JPH07204031A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JPH07204031A
JPH07204031A JP6306347A JP30634794A JPH07204031A JP H07204031 A JPH07204031 A JP H07204031A JP 6306347 A JP6306347 A JP 6306347A JP 30634794 A JP30634794 A JP 30634794A JP H07204031 A JPH07204031 A JP H07204031A
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JP6306347A
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Boon Su Chan
チャン、ブーン・スー
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    • A46B2200/00—Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10—For human or animal care
    • A46B2200/1066—Toothbrush for cleaning the teeth or dentures

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 虫歯等の予防のために効果的な歯磨きを行う
ことができる歯ブラシを経済的に提供することを目的と
するものである。 【構成】 両端部にブラシ頭部20,30 が設けられてなる
長尺状の本体部10を有する歯ブラシにおいて、ブラシ頭
部20,30 が、該ブラシ頭部20,30 に一体的に連設された
外側部14を介して本体部10のホルダー部12に連設される
ことによって本体部10に取り付けられ、且つブラシ頭部
20,30 に植毛された剛毛の先端方向からみた場合に、前
記ブラシ頭部20,30 の縦軸と外側部14の縦軸が第一鈍角
X を有し、ブラシ頭部20,30 の剛毛を側面視した場合
に、前記外側部14の縦軸とホルダー部12の縦軸が第二鈍
角Y を有していることを構成上の要旨とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、歯を磨きやすく、虫歯
予防に効果的な歯ブラシの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、一般的に使用されている歯ブラシ
としては、歯ブラシの柄部の軸と剛毛が植毛されたブラ
シ頭部の軸が一直線上に並ぶように連結されたものがあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般的に歯ブ
ラシを用いた歯磨きの最も効果的な方法としては、ブラ
シ頭部を歯の上下方向に動かしてブラッシングする方法
とされているが、上記のようにブラシ頭部と柄の軸が一
直線の歯ブラシを使用する場合には、このブラシ頭部を
上下に移動させることが困難であり、特に歯の内側や、
奥歯の上面や底面部分を磨きにくいという問題を生じて
いた。
【０００４】このような問題を解決するためになされた
歯ブラシとしては、アイザック・エヌ・リンカーンによ
る1898年10月４日付けの米国特許番号第611788号におい
て、継ぎ目のあるハンドル、荒毛を有する一端部、歯磨
き粉用の容器からなる他端部、及び前記容器の何れかの
端部から縦方向に延設された一連の穿孔を有する折り畳
み可能な歯ブラシがある。
【０００５】また、ジョセフ・ハドレーによる1979年７
月５日、及び1983年２月１日付けの米国特許番号第4033
007 号及び第4370773 号において、ブラシ頭部を収納す
るための大きさを有する拡径した空洞本体部を有する直
立した自立式のハンドルを具備した歯ブラシを開示して
いる。
【０００６】さらに、レイモンド・アーネストとステフ
ァン・ジェイ・ギンズバーグによる1987年12月３日付け
のオーストラリア特許番号第AU-A-58049/86 号におい
て、通常相互に平行な前部及び後部、さらに該前部及び
後部の相互を30〜50度の角度をつけて接続する中間部か
らなるハンドルを具備したモジュラー方式の衛生システ
