JPH0720133Y2 - エレベータの操作盤 - Google Patents
エレベータの操作盤Info
- Publication number
- JPH0720133Y2 JPH0720133Y2 JP1989025541U JP2554189U JPH0720133Y2 JP H0720133 Y2 JPH0720133 Y2 JP H0720133Y2 JP 1989025541 U JP1989025541 U JP 1989025541U JP 2554189 U JP2554189 U JP 2554189U JP H0720133 Y2 JPH0720133 Y2 JP H0720133Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- push button
- control panel
- hole
- elevator control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホーロー板からなるカバーを備えたエレベー
タの操作盤に関する。
タの操作盤に関する。
一般にエレベータの操作盤にあつては利用者の眼にふれ
易いことから、汚れや傷がなく所望の色彩が付されて美
観を有するものが望まれる。このために最近、操作盤の
カバーに、ホーロー板、ステンレスのカラー発色材、レ
トロ調の銅や黄銅材などが採用されている。
易いことから、汚れや傷がなく所望の色彩が付されて美
観を有するものが望まれる。このために最近、操作盤の
カバーに、ホーロー板、ステンレスのカラー発色材、レ
トロ調の銅や黄銅材などが採用されている。
そして従来、例えば実開昭58−20262号公報に示される
ように、ホーロー板からなるカバーを備えたエレベータ
の操作盤が提案されている。この提案のものでは、カバ
ーが上記のように美観を有するとともに、利用者が操作
盤に手を触れるときに生じる静電気の放電現象を防止し
ている。なお、このようなホーロー板からなるカバーを
製作する際、まずホーロー板を焼成し、次いでこのホー
ロー板にレーザー加工等を施し、押釦と係合する穴を設
ける。以上の手順によつて、穴を形成する縁部の切欠き
加工を高精度で仕上げるようになつている。
ように、ホーロー板からなるカバーを備えたエレベータ
の操作盤が提案されている。この提案のものでは、カバ
ーが上記のように美観を有するとともに、利用者が操作
盤に手を触れるときに生じる静電気の放電現象を防止し
ている。なお、このようなホーロー板からなるカバーを
製作する際、まずホーロー板を焼成し、次いでこのホー
ロー板にレーザー加工等を施し、押釦と係合する穴を設
ける。以上の手順によつて、穴を形成する縁部の切欠き
加工を高精度で仕上げるようになつている。
ところで、上述した従来のエレベータの操作盤にあつて
は、カバーの穴を形成する縁部にホーロー層の端部が含
まれるとともに、カバーの穴に直接、押釦が挿入される
ことから、押釦の操作時にこの押釦の側面が上述したホ
ーロー層の端部で摺動したり、利用者の手がこの端部に
接触することに伴つてホーロー層に割れ、欠けなどの損
傷を生じることが懸念された。
は、カバーの穴を形成する縁部にホーロー層の端部が含
まれるとともに、カバーの穴に直接、押釦が挿入される
ことから、押釦の操作時にこの押釦の側面が上述したホ
ーロー層の端部で摺動したり、利用者の手がこの端部に
接触することに伴つてホーロー層に割れ、欠けなどの損
傷を生じることが懸念された。
本考案は上記のような従来技術における実情に鑑みてな
されたので、その目的は、カバーの縁部に押釦や利用者
の手が接触するのを防止することのできるエレベータの
操作盤を提供することにある。
されたので、その目的は、カバーの縁部に押釦や利用者
の手が接触するのを防止することのできるエレベータの
操作盤を提供することにある。
この目的を達成するために、本考案は、エレベータの乗
場およびかご内の少なくとも一方に配置され、かごの操
作信号を出力する押釦と、この押釦を収納するケース
と、このケースを覆い上記押釦と係合する穴を有するホ
ーロー板からなるカバーとを備えたエレベータの操作盤
において、上記カバーに、このカバーの穴を形成する縁
部の側面と上記押釦の側面との間に介設されるガイド部
と、このガイド部に付設され、上記カバーの表面側にの
み配置されるつば部とからなるつば付きガイドを設けた
構成にしてある。
場およびかご内の少なくとも一方に配置され、かごの操
作信号を出力する押釦と、この押釦を収納するケース
と、このケースを覆い上記押釦と係合する穴を有するホ
ーロー板からなるカバーとを備えたエレベータの操作盤
において、上記カバーに、このカバーの穴を形成する縁
部の側面と上記押釦の側面との間に介設されるガイド部
と、このガイド部に付設され、上記カバーの表面側にの
み配置されるつば部とからなるつば付きガイドを設けた
構成にしてある。
本考案は上記のようにカバーにつば付ガイドが設けられ
て、そのガイド部がカバーの縁部の側面と押釦の側面と
の間に介設されるとともに、カバーの表面側で上記のガ
イド部に付設されるつば部が押釦から離隔する方向に突
出するので、カバーの縁部の側面と表面とがつば付ガイ
ドによつて覆われ、すなわち、カバーの縁部が保護され
る。これにより、カバーの縁部の押釦や利用者の手が接
触することを防止できる。
て、そのガイド部がカバーの縁部の側面と押釦の側面と
の間に介設されるとともに、カバーの表面側で上記のガ
イド部に付設されるつば部が押釦から離隔する方向に突
出するので、カバーの縁部の側面と表面とがつば付ガイ
ドによつて覆われ、すなわち、カバーの縁部が保護され
る。これにより、カバーの縁部の押釦や利用者の手が接
触することを防止できる。
以下、本考案のエレベータの操作盤を図に基づいて説明
する。
する。
第1図は本考案のエレベータの操作盤の一実施例を示す
横断面図、第2図は第1図の実施例に備えられるカバー
を示す拡大横断面図、第3図は第1図の実施例が配置さ
れる乗場の正面図である。なお、第1図は第3図のA−
A線に沿う断面図である。
横断面図、第2図は第1図の実施例に備えられるカバー
を示す拡大横断面図、第3図は第1図の実施例が配置さ
れる乗場の正面図である。なお、第1図は第3図のA−
A線に沿う断面図である。
第3図に示すエレベータの乗場には、建屋壁1に固設さ
れる三方枠2と、この三方枠2で形成される出入口を開
閉する出入口扉3と、建屋壁1の三方枠2近傍に配置さ
れる操作盤4と、三方枠2の上方に取付けられ、かごの
現在位置を表示する表示装置5などが備えられる。そし
て、操作盤4は、かごの操作信号をそれぞれ出力する押
釦6を有するとともに、第1図に示すように建屋壁1に
埋設され、押釦6を収納するケース7と、このケース7
に図示しないビス等を介し取付けられ、このケース7を
覆うカバー8と、このカバー8に設けられるつば付ガイ
ド9と、押釦6を押し戻すばね10などを有している。カ
バー8は、第2図に示すように、素地金属11とホーロー
層12とからなるホーロー板14で構成されるとともに、上
述した押釦6と係合する穴13を備える。例えばこのホー
ロー板14は、素地金属11にホーローうわ薬を塗布し乾燥
後に800〜850℃で焼成され、次いでレーザー加工等によ
り所定寸法に切欠かれて上述した穴13が形成される。20
は穴13を形成するカバー8の縁部である。
れる三方枠2と、この三方枠2で形成される出入口を開
閉する出入口扉3と、建屋壁1の三方枠2近傍に配置さ
れる操作盤4と、三方枠2の上方に取付けられ、かごの
現在位置を表示する表示装置5などが備えられる。そし
て、操作盤4は、かごの操作信号をそれぞれ出力する押
釦6を有するとともに、第1図に示すように建屋壁1に
埋設され、押釦6を収納するケース7と、このケース7
に図示しないビス等を介し取付けられ、このケース7を
覆うカバー8と、このカバー8に設けられるつば付ガイ
ド9と、押釦6を押し戻すばね10などを有している。カ
バー8は、第2図に示すように、素地金属11とホーロー
層12とからなるホーロー板14で構成されるとともに、上
述した押釦6と係合する穴13を備える。例えばこのホー
ロー板14は、素地金属11にホーローうわ薬を塗布し乾燥
後に800〜850℃で焼成され、次いでレーザー加工等によ
り所定寸法に切欠かれて上述した穴13が形成される。20
は穴13を形成するカバー8の縁部である。
また、つば付ガイド9は、第1図に示すように、カバー
8の縁部20の側面20aと押釦6の側面6aとの間に介設さ
れるガイド部9aと、このガイド部9aに付設され、かつ、
カバー8の表面側に配置され、押釦6より離隔する方向
に突出するつば部9bとからなる。
8の縁部20の側面20aと押釦6の側面6aとの間に介設さ
れるガイド部9aと、このガイド部9aに付設され、かつ、
カバー8の表面側に配置され、押釦6より離隔する方向
に突出するつば部9bとからなる。
この実施例にあつては、カバー8の穴13を形成する縁部
20の側面20aと表面20bがつば付ガイド9によつて覆わ
れ、すなわちカバー8の縁部20が保護される。
20の側面20aと表面20bがつば付ガイド9によつて覆わ
れ、すなわちカバー8の縁部20が保護される。
このように構成した実施例では、ホーロー層12の端部を
含むカバー8の縁部20に押釦6や利用者の手が直接、接
触することを防止できる。
含むカバー8の縁部20に押釦6や利用者の手が直接、接
触することを防止できる。
なお、この実施例ではエレベータの操作盤4が乗場に配
置される場合について説明したが、操作盤がかご内に配
置される場合についても同様の効果が得られることはも
ちろんである。
置される場合について説明したが、操作盤がかご内に配
置される場合についても同様の効果が得られることはも
ちろんである。
本考案は以上のように構成したので、カバーの穴を形成
