JPH07205717A - 乗り物用ストップランプ - Google Patents
乗り物用ストップランプInfo
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- JPH07205717A JPH07205717A JP294894A JP294894A JPH07205717A JP H07205717 A JPH07205717 A JP H07205717A JP 294894 A JP294894 A JP 294894A JP 294894 A JP294894 A JP 294894A JP H07205717 A JPH07205717 A JP H07205717A
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- deceleration
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- brake
- stop lamp
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Abstract
(57)【要約】
【構成】バッテリ０，ブレーキペダル１，ブレーキペダ
ル１が踏まれている状態で接点がつながるブレーキスイ
ッチ２，ランプ３，電流制御部４により構成されてい
る。電流制御部４は、乗り物の減速度に応じて変化する
一種の可変抵抗であり乗り物の減速度に応じてランプ３
の光度が変化する。 【効果】減速度，必要な時に必要な減速情報を効果的に
後続の車に提供することが可能となり道路運航上の安全
性が改善できる。
ル１が踏まれている状態で接点がつながるブレーキスイ
ッチ２，ランプ３，電流制御部４により構成されてい
る。電流制御部４は、乗り物の減速度に応じて変化する
一種の可変抵抗であり乗り物の減速度に応じてランプ３
の光度が変化する。 【効果】減速度，必要な時に必要な減速情報を効果的に
後続の車に提供することが可能となり道路運航上の安全
性が改善できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乗り物用のストップラ
ンプに関する。
ンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のストップランプは、ブレーキペダ
ルに取付けられた接点スイッチによりブレーキペダルが
踏まれている状態で点灯，ブレーキペダルが踏まれてい
ない状態で消灯の切り替えを行っているのみであった。
ルに取付けられた接点スイッチによりブレーキペダルが
踏まれている状態で点灯，ブレーキペダルが踏まれてい
ない状態で消灯の切り替えを行っているのみであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】今、複数台の車が連な
って走行しており、さらに前方を走る車がブレーキを踏
んだ状態を想定してみる。従来の方法では、後続車は前
車の減速度が把握できず、どれほどの踏力でブレーキを
踏んで良いのかが全く判断できない。例えば、前方車の
ドライバがなんらかのはずみでブレーキペダルに触れて
しまった状態、即ち、車は全く減速しない状態でも、ス
トップランプは全光で点灯し、後続のドライバは、反射
的に急ブレーキを踏み、さらに後続車との事故が発生す
る危険性が生じる。また、減速を伴わないストップラン
プの点灯を繰り返しているうちに慣れが生じ、本当に前
方に障害物があり、前車が危険回避のために急ブレーキ
をかけてストップランプが点灯しても、後続のドライバ
のブレーキが遅れてしまうという危険性も生じてくる。
特に、夜間の濃霧，雨の場合には、この危険性はさらに
大きなものとなってくる。
って走行しており、さらに前方を走る車がブレーキを踏
んだ状態を想定してみる。従来の方法では、後続車は前
車の減速度が把握できず、どれほどの踏力でブレーキを
踏んで良いのかが全く判断できない。例えば、前方車の
ドライバがなんらかのはずみでブレーキペダルに触れて
しまった状態、即ち、車は全く減速しない状態でも、ス
トップランプは全光で点灯し、後続のドライバは、反射
的に急ブレーキを踏み、さらに後続車との事故が発生す
る危険性が生じる。また、減速を伴わないストップラン
