JPH0720460B2 - パン製造機 - Google Patents
パン製造機Info
- Publication number
- JPH0720460B2 JPH0720460B2 JP26701287A JP26701287A JPH0720460B2 JP H0720460 B2 JPH0720460 B2 JP H0720460B2 JP 26701287 A JP26701287 A JP 26701287A JP 26701287 A JP26701287 A JP 26701287A JP H0720460 B2 JPH0720460 B2 JP H0720460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- baking
- firing
- bread
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で小麦粉等のパン材料を投入するだ
けで、自動的にパン作りが行える2つの焼成ケースを有
するパン製造機に関するものである。
けで、自動的にパン作りが行える2つの焼成ケースを有
するパン製造機に関するものである。
従来の技術 従来、本発明者らは、2つの焼成ケースを有するパン製
造機を開発してきたが、このパン製造機は、第4図に示
すような構造になっていた。
造機を開発してきたが、このパン製造機は、第4図に示
すような構造になっていた。
すなわち、本体1の内部にフレーム2を設け、このフレ
ーム2にはモータ3が固定されるとともに、焼成室4内
には第1の練り羽根5を有する第1の焼成ケース6と、
第2の練り羽根7を有する第2の焼成ケース8が着脱自
在に装着され、そして第1のベルト9と第1のプーリ10
により第1の練り羽根5が、また第2のベルト12と第2
のプーリ13により第2の練り羽根7が減速駆動される。
また焼成室4の上部は蓋体14で覆われ、温度センサー15
は第1の焼成ケース6の温度を検知するように、焼成室
4の側壁に固定されている。16はタイマー、温度調節,
電力調節用の回路である。このような構成で、焼成ケー
ス6,8にパン材料を投入し、タイマーをセットすると、
所定時間に運転が始まり、温度センサー15は第1の焼成
ケース6の温度を検知して、モータ3や、第1の焼成ケ
ース6を加熱する第1のヒータ17および第2の焼成ケー
ス8を加熱する第2のヒータ18を制御して各工程を自動
的に行い、所定時間経過後に2個のパンが同時に焼き上
がるものである。
ーム2にはモータ3が固定されるとともに、焼成室4内
には第1の練り羽根5を有する第1の焼成ケース6と、
第2の練り羽根7を有する第2の焼成ケース8が着脱自
在に装着され、そして第1のベルト9と第1のプーリ10
により第1の練り羽根5が、また第2のベルト12と第2
のプーリ13により第2の練り羽根7が減速駆動される。
また焼成室4の上部は蓋体14で覆われ、温度センサー15
は第1の焼成ケース6の温度を検知するように、焼成室
4の側壁に固定されている。16はタイマー、温度調節,
電力調節用の回路である。このような構成で、焼成ケー
ス6,8にパン材料を投入し、タイマーをセットすると、
所定時間に運転が始まり、温度センサー15は第1の焼成
ケース6の温度を検知して、モータ3や、第1の焼成ケ
ース6を加熱する第1のヒータ17および第2の焼成ケー
ス8を加熱する第2のヒータ18を制御して各工程を自動
的に行い、所定時間経過後に2個のパンが同時に焼き上
がるものである。
発明が解決しようとする問題点 上記構成のパン製造機では、2個の食パンを同時に作る
場合は特に問題はないが、1個の食パンのみを作る場
合、第1の焼成ケース6のみをセットして調理するが、
回路16は第1のヒータ17と第2のヒータ18を同時に制御
するので、焼成ケースは1個のみであるにもかかわら
ず、2つのヒータに通電される。しかし、温度センサー
15は、第2のヒータ18からの距離があるため、第2のヒ
ータ18の影響を受けにくく、1個のパンを2つのヒータ
で焼く場合、特にパンの第2のヒータ側の焼きが促進さ
れて、焼きムラが生じる。
場合は特に問題はないが、1個の食パンのみを作る場
合、第1の焼成ケース6のみをセットして調理するが、
回路16は第1のヒータ17と第2のヒータ18を同時に制御
するので、焼成ケースは1個のみであるにもかかわら
ず、2つのヒータに通電される。しかし、温度センサー
15は、第2のヒータ18からの距離があるため、第2のヒ
ータ18の影響を受けにくく、1個のパンを2つのヒータ
で焼く場合、特にパンの第2のヒータ側の焼きが促進さ