する縁部に押釦や利用者の手が接触することを防止で
き、したがつて、上述した縁部に含まれるホーロー層の
端部で割れ、欠けなどの損傷を生じることがなく、カバ
ーの美観を良好な状態に維持できるという効果がある。
する縁部に押釦や利用者の手が接触することを防止で
き、したがつて、上述した縁部に含まれるホーロー層の
端部で割れ、欠けなどの損傷を生じることがなく、カバ
ーの美観を良好な状態に維持できるという効果がある。
第1図は本考案のエレベータの操作盤の一実施例を示す
横断面図、第2図は第1図の実施例に備えられるカバー
を示す拡大横断面図、第3図は第1図の実施例が配置さ
れる乗場の正面図である。 1……乗場の建屋壁、4……操作盤、6……押釦、6a…
…押釦の側面、7……ケース、8……カバー、9……つ
ば付ガイド、9a……ガイド部、9b……つば部、13……
穴、14……ホーロー板、20……縁部、20a……側面、20b
……表面。
横断面図、第2図は第1図の実施例に備えられるカバー
を示す拡大横断面図、第3図は第1図の実施例が配置さ
れる乗場の正面図である。 1……乗場の建屋壁、4……操作盤、6……押釦、6a…
…押釦の側面、7……ケース、8……カバー、9……つ
ば付ガイド、9a……ガイド部、9b……つば部、13……
穴、14……ホーロー板、20……縁部、20a……側面、20b
……表面。
Claims (1)
- 【請求項1】エレベータの乗場およびかご内の少なくと
も一方に配置され、かごの操作信号を出力する押釦と、
この押釦を収納するケースと、このケースを覆い上記押
釦と係合する穴を有するホーロー板からなるカバーとを
備えたエレベータの操作盤において、上記カバーに、こ
のカバーの穴を形成する縁部の側面と上記押釦の側面と
の間に介設されるガイド部と、このガイド部に付設さ
れ、上記カバーの表面側にのみ配置されるつば部とから
なるつば付きガイドを設けたことを特徴とするエレベー
タの操作盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989025541U JPH0720133Y2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | エレベータの操作盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989025541U JPH0720133Y2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | エレベータの操作盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02119480U JPH02119480U (ja) | 1990-09-26 |
JPH0720133Y2 true JPH0720133Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31246365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989025541U Expired - Lifetime JPH0720133Y2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | エレベータの操作盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720133Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440455A (en) * | 1977-09-02 | 1979-03-29 | Hitachi Ltd | Elevator control board |
JPS599898U (ja) * | 1982-02-05 | 1984-01-21 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タ用ほうろう化粧パネル |
JPS6213977A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-22 | 富士電機株式会社 | 自動販売機の冷却装置の冷却回路 |
JPS6376775U (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-21 |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP1989025541U patent/JPH0720133Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02119480U (ja) | 1990-09-26 |
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