プの点灯を繰り返しているうちに慣れが生じ、本当に前
方に障害物があり、前車が危険回避のために急ブレーキ
をかけてストップランプが点灯しても、後続のドライバ
のブレーキが遅れてしまうという危険性も生じてくる。
特に、夜間の濃霧，雨の場合には、この危険性はさらに
大きなものとなってくる。
【０００４】また、見通しの悪い道を走行する場合、先
行車のストップランプを頼りにブレーキングポイントを
知ることができるが、つぎのコーナがどの程度の曲率
で、どの程度ブレーキを踏めばよいかは、実際にその地
点まで行ってみないと把握できない。
行車のストップランプを頼りにブレーキングポイントを
知ることができるが、つぎのコーナがどの程度の曲率
で、どの程度ブレーキを踏めばよいかは、実際にその地
点まで行ってみないと把握できない。
【０００５】以上のように従来のストップランプは、本
来の目的である減速を後続車に伝える役割のうち運転者
がブレーキペダルに触れているか否かのオン・オフ情報
のみを伝えるものであった。
来の目的である減速を後続車に伝える役割のうち運転者
がブレーキペダルに触れているか否かのオン・オフ情報
のみを伝えるものであった。
【０００６】本発明の目的は、必要な時に必要な減速情
報を効果的に後続の車に伝達することを可能とする乗り
物用ストップランプを提供することにある。
報を効果的に後続の車に伝達することを可能とする乗り
物用ストップランプを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明では、運転者のブレーキ操作に対応して点
灯する乗り物用ストップランプにおいて、乗り物の減速
度検出手段を有し、前記減速度検出手段により検出され
た乗り物の減速度に応じて光度を変化させる。
めに、本発明では、運転者のブレーキ操作に対応して点
灯する乗り物用ストップランプにおいて、乗り物の減速
度検出手段を有し、前記減速度検出手段により検出され
た乗り物の減速度に応じて光度を変化させる。
【０００８】また、乗り物の減速度に応じて点灯周波
数，点灯パターンが変化し、乗り物の減速度がゼロの場
合でも予め設定された光度を確保し、乗り物の減速度が
大きいときは点滅周波数が増大し、乗り物の減速度が小
さいときは点滅周波数が減少する。
数，点灯パターンが変化し、乗り物の減速度がゼロの場
合でも予め設定された光度を確保し、乗り物の減速度が
大きいときは点滅周波数が増大し、乗り物の減速度が小
さいときは点滅周波数が減少する。
【０００９】さらに、乗り物のブレーキ油圧検出手段を
有し、乗り物のブレーキ油圧検出手段により検出された
乗り物のブレーキ油圧に応じて光度が変化し、点灯周波
数が変化し、点灯パターンが変化し、乗り物のブレーキ
油圧が大きいときは光度が増大し、乗り物のブレーキ油
圧が小さいときは光度が減少し、点滅周波数が増大し、
乗り物のブレーキ油圧が小さいときは点滅周波数が減少
する。
有し、乗り物のブレーキ油圧検出手段により検出された
乗り物のブレーキ油圧に応じて光度が変化し、点灯周波
数が変化し、点灯パターンが変化し、乗り物のブレーキ
油圧が大きいときは光度が増大し、乗り物のブレーキ油
圧が小さいときは光度が減少し、点滅周波数が増大し、
乗り物のブレーキ油圧が小さいときは点滅周波数が減少
する。
【００１０】
【作用】本発明によれば、減速度，必要な時に必要な減
速情報を効果的に後続の車に伝達することを可能とする
乗り物用ストップランプを提供することができる。
速情報を効果的に後続の車に伝達することを可能とする
乗り物用ストップランプを提供することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に従って説明す
る。図１は、本発明の乗り物用ストップランプの全体構
成を示す説明図である。本発明の乗り物用ストップラン
プは、バッテリ０，ブレーキペダル１，ブレーキペダル
１が踏まれている状態で接点がつながるブレーキスイッ
チ２，ランプ３，電流制御部４により構成され、自動車
１００に搭載されている。
る。図１は、本発明の乗り物用ストップランプの全体構
成を示す説明図である。本発明の乗り物用ストップラン
プは、バッテリ０，ブレーキペダル１，ブレーキペダル
１が踏まれている状態で接点がつながるブレーキスイッ
チ２，ランプ３，電流制御部４により構成され、自動車
