JPH07465Y2 - エレベータの操作装置 - Google Patents

エレベータの操作装置

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Publication number
JPH07465Y2
JPH07465Y2 JP1988065100U JP6510088U JPH07465Y2 JP H07465 Y2 JPH07465 Y2 JP H07465Y2 JP 1988065100 U JP1988065100 U JP 1988065100U JP 6510088 U JP6510088 U JP 6510088U JP H07465 Y2 JPH07465 Y2 JP H07465Y2
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JP
Japan
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cover
operating device
elevator operating
car
case
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Application number
JP1988065100U
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English (en)
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JPH01169576U (ja
Inventor
義夫 松崎
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Publication date
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エレベータの操作装置に関する。
〔従来の技術〕
一般にエレベータでは、かごの操作をおこなうスイツチ
などの備えられる操作装置が、乗場扉の近傍およびかご
内に設置されており、この操作装置は乗客の眼にふれ易
いことから、汚れや傷がないこととともに所望の色彩が
付されて美観を有することが望まれる。このため、最近
では操作装置のカバーにステンレスのカラー発色材やレ
トロ調の銅、黄銅材などが広く採用されている。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば実
開昭58−20262号公報に示されるものが挙げられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のような従来のエレベータの操作装置に
あつては、カバー表面の絶縁性の点については配慮され
ておらず、例えば冬期などの空気が乾燥するとき、乗客
がカバーに触れると、このカバーに乗客自身の静電気が
流れて、この放電により乗客が不快感を感じるという問
題があつた。
本考案はこのような従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、乗客が触れてもこの乗客との
通電を防止し、かつ、操作装置に耐久性と美観を与える
エレベータの操作装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案は、乗場扉の近傍およ
びかご内の少なくとも一方に設置され、該かごの操作を
おこなう少なくとも1つのスイツチを収納するケース
と、このケースを覆うように設けられ、前記スイツチに
対向する部分に切欠部を有するカバーとを備えたエレベ
ータの操作装置において、前記カバーを、表面に絶縁薄
膜を形成したホーロー板で構成してある。
〔作用〕
本考案は上記のように、カバーが、表面に絶縁薄膜を形
成したホーロー板で構成されているため、乗客がカバー
に触れても絶縁薄膜により絶縁されて乗客の通電を防止
し、かつ、操作装置に耐久性と美観を与えることができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案のエレベータの操作装置を図に基づいて説
明する。
第1図は本考案のエレベータの操作装置の一実施例を示
す要部横断面図、第2図は第1図のエレベータの操作装
置が設置される乗場扉部分の構成を示す正面図である。
なお、第1図は第2図のA−A線に沿うエレベータの操
作装置の拡大横断面図である。
第2図は乗場扉1は、建屋壁2に固設される三方枠3の
部分に開閉可能に配置されている。この乗場扉1の近傍
には操作装置4が設置されており、この操作装置4には
図示しないかごの操作をおこなうスイツチ5と、かごの
現在位置などを表示する表示ランプ6とが収納されてい
る。
そして、この操作装置4として、第1図に示すように、
前述した第1図のスイツチ5、表示ランプ6などを収納
するケース7と、このケース7を覆うように設けられ、
これらのスイツチ5、表示ランプ6に対向するそれぞれ
の部分に切欠部を有するカバー8とが備えられており、
このカバー8はビス9によりケース7に取付けられてい
る。また、カバー8は素地金属板8aとこの素地金属板8a
の表面を覆う絶縁体8bとからなつている。例えば、この
カバー8は、素地金属板8aにホーローうわ薬を塗布して
から、乾燥後に800〜850℃の温度で焼成して絶縁薄膜を
形成したホーロー板が設けられている。
このように構成した実施例では、乗客が操作装置4のカ
バー8に触れてもこのカバー8の表面が絶縁体8bにより
覆われており、乗客との通電が防止できる。また、特に
ホーロー板からなるカバー8は耐火性に富むばかりか、
物が突き当っても外傷の発生が少なく、さらに色彩が豊
かであつて色彩の劣化もほとんどないという種々の利点
を有しており、操作装置4のカバー8として強く要求さ
れている意匠性を充分に満足させることができる。
なお、この実施例ではエレベータの操作装置として乗場
扉1の近傍に設置される操作装置4について説明した
が、かご内に設置される操作装置でもカバーの表面を絶
縁体で被覆することにより同様の効果が得られることは
明白である。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、乗客が操作装置の
カバーに触れても乗客に静電気が流れることの不快感を
防止できるとともに、操作装置に美観と耐久性を与える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエレベータの操作装置の一実施例を示
す要部横断面図、第2図は第1図のエレベータの操作装
置が設置される乗場扉部分の構成を示す正面図である。 1……乗場扉、4……建屋壁、5……スイツチ、6……
表示ランプ、7……ケース、8……カバー(ホーロー
板)、8a……素地金属板、8b……絶縁体、9……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗場扉の近傍およびかご内の少なくとも一
    方に設置され、該かごの操作をおこなう少なくとも1つ
    のスイツチを収納するケースと、このケースを覆うよう
    に設けられ、前記スイツチに対向する部分に切欠部を有
    するカバーとを備えたエレベータの操作装置において、 前記カバーを、表面に絶縁薄膜を形成したホーロー板で
    構成したことを特徴とするエレベータの操作装置。
JP1988065100U 1988-05-19 1988-05-19 エレベータの操作装置 Expired - Lifetime JPH07465Y2 (ja)

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JPH01169576U JPH01169576U (ja) 1989-11-30
JPH07465Y2 true JPH07465Y2 (ja) 1995-01-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4968659U (ja) * 1972-09-27 1974-06-14
JPS58135533A (ja) * 1982-02-05 1983-08-12 三菱電機株式会社 エレベ−タ用タツチボタン

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JPH01169576U (ja) 1989-11-30

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