JPH10203236A - 自動車の追突防止装置 - Google Patents
自動車の追突防止装置Info
- Publication number
- JPH10203236A JPH10203236A JP1030497A JP1030497A JPH10203236A JP H10203236 A JPH10203236 A JP H10203236A JP 1030497 A JP1030497 A JP 1030497A JP 1030497 A JP1030497 A JP 1030497A JP H10203236 A JPH10203236 A JP H10203236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- deceleration
- lamp
- sensor
- brake lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の減速が急ブレ−キなのかゆるやかな
減速なのかを判別する。 【解決手段】 減速の度合いによって急ブレ−キか否か
をセンサ−で感知して、通常のブレ−キとは異なる色彩
のブレ−キランプを点灯する。 【効果】 先行車が急ブレ−キを踏んだことを後続車は
迅速に認識し連動した適確なブレ−キ操作が可能となり
追突を防止できる。
減速なのかを判別する。 【解決手段】 減速の度合いによって急ブレ−キか否か
をセンサ−で感知して、通常のブレ−キとは異なる色彩
のブレ−キランプを点灯する。 【効果】 先行車が急ブレ−キを踏んだことを後続車は
迅速に認識し連動した適確なブレ−キ操作が可能となり
追突を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブレ−キペダルを踏
むことによって生ずる減速度合を電気系統又は機械系統
の装置又はこれらを混合した装置により測定し、減速度
合に対応して色彩の異なるブレーキランプを点灯させ、
急ブレ−キと通常の緩やかな減速のためのブレ−キとを
判別して後続自動車に知らせることで追突を防止する装
置に関する。
むことによって生ずる減速度合を電気系統又は機械系統
の装置又はこれらを混合した装置により測定し、減速度
合に対応して色彩の異なるブレーキランプを点灯させ、
急ブレ−キと通常の緩やかな減速のためのブレ−キとを
判別して後続自動車に知らせることで追突を防止する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドライバ−は先行車の制動動作を先行車
のブレーキランプの点灯により認識でき、先行車がブレ
ーキを利かせたことを認知し、その認知に反応して適当
なブレ−キ操作を行う。
のブレーキランプの点灯により認識でき、先行車がブレ
ーキを利かせたことを認知し、その認知に反応して適当
なブレ−キ操作を行う。
【0003】又、自動車後部に横並びに配置されたブレ
−キランプがウインカ−のように順次点滅してブレ−キ
動作を知らせる車種もある。
−キランプがウインカ−のように順次点滅してブレ−キ
動作を知らせる車種もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車のブレ−キペダ
ルを踏むと、ブレ−キランプが点灯し、ブレ−キ操作が
なされたことがわかるが、軽くブレ−キペダルを踏んだ
場合も、急ブレ−キを利かせるためブレ−キペダルを強
く踏み込んだ場合も一様にブレ−キランプが点灯するた
め、軽くブレ−キペダルを踏み続けて徐々に減速するの
か、急ブレ−キを利かせて急停車するのかブレ−キラン
プの点灯だけでは先行車ドライバ−の意図を判別するこ
とは困難である。
ルを踏むと、ブレ−キランプが点灯し、ブレ−キ操作が
なされたことがわかるが、軽くブレ−キペダルを踏んだ
場合も、急ブレ−キを利かせるためブレ−キペダルを強
く踏み込んだ場合も一様にブレ−キランプが点灯するた
め、軽くブレ−キペダルを踏み続けて徐々に減速するの
か、急ブレ−キを利かせて急停車するのかブレ−キラン
プの点灯だけでは先行車ドライバ−の意図を判別するこ
とは困難である。
【0005】このような場合は通常、先行車の減速状態
や道路状況から急ブレ−キが利かされれたか否かを目で
認知し、後続車は認知に反応するブレ−キ操作を行って
いるが、後続車のドライバ−が急ブレ−キを緩やかな減
速と誤認すると迅速なブレ−キ操作が遅れ、走行中に追
突する大型トラック事故が絶えない。
や道路状況から急ブレ−キが利かされれたか否かを目で