１００に搭載されている。
【００１２】電流制御部４は、支点５により自由度を一
軸に固定された振り子６，抵抗７により構成されてい
る。ここで振り子６の少なくとも支点５から先の部分は
導体であり、抵抗７と接触を保ちながら、矢印の方向に
動くようになっている。即ち、電流制御部４は、振り子
６の変位に従い内部抵抗値が変化する一種の可変抵抗を
形成していることになる。電流制御部４は、車両前後方
向と振り子６の変位可能な方向とが合致するように自動
車１００の適当な場所に配置されている。また、自動車
１００の振動などによる不必要な振り子６の振動が起き
ないように振り子６にダンピング要素を設けても良い。
軸に固定された振り子６，抵抗７により構成されてい
る。ここで振り子６の少なくとも支点５から先の部分は
導体であり、抵抗７と接触を保ちながら、矢印の方向に
動くようになっている。即ち、電流制御部４は、振り子
６の変位に従い内部抵抗値が変化する一種の可変抵抗を
形成していることになる。電流制御部４は、車両前後方
向と振り子６の変位可能な方向とが合致するように自動
車１００の適当な場所に配置されている。また、自動車
１００の振動などによる不必要な振り子６の振動が起き
ないように振り子６にダンピング要素を設けても良い。
【００１３】今、ブレーキペダル１が踏み込まれるとブ
レーキスイッチ２の接点がつながり、電流はバッテリ０
からブレーキスイッチ２，電流制御部４を経由しランプ
３を点灯させることになる。
レーキスイッチ２の接点がつながり、電流はバッテリ０
からブレーキスイッチ２，電流制御部４を経由しランプ
３を点灯させることになる。
【００１４】図２は、自動車１００搭載時の電流制御部
４内の振り子６の動作および、内部抵抗値変化を示す説
明図である。（１）は、振り子６に重力以外の力が作用
しない状態、即ち、自動車１００が、停止しているか等
速直線運動を行っている場合の振り子６の動きを示して
いる。（１）の場合、振り子６は、重力により真下を向
いており、電流制御部４の内部抵抗は、最大の抵抗値Ｒ
をとることになる。これに対して（２）は、自動車１０
０のブレーキング時における振り子６の動きを示してい
る。自動車１００がブレーキングを行うと、自動車１０
０に図１のように進行方向と逆の減速度が働き、振り子
６にはこの減速度による慣性力が矢印の方向に働くこと
になり、重力とこの慣性力が釣り合うところまで変位す
ることになる。これに伴い、電流制御部４の内部抵抗
は、最大の抵抗値Ｒよりも小さいＲｄをとることにな
る。即ち、減速度に応じて電流制御部４の内部抵抗は変
化する。特に、この例では減速度が増加するに従い抵抗
が減少する。
４内の振り子６の動作および、内部抵抗値変化を示す説
明図である。（１）は、振り子６に重力以外の力が作用
しない状態、即ち、自動車１００が、停止しているか等
速直線運動を行っている場合の振り子６の動きを示して
いる。（１）の場合、振り子６は、重力により真下を向
いており、電流制御部４の内部抵抗は、最大の抵抗値Ｒ
をとることになる。これに対して（２）は、自動車１０
０のブレーキング時における振り子６の動きを示してい
る。自動車１００がブレーキングを行うと、自動車１０
０に図１のように進行方向と逆の減速度が働き、振り子
６にはこの減速度による慣性力が矢印の方向に働くこと
になり、重力とこの慣性力が釣り合うところまで変位す
ることになる。これに伴い、電流制御部４の内部抵抗
は、最大の抵抗値Ｒよりも小さいＲｄをとることにな
る。即ち、減速度に応じて電流制御部４の内部抵抗は変
化する。特に、この例では減速度が増加するに従い抵抗
が減少する。
【００１５】図３は、各走行状態におけるシステムの稼
働状態を示している。走行時はブレーキ１は踏まれてお
らず、従ってブレーキスイッチ２はオフの状態になる。
従って電流制御部４の内部抵抗に係わらず、ランプ３は
光度０、即ち消灯している。
働状態を示している。走行時はブレーキ１は踏まれてお
らず、従ってブレーキスイッチ２はオフの状態になる。
従って電流制御部４の内部抵抗に係わらず、ランプ３は
光度０、即ち消灯している。
【００１６】つぎに、ブレーキを踏んで停止している時
は、ブレーキスイッチ２は、オン状態になる。しかし、
前述のように、減速度ゼロのため、振り子６に重力以外
の力が作用しない状態となる。振り子６は、重力により
