JPH07204151A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH07204151A
JPH07204151A JP192894A JP192894A JPH07204151A JP H07204151 A JPH07204151 A JP H07204151A JP 192894 A JP192894 A JP 192894A JP 192894 A JP192894 A JP 192894A JP H07204151 A JPH07204151 A JP H07204151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump motor
rotating speed
water
power supply
washing pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP192894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Takashi Ishino
孝 石野
Soichi Sano
壮一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP192894A priority Critical patent/JPH07204151A/ja
Publication of JPH07204151A publication Critical patent/JPH07204151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】電源周波数検知回路により電源周波数の検知を
行い、電源周波数が60Hzの場合は、洗浄ポンプモー
タ18の位相制御により、洗浄ポンプモータ18の起動
時の回転数を段階的に上昇させる。 【効果】洗浄ポンプモータの回転数を、段階的に上昇さ
せることにより、電源周波数が60Hz運転時の起動時
の回転数の上昇をおさえられ、これにより、ポンプケー
シング内部への空気の巻き込みによる異音の防止ができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異なった電源周波数地域では、電
源周波数の違いによる洗浄ポンプモータの回転数の差
を、ポンプランナの径を変えるか、または、電源周波数
が60Hzの地域では、洗浄ポンプモータの定常時の回
転数を、位相制御等の回転数制御手段により、50Hz
地域と同じ回転数になるように制御し、50Hz地域と
60Hz地域での性能の差を少なくしている。しかし、
起動時の回転数では、回転数の立上り時間が短いため
に、60Hz地域の起動時の回転数は、50Hz地域の
定常時の回転数の1.2 倍近くまで上昇してしまい、こ
れにより、ポンプランナの周速度が上がり、ポンプケー
シング内部に空気を巻き込み、異音を発したり、必要以
上の水を循環してしまう欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明に課せられた課
題は、電源周波数が60Hz地域における洗浄ポンプモ
ータの起動時の回転数の上昇を押さえることにより、ポ
ンプケーシング内部への空気の巻き込みによる異音の防
止と、循環水量を一定に保ち、性能の良い食器洗浄機を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源周波数が
60Hz地域の洗浄ポンプモータの起動時の回転数を段
階的に増加させることにより達成できる。
【0005】
【作用】電源周波数が60Hz地域における洗浄ポンプ
モータの起動時の回転数を、段階的に増加させることに
より、洗浄ポンプモータ起動時の回転数の上昇が押さえ
られ、これにより、ポンプケーシング内部への空気の巻
き込みによる異音が防止され、循環水量も安定化し、顧
客クレームの防止が図れる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明を採用する食器洗浄機の全体的な
内部構造を示す縦断面図である。食器洗浄機は、食器洗
浄機本体1の前面にヒンジ2を回転中心とし、矢印のよ
うに前方に開閉可能な扉3を有する。扉3内には、食器
洗浄機のサイクル運転を司るコントローラ4を内設し、
また、扉3の上部には、進行状態、及びコントローラ4
により指示されて各種の表示を行う表示器5、及び運転
操作部(図示せず)が設置されている。扉3の内面部に
は、ステンレス材で形成された扉内壁6が、同様にステ
ンレス材で形成された洗浄槽7とは、扉3の閉止時はパ
ッキン8により、外部とは気密が保たれるように構成さ
れている。洗浄槽7内には、上レール9,下レール10
を構成し、上篭11,下篭12を本体1の前方へ容易に
移動できるように構成する。
【0007】洗浄槽7の後面部には、給水バルブ27が
設けられ、洗浄槽7内部に水を供給する。供給された水
は、水ケース21に設けられた圧力口25より、圧力ホ
ース24を返して洗浄槽7の後面部に設けられた水位セ
ンサ23に圧力を送り、さらに、コントローラ4に水位
情報として信号を電送する。
【0008】洗浄槽7の底面部には、洗浄ポンプモータ
18,ポンプケーシング19,ポンプランナ20より構
成されている洗浄ポンプ(図示せず)が、水ケース21
と吐き出し管22により洗浄槽7と結合されており、洗
浄ポンプモータ18によりポンプランナ20が回転する
と、洗浄槽7下部、及び、水ケース21内部に蓄えられ
た水は、ポンプケーシング19内部に吸い込まれ、吐き
出し管22より吐き出される。
【0009】洗浄槽7内部の下面部には、洗浄ポンプ
(図示せず)からの水圧を受けて回転力を得るべく、複
数の小穴13aを有し、かつ略中央部には上ノズル14
へ導水する噴出口15を有する下ノズル16が、回動自
在に取付けられる。噴出口15からの水は、下篭12の
略中央部に固定した導水管17を通り、上ノズル14の
小穴13bから噴出され、上ノズルはその反作用により
回転する。
【0010】洗浄槽7内部に蓄えられた水は、洗浄槽7
底面に有する排水モータ29の回転力により、排水ホー
ス30を通り、排水口31より機外へ排出される。
【0011】図2に基づきコントローラ4の制御につい
て説明する。コントローラ4は、マイコン32,発振回
路33,操作回路34,表示回路35,電源周波数検知
回路36,水位センサ検知回路37,洗浄ポンプモータ
駆動回路38,給水バルブ駆動回路39,排水モータ駆
動回路40で構成される。マイコン32は、操作回路3
4からの入力に従い、表示回路35への出力、及び電源
周波数,水位センサ23の検知を行い、洗浄ポンプモー
タ18,給水バルブ27,排水モータ29の駆動を行
う。
【0012】図3,図5に基づき電源周波数検知方式に
ついて説明する。図3は、電源周波数検知回路、図5
は、電源周波数検知方式を表すタイムチャートであり、
図3で電源電圧波形45は、ホト・トライアックカプラ
41及び、インバータ42により短形波(以下、ゼロク
ロス信号と言う)46に変換されマイコン32へと取り
込まれる、マイコン32は図5に示すように、ゼロクロ
ス信号46の立ち下がりから立ち下がりまでの時間Tを
計測し、この時間Tにより、電源周波数が50Hzか6
0Hzかを判断する。
【0013】図4,図6に基づき洗浄ポンプモータ18
の回転数制御を行うための位相制御方式について説明す