認知し、後続車は認知に反応するブレ−キ操作を行って
いるが、後続車のドライバ−が急ブレ−キを緩やかな減
速と誤認すると迅速なブレ−キ操作が遅れ、走行中に追
突する大型トラック事故が絶えない。
【0006】このような誤認は長時間に及ぶ運転による
目や体の疲労、悪天候、夜間等の視界の悪さが原因とな
って引き起こされる。
目や体の疲労、悪天候、夜間等の視界の悪さが原因とな
って引き起こされる。
【0007】又、昼間の運転においてもトンネル内にお
いてはヘッドライトを点灯するため、夜間と同様に視界
が悪い状態になる上、視界の良い状態から悪い状態へと
急変し、状況判断の切り替えが難しい。
いてはヘッドライトを点灯するため、夜間と同様に視界
が悪い状態になる上、視界の良い状態から悪い状態へと
急変し、状況判断の切り替えが難しい。
【0008】特に高速道路においては一般道よりも先行
車との車間距離を長く保って走行しているため、先行車
の動向を判断し難い上、高速走行しているため急ブレー
キか減速ブレーキかの判断を誤ると大事故につながる恐
れが高い。
車との車間距離を長く保って走行しているため、先行車
の動向を判断し難い上、高速走行しているため急ブレー
キか減速ブレーキかの判断を誤ると大事故につながる恐
れが高い。
【0009】又、大型トラックのドライバーは、大型ト
ラックが普通乗用車に比べ制動距離が長いため、普通乗
用車のドライバーよりも迅速かつ的確なブレ−キ操作が
要求されるにも拘らず、減速から加速へのスピード回復
が普通乗用車に比べ性能上遅いことから、つい、先行車
に接近運転して適正な車間距離を採っていないことが多
く、更に長時間に及ぶ運転で目や体の疲労が重なり、先
行車の動向の認知に対応するブレーキ操作が緩慢となっ
てブレ−キ操作の誤りから重大な追突事故につながって
しまう。
ラックが普通乗用車に比べ制動距離が長いため、普通乗
用車のドライバーよりも迅速かつ的確なブレ−キ操作が
要求されるにも拘らず、減速から加速へのスピード回復
が普通乗用車に比べ性能上遅いことから、つい、先行車
に接近運転して適正な車間距離を採っていないことが多
く、更に長時間に及ぶ運転で目や体の疲労が重なり、先
行車の動向の認知に対応するブレーキ操作が緩慢となっ
てブレ−キ操作の誤りから重大な追突事故につながって
しまう。
【0010】そこで本発明は少なくとも先行車が急ブレ
−キを利かせたことを明確に判別できるようにして追突
事故を起こさないようにすることを目的とする。
−キを利かせたことを明確に判別できるようにして追突
事故を起こさないようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】数種類の異なる色彩のブ
レ−キランプを取付け、ブレ−キ操作による減速度合に
応じて異なる色彩のブレ−キランプが点灯するようにす
る。
レ−キランプを取付け、ブレ−キ操作による減速度合に
応じて異なる色彩のブレ−キランプが点灯するようにす
る。
【0012】
(1) 電気系統の装置 スピードメータが現示する電気信号をパルス信号に
変換してロックし、次時点でのスピードメータからの電
気信号を同様にパルス信号に変換して前時点との差を比
較することにより減速度合を測定し、その減速度合をセ
ンサで検知し、急ブレーキか、減速ブレーキかを感知し
て、それぞれに対応する色彩を有するブレーキランプを
点灯させる。 (2) 機械系統の装置 ブレ−キペダルにセンサ−を取付け、ブレーキペダ
ルの踏み具合によって異なる色彩のブレ−キランプを点
灯する ブレーキ配管中の圧力(油圧及び空圧)の変化をセ
ンサーで測定し、圧力変化に対応する色彩を有するブレ
ーキランプを点灯させる。
変換してロックし、次時点でのスピードメータからの電
気信号を同様にパルス信号に変換して前時点との差を比
較することにより減速度合を測定し、その減速度合をセ
ンサで検知し、急ブレーキか、減速ブレーキかを感知し
て、それぞれに対応する色彩を有するブレーキランプを
点灯させる。 (2) 機械系統の装置 ブレ−キペダルにセンサ−を取付け、ブレーキペダ
ルの踏み具合によって異なる色彩のブレ−キランプを点
灯する ブレーキ配管中の圧力(油圧及び空圧)の変化をセ
ンサーで測定し、圧力変化に対応する色彩を有するブレ
ーキランプを点灯させる。
【0013】 重量球と押圧コイルスプリングを水平
な管内等に挿入して重量球を車体後方側で支え、減速慣
性によって押圧コイルスプリングが収縮する量から減速
度合を測定しする。
な管内等に挿入して重量球を車体後方側で支え、減速慣
性によって押圧コイルスプリングが収縮する量から減速
