JPH07204148A - 抗菌性拭き紙 - Google Patents

抗菌性拭き紙

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JPH07204148A
JPH07204148A JP6004947A JP494794A JPH07204148A JP H07204148 A JPH07204148 A JP H07204148A JP 6004947 A JP6004947 A JP 6004947A JP 494794 A JP494794 A JP 494794A JP H07204148 A JPH07204148 A JP H07204148A
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JP
Japan
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water
pulp
antibacterial
silver
sheet
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JP6004947A
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Inventor
Junji Osawa
純二 大澤
Eriko Kabasawa
江梨子 樺澤
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い捨て手拭き、ウェットティッシュ、ワイ
パー、雑巾等に使用可能な柔軟性とボリューム感を有す
る抗菌性拭き紙を提供する。 【構成】 水に不溶、或いは溶解度が低く実質的に水に
不溶な抗菌性を有する銀化合物を担持させた繊維からな
る紙シートが水柱流処理が施され、且つ該シートが銀化
合物を絶乾全重量当りAgとして0.01〜0.15重
量%含有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌性を担持させた繊
維シートからなる拭き紙に関する。更に詳しく述べるな
らば、本発明は、水に不溶、あるいは溶解度が低く実質
的に水に不溶な銀化合物を担持させたパルプを用い、且
つ水柱流処理されたシートからなるボリューム感のある
外観を呈し、柔軟性に優れた抗菌性拭き紙に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より住居回りを清掃したり、身体を
きれいに拭いたりするための使い捨て拭き布として、不
織布やパルプ繊維を嵩高に集積してなる乾式パルプシー
トに水や清浄剤、殺菌剤の薬剤等をしみ込ませたものが
広く利用されている(特開昭62−194824号公
報、特開昭62−236516号公報、特開昭63−6
3419号公報、特開昭63−275311号公報、特
開平1−25821号公報、特開平3−16542号公
報、特開平3−37017号公報、特開平3−1681
18号公報等)。しかしながら、含浸、塗布などの処理
でパルプシートに抗菌性を付与した場合、抗菌剤を繊維
内部に含有させたわけではないので、その抗菌効果と持
続性に問題があり、且つ加工や使用時に薬剤が脱落する
という欠点があった。
【0003】また、抗菌性を有する繊維として、セルロ
ース繊維内部に抗菌性を有する無機物を担持せしめた無
機物の担持繊維を製造する技術が知られている(特開平
1−181931号公報、特開平3−146766号公
報、特開平3−152295号公報、特開平4−242
99号公報、特開平4−57964号公報等)。即ち、
セルロースのような親水性繊維材料を、特定な水溶性無
機塩またはガスと反応させて水に不溶性、または難溶性
の無機化合物を生成する少なくとも一種の水溶性無機化
合物の水溶液に含浸し、この含浸した親水性繊維材料
を、特定の水溶性無機化合物の水溶液に含浸させ、或い
は特定のガスを用いて気相において処理し、それによっ
て前記親水性繊維の内部及び表面に水不溶性または難溶
性の無機化合物を析出させて担持させる方法である。
【0004】さらに、シリカゲルのようなケイ素化合物
を担持させた繊維をアルミン酸塩を含む水溶液に含浸
後、銅、銀及び亜鉛の水溶性塩から選ばれた少なくとも
一種類を含む水溶液で処理することにより得られる抗菌
性繊維が公知である(特開平5−106199号公
報)。しかしながら、これらの繊維を用いて単にシート
を形成しただけでは拭き布としての拭きとり性、風合い
や二次加工性に劣るという欠点がある。
【0005】紙シートに拭き布としての特性を付与させ
る処理方法としては、例えば、シートにクレーピング、
孔開け、エンボス加工等を施すことを挙げることができ
る。また、合成繊維の連続フィラメント不織ウェブと紙
シートからなる複合不織布を水流交絡(水流ニードリン