ムを開示している。
【０００７】また、本願出願人チャン・ブーン・スーに
より1992年11月24日及び1992年４月８日付け米国特許番
号第5165135 号及び英国特許番号第2224928 号におい
て、主に長尺状のハンドル、該ハンドルの末端部の荒毛
を有する長尺状の頭部、前記ハンドルの縦軸に対して角
度をなす前記ブラシ状の頭部の縦軸に対して平行な軸を
中心に該ブラシ状の頭部を回転させる適当な手段からな
る歯ブラシを開示している。
【０００８】この歯ブラシは、長尺状の本体部の何れか
の端部に取り付けられるブラシ頭部を有する歯ブラシで
あり、該本体部を２分割した内の夫々の部分は、外側
部、雁首形状の中間部により前記外側部に一体的に接続
されたホルダー部とからなることを特徴とする。
【０００９】さらに、荒毛を有するブラシ頭部の縦軸は
前記本体部の隣接した外側部の縦軸に対して一定の角度
を有して配設されており、前記本体部の外側部の縦軸を
含む平面部は前記本体部のホルダー部の縦軸を含む平面
部に対して一定の角度を有して配設される。一方向に曲
折して取り付けられるブラシ頭部を具備する前記本体部
の２分割した内の第１部は、他方向に曲折して取り付け
られる第２部と左右対称の形状であり、前記本体部は略
Ｍ字状に形成されている。
【００１０】しかしながら、上記出願に開示されている
歯ブラシはいずれも上記問題点を解決するには不十分で
あった。
【００１１】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、虫歯等の予防のために効果的な
歯磨きを行うことができる歯ブラシを経済的に提供する
ことを課題とするものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、両端部にブラシ頭部20,30 が設け
られてなる長尺状の本体部10を有する歯ブラシにおい
て、ブラシ頭部20,30 が、該ブラシ頭部20,30 に一体的
に連設された外側部14を介して本体部10のホルダー部12
に連設されることによって本体部10に取り付けられ、且
つブラシ頭部20,30 に植毛された剛毛の先端方向からみ
た場合に、前記ブラシ頭部20,30 の縦軸と外側部14の縦
軸が第一鈍角X を有し、ブラシ頭部20,30 の剛毛を側面
視した場合に、前記外側部14の縦軸とホルダー部12の縦
軸が第二鈍角Y を有していることにある。
【００１３】また、別の手段は、ブラシ頭部20,30 が本
体部10に超音波溶着されてなることになる。
【００１４】さらに、両端部に剛毛の先端方向からみた
場合に略長方形のブラシ頭部20,30が設けられてなる本
体部10を有する歯ブラシにおいて、各ブラシ頭部20,30
を剛毛の先端方向からみた場合に、ブラシ頭部20,30 が
本体部10と接続部分を介して接続されており、該接続部
分の縦軸が、ブラシ頭部20,30 の２本の対角線のうちの
一方の対角線A と、他方の対角線B に比べてより平行に
近くなるような角度で本体部10に設けられてなることに
も別の手段を有する。
【００１５】また、容器40の空洞部内に収納された一方
のブラシ頭部20及び本体部10の一方の半分側10a が本体
部10の中央部を中心に回動することによって容器40から
取り出され、且つ他方のブラシ頭部30及び本体部10の他
方の半分側10b が容器40の空洞部に収納されるべく、本
体部10の中央部において容器40が取り付けられてなるこ
とにも上記課題を解決するための別の手段を有する。
【００１６】
【作用】本発明は、上述のように、ブラシ頭部が第一鈍
角X 、第二鈍角Y を有して本体部10に取り付けられてい
るため、歯磨き時に奥歯や歯の内側等にブラシ頭部20,3
0 を当接しやすく、さらにこのような位置においても歯
の上下方向にブラシを移動させて磨くことが容易にでき
る。
【００１７】また、本体部10の両端部にブラシ頭部20,3
0 を有するため、一方のブラシ頭部20で左右どちらか一
方の歯を磨き、さらに反対方向の歯を磨く場合には他方
のブラシ頭部30を用いて磨くことができ、口内の左右ど
ちらの歯にもブラシ頭部20,30 が当接し易い角度で本体
部10に取り付けられており、さらに口内のどの位置にあ
る歯を磨く場合にもブラシ頭部20,30 を上下方向に動か
し効果的に磨くことができる。
【００１８】さらに、本体部10を左右対称の略Ｍ字状に
形成した場合には、該本体部10を握りやすいため一層磨
