JPH07202694A - 信号調整回路 - Google Patents

信号調整回路

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JPH07202694A
JPH07202694A JP6311160A JP31116094A JPH07202694A JP H07202694 A JPH07202694 A JP H07202694A JP 6311160 A JP6311160 A JP 6311160A JP 31116094 A JP31116094 A JP 31116094A JP H07202694 A JPH07202694 A JP H07202694A
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/124Sampling or signal conditioning arrangements specially adapted for A/D converters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ADCに入力する入力アナログ信号を調整
し、ADCの変換精度を向上させる。 【構成】 第1アナログ値54は入力アナログ信号10
の変換に選択した時点57での瞬間値を表す。第2アナ
ログ値56は、所定値(零)にする。ホールド回路76
は、入力アナログ信号10の瞬間値を保持する。信号生
成回路80は、第2アナログ値56を生成する。出力回
路78は、瞬間値と所定値を選択的にADC70に供給
する。よって、ADC70に供給されるアナログ信号5
0は、第1所定期間58中は第1アナログ値54であ
り、第2所定期間60中は第2アナログ値56である。
これら回路は、ADC70をクロックするクロック信号
で同期がとられ、これによりADC70の信号入力間隙
は、第1所定期間58内に収められその中央に配置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ・デジタル変
換回路(ADC)とともに用いるのに適した回路に関
し、特にアナログ・デジタル変換回路を用いてアナログ
信号をデジタル符号化信号に変換する前に入力アナログ
信号を整え、ADCの変換精度を向上させる信号調整回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的なシステムや機器においては、ア
ナログ・デジタル変換回路(ADC)を設けることが必
要な場合が多く、これはアナログ信号を受けてデジタル
的に符号化した信号に変換する。例えばオシロスコープ
ではADCを用いることも多く、これによって入力アナ
ログ信号をデジタル情報に変換するので、こうした情報
をデジタル的に蓄積及び処理することができ、最終的に
はアナログ形式で表示することができる。
【0003】ADCは、理論的には入力アナログ信号の
選択した時点における瞬間的な値(瞬間値)をデジタル
的に符号化した信号に変換する。しかし、実際のADC
は信号入力間隙によって特徴づけられる。即ち、ADC
は、受けた入力アナログ信号の瞬間的な値を変換すると
いうより、ADCの信号入力間隙に対応し合致する期間
において入力アナログ信号に対して感度が良いのであ
る。この期間(信号入力間隙)中においても、入力アナ
ログ信号の値は変化するかもしれない。こうした値の変
化はすべてアナログ・デジタル変換(以下、単に変換と
もいう)に寄与するので、変換エラーが生じがちであ
る。これらエラーは、入力アナログ信号が信号入力間隙
中により激しく変化するほど重大な問題となるので、A
DCには変換周波数帯域幅が通常設けられることにな
る。また、こうしたエラーは、信号入力間隙が非線形関
数で表される場合にも大きな問題となる。
【0004】実際問題として、この問題は単にADCの
信号入力間隙を狭くするだけでは解決できない。より高
い周波数の信号を正確に変換できるようにすることは従
来から存在した課題であり、他の解決法がなければとに
かく信号入力間隙を狭めていくことが要求されるだろ
う。場合によっては信号入力間隙を狭めていくことも技
術的及び金銭的に可能であうが、不可能な場合もあり、
