JPH0720125Y2 - 粘着テープカッター - Google Patents
粘着テープカッターInfo
- Publication number
- JPH0720125Y2 JPH0720125Y2 JP1992016150U JP1615092U JPH0720125Y2 JP H0720125 Y2 JPH0720125 Y2 JP H0720125Y2 JP 1992016150 U JP1992016150 U JP 1992016150U JP 1615092 U JP1615092 U JP 1615092U JP H0720125 Y2 JPH0720125 Y2 JP H0720125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- pressing roller
- pressing
- case body
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は粘着テープを貼付ながら
繰り出し、繰り出し後は所定位置で自動的に切断するカ
ッターに関するものである。
繰り出し、繰り出し後は所定位置で自動的に切断するカ
ッターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】粘着テープを貼付ながら繰り出し、繰り
出し後にテープを切断するカーターとしては、繰り出し
に際し粘着テープに近接するローラを手動により下方に
押し付けながら手前に引いて粘着テープを貼り付け、繰
り出し後手動操作によりカッターを回動させてテープを
切断する方法がある。
出し後にテープを切断するカーターとしては、繰り出し
に際し粘着テープに近接するローラを手動により下方に
押し付けながら手前に引いて粘着テープを貼り付け、繰
り出し後手動操作によりカッターを回動させてテープを
切断する方法がある。
【０００３】
【従来技術の欠点】然し乍らこの方法にあっては繰り出
し後に手動操作をしなければならない煩わしさが有り、
面倒であるなどの欠点が有る。
し後に手動操作をしなければならない煩わしさが有り、
面倒であるなどの欠点が有る。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこれらの欠点
を解消すべく開発されたもので、カッターの手動操作を
なくし簡単なローラの押し付け、押し付け解除のみの簡
単な作業でテープの貼り付け作業をし、作業効率を上げ
ようとするものである。
を解消すべく開発されたもので、カッターの手動操作を
なくし簡単なローラの押し付け、押し付け解除のみの簡
単な作業でテープの貼り付け作業をし、作業効率を上げ
ようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本案を図示の実施例によ
って詳記すると、ケース本体１は、リング状粘着テープ
２の装填する装填室３と、繰り出し機構４を設けて先端
が開口５する繰り出し室６とよりなり、繰り出し機構４
は、開口５の端部に取付け軸７を設け、この取付け軸７
に、上下方向の長溝８に該取付け軸７を挿通して開口５
より突出自在な逆Ｕ字型の上下動枠９と、上下動枠９の
内側位置において回転自在に取り付けた押し付けローラ
１０と、該押し付けローラ１０の押し付け面位置とその
上方位置の周囲を回動するカッター枠１１の基端部を遊
動自在に軸承してある。
って詳記すると、ケース本体１は、リング状粘着テープ
２の装填する装填室３と、繰り出し機構４を設けて先端
が開口５する繰り出し室６とよりなり、繰り出し機構４
は、開口５の端部に取付け軸７を設け、この取付け軸７
に、上下方向の長溝８に該取付け軸７を挿通して開口５
より突出自在な逆Ｕ字型の上下動枠９と、上下動枠９の
内側位置において回転自在に取り付けた押し付けローラ
１０と、該押し付けローラ１０の押し付け面位置とその
上方位置の周囲を回動するカッター枠１１の基端部を遊
動自在に軸承してある。
【０００６】上下動枠９は、頂部に縦杆１２を立設して
ケース本体１の内側に設けた挿通板１３にバネ１４を介
し下方に付勢して開口５より下部を突出させ、ケース本
体の押し付け時にのみケース本体内に全部或は部分的に
引っ込むようにしてある。
ケース本体１の内側に設けた挿通板１３にバネ１４を介
し下方に付勢して開口５より下部を突出させ、ケース本
体の押し付け時にのみケース本体内に全部或は部分的に
引っ込むようにしてある。
【０００７】押し付けローラ１０の下面は下方への押し
付け位置において上下動枠９の端縁９’と面一となるよ
うにし接着面１８と接地自在としてある。
付け位置において上下動枠９の端縁９’と面一となるよ
うにし接着面１８と接地自在としてある。
【０００８】カッター枠１１の先端には上下動枠９の開
口５よりの突出位置において上下動枠９の端縁より上方
位置になるカッター１５を取り付けると共にカッター枠
１１の側部中間部は上下動枠９と回動軸１６を介して連
係し、常時は押し付けローラ１０はケース本体１と固定
した位置で、上下動枠９に対しては相対的に上昇した位
置であり、カッター１５は押し付けローラの直下にあ
