JPH0720240B2 - 画像作成装置 - Google Patents

画像作成装置

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JPH0720240B2
JPH0720240B2 JP60166113A JP16611385A JPH0720240B2 JP H0720240 B2 JPH0720240 B2 JP H0720240B2 JP 60166113 A JP60166113 A JP 60166113A JP 16611385 A JP16611385 A JP 16611385A JP H0720240 B2 JPH0720240 B2 JP H0720240B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明の説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術(第10図〜第12図) D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図、第2図) F 作用 G 実施例(第3図〜第9図) G1 ビデオテックス画像作成装置の説明(第1図,第2
図) G2 コーディング処理の説明 G3 RECTANGLEコマンドによるコーディング処理の説明
(第3図) G4 座標データセーブの説明(第4図) G5 座標データをPDIコードに変換する説明(第5図) G6 描画の説明(第8図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明はNAPLPS方式のようなビデオテックス用画像処
理装置に適用して好適な画像作成装置に関する。
B 発明の概要 この発明はNAPLPS方式のようなビデオテックス用画像処
理装置に適用して好適な画像作成装置に関し、特に処理
すべき画像領域を点(POINT)、線(LINE)及び矩形(R
ECTANGLE)の各幾何図形コマンドに変換してコーディン
グするようにしたものである。特に、矩形領域は、垂直
ライン単位で順次線分化し、最初の線分の始点および終
点の座標データを一次ストアすると共に、その線分に隣
接する線分の始点及び終点の座標データを比較し、始点
及び終点のいずれかの座標データが相違したとき、相違
する座標データのみすでにストアされた線分の座標デー
タに代えてストアすることにより、この新たにストアさ
れた座標データと上記最初の線分の座標データのうち上
記操作によって変更されない座標データとを、これら座
標データによって区画される矩形領域の座標データとし
てRECTANGLEコードに変換するようにしたものである。
このようなコーディング処理を実行すると、その描画時
間を従来よりも大幅に短縮することができる。
C 従来の技術 コンピュータ技術と通信技術とを融合させた双方向画面
情報通信システムすなわちビデオテックスが知られてい
る。
このビデオテックスの表示方式は、いくつか知られてい
るが、その一つとして例えばNAPLPS方式がある。この方
式は図形の情報は後述するような幾何図形コマンドで表
現して、これをコート化するものである。
NAPLPS方式のコードには大きくわけて制御セットと図形
セットがあり、図形セットは英字、数字、記号などの基
本キャラクタセット、図形記述命令であるPDIセット、
その他からなる。
NAPLPS方式の特徴はこのPDIセットにあり、これは画像
の構成要素を点、線、弧、四角形、多角形の5つの基本
的幾何図形に分けて記述し、大きさや位置、座標、色彩
は数値で指定して表示するものである。
そして、このPDIセットには次のような6種類のジオメ
トリック・グラフィック・プリミティブと呼ぶ作図命令
がある。
POINT:点を打つ LINE:線を引く ARC:円弧を描く RECTANGLE:矩形を描く POLYGON:多角形を描く INCREMENTAL:小さな図形で描く 画像データは、原画像がこのPDIセットの図形コード及
びその属性コードや制御コード、また制御セットのコー
ドに描画作業順に時系列データとしてコード変換された
もので、デコード時はその時系列の順番にコードがデコ
ードされて画像が描画されて再現される。
このNAPLPS方式によれば、1ドット毎にコード化して伝
送するものに比べて、伝送画像情報量を大幅に削減する
ことができ、伝送効率の高い画像伝送ができるとともに
位置座標のデータは縦方向、横方向における相対座標で
あるので端末側の解像度に応じたきめ細かさで画像が表
示されるという特長がある。
D 発明が解決しようとする問題点 ところで、ある入力画像をコーディングする場合、NAPL
PS方式では一般に、INCRIMENTAL POINTのコマンドを使
