JPH0720271A - 初装荷炉心 - Google Patents

初装荷炉心

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JPH0720271A
JPH0720271A JP5166820A JP16682093A JPH0720271A JP H0720271 A JPH0720271 A JP H0720271A JP 5166820 A JP5166820 A JP 5166820A JP 16682093 A JP16682093 A JP 16682093A JP H0720271 A JPH0720271 A JP H0720271A
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fuel
fuel assembly
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JP5166820A
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Akihiro Yamanaka
章広 山中
Katsumasa Haikawa
勝正 配川
Mitsuya Nakamura
光也 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】沸騰水型原子炉の多種類濃縮度初装荷炉心にお
いて、燃料経済性の向上と過渡特性の改善を図る。 【構成】ウラン平均濃縮度の異なる高濃縮度燃料集合体
1、中濃縮度燃料集合体2及び低濃縮度燃料集合体3,
4を組み合わせて初装荷炉心を構成する。低濃縮度燃料
集合体4は低濃縮度燃料集合体3より減速材対燃料比が
小さく、かつ原子炉炉心最外周部を除く内側部分にほぼ
均一に装荷される。このように減速材対燃料比の異なる
燃料集合体3,4を装荷することにより初装荷炉心での
減速材対燃料比が最適化され、初装荷燃料の取出燃焼度
の向上が可能となると共に、炉心の過渡特性も改善され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉の初装荷炉心に係
わり、特に原子力発電所に設置される沸騰水型原子炉の
初装荷炉心に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉の炉心は、1本の制御棒
とそれを囲む4本の燃料集合体からなるセルを複数個配
置することにより構成されている。このような沸騰水型
原子炉においては、一般に、最初の運転時の炉心、いわ
ゆる初装荷炉心に装荷される燃料集合体の平均濃縮度は
同一で一種類であった。
【0003】また、沸騰水型原子炉では、一般に、1サ
イクル毎に全数の約1/3〜1/4の燃料集合体を取り
出し、新燃料と交換するが、初装荷炉心用燃料集合体の
平均濃縮度は2〜3サイクル炉心内で燃焼が可能なよう
に設定されいるため、初装荷炉心用燃料集合体を用いる
最初の運転サイクル(以下「第1サイクル」と称し、そ
れ以後に部分的に燃料を交換し引続き運転するサイクル
を「第2サイクル」、「第3サイクル」・・・・と称す
る。)終了時の燃料交換では、まだ充分に燃焼の進んで
いない、ウラン235残留量の高い燃料集合体を炉心か
ら取り出していた。
【0004】第2サイクル以後の運転サイクルの初めに
装荷される新燃料集合体は取替燃料集合体とよばれ、第
1サイクル以後、数サイクルにわたり継続的に取替燃料
集合体を装荷した炉心は、炉内全体の燃料成分がほとん
ど一定の状態に達したサイクルで、その前のサイクル及
び次のサイクルとの熱特性が変わらず安定したサイクル
となる。これは平衡サイクルとよばれ、平衡サイクルと
なった炉心は平衡炉心といわれている。
【0005】また、沸騰水型原子炉においては、平均濃
縮度の異なる多種類の燃料集合体を組み合わせて初装荷
炉心を構成し、1サイクル毎に平均濃縮度の低い燃料集
合体から取り出し、これを新燃料集合体と交換すること
により、初装荷燃料集合体の平均取出燃焼度を増大させ
ると共に、次サイクルへの移行を速やかにする試みがな
されている。この技術は、例えば特開昭57−8486
号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】まず、初装荷炉心の燃
