JPH0720126A - コラーゲン分解時に放出されるペプチドを基準にした骨吸収分析 - Google Patents

コラーゲン分解時に放出されるペプチドを基準にした骨吸収分析

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JPH0720126A
JPH0720126A JP4092420A JP9242092A JPH0720126A JP H0720126 A JPH0720126 A JP H0720126A JP 4092420 A JP4092420 A JP 4092420A JP 9242092 A JP9242092 A JP 9242092A JP H0720126 A JPH0720126 A JP H0720126A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヒト又は脊椎動物の骨からのI型コラーゲン
カルボキシル末端テロペプチドの単離方法、該テロペプ
チドに特異的な抗体、それを利用するI型コラーゲン分
解産物の分析方法、及び分析方法を実施する際の使用に
好適なキット。 【効果】 迅速で簡単に、血清サンプルを用いてI型コ
ラーゲンの分解を測定することができ、骨粗鬆症、リウ
マチ様関節炎及び骨の転移を伴う種々の癌などの疾病の
診断及び監視に利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はI型コラーゲンの分解を
測定する方法すなわち骨吸収の度合を測定する方法、及
びその方法を実施するのに好適なキットに関する。
【0002】I型コラーゲンは、人体中に最も豊富に存
在するコラーゲンのタイプである。これは他のコラーゲ
ンと共に軟結合組織中に見出されるが、また、石灰化し
た骨の土台をも形成しており、その場合にはこれが実際
には存在する唯一のコラーゲンのタイプであって、総有
機物質の約90%を占める。I型コラーゲンはまた、ヒ
ト以外の脊椎動物の骨の中にも見出だされる。
【0003】一生を通じて、骨は代謝的に活性な組織で
ある。新しいマトリックスの合成及び存在するマトリッ
クスの入れ替わりは、通常、空間および時間の両方に互
いに関係している。疾病時にはこのバランスが乱れるこ
とがあり、例えば骨粗鬆症の場合には骨吸収が骨合成を
長期にわたって上まわってしまい、結果として骨量の減
少をきたす。同様に、リウマチ様関節炎及び骨の転移を
伴う種々の癌も、局所的な骨の破壊をもたらす。
【0004】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】合成さ
れたI型コラーゲンの量は、I型プロコラーゲンのカル
ボキシル末端プロペプチドの分析方法を基本として測定
することができ、血液サンプルを用いて実施される。コ
ラーゲンの分解は、長い間、尿中のヒドロキシプロリン
の排泄物を測定することにより分析されてきた。しか
し、この方法は長時間(24時間)を通して尿を採取し
なければならず、しかも特定の型のコラーゲンに限定さ
れる方法ではない。より新しい方法は、尿中のコラーゲ
ン由来のピリジノリン架橋の測定方法である。ヒドロキ
シプロリン分析に対するいくつかの長所にもかかわら
ず、この方法は重大な欠点をも有している。血清サンプ
ルを基にしたI型コラーゲンの分解を測定する特定の方
法に対する要望がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はそのような方法
であって、迅速で簡単に実施できる方法を提供するもの
である。
【0006】我々は、骨のコラーゲンの分解時に多くの
様々な断片が形成される場合に、ある種の架橋された断
片が放出され、この断片はそれ以上の分解に耐えてその
免疫学的構造を完全なまま保つことを見出した。それゆ
えこれはイムノアッセイを用いて容易に定量的に測定で
きる形で循環中に現れる。このI型コラーゲン分子のカ
ルボキシル末端の非らせん状端、いわゆるテロペプチド
部は不溶性コラーゲンマトリックス中の分子間多価架橋
に関わっており、たとえばラジオイムノアッセイのよう
な免疫学的方法によって分析することができ、I型コラ
ーゲンの分解に関する重要な情報を提供する。
【0007】この発見は、I型コラーゲンのカルボキシ
ル末端テロペプチドに特異的な抗体を用いた、いかなる
公知のイムノアッセイにおいても用いることができる。
それゆえ本発明はI型コラーゲン分解産物の分析方法を
提供し、この方法は、(i) そのような産物を含有してい
ることがわかっているか予想される試料;(ii)I型コラ
ーゲンカルボキシル末端テロペプチドに特異的な抗体、
