JPH07201062A - レンズクリーニング装置およびレンズクリーニング方法 - Google Patents

レンズクリーニング装置およびレンズクリーニング方法

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JPH07201062A
JPH07201062A JP5354184A JP35418493A JPH07201062A JP H07201062 A JPH07201062 A JP H07201062A JP 5354184 A JP5354184 A JP 5354184A JP 35418493 A JP35418493 A JP 35418493A JP H07201062 A JPH07201062 A JP H07201062A
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JP
Japan
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cleaning
cartridge
shaft
objective lens
brush
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Pending
Application number
JP5354184A
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English (en)
Inventor
Kazuo Fujiura
一夫 藤浦
Hiromi Nakanishi
博美 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to JP5354184A priority Critical patent/JPH07201062A/ja
Publication of JPH07201062A publication Critical patent/JPH07201062A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/121Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は操作軸に対する静電気の放電を防止
し、光ディスク装置の故障を防止できるようにしたレン
ズクリ−ニング装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明は対物レンズ17を備える光デイィスク
装置本体11内に挿入されるクリ−ニングカ−トリッジ
12と、このクリ−ニングカ−トリッジ12に設けられ
一部をクリ−ニングカ−トリッジ12から外部に露出さ
せる金属製の操作軸27と、この操作軸27に設けられ
該操作軸27が回転されることにより前記対物レンズ1
7にブラシ25aを摺接させてクリ−ニングするクリ−
ニングヘッド25と、前記操作軸27の露出部を覆って
該露出部を絶縁する延出部21a、28a,30aとを
具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、光ディスク
装置の対物レンズをクリ−ニングするレンズクリーニン
グ装置およびレンズクリ−ニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレンズクリーニング装置として
は、従来、特願平2−129630号あるいは、特願平
5−235169号に開示されるようなものがある。
【0003】すなわち、このレンズクリーニング装置は
クリ−ニングカ−トリッジを備え、このクリ−ニングカ
−トリッジには操作軸が回転自在に設けられている。前
記操作軸の基端部には操作レバ−が設けられ、先端部に
はブラシを有するクリ−ニングヘッドが設けられてい
る。
【0004】しかして、光ディスク装置の対物レンズを
クリ−ニングする場合には、クリ−ニングカ−トリッジ
を光ディスク装置の内部に挿入し、そのクリ−ニングブ
ラシを対物レンズに対向させたのち、操作レバ−を回転
させて操作軸を介してクリ−ニグヘッドを回転させる。
このクリ−ニングヘッドの回転により、対物レンズの表
面が擦すられてクリ−ニングされるようになっている。
【0005】ところで、上記クリ−ニングカ−トリッジ
の操作軸は金属で構成され、その一部が外部に露出され
ているため、操作レバーを手動で操作しようとして操作
レバーに手を触れると、作業者の人体に静電気が帯電し
ていた場合には、その瞬間に金属製の操作軸に静電気が
放電する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操作軸