れて、焼きムラが生じる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、2個でも1個でも均質な食パンを作ることがで
きるパン製造機を提供することを目的とするものであ
る。
もので、2個でも1個でも均質な食パンを作ることがで
きるパン製造機を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のパン製造機は、パ
ン材料を収納する2つの焼成ケースと、この2つの焼成
ケースをそれぞれ加熱する2つのヒータと、これらの焼
成ケースとヒータを内部に設置する焼成室と、第1の焼
成ケースの温度を検知し、検知した温度に基づいて前記
ヒータをオン、オフ制御するための温度センサーと、第
2の焼成ケースの有無を検知するスイッチとを備え、前
記スイッチと第2の焼成ケースを加熱するヒータとを電
気的に直列に接続したものである。
ン材料を収納する2つの焼成ケースと、この2つの焼成
ケースをそれぞれ加熱する2つのヒータと、これらの焼
成ケースとヒータを内部に設置する焼成室と、第1の焼
成ケースの温度を検知し、検知した温度に基づいて前記
ヒータをオン、オフ制御するための温度センサーと、第
2の焼成ケースの有無を検知するスイッチとを備え、前
記スイッチと第2の焼成ケースを加熱するヒータとを電
気的に直列に接続したものである。
作用 上記構成によれば、2個の食パンを同時に作るときは、
2個の焼成ケースをセットし、焼成工程の時、2つのヒ
ータに通電される。そして、1個だけの食パンを作ると
きは、第1の焼成ケースのみをセットし、第2の焼成ケ
ースはセットしないため、第2の焼成ケースの有無を検
知するスイッチにより、第2の焼成ケースを加熱する第
2のヒータへは通電されず、第1の焼成ケースを加熱す
る第1のヒータのみが通電される。したがって、2個焼
く時、あるいは1個焼く時、それぞれ焼成ケースに対応
したヒータに通電されるため、2個でも、あるいは1個
でも焼きムラが発生することなく、焼き上げることがで
きるものである。
2個の焼成ケースをセットし、焼成工程の時、2つのヒ
ータに通電される。そして、1個だけの食パンを作ると
きは、第1の焼成ケースのみをセットし、第2の焼成ケ
ースはセットしないため、第2の焼成ケースの有無を検
知するスイッチにより、第2の焼成ケースを加熱する第
2のヒータへは通電されず、第1の焼成ケースを加熱す
る第1のヒータのみが通電される。したがって、2個焼
く時、あるいは1個焼く時、それぞれ焼成ケースに対応
したヒータに通電されるため、2個でも、あるいは1個
でも焼きムラが発生することなく、焼き上げることがで
きるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図および第2図において、21はパン製造機本
体、22は本体21内に設けられたシャーシで、このシャー
シ22にはモータ23が固定され、かつこのモータ23のシャ
フト23aには小プーリ24が固定されている。また前記シ
ャーシ22には、第1の軸受25を介して第1の大プーリ26
が軸支され、かつこの第1の大プーリ26と反対側の軸端
には第1のコネクタ27が取付けられ、第1のベルト28を
介して前記小プーリ24と第1の大プーリ26が結合されて
いる。また前記シャーシ22には、第2の軸受29を介して
第2の大プーリ30が軸支され、かつこの第2の大プーリ
30と反対側の軸端には第2のコネクタ31が取付けられ、
第2のベルト32を介して前記小プーリ24と第2の大プー
リ30が結合されている。
る。第1図および第2図において、21はパン製造機本
体、22は本体21内に設けられたシャーシで、このシャー
シ22にはモータ23が固定され、かつこのモータ23のシャ
フト23aには小プーリ24が固定されている。また前記シ
ャーシ22には、第1の軸受25を介して第1の大プーリ26
が軸支され、かつこの第1の大プーリ26と反対側の軸端
には第1のコネクタ27が取付けられ、第1のベルト28を
介して前記小プーリ24と第1の大プーリ26が結合されて
いる。また前記シャーシ22には、第2の軸受29を介して
第2の大プーリ30が軸支され、かつこの第2の大プーリ
30と反対側の軸端には第2のコネクタ31が取付けられ、
第2のベルト32を介して前記小プーリ24と第2の大プー
リ30が結合されている。
さらに前記シャーシ22には、容器固定ガイド33、焼成室
34およびこの焼成室34の周囲を覆う遮熱板35が固定され
ている。
34およびこの焼成室34の周囲を覆う遮熱板35が固定され
ている。
また前記焼成室34内には第1のヒータ36と第2のヒータ
37が固定されているとともに、第1のヒータ36に近接し
て弾性的に支持された温度センサー38が固定されてい