及び(iii) 標識を、該標識が該試料中のI型コラーゲン
分解産物の量に依存する量で結合するような条件で、い
ずれかの順序で接触させ、次いで、結合した及び/又は
結合していない標識を、該試料中に存在するI型コラー
ゲン分解産物の存在又は量の指標として分析することを
含む。
【0008】このような方法は、ヒト又はヒト以外のど
ちらの脊椎動物のコラーゲン分解の分析にも役立つであ
ろう。例えば、ヒトにおいては、骨マトリックスの合成
又は入れ替わりの乱れに関連した疾病状態を診断又は監
視しうる。たとえば囓歯類、イヌ科、ウシ科及びネコ科
などのヒト以外の脊椎動物において同様の分析をなすこ
とができ、これは獣医学又は薬学の分析において用いる
ことができる。
【0009】本イムノアッセイはI型コラーゲンカルボ
キシル末端テロペプチドに特異的な抗体を用いる必要が
ある。好適な抗体はI型コラーゲンカルボキシル末端架
橋テロペプチドに対して作られたものであり、本発明に
より提供される。抗体の産生に用いられるテロペプチド
は、ヒト又はヒト以外の脊椎動物の骨から得られる。下
記のより詳細な説明において引用されているコラーゲン
はヒトコラーゲンであるが、いかなる脊椎動物のコラー
ゲンに対しても適当に応用できるであろうことは評価さ
れる。
【0010】抗体産生のための抗原として用いられる架
橋テロペプチドは骨コラーゲンから単離される。上述し
たように、テロペプチドの架橋断片はさらなる分解に抵
抗し、それ故、抗体産生用抗原として好適な選択であ
る。
【0011】本発明は又、I型コラーゲンカルボキシル
末端架橋テロペプチドの単離方法をも提供し、それは、
脱灰した不溶性の骨組織を変性させること及び、少なく
とも2つの分離ステップを異なるpHで行う高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)による複数の逆相分離ステ
ップを用いるクロマトグラフィーを含む。
【0012】I型コラーゲン分子がコラーゲン繊維に組
み込まれる時に、分子間架橋が、1分子のカルボキシル
末端テロペプチド部位及び他の分子の三重らせん状部分
のアミノ末端側の半分の中の特定の部位との間に形成さ
れる。これらの若い架橋はゆっくり成熟して多価の架橋
となり、これは骨コラーゲン中で、ピリジノリン又はジ
ヒドロピリジノリンの化学構造を有し、カルボキシル末
端のテロペプチド中の2つのヒドロキジリジンもしくは
リジン、又はそれらのアルデヒド類、及びらせん部分中
の1つのヒドロキシリジン残基(末端アミノ基から数え
て87番目のアミノ酸)から誘導される。このようなピ
リジノリン構造は、特有の蛍光を有し、これに基いてピ
リジノリンを含有するペプチドは容易に識別することが
できる。これらの多価架橋はコラーゲンを、中性又は酸
性溶液のどちらの通常の抽出過程でも不溶性にしてい
る。そのような架橋によってなおも結合しているペプチ
ド類は、架橋I型コラーゲンを主として含有する脱灰し
た不溶性の骨組織を、変性後に、トリプシン又は細菌性
コラーゲナーゼのような蛋白質分解酵素によって完全に
消化した後に単離される。遊離された架橋ペプチドは次
いでクロマトグラフィーにより、好ましくは高速液体ク
ロマトグラフィー(HPLC)を用いた数次の逆相分離
により精製される。
【0013】アルブミン、又は完全な形のI型コラーゲ
ン分子のような関係のない蛋白質と結合している、組織
の塩又は酸性抽出物から可溶性の形で単離された架橋テ
ロペプチド部分は、次いで、公知の、たとえば "Immuno
chemistry of the Extracellular Matrix" ed. H Furth
mayr CRC Press社、Boca Rator, U.S.A.1982、特にFurt
hmayr による143〜178頁、Linsenmayer 他による
179〜198頁及びTimpl 他により199〜235頁
などに記載の技術を用いて好適な動物を免疫化すること
などにより、特異的抗体を産生するのに用いられる。高
度に特異的なI型コラーゲンテロペプチドの抗体は、I
型コラーゲンを、実験用動物、例えば、ポリクローナル
抗体の場合はウザギ、モノクローナル抗体の場合はマウ
スに、好適なアジュバントの存在下で皮下注射すること
により最も良く産生される。抗体はモノクローナル又は
ポリクローナルであってIgG 型又はIgM であってよい。
【0014】上述の方法により産生された抗体はカルボ
キシル基末端テロペプチド部に、それが架橋していても
いなくても、特異的である。血清サンプルを分析したと
きに測定されるテロペプチドは架橋したものである。と
いうのは、架橋していないテロペプチドはI型コラーゲ
