JPH07203170A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07203170A
JPH07203170A JP5334413A JP33441393A JPH07203170A JP H07203170 A JPH07203170 A JP H07203170A JP 5334413 A JP5334413 A JP 5334413A JP 33441393 A JP33441393 A JP 33441393A JP H07203170 A JPH07203170 A JP H07203170A
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JP
Japan
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memory
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receiver
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Withdrawn
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JP5334413A
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Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データを送信するときに、相手機の能力
が予め記憶されていれば、解像度変換を不要にする。 【構成】 メモリ32に記憶した相手機の能力に合わせ
た解像度で読取回路10に画像データを読み取らせ、さ
らに相手機の能力に合わせて符号化回路12で符号化し
てメモリ回路14に格納し、送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、特
にファクシミリ装置の送信動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ファクシミリ装置の送信動作として
は、ダイレクト送信とメモリ送信があった。
【0003】ここで、ダイレクト送信とは送信動作が選
択された時にすぐに発呼し、呼接続終了後受信機側の能
力(例えば標準、ファイン、スーパーファイン等の線密
度、及びMH、MR、MMR等の符号化、及びA4、B
4、A3等の記録紙サイズ)を認識し、そして送信機側
で選択されているモード(例えば標準、ファイン、スー
パーファイン等の解像度、A4、B4、A3等の原稿サ
イズ)により伝送可能な最高のモードでの読取り、符号
化し、リアルタイムで認識していた。
【0004】また、メモリ送信とは、送信機側で選択さ
れているモードでの読取り、符号化し、メモリに格納
し、メモリへの格納終了後メモリに格納されている符号
化情報の送信を行う。ここで、受信機側の能力により、
メモリに格納されている情報をそのまま送信できる時に
は送信し、読取りサイズ、線密度、符号化等において再
符号化が必要な場合は、回線が接続された状態のまま画
信号の送信時において再符号化して送信する。ここで、
相手受信機能力を記憶しておき、この情報と送信機側で
選択されているモードから、メモリに格納する線密度、
符号化、サイズを決定してもよい。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例においてはダイレクト送信、及びメモリ送信に
おいて再符号化して送信する場合、選択された伝送スピ
ードに間に合うスピードでの読取り、あるいは符号化
(再符号化を含む)が必要である。特に今後、V.fa
stが標準化され、28.8kb/sでの伝送が一般的
になると、この伝送スピードに間に合うように読取り、
あるいは符号化(再符号化を含む)が必要であり、これ
を実現するためには相当スピードの速いシステム構築が
必要になり、ハードウェアが重くなり、高価になってし
まうという大きな欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルに対応して相手
受信機の能力を記憶する手段を有するファクシミリ装置
において、送信が選択された時、相手受信機の能力が記
憶されている時にはその能力に従い読取り、符号化し、
メモリに格納後指定された相手先へ発呼し、記憶されて
いる能力と相手受信機から通知される能力が一致してい
る場合には、メモリに格納されている情報を送信し、記
憶されている能力と相手受信機から通知される能力が不
一致である場合には、通知される能力をアップデートし