料経済性について論じる。上記したように、一般に、沸
騰水型原子炉では初装荷炉心に装荷される燃料集合体の
平均濃縮度は同一で一種類であり、その平均濃縮度は2
〜3サイクル炉心内で燃焼が可能なように設定されてい
るため、初装荷炉心用燃料集合体を用いる第1サイクル
終了時の燃料交換では、まだ充分に燃焼の進んでいな
い、ウラン235残留量の高い燃料集合体を炉心から取
り出すので、不経済である。
【0007】また、原子炉においては、第1サイクルか
ら平衡サイクルへ移行する中間のサイクル(以後「移行
サイクル」という)での熱特性及びサイクル増分燃焼度
が平衡サイクルのそれらと同程度あるいは、速やかにそ
れらに収束するのが好ましい。しかしながら、従来の初
装荷炉心のように集合体平均濃縮度が一種類の場合に
は、平衡サイクルへの移行も長くかかり、移行サイクル
での燃料取替体数の変動も大きく必ずしも満足なもので
はなかった。
【0008】一方、運転サイクルの長期化と高燃焼度化
のためには、初装荷炉心においても平均濃縮度を上げる
必要があり、特開昭57−8486号公報に記載される
従来技術のように平均濃縮度の異なる多種類の燃料集合
体を組み合わせて初装荷炉心を構成する場合には、燃料
集合体同志の濃縮度差が大きくなり、高濃縮度燃料集合
体と低濃縮度燃料集合体との核特性の差が大きくなった
結果、燃料を効率良く燃やすという点からは必ずしも好
ましいものではなくなっている。特に、第1回燃料取替
時に炉心より取出される低濃縮度燃料集合体の燃焼度は
十分に高くなっておらず、燃料経済性をさらに向上させ
る余地が残っていた。
【0009】次に初装荷炉心の過渡特性について論じ
る。原子炉の過渡特性は原子炉の種々のフィードバック
により決定される。そのため、各燃焼サイクルでの反応
度係数が過渡特性を考える上で重要なパラメータとなっ
ている。
【0010】初装荷炉心を構成する燃料は、全く燃焼が
進んでいない純粋なウラン燃料である。この燃料には、
遅発中性子割合βの小さいプルトニウム同位体が含まれ
ていないため、初装荷炉心においては反応度係数の絶対
値が小さくなっている。このため、初装荷炉心において
は過渡事象に対する制限が厳しくなる傾向にある。
【0011】過渡事象の1つに流量減少過渡事象があ
る。これは、炉心流量の喪失に起因するものである。従
来の初装荷炉心では上記のようにボイド反応度係数の絶
対値が小さいため、この事象に対する熱的制限が厳しく
なっていた。なぜなら、炉心流量の減少でボイドが増加
しても、負の反応度印加量が小さいため、出力抑制効果
が小さいためである。
【0012】こういった過渡事象にたいして、従来は再
循環ポンプの慣性を大きくするなどして流量の急激な喪
失が起こらないように工夫をしていたが、ポンプが大型
化するなど、コスト面から見ても不経済な設計となるこ
とが避けられなかった。しかも、ボイド反応度係数が小
さいことに起因する上述のような過渡特性上の問題はほ
とんど初装荷炉心に限られたものであるので、第1サイ
クルのみの事象対策のための膨大な投資を避ける、効果
的な方法が模索されていた。
【0013】本発明の目的は、燃料経済性の向上と過渡
特性の改善に最適な原子炉の初装荷炉心を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、同一のウラン平均濃縮度を有する複数の
第1燃料集合体と、前記第1燃料集合体より低い同一の
ウラン平均濃縮度を有する複数の第2燃料集合体と、前
記第2燃料集合体より低い同一のウラン平均濃縮度を有
する複数の第3燃料集合体とを含む多種類の燃料集合体
を組合せて構成される原子炉の初装荷炉心において、前
記第1、第2及び第3燃料集合体のうち少なくとも第3
燃料集合体は減速材対燃料比の異なる少なくとも2種類
の燃料集合体を含むものである。
【0015】上記初装荷炉心において、好ましくは、前
記第3燃料集合体は最もウラン平均濃縮度の低い燃料集
合体である。
【0016】また好ましくは、前記第1燃料集合体及び
第2燃料集合体は燃料集合体の水平断面での水部分と燃
料部分の面積比が同一である。
【0017】更に好ましくは、前記第1燃料集合体及び
第2燃料集合体と、前記第3燃料集合体に含まれる2種
類の燃料集合体のうち減速材対燃料比の大きい燃料集合
