JPH072052U - シ−ト材にマ−キングを施すためのマ−キング装置 - Google Patents
シ−ト材にマ−キングを施すためのマ−キング装置Info
- Publication number
- JPH072052U JPH072052U JP3630593U JP3630593U JPH072052U JP H072052 U JPH072052 U JP H072052U JP 3630593 U JP3630593 U JP 3630593U JP 3630593 U JP3630593 U JP 3630593U JP H072052 U JPH072052 U JP H072052U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- marker
- sheet material
- spring
- holder
- marking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シ−ト材の表面を傷つけず、文字や数字の大
きさも自由に、しかも、人手を煩わすことなく、任意の
位置に記入できるマ−キング装置を提供する。 【構成】 シ−ト材に文字,数字,記号等を記入するた
めのマ−カ−と、該マ−カ−の下方にあってマ−カ−を
押し下げる動作によって開くシャッタ−及びシャッタ−
開放装置と、前記マ−カ−を保持するホルダ−と、前記
マ−カ−に筆圧を加えるスプリング装置と、前記ホルダ
−を上下方向摺動自在に案内する案内機構とから成るマ
−カ−アッセンブリと、前記マ−カ−をスプリングを介
してシ−ト材に向けて押し下げる押し下げ手段とにより
構成した。
きさも自由に、しかも、人手を煩わすことなく、任意の
位置に記入できるマ−キング装置を提供する。 【構成】 シ−ト材に文字,数字,記号等を記入するた
めのマ−カ−と、該マ−カ−の下方にあってマ−カ−を
押し下げる動作によって開くシャッタ−及びシャッタ−
開放装置と、前記マ−カ−を保持するホルダ−と、前記
マ−カ−に筆圧を加えるスプリング装置と、前記ホルダ
−を上下方向摺動自在に案内する案内機構とから成るマ
−カ−アッセンブリと、前記マ−カ−をスプリングを介
してシ−ト材に向けて押し下げる押し下げ手段とにより
構成した。
Description
【0001】
本考案は、マ−カ−を使用してシ−ト材の表面に文字,数字,記号等を記入す ることができる、シ−ト材にマ−キングを施すためのマ−キング装置に関するも のである。
【0002】
従来、加工されたシ−ト材を識別するために、加工終了時点で手書きで文字 や数字をシ−ト材に記入する方法、シ−ト材加工機にマ−キング金型を装着し て、シ−ト材に刻印する方法がとられていた。
【0003】 然し乍ら、上記の方法は、加工機に人が付いていなけばならないし、また、 大きな板材の中央に記入するには、該板材を立てるか、板材上に乗るなどしない と記入できないなどの問題点があり、一方、の方法は、刻印でシ−ト材表面を 傷つけるため、化粧表面に使用するものには不向きであるばかりでなく、文字や 数字の大きさも限定されるなどの問題点がある。
【0004】
本考案は、上記のような従来技術に鑑み、シ−ト材の表面を傷つけず、文字や 数字の大きさも自由に、しかも、人手を煩わすことなく、任意の位置に記入でき る装置を提供することを、その課題とするものである。
【0005】
本考案は上記課題を解決することを目的としてなされたもので、その構成は、 シ−ト材に文字,数字,記号等を記入するためのマ−カ−と、該マ−カ−の下方 にあってマ−カ−を押し下げる動作によって開くシャッタ−及びシャッタ−開放 装置と、前記マ−カ−を保持するホルダ−と、前記マ−カ−に筆圧を加えるスプ リング装置と、前記ホルダ−を上下方向摺動自在に案内する案内機構とから成る マ−カ−アッセンブリと、前記マ−カ−をスプリングを介してシ−ト材に向けて 押し下げる押し下げ手段とから成ることを特徴とするものであり、押し下げ手段 は、マ−カ−をシ−ト材の板厚に対して変更可能又は変更不可能のいずれの手段 であってもよい。
【0006】
本考案マ−キング装置は、マ−カ−アッセンブリを、マ−カ−と、該マ−カ− の下方に位置し、マ−カ−を押し下げる動作によって開くシャッタ−及びシャッ タ−開放装置と、マ−カ−を保持するホルダ−と、マ−カ−に筆圧を加えるスプ リング装置と、前記ホルダ−を上下方向摺動自在に案内する案内機構とにより構 成し、マ−カ−を押し下げ、マ−キングされるシ−ト材の移動制御との協働作用 により、シ−ト表面に文字や数字を大きさを自由に、人手を煩わすことなく、任 意の位置に記入することができる。
【0007】