真下を向き、電流制御部４の内部抵抗は、最大の抵抗値
Ｒをとることになる。保安基準によると停止状態におけ
るストップランプの光度は、１００ｍ後方から確認でき
る必要があるので可変抵抗７の最大値Ｒおよびランプ３
は、この光度が得られるように設定する必要がある。
は、ブレーキスイッチ２は、オン状態になる。しかし、
前述のように、減速度ゼロのため、振り子６に重力以外
の力が作用しない状態となる。振り子６は、重力により
真下を向き、電流制御部４の内部抵抗は、最大の抵抗値
Ｒをとることになる。保安基準によると停止状態におけ
るストップランプの光度は、１００ｍ後方から確認でき
る必要があるので可変抵抗７の最大値Ｒおよびランプ３
は、この光度が得られるように設定する必要がある。
【００１７】つぎに減速度が小さいときの減速時である
が、このときは減速度による慣性力は小さく、振り子６
の変位は小さい。これにより、電流制御部４の内部抵抗
は、Ｒよりも小さいＲｃとなり、停止時に比べるとラン
プ３は、明るく点灯するようになる。さらに減速度が大
きいときの減速時は、振り子６の変位はさらに大きくな
る。これにより、電流制御部４の内部抵抗は、Ｒｃより
も小さいＲｄとなり、ランプ３はさらに明るく点灯する
ようになる。
が、このときは減速度による慣性力は小さく、振り子６
の変位は小さい。これにより、電流制御部４の内部抵抗
は、Ｒよりも小さいＲｃとなり、停止時に比べるとラン
プ３は、明るく点灯するようになる。さらに減速度が大
きいときの減速時は、振り子６の変位はさらに大きくな
る。これにより、電流制御部４の内部抵抗は、Ｒｃより
も小さいＲｄとなり、ランプ３はさらに明るく点灯する
ようになる。
【００１８】本実施例によれば、停止時には後方から確
認できる光度を確保しながら、減速度に応じてランプ３
の光度を変化させるストップランプを提供することがで
きる。これにより減速度の大きなブレーキング、即ち、
急ブレーキの時にはストップランプは明るく点灯し、後
続車に緊急度を伝達することができる。また、それほど
の減速度を伴わないブレーキングに対しては適当な光度
で点灯し、後続車に心の余裕を与えるものとなる。ま
た、本実施例によれば夜間や濃霧時に見通しの悪い道を
走行するときでも先行車がブレーキングのポイントとそ
の強さをストップランプの光度で伝達してくれるので後
速車は心の余裕をもって減速できる。
認できる光度を確保しながら、減速度に応じてランプ３
の光度を変化させるストップランプを提供することがで
きる。これにより減速度の大きなブレーキング、即ち、
急ブレーキの時にはストップランプは明るく点灯し、後
続車に緊急度を伝達することができる。また、それほど
の減速度を伴わないブレーキングに対しては適当な光度
で点灯し、後続車に心の余裕を与えるものとなる。ま
た、本実施例によれば夜間や濃霧時に見通しの悪い道を
走行するときでも先行車がブレーキングのポイントとそ
の強さをストップランプの光度で伝達してくれるので後
速車は心の余裕をもって減速できる。
【００１９】図４は、本発明の第二の実施例を示す説明
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ１０，ブレーキペダル１１，ブレーキペダル１１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ１
２，ランプ１３，電子負荷装置１４と加速度センサ１５
により構成され、自動車１１０に搭載されている。
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ１０，ブレーキペダル１１，ブレーキペダル１１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ１
２，ランプ１３，電子負荷装置１４と加速度センサ１５
により構成され、自動車１１０に搭載されている。
【００２０】電子負荷装置１４は加速度センサ１５の出
力に従い抵抗値が変化するように構成されている。加速
度センサ１５はその検出方向と車両前後方向とが合致す
るように自動車１１０の適当な場所に配置されている。
力に従い抵抗値が変化するように構成されている。加速
度センサ１５はその検出方向と車両前後方向とが合致す
るように自動車１１０の適当な場所に配置されている。