用するか、POLYGONコマンドを使用している。
POLYGONコマンドを使用して画像をコーディングするに
は、次のような手順をとる。
すなわち、先ずコーディングすべき画像領域の包括領域
を検出し、そののちこの包括領域がなくなるように領域
を分割し、分割された各領域をコード化する。
第10図に示すような画像領域の場合には、特に包括領域
が存在しないので、包括領域の検出は不要であるが、第
11図Aに示すような画像領域の場合には包括領域が存在
するので、このような画像領域を対象とする場合には、
上述したように包括領域を検出し、そののちこの包括領
域が存在しなくなるように領域を分割する。例えば、第
11図Bに示すように複数の領域S1、S2に分割する。
このように、複数の領域に分割したのちに、夫々の領域
を幾何図形コマンドのコードに変換するものである。
そして、このような手順でコーディングされた幾何図形
コマンドに基づく描画は、POLGONコマンドを使用して次
のように行う。
例えば、第12図に示すような描画を実行しようとする
と、第1に同図Aに示すように、与えられた頂点〜
の各座標データ(X,Y座標データ)より、その境界線を
描画し(同図B)、この描画と同時に描画フラグを立て
る(同図C)。描画フラグを立てる位置は斜線図示のよ
うに領域の各変曲点の位置と、この変曲点を含むY方向
のラインの各座標位置である。
次に、与えられた頂点の各座標データにおいて、X座標
の最小値をX1、最大値をX2、Y座標の最小値をY1、最大
値をY2としたとき、Y=Y1として、X座標データの値を
X1から順次1つづつ増加しながら、上述のフラグを走査
して、フラグのうち奇数番目のフラグから次のフラグま
での間のラインを描画する。この描画が終了すると、今
度はY座標データの値を1つづつ順次増加させながら、
Y2になるまで、上述の描画操作を各ラインごとに順次繰
り返す。このような描画操作によって、同図Dに示すよ
うな画像を描画することができる。
このように、従来の描画は第12図に示すようになってい
るので、描画時間がかる欠点がある。
そこでこの発明は、描画時間の短縮を図ることのできる
画像作成装置を提案するものである。
E 問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するため、この発明ではコーディン
グ処理用のコマンドとして、INCRIMENTALコマンド、POL
YGONコマンドの他にRECTANGLEコマンドを用意し、RECTA
NGLEコマンドを選択した場合には、点及び線以外の画像
領域を矩形化して全てRECTANGLEコマンドに変換する。
F 作用 この構成による場合で矩形領域をコーディング処理する
には垂直ライン単位で順次線分化し、最初の線分の始点
および終点の座標データを一次ストアする。
その線分に隣接する線分の始点及び終点の座標データを
比較し、始点及び終点のいずれかの座標データが相違し
たとき、相違する座標データのみすでにストアされた線
分の座標データに代えてストアする。
この新たにストアされた座標データと上記最初の線分の
座標データのうち上記操作によって変更されない座標デ
ータとを、これら座標データによって区画される矩形領
域の座標データとしてRECTANGLEコードに変換する。
その場合の描画は、Y=Y1(Y座標データの最小値)と
して、XをX1(X座標データの最小値)から順次増加し
てX2(X座標の最大値)までその対応するラインを描画
する。次に、Yを1つづつ増やしながら、描画ラインを
順次変更してY2(Y座標の最大値)となるまで、上述の
描画操作を繰り返す。この処理で画像を描画する。
このような描画を達成できるのは、点及び線以外の画像
は全て矩形化し、同一矩形の場合はその対角2頂点の座
標のみデータをコード化したためである。
従って、矩形化された領域を描画すると、従来のように
POLYGONコマンドを使用した描画の場合よりも、その描
画時間を大幅に短縮することができる。
G 実施例 G1 ビデオテックス画像作成装置の説明 第1図はこの発明の要部の構成の一例を示すもので、
(1)はビデオRAM、(2)はコーディング及び描画手
段、(3)はディスプレイ、(4)はディスプレイコン
トローラ、(5)はビデオRAM(1)のアドレスをディ
スプレイ(3)の画面上のカーソル位置に応じて指定で
きる座標入力手段、(6)はバッファRAM、(7)はビ
デオRAM(1)及びバッファRAM(7)のメモリコントロ
ール手段である。
第2図はこの発明装置をビデオテックス画像作成装置に
適用した場合の一例で、この例では装置は入力カラー画
像情報を1画面分毎のデータに変換するフレームデータ
作成部(100)と、その1画面分毎のデータからビデオ