きやすいという利点が得られる。
【００１９】また、ブラシ頭部20,30 を本体部10に超音
波溶着によって取り付けた場合には、容易に上記のよう
な構成の歯ブラシを形成することができ、さらに機械等
による自動化もできるため、経済的に大量生産すること
ができる。
【００２０】さらに、一方のブラシ頭部20を容器40に収
納することによってカバーした場合には、他方のブラシ
頭部30を使用している際に、未使用のブラシ頭部20が不
用意に手や他の部分に接触することがなく衛生的であ
る。
【００２１】また、一方のブラシ頭部20及び本体部10の
半分側10a を本体部10の中央部を中心に回動することに
よって容器40から取り出されると同時に、他方のブラシ
頭部30及び本体部10の他方の半分側10b が容器40の空洞
部48に収納されるべく、本体部10の中央部において容器
40を取り付けた場合には、一方のブラシ頭部20を使用し
ている場合には、他方のブラシ頭部30を覆っている容器
40を握って歯を磨くことができ、さらに口の左右反対側
を磨く場合には、歯ブラシを回動させて直ちに他方のブ
ラシ30を容器40から取り出して両方のブラシ頭部20,30
を連続的に使用することができる。
【００２２】さらに、容器40のブラシ頭部20,30 が収納
される位置に、外部からブラシ頭部20,30 に接近可能な
窓部45が形成された場合には、収納されている状態のブ
ラシ頭部20,30 にも練り歯磨きを付着させて、手に歯磨
き粉が不用意に付くおそれなく同時に練り歯磨きを付着
させる作業を完了させることができ、その結果両ブラシ
頭部20,30 を連続的に使用することができる。
【００２３】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に従って
説明する。
【００２４】実施例１ 図１（イ）において、10は合成樹脂からなる本体部で、
該本体部10は、中央部に位置するホルダー部12と、該ホ
ルダー部12の両端部に屈曲された中間部13a,13b を介し
て連結された外側部14a,14b が一体的に形成されてい
る。
【００２５】20,30 は両外側部14a,14b の先端部に設け
られ、且つ合成樹脂製の板状部に剛毛が植毛されたブラ
シ頭部である。両外側部14a,14b の先端部は幅が広く、
且つ平坦に形成され、該外側部14a,14b の先端部の平坦
面に前記板状部が超音波溶着によってブラシ頭部20,30
が取り付けられている。このブラシ頭部20,30 の板状部
と外側部14a,14b は同一、又は類似の溶着が可能である
合成樹脂から形成されている。
【００２６】図１（イ）のように剛毛の上面から見た場
合に、前記ブラシ頭部20,30 の縦軸と外側部14a,14b の
縦軸によって形成される第一鈍角Ｘが約100 乃至175 度
になるように、ブラシ頭部20,30 は外側部14a,14b に取
り付けられている。
【００２７】また、ブラシ頭部20,30 は上面視略長方形
に形成され、前記外側部14a,14b は該長方形の一角にお
いて接続されている。ブラシ頭部20,30 と外側部14a,14
b は一定の角度を有して接続されており、該角度は、外
側部14a,14b と接続されている一角から延出されるブラ
シ頭部20,30の対角線Ａと平行ではないが、もう一方の
対角線Ｂと比較した場合には、対角線Ａにより平行に近
くなるような角度である。
【００２８】また、ホルダー部12と外側部14を接続して
いる中間部13a,13b もブラシ頭部20,30 と同方向に湾曲
した雁首状に形成されている。
【００２９】さらに、図１（ハ）、（ニ）に示すよう
に、ブラシ頭部20,30 の剛毛を側面から見た場合には、
ホルダー部12と外側部14を接続している中間部13a,13b
はブラシ頭部20,30 の剛毛が植毛されている方向に約10
0 乃至175 度の第二鈍角Ｙを有して屈曲されている。
【００３０】また、本体部10はホルダー部12、中間部13
及び外側部14によってそれぞれ本体部10の両側に曲線部
10a,10b が形成され、該曲線部10a,10b によって本体部
10は中央部を軸にして対称形の上面視Ｍ字状に形成され
ている。
【００３１】11は本体部10の中央部に穿設された中央孔
である。
【００３２】上記のような構成からなる歯ブラシである
ため、歯の内側や奥歯等を磨く際にブラシ頭部20,30 を
上下に動かして効果的に磨くことができる。
