JPS6217819Y2 - - Google Patents

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JPS6217819Y2
JPS6217819Y2 JP3472677U JP3472677U JPS6217819Y2 JP S6217819 Y2 JPS6217819 Y2 JP S6217819Y2 JP 3472677 U JP3472677 U JP 3472677U JP 3472677 U JP3472677 U JP 3472677U JP S6217819 Y2 JPS6217819 Y2 JP S6217819Y2
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JP
Japan
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film
lever
slide piece
piece
adhesive tape
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JP3472677U
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English (en)
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JPS53129928U (ja
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロールから引き出された透明粘着テ
ープを使用して映画フイルムを編集するのに用い
られるフイルムスプライサーに関する。すなわ
ち、フイルムの不要個所をフイルム係止面上で切
断して切り屑を取り除き、フイルム先端を衝合
し、ロールから透明粘着テープを引き出して衝合
部分上面に貼着した後、粘着テープを折返し部分
を含めて切断し、フイルム係止面の一部を構成す
るスライド片をスプリングの作用によつて摺動さ
せることにより、粘着テープをフイルムの裏面に
自動的に折り返えして粘着するようにした映画フ
イルム、とくに8ミリフイルム用スプライサーに
関するもので、編集されるべきフイルムが載置さ
れるフイルム係止部と同一平面上をフイルムに対
して直角に摺動するスライド片の上方に、テープ
カツターを有する第1レバーを、下方にフイルム
カツターを有する第2レバーを、それぞれ回動自
在に設け、第2レバーが弾力に抗して押し下げら
れると前記スライド片の係合が解除され、スライ
ド片がスプリングの力によつて後方に摺動し、自
動的にフイルムの裏面に粘着テープが折り返され
て貼着されることを特徴とする、操作が簡単なフ
イルムスプライサーを提案するもので、以下、図
示した第1実施例および第2実施例により本考案
を詳細に説明する。
第1ないし第5図は第1実施例を示す。1は上
面にフイルムのパーホレーシヨンに対応する複数
の突起2を具えたフイルム係止部3が形成されて
いる框体で、該係止部3は同一平面上をこれと直
交する方向に摺動するスライド片4によつて二分
されている。スライド片4の上面にはゴム製の受
板5が接着され、その中央には後述するフイルム
切断刃が突出するスリツト6が、さらにその左右
には後述する粘着テープ位置決め突起が突出する
小孔7,7′がスライド片4を貫通して穿設され
ている。8はスライド片4と框体1との間に張架
された引張バネで、常にスライド片4を後方へ摺
動するように付勢している。9は基部を框体1に
枢着されてスライド片4の上方において倒伏回動
する第1レバーで、その把手10の裏側には刃先
が出没するようにしたテープカツターが取り付け
られている。すなわち、このテープカツターは、
左右両側において第1レバー9に螺着され下面に
ゴム製の受板11が接着されたフイルム押え12
と、該フイルム押え12に案内され上下に摺動可
能な押下片13と、該押下片13の下部に螺着さ
れ刃先がフイルム押え12および受板11に設け
られたスリツト14,14′を通つて受板11の
下面から突出するようにした2枚の粘着テープ切
断刃15,15′と、フイルム押え12と押下片
13の間で作用し押下片13をその上昇位置に保
持しておく圧縮バネ16とから構成されている。
2枚の粘着テープ切断刃15,15′の位置は、
後の刃15′がフイルム係止部3に置かれたフイ
ルムの後方の側端縁に沿つて粘着テープを切断す
る位置にあり、手前の刃15後の刃15′からほ
ぼフイルムの巾の2倍離れた位置でテープを切断
するよう間隔をおいて平行に配置されている。1
7は、基部が框体1内に固着された弾性を有する
第2レバーで、先端には操作片18が設けられて
いる。第2レバー17の中間、先端寄りにはスラ
イド片4上に降下してくるフイルム押え12と受
板5を挾んで対向するフイルム切断刃19が、ま
た、その左右にはフイルムのパーホレーシヨンに
対応する粘着テープの位置決め突起20,20′
が、さらにそれらの後方には前述したスライド片
4の後退を阻止する突片21が設けられている。
第2レバー17は全体として可撓性を有してお
り、框体1に螺着した調節螺子22によつて休止
