JPH07202972A - サンプリング位相制御回路 - Google Patents

サンプリング位相制御回路

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JPH07202972A
JPH07202972A JP5337684A JP33768493A JPH07202972A JP H07202972 A JPH07202972 A JP H07202972A JP 5337684 A JP5337684 A JP 5337684A JP 33768493 A JP33768493 A JP 33768493A JP H07202972 A JPH07202972 A JP H07202972A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボーレートサンプリングされたデータより最
適サンプリング位相を抽出する位相制御方式において、
判定帰還形等化器の高速収束、及びサンプリング位相の
引き込みを高速化することによるトレーニング時間の短
縮化、さらには収束後の低ジッタを実現する。 【構成】 識別判定器の入出力信号の差分信号である残
留符号間干渉と、識別結果との相関信号を積分器により
累積加算し、この積分結果をサンプラーによりNT毎に
サンプリングする。サンプリングされた信号と前回の積
分結果との差分信号を入力とする位相制御回路は、前述
の2入力信号の符号に基づきトレーニング中の位相更新
量を適応制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボーレートサンプリン
グされたデータより最適サンプンリング位相を抽出する
サンプリング位相制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、双方向通信を行うためのディジタ
ル加入者線伝送システムでは、加入者線端末側の送信部
からのエコー信号を同じ端末側の受信部で除去するため
のエコーキャンセラと符号間干渉を等化するための等化
器を備えている。
【0003】エコーキャンセラを用いたディジタル加入
者線伝送システムの概略図を図3に示す。図3に示すよ
うに本システムは、送信回路301、ディジタル・アナ
ログ変換器302、ハイブリッドトランス304、加入
者線路305、アナログ・ディジタル変換器306、エ
コーキャンセラ303、加算器308、識別判定器30
7、サンプリング位相抽出回路309、判定帰還形等化
器310を有している。
【0004】このシステムでは、全2重通信状態になる
前にシステムのセットアップモードとしてトレーニング
期間が設けられており、システムのフルリセット状態か
らの立ち上げであるコールドスタートと、加入者線路の
状態を保持した状態からの立ち上げであるウォームスタ
ートの2つに分けられる。これら2モードのトレーニン
グ時間は独立に規定されており、北米標準であるANS
I(AmericanNational Standa
rds Institute)規格ではコールドスター
トを15sec以内、ウォームスタートを300mse
c以内に決めている。
【0005】トレーニング期間中は、エコーキャンセラ
の収束や、判定帰還形等化器の収束、さらにはサンプリ
ング位相抽出回路によるシステムのサンプリング位相の
引き込み等が行われる。特に判定帰還形等化器の収束と
サンプリング位相の引き込みは相互干渉し、トレーニン
グ時間の長期化を招く。
【0006】従来の位相制御方式(文献1 Y.Tak
ahashi et al.,“An ISDN Ec
ho Cancelling Tranceiver
Chip Set for 2B1Q Coded U
−Interface”,IEEE J.of Sol
id−State Circuits,V0.24,N
o.6,pp.1598−1604,Dec.198
9.)は、図2(a)に示すように識別判定器207の
入力信号と出力信号の差分信号である残留符号間干渉
と、識別判定器207の出力信号である識別結果との相
関信号220を累積加算した積分結果221を入力とす
るサンプラー213と、サンプラー213によってサン
プリングされた信号222と外部発振器217からの出
力信号を入力とする位相制御回路216で構成される。
以下、動作について説明する。
【0007】残留符号間干渉と識別結果との相関をとっ
た信号220は、加算器211とボーレート周期(T=
1/80kHz)の遅延器212からなる積分器によっ
てN回累積加算された信号221となる。このN回の累
積加算処理は信号220を平均化することになる。信号
221は、サンプラー213によってNT毎にサンプリ
ングされる。ここで遅延器212の内部結果はNT毎に
リセット(初期化)されるものとする。サンプラー21
3によってNT毎にサンプリングされた信号222は位
相制御回路216に入力される。この位相制御回路はサ
ンプリングされた信号222の符号をもとに、システム
の動作クロックであるボーレートクロック(80kH
z)の位相を、システムのマスタークロックである外部
発振器(15.36MHz)の1周期単位(約65ns
ec)でディジタル制御する。ここでN(積分回数)
は、位相引き込みの追従性、さらにはジッタの発生量等
を考慮して、64に設定している。1回の位相更新量を
△τとし、位相制御のアルゴリズムを以下に示す。 1) 信号222≧0のとき、△τ=T/192 (位相を65nsecだけ進める) 2) 信号222<0のとき、△τ=−T/192 (位相を65nscだけ遅らせる。) …(1) 即ち、サンプリング位相引き込み時の位相更新量をボー
レートクロック(80kHz)の192倍のシステムク
ロック(15.36MHz)の1位相幅(65nse
c)とし、信号222の符号によってその制御(進める
か遅らせるか)を行う。
【0008】前述の動作をトレーニング中、及び通常動
作中に行うことによって受信データより最適なサンプリ
ング位相の抽出が可能となる。しかし、この従来例の位
相制御方式では、サンプリング位相引き込みの際にマス
タークロック(15.36MHz)の1クロック幅(6
5nsec)の単位でディジタル的に位相制御している
ため、その位相引き込み時間の長期化を招き、特にウォ
ームスタートモードのトレーニング時間の規格を満たす
場合に問題となる。
【0009】また、この収束時間の長期化を改善した従
来例(文献2 伊藤他 “可変ステップ位相制御に基づ
いた判定帰還型等化器の高速収束法”、電子情報通信学
会秋季大会、論文誌分冊3、B−572、pp.3−2
38、1992)を図2(b)に示す。図2(b)はサ
ンプリング位相制御部のみを示す。これはサンプラー2
13b、遅延器214b、加算器215b、位相制御回
路216b、発振器217bで構成される。以下、動作
を説明する。
【0010】図2(a)で説明したように、識別結果と
残留符号間干渉の相関信号は累積加算された後、サンプ
ラー213bによってNT毎にサンプリングされる。サ
ンプラー213bでサンプリングされた信号222b
は、NT時間の遅延器214bに入力される。加算器2
15bは、信号222bと遅延器214bでNT時間だ
け遅延された信号との差分信号223bを出力する。信
号222bと信号223bは、位相制御回路216bに
入力され、この位相制御回路216bは外部発振器21
7bの出力信号であるマスタークロック(15.36M
Hz)に基づいてボーレートクロックの位相を制御す
る。即ち、前述の図2(a)で示す従来構成では、ボー
レートクロックの位相を信号222の符号のみを用いて
制御しているが、図2(b)の構成では信号222b
と、前回(NT時間前)の位相制御信号との差分信号2
23bを用いて位相制御を行っている。1回の位相制御
量を△τとして制御アルゴリズムを以下に示す。 1)信号222b≧0且つ、信号223b≧0のとき、
△τ=−2T/192 2)信号222b≧0且つ、信号223b<0のとき、
△τ=−T/192 3)信号222b<0且つ、信号223b≧0のとき、
△τ=T/192 4)信号222b<0且つ、信号223b<0のとき、 △τ=2T/192…(2) 上記アルゴリズムによって、△τを信号222bと信号
223bを用いて適応制御することで最適位相への引き
込み、及び判定帰還形等化器の収束を高速化することが
可能となる。しかし、本位相制御法では収束後の位相制
御においても2ステップ幅の制御(±2/192)が行
われるためジッタが増加するという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図2(a)で示す従来
法では、サンプリング位相引き込みの際にマスタークロ
ック(15.36MHz)の1クロック幅(65nse
c)の単位でディジタル的に位相制御しているため、そ
の位相引き込み時間の長期化を招き、特にウォームスタ
ートモードのトレーニング時間の規格を満たす場合に問
題となる。また、これを改善した図2(b)で示す従来
法では、位相引き込みの高速化は可能であるが、収束後
のジッタ量が従来法図2(a)に比べて増加する。
【0012】前述の位相引き込み時間の長期化は、判定
帰還形等化器の収束性と位相性御回路の引き込み特性に
見られる相互干渉に起因する。即ち、判定帰還形等化器
が収束しない限りは位相制御回路が正常に動作せず、ま
た判定帰還形等化器が収束するためにはある限られた範
囲の位相で動作しなければならない。図4に、トレーニ
ング時の判定帰還形等化器の収束特性をシミュレーショ
ンした結果を示す。判定帰還形等化器として、22タッ
プのFIRフィルタを用いており、図4において横軸は
ボーレートサンプル時間、縦軸は22タップの係数2乗
総和を表す。同図は判定帰還形等化器の係数の成長過程
を表すものであり、判定帰還形等化器ガ収束すると係数
2乗総和は平坦な特性となる。同図より、図2(a)の
従来法(同図中a)では、判定帰還形等化器の収束に約
4400T(3800T〜8200t;約55mse
c)程度を要していることが判る。また、図2(b)の
従来法(同図中b)では、判定帰還形等化器の収束を約
2500T(3800t〜6300T;31msec)