体は、燃料集合体の水平断面での水部分と燃料部分の面
積比が同一であり、前記第3燃料集合体に含まれる2種
類の燃料集合体のうち減速材対燃料比が小さい燃料集合
体は、燃料集合体の水平断面での水部分と燃料部分の面
積比が前記面積比より小さい。
【0018】また好ましくは、前記第3燃料集合体に含
まれる2種類の燃料集合体の減速材対燃料比はウォータ
ロッドの断面積を変えることで異ならせており、この場
合好ましくは、前記ウォータロッドの断面積は該ウォー
タロッドの径と本数を変えることで変えられている。
【0019】更に好ましくは、前記第1燃料集合体及び
第2燃料集合体と、前記第3燃料集合体に含まれる2種
類の燃料集合体のうち減速材対燃料比の大きい燃料集合
体は、燃料集合体内に存在するウォータロッドの断面積
が同一であり、前記第3燃料集合体に含まれる2種類の
燃料集合体のうち減速材対燃料比の小さい燃料集合体
は、燃料集合体内に存在するウォータロッドの断面積が
前記断面積より小さい。
【0020】また好ましくは、前記第1燃料集合体及び
第2燃料集合体と、前記第3燃料集合体に含まれる2種
類の燃料集合体のうち減速材対燃料比の大きい燃料集合
体は、4本の燃料棒を除去して挿入される1本の太径の
ウォータロッドを有し、前記第3燃料集合体に含まれる
2種類の燃料集合体のうち減速材対燃料比の小さい燃料
集合体は、2本の燃料棒を除去して挿入される2本のウ
ォータロッドを有している。
【0021】また好ましくは、前記第3燃料集合体に含
まれる2種類の燃料集合体のうち減速材対燃料比の小さ
い燃料集合体は炉心の最外周部を除く内部に配置されて
いる。
【0022】また、上記初装荷炉心は、前記第3燃料集
合体に加え前記第2燃料集合体が減速材対燃料比の異な
る少なくとも2種類の燃料集合体を含む構成であっても
良い。
【0023】
【作用】ウラン平均濃縮度の低い第3燃料集合体を減速
材対燃料比の異なる少なくとも2種類の燃料集合体で構
成し、第3燃料集合体の一部の減速材対燃料比を小さく
することにより、第1回燃料取替時に取り出される低濃
縮度燃料集合体の無限増倍率が大きくなり、取出燃焼度
が高くとれる。その理由は、第3燃料集合体の減速材対
燃料比を小さくしたことによって中性子スペクトルが硬
くなるので、核分裂性物質であるプルトニウム239の
蓄積が促進されることに起因すると考えられる。このよ
うに減速材対燃料比を最適化することによって第3燃料
集合体の高燃焼度化が図れ、初装荷炉心における燃料経
済性の向上が可能となる。
【0024】また、一般にボイド反応度係数は減速材対
燃料比の変化に対する中性子無限増倍率の変化割合とし
て与えられるので、減速材対燃料比を小さくすることに
よりボイド反応度係数が大きくなる。このことから、第
3燃料集合体の一部の減速材対燃料比を小さくすること
によりボイド反応度係数が大きくなり、初装荷炉心の過
渡特性を向上させることが可能となる。
【0025】また、本発明における高燃焼度化及び過渡
特性の改善は第1サイクルのみで実施されればよいの
で、燃料交換方法として第1回の燃料取替で取り出され
る燃料集合体を最外周を除く部分に装荷された燃料集合
体のみとする方法を採用する場合は、炉心の中央領域の
みに減速材対燃料比の小さい燃料集合体を装荷すること
により、第1回燃料取替時に炉心より取り出される燃料
集合体のみを減速材対燃料比の小さい燃料集合体とし、
第1サイクルにおいて燃料経済性及び過渡特性の改善が
図れる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図9により
説明する。図1は本発明の一実施例による初装荷炉心の
1/4の断面を示し、本発明を1100MWe級沸騰水
型原子炉に適用した場合のものである。炉心は764体
の燃料集合体と185本の制御棒から構成されている。
【0027】図1において、炉心は1本の制御棒51ま
たは5とそれを囲む4体の燃料集合体からなるセル2
5,26を多数個配置することにより構成され、制御棒
51は運転中炉心の中に挿入されている制御棒であり、
この制御棒51とそれを取り囲む4体の燃料集合体は出
力制御用の単位格子セル、すなわちコントロールセル2
5を構成する。図中、コントロールセル25は斜線を付
してある。また、コントロールセル25以外の単位格子