【００２１】今、ブレーキペダル１１が踏み込まれると
ブレーキスイッチ１２の接点がつながり、電流はバッテ
リ１０からブレーキスイッチ１２，電子負荷装置１４を
経由しランプ１３を点灯させることになる。電子負荷装
置１４において加速度センサ１５の出力が大きい時は、
内部抵抗が小さくなるようにし、加速度センサ１５の出
力が小さい時は、内部の抵抗が大きくなるようにすれ
ば、第一の実施例と同様に減速度に応じて光度が変化す
るストップランプを構成することができる。この場合、
加速度センサ１５の出力がゼロのとき、即ちブレーキを
かけて停止しているときでもランプ１３が保安基準を満
たす光度を確保しておく必要がある。
ブレーキスイッチ１２の接点がつながり、電流はバッテ
リ１０からブレーキスイッチ１２，電子負荷装置１４を
経由しランプ１３を点灯させることになる。電子負荷装
置１４において加速度センサ１５の出力が大きい時は、
内部抵抗が小さくなるようにし、加速度センサ１５の出
力が小さい時は、内部の抵抗が大きくなるようにすれ
ば、第一の実施例と同様に減速度に応じて光度が変化す
るストップランプを構成することができる。この場合、
加速度センサ１５の出力がゼロのとき、即ちブレーキを
かけて停止しているときでもランプ１３が保安基準を満
たす光度を確保しておく必要がある。
【００２２】図５は、本発明の第三の実施例を示す説明
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ２０，ブレーキペダル２１，ブレーキペダル２１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ２
２，ランプ２３，電子負荷装置２４とブレーキ油圧セン
サ２５により構成され、自動車１２０に搭載されてい
る。
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ２０，ブレーキペダル２１，ブレーキペダル２１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ２
２，ランプ２３，電子負荷装置２４とブレーキ油圧セン
サ２５により構成され、自動車１２０に搭載されてい
る。
【００２３】電子負荷装置２４はブレーキ油圧センサ２
５の出力に従い、電子的に抵抗値が変化するように構成
されている。今、ブレーキペダル２１が踏み込まれると
ブレーキスイッチ２２の接点がつながり、電流はバッテ
リ２０からブレーキスイッチ２２，電子負荷装置２４を
経由しランプ１３を点灯させることになる。電子負荷装
置２４においてブレーキ油圧センサ２５の出力が大きい
時は、内部抵抗が小さくなるようにし、ブレーキ油圧セ
ンサ２５の出力が小さい時は、内部の抵抗が大きくなる
ようにすれば、ブレーキ油圧に応じて光度が変化するス
トップランプを構成することができる。この場合、ブレ
ーキ油圧センサ２５の出力が最小値のとき、即ちブレー
キペダルに足をおいているだけのときでもランプ１３が
保安基準を満たす光度を確保しておく必要がある。
５の出力に従い、電子的に抵抗値が変化するように構成
されている。今、ブレーキペダル２１が踏み込まれると
ブレーキスイッチ２２の接点がつながり、電流はバッテ
リ２０からブレーキスイッチ２２，電子負荷装置２４を
経由しランプ１３を点灯させることになる。電子負荷装
置２４においてブレーキ油圧センサ２５の出力が大きい
時は、内部抵抗が小さくなるようにし、ブレーキ油圧セ
ンサ２５の出力が小さい時は、内部の抵抗が大きくなる
ようにすれば、ブレーキ油圧に応じて光度が変化するス
トップランプを構成することができる。この場合、ブレ
ーキ油圧センサ２５の出力が最小値のとき、即ちブレー
キペダルに足をおいているだけのときでもランプ１３が
保安基準を満たす光度を確保しておく必要がある。
【００２４】図６は、本発明の第四の実施例を示す説明
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ３０，ブレーキペダル３１，ブレーキペダル３１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ３
２，ランプ３３，可変抵抗部３４，固定抵抗３７１，差
動増幅器３８，電圧制御発振器（Voltage ControlledOs