【００３３】また、ブラシ頭部20,30 や本体部10の曲線
部10a,10b において一定の方向に曲折されているため、
同じブラシ頭部20,30 で口内の左右両方向の歯を磨くこ
とは困難である。
【００３４】そこで、左右どちらか一方の歯を磨いた後
に他方の歯を磨く時には、使用していた一方のブラシ頭
部20を下側にし、他方のブラシ頭部30によって左右反対
側の歯を磨くことができる。このように、両ブラシ頭部
20,30 を歯の位置によって使い分けることによって口内
のどの位置にある歯も同条件で効果的に磨くことができ
る。
【００３５】実施例２ 本実施例の歯ブラシの構成は前記実施例１と同様の構成
からなる歯ブラシに容器40を取り付けられてなる。
【００３６】容器40の構成は、図２（イ）、（ロ）に示
すように、合成樹脂製の非対称形の分割体41,42 からな
り、内部に収納部48が形成された洋梨状に形成されてい
る（図２（ハ）、（ニ）参照）。
【００３７】また、該容器40の一方の分割体41の上部に
は突起部43が突設され、他方の分割体42の該突起部43に
対応する位置には、該突起部43の先端部を受けるための
開口部44が穿設されている。
【００３８】さらに、該容器40の両側方は開口部が設け
られ（図示せず）、空洞部48は外部に該開口部を介して
開口されている。また、図２（ニ）示す45は、容器40の
正面下方に穿設された窓部である。
【００３９】上記のような構成からなる容器40は図３
（イ）に示すように、前記突起部43を歯ブラシの本体部
10中央に穿設された中央孔11に挿通し、さらに容器40の
他方の分割体42の開口部44に先端を挿入し（図３
（ハ）、（ニ）参照）、両分割体41,42 の接合部46,47
を超音波溶着によって溶着して、本体部10が前記突起部
43を回転軸として回動可能に容器40に取り付けられてい
る。
【００４０】次に、このような容器40が取り付けられた
歯ブラシを使用する場合について説明する。まず、図３
（ハ）、（ニ）に示すように、一方のブラシ頭部20を露
出させ、他方のブラシ頭部30を容器40の空洞部48に収納
する。この時、ブラシ頭部30が前記窓部45の内側に位置
するように窓部45は穿設されている（図３（ロ）参
照）。
【００４１】そして、一方のブラシ頭部20に練り歯磨き
をつけるが、この時同時に、容器40内に収納されている
他方のブラシ頭部30にも前記容器40に穿設された窓部45
を通して練り歯磨きをつけることができる。
【００４２】次に、容器40を握って一方のブラシ頭部20
を使用して口内の左右のうち一方側にある歯を磨いてい
くが、この容器40は洋梨状に形成されているため、手で
握りやすい。
【００４３】さらに、一方のブラシ頭部20によって口の
左右どちらか一方側の歯を磨いた後他方側の歯を磨くと
きには、ブラシ頭部20,30 を前記突起部43を中心に回動
させて今まで使用していた一方のブラシ頭部20を図４
（イ）乃至同図（ニ）に示すように容器40内に収納し、
他方のブラシ頭部30を容器40から取り出し露出させる。
【００４４】該他方のブラシ頭部30には、一方のブラシ
頭部20と同時に窓部45から練り歯磨きをつけているた
め、回動させた後直ちに使用することができ、左右の歯
を磨く時にも連続的に歯磨きを行うことができる。
【００４５】尚、上記実施例２では、外形を洋梨状に形
成された容器40を使用したが、このような形状に形成す
ることは条件ではない。
【００４６】また、上記実施例２では容器40を本体部10
が回動自在に取り付けたが、このような容器40を使用す
ることは条件ではなく、要は一方のブラシ頭部20,30 に
着脱自在に取り付けられた容器40であればよい。
【００４７】また、窓部45を設けることも条件ではない
が、このような窓部45が形成された場合には、容器40内
部に収納されたブラシ頭部20,30 にも練り歯磨きを露出
したブラシ頭部20,30 と同時につけることができ、両ブ
ラシ頭部20,30 を連続的に使用することができるという
利点がある。
【００４８】さらに、上記実施例２では容器40を合成樹
脂製の２つの分割体を溶着して形成したが、容器40をこ
のような分割体から形成することは条件でない。
【００４９】他実施例 尚、上記各実施例では、第一鈍角及び第二鈍角の角度を
約100 乃至175 度に形成したが、該第一鈍角及び第二鈍
角の角度はこれに限定されるものではない。しかし、こ
