JP3015891U - 清掃装置 - Google Patents

清掃装置

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勲 江本
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Abstract

(57)【要約】 【構成】清掃装置1の装置本体2には、遠心式のブロワ
ー5、エンジン6、集塵容器7および上部ダクト14が
搭載され、スクープ8および排気ダクト9が上下動可能
に設置されている。スクープ8、ブロワー5間、ブロワ
ー5、集塵容器7間および上部ダクト14、排気ダクト
9間は、それぞれ、ダクト53、52および10a〜1
0cで接続されており、これらにより空気の循環路が形
成されている。スクープ8の下端の吸気口81から吸引
された空気は、前記循環路を循環し、排気ダクト9の下
端の排気口93より噴出し、地面Gに衝突した後、再び
吸気口81から吸引される。空気とともに吸引された塵
等の異物は、集塵容器7内に落下またはフィルター13
に捕捉されて、集積、回収される。 【効果】異物除去能力が高く、大気中への微細な異物の
放出を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被清掃面から塵等の異物を除去するための清掃装置に関し、特に、 例えば、道路、運動場、公園、各種施設、建築物の構内の清掃に使用する清掃装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
道路、運動場、公園、各種施設、建築物の構内等の清掃に使用する清掃装置と しては、自走または牽引により地面(被清掃面)に対し移動しつつ、ブロワー( 送風機)の作動により地面上にある例えば塵、埃、紙屑、落ち葉、土、砂、石、 芝刈り屑、サッチ、缶類等(以下これらを総称して「異物」と言う)を吸い込ん で集塵ホッパーに集積、回収する清掃装置が知られている。
【0003】 しかしながら、このような従来の清掃装置では、地面上に存在する異物を単に 吸引して取り込むだけなので、例えば、濡れた紙類や落ち葉が地面に貼り付いて いる場合や石の一部が地面に埋まっているような場合には、これらを吸引できな いことがあり、異物除去能力(清掃効率)が低下する。
【0004】 さらに、従来の清掃装置では、地面上から空気とともに吸引された異物は、そ の大半が集塵ホッパー内に落下して集積され、さらに、落下しなかった異物も排 気口付近に設置されたフィルターにより除去され、フィルターを通過した空気が 大気へ放出されるように構成されているが、埃、砂粒、微粉のような微細な異物 は、フィルターを通過し、大気へ放出されてしまうので、周辺の大気を汚染する という問題がある。
【0005】 なお、微細な異物の放散を防止するには、フィルターの開孔度を小さくすれば よいが、この場合には、フィルターの通気抵抗が増大するので、吸引力が低下し 、清掃効率が低下するとともに、フィルターの目詰まりが生じ易く、フィルター の頻繁な清掃(洗浄)または交換が必要となり、清掃作業の作業効率が著しく低 下する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、異物除去能力が高く、大気中への微細な異物の放出を防止す ることができる清掃装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(4)の本考案により達成される。
【0008】 (1) 被清掃面に対し相対的に移動しつつ被清掃面上の異物を吸引、除去す る清掃装置であって、 前記被清掃面に対面して設けられた吸気口と、該吸気口の移動方向前方に隣接 して設けられた排気口と、両端が前記吸気口および前記排気口にそれぞれ連通す る空気の循環路と、該循環路の途中に設けられた送風機と、該送風機の吐出側に おいて前記循環路に連通する集塵容器とを有し、 前記送風機の作動により、前記吸気口から吸引された空気が前記循環路を経て 前記排気口より噴出し、前記被清掃面に衝突した後、その少なくとも一部が再び 吸気口より吸引されるよう構成されていることを特徴とする清掃装置。
【0009】 (2) 前記排気口の前方に、前記被清掃面に対し所定角度傾斜する傾斜板が 設置され、該傾斜板と前記被清掃面との間に異物の取込口が形成されている上記 (1)に記載の清掃装置。