グ)させて拭き布とする技術が知られている(Research
disclosure,17060,June 1978)。さらに、カナダ特許
第841,398号には、高圧ジェット水流を施して製
造した紙シートの繊維構造は、未処理の紙と比較してよ
り大きな耐破損性、柔軟性、伸縮性、耐摩耗性および吸
水性を有していることが記載されている。しかしなが
ら、このような紙シートは、拭き布としての特性を備え
ているが、抗菌性を有していない。複合不織布の場合は
合成樹脂からなる繊維を含有しており、使い捨てとする
には高価なものとなり、且つその処理に問題があるとい
う欠点がある。また、一般に抗菌性を有するパルプ繊維
を用いた紙シートに水柱流処理を施すと、パルプ中の抗
菌性物質が水流によってパルプ繊維から脱落させられ、
十分な抗菌性能を発揮しないという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、かかる
現状に鑑み、水に不溶性、あるいは実質的に水に不溶性
の化合物からなる抗菌性物質を担持させたパルプ繊維を
用いてシートを製造し、その後、該シートに水柱流処理
を施したシートからなる拭き紙の抗菌性を鋭意研究した
結果、特定量の銀化合物を含有するシートからなる拭き
紙が拭き布としての特性を備えて且つ抗菌性に優れるこ
とを見出だし本発明を完成するに至った。
【0007】本発明は、外観、感触、柔軟性が布製タオ
ルに近く、安全で優れた抗菌性を発揮し、使い捨てに好
適な拭き紙を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、水に不溶、あ
るいは溶解度が低く実質的に水に不溶な抗菌性を有する
銀化合物を担持させた繊維からなるシートが水柱流処理
され、且つ該シートが銀化合物を絶乾全重量当りAgと
して0.01〜0.15重量%含有していることを特徴
とする抗菌性拭き紙である。
【0009】本発明の抗菌性の拭き紙は、まず抗菌性の
銀化合物をパルプ繊維に担持させ、次いでこの繊維を用
いて紙シートを形成させ、さらに拭き布特性を付与して
製造する。パルプ繊維に銀化合物を担持させる方法は、
特開平1−18193号公報、特開平3−146766
号公報、特開平3−152295号公報、特開平4−2
4299号公報および特開平4−57964号公報に記
載の方法で行うことができる。即ち、そのようなパルプ
繊維の製造方法は、パルプを硝酸銀水溶液に浸漬し、そ
の後浸漬したパルプを固形分換算で20〜40重量%ま
で脱水後、前記水溶性の銀化合物と反応して水不溶性の
化合物を生成するような塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、臭化カリウム、ヨウ化カリウム、水酸化ナトリウム
等の中から選らばれた化合物の水溶液中に再び含浸させ
て、あるいは含浸の代わりに塩化水素、塩素等の中から
選ばれたガスと気相で反応させて、それによって前記パ
ルプ繊維の内部及び表面に塩化銀AgCl、ヨウ化銀A
gI、臭化銀AgBr、酸化銀Ag2O等の水不溶性ま
たは難溶性の銀化合物を析出させて担持させる方法であ
る。
【0010】しかしながら、上記の方法によれば銀含有
率が3〜20重量%のパルプ繊維を得ることができ、こ
のようなパルプ繊維のみを直接用いて抄紙して得られる
紙は、抗菌性には極めて優れるが製造コストが高過ぎて
実用には供することができない。従って、本発明の抗菌
性の拭き紙は、前記の銀含有率が高いパルプ繊維を公知
の銀化合物を担持しないパルプ繊維と一緒に用いて、抄
紙し、得られる紙の銀含有率を、抗菌性を示し、経済的
に使用し得る範囲内に調整した後、拭き布特性を付与し
て拭き紙として用いられるようにしたものである。その
ような拭き紙の銀化合物の含有量は、絶乾の紙全重量当
りAgとして0.01〜0.15重量%の範囲である。
銀含有率が0.01重量%未満では抗菌性がなくなり、
0.15重量%を超えて高くなると、抗菌性は極めて優
れるが、コストの面で実用に適さなくなる。
【0011】また、前記銀化合物を担持したパルプ繊維
は、Journal of Colloid and Interface Science,Vol.1
10,No.1,March 1986 82〜87頁に記載の方法により調製
した抗菌性を有する銀コロイドをパルプ繊維に吸着、固
定化させる方法でも得られる。さらに、シリカゲルのよ
うなケイ素化合物を担持させた繊維をアルミン酸塩を含
む水溶液に含浸後、前記の銀の水溶性塩を含む水溶液で
処理して得られる抗菌性繊維(特願平3−266008
号公報)を用いても良い。
【0012】本発明において使用する銀化合物を担持さ
せるためのパルプおよび銀含有率を減少させるために併
用されるパルプは、針葉樹木材から得られるポリサルフ
ァイド(PSP)、アルカリパルプ(AP)、クラフト
パルプ(KP)等の化学パルプが主成分として好適に用