に対して静電気が放電されると、クリーニングヘッド付
近での操作部の露出部で光ディスクドライブ用のスピン
ドルモータや光学ヘッドの磁気回路に放電され、ドライ
ブ装置全体が故障するという問題があった。
【0007】そこで、本発明は操作軸の露出部を絶縁部
で覆うことにより、絶縁面の距離を稼ぎ、静電気の放電
を防止してドライブ装置の故障を防止できるようにした
レンズクリ−ニング装置およびレンズクリ−ニング方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、対物レンズを備える光ディスク装置内に挿入
されるクリ−ニングカ−トリッジと、このクリ−ニング
カ−トリッジに設けられ一部を前記クリ−ニングカ−ト
リッジから外部に露出させる金属製の操作軸と、この操
作軸に設けられ該操作軸が回転されることにより前記対
物レンズにブラシを摺接させてクリ−ニングするクリ−
ニングヘッドと、前記操作軸の露出部を覆って該露出部
を絶縁する絶縁部とを具備してなる。
【0009】また、対物レンズを備える光ディスク装置
内に挿入されるクリ−ニグカ−トリッジと、このクリ−
ニングカ−トリッジに設けられ基端部側と先端部側の一
部をクリ−ニングカ−トリッジから外部に露出させる金
属製の操作軸と、この操作軸の基端部側に設けられ前記
操作軸を回転させる操作レバ−と、前記操作軸の先端部
側に設けられ前記操作軸が回転されることにより前記対
物レンズにブラシを摺接させてクリ−ニングするクリ−
ニングヘッドと、前記操作軸の露出部を覆って該露出部
を絶縁する絶縁部とを具備してなる。
【0010】さらに、対物レンズを備える光ディスク装
置内に挿入されるクリ−ニングカ−トリッジと、このク
リ−ニングカ−トリッジに設けられ一部を前記クリ−ニ
ングカ−トリッジから外部に露出させる金属製の操作軸
と、この操作軸の基端部側に設けられ、前記操作軸を回
転させる操作レバ−と、前記操作軸の先端部側に設けら
れ前記操作軸が回転されることにより前記対物レンズに
ブラシを摺接させてクリ−ニングするクリ−ニングヘッ
ドと、前記操作軸の露出部を覆って該露出部を絶縁する
絶縁部と、前記操作レバ−の回動範囲を規制し、該規制
回動範囲を前記対物レンズに対する前記クリ−ニングブ
ラシの摺接範囲に対応させる規制手段と、を具備してな
る。
【0011】また、対物レンズを備える光ディスク装置
内に挿入されるクリ−ニングカ−トリッジと、このクリ
−ニングカ−トリッジに設けられ一部を前記クリ−ニン
グカ−トリッジから外部に露出させる金属製の操作軸
と、この操作軸の基端部側に設けられ、前記操作軸を回
転させる操作レバ−と、前記操作軸の先端部を取付孔内
に挿脱自在に挿入させて取り付けられ、前記取付孔にそ
の内部の空気を前記操作軸の挿入時に排気させる排気路
を形成し、前記操作軸が回転されることにより前記対物
レンズにブラシを摺接させてクリ−ニングするクリ−ニ
ングヘッドと、前記操作軸の露出部を覆って該露出部を
絶縁する絶縁部とを具備してなる。
【0012】また、クリ−ニングカ−トリッジのクリ−
ニングブラシを水平状態にして該クリ−ニングブラシに
洗浄液を付着させる付着工程と、この付着工程による洗
浄液の付着後、前記クリ−ニングカ−トリッジを光ディ
スク装置内に挿入してその対物レンズに前記クリ−ニン
グブラシを対向させる挿入工程と、この挿入工程による
クリ−ニングカ−トリッジの挿入後、前記クリ−ニング
ブラシを回転させて前記光ディスク装置内の対物レンズ
の表面にブラシを摺接させてクリ−ニングするクリ−ニ
ング工程とを具備してなる。
【0013】
【作用】前記操作軸の露出部を無くするように、操作軸
を絶縁性の高い材料でカバ−することにより、絶縁面の
距離を稼ぎ、静電気の放電を防止して光ディスク装置内
機器の故障を防止する。
【0014】また、操作レバ−の回動量を規制し、この
規制回動範囲を対物レンズに対するクリ−ニングブラシ
の摺接範囲に対応させることにより、操作レバ−の回動
量を意識的に調整することなく、単に回動させるだけ
で、クリ−ニングブラシを対物レンズに確実に摺接させ
る。
【0015】また、クリ−ニングヘッドを操作軸に着脱
自在に取り付けることにより、クリ−ニングカ−トリッ
ジを分解することなく、クリ−ニングヘッドの交換を可
能とする。
【0016】さらに、クリ−ニンググヘッドの取付孔に
排気路を形成することにより、操作軸をクリ−ニンググ
ヘッドの取付孔にスム−ズに挿入できるようにする。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例を参照して説
明する。
【0018】図2は光ディスク装置の本体11内に図示