ンの入れ替わり時にさらなる分解に耐えることができな
いので、血清中には見出せないからである。しかし、架
橋の性質は重要な問題ではない、というのは、他のタイ
プの架橋(リジン/ヒドロキシリジンから誘導されたも
の、及びヒスチジンから誘導されたもの)を含有する軟
組織I型コラーゲンから単離されたペプチドは上述した
方法によって産生された抗体によって検知できるからで
ある。同じ抗体はまた、テロペプチド部分を含有するが
架橋していない可溶性I型コラーゲン分子を(たとえば
細胞培養実験期間中などに)測定するのに用い得る。血
清サンプルの場合にはそのような状況に遭遇することは
ないが、他の病理学的液体又は組織液(腹水液、傷口液
等)を分析する際にはおこりうる。
【0015】イムノアッセイはそれ自身、いかなる方法
を用いて実施されてもよいが、相分離過程を含んでい
る、たとえばその頭文字によってRIA、ELISA、
FIA、TR−FIA、EIA及びIRMAとして知ら
れている不均一系方法が好ましい。
【0016】好ましくは本方法は、単離したヒト架橋カ
ルボキシル末端I型コラーゲンテロペプチド及びそれに
特異的な抗体を用いたラジオイムノアッセイとして実施
される。テロペプチドは、放射性核種、好ましくはヨー
ド125で例えば、クロラミン−T法を用い、遊離のヨ
ードを廃棄可能な逆相カートリッジで分離して、標識さ
れる。酵素的標識又は、例えばユウロピウムのような蛍
光標識を用いるその他の標識方法を用いてもよい。イム
ノアッセイで用いてもよい公知の技術は、例えば上述
の"Immunochemistry of the Extracellular Matrix" 等
の文献に記載がある。例えば、ある方法においては、標
識した架橋I型コラーゲンカルボキシル末端プロペプチ
ド及び試料を、共に抗体と接触させ、そのようにして形
成された抗原抗体複合体を、複合体形成していない出発
物質から分離し、複合体形成した標識又は複合体形成し
ない標識を分析する。抗原抗体複合体の分離は、抗原抗
体複合体を、1次抗体に特異的な2次抗体に接触させ、
抗原−抗体−抗体複合体を複合体形成していない出発材
料から分離することにより容易に実施できる。
【0017】本発明のイムノアッセイは、ヒトの血清又
は他の体液中のI型コラーゲン分解産物の測定を可能に
する。正常の血清中の架橋テロペプチドの濃度は約1.
5〜4.2マイクログラム/リットルであって、例えば
骨転移を伴う前立腺癌又は胸郭癌などの患者においては
この濃度が上昇し、I型コラーゲン分解産物の濃度は通
常の20倍にも増加する。本分析方法は、0.5マイク
ログラム/リットルの架橋テロペプチドをも検出するこ
とが可能である。
【0018】
【実施例】次の実施例により本発明を説明する。 実施例1 ヒトの骨又は実験動物の骨からのI型コラーゲンの架橋
したカルボキシル末端テロペプチドの調製及びそれに特
異的な抗体の製造。
【0019】まず、ヒト又は実験動物(たとえばラッ
ト、モルモット、犬、牛)の骨から不溶性I型コラーゲ
ンを単離した。ヒトの骨の場合、選択的股関節置換手術
時に取り除かれた大腿骨先端から大腿骨の1cm薄片を得
た。実験動物の場合、断頭後に大腿骨を得た。骨をアセ
トンを用いて抽出して骨髄中に存在する脂肪を除去し
た。空気中で乾燥した後、この薄片を細片に切り分け、
最終的に液体窒素下で鉱物破砕機(Raetsch AG、 German
y )で破砕した。非コラーゲン性プロテインを、+4℃
で24時間、プロテアーゼインヒビター(0.1M アミ
ノカプロン酸、5mMベンズアミジン/HCl及び1mMフ
ェニルメチルスルホニルフルオリド)を含有する50mM
トリス/HCl緩衝液、pH7.4中の4M グアニジン/
HClにより抽出した。抽出後、骨粉を蒸留水で数回洗
浄して抽出緩衝液の痕跡を除去した。次いで、まだ無機
化合物が残っている粉末を、+4℃で24時間、pH
7.4に調整し、6M 尿素を含有する0.5M EDTA
で抽出することにより脱灰した。この抽出を2度繰り返
した。不溶性残渣を遠心分離により(15,000×g
で30分間)収集し、数回蒸留水で洗い、抽出緩衝液の
痕跡を除去した。その後残渣を凍結乾燥した。1cmのヒ
ト大腿骨薄片より、約1gの不溶性コラーゲンが得られ
た。
【0020】分解ペプチドの製造のために、不溶性骨コ
ラーゲン2gを0.2M 炭酸水素アンモニウム100ml
中に懸濁し、+70℃で30分間変性させた。溶液の温
度を+37℃まで下げた後、この材料を+37℃で8時
間、細菌性コラーゲナーゼ(CLSPA 級、Worthington,
U.S.A.)10mgを用いて消化した。もう一度変性させた
(+70℃で30分)後、さらに10mgの酵素を加えて