いられ、広葉樹木材からの前記化学パルプや脱墨された
二次繊維である故紙パルプも一部併用することができ
る。また、前記化学パルプは、未漂白パルプ、漂白パル
プの区別および叩解、未叩解の区別なく使用可能である
が、抗菌性を有し、且つ水不溶性の銀化合物を十分に担
持させるには、パルプに叩解を施してパルプ繊維の表面
積を大きくしたパルプが適しており、さらに、シートの
強度を得るためにも、単一パルプ或いは混合パルプのフ
リーネスは、例えば450mlcsf(カナダ標準フリ
ーネス)より高い適度の叩解度とすることが好ましい。
【0013】レーヨンのような親水性の再生繊維、セル
ロース誘導体繊維やポリビニルアルコール、ポリアクリ
ルアミド等の親水性合成高分子繊維も少量、例えばシー
ト全重量の5〜20重量%使用可能であるが、品質とコ
ストからみると針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)が
最も適している。
【0014】本発明の抗菌性拭き紙の坪量は、JIS
P 8124に示される方法で測定した坪量が40〜8
0g/m2である。坪量が40g/m2未満ではパルプ繊
維の絶対量が少なくて布感覚が得られず、また得られる
抗菌性拭き紙に十分な吸水性や保水性を与え難くなる。
逆に、坪量が80g/m2を超えて高くなると、コスト
がかかる上にパルプ繊維の絶対量が多すぎて紙シートに
水柱流処理を施しても、一個一個のパルプ繊維に運動量
を与え難くなり、優れた拭き布特性が得難い。
【0015】このようにして得られた抗菌性紙シートに
表面から裏面に貫通するように水柱流を通過させ処理を
施す。前にも述べたように、この処理法は合成繊維ウェ
ブと紙シートを水流交絡させて複合素材を得る方法とし
て公知であるが、この方法が本発明のために好適に用い
られる。本発明の抗菌性拭き紙では、合成繊維ウェブの
ような支持体なしで抗菌性を持つ紙シートのみに水柱流
が施されるが、水柱流の圧力を、例えば6〜15kg/
cm2のように下げて行う必要がある。例えば30〜1
50kg/cm2の如く、公知の高圧水柱流を適用する
とウェブを破壊または損傷し、容認できない繊維の損失
につながるから適さない。さらに、水柱流処理をうまく
行うために再生セルロースのような人造繊維(ステープ
ル長の繊維)を5〜30重量%混抄してもよい。
【0016】本発明で使用する水柱流処理は、微細な直
径のノズル孔を通して、水を噴出させて得られるもので
ある。例えば、孔径0.01〜0.3mmのノズル孔を
通して、ノズルピッチが5〜20個/cmを備えた水流
噴射装置の下を金網或いはプラスチック製網に支持され
た抗菌シートを通過させ、前記6〜15kg/cm2
圧力で水を噴出させる。この水柱流が抗菌性シートに衝
突すると、抗菌シートの支持体としての網の縦線および
横線の交差する点において抗菌性シートの破壊が生じ、
抗菌性シートを構成するパルプ繊維を単離させ、パルプ
繊維に曲げや捩れのような変形を起こさせると共に、パ
ルプ繊維に運動エネルギーを十分に与え、パルプ繊維に
ランダムな運動を生じさせる。その結果、ボリューム感
のある布製タオルに似た外観と柔軟性をもった抗菌性拭
き紙を得ることができる。
【0017】本発明は、以上説明した如き構成としたた
めに抗菌性を有し、ボリューム感のある外観と優れた柔
軟性を有する拭き紙となる。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明は、勿論これらに限定されるもので
ない。なお、実施例及び比較例における%は、固形分に
よる重量%を示す、
【0019】実施例1 フリーネス500mlCSFに叩解した針葉樹晒クラフ
トパルプ500gを硝酸銀の濃度が10%の硝酸銀水溶
液に5.0%のパルプ濃度で浸漬し、撹拌しながら1時
間置いた。その後、パルプを濃度30%まで脱液して濃
縮し、次いでこのパルプを濃度5.0%で塩化ナトリウ
ムの濃度が3.5%の塩化ナトリウム水溶液中に浸漬
し、1時間撹拌を継続させて、反応させた後、再び濃度
30%まで脱液した。このように処理を施したパルプの
銀含有率はAgとして11.4%であった。このパルプ
を絶乾で3.5%と、フリーネスを680mlCSFに
叩解した銀を含有しない針葉樹晒クラフトパルプ96.
5%からなる混合パルプを用意し、湿潤強度増強剤とし
てポリアミド・エピクロルヒドリン樹脂(WS−57
0、日本PMC社製)を絶乾パルプ当り0.2%添加
し、実験室で手抄法により250mm×250mmの大
きさの米坪量が70g/m2、密度が0.50g/cm3
のシートを作製した。このシート中の銀含有率はAgと
して0.15%であった。
【0020】次に、このようにして得られた銀含有シー
トを金網で形成された移送コンベア上に載置し、このコ
ンベアを15m/分の速度で移送させながら、孔径0.