次に本考案の実施例を図により説明する。図1は本考案の一例の装置のマ−キ ングを行なう前の初期状態の縦断正面図、図2は同じくマ−キング動作に入って マ−カ−の先端を露出した状態の縦断正面図、図3は同じくマ−カ−の先端がシ −ト材に接する位置まで押し下げた状態の縦断正面図、図4は本考案の別例の装 置のマ−キングを行なう前の初期状態の縦断正面図、図5は同じくマ−キング動 作に入ってマ−カ−の先端を露出した状態の縦断正面図、図6は同じくマ−カ− の先端がシ−ト材に接する位置まで押し下げた状態の縦断正面図である。
【0008】 図において、1はマ−カ−アッセンブリMAを収容保持する保持台であり、マ− カ−アッセンブリMAは次のように構成される。即ち、マ−カ−2を収容するマ− カ−ホルダ−3と、該マ−カ−ホルダ−3を介してマ−カ−2に筆圧を加えるス プリング4を収容し、上下方向に摺動自在に案内すると共に、それ自体が下降す ることによりシャッタ−5a,5bを開放するホルダ−ガイド6と、前記ホルダ−ガ イド6及び該ホルダ−ガイド6を上方に付勢するスプリング7を収容しホルダ− ガイド6の上方位置を規制するストッパ8を配設したケ−シング9と、マ−カ− 2の下方にあって前記ケ−シング9の下方に配設しマ−カ−2の先端部2aの保護 及びマ−カ−2の乾燥を防ぐシャッタ−5a,5bと、シャッタ−5a,5bの回動支点 となるピン10a,10bと、シャッタ−5a,5bを閉じる働きをする引張コイルスプリ ング11と、ホルダ−ガイド6の上方に配設され押圧ヘッド12の下降力を受けると 共にスプリング4を封じ込める働きをなすキャップ13とにより構成されるのであ る。
【0009】 上記の装置における押し下げ手段は、マ−カ−2を押し下げる位置を、記入す るシ−ト材の板厚に対して変更可能なものである。即ち、図1はマ−キングを行 なう前の初期状態を示し、この状態から押圧ヘッド12を下降させると、押圧ヘッ ド12はマ−カ−アッセンブリMAのキャップ13に当接し、更に下降させると、ホル ダ−ガイド6を上方に付勢するスプリング7が圧縮されると共に、ホルダ−ガイ ド6が下降し、該ホルダ−ガイド6の下端部がシャッタ−5a,5bを押し広げて、 図2に示すように、マ−カ−2の先端部2aが露出する。
【0010】 上記図2の状態から、押圧ヘッド12を、マ−カ−2をシ−ト材Wの厚さWtを考 慮し、マ−カ−2の先端部2aが、図3に示すように、シ−ト材Wに接する位置ま で制御し下降させる。この状態では、シャッタ−5a,5bは完全に押し広げられた 状態となるので、この状態において、シ−ト材Wの移動制御と協働させることに より、シ−ト材W表面に文字や数字,記号等を記入するのである。
【0011】 このとき、マ−カ−2を押し下げる手段は、板厚に対して押し下げる位置が変 更可能となっている。従って、筆圧を加えるスプリング4の撓みも板厚に関係な く一定値とすることができるので、シ−ト材Wに反りや歪がない範囲では筆圧は 変わることがない。
【0012】 上記の図1〜図3におけるマ−カ−アッセンブリMAは、これを保持する保持台 1に上下不動に配設されているが、図4〜図6におけるマ−カ−アッセンブリMA は、これを保持する保持台21に立設したガイドポスト22と、前記スプリング7よ り強力でガイドポスト22により案内されるスプリング23と、このスプリング23の 上端部を受けると共にマ−カ−アッセンブリMAに係合させたリフタ−24により、 マ−カ−アッセンブリMAが保持台21に上下方向摺動自在に組み込まれ、スプリン グ23により強い力で上方に持ち上げられると共に、リフタ−23により上限が規制 されているものである。尚。図4ないし図6において、図1ないし図3と符号が 同一のものは同一部材を示す。
【0013】 而して、図4はシ−ト材Wに文字や数字,記号等を記入する前の状態を示すも ので、図1におけると同様である。この状態から押圧ヘッド12を下降させると、 押圧ヘッド12はマ−カ−アッセンブリMAのキャップ13に当接し、更に下降させる と、ホルダ−ガイド6を上方に付勢するスプリング7が撓みながら、ホルダ−ガ イド6が下降し、該ホルダ−ガイド6の下端部がシャッタ−5a,5bを押し広げて 、図5に示すように、マ−カ−2の先端部2aが露出すると共に、ホルダ−ガイド 6の肩部6aがケ−シング9に接した状態となる。
【0014】 上記図5の状態から、押圧ヘッド12を、一定位置まで押し下げて行き、押圧ヘ ッド12の下降が進行すると、ホルダ−ガイド6も下降してリフタ−24を押し下げ 、図6に示すように、スプリング23は圧縮されると共に、ケ−シング9も最下降 端まで下降させられる。このとき、ケ−シング9が最下降端まで到達する手前で マ−カ−2の先端が既にシ−ト材Wの表面に接するようになっているが、マ−カ −2の先端がシ−ト材Wの表面に接してからは、マ−カ−ホルダ−3はホルダ− ガイド6に上下摺動自在に案内され、また、筆圧を加えるスプリング4は撓み作 用を奏するので、マ−カ−2の先端部2aには過大な加圧力が働かない。この状態 では、シャッタ−5a,5bは完全に押し広げられた状態となるので、この状態にお いて、マ−カ−2をシ−ト材Wの移動制御と協働させることにより、シ−ト材W 表面に文字や数字,記号等を記入するのである。
