JPH0720568Y2 - 電子歩数計の歩行検出センサ - Google Patents

電子歩数計の歩行検出センサ

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JPH0720568Y2
JPH0720568Y2 JP15641488U JP15641488U JPH0720568Y2 JP H0720568 Y2 JPH0720568 Y2 JP H0720568Y2 JP 15641488 U JP15641488 U JP 15641488U JP 15641488 U JP15641488 U JP 15641488U JP H0720568 Y2 JPH0720568 Y2 JP H0720568Y2
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detection sensor
piezoelectric elements
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piezoelectric element
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勲 田坂
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧電素子を用いた電子歩数計の歩行検出セン
サに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、歩行に対応する人体の上下加速度を検出する歩行
検出センサを、圧電素子を片持梁として構成したもの
が、実開昭62-14557号公報に示されている。このような
圧電素子を用いた歩行検出センサにあっては、人体の上
下加速度が小さく、且つ周波数が低いために高出力のも
のが必要とされる。そのため、第7図に示すように一対
の圧電素子を重合する所謂バイモルフ構造にしたものが
ある。第7図において、一対の圧電素子は基板33に片持
梁として支持され、自由端部には錘32が固定されてい
る。
〔考案の解決しようとする課題〕
バイモルフ構造にした場合、安定した出力を得るために
第7図に示すように一対の圧電素子を並列に接続してお
り、このため両圧電素子を接続するリード線が必要で、
組立性が悪いという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、並列接続された一対の圧電素
子をリード線を使用せずに接続して、組立性の良い歩行
検出センサを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
しかして本考案は、表裏面に出力極を有する板状の圧電
素子の一対を、内側に同極の出力極を対面させながら重
合し、導電体からなる錘を圧電素子の自由端部に固定し
て両圧電素子の外側の出力極を前記錘を介して接続した
ものである。
〔作用〕
本考案によれば、重合された一対の圧電素子を並列接続
するのに導電体からなる錘を利用しているため、リード
線が不要となり組立性が良い。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図は圧電素子の構造を示しており、圧電素子Aはセ
ラミックで板状に形成され、表裏面に夫々銀が蒸着され
て正の出力極A1,負の出力極A2が形成されている。前記
圧電素子Aより長く形成された圧電素子Bも同様に構成
されて、正の出力極B1,負の出力極B2が形成されてい
る。両圧電素子A,Bは夫々の負の出力極A2,B2を対面させ
るとともに、間に真鍮製のシムCを介在させて両出力極
A2,B2を導通させつつ接合され、これで歩行検出センサ
1が構成されている。ここで、両圧電素子A,Bは一方の
端部を揃えて、他方の端部はシムCが露出するように段
違いにして接合されている。
第1図及び第2図は上記のように構成された歩行検出セ
ンサ1の組立状態を示し、電子歩数計を構成する他の回
路部品が実装された回路基板3に形成された切込み4
に、歩行検出センサ1の端部が片持梁を構成するように
嵌挿される。回路基板3の切込み4には、圧電素子Bの
外側にある正の出力極B1と露出しているシムCとに接続
するランド5,5が配設されており、歩行検出センサ1を
回路基板3に装着すると同時に歩行検出センサ1と回路
基板3との電気的接続もされるようになっている。歩行
検出センサ1を切込み4に嵌挿した状態で、正の出力極
B1及びシムCとランド5,5が半田6,6にて接続固定され
る。2は導電体で形成された錘であって、歩行検出セン
サ1の自由端部に取り付けられる側の端部に切込みが形
成されて略コ字形状に構成されている。錘2の切込みに
歩行検出センサ1の自由端部を圧入して取り付けると、
両圧電素子A,Bが挟み込まれ歩行検出センサ1の表裏面
に露出する正の出力極A1,B1が導電性を有する錘2を介
して導通される。これによって、両圧電素子A,Bの正の
出力極A1,B1が錘2を介して接続され、負の出力極A2,B2
がシムCを介して接続されるため、両圧電素子A,Bが並
列に接続され、圧電素子Bの正の出力極B1に接続された
