JPH0720339Y2 - 車両エンジン用ラジエータの清掃装置 - Google Patents

車両エンジン用ラジエータの清掃装置

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JPH0720339Y2
JPH0720339Y2 JP1989039955U JP3995589U JPH0720339Y2 JP H0720339 Y2 JPH0720339 Y2 JP H0720339Y2 JP 1989039955 U JP1989039955 U JP 1989039955U JP 3995589 U JP3995589 U JP 3995589U JP H0720339 Y2 JPH0720339 Y2 JP H0720339Y2
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JP
Japan
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radiator
vehicle engine
cooling fan
shroud
brush
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JP1989039955U
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JPH02131025U (ja
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勉 金谷
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 こん考案は、スピードプレーヤ等に搭載される車両用エ
ンジンのエンジン冷却水を放熱するためのラジエータの
清掃装置に係り、詳しくはラジエータの防塵部に付着す
る付着物を自動的に除去する清掃装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
スピードプレーヤ、農業用トラクタ及びコンバイン等の
農業用作業車には車両用エンジンが搭載され、ラジエー
タによりエンジン冷却水が放熱されて冷却されるように
なっており、冷却ファンが、エンジンにより回転され
て、冷却風をラジエータに送り込んでいる。ラジエター
への冷却風の吸い込みに伴って、ラジエータのコア表面
又は防塵網にはごみ、ほこり、ちり、草及び種子等が付
着し、防塵部の目詰まりが生じるとともに、ラジエータ
における放熱率が低下するので、付着物を防塵部から除
去する必要がある。
実開昭62−160737号公報にはコンバインに搭載したエン
ジンを冷却するラジエータの冷却風吸引ダクトにおい
て、このダクト部分に配置した防塵網の詰まりを清掃す
るブラシを設け、このブラシを排出オーガー駆動クラツ
チレバーの操作と連動して、駆動すべく構成したコンバ
インのエンジン防塵装置が記載されており、また実開昭
59−84259号公報には、ラジエータの吸気面を清掃する
清掃具を駆動体に連動連結し、エンジンとエアクリーナ
室を連通する吸気管に設けた負圧センサーの負圧感知に
より駆動体を作動させるようにしたエアクリーナ及びラ
ジエータの目詰り防止装置が記載されて、いずれにもラ
ジエータ防塵部を摺動清掃することが提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで上記各先行技術においては、ラジエータの面を
清掃することによつて目詰りを防止するとしても、この
際発生した塵埃等が飛散しないようにすべき方策には触
れていない。しかしながらこのことは環境汚染を防止す
るためには極めて重要な点である。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は、車両用エンジン(24)のラジ
エータ(26)の後端周囲から後方へ延びるシユラウド
(32)が、前記ラジエータ(26)へ冷却風を導く冷却フ
アン(28)を環状に包囲し、前記ラジエータ(26)の防
塵部(38,44)を回転摺動するブラシ(36)を前記冷却
フアン(28)と同軸かつ一体回転的に配設し、前記シユ
ラウド(32)の下部に着脱自在に取付けられた袋状の通
気性フイルタ(39)は、可撓性リード弁(42)によつて
開閉自在な通孔(40)を介して前記シユラウド(32)に
連通されてなる車両エンジン用ラジエータの清掃装置を
提案するものである。
〔作用〕
ブラシ(36)は、エンジン(24)から回転動力を伝達さ
れて回転する。これにより、ブラシ(36)は、車両エン
ジン用ラジエータ(26)の防塵部(38,44)を摺動し、
防塵部(38,44)に付着している塵埃等の付着物を擦り
落とし、擦り落とされた付着物は可撓性リード弁(42)
を介して袋状の通気性フイルタ(39)内へ収容される。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明する。
第3図はスピードスプレーヤ10の側面図である。スピー
ドプレーヤ10は、前後左右のタイヤ21により走行自在で
あり、前方から運転席14、薬剤タンク16、ボンネット1
8、噴頭20及び送風機22を配設されている。薬剤は、薬
剤タンク16内に貯蔵され、ポンプにより噴頭20のノズル
へ圧送される。送風機22は、後方から空気を吸い込ん
で、噴頭20へ吐出する。車両用エンジン24は、その出力
軸がスピードスプレーヤ10の前後方向となるように、ラ
ジエータ26及び冷却ファン28と共にボンネット18内に収
容される。ラジエータ26は、車両用エンジン24の前方に
配設され、車両用エンジン24のエンジン冷却水を放熱す
る。冷却ファン28は、車両用エンジン24とラジエータ26
との間に配設され、車両用エンジン24により駆動され
て、ラジエータ26へ冷却風を送り込む。
第1図はラジエータ26の清掃装置の構造図である。ラジ
エータ26は、冷却ファン28からの冷却風をスピードスプ
レーヤ10の後方から前方へ通過可能でかつエンジン冷却
水を導くコア30を有している。シュラウド32は、内側に
冷却ファン28を環状に包囲するように、ラジエータ26の
後端周囲から後方へ延び、冷却風をコア30へ導く。駆動
軸34は、車両用エンジン24の出力軸からの回転動力を、
ベルト等を介して伝達され、冷却ファン28を前端部に一