る。図4は、洗浄ポンプモータ18の駆動回路図、図6
は、洗浄ポンプモータ18の位相制御方式を表すタイム
チャートである。通常、洗浄ポンプモータ18は、マイ
コン32の指示によりトライアック44がオン,オフす
ることにより、回転,停止を行う、ここで、図6に示す
様に、ゼロクロス信号46のタイミングより時間△tだ
け遅らせてトライアック44のゲート信号をオンし、さ
らに、ゼロクロス信号46のタイミングによりオフする
ことにより、洗浄ポンプモータ18の駆動波形48はカ
ットされ、この時間△tを任意に変更することにより、
洗浄ポンプモータ18の回転数が変化する。
【0014】以上の構成及び機能を有する食器洗浄機
で、給水バルブ27により洗浄槽7内部に規定水位に達
するまで給水した後、前述した、電源周波数検知方式に
より、電源周波数を60Hzと認識した場合、マイコン
32は、前述した、洗浄ポンプモータ18の位相制御方
式により、洗浄ポンプモータ18の起動時の回転数制御
を行う、ここで、回転数を変化させる時間△tは、回転
数を段階的に増加させるために、同一の時間で複数回位
相制御を行った後、時間△tを前回の時間△tより多少
短くし、複数回位相制御を行うことを、洗浄ポンプモー
タ18の回転数が50Hzで運転した回転数と同じ回転
数に達するか、または、設定された回転数に達するまで
行い、それ以降は、同一の時間△tにより規定時間に達
するまで連続運転を行い、その後、洗浄ポンプモータ1
8の回転を停止し、洗浄槽7内部の水を排水モータ29
により機外へ排出する。
【0015】以上より、図7に示された、洗浄ポンプモ
ータ18の起動時の回転数の上昇は、図8に示すように
解消され、洗浄ポンプモータ18の起動時の空気の巻き
込みによる異音の発生は防止され、良好な性能を得るこ
とが可能となった。
【0016】
【発明の効果】電源周波数が60Hz地域における、洗
浄ポンプモータの起動時の回転数制御により、洗浄ポン
プモータ起動時の、ポンプケーシング内部への空気の巻
き込みによる異音の増加と言った顧客クレームの防止が
図れると共に、良好な性能を得ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】食器洗浄器の全体的な内部構造を示す断面図。
【図2】コントローラの回路のブロック図。
【図3】電源周波数検知の回路図。
【図4】洗浄ポンプモータの駆動の回路図。
【図5】電源周波数検知のタイミングチャート。
【図6】洗浄ポンプモータ位相制御のタイミングチャー
ト。
【図7】従来の洗浄ポンプモータ起動時回転数の特性
図。
【図8】本発明による洗浄ポンプモータ起動時回転数の
特性図。
【符号の説明】
7…洗浄槽、18…洗浄ポンプモータ、36…電源周波
数検知回路、38…洗浄ポンプモータ駆動回路、44…
トライアック、45…電源電圧波形、46…ゼロクロス
信号、47…ゲート信号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転数制御が可能な洗浄ポンプモータを有
    し、さらに、電源周波数の違いによる前記洗浄ポンプモ
    ータの回転数変化を自動的に変更可能な食器洗浄機にお
    いて、前記洗浄ポンプモータの起動時の回転数を段階的
    に増加させることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】請求項1において、電源周波数が60Hz
    時の前記洗浄ポンプモータの起動時の回転数を、50H
    zの定常時の回転数と同じ回転数になるまで段階的に増
    加させる食器洗浄機。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記洗浄ポンプモータ
    の回転数制御を、トライアックによる位相制御により行
    う食器洗浄機。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記洗浄ポンプモータ
    の回転数制御を、トライアックによる位相制御により行
    う食器洗浄機。
JP192894A 1994-01-13 1994-01-13 食器洗浄機 Pending JPH07204151A (ja)

Priority Applications (1)

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JP192894A JPH07204151A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

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JP192894A JPH07204151A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 食器洗浄機

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JPH07204151A true JPH07204151A (ja) 1995-08-08

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ID=11515275

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JP192894A Pending JPH07204151A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 食器洗浄機

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JP (1) JPH07204151A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031314A2 (de) * 1999-02-19 2000-08-30 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Wasserführendes Haushaltsgerät, insbesondere Haushalt-Geschirrspülmaschine
JP2008178564A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Toshiba Corp 電気掃除機
KR101156904B1 (ko) * 2005-07-11 2012-06-21 엘지전자 주식회사 식기 세척기 및 그 소음 감소방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1031314A3 (de) * 1999-02-19 2002-05-15 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Wasserführendes Haushaltsgerät, insbesondere Haushalt-Geschirrspülmaschine
KR101156904B1 (ko) * 2005-07-11 2012-06-21 엘지전자 주식회사 식기 세척기 및 그 소음 감소방법
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