て記憶していくとともに、メモリに格納した情報を再度
符号化することをせずに送信できる場合には、メモリに
格納されている情報を送信し、メモリに格納した情報を
再度符号化する必要がある場合には、一度回線を開放し
メモリに格納した情報を通知された相手受信機の能力に
従い再度符号化し、メモリに格納後再度指定された相手
先へ発呼し、メモリに格納されている情報の送信を行う
ことが可能になった。
【0007】以上において、送信が選択された時、相手
受信機の能力が記憶されていない時には、指定された相
手先へ一度発呼し、相手受信機の能力を認識し、この情
報を記憶後一度回線を開放し、この情報に基づいて送信
情報を読取り、符号化し、メモリに格納後再度指定され
た相手先へ発呼し、メモリに格納されている情報の送信
を行ってもよい。また、送信が選択された時、相手受信
機の能力が記憶されていない時には、指定された読取り
モード(例えば線密度、及び原稿サイズ)と自機の有し
ている最高の能力で符号化し、メモリへ格納し、格納終
了後指定された相手先へ発呼し、相手受信機の能力を認
識し、この情報を記憶するとともに再度符号化すること
をせずに送信できる場合には、メモリに格納されている
情報を送信し、メモリに格納した情報を再度符号化する
必要がある場合には、一度回線を開放し、メモリに格納
した情報を通知された相手受信機の能力に従い再度符号
化し、メモリに格納後再度指定された相手先へ発呼し、
メモリに格納されている情報の送信を行ってもよい。そ
して、送信が選択された時、相手受信機の能力が記憶さ
れていない時の2つの制御を選択する手段を有し、この
選択手段に基づいて制御を行ってもよい。
【0008】以上において、一度回線を開放し再符号
化、あるいは読取り、符号化をし、再度指定された相手
先に発呼する場合、一度回線を開放する前に、今行った
発呼は一度中断し、準備が完了後再度発呼し、送信する
旨の情報を、例えば手順記号により通知し、受信機側で
はその旨を表示してもよい。
【0009】これらにより、V.fastが標準化さ
れ、28.8kb/sという速い伝送レートの通信が一
般になっても、高価なスピードの速いハードウェアを使
用することなく実現することが可能になった。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。
【0011】図1には、本発明によるファクシミリ装置
の実施例がブロック図として図示されている。
【0012】図1において、2は電話網をデータ通信等
に使用するため、その回線の端末に接続して電話交換網
の接続制御を行ったり、データ通信路への切替えを行っ
たり、ループの保持を行う網制御装置NCU(Netw
ork Control Unit)である。信号線2
aは電話回線である。NCU2は信号線42aの信号を
入力し、この信号レベルが「0」であれば、電話回線を
電話機側、すなわち信号線2aを信号線2bに接続す
る。また、信号線42aの信号を入力し、この信号レベ
ルが「1」であれば、電話回線をファクシミリ装置側、
すなわち信号線2aを信号線2cに接続する。通常の状
態では、電話回線は電話機側に接続されている。
【0013】4は電話機である。
【0014】6は送信系の信号と受信系の信号を分離す
るハイブリッド回路である。すなわち、信号線20aの
送信信号は、信号線2cを通りNCU2を介して、電話
回線に送出される。また、相手側から送られてきた信号
は、NCU2を介した後信号線2cを通り、信号線6a
に出力される。
【0015】8は公知のCCITT勧告V21に基づい
た変調を行う変調器である。変調器8は、信号線42b
の手順信号を入力し、変調を行い変調データを信号線8
aに出力する。
【0016】10は読取回路であり、信号線42cに出
力されているモード(0で標準モード、1でファインモ
ード、2でスーパーファインモード)、また信号線42
dに出力されているサイズ(0でA3サイズ、1でB4
サイズ、2でA4サイズ)で、送信原稿より主走査方向
1ライン分の画信号を順次読み取り、白、黒の2値を表
す信号列を作成する。CCD(電荷結合素子)等の撮像
素子と光学系で構成される。白、黒の2値化された信号
列は、信号線10aに出力される。また信号線42qに
より読取り時の倍率(等倍、あるいは縮小)を指定す
る。
【0017】12は信号線10aに出力されている読取
データを入力し、符号化(MH(モディファイドハフマ
ン))符号化、あるいはMR(モディファイド、リー
ド)符号化、あるいはMMR(モディファイド モディ
ファイド リード)符号化)したデータを信号線12a
に出力する。
【0018】14はメモリ回路であり、信号線42eの
