JPH07204447A - 保管庫 - Google Patents

保管庫

Info

Publication number
JPH07204447A
JPH07204447A JP6006029A JP602994A JPH07204447A JP H07204447 A JPH07204447 A JP H07204447A JP 6006029 A JP6006029 A JP 6006029A JP 602994 A JP602994 A JP 602994A JP H07204447 A JPH07204447 A JP H07204447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
absorbing member
water
conversion element
thermoelectric conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6006029A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Yoshihara
原 幹 夫 吉
Yasuhiro Aso
生 康 弘 麻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP6006029A priority Critical patent/JPH07204447A/ja
Publication of JPH07204447A publication Critical patent/JPH07204447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/14Collecting or removing condensed and defrost water; Drip trays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B21/00Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B21/02Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保管空間の除湿効率を向上させること。 【構成】 吸水部材(8)を熱電変換素子(5)の吸熱
面側(5a,6)に接触させて配設し、吸熱面側(5
a,6)に発生した結露水(9)を吸水部材(8)によ
つてすばやく吸収して吸熱面側(5a,6)から除去す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、熱電変換素子によつて
除湿される保管空間を有する保管庫に関するものであつ
て、光学機器等の保管庫として利用される。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の保管庫としては、特開平
3−169316号公報に示されるものが知られてい
る。これは、密閉可能な保管空間と、吸熱面に固着され
た吸熱部材が保管空間内に且つ放熱面に固着された放熱
部材が保管空間外に配置されるように設けられた熱電変
換素子と、放熱部材に固着されると共に吸熱部材近傍に
位置するように配設された吸水部材とを有するものであ
る。この保管庫は、熱電変換素子を作動による吸熱面の
吸熱作用及び放熱面の放熱作用により保管空間を冷却す
ることによつて除湿空間内の湿気を吸熱部材に結露さ
せ、発生した結露水を吸水部材によつて放熱部材へと導
き、放熱部材の放熱作用を利用して保管空間外に蒸発さ
せることで、保管空間を除湿していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した保管
庫であると、吸水部材は吸熱部材に近接されているのみ
であり、結露水の吸熱部材から吸水部材への移動は吸熱
部材から吸水部材への落下により行われる。このため、
吸熱部材から落下できる程度の大きさになるまで結露水
が吸熱部材上に存在することなる。結果、吸熱部材の保
管空間への露呈面積が結露水の存在により減少したり吸
熱部材が結露水を冷却することとなつてしまい、保管空
間の除湿効率が低下する恐れがあつた。
【0005】故に、本発明は、保管空間の除湿効率を向
上させることを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、密閉可能
な保管空間と、少なくも吸熱面が前記保管空間内に配置
されるように設けられた熱電変換素子と、該熱電変換素
子の吸熱面側に接触して配設された吸水部材とを有し
た、ことである。例えば、前記吸水部材は、一方側が前
記吸熱面に固着された吸熱部材に固着されるようにする
とよい。
【0008】より好ましくは、前記吸水部材が、前記熱
電変換素子の前記保管空間外に配置される放熱面側に接
触されて配設される、と良い。例えば、前記吸水部材
は、他方側が前記熱電変換素子の放熱面に固着された放
熱部材に固着されるようにするとよい。
【0009】より好ましくは、前記吸水部材は、前記放
熱部材に形成された貫通穴を介して前記吸熱部材に固着
される部位が前記空間内に前記放熱部材に固着される前
記空間外となるように前記貫通穴を密封して配設される
ようにする、と良い。
【0010】より好ましくは、前記放熱部材は、前記保
管空間を構成する壁であるようにするとよい。
【0011】
【作用】上記技術的手段によれば、吸水部材が吸熱面側
に接触されているので、吸熱面側に結露した結露水はす
ばやく吸水部材に吸収されて吸熱面側から除去される。
【0012】よつて、吸熱部材の保管空間への露呈面積
が結露水の存在により減少したり吸熱部材が結露水を冷
却することとなるようなことはなく、保管空間の除湿効
率が向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0014】図1に示されるように、箱体1は、鉄材よ
りなり上壁1a及び表壁1bとなる逆L字形状の第1板
11,アルミ材よりなり背壁1cとなる平形状の放熱板
12及び鉄材よりなり下壁1dとなる平形状の第2板1
3から構成されており、放熱板12は第1板11の表壁