位置が調節でき、また、支持板23によつて左右
の振れ防止が図られている。すなわち、スライド
片4を引張バネ8に抗して手前に編集位置まで引
き出すと、突片21の障害物が無くなるので、第
2レバー17はその弾性により休止位置まで上昇
する。休止位置において突片21はスライド片4
の後端部と係合してその後退を阻止し、それを編
集位置に保持する。また、位置決め突起20,2
0′は小孔7,7′より受板5の上面に突出し、突
起2に連続してフイルムのパーホレーシヨンに対
応する突起列の一部を構成する。しかし、この状
態においてフイルム切断刃19はスリツト6から
受板5の上面にまだ突出していない。24は、ス
ライド片4の摺動方向の延長上において框体1に
枢着された粘着テープ用ホールダーで、そのホー
ルダー24にはロール25に巻き取られた透明粘
着テープ26が装着されている。なお、27は、
ロール25から引き出された粘着テープ26にフ
イルムのパーホレーシヨンに対応する2個の長孔
を穿孔するためのパンチであり、28は、そのパ
ンチの受座である。
次に、上記実施例のフイルムスプライサーを使
用して、フイルムを編集する順序を説明する。
A フイルムの切断および粘着テープの穿孔 まず、スライド片4を引張バネ8の力に抗し
て手前に引き出し編集位置に置くと、前述した
ように第2レバー17は休止位置にまで上昇し
突片21がスライド片4の後端部に係合してこ
の状態が維持される。次に、框体1のフイルム
係止部3上に編集すべきフイルム先端を重合し
て載せ、対応する各突起2にパーホレーシヨン
を係合させる。そして、ロール25から粘着テ
ープ26をパンチ27の受座28まで引き出し
て仮りに貼着した後、第1レバー9を倒伏し、
フイルム押え12によりフイルムをスライド片
4上で押圧する。この動作により第1レバー9
の中間にあるパンチ27によりテープには2個
の長孔が穿孔される。次に第1レバー9を押圧
した状態を保ちつつ、他方の手で第2レバー1
7の操作片18を上方に持ち上げると、第2レ
バー17に取り付けてあるフイルム切断刃19
がスライド片4に設けたスリツト6を通つて上
面より突出し、スライド片4上にあつてフイル
ム押えにより押えられているフイルムを切断す
る。
B 表面への粘着テープの貼着および粘着テープ
の切断 次いで、フイルムの切断片を取り除き、前工
程で長孔が穿たれたテープをフイルムの近くま
で引いてきて、長孔の後端をスライド片4上に
突出している位置決め突起20,20′に係合
し、フイルムの接合個所およびこれを越えて粘
着テープ26を貼着する。この後、第1レバー
9を再び倒し押圧すると、フイルム上の粘着テ
ープ26はフイルム押え12によりフイルムに
圧着される。次いで、把手部分10に設けた押
下片13を圧縮バネ16の力に抗して押し下げ
ると、フイルム押え12および受板11に設け
られているスリツト14,14′から降下する
切断刃15,15′により粘着テープ26は所
定の巾で切断される。
C 裏面への貼着 次に、第1レバーを倒伏した状態において第
2レバー17の操作片18を下方に押すと、ス
ライド片4の後端に係合していた突片21が外
れ、係合が解除されるので、スライド片4は引
張バネ8の力によりテープホールダー24方向
に後退する。その際、フイルム表面に貼着され
同じ長さだけフイルムを越えてスライド片4上
に延びこれに軽く仮貼着された状態となつてい
る粘着テープ26は、スライド片4の後退に伴
なつて引かれ、フイルムの裏面に回り込み、全
面にわたり折り返えされた状態で貼着が完了す
る。
第6図は本考案の第2実施例を示す。なお、前
述した実施例と同様な機能を有する部材には同一
の符号を付し、その詳細な説明は省略するものと
する。
本実施例において、第1レバー9に設けられた
テープカツターは把手10を手前に引くことによ
つて操作される。すなわち、該テープカツター
は、第1レバー9と一体に形成されたフイルム押
え12と、第1レバー9の長手方向に摺動自在な
把手10と、該把手10を常に後方へ付勢してい
る引張バネ29と、把手10の内側上面の斜面3
0と係合する斜面31を有する押下片13と、該
押下片13の下部に螺着された粘着テープ切断用
刃15,15′と、フイルム押え12と押下片の
間で作用する圧縮バネ16とから構成されてい
る。また、第2レバー17は剛体として第1レバ
ー9と同一の回動軸32にその基部を枢着されて
おり、第2レバー17の回動習性はその先端部と
框体1との間に張架された2本の引張バネ33,
33′によつて与えられている。さらに、本実施
例の第2レバー17には、操作片18の代りにガ
イド34上を摺動する斜面35によつて第2レバ
ー17を休止位置から引張バネ33,33′の力
に抗して押し上げるフイルム切断刃操作片36
と、反対に、第2レバー17を休止位置から引張
バネ33,33′の力に抗して押し下げてスライ
ド片4の後端部と突片21との係合を解除し、ス
ライド片4が引張バネ8の力によつて後方へ摺動
することを許すスライド片解除ボタン37が設け
られている。また、位置決め突起20,20′の
代りとしてスライド片4の小孔7,7′の位置に
標識38,38′が記されている。なお、39は
スライド片4の後端部と突片21が係合関係にあ