cillator）３９，スイッチングデバイス３９０により構
成されている。
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ３０，ブレーキペダル３１，ブレーキペダル３１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ３
２，ランプ３３，可変抵抗部３４，固定抵抗３７１，差
動増幅器３８，電圧制御発振器（Voltage ControlledOs
cillator）３９，スイッチングデバイス３９０により構
成されている。
【００２５】可変抵抗部３４は、支点３５により自由度
を一軸に固定された振り子３６，抵抗３７により構成さ
れている。ここで振り子３６の支点３５から先の部分は
導体であり、抵抗３７と接触を保ちながら、矢印の方向
に動くようになっている。即ち、可変抵抗部３４は、振
り子３６の変位に従い内部抵抗値が変化することにな
る。可変抵抗部３４は、車両前後方向と振り子３６の変
位可能な方向とが合致するように自動車１３０の適当な
場所に配置されている。
を一軸に固定された振り子３６，抵抗３７により構成さ
れている。ここで振り子３６の支点３５から先の部分は
導体であり、抵抗３７と接触を保ちながら、矢印の方向
に動くようになっている。即ち、可変抵抗部３４は、振
り子３６の変位に従い内部抵抗値が変化することにな
る。可変抵抗部３４は、車両前後方向と振り子３６の変
位可能な方向とが合致するように自動車１３０の適当な
場所に配置されている。
【００２６】従って、実施例１と同様に車両１３０の減
速度に応じて可変抵抗部３４の内部抵抗は変化する。
速度に応じて可変抵抗部３４の内部抵抗は変化する。
【００２７】今、ブレーキペダル３１が踏み込まれると
ブレーキスイッチ３２の接点がつながり、可変抵抗部３
４と固定抵抗４０にバッテリ電圧が印加される。差動増
幅器３８は、可変抵抗部３４両端の電圧降下を増幅し電
圧制御発振器３８に出力する。電圧制御発振器３９は、
この電圧に応じた周波数の発信信号をスイッチングデバ
イス３９０へ送る。スイッチングデバイス３９０は、こ
の信号に基づいてオン，オフを繰り返しランプ３３は点
滅する。このときの点滅周波数は、可変抵抗部３４の内
部抵抗に比例したものとなり、結局減速度に応じて点滅
周波数が変化することになる。また、差動増幅器３８か
らの出力がゼロの時には、スイッチングデバイス３９が
オン状態になるように電圧制御発振器３９を設定してお
く必要がある。さらに、電圧制御発振器３９の内部に発
振パターンの記憶装置を具備し、減速度に応じてランプ
３３の点滅パターンを変化させてもよい。
ブレーキスイッチ３２の接点がつながり、可変抵抗部３
４と固定抵抗４０にバッテリ電圧が印加される。差動増
幅器３８は、可変抵抗部３４両端の電圧降下を増幅し電
圧制御発振器３８に出力する。電圧制御発振器３９は、
この電圧に応じた周波数の発信信号をスイッチングデバ
イス３９０へ送る。スイッチングデバイス３９０は、こ
の信号に基づいてオン，オフを繰り返しランプ３３は点
滅する。このときの点滅周波数は、可変抵抗部３４の内
部抵抗に比例したものとなり、結局減速度に応じて点滅
周波数が変化することになる。また、差動増幅器３８か
らの出力がゼロの時には、スイッチングデバイス３９が
オン状態になるように電圧制御発振器３９を設定してお
く必要がある。さらに、電圧制御発振器３９の内部に発
振パターンの記憶装置を具備し、減速度に応じてランプ
３３の点滅パターンを変化させてもよい。
【００２８】図７は、本発明の第五の実施例を示す説明
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ４０，ブレーキペダル４１，ブレーキペダル４１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ４
２，ランプ４３，加速度センサ４７，電圧制御発振器４
８，スイッチングデバイス４９により構成されている。
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ４０，ブレーキペダル４１，ブレーキペダル４１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ４