しない光ディスクカートリッジに替えて清掃用カートリ
ッジ12を挿入した状態を示すものである。
【0019】上記光ディスク装置本体11のフロントパ
ネル13には光ディスクカートリッジの挿入口14が形
成されている。また、光ディスク装置本体11の内部に
はカートリッジ挿入口14から挿入される光ディスクカ
ートリッジを受けるカ−トリッジホルダ15、このカ−
トリッジホルダ15とともに光ディスクカートリッジを
光ディスク装置本体11内の光ディスク装着位置までロ
ーディングする図示しないローディング機構、この光デ
ィスクカートリッジのローディング動作中に光ディスク
カートリッジのヘッドアクセス窓部のシャッターを開閉
操作するシャッター開閉機構、光ディスク装着位置の光
ディスクを保持して回転駆動するディスク駆動手段とし
てのスピンドルモ−タ19を備えた光ディスク駆動機
構、光ディスクの下面側に配置された光学ヘッド16、
この光学ヘッド16を光ディスクの半径方向(トラック
制御方向)に沿って移動操作する光学ヘッド16の駆動
機構等が配設されている。
【0020】さらに、光学ヘッド16はスピンドルモ−
タ19により回転される光ディスクに光ビーム(レ−ザ
ビ−ム)を集光させる対物レンズ17とこの対物レンズ
17を保持する保持部18とから構成されている。前記
保持部18には対物レンズ17を保持してその光軸方向
(フォ−カス制御方向)に移動可能に支持するレンズア
クチュエ−タが組み込まれている。
【0021】また、図3および図4は清掃用カートリッ
ジ12を示すものである。この清掃用カートリッジ12
のカートリッジ本体21には光ディスク装置本体11内
に光ディスクに替えて挿入される挿入部22と、この挿
入部22の基端部側に配置された手元側の操作部23と
が設けられている。
【0022】さらに、カートリッジ本体21における手
元側操作部23の左右両端部には上下方向に突設された
一対の突設部(規制手段)24が設けられている。そし
て、光ディスク装置本体11内への清掃用カートリッジ
12の挿入部22の挿入時には光ディスクが光ディスク
装置本体11内の光ディスク装着位置まで挿入される挿
入路の途中位置で、カートリッジ本体21の突設部24
が光ディスク装置本体11のカートリッジ挿入口14の
周縁部位に当接され、このカートリッジ本体21の挿入
部22の挿入動作が規制されるようになっている。
【0023】また、カートリッジ本体21の先端部略中
央部位には光学ヘッド16の対物レンズ17をクリーニ
ングするクリーニングヘッド25が設けられている。こ
のクリーニングヘッド25は突設部24によって挿入部
22の挿入が規制される挿入規制位置で、光ディスク装
置本体11内の光学ヘッド16の対物レンズ17と離間
対向する位置に配置されている。
【0024】さらに、カートリッジ本体21の上面側に
は略中央部位にカートリッジ本体21の挿入方向に沿っ
て延設された操作軸取付け溝26が形成されている。こ
の操作軸取付け溝26にはクリーニングヘッド25の操
作軸27が配設されている。上記カートリッジ本体21
の上面側には操作軸取付け溝26を覆うシャフトカバー
28が装着されている。そして、このシャフトカバー2
8および操作軸取付け溝26との間で上記操作軸27が
回転可能に支持されている。
【0025】また、上記操作軸27の先端部には上記し
たクリーニング用ヘッド25がEリング32、ポリスラ
イダ−ワッシャ33を介して固定されている。この操作
軸27の基端部はカートリッジ本体21の挿入部21の
基端部側に延出され、この操作軸27の延出端部にクリ
ーニング用ヘッド25の操作レバー30が固定されてい
る。そして、この操作レバー30の回動によってクリ−
ニングヘッド25のブラシ25aが光学ヘッド16の対
物レンズ17から離間させた待機位置とブラシ25aに
よって対物レンズ17をクリーニングさせるクリーニン
グ位置との間で回動操作されるようになっている。
【0026】なお、この操作レバー30にはクリーニン
グヘッド25を待機位置に保持する方向に付勢するばね
部材31が装着されている。そして、操作レバー30が
回動操作されない通常の状態ではこのばね部材31の付
勢力によってクリ−ニグヘッド25が待機位置で保持さ
れるようになっている。また、操作レバー30をばね部
材31の付勢力に抗して回動操作することにより、クリ
−ニングヘッド25が回動操作され、光学ヘッド16の
対物レンズ17がクリーニングされるようになってい
る。
【0027】ところで、上記クリ−ニングヘッド25の
操作軸27は金属で成形され、カ−トリッジ本体21お
よび操作レバ−30は絶縁性の高い合成樹脂たとえば、