る状態、すなわち、スライド片4が編集位置にあ
る場合において、第2レバー17の上下動を容易
にするためのローラである。
次に、本実施例のフイルムスプライサーを使用
して、フイルムを編集する順序を説明する。
A フイルムの切断および粘着テープの穿孔 まず、スライド片4を引き出して編集位置に
置き、さらにフイルム係止部3に編集すべきフ
イルムを載置する。また、ロール25から粘着
テープ26をパンチ27の受座28まで引き出
して仮りに貼着しておく。ここで、第1レバー
9を倒伏する。ここまでは第1実施例における
Aと異なるところはない。次に再び第1レバー
9を起した状態で、フイルム切断刃操作片36
を引張バネ39の力に抗して手前に引くと、斜
面35はガイド34上を摺動し、第2レバー1
7をその休止位置から上方へ押し上げる。した
がつて、第2レバー17に一体に取り付けられ
ている切断刃19も上昇し、スライド片4のス
リツト6より突出する。そしてその状態を維持
させながら、第1レバー9の把手10を持つて
倒伏し、第1レバー9と一体に形成されている
受板12と前記切断刃19でフイルムを切断す
る。
B 表面への粘着テープの貼着および粘着テープ
の切断 次いで、フイルムの切断片を取り除いた後、
粘着テープ26をその長孔が標識38,38′
に対応する位置においてフイルム及びそれを越
えてスライド片4上に貼着する。ここで第1レ
バー9の把手10を引張バネ29の力に抗して
手前に引くと、斜面30によつて押下片13が
下方へ押され、粘着テープ切断刃15,15′
が突出する。そしてこの状態のまゝ第1レバー
9を倒伏すると第1実施例のBを同様に粘着テ
ープ26が切断される。
C 裏面への貼着 次に、第1レバー9を倒伏した状態におい
て、スライド片解除ボタン37を押すと、第2
レバー17は下方へ押されて突片21とスライ
ド片4との係合関係が解除される。以下は、第
1実施例の場合と同様である。
本案は以上のように構成されているので、ロー
ルに巻かれている透明粘着テープを用い、簡単な
操作によりフイルムの編集を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は第1レバーを倒伏した状態の平面図、第3図は
同じく側面図、第4図は第2図のA−A線断面
図、第5図は同じくB−B線断面図、第6図は他
の実施例を示す分解斜視図である。 1……框体、2……突起、3……フイルム係止
部、4……スライド片、8……引張バネ、9……
第1レバー、10……レバーの把手、12……フ
イルム押え、13……押下片、16……圧縮バ
ネ、17……第2レバー、18……操作片、19
……フイルム切断刃、21……突片、36……フ
イルム切断刃操作片、37……スライド片解除ボ
タン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 次の各構成要素を具備することを特徴とするフ
    イルムスプライサー。 A 上面にフイルムのパーホレーシヨンに対応す
    る適数個の突起2を具えたフイルム係止部3を
    設けた框体1。 B フイルム係止部3の中間にあつてこれを二分
    し、バネ8の作用によりこれに直交して摺動可
    能なスライド片4。 C スライド片4の上方にあつて基部を框体1に
    枢着し、フイルム押え12に設けたスリツト1
    4,14′を通つて下面に突出可能な粘着テー
    プ切断刃15,15′を先端に具えた第1レバ
    ー9。 D スライド片4の下方にあつて基部を框体1に
    回動自在に固着され、スライド片4に設けたス
    リツト6を通つて上面に突出可能なフイルム切
    断刃19およびスライド片4の後退を規制する
    手段21を具えた第2レバー17。
JP3472677U 1977-03-24 1977-03-24 Expired JPS6217819Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3472677U JPS6217819Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3472677U JPS6217819Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24

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Publication Number Publication Date
JPS53129928U JPS53129928U (ja) 1978-10-16
JPS6217819Y2 true JPS6217819Y2 (ja) 1987-05-08

Family

ID=28892640

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3472677U Expired JPS6217819Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24

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