JPH07204284A - 放射線治療装置の多分割絞り駆動機構 - Google Patents

放射線治療装置の多分割絞り駆動機構

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JPH07204284A
JPH07204284A JP1226094A JP1226094A JPH07204284A JP H07204284 A JPH07204284 A JP H07204284A JP 1226094 A JP1226094 A JP 1226094A JP 1226094 A JP1226094 A JP 1226094A JP H07204284 A JPH07204284 A JP H07204284A
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JP
Japan
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diaphragm
block
feed screw
driving mechanism
aperture
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Pending
Application number
JP1226094A
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English (en)
Inventor
Iwao Miyano
巌 宮野
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】放射線治療装置の多分割絞り駆動機構におい
て、歯車を用いず、低コスト化でき、分割数が多く幅の
狭い絞りブロックにも対応可能とする。 【構成】絞りブロック31の各々にそれぞれ形状の異な
るL字金具20を具備させ、このL字金具21に、絞り
ブロック31の移動方向に回転可能で、送りねじ23に
よって動力が伝達されるナット21を具備させ、送りね
じ23は自在継手24により各々の絞りを駆動するモー
ター7に連結されてなる。 【効果】絞りブロックの歯切り加工がなく低コスト化で
きる。また分割数が多く幅の狭い絞りブロックにも対応
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線治療装置の照射
野限定装置(絞り装置)、特に多分割絞り装置における
絞りブロックの駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円筒状軌道面を有する放射線治療装置の
多分割絞り装置の一例として、特公昭62−710 号公報に
記載のように、絞り動作方向の軌道面が円筒状で、隣接
する絞りの側面傾斜方向が放射線源に向かう円錐面とな
るものがある。また、円筒状軌道面を有する放射線治療
装置の多分割絞り駆動機構の一例として、特願平5−108
774 号記載のように、絞りブロックの各々にラック部を
刻設し、これに噛合する歯車(ピニオン)との組合わせ
により行うものがある。
【0003】図4は後者の全体構成例を示したものであ
る。図4において、1は放射線源、2は単体ブロック絞
り、3は多分割絞りの絞りブロック群、31は絞りブロ
ック、4は照射野、5は駆動軸、6はチェーン、7はモ
ータ、8は歯車である。図示のように、多分割絞り装置
は、複数個の絞りブロック31が相互に摺動可能に側方
に密着配列されてなり、円筒状の軌道面を有する絞りブ
ロック群3を備えて成る。この絞りブロック群3は、2
群が対向配置され、そのうちの選択された絞りブロック
31がその軌道上を所定量だけ移動することにより、所
定の形状,絞り量の放射線照射野が得られる。
【0004】ここで、図4には、各絞りブロック31の
円筒状軌道面内周側にラック部が刻設され、これにチェ
ーン6を介してモータ7と連結された駆動軸5の歯車
(ピニオン)8を噛合させた例が示されている。図示の
ように、多分割絞り装置は、各絞りブロック31がそれ
ぞれ独立して動作するため、各絞りブロック31毎に1
対1で動作する駆動軸5及びモータ7が必要である。従
って、絞りブロック31の枚数と同じ数の駆動軸5及び
モータ7が必要となる。
【0005】なお、図4では絞りブロック31のラック
部を絞りブロック31の内周側に設けてあるが、外周側
に設けることも可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、駆動機構を具備させることは比較的に容易であり、
特に絞りの分割数が増加した場合でも駆動軸として多重
軸を採用することにより対応可能である。しかしなが
ら、一般に絞りの素材として重金属(例えばタングステ
ン合金)が使用されるが、素材自体が高価であり、加工
も鉄鋼材等に比べて難しい。従って、絞り装置の価格の
中で絞りブロックの価格の占める割合は高く、絞りの歯
切り加工は高価なものとなる。絞り装置の価格を低減す
る上で、絞りの形状を単純化し、加工の少ないものとす
る必要がある。従って絞りの駆動機構として歯車を用い
ない機構を考案する必要がある。さらにこの駆動機構
は、絞りの分割数が増加し、各々の絞りの幅が小さくな
った場合にも対応可能なものでなければならない。
【0007】本発明は、上記要望に鑑みてなされたもの
で、安価に製作可能な絞りブロックの駆動機構を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数個の絞
りブロックが相互に摺動可能に側方に密着配列されてな
る、円筒状の軌道面を有する絞りブロック群が、2群対
向配置され、そのうちの選択された絞りブロックがその
軌道上を所定量移動することにより、所定の形状,絞り
量の放射線照射野を得る放射線治療装置の多分割絞り装
置において、前記絞りブロックの各々につき、それぞれ
形状の異なるL字金具を具備させ、このL字金具に絞り
ブロックの移動方向に回転可能で、送りねじによって動
力が伝達されるナットを具備させ、前記送りねじは自在
継手により各々の絞りを駆動するモーターに連結されて
なることにより達成される。
【0009】
【作用】絞りブロックの各々に、形状の異なるL字型金
具を具備させることにより、絞りブロックの厚さ,ナッ
ト,絞りねじ,自在継手,モーターの大きさによらず
に、絞りブロックの各々を独立に駆動する駆動機構を配
列することができる。これにより、絞りブロックに歯切
り加工することなく安価で簡単な構造の装置とすること
ができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1,図2は、本発明による放射線治療装
置の多分割絞り駆動機構の実施例の要部を示す図で、図
1は側面図、図2は図1中のA−A方向から見た図を拡
大して示した図である。図1,図2に示す例は、6枚の
絞りブロック31の各々に、それぞれ形状の異なるL字
形金具20を隣接する絞りブロック31と干渉しない位