り、ケース本体１及び押し付けローラ１０の下降時、即
ち押し付けローラの接着面への押し付け時には、カッタ
ー１５はローラ１０の前上方に回動し、押し付けローラ
１０の押し付けを解くことによりカッター１５は元位置
に回動しテープ２を切断するようになっている。
口５よりの突出位置において上下動枠９の端縁より上方
位置になるカッター１５を取り付けると共にカッター枠
１１の側部中間部は上下動枠９と回動軸１６を介して連
係し、常時は押し付けローラ１０はケース本体１と固定
した位置で、上下動枠９に対しては相対的に上昇した位
置であり、カッター１５は押し付けローラの直下にあ
り、ケース本体１及び押し付けローラ１０の下降時、即
ち押し付けローラの接着面への押し付け時には、カッタ
ー１５はローラ１０の前上方に回動し、押し付けローラ
１０の押し付けを解くことによりカッター１５は元位置
に回動しテープ２を切断するようになっている。
【０００９】板状或は丸棒状の案内棒１７は、押し付け
ローラ１０後方の直近位置のケース本体１に設けてテー
プ２の切り口を押し付けローラ１０の下方に導くように
なっている。
ローラ１０後方の直近位置のケース本体１に設けてテー
プ２の切り口を押し付けローラ１０の下方に導くように
なっている。
【００１０】装填室３は、リング状粘着テープ２が回転
するものであればよく、図示しない太軸を設けたり、或
は装填室自体をリング状粘着テープに合わせた内部形状
にするなど任意で良い。
するものであればよく、図示しない太軸を設けたり、或
は装填室自体をリング状粘着テープに合わせた内部形状
にするなど任意で良い。
【００１１】
【考案の作用】本考案は以上の如く具現されるもので、
これを使用するには先ず装填室３にリング状粘着テープ
２を装填し、その切り口２’を案内棒１７の内側を経由
してケース本体１と一体になった押し付けローラ１０の
直下位置におく（図３（イ））
これを使用するには先ず装填室３にリング状粘着テープ
２を装填し、その切り口２’を案内棒１７の内側を経由
してケース本体１と一体になった押し付けローラ１０の
直下位置におく（図３（イ））
【００１２】ケース本体１を押し付け、開口５より突出
する上下動枠９を接着面１８に押し付けることにより上
下動枠９はバネ１４に抗し長溝に沿って上昇すると同時
にケース本体１と一体の取付け軸７は下降し、それに連
れて回動軸１６に連係するカッター枠１１は前上方に回
動しカッター１５はテープよりはなれ、押し付けローラ
１０がテープの切り口２’を接着面に押し付ける（図３
（ロ））。
する上下動枠９を接着面１８に押し付けることにより上
下動枠９はバネ１４に抗し長溝に沿って上昇すると同時
にケース本体１と一体の取付け軸７は下降し、それに連
れて回動軸１６に連係するカッター枠１１は前上方に回
動しカッター１５はテープよりはなれ、押し付けローラ
１０がテープの切り口２’を接着面に押し付ける（図３
（ロ））。
【００１３】押し付けた状態でケース本体１を所要位置
まで引くことにより装填室３内のテープ２は順に繰り出
されて接着面に接着される。
まで引くことにより装填室３内のテープ２は順に繰り出
されて接着面に接着される。
【００１４】接着後はケース本体１と一体の押し付けロ
ーラ１０の押し付けを解くことにより、上下動枠９はバ
ネ１４によって長溝に沿って下降し、同時に取付け軸７
は上昇し、それに連れて回動軸１６に連係するカッター
枠１１のカッター１５は押し付けローラ１０の直下位置
に回動し、手操作によりケース本体１を手前に引けばカ
ッター１５にテープ２が触れて切断される（図３
（ハ））。
ーラ１０の押し付けを解くことにより、上下動枠９はバ
ネ１４によって長溝に沿って下降し、同時に取付け軸７
は上昇し、それに連れて回動軸１６に連係するカッター
枠１１のカッター１５は押し付けローラ１０の直下位置
に回動し、手操作によりケース本体１を手前に引けばカ
ッター１５にテープ２が触れて切断される（図３
（ハ））。
【００１５】
【考案の効果】本考案は叙上の如く、ケース本体１は、
リング状粘着テープ２の装填する装填室３と、繰り出し
機構４を設けて先端が開口５する繰り出し室６とよりな
り、繰り出し機構４は、開口５の端部５’に設けた取付
け軸７と、この取付け軸７に、上下方向の長溝８に該取
付け軸７を挿通して開口５より突出自在な逆Ｕ字型の上
下動枠９と、上下動枠９の内側位置に回転自在に取り付
けた押し付けローラ１０と、該押し付けローラ１０の押
し付け面位置とその前上方位置の周囲を回動するカッタ
ー１５を設けたカッター枠１１の基端部を遊動自在に軸
承し、上下動枠９は、バネ１４を介して下方に付勢し開
口５より下部を突出自在とし、ケース本体１を接着面に
押し付けると押し付けローラ１０は下方への押し付け位
置において接着面と接地自在とし、案内棒１７は押し付
けローラ１０の後方の直近位置のケース本体１に設けて
テープ２の切り口を押し付けローラ１０の下方に案内自
在としてあるので、テープ２の切り口は安定した状態で
押し付けローラの直下位置にあり押し付けローラの押し
付け、粘着テープの引き操作、押し付け解除の作業だけ