制御に従い、信号線12aに出力されている符号化情報
をメモリ回路に格納し、また信号線42eの制御に従
い、メモリ回路に格納されている情報を信号線14aに
出力する。
【0019】16は信号線42fの制御に従い、信号線
14aに出力されている符号化データを入力し、必要に
応じて復号化し、そして変倍し、再び符号化した情報を
信号線16aに出力する復号化、変倍、符号化回路であ
る。
【0020】18は公知のCCITT勧告V27ter
(差動位相変調)、あるいはV29(直交変調)、ある
いはV.17、あるいはV.fastに基づいた変調を
行う変調器である。変調器14は信号線12aの信号を
入力し変調を行い、変調データを信号線18aに出力す
る。
【0021】20は信号線8aと信号線18aの信号を
入力し、加算した結果を信号線20aに出力する加算回
路である。
【0022】22は公知のCCITT勧告V21に基づ
いた復調を行う復調器である。復調器22は信号線6a
の信号を入力し、V21復調を行い復調データを信号線
22aに出力する。
【0023】24は公知のCCITT勧告V27ter
(差動位相変調)、あるいはV29(直交変調)、ある
いはV.17、あるいはV.fastに基づいた復調を
行う復調器である。復調器24は信号線6aの信号を入
力し、復調を行い、復調データを信号線20aに出力す
る。
【0024】26は信号線22aに出力されている信号
を入力し、復号化(MH(モディファイド ハフマ
ン))復号化、あるいはMR(モディファイド リー
ド)復号化、あるいはMMR(モディファイド モディ
ファイド リード)復号化)したデータを信号線26a
に出力する復号化回路である。
【0025】28は信号線26aに出力されているデー
タを入力し、順次1ラインずつ記録を等速で行う記録回
路である。
【0026】30は信号線42hに発呼命令パルスが発
生した時、信号線42gに出力されている電話番号情報
を入力し、信号線2bに選択信号を出力する発呼回路で
ある。
【0027】32はワンタッチダイヤルに対応して相手
受信機の能力を記憶する回路である。登録するワンタッ
チダイヤルの数として、例えば01から36の36ヶを
考える。ここで、登録する受信機側の能力として、線密
度(標準、ファイン、スーパーファイン)、符号化モー
ド(MH、MR、MMR)、記録紙サイズ(A4、B
4、A3)とする。ワンタッチダイヤルを登録する時に
は、信号線32aに番号(01から36の1つで、例え
ば03)、スペース、そしてその電話番号(例えば03
−3212−1111)スペース、そして線密度(例え
ばファイン)、スペース、そして符号化モード(例えば
MR)、スペース、そして記録紙サイズ(例えばB4)
を出力後、信号線42iにライトパルスを発生する。一
方回路32に登録されている情報を読み出す時には、信
号線32aに番号(例えば03)を出力後、信号線42
jにリードパルスを発生する。そうすると番号に対応
し、登録されている情報が信号線32aに出力される。
【0028】34は短縮ダイヤルに対応して相手受信機
の能力を記憶する回路である。登録する短縮ダイヤルの
数として、例えば00から99の100ヶを考える。こ
こで登録する受信機側の能力としてワンタッチダイヤル
と同一のものを考える。短縮ダイヤルを登録する時に
は、信号線34aに番号(00から99の1つで、例え
ば08)、スペース、そしてその電話番号(例えば03
−3122−2244)、スペース、そして線密度(例
えばスーパーファイン)、スペース、そして符号化モー
ド(例えばMMR)、スペース、そして記録紙サイズ
(例えばA3)を出力後、信号線42kにライトパルス
を発生する。一方、回路34に登録されている情報を読
み出す時には、信号線34aに番号(例えば08)を出
力後、信号線42lにリードパルスを発生する。そうす
ると番号に対応し、登録されている情報が信号線34a
に出力される。
【0029】36は相手側の能力がワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル等に記憶されていない時の動作を選択
するボタンで、該ボタンが押下されると、信号線36a
に押下パルスを発生する。
【0030】38は相手側の能力がワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル等に記憶されていない時の動作を表示
する回路である。信号線42mに信号レベル「4」の信
号が出力されている状態で、信号線42nにセットパル
スが発生すると、送信動作が選択された時、メモリへ格
納せず直ちに指定された相手先へ発呼し、相手側の受信