【0010】 (3) 前記吸気口の両側部に、それぞれ、空気の漏れを防止するシール部材 が設置されている上記(1)または(2)に記載の清掃装置。
【0011】 (4) 前記吸気口および/または前記排気口の前記被清掃面との離間距離を 調節する距離調節手段を有する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の清掃 装置。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の清掃装置を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す る。
【0013】 図1は、本考案の清掃装置の実施例を示す部分断面側面図、図2は、図1中の II−II線視図、図3は、図1に示す清掃装置における吸気口および排気口付近を 拡大して示す断面側面図である。
【0014】 これらの図に示す本考案の清掃装置1は、図示しないトラクター等により牽引 されて地面(被清掃面)G上を図1中左方向へ移動する牽引式の清掃装置であり 、フレーム部材で構成される装置本体2と、装置本体2の前方(図1中左側)に 連結された牽引杆3と、装置本体2の後方下部に回転可能に設置された車輪4と を有している。牽引杆3の先端は、ピン31によりトラクター側の牽引杆32と 回動可能に連結されている。
【0015】 装置本体2上には、遠心式のブロワー(送風機)5と、ブロワー5の駆動源で あるエンジン6と、集塵容器7とが搭載されている。エンジン6の出力軸および ブロワー5の羽根車の回転軸には、それぞれ、プーリー61、51が設置され、 両プーリー61、51間には、図示しないエンドレスベルトが掛け回されて、エ ンジン6の回転力をブロワー5の羽根車に伝達するよう構成されている。ブロワ ー5の空気吐出口は、ダクト52を介して集塵容器7と連通している。
【0016】 なお、ブロワー5の駆動源は、エンジン6に限らず、例えば、油圧モータやト ラクタのTPO軸により回転駆動する構成であってもよい。
【0017】 また、清掃装置1には、正面側から見た形状がほぼ台形(図2参照)の筐体よ りなるスクープ8が設置されており、該スクープ8の上部前面のほぼ中央には、 開口が形成されている。この開口とブロワー5の空気吸引口とは、蛇腹状の可撓 性を有するダクト53を介して接続されている。
【0018】 図3に示すように、スクープ8の下端開口は、清掃装置1の走行方向と直行す る方向(図2中横方向)に伸びた帯状の吸気口81を形成している。この吸気口 81は、地面Gに対しほぼ平行に対面している。
【0019】 スクープ8の吸気口81の両側部には、それぞれ、吸引の際の空気の漏れを防 止し、吸引効率を高めるシール部材82が設置されている。このシール部材82 は、例えば、各種ゴムのような弾性材料または軟質樹脂のような可撓性材料で構 成されている。また、スクープ8の吸気口81の後部には、ブラシ83が着脱可 能に設置されている。
【0020】 スクープ8の前面には、箱状の排気ダクト9が固着されている。該排気ダクト 9の上端には、3つの開口が形成され、各開口と上部ダクト14とは、蛇腹状の 可撓性を有する3本のダクト10a、10b、10cを介して接続されている。
【0021】 図3に示すように、排気ダクト9の下方前部には、地面Gに対し所定角度θを なして傾斜する傾斜板91が形成されている。この傾斜板91と地面Gとの間の 空間に、地面G上にある塵等の異物16の取込口92が形成される。この傾斜板 91および取込口92を設けたことにより、あらゆる種類、大きさの異物を効率 よく取り込み、吸引、除去することができる。また、傾斜板91は、排気ダクト 9の内側において、空気流を排気口93へ円滑に導く整流作用も有している。
【0022】 傾斜板91の地面Gに対する傾斜角度θは、30〜60°程度とするのが好ま しく、40〜50°程度とするのがより好ましい。これにより、前述した傾斜板 91の作用、効果がより顕著に発揮される。
【0023】 なお、このような傾斜板91は、傾斜角度θが固定されているものに限らず、 例えば前記角度範囲で可変のものであってもよい。その一例としては、傾斜板9 1の一端を蝶番(図示せず)を介して排気ダクト9に対し回動可能に支持した構 成が挙げられる。この構成の場合、傾斜板91の傾斜角度θとともに、排気口9 3の開口面積をも調節することができる。