る。この温度センサー38により検知した温度に基づいて
第1のヒータ36および第2のヒータ37をオン、オフ制御
する。39は焼成室34内に着脱自在に装着される第1の焼
成ケースで、この第1の焼成ケース39は底部に軸受40を
介して羽根軸41を有しており、この羽根軸41の一方には
容器コネクタ42を第1の焼成ケース39の装着時に第1の
コネクタ27に嵌合装着するようにしている。また羽根軸
41の他方は第1の焼成ケース39内に突出させ、この突出
した羽根軸41の他方に第1の練り羽根43を着脱自在に装
着するようにしている。44は焼成室34内に着脱自在に装
着される第2の焼成ケースで、この第2の焼成ケース44
は軸受45を介して羽根軸46を有しており、この羽根軸46
の一方には容器コネクタ47を固定し、この容器コネクタ
47を第2の焼成ケース44の装着時に第2のコネクタ31に
嵌合装着するようにしている。また羽根軸46の他方は第
2の焼成ケース44内に突出させ、この突出した羽根軸46
の他方に第2の練り羽根48を着脱自在に装着するように
している。なお、前記温度センサー38は第1の焼成ケー
ス39を焼成室34内に装着したとき、第1の焼成ケース39
の外側面に当接して第1の焼成ケース39の温度、すなわ
ちパン生地の温度を検知するようにしている。
37が固定されているとともに、第1のヒータ36に近接し
て弾性的に支持された温度センサー38が固定されてい
る。この温度センサー38により検知した温度に基づいて
第1のヒータ36および第2のヒータ37をオン、オフ制御
する。39は焼成室34内に着脱自在に装着される第1の焼
成ケースで、この第1の焼成ケース39は底部に軸受40を
介して羽根軸41を有しており、この羽根軸41の一方には
容器コネクタ42を第1の焼成ケース39の装着時に第1の
コネクタ27に嵌合装着するようにしている。また羽根軸
41の他方は第1の焼成ケース39内に突出させ、この突出
した羽根軸41の他方に第1の練り羽根43を着脱自在に装
着するようにしている。44は焼成室34内に着脱自在に装
着される第2の焼成ケースで、この第2の焼成ケース44
は軸受45を介して羽根軸46を有しており、この羽根軸46
の一方には容器コネクタ47を固定し、この容器コネクタ
47を第2の焼成ケース44の装着時に第2のコネクタ31に
嵌合装着するようにしている。また羽根軸46の他方は第
2の焼成ケース44内に突出させ、この突出した羽根軸46
の他方に第2の練り羽根48を着脱自在に装着するように
している。なお、前記温度センサー38は第1の焼成ケー
ス39を焼成室34内に装着したとき、第1の焼成ケース39
の外側面に当接して第1の焼成ケース39の温度、すなわ
ちパン生地の温度を検知するようにしている。
また前記焼成室34は上部を固定部材49に固定し、さらに
本前上枠50を固定部材49に固定している。そして前記本
体21は本体上枠50と固定するとともに、シャーシ22とも
固定されている。
本前上枠50を固定部材49に固定している。そして前記本
体21は本体上枠50と固定するとともに、シャーシ22とも
固定されている。
51は本体上枠50の上方に開閉自在に設けられた蓋体で、
この蓋体51には蓋カバー52と内蓋53が設けられている。
54は第1の焼成ケース39の上方に位置して内蓋53に固定
した第1のイースト容器で、この第1のイースト容器54
の上部は前記蓋体51の上面に露出させ、かつこの第1の
イースト容器54の上部開口は開閉自在なイースト容器55
で覆われている。56は第2の焼成ケース44の上方に位置
して内蓋53に固定した第2のイースト容器で、この第2
のイースト容器56の上部も前記蓋体51の上面に露出さ
せ、かつこの第2のイースト容器56の上部開口は開閉自
在なイースト容器蓋57で覆われている。58は第1のスイ
ッチレバーで、軸59で軸支され、かつ先端60が第1の焼
成ケース39の底部に位置している。この第1のスイッチ
レバー58の他端61は、第1のマイクロスイッチ62のアク
チュエータを押圧する。63は第1のマイクロスイッチ62
をシャーシ22に固着するスイッチ取付台である。
この蓋体51には蓋カバー52と内蓋53が設けられている。
54は第1の焼成ケース39の上方に位置して内蓋53に固定
した第1のイースト容器で、この第1のイースト容器54
の上部は前記蓋体51の上面に露出させ、かつこの第1の
イースト容器54の上部開口は開閉自在なイースト容器55
で覆われている。56は第2の焼成ケース44の上方に位置
して内蓋53に固定した第2のイースト容器で、この第2
のイースト容器56の上部も前記蓋体51の上面に露出さ