度合を測定しする。
【0014】 シートベルトのロック用に用いられて
いるような、逆さダルマ型の頭部を下部に比べ大きく、
かつ、重く形成した振り子を設け、減速慣性によって前
倒する度合をセンサで検知し減速度合を測定する。
いるような、逆さダルマ型の頭部を下部に比べ大きく、
かつ、重く形成した振り子を設け、減速慣性によって前
倒する度合をセンサで検知し減速度合を測定する。
【0015】これらの装置において、急ブレ−キを利か
せるときはブレ−キペダルを迅速、かつ、強く踏み込
み、減速目的でブレ−キペダルを踏むときはブレ−キペ
ダルを緩やかに、軽く踏もうとする。そこで、急ブレ−
キを利かせるために強くブレーキペダルを踏み込んだと
きは赤色のブレ−キランプを、軽く踏み込んだときは赤
色以外の色彩、例えば黄色やオレンジ色のブレーキラン
プを点灯するようにセンサ−で動作させるのである。
せるときはブレ−キペダルを迅速、かつ、強く踏み込
み、減速目的でブレ−キペダルを踏むときはブレ−キペ
ダルを緩やかに、軽く踏もうとする。そこで、急ブレ−
キを利かせるために強くブレーキペダルを踏み込んだと
きは赤色のブレ−キランプを、軽く踏み込んだときは赤
色以外の色彩、例えば黄色やオレンジ色のブレーキラン
プを点灯するようにセンサ−で動作させるのである。
【0016】
【発明の効果】走行車のブレ−キランプが点灯したと
き、点灯したブレ−キランプの色彩によって急ブレ−キ
か、緩やかな減速ブレーキなのかを明確、かつ、瞬時に
認知できるため、後続車は先行車の動向に反応した的確
なブレ−キ操作を迅速に行うことができ追突事故を回避
できる。
き、点灯したブレ−キランプの色彩によって急ブレ−キ
か、緩やかな減速ブレーキなのかを明確、かつ、瞬時に
認知できるため、後続車は先行車の動向に反応した的確
なブレ−キ操作を迅速に行うことができ追突事故を回避
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】二種類以上の色彩の異なる自動車のブレ−
キランプを形成し、測定した減速度合に応じて色彩の異
なるブレ−キランプを点灯させることを特徴とする自動
車の追突防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030497A JPH10203236A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 自動車の追突防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030497A JPH10203236A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 自動車の追突防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10203236A true JPH10203236A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11746521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1030497A Pending JPH10203236A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 自動車の追突防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10203236A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2398681A (en) * | 2003-02-21 | 2004-08-25 | Martin Scholey | Vehicle deceleration warning lights |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP1030497A patent/JPH10203236A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2398681A (en) * | 2003-02-21 | 2004-08-25 | Martin Scholey | Vehicle deceleration warning lights |
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