テックス画像データを作成するビデオテックス装置部
(200)とからなる。
フレームデータ作成部(100)において、(101)はアナ
ログカラービデオ信号の入力端子で、ビデオカメラ、VT
R、ビデオテックス等のカラービデオ信号の発生源(1
0)からのNTSCカラービデオ信号がこの入力端子(101)
を通じてNTSCデコーダ(102)に供給されてデコードさ
れ、3原色信号R,G,Bとしてこれより得られる。
また(103)は3原色信号R,G,Bの入力端子で、マイクロ
コンピュータ等の画像情報作成装置よりの3原色ビデオ
信号R,G,Bの発生源(20)からこの入力端子(103)を通
じてフレームデータ作成部(100)にこの3原色信号が
入力される。
そしてNTSCデコーダ(102)からの3原色信号と入力端
子(103)からの3原色信号が入力選択回路(104)によ
って選択されて取り出され、その選択出力がA/Dコンバ
ータ(105)に供給される。このA/Dコンバータ(105)
においては1サンプル毎に3原色信号R,G,Bを夫々4ビ
ットのデータとして1サンプル(1ドット)を12ビット
のデジタル信号に変換する。この12ビットのデジタル信
号はフィールドメモリ(106)に供給されて1フィール
ド分づつこのメモリ(106)に書き込まれる。
このフィールドメモリ(106)の書き込み及び読み出し
は後述するようにビデオテックス装置部(200)のマイ
クロコンピュータ(201)からの指令により行われるも
のである。また、入力選択回路(104)の切り換えも同
様にビデオテックス装置部(200)側からのコマンドに
より行われるようにされている。(108)はそのタイミ
ングをコントロールするためのタイミングコントロール
回路である。
したがって、フィールドメモリ(106)からは1フィー
ルド単位の信号が得られ、これがD/Aコンバータ(107)
によりアナログ3原色信号R,G,Bに戻され、これがビデ
オテックス装置部(200)のセレクタ(231)を通じてモ
ニタ受像機(230)に供給されてその画像が画面に映出
される。
ビデオテックス装置部(200)においてはマイクロコン
ピュータ(201)が設けられる。
即ち、(202)はそのCPUであり、(203)は後述するよ
うなデータ処理のプログラムが記憶されているROMであ
り、また(204)はワークエリア用のRAMである。さらに
(205)はデータバスである。
また、(211)はフレームデータ作成部(100)からの1
ドット12ビットのデジタルデータを取り込むためのバッ
ファRAMである。
(212)はこのバッファRAM(211)に取り込まれた1画
面分のデータに対し、後述するようにして作成された16
色のカラーパレットによって各ドットの色を表すデータ
に変換された変換デジタルビデオデータが記憶されるビ
デオRAMである。
この場合、このビデオRAM(212)にはフレームデータ作
成部(100)よりのビデオデータの他に、このビデオデ
ータに対し操作者の意図する処理をなすための複数のコ
マンドをメニュー表として画面上に表すためのメニュー
データが記憶されている。なお、このコマンドメニュー
はコマンドをタブレット(216)で選択するときのみ画
面上に表れるようにされており、通常はほぼ画面全体に
データ画像が表される。
(213)はこのビデオRAM(212)のコントローラであ
り、夫々データバス(205)と接続されている。
(214)はカラーパレットメモリで、これには後述する
ようにして設定された16色のビデオデータ、即ち3原色
信号R,G,Bが夫々4ビットのデジタル信号で表現される
データが16色分記憶されている。
また、(215)はビデオRAM(212)に記憶されている変
換デジタルビデオデータから幾何図形コード及びその属
性コードからなるNAPLPS方式のPDIコードに変換された
データを記憶するRAMである。
(216)は外部入力装置としてのタブレットで、このタ
ブレット(216)はモニタ受像機(230)の画面上の位置
を指定する座標入力装置である。この座標入力装置とし
てはいわゆるマウスその他の入力装置であってもよい。
このタブレット(216)で前述のコマンドメニューの一
つのコマンドを選択すれば、そのコマンドが実行される
ようにされるものである。即ち、ビデオRAM(212)のア
ドレスをこのタブレット(216)上でスタイラスによっ
て指定することができるようにされており、スタイラス
で指定した画面上の位置はカーソルにより画面中に表示
される。このタブレット(216)はインターフェース(2
21)を介してデータバス(205)に接続されている。
(217)はフロッピーディスクで、RAM(215)に記憶さ
れている1画面分毎のNAPLPSコードを記憶しておき、ま
たこれらから読み出すことができるようにされているも
ので、これもインターフェース(222)を介してデータ
バス(205)と接続されている。
(218)はモデムであり、RAM(215)のNAPLPSコードを
変調して、例えば電話線を通じて送信するようにするも
ので、これもインターフェース(223)を介してデータ
バス(205)と接続されている。
そして、(220)はフレームデータ作成部(100)からの
1画面分のデジタルビデオデータを取り込むためのイン
ターフェースであり、これを通じてデータバス(205)
に供給されたビデオデータはバッファRAM(211)に生デ
ータとして先ず取り込まれる。
以上のように構成されるビデオテックス装置において、
先ずフレームデータの作成部(100)のフィールドメモ
リ(106)よりビデオテックス装置(200)において、タ
ブレット(216)によりメニュー上で選択された指令に
応じて1画面分のビデオデータがインターフェース(22
0)を介してデータバス(205)に取り込まれる。
こうして取り込まれたデータはバッファRAM(211)に転
送されて一時ストアされる。
そして、このバッファRAM(211)に取り込まれたデータ
から各ドット毎の色の出現頻度がROM(203)のプログラ
ムに従って求められ、その頻度数の高い色から順に上位
16色のデジタルビデオデータ(12ビット)がカラーパレ
ットメモリ(214)に書き込まれる。
こうして、カラーパレットメモリ(214)に記憶された
全画面の画像データから自動的に選ばれた16色のデータ
によってバッファRAM(211)の生データの各ドットの色
が再色付けされる。
この場合、各ドットの情報がバッファRAM(211)のビデ
オデータの元の色に対し最も近いカラーパレットメモリ
(214)の16色の内の1色のデータに変換され、その変
換テーブルのデータがビデオRAM(212)に各ドットのデ
ータとして書き込まれる。即ち、このビデオRAM(212)
に記憶されるデータは12ビットのビデオデータではな
く、カラーパレットメモリ(214)のその変換される色
のビデオデータのアドレスデータ(4ビット)である。
そして、タブレット(216)において、モニタ受像機(2
30)の画面上に表示されたコマンドメニューにおいてタ
ブレット(216)でこの再色付けした画像を表示するコ
マンドを選定したときは、選択回路(231)が図の状態
とは逆の状態に切り換えられる。そして、コントローラ
(213)の制御に従ってビデオRAM(212)より水平及び
垂直方向に順次各ドットの色指定のためのアドレスデー
タが読み出され、そのアドレスデータによりカラーパレ
ットメモリ(214)より選定された色データ(即ち3原
色信号R,G,Bが4ビットで表された信号)が得られ、こ
れがD/Aコンバータ(233)によってアナログ信号に戻さ
れ、このアナログ3原色信号R,G,Bが選択回路(231)を
介してモニタ受像機(230)に供給されて、その画面に
再色付け画像が映出される。
G2 コーディング処理の説明 さて、このような画像作成装置において、所定の画像を
コーディング処理して、NAPLPSコードに変換する場合、
この発明では上述したようにコーディング処理コマンド
として、INCREMENTALコマンド、POLYGONコマンドの他に
RECTANGLEコマンドを用意し、RECTANGLEコマンドが選択
されたときには、点及び線以外の画像領域を全て矩形化
してこれをRECTANGLEのコードに変換する。
例えば、第9図Aに示すような形状の画像領域をコーデ
ィングするには、この画像領域をY方向に線分化し、各
線分ごとの座標データを夫々RAM(204)にメモリする
(同図B)。
この場合、求められた線分の座標データにおいて、その
座標データが隣り合う線分の座標データに一致している
場合には、直前にメモリした座標データの代わりに、新
たな座標データをメモリするようにし、この操作を順次
繰り返すことにより、同一形状の矩形領域の座標データ
としては、その矩形領域の対角2頂点の座標データのみ
がメモリされる。
第9図Bの場合には、原画像領域は3つの矩形領域と1
つの線とに分解されるので、この場合には、同図Cに○
印で示す座標のX,Yデータが夫々メモリされることにな
る。
このようにしてコード化された画像データに基づいて原
画像領域を描画するには、X,Y座標の基準点側から順次
Y方向に向かって描画される。この場合、矩形化されて
コーディング処理されているので、描画時間は速い。
G3 RECTANGLEコマンドによるコーディング処理の説明 第3図はRECTANGLEによるコーディング処理の一例を示
す。
説明の便宜上、この例では第6図に示すようにコーディ
ング処理領域(鎖線図示領域)の基準点(Xs,Ys)とし
てX,Y座標の基準点(0、0)をとることにする。
制御プログラムがスタートすると、ステップ(19)で、
データセーブ数nをカウントするためのカウンタが0に
セット(初期化)されたのち、ステップ(20)で基準点
のX座標のデータXsが、ステップ(21)で基準点のY座
標データYsがメモリされ、ステップ(22)でこの基準点
の座標(Xs、Ys)がコーディング処理領域内に存在する
か否かがチェックされる。第6図の場合では、存在しな
いので、ステップ(23)に移行し、Y座標のデータの値
を1だけインクリメントして1ライン上に線分走査点を
移動したのちステップ(24)に移って、コーディング処
理領域に存在する座標の最大値(Xe,Ye)のうちY座標
データYeに対するステップ(23)で入力したY座標デー
タの大小がチェックされる。
上述の場合では、Y<Yeであるから、ステップ(22)に
戻り、再びコーディング領域がチェックされる。第6図
の場合(0,6)までくると始めてコーディング領域内に
入るので、そのときはステップ(26)において、線分
(15A)の始点の座標データ(Xa,Ya)=(0,6)がメモ
リされる。
そののち、ステップ(27)でY座標データが1だけイン
クリメントされて、ステップ(28)でその座標データと
最大の座標データYeの大小がチェックされ、この例ては
Yの方が小さいので、ステップ(29)に移行し、ステッ
プ(27)で1ライン上昇したのちの線分走査点がコーデ
ィング領域内に存在するか否かがチェックされ、第6図
ではまだコーディング領域内であることから、ステップ
(27)に戻り、同様の手順でY座標の値を順次インクリ
メントしながら、コーディング領域内の有無がチェック
される。
Y座標の値が9になると、これがステップ(28)で検出
され、ステップ(30)においてそのY座標の値から1を
引いた値YbがメモリされXa,Ybによって決まる線分(15
A)の終点の座標データ(Xa,Yb)=(0,8)がバッファR
AM(204)にセーブされることになる。
また、Y>Ye(ここに、Y=9,Ye=8)であることか
ら、データセーブののちステップ(31)に移行して、X
座標データがインクリメントされる。これによって、線
分走査点は、基準点(0,0)の隣りの座標(1,0)に移
る。そして、ステップ(32)でXeとの大小がチェックさ
れ、小さい場合には、ステップ(21)に戻りY座標デー
タがリセットされて基準点のY座標データがメモリされ
て、上述と同様な手順でコーディング領域がチェックさ
れる。線分(15B)はコーディング領域に存在するた
め、この場合にはステップ(26)で線分(15B)の始点
の座標データ(1,0)がセーブされる。
そして、Y座標データがインクリメントされた結果、
(1,3)となると、コーディング領域から線分走査点が
外れるので、これがステップ(29)でチェックされて、
ステップ(30)に移行し、コーディング領域から外れる
直前のY座標データがセーブされる。従って、線分(15
B)における終点のデータとしては(1,2)がセーブされ
ることになる。
次にセーブされる座標データは線分(15C)である。こ
の場合、線分(15C)の終点の座標(1,8)のY座標デー
タが直前のY座標データに等しい場合には、前にセーブ
した線分(15A)の終点の座標データ(0,8)に代えて、
新たな座標データ(1,8)がセーブされる。
このような処理を実行するのは、画像領域を矩形化し、
矩形化された領域の対角2頂点の座標データのみをセー
ブするためである。第6図の場合では、最終的に第9図
Cに示す各頂点の座標データがセーブされることにな
る。
このような処理はステップ(40)で実行される。そのた
め、この処理ステップ(40)はサブルーチン構成となさ
れる。その説明は後述する。
コーディング領域を矩形化して上述の処理を実行して線
分走査点の座標が(Xe,Ye)以上となると、線分走査点
は第6図に示す全てのコーディング領域を走査したこと
になるから、この状態がステップ(24),(32)で検出
されるため、その場合にはステップ(50)に移って各座
標データがPDIコード化(POINT,LINE及びRECTANGLEコー
ド)される。この処理ステップ(50)もまたサブルーチ
ン構成である。
G4 座標データセーブの説明 第4図は座標データをセーブするときに使用する処理ス
テップの一例を示すものである。
データセーブは各線分ごとに実行され、直前にセーブさ
れた線分の終点を示す座標データと今回の線分の終点を
示す座標データとを比較し、前回と同一である場合に
は、今回の線の高さが前回の線分と同一であることか
ら、同一の矩形領域とみなし、前回の座標データに代え
て今回の座標データをセーブする一連の処理が実行され
るものである。このデータセーブ処理ではさらに線分の
始点を示す座標データも同時に比較され、前回の座標デ
ータと相違する場当には、異なる矩形領域と判断して、
その座標データが新たにセーブされることになる。
さて、第4図に示すデータセーブ処理を説明するにあた
り、第7図に示すような或る矩形コーディング領域に注
目し、走査した線分(70i)の始点及び終点の座標デー
タを夫々(Xis,Yis),(Xie,Yie)とする。
この第7図を参照しながら、第4図の処理ステップを説
明すると、まずステップ(41)で走査した線分の数iを
1にセットし、ステップ(46)で、データセーブされた
数nとの比較が実行され、最初の走査の場合には、i>
nであるから、ステップ(49)で、nをインクリメント
したのちステップ(47)で最初に走査した線分の各座標
データ(Xa,Ya),(Xa,Yb)、従って、(X1s,Y1s)、
(X1e,Y1e)が夫々セーブされ、そののち第3図に示す
ステップ(24)に戻る。
次の線分(70b)の走査が終了すると、再びステップ(4
0)がコールされ、ステップ(42)で今回の線分(70b)
の終点のX座標データXaと今回のX座標データX1eとの
大小が比較され、この場合、、X1e=Xa−1となるか
ら、ステップ(43)に移り今回と前回の各終点のY座標
データY1e、Ybとが比較され、第6図に示す例では一致
しているので、ステップ(44)に移り今度は、各始点の
Y座標データY1s、Yaが比較される。上例ではこれも一
致しているので、この場合にはステップ(48)で、(0,
6),(0,8)のセーブデータが(0,6),(1,8)に変更
される。
すなわち、終点のX座標データのみ今回のX座標データ
Xaに更新される。
上述のデータセーブが各線分ごとに順次実行され、今第
7図に示す線分(70i+1)の走査が終了すると、メモリ
には(X1s,Y1s)と(Xa,Yb)がセーブされたことにな
る。
次の線分(70i+2)が前回の線分と相違する場合には、
ステップ(43)によってその終点のY座標データの相違
が検出されるから、ステップ(47)でこの新たな線分
(70i+2)の各座標データ(Xa+1,Ya+1),(Xa+1,Y
b+1)がメモリにセーブされる。
このようなことから、同一の矩形領域では、その矩形領
域の対角2頂点の各X,Y座標データのみがセーブされる
ことになる。
なお、ある線分の終点のY座標が一致している場合で
も、その始点のY座標が相違する場合も考えられるの
で、ステップ(44)はその始点の相違を検出するための
ステップである。
G5 座標データをPDIコードに変換する説明 第5図は上述のようにして求められた座標データをNAPL
PSコードに変換するための処理ステップであって、コー
ド化は全てのコーディング処理が終了した状態で実行さ
れる。
まず、ステップ(51)でiを1にセットし、しかるのち
ステップ(52)と(57)で線分iが点の領域か否かがチ
ェックされる。そのため、まずステップ(52)でそのX
座標データが比較され、点である場合には、Xis=Xieと
なるので、ステップ(57)に移行し、Y座標データが比
較され、その線分か点であるときには、Yis=Yieとなる
から、ステップ(59)において、その座標データがPDI
コードのうち、POINTコードに変換されてビデオRAM(21
5)にストアされる。そして、ステップ(55)で線分i
がインクリメントされて、次のコード処理に移行する。
すなわち、ステップ(52)でコード化すべき線分の始点
と終点の各X座標データの一致がチェックされ、不一致
の場合には、ステップ(53)でその線分の始点と終点の
各Y座標データの一致がチェックされ、一致している場
合には、その線分は横線であるから、この場合にはステ
ップ(58)でLINEコードに変換され、若し一致していな
ければ、これは横線以外の座標データとみなせるから、
その場合にはステップ(54)で、その座標データがRECT
ANGLEコードに変換される。
また、ステップ(52)で始点及び終点のX座標データが
一致していて、しかもステップ(57)でその始点及び終
点のY座標データが不一致であることが判断されると、
これは縦線とみなせるから、その場合にはステップ(5
8)で、その座標データがLINEコードに変換されること
になる。
このようなコード処理がコーディング領域から得られる
全ての座標データに対して実行され、全ての座標データ
を上述したいずれかのコードに変換すると、i>nとな
るので、これが検出されると上述した一連のコード処理
が終了する。
なお、上述のように処理すべぎ画像領域を点、線及び矩
形領域に分解して画像データをコード化する場合には、
処理領域によっても相違するが、そのコード量を大幅に
縮小できる場合がある。
G6 描画の説明 さて、このようにしてコーディングされた画像データを
ビデオテックス画像作成装置で受信し、受信されたこの
画像データに基づいてその画像を描画するには、第8図
に示すような描画ステップによって実行される。
説明の便宜上、矩形化されたコーディング領域の対角2
頂点の各座標データを、 (X1,Y1),(X2,Y2) ただし、X2>X1,Y2>Y1 とすれば、ステップ(61)に示すようなデータが夫々の
メモリエリヤーにストアされると共に、ステップ(62)
でY座標データの最小値Ys(=Y1)がメモリされ、ステ
ップ(63)でX座標データの最小値Xs(X1)がメモリさ
れる。これによって描画の基準点のデータが入力された
ことになる。
次に、ステップ(64)でメモリされた点(X,Y)が描画
され、そののちステップ(65)でX座標がインクリメン
トされてX座標のみ1ドット分だけ右側にシフトされ、
これがX座標データの最大値Xe(=X2)より小さいとき
には、これがステップ(66)で判断されてステップ(6
4)に戻り、新たなX座標のドットが描画され、このよ
うな描画操作が最大値Xeとなるまで順次繰り返えされ
る。
最大値Xeとなると、ステップ(67)に移り今度はY座標
が1だけインクリメントされて、Y座標が1ラインだけ
上方にシフトする。そして、インクリメントされたY座
標がその最大値Yeより小さいときには、ステップ(63)
に戻り、Xの値がXsに再セットされる。そののち、新た
なY座標上のラインにおけるドットが上述と同様にX座
標方向に描画され、これが最大値Yeとなるまで実行され
る。最大値Yとなれば、ストアされたデータによって形
成されるコーディング領域の全てのドットが描画された
ことになるので、最終的のドットが描画されると、これ
がステップ(68)で検出されて、そのコーディング領域
(矩形領域)の描画が終了する。
このような描画操作が順次繰り返えされて、目的の画像
が描画される。
このように、画像を描画する場合には、矩形を単位とし
て順次描画するため、従来のように境界線を描画したの
ち、その内部を順次描画するものに比べて描画時間を大
幅に短縮することができる。
描画領域によっても相違するが、通常の描画では従来よ
りも1/2程度にその描画時間を短縮することができる。
H 発明の効果 以上説明したように、この発明では特に処理すべき画像
領域を点(POINT)、線(LINE)及び矩形(RECTANGLE)
の各幾何図形コマンドに変換してコーディングすると共
に、コーディングされた画像領域を描画するときには、
矩形領域を示す対角2頂点のX,Y座標データに基づいて
ラインごとに順次繰り返えして描画するようにしたの
で、従来よりもその描画時間を大幅に短縮することがで
きる。
従って、この発明はNAPLPSコードのようにコーディング
領域をPDIコードに変換して処理するようなビデオテッ
クス画像作成装置に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る画像作成装置の基本的構成図、
第2図はこの画像作成装置をビデオテックス画像作成装
置に適用した場合の一例を示す系統図、第3図〜第5図
は画像のコーディング処理の一例を示すフローチャー
ト、第6図及び第7図はコーディング処理の説明図、第
8図は描画のための一例を示すフーチャート、第9図〜
第12図は夫々この発明の説明に供するコーディング処理
及び描画の一例を示す線図である。 (2)はコーディング処理手段、(202)はCPU、(40)
は座標データセーブのための処理ステップ、(50)はPD
Iコード変換のための処理ステップである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理すべき画像領域を点、線及び矩形領域
    に区分し、点はPOINTコードに、線はLINEコードに夫々
    変換すると共に、 上記矩形領域をコーディングする際には、垂直ライン単
    位で順次線分化し、最初の線分の始点および終点の座標
    データを一次ストアすると共に、 その線分に隣接する線分の始点及び終点の座標データを
    比較し、始点及び終点のいずれかの座標データが相違し
    たとき、相違する座標データのみすでにストアされた線
    分の座標データに代えてストアすることにより、 この新たにストアされた座標データと上記最初の線分の
    座標データのうち上記操作によって変更されない座標デ
    ータとを、これら座標データによって区画される矩形領
    域の座標データとしてRECTANGLEコードに変換するよう
    にした画像作成装置。
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