【0024】 また、傾斜板91の下端内側、すなわち排気ダクト9の下端開口は、空気を噴 出する排気口(ノズル)93を形成している。該排気口93は、前記吸気口81 と同様の帯状をなし、吸気口81の装置走行方向前方に隣接して、地面Gに対面 するよう設けられている。
【0025】 排気口93の幅(図2中の横方向の長さ)と吸気口81の幅は、ほぼ等しくす るのが好ましい。これにより、空気の漏れ量が少なくなり、吸引効率が向上する 。また、排気口93の開口面積をS1 、吸気口81の開口面積をS2 とした場合 、S1 ≦S2 とするのが好ましく、特に、S1 =0.2〜0.95S2 程度とす るのが好ましい。これにより、排気口93からの空気噴流15の流速が十分に確 保され、異物の地面Gからの離脱効果がより向上する。
【0026】 本実施例の清掃装置1は、スクープ8および排気ダクト9を同時に上下動させ て、吸気口81および排気口93の地面Gとの離間距離を調節する距離調節手段 11を有している。以下、この距離調節手段11について説明する。
【0027】 ブロワー5の後部およびスクープ8の上端には、それぞれ、リンク111の一 端および他端が回動可能に支持されている。一方、装置本体2の下方両側部にお いては、それぞれ、装置本体2に固着された支持部材116に、レバー112の 一端がシャフト118により回動可能に支持され、スクープ8の両側部には、ス クープ8の側面にそれぞれ固着された支持部材117を介してレバー112の他 端が回動可能に支持されている。シャフト118の両端には、それぞれ両レバー 112の一端が固着されており、両レバー112およびシャフト118は、一体 となって回動する。
【0028】 以上のようなリンク111、レバー112、支持部材117およびスクープ8 によりリンク機構が構成され、スクープ8および排気ダクト9が地面Gに対しほ ぼ垂直方向(上下方向)に移動することができる。この移動により、吸気口81 および排気口93の地面Gとの離間距離を調節することができる。吸気口81お よび排気口93の地面Gとの離間距離を小さく設定すれば、吸引力が増し、この 離間距離を大きく設定すれば、例えば空き缶のような比較的大型の異物の除去に も対応することができる。
【0029】 距離調節手段11は、スクープ8および排気ダクト9を上下方向に移動操作す る機構を構成する部材として、装置本体2に回転可能に支持され、上端がクラン ク状に屈曲したハンドル部材113が設けられている。このハンドル部材113 の軸部114は、地面Gに対しほぼ垂直方向に延びており、装置本体2の下方へ 貫通し、軸部114の下端に形成された雄螺子は、レバー112の途中に形成さ れたナット(螺合部)115の雌螺子と螺合している。ハンドル部材113を所 定方向に回転すると、前記雄螺子と雌螺子との螺合によりレバー112がシャフ ト118を中心に図1中反時計回りに回動し、スクープ8および排気ダクト9が 上昇する。ハンドル部材113を前記と逆方向に回転すると、レバー112がシ ャフト118を中心に図1中時計回りに回動し、スクープ8および排気ダクト9 が下降する。
【0030】 このような距離調節手段11を設けたことにより、除去する異物16の種類、 大きさ、重量等に応じて吸気口81および排気口93の地面Gとの離間距離を適 正に調節することができる。
【0031】 なお、本考案において、距離調節手段11は、スクープ8および排気ダクト9 をそれぞれ独立して上下動させて、吸気口81および排気口93の地面Gとの離 間距離をそれぞれ別個に調節し得る構成のものであってもよい。
【0032】 集塵容器7は、ほぼ側面形状がほぼ三角形をなす筐体で構成され、その内部に は、集塵容器7に連通するダクト53の上部開口と対面する位置に、邪魔板76 が設置されている。空気の流れに沿ってダクト53から集塵容器7内へ流入した 異物は、邪魔板76と衝突して失速し、集塵容器7の下方へ落下する。
【0033】 集塵容器7の後方には、集塵容器内に集積された異物を取り出すための取出口 71と、該取出口71を好ましくは気密的に遮蔽するドア72とが設けられてい る。ドア72は、その上端部に設けられたピン73を支点として回動し、取出口 71を開閉する。また、ドア72は、スプリング75により取出口71を常時閉 じるように付勢されている。ドア72の外面には、ドア72の開閉操作を行うた めの把手74が固着されている。