他の方法を探す必要がある。
【0005】こうした他の方法の1つとしては、信号調
整(conditioning)回路を用いてADCを入力アナログ
信号から独立にすることである。信号調整回路は、シス
テム又は機器が受け取った入力アナログ信号を受けてア
ナログ・デジタル変換回路に、入力アナログ信号に相当
するとともに正確な変換が容易な特性を有するアナログ
信号を供給する。一般に信号調整回路は、ADCの対応
する信号入力間隙中には実質的に値が変化しないアナロ
グ信号を供給するように設計されており、その値は変換
に選択された時点の瞬間的なアナログ信号の値(瞬間
値)を表す値である。このように信号調整回路を用いる
ことで、ADCそれ自身には変更を加えることなくAD
Cの有効な帯域幅を広げることができる。信号調整回路
は、一般にADCよりも比較的容易に高帯域幅で動作さ
せることができるので、これがこの方法の大きな長所と
なっている。
【0006】しかし、従来の信号調整回路には重大な限
界がある。このような従来の信号調整回路の1つとして
はトラック・ホールド(TH)回路があり、図4はその
動作を示している。TH回路は、トラック(追従)期間
14中は入力アナログ信号10(破線で示す)に追従
し、ホールド(保持)期間16中は入力アナログ信号1
0の瞬間値18を保持する。このときトラック期間14
はクロック周期(期間)12の一部であり、ホールド期
間16はクロック周期12の残りの部分である。あるク
ロック周期12における瞬間値18は、そのクロック周
期において遷移点20でトラック状態からホールド状態
にTH回路が遷移したときの入力アナログ信号の値を表
している。ホールド期間16中において、ADCはクロ
ックされると瞬間値18を保持してデジタル的に符号化
した信号(デジタル符号化信号)に変換する。図4では
各クロック周期におけるADCのクロッキング(clockin
g、クロック時点)をアスタリスク“*”22で示してい
る。この方法は、連続するクロック周期12で繰り返さ
れる。
【0007】このようにしてTH回路は、ADCに各ク
ロック周期12中、所定期間(ホールド期間16)中に
おいて実質的に変化しないアナログ信号(瞬間値18)
を供給する。しかし、ホールド期間16以外では、TH
回路は入力アナログ信号とともに変化するアナログ信号
10をADCに供給する。値がこのように変化すると、
特に高周波数においては重大である。ADCの信号入力
間隙がホールド期間から外れる程度にまでになると、変
換の値はこの変化を反映するようになり変換エラーが生
じるようになる。変換エラーは高周波数になるほど重大
になるので、これはADCを使用する際にその帯域幅が
制限されるという影響がでる。これらエラーは、信号入
力間隙が非線形関数で表される場合にさらに大きな問題
となる。
【0008】こうしたエラーを最小限にするため、AD
Cは一般にホールド期間16中にその信号入力間隙がホ
ールド期間16の中央に配置されるようにして各クロッ
ク周期12中にクロックされる。それでも信号入力間隙
がホールド期間16より長い限り、変換エラーは生じ
る。この場合、少なくとも信号入力間隙の末端部、即
ち、テイル(tail)はホールド期間16の外にまで広が
っている。この問題の解決法の1つは、信号入力間隙の
末端部(テイル)を捕らえるようにホールド期間16を
増加させることである。しかし、これはトラック期間1
4を減少させる点において限界がある。トラック期間1
4は、TH回路がトラック期間14から引き続くホール
ド期間16に遷移する遷移点20に達するまでに、TH
回路が入力アナログ信号10の現在値にまで立上って安
定するために充分な長さが必要だからである。
【0009】図5は、サンプリング及びフィルタを用い
た他の信号調整回路の動作を示している。詳しくは、19
91年IEEE国際ソリッド・ステート会議議事録第176〜
177頁のラッシュ(Rush)及びビルン(Byrne)によ
る「4GHz8ビット・データ取り込みシステム」を参
照されたい。このサンプル及びフィルタ(SF)回路
は、入力アナログ信号のサンプル30を周期的に取り、
その後これらサンプルを受動フィルタを用いて濾波す
る。サンプル30はインパルスと似ており、これらの持