置に配置してなるものである。L字金具20には、絞り
の移動方向に対して回転可能なナット21が、これを保
持するホルダー22を介して設置される。ナット21は
自在継手24によってモーター7と連結された送りねじ
23により動力が伝達される。絞りブロック31の移動
に伴ってナット21とモーター7の位置関係が変化する
が、この変位はナット21の回転と自在継手24の角度
変化により吸収される。絞りブロック31の分割数が増
加し、絞りブロック31の幅が小さくなった場合には、
L字形金具21の、絞りブロック31の円筒状軌道面に
平行な部分の長さを長くすることにより、絞りブロック
31の幅に関係なく、隣接する絞りブロック31と干渉
しない位置にナット21,ホルダー22,送りねじ2
3,自在継手24,モーター7を配置することが可能で
ある。
【0012】図3に示す実施例は、12枚の絞りブロッ
ク31に対して、駆動機構の構成の高密度化を図ったも
のであり、絞りブロック31の1枚おきに、ホルダー2
2の長さを変えてモーター7の配置を交互にずらして構
成したものである。このように配置することにより、L
字金具20の横方向の長さを短く抑えることが可能であ
る。また図1,図2,図3において絞りの駆動機構を絞
りブロック31の外周側に配列したが、内周側に配列す
ることも可能である。これにより、絞りの分割数が多
く、かつ絞りの幅方向に絞り駆動機構を配列する十分な
空間がとれない場合には、隣接する絞りブロックに対し
て1つおきに内周側,外周側に交互に駆動機構を配列す
れば、狭い空間内でもさらに高密度に構成することがで
きる。なお各図において同一符号は同一または相当部分
を示す。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、絞
りブロックに加工費の高い歯切り加工を行わずに、絞り
ブロックを駆動する駆動機構が設置でき、装置を低価格
化を図ることができる。特に、図1,図2に例示の構成
によれば、絞りブロックの幅、駆動機構部品(モーター
等)の大きさによらずに駆動機構を配列することができ
る。また、図3に例示の構成によれば、狭い幅内に数多
くの駆動機構を高密度に配列できる。さらに駆動機構を
絞りブロックの内周側と外周側に交互に配置すれば、さ
らに分割数の多い絞り装置にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明機構の一実施例の要部を示す側面図であ
る。
【図2】図1中のA−A線矢視面を拡大して示した図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例の要部を示す、図1中のA
−A線矢視面を拡大して示した図である。
【図4】従来の放射線治療装置の多分割絞り装置の全体
構成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 放射線源 2 単体ブロック状絞りブロック 3 多分割絞りの絞りブロック群 4 照射野 5 駆動軸 6 チェーン 7 モーター 8 歯車 13 荷重支持軸 20 L字形金具 21 回転可能なナット 22 ナットホルダー 23 送りねじ 24 自在継手 31 絞りブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の絞りブロックが相互に摺動可能に
    側方に密着配列されてなり、円筒状の軌道面を有する絞
    りブロック群が、2群対向配置され、そのうちの選択さ
    れた絞りブロックがその軌道上を所定量移動することに
    より、所定の形状,絞り量の放射線照射野を得る放射線
    治療装置の多分割絞り装置において、前記絞りブロック
    の各々にそれぞれ形状の異なるL字形金具を具備させ、
    このL字金具に、絞りブロックの移動方向に回転可能
    で、送りねじによって動力が伝達されるナットを具備さ
    せ、前記送りねじは自在継手により各々の絞りを駆動す
    るモーターに連結されてなる放射線治療装置の多分割絞
    り駆動機構。
JP1226094A 1994-01-11 1994-01-11 放射線治療装置の多分割絞り駆動機構 Pending JPH07204284A (ja)

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JP1226094A JPH07204284A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 放射線治療装置の多分割絞り駆動機構

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JP1226094A JPH07204284A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 放射線治療装置の多分割絞り駆動機構

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JPH07204284A true JPH07204284A (ja) 1995-08-08

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ID=11800407

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JP1226094A Pending JPH07204284A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 放射線治療装置の多分割絞り駆動機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005068019A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Right Mfg, Co., Ltd. 放射線照射野限定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005068019A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Right Mfg, Co., Ltd. 放射線照射野限定装置
JPWO2005068019A1 (ja) * 2004-01-13 2008-04-24 株式会社ライト製作所 放射線照射野限定装置
JP4642660B2 (ja) * 2004-01-13 2011-03-02 株式会社ライト製作所 放射線照射野限定装置
US7965819B2 (en) 2004-01-13 2011-06-21 Right Mfg. Co., Ltd. Device for limiting field on which radiation is irradiated

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