【0034】 集塵容器7の上部には、清掃装置1の後方から前方へ向けて送風する上部ダク ト14が設けられ、集塵容器7の後方上部と上部ダクト14の後方下部とは、フ ィルター13を介して連通している。また、上部ダクト14の前方は、下方へ屈 曲し、該屈曲部の下端に前記3本のダクト10a、10b、10cの上端が接続 されている。
【0035】 フィルター13としては、例えば織布、不織布等の繊維の集合体、スポンジ、 多孔質焼結体等の各種多孔質材料、メッシュ等の網状物、またはこれらの2以上 を組み合わせたもの(特に積層体)等が挙げられるが、その中でも、ポリエステ ル系多孔質フィルターが好ましい。本考案においては、フィルター13で除去で きなかった異物を大気へ放出せずに循環させるので、開孔度(目開き)がある程 度大きいフィルター13を用いることができ、その結果、フィルター13の頻繁 な清掃または交換が不要となる。
【0036】 集塵容器7の後方上部には、開閉可能な蓋体77が設置されており、該蓋体7 7を開閉することにより、フィルター13を取り出して清掃または交換すること ができる。
【0037】 以上のようなスクープ8、ダクト53、ブロワー5、ダクト52、集塵容器7 の上部空間、上部ダクト14、ダクト10a〜10cおよび排気ダクト9により 、空気の循環路が形成される。なお、この循環路は、ぼぼ密閉されているものが 好ましいが、循環路の一部に、大気と連通する開口(図示せず)等が形成されて いてもよい。また、循環路の一部にバイパス(図示せず)が設けられていてもよ い。
【0038】 次に、清掃装置1の作用について説明する。
【0039】 清掃装置1は、牽引されて図1および図3中の左方向へ走行している状態にお いて、ブロワー5を作動して吸引力を得、地面G上にある異物を吸引、除去し、 回収する。すなわち、エンジン6を駆動してブロワー5の羽根車を回転すると、 ブロワー5の空気吸入側に負圧が生じ、吸気口81より空気が吸入される。この 空気は、スクープ8およびダクト53内を通り、ブロワー5により加圧され、ブ ロワー5の空気吐出口より噴出され、ダクト52を経て集塵容器7内へ流入する 。
【0040】 集塵容器7内へ流入した空気は、邪魔板76に衝突して方向を変えるが、空気 中に含まれる比較的大型の異物(例えば、紙屑、落ち葉、空き缶等)は、邪魔板 76に衝突して下方へ落下し、集塵容器7の下部に集積、回収される。邪魔板7 6に衝突して方向を変えた空気は、集塵容器7内の上部空間を流れ、再び上昇し 、フィルター13を通過する。この際、空気中に含まれる比較的小型の異物(塵 、芝刈り屑等)は、フィルター13により除去され、集塵容器7内に残る。
【0041】 フィルター13を通過して上部ダクト14内に流入した空気は、上部ダクト1 4内を前方へ流れ、さらにダクト10a、10b、10cに分流され、排気ダク ト9内を流下し、排気口93より地面Gに向けて噴出される。一方、清掃装置1 の走行により、地面G上にある異物16は、取込口92より取り込まれ、排気口 93の真下に至る。このとき、排気口93からの空気噴流15は、地面G上の異 物16を浮き上がらせ、特に、空気噴流15の地面Gへの衝突により、地面Gに 密着または結合していた異物(例えば、地面Gに貼り付いていた湿潤状態の紙類 、落ち葉や地面Gに一部が埋まっていた石、木枝、釘等)をも地面Gから離脱さ せる。
【0042】 このようにして地面Gから離脱した異物は、排気口93より噴出した空気噴流 15とともに、隣接する吸気口81より吸引され、スクープ8内を上昇し、循環 路を移送され、前述したように集塵容器7内に回収される。なお、排気口93よ り噴出した空気の大半は、循環路での循環に供されるが、一部は、吸気口81よ り吸引されずに大気へ放散される。
【0043】 フィルター13で除去できなかった例えば埃、砂粒、微粉のような微細な異物 は、空気流とともに上部ダクト14、ダクト10a〜10cおよび排気ダクト9 を経て排気口93より噴出し、隣接する吸気口81より吸引されて再び循環路を 循環する。従って、このような微細な異物が大気に放出されずまたは放出された としても少量であり、周辺の大気を汚染することが防止される。
【0044】 集塵容器7内に集積、回収された異物は、ドア72を開いて取出口71より取 り出される。