せ、かつこの第2のイースト容器56の上部開口は開閉自
在なイースト容器蓋57で覆われている。58は第1のスイ
ッチレバーで、軸59で軸支され、かつ先端60が第1の焼
成ケース39の底部に位置している。この第1のスイッチ
レバー58の他端61は、第1のマイクロスイッチ62のアク
チュエータを押圧する。63は第1のマイクロスイッチ62
をシャーシ22に固着するスイッチ取付台である。
64は第2のスイッチレバーで、軸65で軸支され、かつ先
端66が第2の焼成ケース44の底部に位置している。この
第1のスイッチレバー64の他端67は、第2のマイクロス
イッチ68のアクチュエータを押圧する。69は第2のマイ
クロスイッチ68をシャーシ22に固着するスイッチ取付台
である。
端66が第2の焼成ケース44の底部に位置している。この
第1のスイッチレバー64の他端67は、第2のマイクロス
イッチ68のアクチュエータを押圧する。69は第2のマイ
クロスイッチ68をシャーシ22に固着するスイッチ取付台
である。
次に本実施例の動作について、第3図の回路図も参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
まず、2個の食パンを作る場合は、第1の焼成ケース37
内に第1の練り羽根13を装着するとともに、小麦粉,水
等のイースト以外のパン材料を入れ、そしてこの第1の
焼成ケース39を焼成室34内にセットする。そして第2の
焼成ケース44内にも第2の練り羽根48を装着するととも
に、小麦粉,水等のイースト以外のパン材料を入れ、そ
してこの第2の焼成ケース44を焼成室34内にセットす
る。
内に第1の練り羽根13を装着するとともに、小麦粉,水
等のイースト以外のパン材料を入れ、そしてこの第1の
焼成ケース39を焼成室34内にセットする。そして第2の
焼成ケース44内にも第2の練り羽根48を装着するととも
に、小麦粉,水等のイースト以外のパン材料を入れ、そ
してこの第2の焼成ケース44を焼成室34内にセットす
る。
第1の焼成ケース39をセットすると、第1のスイッチレ
バー58は先端60が押圧され、かつ軸59を中心に回転し、
そしてこの第1のスイッチレバー58の他端61が第1のマ
イクロスイッチ62のアクチュエータを押圧して制御回路
70がON状態となる。
バー58は先端60が押圧され、かつ軸59を中心に回転し、
そしてこの第1のスイッチレバー58の他端61が第1のマ
イクロスイッチ62のアクチュエータを押圧して制御回路
70がON状態となる。
第2の焼成ケース44をセットすると、第2のスイッチレ
バー64は先端66が押圧され、かつ軸65を中心に回転し、
そしてこの第2のスイッチレバー64の他端67が第2のマ
イクロスイッチ68のアクチュエータを押圧して、第2の
マイクロスイッチ68を固定接点(イ)から固定接点
(ロ)に切換える。
バー64は先端66が押圧され、かつ軸65を中心に回転し、
そしてこの第2のスイッチレバー64の他端67が第2のマ
イクロスイッチ68のアクチュエータを押圧して、第2の
マイクロスイッチ68を固定接点(イ)から固定接点
(ロ)に切換える。
このセットが終ったら蓋体51を閉める。そして第1のイ
ースト容器54と第2のイースト容器56にそれぞれ所定量
のイーストを入れておく。
ースト容器54と第2のイースト容器56にそれぞれ所定量
のイーストを入れておく。
この状態で、パンの出来上がり状態を入力してスタート
させる。そして所定時間がくると、モータ23の運転が始
まって小プーリ24が回転し、第1のベルト28を介して第
1の大プーリ26および第1のコネクタ27を回転させると
ともに、第2のベルト32を介して第2の大プーリ30およ
び第2のコネクタ31を回転させる。そして第1のコネク
タ27は容器コネクタ42に動力伝達を行って第1の焼成ケ
ース39内の第1の練り羽根43を回転させてパン材料を練
るとともに、第2のコネクタ31が容器コネクタ47に動力
伝達を行って第2の焼成ケース44内の第2の練り羽根48
を回転させてパン材料を練る。また所定時間(ねかし工
程)が経過すると、第1のイースト容器54および第2の
イースト容器56の下部開口を閉塞している開閉板(図示
せず)が開かれて、第1のイースト容器54および第2の
イースト容器56内に入れられているイーストが第1の焼
成ケース39および第2の焼成ケース44内に投入される。
そして第1の焼成ケース39および第2の焼成ケース44内
に投入されたイーストは、他のパン材料とともに再度所
定時間混練された後、制御装置のプロセス制御に基づ
き、温度センサー38からの温度情報を入力しながら、第
1のヒータ36で第1の焼成ケース39の温度を調整し、そ