【0015】 尚、この時ケ−シング9は押圧ヘッド12の押し下げ作用により最下降端に到達 したままの状態にある。即ち、図1ないし図3におけるスプリング7の撓みが図 4ないし図6では、スプリング7とスプリング23に分散されるので、スプリング 7の制約が軽減されるのである。
【0016】 而して、記入開始時や記入途中において、シ−ト材Wに歪があり上方に反って いても、図1ないし図3に示したと同様に、マ−カ−ホルダ−3はホルダ−ガイ ド6に上下摺動自在に案内され、また、筆圧を加えるスプリング4は撓み作用を 奏するので、マ−カ−2の先端部2aには過大な加圧力が働かず、マ−カ−2はシ −ト材Wの歪に追従して、滑らかに文字や数字,記号等を記入できるのである。
【0017】
本考案は上述のとおりであるから、シ−ト材の表面を傷つけず、文字や数字の 大きさも自由に、しかも、人手を煩わすことなく、任意の位置にマ−キングを施 すことが出来る。
【図1】本考案の一例の装置のマ−キングを行なう前の
初期状態の縦断正面図。
初期状態の縦断正面図。
【図2】図1の装置がマ−キング動作に入ってマ−カ−
の先端を露出した状態の縦断正面図。
の先端を露出した状態の縦断正面図。
【図3】図1の装置においてマ−カ−の先端がシ−ト材
に接する位置まで押し下げた状態の縦断正面図。
に接する位置まで押し下げた状態の縦断正面図。
【図4】本考案の別例の装置のマ−キングを行なう前の
初期状態の縦断正面図。
初期状態の縦断正面図。
【図5】図4の装置がマ−キング動作に入ってマ−カ−
の先端を露出した状態の縦断正面図。
の先端を露出した状態の縦断正面図。
【図6】図4の装置においてマ−カ−の先端がシ−ト材
に接する位置まで押し下げた状態の縦断正面図。
に接する位置まで押し下げた状態の縦断正面図。
1 保持台 2 マ−カ− 3 マ−カ−ホルダ− 4 スプリング 5a,5b シャッタ− 6 ホルダ−ガイド 7 スプリング 8 ストッパ 9 ケ−シング 10a,10b ピン 11 コイルスプリング 12 押圧ヘッド 21 保持台 22 ガイドポスト 23 スプリング 24 リフタ− MA マ−カ−アッセンブリ
Claims (2)
- 【請求項1】 シ−ト材に文字,数字,記号等を記入す
るためのマ−カ−と、該マ−カ−の下方にあってマ−カ
−を押し下げる動作によって開くシャッタ−及びシャッ
タ−開放装置と、前記マ−カ−を保持するホルダ−と、
前記マ−カ−に筆圧を加えるスプリング装置と、前記ホ
ルダ−を上下方向摺動自在に案内する案内機構とから成
るマ−カ−アッセンブリと、前記マ−カ−をスプリング
を介してシ−ト材に向けて押し下げる押し下げ手段とか
ら成ることを特徴とするシ−ト材にマ−キングを施すた
めのマ−キング装置。 - 【請求項2】 マ−カ−を押し下げる手段が、マ−カ−
を押し下げる位置を、記入するシ−ト材の板厚に対して
変更可能である請求項1に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3630593U JPH072052U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | シ−ト材にマ−キングを施すためのマ−キング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3630593U JPH072052U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | シ−ト材にマ−キングを施すためのマ−キング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072052U true JPH072052U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=12466128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3630593U Pending JPH072052U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | シ−ト材にマ−キングを施すためのマ−キング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072052U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000055605A1 (fr) * | 1999-03-18 | 2000-09-21 | Nkk Corporation | Procede et dispositif de marquage de defauts |