1bと対向して平行となるように第1板11の上壁1a
に固定され、第2板13は第1板11の上壁1aと対向
して平行となるように第11及び放熱板12に固定され
ている。これにより、箱体1は内部に密閉可能な保管空
間Aを構成している。第1板11の表壁1bには保管空
間Aを開口する開口1eが形成されており、この開口1
eは第1板11bの上壁1aにヒンジ2を介して支持さ
れたシール材4を持つ扉3により開閉自在とされてい
る。これにより、保管空間Aは密閉可能とされる。
【0015】密閉空間A内にはペルチエ素子(サーモモ
ジュール)5が設けられている。このペルチエ素子5
は、吸熱面5aが密閉空間Aに配置されるように放熱面
5bで放熱板12に固着されている。又、吸熱面5aに
はアルミ材よりなる吸熱板6が固着されている。これ
ら、ペルチエ素子5及び吸熱板6は、放熱板12に固定
されたカバー7により覆われている。尚、このカバー1
3には吸熱板6を保管空間Aに露呈させる開口7aが形
成されている。
【0016】放熱板12にはカバー7内(保管空間A
内)と外部とを連通する貫通穴12aが形成されてい
る。この貫通穴12aには多孔質体よりなる図4に示さ
れる如き形状の吸水部材8が貫通孔12aを密封するよ
うに配設されている。この吸水部材8の一端側8aは、
図2に示されるように、二股状とされ吸熱板6の表面に
吸熱板6を横切るように接着固定されており、他端側8
bは、図3に示されるように、大面積で放熱板12の外
部側の面に接着固定されている。尚、一端側8aは二股
状でなくてもよく、一本の紐状や多股状等でもよい。
又、他端側8bも大面積ではなく紐状であつてもよい。
【0017】次に作動について説明する。
【0018】ペルチエ素子5を通電作動させると、吸熱
面5aの吸熱作用及び放熱面5bの放熱作用により保管
空間Aが結露点をしたまわるように冷却される。これに
より、保管空間Aの湿気が吸熱板6に結露する。吸熱板
6に発生した結露水9は、吸水部材8の一端側8aにす
ばやく吸収され吸水部材8の毛細管現象により他端側8
bに導かれ、放熱板12の放熱作用により外部に蒸発さ
せられる。結果、保管空間Aが除湿される。
【0019】上記したように、吸水部材8の一端側8a
が吸熱板6に固着されているので、結露水9は吸水部材
8にすばやく吸収されて吸熱板6から除去されることと
なる。よつて、吸熱板6の保管空間Aへの露呈面積が結
露水9の存在により減少したり吸熱板6が結露水9を冷
却することとなるようなことはなく、これにより、保管
空間Aの除湿効率が向上する。又、吸水部材8を配設す
るための貫通穴12aは吸水部材8により密封されるの
で、外部の湿気が貫通穴12aを介して保管空間A内に
侵入することも防止され、よつて、保管空間Aの除湿効
率がより向上する。更に、吸水部材8の他端側8bが放
熱板12に固着されており、放熱板12の放熱作用を利
用して結露水9を蒸発させているので、結露水9の蒸発
が促進され、吸水部材8の吸水効率が向上することとな
る。よつて、結露水9の吸熱板6からの除去性能が向上
し、保管空間Aの除湿効率がより向上する。その上、放
熱板12は結露水9を蒸発させることで冷却される。こ
れにより、放熱面5bの放熱作用が促進され、吸熱面5
aの吸熱作用が促進されることとなる。よつて、ペルチ
エ素子5による冷却性能が向上し、保管空間Aの除湿効
率がより向上する。
【0020】更に、放熱面5bの放熱作用を促進させる
放熱板12を箱体1の背壁1cとしているので、放熱作
用がより促進され、保管空間Aの除湿効率がより向上す
る。又、箱体1を突部の少ないシンプルな意匠すること
ができ、箱体1の見栄えも良くなりさらに配置場所等の
制約も受けにくくなる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、吸水部材を熱電変換素
子の吸熱面側に接触させたので、吸熱面側に結露した結
露水をすばやく吸水部材に吸収して吸熱面側から除去す
ることができる。これにより、吸熱部材の保管空間への
露呈面積が結露水の存在により減少したり吸熱部材が結
露水を冷却することとなるようなことはなく、保管空間
の除湿効率を向上させることができる。
【0022】又、本発明によれば、吸水部材を熱電変換
素子の放熱面側に接触させたので、放熱部材の放熱作用
を利用して結露水を蒸発させることで結露水の蒸発を促
進させることができる。これにより、吸水部材の吸収性
能を向上させて結露水の吸熱板からの除去性能を向上さ
せることができ、保管空間の除湿効率をより向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保管庫の断面図である。
【図2】図1のB方向平面図である。
【図3】図1のC方向平面図である。
【図4】本発明に係る保管庫に採用された吸水部材の平
面図である。
【符号の説明】
5 ペルチエ素子(熱電変換素子) 6 吸熱板(吸熱部材) 8 吸水部材 9 結露水 A 保管空間 12 放熱板(放熱部材) 1c 背壁(壁) 5a 吸熱面 5b 放熱面 12a 貫通穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉可能な保管空間と、少なくも吸熱面
    が前記保管空間内に配置されるように設けられた熱電変
    換素子と、該熱電変換素子の吸熱面側に接触して配設さ
    れた吸水部材とを有する保管庫。
  2. 【請求項2】 前記吸水部材は、一方側が前記吸熱面に
    固着された吸熱部材に固着される、請求項1記載の保管
    庫。
  3. 【請求項3】 前記吸水部材が、前記熱電変換素子の前
    記保管空間外に配置される放熱面側に接触されて配設さ
    れる、請求項1記載の保管庫。
  4. 【請求項4】 前記吸水部材は、他方側が前記熱電変換
    素子の放熱面に固着された放熱部材に固着される、請求
    項3記載の保管庫。
  5. 【請求項5】 前記吸水部材は、前記放熱部材に形成さ
    れた貫通穴を介して前記吸熱部材に固着される部位が前
    記空間内に前記放熱部材に固着される前記空間外となる