続時間(パルス幅)は入力アナログ信号の瞬間値丁度ま
で立ち上がるのに充分な程度の長さである。受動フィル
タは、アナログ信号34を生成する。このアナログ信号
34は値が動的に変動し、サンプルの値に相当するピー
ク36を有している。受動フィルタは、そのピーク36
が比較的平らとなるように設計され、これによりサンプ
ルする値がホールド(保持)されたのとほぼ同等の効果
を得ている。サンプリング及び濾波を行うと入力アナロ
グ信号10の振幅を減少させるので、アナログ信号はま
ず増幅されその後ADCに供給され変換される。アナロ
グ信号34の変換においては、ADCの信号入力間隙が
その信号ピーク34に時間的な同期がとられる。
【0010】受動フィルタがないときには、ADCへの
入力信号はインパルス列に似たサンプル30となる。サ
ンプル30とサンプル30の間では、ADCへの入力信
号はほぼ零である。ADCの信号入力間隙を線形関数と
みなせる範囲においては、これら零入力は変換に重大な
影響を及ぼすことはない。よってADCの信号入力間隙
の中心をサンプル30に置くようにすれば、信号入力間
隙をサンプル周期(期間)38の2つ分の長さと同じに
できる。言い換えると、図5に示すSF回路のサンプル
周期38は図4に示したTH回路のクロック周期12に
等しいので、SF回路ではTH回路と比較して、約4倍
の長さの信号入力間隙を有するADCを使用できる(た
だし、もしホールド期間16がクロック周期12の半分
より大きくなっていると、多少短くなる)。即ち、より
動作の遅いADCを使用できることになる。
【0011】しかし、振幅の異なるインパルスを変換す
る際には、典型的にはADCの信号入力間隙の感度特性
は顕著な非線形性を示すので、変換エラーが生じる。よ
ってSF回路ではアナログ信号34を形成するのに受動
フィルタを使用し、非線形性を緩和する。フィルタそれ
自身が信号入力間隙を有するので、ADCの信号入力間
隙はサンプル期間38の2つ分より短く、さらにフィル
タの信号入力間隙よりも短くなければならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】SF回路には長所もあ
るが、同時に重大な欠点もある。それはSF回路が通常
ADCといっしょに集積回路上に組み込むことができな
い精巧なフィルタを必要とし、またアナログ信号を増幅
する増幅器を必要とすることである。さらに最も重大な
欠点は、SF回路がアナログ信号を変化させつつある時
点で信号の変換を行う点である。アナログ信号34のピ
ーク36は、ほぼ平らであるといってもやはり曲線を描
いているので、アナログ信号34の値には信号入力間隙
中において幅があり、この値の幅がアナログ・デジタル
変換にすべて寄与するので、非線形性が原因の重大な変
換エラーが生じやすい。よってこれらエラーを考慮しな
いとすると、重大な問題である。逆にこれらエラーを考
慮しようとすると、ADCとともに信号調整回路の応答
特性を調整する必要があり、こうした情報を元にADC
の出力に数値変換用(look-up)テーブルや補間装置と
いった補正手段を付加する必要がある。
【0013】そこで本発明の目的は、入力アナログ信号
をADCでアナログ・デジタル変換する前に必要な信号
の調整を効果的に行う信号調整回路を提供することであ
る。
【0014】本発明の目的は、ADCに入力する入力ア
ナログ信号を調整し、ADCの変換精度を向上させる信
号調整回路を提供することである。
【0015】本発明の目的は、ADCに入力する入力ア
ナログ信号を調整し、ADCの変換エラーを低減できる
信号調整回路を提供することである。
【0016】本発明の目的は、ADCの信号入力間隙中
において、変換に選択した時点における入力アナログ信
号の瞬間値を表すアナログ値が実質的に不変な信号をA
DCに供給し、ADCの変換の精度を向上させることが
できる信号調整回路を提供することである。
【0017】本発明の目的は、ADCの信号入力間隙中
において、変換に選択した時点における入力アナログ信
号の瞬間値を表すアナログ値が実質的に不変で、よって
入力アナログ信号の変化が変換に不要な影響を与えない
信号をADCに供給できる信号調整回路を提供すること
である。
【0018】本発明の目的は、ADCの信号入力間隙中
において、変換に選択した時点における入力アナログ信
号の瞬間値を表す実質的に不変な第1アナログ値又は零
等の所定の第2アナログ値を選択的にADCに供給する
ことにより、入力アナログ信号の変化がADCでの変換
に不要な影響を与えないようにする信号調整回路を提供
することである。
【0019】本発明の目的は、ADCの通常の変換周波
数帯域幅から外れた周波数の入力アナログ信号でも、A
DCが精度良くアナログ・デジタル変換することを可能
にする信号調整回路を提供することである。
【0020】本発明の目的は、単一の集積回路にADC
といっしょに容易に組込み可能な信号調整回路を提供す
ることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の信号調整回路
は、ADCのアナログ・デジタル変換がトリガされる各
クロック周期中の第1所定期間中に第1アナログ値を供
給し、第2所定期間中に第2アナログ値供給する。第1
アナログ値は、入力アナログ信号の変換用に選択した時
点の瞬間値を表している。第2アナログ値は所定値であ
り、好適には零に設定される。第1及び第2所定期間の
長さは、同じでも良いし異なっていても良い。これらが
まとまってクロック周期を構成する。
【0022】信号調整回路は、次のような回路で構成さ
れる。ホールド回路は、変換用に選択した時点での入力
アナログ信号の瞬間値をホールドする。信号生成回路
は、所定の第2アナログ値を生成する。出力回路は、瞬
間値又は所定値を選択的にADCに出力する。ホールド
回路、信号生成回路及び出力回路は、ADCを駆動する
クロック信号で同期がとられる。ホールド回路は、上述
したような従来のトラック・ホールド回路で構成しても
良い。
【0023】アナログ・デジタル変換は、ADCの信号
入力間隙が第1所定期間中に実質的に収まるように若し
くはその中央にくるように、又はこのどちらをも満たす
ように同期がとられる。ADCの信号入力間隙が第1所
定期間に収まっている限りにおいては、デジタル符号化
信号は入力アナログ信号の瞬時値のみを反映して生成さ
れる。
【0024】ADCの信号入力間隙の一部が第1所定期
間外にまで広がっている場合においては、信号入力間隙
は第1所定期間と隣接する2つの第2所定期間の内には
完全に収まっている。この場合、信号入力間隙の特性が
線形関数で示される範囲においては、デジタル符号化信
号は入力アナログ信号の瞬間値に第2アナログ値(好適
には零)の寄与を加算した値を反映して生成される。さ
らにADCの信号入力間隙の特性が非線形で示される場
合においても、ADCは入力アナログ信号の瞬間値及び
第2アナログ値の非線形の(しかし所定の)組み合わせ
を反映してデジタル符号化信号を生成することになる。
どの場合においても、第2アナログ値が所定値であるた
め、変換用に選択した時点前後での入力アナログ信号の
変化はADCのデジタル符号化信号に影響しない。
【0025】
【実施例】図2は、本発明の信号調整回路の動作を示す
図である。信号調整回路は、入力アナログ信号10を受
けて、この信号からクロック周期52を有するクロック
信号100の制御に従ってアナログ信号50を生成す
る。各クロック周期において、アナログ信号50には第
1アナログ値54及び第2アナログ値56がある。所与
のクロック周期52と対応する第1アナログ値54は、
クロック周期52中の所定の選択した時点57での入力
アナログ信号50の瞬間値に相当している。第2アナロ
グ値56は、後述するように所定値であり、連続するク
ロック周期52でも同じ値である。
【0026】アナログ信号50は、第1所定期間58に
おいて第1アナログ値54を有し、第2所定期間60に
おいて第2アナログ値56を有する。各クロック周期に
おける第1及び第2所定期間58及び60の間では、夫
々の第1及び第2アナログ値54及び56は一定であ
る。つまり、夫々のピークは実質的に平ら(フラット)
である。第1及び第2所定期間58及び60の合計は、
クロック周期52と実質的に同じである。図2に示すよ
うに第1及び第2所定期間58及び60の持続時間をほ
ぼ同じにしてもよいが、必ずしも同じにする必要はな
い。
【0027】図2に示すように、第1所定期間58と第
2所定期間60との間の遷移はほぼ瞬間的に行われる。
しかし、この遷移は必ずしも瞬間的でなくても良く、有
限な時間で行っても良い。好適には、遷移に要する時間
は各所定期間58及び60と比較して相対的に十分に短
い方が良い。重要なことは、第1及び第2アナログ値5
4及び56の間の遷移が相対的に短い時間で行われるこ
とである。
【0028】こうして生成されたアナログ信号50は、
ADC70に供給される。ADC70は、一般に各クロ
ック周期52中にクロックされ、第1アナログ値54で
表される入力アナログ信号10の瞬間値をデジタル符号
化信号72に変換する。図2では、ADCのクロックさ
れる時点が各クロック周期52中にアスタリスク”*”
22で示されている。
【0029】ADC70の特性は、その信号入力間隙の
持続時間及び特性曲線で特徴づけられる。図3は信号入
力間隙62の特性曲線の例を示しており、時間tbで主
要部(最大振幅領域)64が現れ、時間ttでテイル
(振幅の小さい末端又はすそ)が現れる。図3の水平軸
は、ADC70がアナログ信号50をデジタル符号化信
号72に変換する命令を受けた時点に対する相対的な時
間を示す。信号入力間隙62の持続時間中において、ア
ナログ信号50はADC70にとって有効な入力となり
アナログ・デジタル変換される。
【0030】理想的にはデジタル符号化信号72は、信
号入力間隙の持続時間中におけるアナログ信号50の値
の線形な組み合わせ、つまり、加重平均を表す。このと
き、図3の垂直軸方向に関する信号入力間隙の特性曲線
は、時間に対する重み関数の値を示している。デジタル
符号化信号72は、言い換えると、アナログ信号50と
信号入力間隙の重み関数との積を時間に関して積分した
ものである。しかし、実際のデジタル符号化信号72
は、信号入力間隙の持続時間中におけるアナログ信号5
0の値の非線形な組み合わせを表す。この非線形の場合
では、信号入力間隙の特性曲線がアナログ信号50に対
するADCのデジタル符号信号72の時間に関する相対
的な感度を示している。よって、ADCの変換は、信号
入力間隙62に対応し合致する期間についてだけ有効に
なる。
【0031】変換エラーを最小限に抑えるためには、各
クロック周期52において信号入力間隙62が第1所定
期間58内に含まれるようにADCをクロックするのが
良い。ADCの信号入力間隙が第1所定期間58内に含
まれる(収まる)範囲においては、ADCが生成するデ
ジタル符号化信号は、各クロック周期12内の第1アナ
ログ値54で示される入力アナログ信号の瞬間値のみを
反映する。
【0032】しかし、もし信号入力間隙62の持続時間
が第1所定期間58の持続時間より大きいと、信号入力
間隙62は第1所定期間58の外にまで広がってしま
う。この場合、変換エラーを最小にするために、信号入
力間隙62を第1所定期間58の中央にくるようにして
ADCをクロックするのが好適である。特に、連続する
クロック周期52において入力される多様な入力アナロ
グ信号10対して、信号入力間隙62の特性曲線下側の
最大領域を第1所定期間58内に収めるようにして、信
号入力間隙62を第1所定期間58の中央にくるように
しADCをクロックするとよい。つまり例えば、テイル
66の末端(又は先端)だけ第1所定期間58の外まで
広がっているようにすれば良い。また、信号入力間隙6
2を第1所定期間58及び隣接する2つの第2所定期間
60を合計した期間内に完全に収まるようにして、信号
入力間隙62を第1所定期間58の中央にくるように配
置しても良い。つまり、第1所定期間58の前後にはみ
出した信号入力間隙62の特性曲線の領域の量は、零又
は少なくとも最小限に維持するようにするのが望まし
い。
【0033】変換エラーは、また第2アナログ値の所定
値を適切に選択することによっても低減することができ
る。第2アナログ値56は、できれば零であることが望
ましい。この場合、テイル66が第1所定期間58の外
の第2所定期間60にまで広がっていても、第2アナロ
グ値56によって信号入力間隙62で記述される加重平
均に零が加算されるだけなので、ADCの利得を低下さ
せることになり、変換が改善される。従って、ADCの
信号入力間隙62が線形関数で記述される限りにおい
て、変換の精度に重大な影響を及ぼすことがない。仮に
信号入力間隙62が隣接する第2所定期間60にまで広
がっていたとしても、ADCの変換には夫々対応する選
択された時点57における入力アナログ信号10の瞬間
値だけが反映され、入力アナログ信号10の他の値は何
等反映されないことに注意されたい。
【0034】ADCの信号入力間隙62が非線形関数で
記述される場合まで考えると、第2アナログ値56よる
出力への影響によって変換エラーが生じることがある。
しかし、こうした変換エラーは、信号入力間隙62がそ
の特性曲線下側の最大振幅領域64を第1所定期間58
内に収めるように第1所定領域58の中央に配置される
ことによって、言い換えると、テイル66だけが隣接す
る第2所定期間60にまで広がるようにすることによっ
て、軽微なものになっている。この広がっているテイル
66の特性曲線下側の領域が充分に小さいか若しくはA
DCの信号入力間隙62が充分に線形であるか又はこれ
らの両方である場合では、信号入力間隙62は最大で第
1所定期間及び2つの第2所定期間を合計した長さを有
し、重大な変換エラーを起こすことがない。よって、本
発明の信号調整回路によれば、ADCの公称変換帯域を
越える周波数の入力アナログ信号をアナログ・デジタル
変換するときでも変換精度が向上する。
【0035】図1は、ADC70に接続された本発明に
よる信号調整回路の好適実施例のブロック図である。A
DC70は、出力ポート74にアナログ信号を表すデジ
タル符号化信号72を生成する。ADCは、フラッシュ
型変換器など、アナログ・デジタル変換にあたっての信
号入力間隙の持続時間が比較的短いものが好適である。
図1では信号調整回路をADC70に接続して使用して
いるが、クロック動作アナログ・メモリのようなクロッ
ク信号に同期して入力アナログ信号をサンプルするデバ
イス、さらには上述の信号入力間隙に相当するものがあ
るデバイスならば、本発明の信号調整回路を適用できる
ことに注意されたい。
【0036】信号調整回路は、第1アナログ値54をホ
ールド(保持)するホールド回路76を有している。さ
らに図1に示すように回路76は、好適にはトラック・
ホールド回路として機能してもよい。トラック・ホール
ド回路76は、出力回路78の第1入力ポート79で出
力回路78に接続される。信号生成回路80は、第2ア
ナログ値56を生成し、出力回路78の第2入力ポート
81で出力回路78に接続される。出力回路78はAD
Cに接続され、第1アナログ値54及び第2アナログ値
56を有するアナログ信号50を供給する。
【0037】信号調整回路はバッファ回路82を有して
も良く、その入力ポート84は入力アナログ信号10を
受け、その出力ポート86はトラック・ホールド回路7
6に接続される。バッファ回路82は入力アナログ信号
10を緩衝してトラック・ホールド回路76に供給し、
クロックされたときに生じるトラック・ホールド回路7
6の入力インピーダンス及び電流の変化によって、入力
ポート84で受けた入力アナログ信号10に乱れが生じ
るのを防止する。
【0038】トラック・ホールド回路76は、スイッチ
88を有する。スイッチ88の入力ポート90は、バッ
ファ回路82の出力ポート86に接続される。スイッチ
88の出力ポート92は、接地されたコンデンサ94の
非接地側及び出力回路78の第1入力ポート79に並列
に接続される。スイッチ88は、クロック信号100
(CLKで示す)に結合され制御される。クロック信号
100に応じて第2所定期間60の開始時点でスイッチ
88が閉じると、コンデンサ94は入力アナログ信号1
0を充電し、所定の選択時点57まで入力アナログ信号
10をトラック(追従)する。クロック信号100によ
りスイッチ88が選択時点57で開くと、コンデンサ9
4は第1アナログ値54をホールド(保持)して出力回
路78に供給するので、第1アナログ値54はこの時点
おける入力アナログ信号10の瞬間値を表す。
【0039】トラック・ホールド回路76には、ストロ
ーブ・ダイオード・ブリッジ、電界効果トランジスタ又
はスイッチ型帰還相互コンダクタンス増幅器等をスイッ
チ88の代わりに使用しても良いことに注意されたい。
また、トラック・ホールド回路76にスイッチ型帰還相
互コンダクタンス増幅器を用いたときに、これを積分回
路に接続するとともに、積分回路から帰還を受けるよう
にしても良い。さらには、トラック・ホールド回路76
は周知の種々の回路で構成することが可能である。
【0040】図1からわかるように出力回路78には、
入力電流の小さい高速増幅器を用いるのが好適である。
出力回路78は制御入力端83を有し、これがクロック
信号の入力を受けるインバータに接続される。出力回路
78は、クロック信号100を反転した反転クロック信
号(/CLK)104の制御に従って、アナログ信号5
0を出力する。クロック信号100によりトラック・ホ
ールド回路76のスイッチ88が閉じたときには、反転
クロック信号104により出力回路78が信号生成回路
80で生成された第2アナログ値56をADC70に供
給する。クロック信号100によりスイッチ88が開い
たときには、反転クロック信号104により出力回路7
8がトラック・ホールド回路76のコンデンサ94でホ
ールドされた第1アナログ値54をADC70に供給す
る。
【0041】図1では簡単のため、出力回路78と信号
生成回路を分離して記載しているが、これらを2つの利
得を選択可能な単一の増幅器で構成しても良い。このと
き、第1の利得を第1アナログ値54に使用し、第2の
利得を第2アナログ値に使用する。このような増幅器に
おいて、第2アナログ値56を実質的に零とするため
に、これに使用する利得を零に設定することにより、第
2アナログ値56を生成する。零の利得は、一般に信号
経路の増幅段をオフにするか、又は2つの平衡な信号経
路の一方を反転してこれらの出力を合算することによっ
て生成される。反転クロック信号104を上述の利得切
換え型増幅器で構成した出力回路78に印加すると、増
幅器の切換え可能な2つの利得のどちらかが選択され、
アナログ信号50が出力される。利得を選択的に切換え
可能な増幅器、特に利得零を選択可能な増幅器は、種々
のものが周知である。
【0042】信号調整回路は同期回路110を有しても
良く、その出力端はADC70に接続され、そのクロッ
ク入力端でクロック信号100を受ける。同期回路11
0はADC70をクロックし、これによってADC70
は図2のアスタリスク22で示されるクロック時点にお
いてアナログ信号50をアナログ・デジタル変換する。
なお、装置の設計、特にADCの設計によって、同期回
路はなくても良い場合もある。重要なことは、各クロッ
ク周期52において、トラック・ホールド回路76及び
ADC70を同期させ、条件に応じて上述のようにAD
Cの信号入力間隙を第1所定期間58に収めるか若しく
はその中央に配置するか、又はこれら両方を満たすよう
にすることである。また、信号調整回路は、差動動作の
技術を用いて実現しても良いことに注意されたい。
【0043】ADC70が出力するデジタル符号化信号
72は、オシロスコープなどの機器ですぐにも使用でき
る形態になっている。即ち、デジタル符号化信号72
は、デジタル的に蓄積及び処理可能で、表示装置でアナ
ログ信号を再構成できる。また、デジタル符号化信号7
2は、コンピュータ・バス等のデジタル的なシステムに
送ることもできる。加えて、回路の構成が簡素なため、
ADCといっしょに単一の集積回路に容易に組み込むこ
とができる。このように一体化して組み込めば、独立に
分離してものを接続して回路を実現した場合に生じがち
なハイブリット回路や印刷基板のトレースの表皮損失な
どによる特性の劣化を最小限に抑えることができる。
【0044】以上、本発明の好適実施例を説明したが、
本発明はここに説明した実施例のみに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応じて
種々の変形及び変更を実施し得ることは当業者には明ら
かである。
【0045】
【発明の効果】本発明の信号調整回路によれば、ADC
などの信号入力間隙中に入力アナログ信号の瞬間値を供
給する必要のある回路に対して、その信号入力間隙中に
ほぼ一定の値を第1アナログ信号を供給し、それ以外の
期間では所定値の第2アナログ信号を供給するので、入
力アナログ信号の変動によって生じるエラーを防止でき
る。また、本発明の信号調整回路は構成が簡素なので、
ADCなど他の回路といっしょに集積回路に組込むこと
が容易で、よって小型化及び配線の短縮による信号劣化
の低減といった効果を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号調整回路の一実施例のブロック図
である。
【図2】本発明の信号調整回路の動作を示す図である。
【図3】ADCが有する信号入力間隙の特性曲線の例を
示す図である。
【図4】従来の信号調整回路の例における動作を示す図
である。
【図5】従来の信号調整回路の他の例における動作を示
す図である。
【符号の説明】
10 入力アナログ信号 12 クロック周期 14 トラック期間 16 ホールド期間 18 瞬間値 20 遷移点 22 クロック時間 24 アナログ信号 30 サンプル 34 アナログ信号 36 ピーク 38 サンプル期間 50 アナログ信号 52 クロック周期 54 第1アナログ値 56 第2アナログ値 58 第1所定期間 60 第2所定期間 62 信号入力間隙 64 信号入力間隙特性の主要部 66 テイル 70 アナログ・デジタル変換回路 72 デジタル符号化信号 74 出力ポート 76 トラック・ホールド回路 78 出力回路 79 出力回路の第1入力ポート 80 信号生成回路 81 出力回路の第2入力ポート 82 バッファ回路 83 出力回路の制御入力端 84 入力ポート 86 出力ポート 88 スイッチ 90 入力ポート 92 出力ポート 94 コンデンサ 100 クロック信号 102 インバータ 104 反転クロック信号 110 同期回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アナログ信号を表すデジタル符号化
    信号を生成するアナログ・デジタル変換手段に上記入力
    アナログ信号を調整して供給する信号調整回路であっ
    て、 上記入力アナログ信号の所定時点における振幅を表す第
    1アナログ値を第1所定期間中において保持するホール
    ド手段と、 所定値を有する第2アナログ値を生成して第2所定期間
    中に供給する信号生成手段と、 上記第1所定期間中は上記第1アナログ値を、上記第2
    所定期間中は上記第2アナログ値を上記アナログ・デジ
    タル変換手段に供給する出力手段とを具える信号調整回
    路。
  2. 【請求項2】 上記第2アナログ値の上記所定値が零で
    あることを特徴とする請求項1記載の信号調整回路。
  3. 【請求項3】 上記アナログ・デジタル変換手段は信号
    入力間隙中にクロック信号でクロックされてアナログ・
    デジタル変換を行い、上記ホールド手段は上記クロック
    信号と同期が取られ、上記信号入力間隙が上記第1所定
    期間中に収まることを特徴とする請求項1又は2記載の
    信号調整回路。
  4. 【請求項4】 上記アナログ・デジタル変換手段は信号
    入力間隙中にクロック信号でクロックされてアナログ・
    デジタル変換を行い、上記ホールド手段は上記クロック
    信号と同期が取られ、上記信号入力間隙が上記第1所定
    期間の中央に配置されることを特徴とする請求項1又は
    2記載の信号調整回路。
  5. 【請求項5】 上記アナログ・デジタル変換手段は信号
    入力間隙中にクロック信号でクロックされてアナログ・
    デジタル変換を行い、上記ホールド手段及び上記信号生
    成手段は上記クロック信号と同期が取られ、上記信号入
    力間隙が上記第1所定期間及び該第1所定期間に隣接す
    る2つの上記第2所定期間で定まる期間中に完全に収ま
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の信号調整回
    路。
  6. 【請求項6】 上記ホールド手段は、上記所定時点まで
    上記入力アナログ信号をトラックするトラック・ホール
    ド手段であることを特徴とする請求項1、2、3、4又
    は5記載の信号調整回路。
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