体回転的に取付けられている。ブラシ36は、コア30の冷
却ファン28側の面としてのコア表面38を回転摺動するよ
うに、冷却ファン28とコア30との間に冷却ファン28に対
して同軸的に配設され、冷却ファン28に一体回転的に結
合している。袋状の通気性フィルタ39は、ブラシ36の下
方の位置でシュラウド32の下部に着脱自在に取付けら
れ、通孔40を介してシュラウド32内へ連通している。可
撓性のリード弁42は、通孔40の下側において通孔40を開
閉自在に配設され、通気性フィルタ39からシュラウド32
内へのごみ等の逆流を防止する。
第1図の実施例の作用について説明する。車両用エンジ
ン24の回転に伴って、冷却ファン28が回転し、冷却風
が、車両用エンジン24側からシュラウド32内へ導入さ
れ、シュラウド32により案内されて、ラジエータ26へ送
り込まれ、ラジエータ26を後方から前方へ通過する。そ
の際、ごみ、ほこり、ちり、草及び種子等の異物が、冷
却風に搬送されて、シュラウド32内へ導入され、コア表
面38に付着する。ブラシ36は、車両用エンジン24からの
回転動力により冷却ファン28と一体的に回転し、コア表
面38を摺動し、コア表面38に付着しているごみ等の付着
物を擦り落とす。擦り落とされたごみ等は、シュラウド
32内の下部に集り、リード弁42を重みにより下方へ撓ま
せて、通気性フィルタ39内にたまる。リード弁42は、通
孔40側にごみ等がたまっていないときは、通孔40を閉
じ、通気性フィルタ39内のごみ等がシュラウド32内へ逆
流するのを防止する。通気性フィルタ39内にたまってい
るごみ等の量は通気性フィルタ39の外部から観察可能で
あり、定期的に、通気性フィルタ39をシュラウド32から
外して、通気性フィルタ39内のごみを捨てる。
第2図は防塵網44がラジエータ26の冷却風吸入側に配設
される場合の清掃装置の構造図である。スリット46がシ
ュラウド32の上部に形成され、防塵網44が、スリット46
を介してシュラウド32内へ挿入されて、コア表面38に対
峙され、上端部をボルト48によりシュラウド32の外部上
端部に着脱自在に固定される。ブラシ36は、冷却ファン
28と共に回転し、防塵網44を摺動する。こうして、冷却
ファン28の回転による冷却風に搬送されて、防塵網44に
付着したごみ等の付着物は、ブラシ36の摺動により防塵
網44から擦り落とされ、通気性フィルタ39内にためられ
る。
図示の実施例では、ブラシ36は冷却ファン28と等速で回
転するが、冷却ファン28と等速ではブラシ36の回転速度
が速過ぎる場合には、冷却ファン28とブラシ36との間に
ギヤ装置等の適当な減速装置を設け、ブラシ36の回転速
度を調整する。
図示の実施例では、冷却風が後方から前方へラジエータ
26を通過する形式であるが、冷却風が前方から後方へ通
過する場合では、ブラシ36をラジエータ26の前側に配設
するとともに、連結軸をラジエータ26に前後方向へ貫通
させ、冷却ファン28の回転をブラシ36へ伝達するように
すればよい。
〔考案の効果〕
この考案では、エンジンの回転動力によりブラシを回転
させ、車両エンジン用ラジエータの防塵部に付着してい
る付着物を擦り落とすと共に、この付着物を周囲に飛散
させることなく、可撓性リード弁を介して袋状の通気性
フイルタに収容することができるので環境を汚染させる
ことがないという点では有用である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に関し、第1図はラジエータの
清掃装置の構造図、第2図は防塵網がラジエータの冷却
風吸入側に配設される場合の清掃装置の構造図、第3図
はスピードスプレーヤの側面図である。 24……車両用エンジン(エンジン)、26……ラジエータ
(車両エンジン用ラジエータ)、36……ブラシ、38……
コア表面(防塵部)、44……防塵網(防塵部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用エンジン(24)のラジエータ(26)
    の後端周囲から後方へ延びるシユラウド(32)が、前記
    ラジエータ(26)へ冷却風を導く冷却フアン(28)を環
    状に包囲し、前記ラジエータ(26)の防塵部(38,44)
    を回転摺動するブラシ(36)を前記冷却フアン(28)と
    同軸かつ一体回転的に配設し、前記シユラウド(32)の
    下部に着脱自在に取付けられた袋状の通気性フイルタ
    (39)は、可撓性リード弁(42)によつて開閉自在な通
    孔(40)を介して前記シユラウド(32)に連通させてな
    る車両エンジン用ラジエータの清掃装置。
JP1989039955U 1989-04-06 1989-04-06 車両エンジン用ラジエータの清掃装置 Expired - Lifetime JPH0720339Y2 (ja)

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JP1989039955U JPH0720339Y2 (ja) 1989-04-06 1989-04-06 車両エンジン用ラジエータの清掃装置

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JPH02131025U JPH02131025U (ja) 1990-10-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5652382B2 (ja) * 2011-11-30 2015-01-14 井関農機株式会社 乗用管理機
JP7225927B2 (ja) * 2019-03-05 2023-02-21 コベルコ建機株式会社 作業機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5984259U (ja) * 1982-11-29 1984-06-07 井関農機株式会社 エヤクリ−ナ及びラジエタ−の目詰り防止装置
JPH0517385Y2 (ja) * 1986-04-02 1993-05-11

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JPH02131025U (ja) 1990-10-30

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