ランド5と、シムCに接続されたランド5との間に歩行
検出センサ1の撓みによる人体の上下加速度に比例した
出力が取り出される。ここで、錘2は全体が導電体で形
成されておらずともよく、少なくとも両圧電素子A,Bの
正の出力極A1,B1に接触する切込み部に導電体を設ける
ようにしてもよい。
また、片持支持された歩行検出センサ1は歩行に伴い、
回路基板3の切込み4に嵌挿された固定端部を支点に錘
2を取り付けた自由端部が振れて撓みを繰り返すが、接
合されている一対の圧電素子A,Bが錘2の切込みに挟み
込まれるため、両圧電素子A,Bが自由端部より剥離する
ということを防止できる。
第1図において、7は歩行検出センサ1の上下方向の振
れを規制するストッパーである。
第5図は本実施例の歩行検出センサ1を組み込んだ電子
歩数計のブロック回路図であり、歩行検出センサ1の出
力はフィルター処理回路22にて出力信号に含まれた雑音
がカットされ、次に不感帯処理回路23にて歩行に伴った
正規の出力信号以外がカットされ、更に演算処理回路24
に入力されて歩数に演算されて表示部26にて表示され
る。第5図中21は感度調整回路、25は演算処理回路24に
おいて歩数に基づき演算された距離や消費カロリー等を
表示部26に切換え表示させるための表示切換回路、27は
リセットスイッチ、28は表示切換スイッチである。
第3図及び第4図は本実施例の歩行検出センサ1をゴム
や弾性を有する合成樹脂等の弾性体10にて被覆した状態
を示す図である。本実施例の歩行検出センサ1は、圧電
素子A,Bに銀を蒸着してなる正の出力極A1,B1やシムC、
及び側端面が露出しているため、錆が発生して感度が変
化する恐れがあり、歩行検出センサ1を弾性体10で被覆
することによって錆の発生を防止できる。更に、歩行検
出センサ1は人体の上下加速度といった低い周波数成分
を検出するものであるから、弾性体10によって被覆する
ことで粘性抵抗が付加されるため、外部からの振動等の
高い周波数成分である雑音の影響を受けにくく、精度の
向上を図ることもできる。
第4図は歩行検出センサ1に弾性体10を被覆する工程を
示す図であって、第4図(a)に示すように歩行検出セ
ンサ1は基台13の切込みに嵌挿されて片持支持されると
ともに、自由端部に錘2が取り付けられ、更に一方の圧
電素子の正の出力極及びシムにリード線15,15が半田付
けされてセンサブロックが構成される。次に、ゴム等の
弾性体10の溶融槽に上記のセンサブロックが浸され、第
4図(b)のようにセンサブロックが弾性体10に被覆さ
れた状態にされるのである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、表裏面に出力極を有する板状の
圧電素子の一対を、内側に同極の出力極を対面させなが
ら重合し、導電体からなる錘を圧電素子の自由端部に固
定して両圧電素子の外側の出力極を前記錘を介して接続
しているので、一対の圧電素子を並列に接続するために
リード線が不要となり、リード線の半田付け作業が削減
できて組立性が良く、また一対の圧電素子の自由端部に
錘が固定されているので、歩行検出センサの自由端部に
おいて接合された両圧電素子が剥離するということも防
止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は同上の組立
状態を示す斜視図、第3図は同上の応用例を示す断面
図、第4図(a),(b)は同上の工程を示す斜視図、
第5図は同上の電子歩数計のブロック回路図、第6図は
同上の圧電素子の断面図、第7図は従来例の側面図であ
る。 1……歩行検出センサ、2……錘、A,B……圧電素子、A
1,B1……正の出力極、A2,B2……負の出力極、C……シ
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏面に出力極を有する板状の圧電素子を
    片持梁として支持し、圧電素子が歩行に対応して撓むこ
    とにより圧電素子から出力を得る電子歩数計の歩行検出
    センサにおいて、一対の圧電素子を内側に同極の出力極
    を対面させながら重合し、導電体からなる錘を圧電素子
    の自由端部に固定して両圧電素子の外側の出力極を前記
    錘を介して接続したことを特徴とする電子歩数計の歩行
    検出センサ。
JP15641488U 1988-11-30 1988-11-30 電子歩数計の歩行検出センサ Expired - Lifetime JPH0720568Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0277775U JPH0277775U (ja) 1990-06-14
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DE102006037692A1 (de) * 2006-08-11 2008-02-14 Robert Bosch Gmbh Schaltungsmodul

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