSP36:通信制御部18はハンディ端末機50と通信
を行い、前記ステップSP34の転送処理が正常に終了した
か否かを判断し、正常終了したYESの場合にはステップS
P37に進み、NOの場合にはステップSP38に進む。
ステップSP37:顧客別集荷データの転送処理が正常に終
了したことにより、中央制御部3は記憶部5内の顧客別
集荷データをすべてクリアし、また、非常時用記憶部5A
内にバックアップデータ用として記憶された顧客別集荷
データをクリアした後、ステップSP41に進む。
ステップSP38:ところで、前記ステップSP36で顧客別集
荷データの転送処理が正常に終了したことを検出できな
かった場合、このステップSP38ではこの転送処理異常が
連続して発生したか否かを判断し、連続異常のYESの場
合にはステップSP39に進み、NOの場合には前記ステップ
SP35に進んで内部モニター19によりアラーム音等を発生
させ、係員に接続確認を行わせたのち、再度転送処理を
行わせる。
ステップSP39:転送処理異常が連続して発生した場合に
は、取り敢えずこの集荷処理を終えるため、プリンタ17
により、転送データに等しい内容の顧客別集荷データの
印字発行を行った後、前記ステップSP37に進む。
ステップSP40:他方、前記ステップSP32において操作部1
6の終了キーの操作が検出されない場合、例えば該配達
受付機1の保守時、故障時などの収納配達物の集荷を行
わない処理の場合に操作される返却キーが操作されたか
否かが判断され、操作されたYESの場合にはステップSP4
1に進み、NOの場合には前記ステップSP32に戻って、終
了キーが操作されるか、または返却キーが操作されるか
判断する。
ステップSP41:終了キーの操作により集荷と顧客別集荷
データの受け取りが完了した場合、もしくは返却キーの
操作により保守、異常処理が終了した場合、前記ステッ
プSP30においてロック解除された集荷ドア14を再度ロッ
クするべく、前記集荷ドアロック機構15に設けられたセ
ンサの出力に基づいて、集荷ドア14が閉じられているか
否かを判断し、閉じられていることが検出されているYE
Sの場合にはステップSP43に進み、NOの場合にはステッ
プSP42に進む。
ステップSP42:集荷ドア14が閉じられていないことを内
部モニター19によるアラーム音等を発生させて、係員に
集荷ドア14の確認を行わせる。
ステップSP43:中央制御部3は、集荷ドアロック機構15
に対し集荷ドア14をロックする信号を出力し、これによ
り集荷ドア14が再度ロックされる。
以後、前記ステップSP22に進んで、係員による配達物の
集荷処理もしくは保守、異常処理が終了したとして、カ
ードリーダ2内に一時保留されていた係員用カードを係
員に返却して処理を終了する。
さらに、前記ステップSP2において無効カードの挿入が
検出された場合には、ステップSP50に進んで、案内部4
にてアラーム表示等をさせながら、直ちにステップSP22
に進んで、該無効カードをカードリーダ2内より排出せ
しめるよう制御する。
この実施例に示す配達受付機によれば、火災が発生した
場合に、この火災による火炎及び熱が、密閉容器20と、
データ供給ケーブル21、電力供給ケーブル25の途中にそ
れぞれ設けられたサーモヒューズ23・27とによって遮断
されることから、非常時用記憶部5A内に記憶されている
顧客別集荷データが火災により消失することが防止され
る。
なお、本実施例では、第1図に示すように記憶部5と非
常時用記憶部5Aとを別体としたが、これに限定されず、
記憶部5と非常時用記憶部5Aとを一体化して上述した密
閉容器内に収納しても良い。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、火災が
発生した場合に、この火災による火災及び熱が、密閉容
器及びケーブルの途中に設けられた伝熱遮断によって遮
断されることから、該密閉容器内の記憶部が保護されて
顧客から引き受けた配達物であることを示すバーコード
データが消失することが防止される。
これによって、火災後において、顧客に対して発行した
レシートにプリントされた事項(取引NO.日時など)
と、配達物の引き受けを示す伝票データとを照らし合わ
せて、その後の処理(例えば、損害賠償など)を円滑に
進めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は配達受付
機のブロック図を、第2図は顧客への受取書の印字例
を、第3図はハンディ端末機で受信される顧客別集荷デ
ータ例(印字例で示す)を、第4図は動作を説明するた
めのフローチャートを、第5図は非常時用記憶部付近の
具体的構成をそれぞれ示している。 1……配達受付機、3……中央制御部、5……記憶部、
5A……非常時用記憶部、6……バーコードデコーダ、20
……密閉容器、21……データ供給ケーブル(ケーブ
ル)、23……サーモヒューズ(伝熱遮断部)、25……電
力供給ケーブル(ケーブル)、27……サーモヒューズ
(伝熱遮断部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配達物に貼付されたバーコードを読み取
    り、その読み取り結果をバーコードデータとして出力す
    るバーコードデコーダと、バーコードが読み取られた配
    達物を受け入れ保管する配達物収納部とを有する配達受
    付機において、 前記バーコードデータを記憶する記憶部と、前記バーコ
    ードデコーダにより読み取られたバーコードデータを記
    憶部に供給する中央制御部とを備えてなり、 前記記憶部は耐火耐熱性の密閉容器内に収納され、ま
    た、前記記憶部と中央制御部とを連結するケーブルの途
    中には、外部の熱が記憶部に伝わることを防止する伝熱
    遮断部が設けられていることを特徴とする配達受付機。
JP6336789A 1989-03-15 1989-03-15 配達受付機 Expired - Lifetime JPH0720578B2 (ja)

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