で粘着テープの貼り付け作業を終えることができ作業の
効率化を計ることができる。
リング状粘着テープ２の装填する装填室３と、繰り出し
機構４を設けて先端が開口５する繰り出し室６とよりな
り、繰り出し機構４は、開口５の端部５’に設けた取付
け軸７と、この取付け軸７に、上下方向の長溝８に該取
付け軸７を挿通して開口５より突出自在な逆Ｕ字型の上
下動枠９と、上下動枠９の内側位置に回転自在に取り付
けた押し付けローラ１０と、該押し付けローラ１０の押
し付け面位置とその前上方位置の周囲を回動するカッタ
ー１５を設けたカッター枠１１の基端部を遊動自在に軸
承し、上下動枠９は、バネ１４を介して下方に付勢し開
口５より下部を突出自在とし、ケース本体１を接着面に
押し付けると押し付けローラ１０は下方への押し付け位
置において接着面と接地自在とし、案内棒１７は押し付
けローラ１０の後方の直近位置のケース本体１に設けて
テープ２の切り口を押し付けローラ１０の下方に案内自
在としてあるので、テープ２の切り口は安定した状態で
押し付けローラの直下位置にあり押し付けローラの押し
付け、粘着テープの引き操作、押し付け解除の作業だけ
で粘着テープの貼り付け作業を終えることができ作業の
効率化を計ることができる。
【００１６】
【図１】本考案カッターの側面説明図。
【図２】繰り出し機構の正面説明図。
【図３】（イ）（ロ）（ハ） 繰り出し機構の側面作動
説明図。
説明図。
１ ケース本体 ２ リング状粘着テープ ３ 装填室 ４ 繰り出し機構 ５ 開口 ６ 繰り出し室 ７ 取付け軸 ８ 長溝 ９ 上下動枠 １０ 押し付けローラ １１ カッター枠 １４ バネ １５ カッター １６ 回動軸 １７ 案内棒 １８ 接着面
Claims (1)
- 【請求項１】 ケース本体１は、リング状粘着テープ２
の装填する装填室３と、繰り出し機構４を設けて先端が
開口５する繰り出し室６とよりなり、繰り出し機構４
は、開口５の端部に設けた取付け軸７と、この取付け軸
７に、上下方向の長溝８に該取付け軸７を挿通して開口
５より突出自在な逆Ｕ字型の上下動枠９と、上下動枠９
の内側位置に回転自在に取り付けた押し付けローラ１０
と、該押し付けローラ１０の押し付け面位置とその前上
方位置の周囲を回動するカッター１５を設けたカッター
枠１１の基端部を遊動自在に軸承し、上下動枠９は、バ
ネ１４を介して下方に付勢し開口５より下部を突出自在
とし、ケース本体１を接着面に押し付けると押し付けロ
ーラ１０は下方への押し付け位置において接着面と接地
自在とし、案内棒１７は押し付けロ−ラ１０の後方の直
近位置のケース本体１に設けてテープ２の切り口を押し
付けローラ１０の下方に案内自在とした粘着テープカッ
ター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992016150U JPH0720125Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 粘着テープカッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992016150U JPH0720125Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 粘着テープカッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620359U JPH0620359U (ja) | 1994-03-15 |
| JPH0720125Y2 true JPH0720125Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=11908482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992016150U Expired - Lifetime JPH0720125Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 粘着テープカッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720125Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5128117Y2 (ja) * | 1971-12-13 | 1976-07-16 | ||
| JPS60107058U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | 佐々木 徳雄 | 押ボタン自動テ−プカツタ− |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP1992016150U patent/JPH0720125Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0620359U (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |