JPS6213977A - 自動販売機の冷却装置の冷却回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、アイスクリームや氷菓子等の商品を冷凍保
存して販売する自動販売機の冷却装置の特に除霜時の冷
却回路に関する。

〔従来技術とその問題点〕

一般にこの種の冷却装置の冷却回路は第３図に示すもの
が知られている。図において除霜はタイマ６によって行
なわれ、例えば２１１定時刻に冷却装置の圧縮機１の運
転を止め、同時に蒸発器４ったら蒸発器近傍に設けらｊ
した温度サーモ７がその温度を検知して除霜ヒータへの
通電を断ち、圧縮機の運転を再開するように制御されて
いる、なお、２は凝縮器、３は減圧装置、７ａは温度サ
ーその感温部をそれぞれ示している。ところが、蒸発器
に付着した霜を取る時間が長くか＼ると自動販売機の庫
内温度が上昇し、したがって商品温度も上昇するので、
除霜完了後、これらの商品を再び所定温度まで冷却する
には冷却装置を長時間連続して運転しなければならず、
除霜ヒータの通電時間と合わせて消費璽力攪が二重に増
加するという欠点がある。そこで、厚内商品温度の上昇
を抑制するため、蒸発器に溶は残りの箱があるにもかか
わらずあたかも除霜が完了したかのように温度サーモを
設定し冷却運転を開始するようにすると西品温匣を所定
温度まで下げる時間はたしかに短縮されるが保冷運転時
の圧縮機の運転率が高くなり、やはり消費電力鼠が増加
して、電気代がかさむという欠点がある。

〔発明の目的〕

この発明は上８［ｊの欠点に鑑み、安価で信頼性の高い
構成で除霜時間が短縮されかつ消′ｆＲ′Ｒ１力量が低
減される自動販売機の冷却装置の冷却回路を提供するこ
とを目的とする。

〔発明の要点〕

この目的は以下の構成によって達成されろ。すなわら、
圧縮機と′Ｉｊｋ縮器と減圧装置と蒸発器とで冷媒の閉
回路を構成している自動販売機の冷却装置の冷却回路に
おいて、蒸発器内の冷媒供給順路がこの蒸発器の下部か
ら上部に回って冷媒が流れるように形成され、かつ、こ
の蒸発器の下部近傍に除霜ヒータが設けられるとともに
、冷媒回路の蒸発器と圧縮機との間に開閉弁を設け、除
霜時に圧縮機の運転を停止すると同時にこの開閉弁を閉
じるように構成してなるものである。そしてこの構成に
よれば除霜時ｌこ除積ヒータの熱によって暖められた蒸
発器内下部の冷媒はガス化して上部に移動すの際蒸発器
に肴箱した霜を融解することにより再び液化ししかも回
路の前方が開閉弁で塞がれているので蒸発器下部（こそ
の重力差で降りる。

この蒸発器内の冷媒が下部でヒータの熱により蒸発し上
部に移動することにより蒸発器まわりの霜を融解して凝
縮し再び下部に降りるという作用を繰返すことによって
除霜時蒸発器が均一温度で上昇するようになり除霜時間
の短縮がはかれる。

（発明の実施例〕 以下実施例を示す図面によりこの発明を説明する。第１
図および第２図はこの発明の実施例を示すもので第１図
は冷却装置冷却回路図、第２図はその電気回路図である
。第１図において、従来例と同一機械部品には同一符号
を付しその説明を省略する。この発明の従来例と異なる
部分は蒸発器４の冷媒供給順路が冷媒が下部から上部へ
流れるように形成され、かつ除霜ヒータ５が蒸発器の下
部近傍に設けられていることを蒸発器４と圧縮機１との
間の冷媒回路に開閉弁８を設けたことである。除霜は蒸
発器内部苓こ設けられた除霜ヒータ５が除霜タイマ６に
よって通電され同時に開閉弁８が閉じられることによっ
て行なわれ、除霜の完了信号は蒸発器近傍に設けられた
温度サーモ７によって出力され除霜ヒータ７の通電を断
ち開閉弁８を開き同時に圧縮機１の運転を再開すること
により、除霜が完了し保冷運転に入る。なお第２図は上
記冷却装置の電気回路を示すもので、１０は圧縮機・運
転・停止コントロールサーモ、１１は自己保持リレーで
ある。この図からもわかるように除霜タイマ６に通電さ
れると、タイマ接点が閉じリレー１１に通電されること
により接点ＸＭＩとＸＭｔが除霜ヒータ側に閉じる。こ
のときリレー１１のコイルはＸＭＩにより自己保持され
る。このことによって、除霜ヒータはＯＮ、圧縮機はＯ
ＦＦ、開閉弁は閉じる。除霜完了は温度サーモ７がＯＦ
Ｆすることによりリレー１１の自己保持が解除され、接
点ＸＭＩが開、およびＸＭｔがヒータ側に開、圧縮機側
に閉じて冷却装置の保冷運転が開始される。

〔発明の効果〕

この発明によれば、除霜時に蒸発器内の冷媒が蒸発器内
部の島温部で蒸発し、低温部で凝縮するいわゆるヒート
パイプ作用を行ないやすく、シかも冷媒の状態変化にと
もなう重力差によりその作用が繰返し行なわれろように
構成したので、除霜時に蒸発器全体が均一温度で温度上
昇していき除霜時間の短縮を計り庫内商品の温度上昇を
少なくするとともに所定温度まで冷却するリカバリ運転
時間短縮と保冷運転時圧縮機の運転率が高くなることを
防ぎ消＊ｔｍ力量の低減を計ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および謁２図はこの発明の実施例を示し、第１図
はこの発明になる自動販売機の冷却装置の冷媒回路図、
第２図はその冷却装置の電気回路図、第３図は従来例の
冷却装置の冷媒回路図である。 １・・・圧縮機、２・・・凝縮器、３・・・減圧装置、
４・・・蒸発器、５・・・除霜ヒータ、６・・・除霜タ
イマ、７・・・温度サーモ、７ａ・・・感温部、８・・
・開閉弁、１０・・・圧縮機運転・停止コントロールサ
ーモ、１１・・・自己保持リレー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）圧縮機と凝縮器と減圧装置と蒸発器とで冷媒の閉回
   路を構成している自動販売機の冷却装置の冷却回路にお
   いて、前記蒸発器内の冷媒供給順路が該蒸発器の下部か
   ら上部に向って冷媒が流れるように形成され、かつ該蒸
   発器の下部近傍に除霜ヒータが設けられるとともに、前
   記回路の蒸発器と圧縮機との間に開閉弁を設け、除霜時
   圧縮機の運転を停止すると同時に該開閉弁を閉じるよう
   にしてなることを特徴とする自励販売機の冷却装置の冷
   却回路。