セル26はスクラム用であり、1つのみを代表して一点
鎖線で囲んで図示している。
【0028】本実施例の初装荷炉心を構成する燃料集合
体は高濃縮度燃料集合体1、中濃縮度燃料集合体2、従
来の低濃縮度燃料集合体3、燃料集合体3より減速材対
燃料比を小さくした低濃縮度燃料集合体4の4種類の燃
料集合体を含んでいる。
【0029】高濃縮度燃料集合体1は全て同一のウラン
平均濃縮度を有し、中濃縮度燃料集合体2は全て高濃縮
度燃料集合体1より低い同一のウラン平均濃縮度を有
し、低濃縮度集合体3および4は全て中濃縮度燃料集合
体2より低い同一のウラン平均濃縮度を有している。低
濃縮度燃料集合体3,4は最もウラン平均濃縮度の低い
燃料集合体である。起動試験後の運転期間を13ヶ月と
すると、高濃縮度燃料集合体1は約3.4重量%の濃縮
度で252体、中濃縮度燃料集合体2は約2.6重量%
の濃縮度で212体、低濃縮度燃料集合体3は約1.4
重量%の濃縮度で92体、低濃縮度燃料集合体4は約
1.4重量%の濃縮度で208体となり、初装荷炉心の
平均濃縮度は約2.4重量%である。
【0030】本実施例の初装荷炉心では、低濃縮度燃料
集合体3は炉心最外周部分に装荷される。一方、高濃縮
度燃料集合体1、中濃縮度燃料集合体2及び低濃縮度燃
料集合体4は最外周部を除く炉心の内側にほぼ均一に装
荷される。また、コントロールセル25には低濃縮度燃
料集合体4のみが装荷されている。
【0031】高濃縮度燃料集合体1、中濃縮度燃料集合
体2及び低濃縮度燃料集合体3は、図2に示す余に、6
0本の核分裂性物質を含む燃料棒6と4本の燃料棒を除
去して挿入された1本のウォータロッド7を8×8の格
子状に配置したものをチャンネルボックス8で覆った構
造をしており、現在、沸騰水型原子炉で標準的に用いら
れている燃料集合体である。
【0032】低濃縮度燃料集合体4は、図3に示すよう
に、62本の燃料棒6と2本の燃料棒を除去して挿入さ
れた2本のウォータロッド11を8×8の格子状に配列
したものをチャンネルボックス8で覆った構造をしてい
る。
【0033】図2及び図3から分かるように、高濃縮度
燃料集合体1、中濃縮度燃料集合体2及び低濃縮度燃料
集合体3は、燃料集合体内に存在するウォータロッド7
の断面積が同一であり、低濃縮度燃料集合体4は燃料集
合体内に存在する2本のウォータロッド11の合計断面
積がウォータロッド7の断面積より小さい。その結果、
高濃縮度燃料集合体1、中濃縮度燃料集合体2及び低濃
縮度燃料集合体3は、燃料集合体の水平断面での水部分
と燃料部分の面積比が同一であり、低濃縮度燃料集合体
4は、燃料集合体の水平断面での水部分と燃料部分の面
積比が燃料集合体1,2,3の当該面積比より小さくな
っている。また、低濃縮度燃料集合体3,4の減速材対
燃料比はウォータロッド7,11の断面積を変えること
で互いに異ならせており、ウォータロッド7,11の断
面積は該ウォータロッドの径と本数を変えることで変え
られている。
【0034】なお、ここで「燃料集合体の水平断面での
水部分」とはウォータロッドの断面積と燃料棒6とチャ
ンネルボックス8との間の冷却剤流路部分の断面積の合
計をいい、換言すれば燃料集合体内の燃料棒以外の断面
積をいう。
【0035】コントロールセル25は、図4に示すごと
く制御棒51の回りに4体の低濃縮度燃料集合体4を点
対称的に配列して構成されている。コントロールセル2
5以外のセルの一例として、図1に一点鎖線で示すセル
26は、制御棒5の回りに高濃縮度燃料集合体1、中濃
縮度燃料集合体2及び2体の低濃縮度燃料集合体4を図
5に示すように配列して構成されている。
【0036】燃料集合体1,2,3の全体構成を図6に
示す。これら燃料集合体は、燃料棒6と太径ウォータロ
ッド7を燃料スペーサ10で所定の間隔に保って束ねて
燃料バンドルとし、上下端を上部タイプレート91及び
下部タイプレート9で支持したものをチャンネルボック
ス8に挿入して構成されている。燃料集合体4も、1本
の太径ウォータロード7が2本のウォータロッド11に
なる点を除いて同様に構成されている。
【0037】以上のように構成した本実施例の初装荷炉
心は、第1サイクル終了後には、平均濃縮度の低い燃料
集合体から炉心より取り出され、新燃料と交換される。