JP2001071282A (ja) * | 1999-07-01 | 2001-03-21 | Nkk Corp | 高速応答マーキング装置 |
JP2010184369A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Hioki Ee Corp | 自動マーキングユニット |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP3630593U patent/JPH072052U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000055605A1 (fr) * | 1999-03-18 | 2000-09-21 | Nkk Corporation | Procede et dispositif de marquage de defauts |
US7248366B2 (en) | 1999-03-18 | 2007-07-24 | Nkk Corporation | Method for marking defect and device therefor |
US7423744B2 (en) | 1999-03-18 | 2008-09-09 | Nkk Corporation | Method for marking defect and device therefor |
JP2001071282A (ja) * | 1999-07-01 | 2001-03-21 | Nkk Corp | 高速応答マーキング装置 |
JP2010184369A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Hioki Ee Corp | 自動マーキングユニット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4196513A (en) | Machine for automatically inserting parallel lead electronic components into a printed circuit board | |
JPH072052U (ja) | シ−ト材にマ−キングを施すためのマ−キング装置 | |
US4317287A (en) | Microidentification system | |
JP2596673B2 (ja) | パンチ金型装置 | |
US4027591A (en) | Apparatus for positioning a pad or book of sheets on the work table of printing apparatus | |
US4736517A (en) | Side by side dip socket insertion device | |
JPH0739593Y2 (ja) | 穿孔装置の位置決め機構 | |
JPH0616718Y2 (ja) | 穿孔器の安全装置 | |
JPS599219Y2 (ja) | シ−ト状マイクロフィルム圧着部材の開閉装置 | |
JPS6026929Y2 (ja) | エアハンマ装置 | |
JPH0327836Y2 (ja) | ||
SU1207806A1 (ru) | Устройство дл набора рельефно-точечного изображени | |
JPH0436316Y2 (ja) | ||
JPH0694098B2 (ja) | バネ掛け作業用ハンド | |
JPS5820398Y2 (ja) | ペンシル装置 | |
US3977281A (en) | Apparatus for punching holes | |
JP2589425Y2 (ja) | 印 判 | |
JPS62287692A (ja) | 電子部品の挿入機構 | |
JPH0544497U (ja) | 捺印兼穿孔器 | |
ATE251509T1 (de) | Vorrichtung zum biegen von dünnen blechen insbesondere zur herstellung von verschiebbaren verschlüssen für computerdisketten | |
JPH0458183B2 (ja) | ||
JPS634000A (ja) | 記録装置 | |
JP2519016Y2 (ja) | プレス加工装置 | |
JPH018377Y2 (ja) | ||
KR200245489Y1 (ko) | 원고대 |