の角度に形成した場合には特に歯磨き時に奥歯や歯の内
面にブラシ頭部20,30 が当接しやすいという効果が顕著
であるという利点がある。
【００５０】また、上記各実施例では、雁首状の中間部
13を介して外側部14とホルダー部12が接続されている
が、このような中間部13が形成されることは必ずしも条
件ではなく、例えば直線的に外側部14とホルダー部12が
接続されていてもよい。
【００５１】さらに、上記各実施例ではブラシ頭部20,3
0 と本体部10が同一または類似の材質からなる合成樹脂
製としたが、このような合成樹脂から構成されることは
条件ではない。ただし、同一または類似の合成樹脂から
ブラシ頭部20,30 と本体部10を形成し場合には、これら
を溶着によって接合することができるという利点が得ら
れる。
【００５２】また、上記各実施例ではブラシ頭部20,30
と本体部10を超音波溶着によって接合したが、接合手段
もこれに限定されるものではない。
【００５３】
【発明の効果】叙上のように、本発明はブラシ頭部や本
体部が一定方向に曲折して形成されてなるため、奥歯や
歯の内面側等、従来上下方向にブラシ頭部を移動させて
磨くことが困難な位置にある歯にも上下方向に移動させ
て磨くことができ、歯全体を効果的に磨くことができ
る。
【００５４】さらに、本体部の両側に２つのブラシ頭部
を具備している歯ブラシであるため、口内の一部が磨き
にくいということがなく歯全体において効果的に磨くこ
とが容易にでき、その結果、虫歯等を防止することがで
きる。
【００５５】また、合成樹脂によって簡易に製造するこ
とができ、さらには機械による自動大量生産も可能とな
るため、経済的に上記のような効果的に歯磨きすること
のできる歯ブラシを提供することができる。
【００５６】さらに、歯ブラシの一方側のブラシ頭部を
容器によってカバーして使用することもでき、衛生的且
つ使用し時に手で持ちやすいという効果が得られる。
【００５７】また、歯ブラシを回動することによって容
器から出し入れするようにした場合には、両ブラシ頭部
を連続して使用することが容易にでき、歯磨きの手間が
省け手軽に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（イ）は一実施例としての歯ブラシの正面図、
（ロ）は（イ）の背面図、（ハ）は（イ）の右側面図、
（ニ）は（イ）の左側面図。
【図２】（イ）は分割体の断面図、（ロ）は容器の断面
図、（ハ）は（ロ）の背面図、（ニ）は（ロ）の正面
図。
【図３】（イ）は容器を装着した状態の正面図、（ロ）
は（イ）の背面図、（ハ）は（イ）の右側面図、（ニ）
は（イ）の左側面図。
【図４】（イ）はブラシ頭部を回動させた状態を示す正
面図、（ロ）は（イ）の背面図、（ハ）は（イ）の右側
面図、（ニ）は（イ）の左側面図。
【符号の説明】 10 本体部 20,30 ブラシ頭部 12 ホルダー部 13 中間部 14 外側部 40 容器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年１月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 両端部にブラシ頭部(20),(30) が設けら
    れてなる長尺状の本体部(10)を有する歯ブラシにおい
    て、ブラシ頭部(20),(30) が、該ブラシ頭部(20),(30)
    に一体的に連設された外側部(14)を介して本体部(10)の
    ホルダー部(12)に連設されることによって本体部(10)に
    取り付けられ、且つブラシ頭部(20),(30)に植毛された
    剛毛の先端方向からみた場合に、前記ブラシ頭部(20),
    (30) の縦軸と外側部(14)の縦軸が第一鈍角(X) を有
    し、ブラシ頭部(20),(30) の剛毛を側面視した場合に、
    前記外側部(14)の縦軸とホルダー部(12)の縦軸が第二鈍
    角(Y) を有していることを特徴とする歯ブラシ。
  2. 【請求項２】 本体部(10)のホルダー部(12)と外側部(1
    4)が、ブラシ頭部(20),(30) に植毛された剛毛を上面視
    した場合に、一方側に曲折している雁首状の中間部(13)
    を介して接続されてなる請求項１に記載の歯ブラシ。
  3. 【請求項３】 一方のブラシ頭部(20)の取り付けられた
    本体部(10)の半分側(10a) と、他方のブラシ頭部(30)の