15mmのノズルが1mm間隔で並んで設けてある水流
噴出装置を用いて、7kg/cm2の水圧(ゲージ圧
力)で水柱流を噴出させ、シートに処理を施し、余分な
水分は真空ボックスで脱液し、最後は乾燥機でシートを
乾燥し、抗菌性拭き紙を製造した。
【0021】実施例2 実施例1において、硝酸銀水溶液の硝酸銀濃度を5.0
%とした以外は、実施例1と同様にして銀含有率がAg
として4.5%のパルプを製造した。このようにして得
られた銀含有パルプ1.1%と銀を含有しないパルプ9
8.9%とを混合してシート中の銀含有率が0.02%
となるようにパルプ配合率を調整した以外は実施例1と
同様にして抗菌性拭き紙を製造した。
【0022】比較例1 実施例1において、硝酸銀水溶液の硝酸銀濃度を5.0
%とした以外は、実施例1と同様にして銀含有率がAg
として4.5%のパルプを製造した。このようにして得
られた銀含有パルプ0.3%と銀を含有しないパルプ9
9.7%とを混合してシート中の銀含有率が0.005
%となるようにパルプ配合率を調整した以外は実施例1
と同様にして抗菌性拭き紙を製造した。
【0023】比較例2 銀を含有しない針葉樹晒クラフトパルプ100%とした
以外は実施例1と同様にして拭き紙を製造した。
【0024】得られた拭き紙について抗菌性を次に示す
繊維製品衛生加工協議会規定のシェークフラスコ法に準
じた方法で試験し、抗菌性を評価した。抗菌性の試験法 被検菌株として、繊維製品の試験によく用いられる菌種
であること及び一般的な環境下で存在するもので、グラ
ム陰性菌のうち代表的な肺炎桿菌(Klebsiellapneumonia
e IFO)とグラム陽性菌のうち代表的な黄色ブドウ状球菌
(Staphylococcus aureus 209P IFO12732)の二種類を用
いた。培地は、前培養は下記に示す如き普通ブイヨン培
地を、本培養では普通寒天培地を用いた。手順として、
まず供試菌株を普通ブイヨン培地で37℃で24時間前
培養し、その培養液を高圧蒸気殺菌済みのリン酸緩衝液
で10,000倍希釈した試験試験菌液を調製した。こ
の試験菌液を三角フラスコに70ml入れ、次いで16
0℃で2時間乾熱滅菌した0.75gの拭き紙試験片を
入れた。
【0025】その後、この容器を振盪器で340r.
p.m、28℃、1時間の条件で振盪して菌液中の菌と
試験片を十分に接触させた。次に、菌液の10倍から1
00,000倍までの10倍希釈系列を作り、それぞれ
の濃度の菌液を予め用意しておいた普通寒天の平板培地
にこれらの0.1mlを接種し、滅菌済のコンラージ棒
で培養面に均等に広げた。その後37℃の培養器で48
時間培養した後コロニー数を数え、接触前の菌数に対す
る滅菌率を計算で求め抗菌性を評価した。実施例及び比
較例についてのこれらの結果を表1に示した。 普通ブイヨン培地 普通寒天培養地 肉エキス 5g 肉エキス 5g ペプトン 10g ペプトン 10g 塩化ナトリウム 5g 塩化ナトリウム 5g 蒸留水 1000ml 寒天 15g pH 7.0 蒸留水 1000ml pH 7.0
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかな如く、本発明の拭き紙は
細菌に対して優れた抗菌性を示す(実施例1及び2)
が、銀含有率が低過ぎる拭き紙は抗菌性に劣る(比較例
1及び2)。
【0028】
【発明の効果】本発明は、安全で無害な無機の銀化合物
を担持したパルプ繊維を原料とした、柔軟性とボリュー
ム感を有し、使い捨ての手拭き、ウェットティッシュ、
ワイパー、雑巾として好適な抗菌性拭き紙を提供すると
いう効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 21/14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に不溶、あるいは溶解度が低く実質的
    に水に不溶な抗菌性を有する銀化合物を担持させた繊維
    からなるシートが水柱流処理され、且つ該シートが銀化
    合物を絶乾全重量当りAgとして0.01〜0.15重
    量%含有していることを特徴とする抗菌性拭き紙。
JP6004947A 1994-01-21 1994-01-21 抗菌性拭き紙 Pending JPH07204148A (ja)

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