【0045】 以上、本考案の清掃装置を図示の実施例について説明したが、本考案は、これ らに限定されるものではなく、例えば、吸気口、排気口の形状、循環路の配置( パターン)、距離調節手段等の構成については、図示の構成以外の任意のものが 可能である。
【0046】 また、本考案の清掃装置は、吸気口および/または排気口の開口度を調節する 開口度調節手段を有するものであってもよい。
【0047】 また、本考案の清掃装置は、自走式のものであってもよい。本考案の清掃装置 は、地面、床やその他の被清掃面の清掃のみならず、例えば、集草、集種に用い ることもでき、その用途も特に限定されない。
【0048】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の清掃装置によれば、異物の種類、大きさ、重量に かかわらず、効率よく除去、回収することができ、特に、排気口より噴出した空 気を地面等の被清掃面に衝突させるので、濡れた紙類、落ち葉、地面に一部が埋 まっている石のような除去し難い異物でも、被清掃面より離脱させ、容易に吸引 、除去することができ、清掃効率が高まる。
【0049】 さらに、本考案の清掃装置では、排気口より噴出した空気を再び吸引口より吸 引して循環させるので、フィルター等により除去できなかった微細な異物の大気 中への放出を防止することができる。その結果、フィルターの開孔度をある程度 大きく設定することができ、フィルターの目詰まりによる吸引力の低下や頻繁な 清掃または交換の必要がなくなり、清掃の作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の清掃装置の実施例を示す部分断面側面
図である。
【図2】図1中のII−II線視図である。
【図3】図1に示す清掃装置における吸気口および排気
口付近の拡大断面側面図である。
【符号の説明】
1 清掃装置 2 装置本体 3 牽引杆 31 ピン 32 牽引杆 4 車輪 5 ブロワー 51 プーリー 52、53 ダクト 6 エンジン 61 プーリー 7 集塵容器 71 取出口 72 ドア 73 ピン 74 把手 75 スプリング 76 邪魔板 77 蓋体 8 スクープ 81 吸気口 82 シール材材 83 ブラシ 9 排気ダクト 91 傾斜板 92 取込口 93 排気口 10a、10b、10c ダクト 11 距離調節手段 111 リンク 112 レバー 113 ハンドル部材 114 軸部 115 ナット 116、117 支持部材 118 シャフト 13 フィルター 14 上部ダクト 15 空気噴流 16 異物

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被清掃面に対し相対的に移動しつつ被清
    掃面上の異物を吸引、除去する清掃装置であって、 前記被清掃面に対面して設けられた吸気口と、該吸気口
    の移動方向前方に隣接して設けられた排気口と、両端が
    前記吸気口および前記排気口にそれぞれ連通する空気の
    循環路と、該循環路の途中に設けられた送風機と、該送
    風機の吐出側において前記循環路に連通する集塵容器と
    を有し、 前記送風機の作動により、前記吸気口から吸引された空
    気が前記循環路を経て前記排気口より噴出し、前記被清
    掃面に衝突した後、その少なくとも一部が再び吸気口よ
    り吸引されるよう構成されていることを特徴とする清掃
    装置。
  2. 【請求項2】 前記排気口の前方に、前記被清掃面に対
    し所定角度傾斜する傾斜板が設置され、該傾斜板と前記
    被清掃面との間に異物の取込口が形成されている請求項
    1に記載の清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記吸気口の両側部に、それぞれ、空気
    の漏れを防止するシール部材が設置されている請求項1
    または2に記載の清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記吸気口および/または前記排気口の
    前記被清掃面との離間距離を調節する距離調節手段を有
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の清掃装置。
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