して1次発酵、ガス抜き、2次発酵、ガス抜き、3次発
酵、ガス抜き、整形発酵、焼成の各工程を自動的に行っ
て設定した時間にパンが焼き上がるものである。この場
合、温度センサー38は第1の焼成ケース39の温度のみを
検知し、第2の焼成ケース44側もこの温度検知にもとづ
き、みなし制御されるようになっている。
させる。そして所定時間がくると、モータ23の運転が始
まって小プーリ24が回転し、第1のベルト28を介して第
1の大プーリ26および第1のコネクタ27を回転させると
ともに、第2のベルト32を介して第2の大プーリ30およ
び第2のコネクタ31を回転させる。そして第1のコネク
タ27は容器コネクタ42に動力伝達を行って第1の焼成ケ
ース39内の第1の練り羽根43を回転させてパン材料を練
るとともに、第2のコネクタ31が容器コネクタ47に動力
伝達を行って第2の焼成ケース44内の第2の練り羽根48
を回転させてパン材料を練る。また所定時間(ねかし工
程)が経過すると、第1のイースト容器54および第2の
イースト容器56の下部開口を閉塞している開閉板(図示
せず)が開かれて、第1のイースト容器54および第2の
イースト容器56内に入れられているイーストが第1の焼
成ケース39および第2の焼成ケース44内に投入される。
そして第1の焼成ケース39および第2の焼成ケース44内
に投入されたイーストは、他のパン材料とともに再度所
定時間混練された後、制御装置のプロセス制御に基づ
き、温度センサー38からの温度情報を入力しながら、第
1のヒータ36で第1の焼成ケース39の温度を調整し、そ
して1次発酵、ガス抜き、2次発酵、ガス抜き、3次発
酵、ガス抜き、整形発酵、焼成の各工程を自動的に行っ
て設定した時間にパンが焼き上がるものである。この場
合、温度センサー38は第1の焼成ケース39の温度のみを
検知し、第2の焼成ケース44側もこの温度検知にもとづ
き、みなし制御されるようになっている。
次に1個の食パンを作る場合は、第1の焼成ケース39内
に第1の練り羽根43を装着するとともに、小麦粉,水等
のイースト以外のパン材料を入れ、そして、この第1の
焼成ケース39を焼成室34内にセットする。これにより、
第1のマイクロスイッチ62はON状態となり、この場合、
第2の焼成ケース44はセットしないので、第2のマイク
ロスイッチ64は固定接点(イ)側に閉成される。
に第1の練り羽根43を装着するとともに、小麦粉,水等
のイースト以外のパン材料を入れ、そして、この第1の
焼成ケース39を焼成室34内にセットする。これにより、
第1のマイクロスイッチ62はON状態となり、この場合、
第2の焼成ケース44はセットしないので、第2のマイク
ロスイッチ64は固定接点(イ)側に閉成される。
そして蓋体51を閉める。この場合、第1のイースト容器
54に所定量のイーストを入れておく。この状態でパンの
出来上がり時間を入力してスタートさせる。そして所定
時間がくると、モータ23の運転が始まって小プーリ24が
回転し、第1のベルト28を介して第1の大プーリ26およ
び第1のコネクタ27を回転させる。この第1のコネクタ
27は容器コネクタ42に動力伝達を行って第1の焼成ケー
ス39内の第1の練り羽根43を回転させ、パン材料を練
る。所定時間が経過すると、第1のイースト容器54の下
部開口を閉塞している開閉板(図示せず)が開かれて第
1のイースト容器54内に入れられているイーストが第1
の焼成ケース39内に投入される。そして、この第1の焼
成ケース39内に投入されたイーストは、他のパン材料と
ともに再度、所定時間混練された後、制御装置のプロセ
ス制御に基づき、温度センサー38からの温度情報を入力
しながら、1次発酵、ガス抜き、2次発酵、ガス抜き、
3次発酵、ガス抜き、整形発酵の各工程を自動的に行
う。この場合、焼成の工程においては、第1のヒータ36
のみに通電して、設定した時間にパンが焼き上がるもの
である。
54に所定量のイーストを入れておく。この状態でパンの
出来上がり時間を入力してスタートさせる。そして所定
時間がくると、モータ23の運転が始まって小プーリ24が
回転し、第1のベルト28を介して第1の大プーリ26およ
び第1のコネクタ27を回転させる。この第1のコネクタ
27は容器コネクタ42に動力伝達を行って第1の焼成ケー
ス39内の第1の練り羽根43を回転させ、パン材料を練
る。所定時間が経過すると、第1のイースト容器54の下
部開口を閉塞している開閉板(図示せず)が開かれて第
1のイースト容器54内に入れられているイーストが第1
の焼成ケース39内に投入される。そして、この第1の焼
成ケース39内に投入されたイーストは、他のパン材料と
ともに再度、所定時間混練された後、制御装置のプロセ