２，ランプ４３，加速度センサ４７，電圧制御発振器４
８，スイッチングデバイス４９により構成されている。
【００２９】加速度センサ４７はその検出方向と車両前
後方向とが合致するように自動車１４０の適当な場所に
配置されている。電圧制御発振器４８において加速度セ
ンサ１５の出力が大きい時は、周波数が高くなるように
し、加速度センサ４７の出力が小さい時は、周波数が高
くなるようにすれば、第四の実施例と同様に減速度に応
じて周波数が変化するストップランプを構成することが
できる。また、加速度センサ４７からの出力がゼロの時
には、スイッチングデバイス４９がオン状態になるよう
に電圧制御発振器４８を設定しておく必要がある。さら
に、電圧制御発振器４８の内部に発振パターンの記憶装
置を具備し、減速度に応じてランプ４３の点滅パターン
を変化させてもよい。
後方向とが合致するように自動車１４０の適当な場所に
配置されている。電圧制御発振器４８において加速度セ
ンサ１５の出力が大きい時は、周波数が高くなるように
し、加速度センサ４７の出力が小さい時は、周波数が高
くなるようにすれば、第四の実施例と同様に減速度に応
じて周波数が変化するストップランプを構成することが
できる。また、加速度センサ４７からの出力がゼロの時
には、スイッチングデバイス４９がオン状態になるよう
に電圧制御発振器４８を設定しておく必要がある。さら
に、電圧制御発振器４８の内部に発振パターンの記憶装
置を具備し、減速度に応じてランプ４３の点滅パターン
を変化させてもよい。
【００３０】図８は、本発明の第六の実施例を示す説明
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ５０，ブレーキペダル５１，ブレーキペダル５１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ５
２，ランプ５３，ブレーキ油圧センサ５５，電圧制御発
振器５８，スイッチングデバイス５９により構成されて
いる。
図である。本発明の乗り物用ストップランプは、バッテ
リ５０，ブレーキペダル５１，ブレーキペダル５１が踏
まれている状態で接点がつながるブレーキスイッチ５
２，ランプ５３，ブレーキ油圧センサ５５，電圧制御発
振器５８，スイッチングデバイス５９により構成されて
いる。
【００３１】電圧制御発振器４８においてブレーキ油圧
センサ５５の出力が大きい時は、周波数が高くなるよう
に、ブレーキ油圧センサ５５の出力が小さい時は、周波
数が高くなるようにすれば、ブレーキ油圧に応じて周波
数が変化するストップランプを構成することができる。
また、ブレーキ油圧センサ５５からの出力がゼロの時に
は、スイッチングデバイス５９がオン状態になるように
電圧制御発振器５８を設定しておく必要がある。さら
に、電圧制御発振器５８の内部に発振パターンの記憶装
置を具備し、減速度に応じてランプ５３の点滅パターン
を変化させてもよい。
センサ５５の出力が大きい時は、周波数が高くなるよう
に、ブレーキ油圧センサ５５の出力が小さい時は、周波
数が高くなるようにすれば、ブレーキ油圧に応じて周波
数が変化するストップランプを構成することができる。
また、ブレーキ油圧センサ５５からの出力がゼロの時に
は、スイッチングデバイス５９がオン状態になるように
電圧制御発振器５８を設定しておく必要がある。さら
に、電圧制御発振器５８の内部に発振パターンの記憶装
置を具備し、減速度に応じてランプ５３の点滅パターン
を変化させてもよい。
【００３２】また、本実施例によれば、停止時には後方
から確認できるように点灯しながら、減速度に応じてラ
ンプの周波数，点滅パターンを変化させるストップラン
プを提供することができる。これにより減速度の大きな
ブレーキング、即ち、急ブレーキの時にはストップラン
プは高い周波数で点滅し、後続車に緊急度を伝達するこ
とができる。また、それほどの減速度を伴わないブレー
キングに対しては低い周波数で点滅し、後続車に心の余
裕を与えるものとなる。また、本実施例によれば夜間や
濃霧時に見通しの悪い道を走行するときでも先行車がブ
レーキングのポイントとその強さをストップランプの周
波数で伝達してくれるので後続車は心の余裕をもって減
速できる。
から確認できるように点灯しながら、減速度に応じてラ
ンプの周波数，点滅パターンを変化させるストップラン