に短縮化可能であるが、図5(a)、(b)を比較して
判るように収束後のジッタが図2(a)の従来法(図5
(a)に比べて、図2(b)の従来法(図5(b)の方
が大きくなっていることが判る。
【0013】本発明の目的は、上述の欠点を除去し判定
帰還形等化器の高速収束と、収束後のジッタの抑圧を実
現できるサンプリング制御回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサンプリング位相制御回路は、識別判定器
107の入力信号と前記識別判定器107の出力信号の
差分信号である残留符号間干渉と、前記識別判定器10
7の出力信号の相関信号120の積分結果である信号1
21を入力とするサンプラー113と、前記サンプラー
113によりサンプリングされた信号122を入力とす
る遅延器114と、前記サンプラー113によりサンプ
リングされた信号122から前記遅延器114の出力信
号を差し引く加算器115と、前記サンプラー113に
よりサンプリングされた信号122と、前記加算器11
5の出力信号123を入力とし、さらに外部発振器11
7からの信号を入力とする位相制御回路116と、前記
位相制御回路116出力を入力とし、この位相制御回路
内の位相制御量を制御するジッタ抑圧の手段119を備
えている。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図において、デジタル加入者線伝送システム
は、加入者線路101、ハイブリッドトランス102、
アナログ・ディジタル変換器103、エコーキャンセラ
104、加算器105、線路等化器106、識別判定器
107、加算器108、遅延器109、掛け算器11
0、加算器111、遅延器112、サンプラー113、
遅延器114、加算器115、位相制御回路116、発
振器117、判定帰還形等化器118、ジッタ抑圧の手
段119から構成されている。以下、動作について説明
する。
【0017】図2(a)にも示したように、従来法と同
様に識別等化器107の入出力信号の差分信号である残
留符号間干渉を遅延器109でボーレートクロック(8
0kHz)の1タイムスロット分遅延させる。掛け算器
110は識別判定器107の出力信号と残留符号間干渉
との相関をとる。相関信号120は、加算器111と遅
延器112からなる積分器によって累積加算される。累
積加算された信号121は、サンプラー113によって
NT毎にサンプリングされる。また、NT毎のサンプリ
ングと同時に遅延器112に累積加算された信号もリセ
ットされる。ここで、Nは積分回数を表し、従来法と同
様に64に設定している。サンプラー113でサンプリ
ングされた信号122は、NT時間の遅延器114に入
力される。加算器115は、信号122と遅延器114
でNT時間だけ遅延された信号との差分信号123を出
力する。信号122と信号123は、位相制御回路11
6に入力され、この位相制御回路116は外部発振器1
17の出力信号である15.36MHzのマスタークロ
ックに基づいてボーレートクロックの位相を制御する。
図2(b)と同様に1回の位相制御量を△τとし、制御
アルゴリズムを以下に示す。 1)信号122≧0且つ、信号123≧0のとき、△τ
=−2T/192 2)信号122≧0且つ、信号123<0のとき、△τ
=−T/192 3)信号122<0且つ、信号123≧0のとき、△τ
=T/192 4)信号122<0且つ、信号123<0のとき、 △τ=2T/192…(3) ここで、Tはボーレート周期(1/80kHz)を表
し、システムクロック(15.36MHz)に対して1
92倍の周期を持つ。即ち、位相制御においては、図2
(b)と同様の制御を行う。
【0018】ジッタ抑圧手段119は、位相制御量を監
視し、例えば収束過程の位相制御量にM回連続してT/
192(または、−T/192)が続いた場合に、それ
以降の位相制御量を上述のアルゴリズム((3)式)に
従わずに、±T/192の最小制御量に固定する。ここ
に、Mは整数である。または、Mサンプル前の位相と、
現在の位相を比較し、これが一致した場合に、前述の方
法と同様にそれ以降の位相制御量を最小量(±T/19
2)に固定することでジッタの抑圧が実現できる。従っ
て、これら何れかの制御により、収束後のジッタを図5
(a)に示すように最小限に抑えることが可能となる。
【0019】図6は位相制御回路116の一例を示す回
路図である。
【0020】1ビット識別器501、502は、各々位
相制御信号122、123の符号を判定する。その結果
503、504を用いて、位相制御更新量+ジッタ抑圧
手段505は、分周器506に対して位相制御をかけ
る。制御アルゴリズムは、式(3)のように行なわれ
る。
【0021】分周器(カウンタ)506は、発振器11
7からの信号(15.36MHz)を入力し、これを分
周することでサンプリングクロック508(80kH
z)を得る。但し、高速収束を実現するためにトレーニ
ング中には、507をその入力制御信号として、サンプ
リングクロック508の位相シフト量(クロックパルス