    ように前記貫通穴を密封して配設される、請求項1記載
    の保管庫。
  6. 【請求項6】 前記放熱部材は、前記保管空間を構成す
    る壁である、請求項1記載の保管庫。
JP6006029A 1994-01-24 1994-01-24 保管庫 Pending JPH07204447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6006029A JPH07204447A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 保管庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6006029A JPH07204447A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 保管庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07204447A true JPH07204447A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11627248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6006029A Pending JPH07204447A (ja) 1994-01-24 1994-01-24 保管庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07204447A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4938851B2 (ja) * 2006-09-01 2012-05-23 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 電子装置の湿度を制御する装置および方法
CN103375979A (zh) * 2012-04-16 2013-10-30 泰科电子(上海)有限公司 冷凝和热交换装置、烘干设备以及干衣设备
JP2014092225A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Jtekt Corp 転がり軸受
CN106940111A (zh) * 2017-02-13 2017-07-11 合肥美的电冰箱有限公司 用于直冷冰箱的干燥室及直冷冰箱
WO2018110138A1 (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 株式会社デンソー 冷風装置
JP2020083113A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社デンソー 小型空調装置
EP3699530A1 (en) * 2019-02-25 2020-08-26 LG Electronics Inc. Entrance refrigerator

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4938851B2 (ja) * 2006-09-01 2012-05-23 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 電子装置の湿度を制御する装置および方法
CN103375979A (zh) * 2012-04-16 2013-10-30 泰科电子(上海)有限公司 冷凝和热交换装置、烘干设备以及干衣设备
JP2014092225A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Jtekt Corp 転がり軸受
WO2018110138A1 (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 株式会社デンソー 冷風装置
CN106940111A (zh) * 2017-02-13 2017-07-11 合肥美的电冰箱有限公司 用于直冷冰箱的干燥室及直冷冰箱
JP2020083113A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社デンソー 小型空調装置
EP3699530A1 (en) * 2019-02-25 2020-08-26 LG Electronics Inc. Entrance refrigerator
US11441833B2 (en) 2019-02-25 2022-09-13 Lg Electronics Inc. Entrance refrigerator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01281344A (ja) 除湿装置
JPH07204447A (ja) 保管庫
JPH11261265A (ja) 密閉型装置の放熱構造
JPH07204448A (ja) 保管庫
JP4253557B2 (ja) 撮像装置
JPH07204449A (ja) 保管庫
JPH07225030A (ja) 電子除湿装置
JPH07110138A (ja) 除湿庫
JPH0528413U (ja) 電子除湿器
JPH07277187A (ja) 電気車の制御箱
JPH08213522A (ja) 電気車の制御箱
JPH10313182A (ja) 電子機器収納用筐体
JPS62121618A (ja) 除湿素子
JPH07243762A (ja) 乾燥機付き傘箱
JPH048313B2 (ja)
JPH0318094B2 (ja)
JP2002253921A (ja) 除湿器
JPH07180948A (ja) 保冷庫の水滴蒸発装置
JPH10292966A (ja) 電子冷蔵庫
JPH0741262U (ja) 屋外用筐体の冷却構造
JPS632886Y2 (ja)
JPH0641626Y2 (ja) 冷却装置
JPH07246311A (ja) 電子除湿装置
JPH07218082A (ja) 電子収容庫
JPS6041526A (ja) 除湿装置