能力を確認後回線を一度開放し、その後その受信能力に
従いメモリへ格納し、格納終了後指定された相手先へ発
呼する旨を表示し、信号線42mに信号レベル「1」の
信号が出力されている状態で、信号線42aにセットパ
ルスが発生すると、指定された送信モードでメモリへ格
納し、その後指定された相手先へ発呼する。以後信号線
36aにパルスが発生する毎に、メモリに格納せずに
「すぐに発呼」、「メモリに格納後、発呼」の表示を繰
り返す。また回路38は、「メモリに格納せずにすぐに
発呼」と表示している時には、信号線38aに信号レベ
ル「0」の信号を出力し、「メモリに格納後、発呼」と
表示している時には、信号線38aに信号レベル「1」
の信号を出力する。
【0031】40は着呼があったが、相手送信機はメモ
リに格納した情報を再符号化して終了後発呼するので、
再び着呼があり、伝送がある旨を表示する回路である。
ここで発呼側の電話番号情報、ユーザー略称情報を表示
する。回路40は信号線42oに信号レベル「1」の信
号が出力されている時表示を行い、信号線42pに出力
されている発呼側の電話番号情報、ユーザー略称情報を
も表示する。また回路40は信号線42oに信号レベル
「0」の信号が出力されている時表示をしない。
【0032】41は送信機側で一度メモリに格納した情
報が、受信機側の能力と一致せず、再符号化している旨
を表示する回路で、信号線42rに信号レベル「1」の
信号が出力されている時、表示し信号レベル「0」の信
号が出力されている時表示しない。
【0033】42はワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル
に対応して相手受信機の能力を記憶する手段を有するフ
ァクシミリ装置において、送信が選択された時、相手受
信機の能力が記憶されている時には、その能力に従い読
取り、符号化しメモリに格納後指定された相手先へ発呼
し、記憶されている能力と相手受信機から通知される能
力が一致している場合には、メモリに格納されている情
報を送信し、記憶されている能力と相手受信機から通知
される能力が不一致である場合には、通知される能力を
アップデートし、記憶していくとともに、メモリに格納
した情報を再度符号化することをせずに送信できる場合
には、メモリに格納されている情報を送信し、メモリに
格納した情報を再度符号化する必要がある場合には、一
度回線を開放しメモリに格納した情報を通知された相手
受信機の能力に従い、再度符号化しメモリに格納後、再
度指定された相手先へ発呼し、メモリに格納されている
情報の送信を行う。また送信が選択された時、相手受信
機の能力が記憶されていない時には、指定された相手先
へ一度発呼し、相手受信機の能力を認識し、この情報を
記憶後一度回線を開放し、この情報に基づいて送信情報
を読取り、符号化し、メモリに格納後再度指定された相
手先へ発呼し、メモリに格納されている情報の送信を行
う。以上の制御を主に行う制御回路である。
【0034】図2〜図5には図1制御回路42の制御の
流れ図が図示されている。
【0035】図2においてステップS50は始めを表わ
している。
【0036】ステップS52においては、信号線42a
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。
【0037】ステップS53においては信号線42oに
信号レベル「0」の信号を出力し、再び着呼があり伝送
がある旨表示回路40を表示しない。
【0038】ステップS54においては信号線42rに
信号レベル「0」の信号を出力し、受信機側の能力と一
致せず、再符号化中である旨表示回路41を表示しな
い。
【0039】ステップS55においては信号線42mに
信号レベル「0」の信号を出力後、信号線42nにセッ
トパルスを発生し、送信が選択され相手側の能力が記憶
されていない時、メモリへ格納しない旨を表示する。
【0040】ステップS56においてはワンタッチダイ
ヤル、あるいは短縮ダイヤルによる発呼が選択されたか
否かが判断され選択されると、ステップS58に進み選
択されていないと、ステップS120に進む。
【0041】ステップS58においては指定された発呼
する相手先の受信能力が、回路32あるいは回路34に
登録されているか否かが判断され、登録されているとス
テップS60に進み、登録されていないとステップS1
08に進む。
【0042】ステップS60においては送信機側で指定
されているモードと、回路32あるいは回路34に登録
されている受信機側の能力をチェックし、読取りモード
を決定し、信号線42cに出力する。ここで送信機側
で、標準モードの読取が選択されている時には、受信機
側の能力に無関係に標準モードで読取る。また、送信機