プを提供することができる。これにより減速度の大きな
ブレーキング、即ち、急ブレーキの時にはストップラン
プは高い周波数で点滅し、後続車に緊急度を伝達するこ
とができる。また、それほどの減速度を伴わないブレー
キングに対しては低い周波数で点滅し、後続車に心の余
裕を与えるものとなる。また、本実施例によれば夜間や
濃霧時に見通しの悪い道を走行するときでも先行車がブ
レーキングのポイントとその強さをストップランプの周
波数で伝達してくれるので後続車は心の余裕をもって減
速できる。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、減速度、必要な時に必
要な減速情報を効果的に後続の車に伝達することが可能
となり道路運航上の安全性が改善できる。
要な減速情報を効果的に後続の車に伝達することが可能
となり道路運航上の安全性が改善できる。
【図１】本発明の全体構成を示す説明図。
【図２】電流制御部４の動作を示す説明図。
【図３】システム稼働状態を示す説明図。
【図４】本発明の第二の実施例の説明図。
【図５】本発明の第三の実施例の説明図。
【図６】本発明の第四の実施例の説明図。
【図７】本発明の第五の実施例の説明図。
【図８】本発明の第六の実施例の説明図。
０…バッテリ、１…ブレーキペダル、２…ブレーキスイ
ッチ、３…ランプ、４…電流制御部、５…支点、６…振
り子、７…抵抗。
ッチ、３…ランプ、４…電流制御部、５…支点、６…振
り子、７…抵抗。
Claims (1)
- 【請求項１】運転者のブレーキ操作に対応して点灯する
乗り物用ストップランプにおいて、乗り物の減速度検出
手段を有し、前記減速度検出手段により検出された乗り
物の減速度に応じて光度が変化することを特徴とする乗
り物用ストップランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP294894A JPH07205717A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 乗り物用ストップランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP294894A JPH07205717A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 乗り物用ストップランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07205717A true JPH07205717A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11543600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP294894A Pending JPH07205717A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 乗り物用ストップランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07205717A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100458190B1 (ko) * | 2002-09-09 | 2004-11-20 | 현대모비스 주식회사 | 자동차용 브레이크 장치 |
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| US9834184B2 (en) | 2013-09-13 | 2017-12-05 | Vision Works Ip Corporation | Trailer braking system and controller |
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-
1994
- 1994-01-17 JP JP294894A patent/JPH07205717A/ja active Pending
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