ス制御に基づき、温度センサー38からの温度情報を入力
しながら、1次発酵、ガス抜き、2次発酵、ガス抜き、
3次発酵、ガス抜き、整形発酵の各工程を自動的に行
う。この場合、焼成の工程においては、第1のヒータ36
のみに通電して、設定した時間にパンが焼き上がるもの
である。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、2個の食パンを作るときは、焼成室内の第1および
第2の2個のヒータに通電して、2個の食パンを焼き上
げ、一方、1個の食パンを作るときは、第1の焼成ケー
ス側にある第1のヒータのみに通電して焼き上げること
ができるもので、このように焼成ケースがセットされた
所のヒータのみに通電することにより、焼成ケースの数
に相当する熱を供給して、焼きムラのない均質な焼成を
行うことができるものである。
ば、2個の食パンを作るときは、焼成室内の第1および
第2の2個のヒータに通電して、2個の食パンを焼き上
げ、一方、1個の食パンを作るときは、第1の焼成ケー
ス側にある第1のヒータのみに通電して焼き上げること
ができるもので、このように焼成ケースがセットされた
所のヒータのみに通電することにより、焼成ケースの数
に相当する熱を供給して、焼きムラのない均質な焼成を
行うことができるものである。
第1図は本発明の一実施例を示すパン製造機の縦断面
図、第2図は同パン製造機の要部の上面図、第3図は同
パン製造機の回路図、第4図は本発明者らが開発したパ
ン製造機を示す縦断面図である。 34……焼成室、36……第1のヒータ、37……第2のヒー
タ、38……温度センサー、39……第1の焼成ケース、44
……第2の焼成ケース、68……第2のマイクロスイッ
チ。
図、第2図は同パン製造機の要部の上面図、第3図は同
パン製造機の回路図、第4図は本発明者らが開発したパ
ン製造機を示す縦断面図である。 34……焼成室、36……第1のヒータ、37……第2のヒー
タ、38……温度センサー、39……第1の焼成ケース、44
……第2の焼成ケース、68……第2のマイクロスイッ
チ。
Claims (1)
- 【請求項1】パン材料を収納する2つの焼成ケースと、
この2つの焼成ケースをそれぞれ加熱する2つのヒータ
と、これらの焼成ケースとヒータを内部に設置する焼成
室と、前記2つの焼成ケースのうち、第1の焼成ケース
の温度を検知し、検知した温度に基づいて前記ヒータを
オン、オフ制御するための温度センサーと、第2の焼成
ケースの有無を検知するスイッチとを備え、前記スイッ
チと第2の焼成ケースを加熱するヒータとを電気的に直
列に接続したパン製造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26701287A JPH0720460B2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | パン製造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26701287A JPH0720460B2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | パン製造機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01110321A JPH01110321A (ja) | 1989-04-27 |
JPH0720460B2 true JPH0720460B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=17438833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26701287A Expired - Lifetime JPH0720460B2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | パン製造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720460B2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-22 JP JP26701287A patent/JPH0720460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01110321A (ja) | 1989-04-27 |
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