混合物を+37℃でさらに12時間インキュベートし
た。消化後、混合物を遠心分離し(15,000×gで
30分間)て、消化されていない不溶性物質を取り除い
た。上清を濃塩酸でpH2.5に調整し、イソプロパノー
ルを、最終的に20%濃度になるまで加えた。この混合
物(約100ml)を、次いで,5mlづつ、分取用Sep-Pa
k (商品名)C18カートリッジに通過させた。I型コラ
ーゲンの架橋カルボキシル基末端テロペプチドはカート
リッジに結合しており、このカートリッジから、0.1
M 酢酸中50%のイソプロパノール3mlを用いて取り除
いた。溶出液を次いで凍結して乾燥した。約40mgのペ
プチド類を含む混合物が2gの不溶性コラーゲンより得
られた。
【0021】I型コラーゲンの架橋カルボキシル末端テ
ロペプチドの精製を、高速液体クロマトグラフィー(H
PLC)で2つの異なる逆相工程を用いて実施した。凍
結乾燥したペプチド混合物を、まず0.1%トリフルオ
ロ酢酸に溶解し、C18逆相カラム(Vydac218T
P1010(商品名))にかけた。結合したペプチドを
イソプロパノールの濃度を上げつつ(10〜70%、0
〜45分)溶出した。溶出液はピリジノリン架橋に特有
な蛍光(励起:295nm、蛍光:395nm)に関して監
視した。I型コラーゲンの架橋カルボキシル基末端テロ
ペプチドを含有する、蛍光ペプチドピーク部を集めて凍
結乾燥した。次いでペプチド(まだ少量の他の夾雑ペプ
チドを含んでいる)を、pH7.4の50mM酢酸アンモニ
ウム中に溶解して、C18pH安定性逆相カラム(Vyda
c228TP104(商品名))にかけた。結合したペ
プチドを、アセニトリルの濃度を上げつつ(0〜90
%、0〜45分)溶出した。溶出液を、上記の蛍光に関
して監視し、今回は、均一なI型コラーゲンの架橋カル
ボキシ末端テロペプチドを収集し凍結乾燥した。N末端
アミノ酸配列決定により、ペプチドの由来及び識別を行
った。下記の配列が、2つのI型コラーゲンのα1−鎖
のカルボキシル基末端テロペプチド及びI型コラーゲン
のα1−鎖又はα2−鎖のらせん部からの領域から誘導
された架橋ヒトペプチドとして得られた。
【0022】
【化1】
【0023】(式中、Hypはヒドロキシプロリン、H
ylysはヒドロキシリジン、そして網かけ部は架橋部
を示している)
【0024】ペプチドを分離するのに用いる酵素に依存
したり、さまざまな調製によって異なったりするが、出
発配列は結局のところは数個のアミノ酸が長いか短いか
である。しかし測定される免疫学的測定対象物がα1−
鎖テロペプチド部分の架橋部(網かけで示した)付近で
あるために、このことは本発明の分析には影響しない。
【0025】カルボキシル末端テロペプチドに特異的な
抗血清は、1mlの0.2M NH4 HCO3 に可溶化し、
1mlのFreund完全アジュバントと混合した精製架橋テロ
ペプチド0.1mgでウサギを免疫化することにより得ら
れる。懸濁液の2mlをウサギの背部50ケ所に皮内注入
した。同様の追加注入を、3週間後にも行ない、放射性
標識した抗原の結合に関して抗血清を試験した後、必要
であれば繰り返した。マウスを免疫化する時は、同じ懸
濁液0.1mlをマウスの背部に注入した。同様の追加注
入を3週間後に行い、また、ハイブリドーマを製造する
ために脾臓を摘出する数日前にも、腹腔内注入を行なっ
た。
【0026】実施例2 平衡型ラジオイムノアッセイの実施 実施例1に記載したようにして製造した、I型コラーゲ
ンの架橋カルボキシル末端テロペプチド5マイクログラ
ムを、クロラミンT(5マイクログラム)を用いて、1
ミリキュリーの125 Iで標識した。溶液を0.1M酢酸
で酸性化した後、分取用Sep-Pak C18(商品名)カート
リッジによって遊離のヨードを除去した。標識されたペ
プチドは、0.1M 酢酸中50%のイソプロパノールに
よりカートリッジから溶出させた。
【0027】標識架橋テロペプチドの放射性カウント数
50,000/分で抗体結合カーブを描いた。未知の血
清又は体液サンプル中のテロペプチド濃度を、下のよう
な阻害ラジオイムノアッセイ法により測定した。予備テ
ストした量の抗血清を、未知のサンプル及び50,00
0カウント/分のトレーサーと共に37℃で2時間イン
キュベートした。次いで、1.2M (NH4 )2SO4
のウサギγ−グロブリンに対する2次抗体を加え、+4
℃、30分間のインキュベーションの後に免疫複合体に
結合した抗原を遠心分離により溶液から分離した。未知
のサンプルの阻害活性を、未標識のI型コラーゲン架橋
カルボキシル基末端テロペプチドの標準濃度のものの活