側でファインモードの読取りが選択されている時には、
受信機側が標準モードのみの受信機能を有している時に
は標準モードで読取り、受信機側がファインモードある
いはスーパーファインモードの受信機能を有している時
にはファインモードで読み取る。以上の設定を信号線4
2cにより行う。
【0043】ステップS62においては送信機側でセッ
トされている原稿サイズを信号線42dに出力し、この
原稿サイズと回路32、あるいは回路34に登録されて
いる受信機の記録紙サイズをチェックし、伝送サイズを
決定し、また読取情報の読取回路での縮小率を決定し、
縮小率は信号線42qに出力する。送信機側の原稿サイ
ズがA4の場合には、受信機側の記録紙サイズに無関係
にA4サイズでの伝送とし、また1倍の倍率とする。ま
た送信機側の原稿サイズがB4の場合には、受信機側の
記録紙サイズがA4であれば、A4/B4倍=216/
256倍に縮小しA4サイズでの伝送を行い、また受信
機側の記録紙サイズがB4あるいはA3であれば、1倍
でB4サイズでの伝送を行う。また送信機側の原稿サイ
ズがA3の場合には、受信機側の記録紙サイズがA4で
あれば、A4/A3倍=216/297倍に縮小しA4
サイズでの伝送を行い、また受信機側の記録紙サイズが
B4であればB4/A3倍=256/297倍に縮小し
B4サイズでの伝送を行い、また受信機側の記録紙サイ
ズがA3であれば、1倍でA3サイズでの伝送を行う。
【0044】ステップS64においては送信機側での符
号化能力と、回路32あるいは回路34に登録されてい
る受信機側の符号化能力をチェックし、メモリ回路14
に格納する時の符号化モードを決定する。送信機側の符
号化能力がMHモードであれば、受信機側の符号化能力
に無関係にMHモードでの符号化をし、メモリ回路14
へ格納する。また送信機側の符号化能力がMRモードで
あれば、受信機側の符号化能力がMHモードの時にはM
Hモードでの符号化をし、メモリ回路14へ格納し、受
信機側の符号化能力がMRモードあるいはMMRモード
であれば、MRモードでの符号化をし、メモリ回路14
へ格納する。そして送信機側の符号化能力がMMRモー
ドであれば、受信機側の符号化能力がMHモードの時に
はMHモードでの符号化をし、メモリ回路14へ格納
し、受信機側の符号化能力がMRモードの時には、MR
モードでの符号化をし、メモリ回路14へ格納し、受信
機側の符号化能力がMMRモードの時には、MMRモー
ドでの符号化をし、メモリ回路14へ格納する。
【0045】ステップS66は、ステップS60、S6
2で指定した縮小率モードで読み取った情報をステップ
S64で指定した符号化で符号化し、メモリ回路14へ
格納することを表わしている。
【0046】ステップS68においては全ての原稿の読
取りが終了したか否かが判断され、終了しているとステ
ップS70に進み、終了していないとステップS66に
進む。
【0047】ステップS70においてはダイヤル情報を
信号線42gに出力後、信号線42hに発呼命令パルス
を発生し、信号線2bに選択信号を送出し、指定された
相手先へ発呼する。
【0048】ステップS72においては信号線42aに
信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオンにする
ことを表している。
【0049】ステップS74は前手順を表している。こ
こで自機の電話番号、ユーザ略称も相手機に送る。
【0050】ステップS76においては今、前手順によ
り通知された受信機側の能力が回路32、あるいは回路
34に登録されている能力に一致しているか否かが判断
され、一致している時にはステップS78に進み、一致
していない時にはステップS86に進む。
【0051】ステップS78は残りの前手順を表してい
る。
【0052】ステップS80はメモリ回路14に格納さ
れている情報を、そのまま順次送信することを表してい
る。
【0053】ステップS82は後手順を表している。
【0054】ステップS84においては信号線42aに
信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0055】ステップS86においては今、前手順信号
により通知された受信機側の能力を回路32、あるいは
回路34に登録する。
【0056】ステップS88においてはメモリ回路14
に格納されている送信データは、再符号化せずに送信す
ることが可能であるか否かが判断され、可能であればス
テップS78に進み、可能でなければステップS90に
進む。すなわちメモリ回路14に格納した時のモード、
符号化方法、伝送サイズの機能を受信機側が有していれ