幅)を±T/192、または2T/192の幅で適応制
御する。(T;ボーレートクロック 一周期幅12.5
[μsec])ジッタ抑圧手段505としては、以下に
示す2通りの方法が考えられる。 (1)トレーニング中の位相更新量が、最小幅(±T/
192)となる場合をカウントし、これがM回(Mは正
の整数)を越えた場合に、式(3)に従っていた適応制
御をやめ、±2T/192の幅での制御も最小幅(±T
/192)に固定する。 (2)トレーニング中に絶対位相の比較を行い、Lサン
プル前の位相と現在の位相が一致した場合に(1)と同
様にそれ以降の位相制御量を最小幅に固定する。
【0022】(1)による方法を図7に示す。
【0023】入力制御信号、503、504の符号によ
り位相更新量507が決定される。610〜613は、
位相更新量を制御する信号であり、602〜607の論
理回路で生成される。制御信号610〜613と、式
(3)との対応を示す。 1)信号122(503)≧0 且つ123(504)
≧0、即ち610≧0のとき、△τ=−2T/192;
次回カウンタ値190 2)信号122(503)≧0 且つ123(504)
<0、即ち612≧0のとき、△τ=−T/192;次
回カウンタ値191 3)信号122(503)<0 且つ123(504)
≧0、即ち613≧0のとき、△τ=T/192;次回
カウンタ値193 4)信号122(503)≧0 且つ123(504)
<0、即ち611≧0のとき、△τ=2T/192;次
回カウンタ値194 610〜613のHigh出力で、メモリ608に格納
された、各々に対応したカウンタ値を読みだすことで上
記制御が可能になる。
【0024】検出器609は、前述の位相制御更新量が
最小値(±T/192;カウンタ値191or193)
となる場合をカウントし、これがM回になると同時にそ
れ以降の位相更新量を最小値に固定する。Mの値として
は、2または3程度でよい。
【0025】次に、(2)の例について示す。
【0026】(2)の場合には、検出器609は位相を
検出する。トレーニング中のLサンプル前の位相が、現
在の位相と一致した場合に、(1)と同様にそれ以降の
位相更新量を最小幅に固定するよう制御する。Lの値と
しては、5程度でよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はトレーニ
ング中のボーレートクロックの位相引き込みの際に、判
定帰還形等化器が収束する過程の位相制御量を、残留符
号間干渉量を用いて適応制御し、且つ、その位相制御量
を監視しこれを切り換える(適応制御)ことによって、
判定帰還形等化器の収束、ボーレートクロックの位相引
き込みの高速化、及び収束後のジッタの抑圧を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】(a)、(b)は従来構成のブロック図。
【図3】エコーキャンセラを用いたディジタル加入者線
伝送システムの構成を表す簡略図。
【図4】従来法、及び本発明による構成法による判定帰
還形等化器の内部構成要素である22タップFIRフィ
ルタの各係数2乗総和のシミュレーション結果を示す
図。
【図5】(a)、(b)は、従来法による収束後のジッ
タ量を示すシミュレーション結果を示す図。
【図6】位相制御回路の一例を示すブロック図。
【図7】ジッタ抑圧手段の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
102 ハイブリッドトランス 103 アナログ・ディジタル変換器 104 エコーキャンセラ 106 線路等化器 107 識別判定器 100 サンプリング位相制御回路 116 位相制御回路 119 ジッタ抑圧手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボーレートサンプリングされたデータよ
    り最適サンプリング位相を抽出する位相制御方式におい
    て、識別判定器の入力信号と前記識別判定器の出力信号
    の差分信号である残留符号間干渉と、前記識別判定器の
    出力信号の相関信号の積分結果である信号を入力とする
    サンプラーと、前記サンプラーによりサンプリングされ
    た信号を入力とする遅延器と、前記サンプラーによりサ
    ンプリングされた信号から前記遅延器の出力信号を差し
    引く加算器と、前記サンプラーによりサンプリングされ
    た信号と、前記加算器の出力信号を入力とし、さらに外
    部発振器からの信号を入力とする位相制御回路と、前記
    位相制御回路出力を入力とし、この位相制御回路内の位
    相制御量を制御するジッタ抑圧手段を備えることを特徴
    とするサンプリング位相制御回路。
JP5337684A 1993-12-28 1993-12-28 サンプリング位相制御回路 Expired - Lifetime JP2967684B2 (ja)

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