例えば、第1サイクル終了後にはまず低濃縮度燃料集合
体4が炉心から取り出され、適当なシャッフリングを行
った後に新燃料が装荷され、第2サイクル終了後には低
濃縮度燃料集合体3と中濃縮度燃料集合体2の一部が取
り出され、適当なシャッフリングを行った後に新燃料が
装荷され、第3サイクル終了後には中濃縮度燃料集合体
2の残りと高濃縮度燃料集合体1の一部が取り出され、
適当なシャッフリングを行った後に新燃料が装荷され
る。このように高濃縮度燃料集合体1は最後に取り出さ
れるために、取出平均燃焼度は約38GWd/tとな
る。
【0038】従来の濃縮度多種類炉心では、低濃縮度燃
料集合体での減速材対燃料比が大きすぎ、周囲の高濃縮
度及び中濃縮度燃料集合体と比べると減速過剰となって
いたため、所定の燃焼度を達成することなく、炉心から
取り出されていた。そのため、本実施例の炉心では内側
に減速材対燃料比の小さい低濃縮度燃料集合体4を装荷
することで、炉心経済性の改善を試みている。特に本実
施例の炉心では、燃料交換方法として第1回の燃料取替
で取り出される燃料集合体を最外周を除く部分に装荷さ
れた燃料集合体のみとする燃料交換方法を採用している
ので、内側部分のみに減速材対燃料比の小さい燃料集合
体4を装荷している。すなわち、本発明における高燃焼
度化及びボイド反応度係数に着目した過渡特性の改善
は、第1サイクルのみで実施されればよいので、第1回
燃料取替時に炉心より取り出される燃料のみを減速材対
燃料比の小さい燃料としている。
【0039】次に、以上のように構成した本実施例の初
装荷炉心の作用を説明する。一般に、軽水型原子炉にお
いては、水は冷却材としてだけではなく、中性子の減速
材としても重要な役割を担っており、炉心内部の水とウ
ランの体積比、すなわち減速材対燃料比が炉心設計にお
いて重要な指標となっている。
【0040】減速材対燃料比は、高速中性子エネルギー
及び共鳴中性子エネルギー領域での中性子吸収率に影響
する。微濃縮ウランを用いる熱中性子炉では、熱外中性
子の吸収反応の大半は、例えばU238のような親物質
への捕獲反応であり、核分裂によるエネルギー発生と中
性子の増倍には寄与しない。これに対して、減速材対燃
料比が増加すると、核分裂中性子(平均約2MeVのエ
ネルギーを有する)が熱中性子まで減速される割合が増
加する。熱中性子炉では、熱中性子の増加に伴って、U
235への中性子吸収が増加し、核分裂に寄与する中性
子が増えるため、無限増倍率が大きくなる。しかし、減
速材対燃料比の増加による中性子の減速が飽和すれば、
それ以上減速材対燃料比が増加しても、水による中性子
の吸収が増加する効果が支配的となり、無限増倍率は減
少する傾向にある。つまり、減速材対燃料比と無限増倍
率との関係は、図7のように極大値を持つ分布となる。
この事実より、無限増倍率を最大にする最適の減速材対
燃料比が存在することが分かる。燃料経済性の観点から
は、中性子無限増倍率が最大となる点に、減速材対燃料
比を設定するのが望ましいが、実際には安全上の理由か
ら減速材の減少に対して負の反応度特性を与えるため、
図7に点Xで示すように最大点よりもわずかに減速不足
の状態で最適化されている。
【0041】燃料の平均濃縮度を変化させると、燃料中
の核分裂性物質含有量が変化することになり、減速材対
燃料比がかわるため、燃料格子形状を変更しない場合に
は、平均濃縮度を変えることにより、中性子無限増倍率
は最適点からはずれることになる。通常、初装荷炉心の
平均濃縮度は約2重量%であり、この平均濃縮度に対し
て、減速材対燃料比が最適化されるように炉心格子形状
は選択されている。しかし、初装荷炉心を平均濃縮度の
異なる多種類の燃料集合体で構成した場合には、高濃縮
度燃料集合体は減速不足の状態となり、低濃縮度燃料集
合体は減速過剰の状態となってスペクトルミスマッチが
生じ、必ずしも最適の減速状態ではなくなっている。つ
まり、ウラン量の異なる燃料を用いているために減速材
対燃料比が最適点からずれている燃料集合体も存在して
おり、燃料を効率良く燃やすという点からは必ずしも好
ましいものではなくなっている。特に、第1回燃料取替
時に炉心より取出される低濃縮度燃料集合体の燃焼度は
不十分であり、燃料経済性をさらに向上させる余地が残
っていた。
【0042】一方、初装荷炉心においてはボイド反応度
係数は小さくなる傾向にある。これは、遅発中性子割合
の小さなプルトニウムの蓄積が皆無なためである。この
ため、第1サイクル炉心においては、炉心再循環流量減
少時等で限界熱出力比、すなわちΔMCPRが厳しくな
る傾向にある。これは、流量の減少に伴ってボイド率が
増加するものの、ボイド反応度係数が小さいため出力抑
制効果はあまり大きくなく、また流量の減少により除熱
が十分でないことも相俟って、ΔMCPRが厳しくなる
からである。
【0043】本実施例の初装荷炉心では、ウラン平均濃
縮度の異なる多種類の燃料集合体として高濃縮度燃料集
合体1、中濃縮度燃料集合体2及び低濃縮度燃料集合体
3,4を装荷するとともに、低濃縮度燃料集合体3と低
濃縮度燃料集合体4とで減速材対燃料比を異ならせてお
り、より具体的には炉心の最外周部を除く内側の一部に
装荷する低濃縮度燃料集合体4の減速材対燃料比を炉心
の最外周部に配置される低濃縮度燃料集合体3の減速材
対燃料比より小さくしている。このように低濃縮度燃料
集合体の減速材対燃料比を異ならせることにより、燃料
集合体ごとの核特性の差を低減し、低濃縮度燃料集合体
4の取出燃焼度を高めて燃料の経済性を向上させると共
に、初装荷炉心の過渡特性を改善することが可能とな
る。以下、このことを図8及び図9により説明する。
【0044】図8は、本実施例の初装荷炉心における低
濃縮度燃料集合体3,4の燃焼度と無限増倍率との関係
を示したものである。従来の初装荷炉心では、炉心の最
外周部を除く内側の一部に装荷する低濃縮度燃料集合体
としても減速材対燃料比の大きい低濃縮度燃料集合体3
が装荷されていた。この図より、減速材対燃料比を小さ
くすることによって、第1回燃料取替時に取り出される
低濃縮度燃料集合体の無限増倍率を大きくすることがで
き、取出燃焼度が高くとれることがわかる。これは、低
濃縮度燃料集合体4の減速材対燃料比を小さくしたこと
によって中性子スペクトルが硬くなるので、核分裂性物
質であるプルトニウム239の蓄積が促進されることに
起因すると考えられる。このように減速材対燃料比を最
適化することによって低濃縮度燃料集合体4の高燃焼度
化が図れ、初装荷炉心における燃料経済性の向上が可能
となる。
【0045】図9は、本実施例の初装荷炉心における炉
心平均ボイド率とボイド反応度係数との関係を示したも
のである。この図より、従来の炉心と比べてボイド反応
度係数の絶対値が大きくなっており、初装荷炉心の過渡
特性が改善できることが分かる。これは、減速材対燃料
比を小さくすることで炉心全体としてのボイド反応度係
数を大きくできることに起因する。
【0046】すなわち、一般にボイド反応度係数は、図
7に示す特性線の微分係数(減速材対燃料比の変化に対
する中性子無限増倍率の変化割合)として与えられる。
なぜなら、ボイド率の変化に起因する無限増倍率の変化
は、減速材対燃料比の変化によって引き起こされている
と考えられるからである。軽水炉において、減速材対燃
料比を小さくすると、図7より明らかなように特性線の
微分係数、すなわちボイド反応度係数が大きくなる。つ
まり、減速材対燃料比を小さくすることでボイド反応度
係数を大きくすることができる。この効果を利用して、
初装荷炉心の過渡特性を向上させることが可能である。
【0047】以上のように本実施例によれば、初装荷炉
心に装荷される低濃縮度燃料集合体の一部を減速材対燃
料比の小さいものにすることで、初装荷炉心の燃料経済
性の向上及び過渡特性の改善が可能となる。
【0048】なお、以上の実施例では、低濃縮度燃料集
合体3,4についてのみ減速材対燃料比を異ならせた
が、更に中濃縮度燃料集合体2についても減速材対燃料
比を異ならせても良く、この場合は更なる燃料経済性の
向上及び過渡特性の改善が可能となる。また、減速材対
燃料比の異なる3種類以上の燃料集合体を用いても良
く、更に濃縮度の異なる2種類または4種類以上の燃料
集合体を装荷し、減速材対燃料比を異ならせても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、原子炉の初装荷炉心に
おいて、初装荷燃料の取出燃焼度を向上して燃料経済性
を向上するとともに、初装荷炉心の過渡特性の改善が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による初装荷炉心の1/4の
部分を示す図である。
【図2】図1に示す初装荷炉心で用いられる高濃縮度燃
料集合体、中濃縮度燃料集合体、減速材対燃料比の大き
い低濃縮度燃料集合体の横断面図である。
【図3】図1に示す初装荷炉心で用いられる減速材対燃
料比の小さい低濃縮度燃料集合体の横断面図である。
【図4】図1に示す初装荷炉心を構成する単位格子のう
ちのコントロールセルの横断面図である。
【図5】図1に示す初装荷炉心を構成するコントロール
セル以外の格子セルの1つを代表して示す横断面図であ
る。
【図6】図1に示す燃料集合体の縦断面図である。
【図7】原子炉における減速材対燃料比と中性子無限増
倍率との関係を示す図である。
【図8】燃料集合体の無限増倍率と燃焼度との関係を示
す図である。
【図9】炉心平均ボイド率とボイド反応度係数との関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 高濃縮度燃料集合体 2 中濃縮度燃料集合体 3 低濃縮度燃料集合体(減速材対燃料比・大) 4 低濃縮度燃料集合体(減速材対燃料比・小) 5 制御棒 6 燃料棒 7 太径ウォータロッド 8 燃料チャンネルボックス 9 下部タイプレート 10 スペーサ 11 ウォータロッド 25 コントロールセル 26 単位格子セル 51 制御棒(コントロールセル内) 91 上部タイプレート

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のウラン平均濃縮度を有する複数の
    第1燃料集合体と、前記第1燃料集合体より低い同一の
    ウラン平均濃縮度を有する複数の第2燃料集合体と、前
    記第2燃料集合体より低い同一のウラン平均濃縮度を有
    する複数の第3燃料集合体とを含む多種類の燃料集合体
    を組合せて構成される原子炉の初装荷炉心において、前
    記第1、第2及び第3燃料集合体のうち少なくとも第3
    燃料集合体は減速材対燃料比の異なる少なくとも2種類
    の燃料集合体を含むことを特徴とする原子炉の初装荷炉
    心。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記第3燃料集合体は最もウラン平均濃縮度の低
    い燃料集合体であることを特徴とする原子炉の初装荷炉
    心。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記第1燃料集合体及び第2燃料集合体は燃料集
    合体の水平断面での水部分と燃料部分の面積比が同一で
    あることを特徴とする原子炉の初装荷炉心。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記第1燃料集合体及び第2燃料集合体と、前記
    第3燃料集合体に含まれる2種類の燃料集合体のうち減
    速材対燃料比の大きい燃料集合体は、燃料集合体の水平
    断面での水部分と燃料部分の面積比が同一であり、前記
    第3燃料集合体に含まれる2種類の燃料集合体のうち減
    速材対燃料比が小さい燃料集合体は、燃料集合体の水平
    断面での水部分と燃料部分の面積比が前記面積比より小
    さいことを特徴とする原子炉の初装荷炉心。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記第3燃料集合体に含まれる2種類の燃料集合
    体の減速材対燃料比はウォータロッドの断面積を変える
    ことで異ならせていることを特徴とする原子炉の初装荷
    炉心。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記ウォータロッドの断面積は該ウォータロッド
    の径と本数を変えることで変えられていることを特徴と
    する原子炉の初装荷炉心。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記第1燃料集合体及び第2燃料集合体と、前記
    第3燃料集合体に含まれる2種類の燃料集合体のうち減
    速材対燃料比の大きい燃料集合体は、燃料集合体内に存
    在するウォータロッドの断面積が同一であり、前記第3
    燃料集合体に含まれる2種類の燃料集合体のうち減速材
    対燃料比の小さい燃料集合体は、燃料集合体内に存在す
    るウォータロッドの断面積が前記断面積より小さいこと
    を特徴とする原子炉の初装荷炉心。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記第1燃料集合体及び第2燃料集合体と、前記
    第3燃料集合体に含まれる2種類の燃料集合体のうち減
    速材対燃料比の大きい燃料集合体は、4本の燃料棒を除
    去して挿入される1本の太径のウォータロッドを有し、
    前記第3燃料集合体に含まれる2種類の燃料集合体のう
    ち減速材対燃料比の小さい燃料集合体は、2本の燃料棒
    を除去して挿入される2本のウォータロッドを有するこ
    とを特徴とする原子炉の初装荷炉心。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記第3燃料集合体に含まれる2種類の燃料集合
    体のうち減速材対燃料比の小さい燃料集合体は炉心の最
    外周部を除く内部に配置されていることを特徴とする原
    子炉の初装荷炉心。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の原子炉の初装荷炉心に
    おいて、前記第3燃料集合体に加え前記第2燃料集合体
    が減速材対燃料比の異なる少なくとも2種類の燃料集合
    体を含むことを特徴とする原子炉の初装荷炉心。
  11. 【請求項11】 同一のウラン平均濃縮度を有する複数
    の第1燃料集合体と、前記第1燃料集合体より低い同一
    のウラン平均濃縮度を有する複数の第2燃料集合体とを
    含む多種類の燃料集合体を組合せて構成される原子炉の
    初装荷炉心において、前記第1及び第2燃料集合体のう
    ち第2燃料集合体は減速材対燃料比の異なる少なくとも
    2種類の燃料集合体を含むことを特徴とする原子炉の初
    装荷炉心。
  12. 【請求項12】 同一のウラン平均濃縮度を有する複数
    の第1燃料集合体と、前記第1燃料集合体より低い同一
    のウラン平均濃縮度を有する複数の第2燃料集合体とを
    含む多種類の燃料集合体を組合せて構成される原子炉の
    初装荷炉心において、前記第2燃料集合体は少なくとも
    その一部が炉心の中央領域に配置されるとともに、その
    炉心の中央領域に配置された第2燃料集合体の減速材対
    燃料比は他の燃料集合体の減速材対燃料比より小さいこ
    とを特徴とする原子炉の初装荷炉心。
  13. 【請求項13】 ウラン平均濃縮度の異なる多種類の燃
    料集合体を組合せて構成される原子炉の初装荷炉心にお
    いて、前記多種類の燃料集合体のうち少なくとも一種類
    のウラン平均濃縮度を有する燃料集合体が減速材対燃料
    比の異なる燃料集合体を含むことを特徴とする原子炉の
    初装荷炉心。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の原子炉の初装荷炉心
    において、前記多種類の燃料集合体のうち最もウラン平
    均濃縮度が低く同一のウラン平均濃縮度を有する燃料集
    合体が前記減速材対燃料比の異なる燃料集合体を含むこ
    とを特徴とする原子炉の初装荷炉心。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の原子炉の初装荷炉心
    において、前記減速材対燃料比の異なる燃料集合体のう
    ちの減速材対燃料比の小さい燃料集合体は炉心の最外周
    部を除く内部に配置されていることを特徴とする原子炉
    の初装荷炉心。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7600661B2 (en) 2003-10-16 2009-10-13 Max Co., Ltd. Nailing machine and magazine

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