ば、そのまま伝送する。すなわちB4原稿で回路32、
あるいは回路34にA4記録紙として格納されていて、
A4サイズで符号化しメモリ回路に格納してあって、前
手順で通知された受信側の能力がB4でもそのまま送信
する。しかし例えば、B4で伝送するつもりでメモリ回
路14に格納していて、受信機側の記録紙がA4サイズ
であれば、再度符号化する必要がある。
【0057】ステップS90は残りの前手順を表してい
る。ここで相手受信機に今、行った発呼は一度中断し、
準備が完了後再度送信する旨を通知する。
【0058】ステップS92においては信号線42aに
信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフするこ
とを表している。
【0059】ステップS94においては信号線42rに
信号レベル「1」の信号を出力し、受信機の能力と一致
せず、再符号化中である旨を回路41に表示する。
【0060】ステップS96はメモリに格納されている
情報を再度復号化し、生データとする。ここでメモリに
格納されているモード、サイズ、符号化と受信機側の能
力を比較し、ステップS60、S62、S64の条件に
従い、回路16により再符号化し、再符号化したデータ
をメモリ回路14に格納する。
【0061】ステップS98においては信号線42rに
信号レベル「0」の信号を出力し、受信機の能力と一致
せず、再符号化中である旨を回路41に表示しない。
【0062】ステップS100においては前回の回線断
後から、1分が経過したか否かが判断され、1分が経過
するとステップS102に進み、1分が経過していない
とステップS100に戻る。
【0063】ステップS102においては電話番号情報
を信号線42gに出力後、信号線42hに発呼命令パル
スを発生し、信号線2bに選択信号を出力し、指定され
た相手先へ発呼する。
【0064】ステップS104においては信号線42a
に信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンす
る。
【0065】ステップS106は前手順を表している。
ここで準備ができたので、送信している旨を通知する。
【0066】ステップS108においては電話番号情報
を信号線42gに出力後、信号線42hに発呼命令パル
スを発生し、信号線2hに選択信号を出力し、指定され
た相手先へ発呼する。
【0067】ステップS110においては信号線42a
に信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンにす
る。
【0068】ステップS112は前手順を表している。
ここで自機の電話番号、ユーザ略称を相手機に通知す
る。また今、行った発呼は一度中断し、準備が完了後再
度送信する旨を通知する。
【0069】ステップS114においては今、通知され
た受信機側の能力を回路32、あるいは回路36に登録
する。
【0070】ステップS116においては信号線42a
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。
【0071】ステップS118はステップS96と同じ
制御を行うことを表している。
【0072】ステップS120においては、ファクシミ
リ受信が選択されたか否かが判断され、ファクシミリ受
信が選択されるとステップS124に進み、ファクシミ
リ受信が選択されていないとステップS122に進む。
【0073】ステップS122にはその他の処理を表し
ている。
【0074】ステップS124においては信号線42a
に信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンす
る。
【0075】ステップS126は前手順を表している。
【0076】ステップS128においては準備中で、再
度送信する指示があったか否かが判断され、再度送信の
指示があるとステップS130に進み、再度送信の指示
がないとステップS136に進む。
【0077】ステップS130においては信号線42o
に信号レベル「1」の信号を出力し、信号線42pに電
話番号情報とユーザー略称情報を出力し、再び着呼があ
り、伝送がある旨表示回路40を表示する。ここで発呼
側の情報を表示する。
【0078】ステップS132は後手順を表している。
【0079】ステップS134においては信号線42q
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする
ことを表している。
【0080】ステップS136においては準備ができて
送信している旨の指示があるか否かが判断され、指示が
ある時にはステップS138に進み、ない時にはステッ
プS140に進む。
【0081】ステップS138においては信号線42o
に信号レベル「0」の信号を出力し、再び着呼があり、
伝送がある旨表示回路40の表示をしない。
【0082】ステップS140は残りの前手順を表して
いる。
【0083】ステップS142は画信号の受信と記録を
表している。
【0084】ステップS144は後手順を表している。
【0085】ステップS146においては信号線42a
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。
【0086】(他の実施例) (実施例2)前記実施例において送信が選択された時、
相手受信機の能力が記憶されていない時には、指定され
た読取りモードと自機の有している最高の能力で符号化
してメモリへ格納し、格納終了後指定された相手先へ発
呼し、相手受信機の能力を認識し、この情報を記憶する
とともに再度符号化することをせずに、送信できる場合
にはメモリに格納されている情報を送信し、メモリに格
納した情報を再度符号化する必要がある場合には、一度
回線を開放し、メモリに格納した情報を通知された相手
受信機の能力に従い再度符号化し、メモリに格納後再度
指定された相手先へ発呼し、メモリに格納されている情
報の送信をしてもよい。
【0087】以上の制御の具体例が図6に、図2〜図5
の制御の流れ図に対して異なる部分の制御の流れ図が図
示されている。
【0088】図6においてステップS150は図2、ス
テップS58のNoを表している。
【0089】ステップS152においては指定された読
取りモードで読み取ることを信号線42cに出力する。
【0090】ステップS154においては、セットされ
ている原稿サイズで読み取ることを信号線42dに出力
する。そして倍率は1倍とし、信号線42qに出力す
る。
【0091】ステップS156においては、自機の有し
ている最高の能力で符号化することを決定する。
【0092】ステップS158は図3、ステップS66
を表している。
【0093】(実施例3)送信が選択された時相手受信
機の能力が記憶されていない時、前記実施例1の制御を
行うか、前記実施例2の制御を行うかを選択する手段を
有し、ユーザーの選択でこれを決定してもよい。
【0094】以上の制御の具体例が図7に、図2〜図6
の制御の流れ図に対して異なる制御の流れ図が図示され
ている。
【0095】図7においてステップS160は図2、ス
テップS58のNoを表している。
【0096】ステップS162においては信号線38a
を入力し、信号レベル「1」であるか、すなわち相手側
の能力が記憶されていない時、メモリへ格納が選択され
ているか否かが判断され、メモリへの格納が選択されて
いるとステップS166に進み、メモリへの格納が選択
されていないとステップS164に進む。
【0097】ステップS164は図2、ステップS10
8を表している。
【0098】ステップS166は図6、ステップS15
2を表している。
【0099】(実施例4)以上の実施例においては回路
40に表示する。再び着呼があり、伝送がある旨表示回
路40に表示する宛先は必ずしも1つではない。このた
め複数、例えば10宛先を表示できるようにしてもよ
い。
【0100】以上の制御の具体例が図8に、図2〜図5
の制御の流れ図に対して異なる制御の流れ図が図示され
ている。
【0101】図8においてステップS170は図5、ス
テップS128のYesを表している。
【0102】ステップS172においては信号線42o
に信号レベル「1」を出力し、再び着呼があり伝送があ
る旨を回路40に表示し、さらに前手順で通知された相
手先の電話番号、ユーザー略称を信号線42pに出力
し、表示する。この相手先としては、最大10宛先表示
できる。
【0103】ステップS174は図5、ステップS13
2を表している。
【0104】ステップS176は図5、ステップS13
6のYesを表している。
【0105】ステップS178においては信号線42p
を介し、該当する。すなわち今、前手順で通知された相
手先の電話番号、ユーザー略称を消去する。
【0106】ステップS180においては回路40に表
示している相手先はなくなったか否かが判断され、なく
なるとステップS182に進み、信号線42oに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、再び着呼があり、伝送があ
る旨を回路40に表示せず、あるとステップS184に
進む。
【0107】ステップS184は図5、ステップS14
0を表している。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるとV.
fastが標準化され、28.8kb/sという速い伝
送レートの通信が一般的になっても、高価なスピードの
速いハードウェアを使用することなく実現することが可
能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の実施例のブロ
ック図である。
【図2】図1制御回路40の制御の流れ図が図示されて
いる。
【図3】図1制御回路40の制御の流れ図が図示されて
いる。
【図4】図1制御回路40の制御の流れ図が図示されて
いる。
【図5】図1制御回路40の制御の流れ図が図示されて
いる。
【図6】図1制御回路40の制御の流れ図が図示されて
いる。
【図7】図1制御回路40の制御の流れ図が図示されて
いる。
【図8】図1制御回路40の制御の流れ図が図示されて
いる。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 V21変調器 10 読取回路 12 符号化回路 14 メモリ回路 16 復号化・変倍・符号化回路 18 V27ter、V29、V17、V.fast変
調器 20 加算回路 22 V21復調器 24 V27ter、V29、V17、V.fast復
調器 26 復号化回路 28 記録回路 30 発呼回路 32 ワンタッチダイヤルに対応して、相手受信機の能
力記憶回路 34 短縮ダイヤルに対応して、相手受信機の能力記憶
回路 36 相手側の能力が記憶していない時の動作表示回路 38 相手側の能力が記憶していない時の動作表示回路 40 再び着呼があり伝送がある旨表示回路(発呼側の
情報も表示) 41 再符号化中表示回路 42 制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルに対
    応して、相手受信機の能力を記憶する手段を有するファ
    クシミリ装置において送信が選択された時、相手受信機
    の能力が記憶されている時には、その能力に従い読取
    り、符号化し、メモリに格納後指定された相手先へ発呼
    し、記憶されている能力と相手受信機から通知される能
    力が一致している場合には、メモリに格納されている情
    報を送信し、記憶されている能力と相手受信機から通知
    される能力が不一致である場合には、通知される能力を
    アップデートし、記憶していくとともに、メモリに格納
    した情報を再度符号化することをせずに送信できる場合
    には、メモリに格納されている情報を送信し、メモリに
    格納した情報を再度符号化する必要がある場合には、一
    度回線を開放し、メモリに格納した情報を通知された相
    手受信機の能力に従い再度符号化し、メモリに格納後、
    再度指定された相手先へ発呼し、メモリに格納されてい
    る情報の送信を行うことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、送信が選択された時
    相手受信機の能力が記憶されていない時には、指定され
    た相手先へ一度発呼し、相手受信機の能力を認識し、こ
    の情報を記憶後一度回線を開放し、この情報に基づいて
    送信情報を読取り、符号化し、メモリに格納後、再度指
    定された相手先へ発呼し、メモリに格納されている情報
    の送信を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、送信が選択された時
    相手受信機の能力が記憶されていない時には、指定され
    た読取りモードと自機の有している最高の能力で符号化
    し、メモリへ格納し、格納終了後指定された相手先へ発
    呼し、相手受信機の能力を認識し、この情報を記憶する
    とともに、再度符号化することをせずに送信できる場合
    には、メモリに格納されている情報を送信し、メモリに
    格納した情報を再度符号化する必要がある場合には、一
    度回線を開放し、メモリに格納した情報を通知された相
    手受信機の能力に従い再度符号化し、メモリに格納後再
    度指定された相手先へ発呼し、メモリに格納されている
    情報の送信を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3項において、送信が選択さ
    れた時、相手受信機の能力が記憶されていない時の制御
    を第2項記載の制御を行う、あるいは、請求項3の制御
    を行うかを選択する手段を有することを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2において、一度回線を開放
    し、再符号化し、あるいは読取り符号化をし、再度指定
    された相手先に発呼する場合、一度回線を開放する前に
    今行った発呼は一度中断し、準備が完了後再度発呼し、
    送信する旨の情報を通知する手段を有することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、通知する手段とし、
    手順信号を考え、さらに着呼側でその旨を表示すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
JP5334413A 1993-12-28 1993-12-28 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH07203170A (ja)

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