    取り付けられた本体部(10)の半分側(10b) が対称形の略
    Ｍ字状に形成されてなる請求項１または請求項２に記載
    の歯ブラシ。
  4. 【請求項４】 ブラシ頭部(20),(30) が本体部(10)に超
    音波溶着された請求項１乃至請求項３のいずれかに記載
    の歯ブラシ。
  5. 【請求項５】 ブラシ頭部(20),(30) と本体部(10)が溶
    着可能な材質の合成樹脂から形成された請求項１乃至請
    求項４のいずれかに記載の歯ブラシ。
  6. 【請求項６】 前記外側部(14)の末端部(15)が幅広且つ
    平坦に形成され、該末端部(15)に前記ブラシ頭部(20),
    (30) が一定の角度を有して突設されてなる請求項１乃
    至請求項５のいずれかに記載の歯ブラシ。
  7. 【請求項７】 前記第一鈍角(X) の角度が約100 乃至17
    5 度である請求項１乃至請求項６のいずれかに記載の歯
    ブラシ。
  8. 【請求項８】 前記第二鈍角(Y) の角度が約100 乃至17
    5 度である請求項１乃至請求項７のいずれかに記載の歯
    ブラシ。
  9. 【請求項９】 両端部に剛毛の先端方向からみた場合に
    略長方形のブラシ頭部(20),(30) が設けられてなる本体
    部(10)を有する歯ブラシにおいて、各ブラシ頭部(20),
    (30) を剛毛の先端方向からみた場合に、ブラシ頭部(2
    0),(30) が本体部(10)と接続部分を介して接続されてお
    り、該接続部分の縦軸が、ブラシ頭部(20),(30) の２本
    の対角線のうちの一方の対角線(A) と、他方の対角線
    (B) に比べてより平行に近くなるような角度で本体部(1
    0)に設けられてなることを特徴とする歯ブラシ。
  10. 【請求項１０】 前記ブラシ頭部(20),(30) が、該ブラ
    シ頭部(20),(30) の一角において接続部と接続されてな
    る請求項９に記載の歯ブラシ。
  11. 【請求項１１】 前記接続部が、長尺状の本体部(10)の
    一部である請求項９又は請求項１０に記載の歯ブラシ。
  12. 【請求項１２】 前記ブラシ頭部(20),(30) が、本体部
    (10)の同一方向を向くように取り付けられている請求項
    １１に記載の歯ブラシ。
  13. 【請求項１３】 前記ブラシ頭部(20),(30) の少なくと
    も一方が容器(40)の空洞部内に収納されてなる請求項９
    乃至請求項１２のいずれかに記載の歯ブラシ。
  14. 【請求項１４】 本体部(10)の一方の半分側(10a) が容
    器(40)の空洞部内に収納されてなる請求項１３に記載の
    歯ブラシ。
  15. 【請求項１５】 容器(40)の空洞部内に収納された一方
    のブラシ頭部(10)及び本体部(10)の一方の半分側(10a)
    が本体部(10)の中央部を中心に回動することによって容
    器(40)から取り出され、且つ他方のブラシ頭部(30)及び
    本体部(10)の他方の半分側(10b) が容器(40)の空洞部に
    収納されるべく、本体部(10)の中央部において容器(40)
    が取り付けられてなる請求項１４に記載の歯ブラシ。
  16. 【請求項１６】 前記容器(40)が一対の非対称形の分割
    体からなる請求項１３乃至請求項１５に記載の歯ブラ
    シ。
  17. 【請求項１７】 前記容器(40)が、両側方部において容
    器(40)外部と空洞部が連通すべく形成されてなる請求項
    １３乃至請求項１６に記載の歯ブラシ。
  18. 【請求項１８】 前記容器(40)の空洞部内に収納された
    ブラシ頭部に外部から接近可能に容器(40)に窓部(45)が
    形成されてなる請求項１７に記載の歯ブラシ。
  19. 【請求項１９】 前記長尺状の本体部(10)の一方の半分
    側(10a) が一方向に曲折され、他方の半分側(10b) が他
    方向に曲折され、且つ直線状のホルダー部(12)によって
    一方の半分側(10a) と他方の半分側(10b) が連結されて
    なる請求項１乃至請求項１８に記載の歯ブラシ。
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