性と比較した。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 I型コラーゲン分解産物を含有している
    ことがわかっているか又は予想される試料中で、該分解
    産物の存在又は量を試験する際の、I型コラーゲンカル
    ボキシル末端テロペプチドに特異的な抗体の使用。
  2. 【請求項2】 I型コラーゲン分解産物の分析方法であ
    って、(i)そのような産物を含有することがわかって
    いるか又は予想される試料;(ii)I型コラーゲンカル
    ボキシル末端テロペプチドに特異的な抗体;及び(iii)
    標識を、標識が該試料中のI型コラーゲン分解産物の量
    に依存する量で結合するような条件下でいずれかの順序
    で接触させ、結合した及び/又は結合していない標識を
    分析して該試料中のI型コラーゲン分解産物の存在又は
    量を測定する方法。
  3. 【請求項3】 抗体がI型コラーゲンカルボキシル末端
    架橋テロペプチドに対して産生された抗体である、請求
    項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 抗体を産生するために用いられるテロペ
    プチドが、ヒト又は脊椎動物の骨から得られたものであ
    る、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 抗体がモノクローナル抗体である、請求
    項2ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 標識されたI型コラーゲンカルボキシル
    末端テロペプチド及び試料の両方を該抗体と接触させ、
    そのようにして形成された抗原−抗体複合体を複合体形
    成していない出発材料から分離し、複合体形成した標識
    又は複合体形成していない標識を分析する、請求項2な
    いし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 抗原−抗体複合体を、1次抗体に対する
    抗体である2次抗体と接触させ、そのようにして形成さ
    れた抗原−抗体−抗体複合体を、複合体形成していない
    出発材料から分離する、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 標識が放射性標識、酵素標識又は蛍光標
    識である、請求項2ないし7のいずれか1項記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 1次抗体又は、もし存在するならば2次
    抗体を固体の担体に結合させておき、そして、固体担体
    との結合体を分離することにより、形成された抗原−抗
    体複合体又は抗原−抗体−抗体複合体を接触の起こった
    媒体から分離する、請求項2ないし8のいずれか1項記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 実質的に実施例2に記載した、I型コ
    ラーゲン分解産物の分析方法。
  11. 【請求項11】 I型コラーゲンカルボキシル末端テロ
    ペプチドに特異的な抗体及び標識を含む、請求項2ない
    し10のいずれか1項記載の分析方法を実施する際の使
    用に好適なキット。
  12. 【請求項12】 I型コラーゲンカルボキシル末端テロ
    ペプチドに特異的な1次抗体、1次抗体に対する抗体で
    ある2次抗体、標識及び、1次又は2次抗体が結合して
    いる固体担体を含む、請求項9記載の分析法を実施する
    際の使用に好適なキット。
  13. 【請求項13】 I型コラーゲンカルボキシル末端架橋
    テロペプチドに対して産生された抗体。
  14. 【請求項14】 該テロペプチドが、ヒト又はヒト以外
    の脊椎動物の骨から得られるものである、請求項13記
    載の抗体。
  15. 【請求項15】 I型コラーゲンカルボキシル末端テロ
    ペプチドに特異的なモノクローナル抗体である、請求項
    13又は14に記載の抗体。
  16. 【請求項16】 脱灰した不溶性骨組織を変性させ、次
    いで少なくとも2つのステップを異なるpHで行う高速液
    体クロマトグラフィーを用いる、数ステップの逆相分離
    を用いてクロマトグラフィー処理することよりなる、I
    型コラーゲンカルボキシル末端架橋テロペプチドの単離
    方法。
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