プラスチック材料により構成されている。
【0028】図1に示すように、上記カ−トリッジ本体
21、シャフトカバ−28および操作レバ−30には上
記操作軸27の両端部に沿って延出する延出部21a,
28a,30aが一体に形成されている。上記操作軸2
7の先端部側は上記カ−トリッジ本体21、シャフトカ
バ−28の延出部21a,28aとクリ−ニングヘッド
25とにより2重に覆われ、上記操作軸27の基端部側
は上記操作レバ−30の延出部30aとカ−トリッジ本
体21とにより2重に覆われている。
【0029】また、上記操作レバ−30の前面部には絶
縁シ−ル34が付着されている。
【0030】これにより、上記操作軸27の両端部の露
出部がカバ−され、絶縁面の距離が大きくとられ、放電
が防止されるようになっている。
【0031】図5(a),(b)は上記操作レバ−30
の操作方向を示すもので、矢印で示すように反時計方向
に回動されるようになっている。
【0032】図6は上記操作レバ−30の位置決めする
ストッパ35をカ−トリッジ本体21の裏面側から示す
もので、このストッパ35は上記カ−トリッジ本体21
の前面側に突設されている。
【0033】上記操作レバー30は上記トーションバネ
31によって時計方向に回動するように付勢され、通常
は、上記位置決めストッパ35に当接されて常に、水平
方向に維持されている。
【0034】上記操作レバ−30は手動によって図5
(b)に示す範囲内で回動される。操作レバ−30から
手を離すと、トーションバネ31の付勢力により水平位
置に戻る。
【0035】また、上記操作レバー30を手動によって
トーションバネ31の付勢力に抗して120°回動させ
ると、上記位置決めストッパ(規制手段)35に当接さ
れてその回動範囲が規制される。この回動範囲はクリ−
ニングブラシ25aが対物レンズ17に摺接する回動範
囲に対応されており、この位置決めストッパ35に当接
するまで手動レバー30を回動させると、クリ−ニング
ブラシ25aがその待機位置から対物レンズ17を擦り
終える位置まで回動されるようになっている。
【0036】図7はクリ−ニングヘッド25を示すもの
で、このクリ−ニングヘッド25は上記操作軸27の先
端部に着脱自在に取り付けられる。前記操作軸27の先
端部にはDカット部36が形成され、このDカット部3
6の形状に対応する形状でクリーニングヘッド25の取
付孔37が形成されている。また、上記クリーニングヘ
ッド25の取付孔37には空気抜けの為の小さな排気路
としての溝38が形成され、操作軸27の先端部を上記
取付口37に挿入すると、取付口37内の空気が上記溝
38から抜けて差し込み易くなっている。
【0037】この構成により、上記クリーニングヘッド
25は操作軸27に差し込むだけで固定され、カートリ
ッジ本体21を分解する事無くクリーニングヘッド25
の交換が可能である。
【0038】また、図8は上記カ−トリッジ本体21の
保持機構を示すもので、図中41は光りディスク装置本
体11内の所定位置に設けられた湾曲状の板バネで、4
2はカートリッジ本体21に設けられた穴である。
【0039】カ−トリッジ本体21が光ディスク装置本
体11に組み込まれて所定位置に至ると、光ディスク装
置本体11の内部にあるカートリッジ本体21を押さえ
るための押さえ板バネ41の突起部41aがカートリッ
ジ本体21の穴42内に入り込みカ−トリッジ本体21
を押圧保持するようになっている。
【0040】次に、上記構成の作用について説明する。
【0041】光ディスク装置本体11内の光学ヘッド1
6の対物レンズ17の清掃時には、図9に示すように、
カ−トリッジ12のクリ−ニングブラシ25aにクリ−
ニグ液容器51からクリ−ニング液を付着させる。しか
るのち、クリ−ニング液が付着されたカ−トリッジ12
を図10(a)に示すように、光ディスクカートリッジ
に替えて清掃用カートリッジ12の挿入部22を光ディ
スク装置本体11のカートリッジ挿入口14から挿入さ
せる。ここで、カートリッジ本体21の挿入部22の先
端部が光ディスク装置本体11内の光ディスク装着位置
まで挿入される前に、その挿入路の途中位置まで挿入さ
れた時点で、カートリッジ本体21の突設部24が光デ
ィスク装置本体11のカートリッジ挿入口14の周縁部
位に当接される。そのため、これ以後のカートリッジ本
体21の挿入部22の挿入動作が規制される。
【0042】また、清掃用カートリッジ12が上記挿入
規制位置まで挿入された時点では図11に示すように、
カートリッジ本体21のクリーニング用のブラシ25a
が光ディスク装置本体11内の光学ヘッド16の対物レ
ンズ17と離間対向する位置に配置されている。このと
き、清掃用カートリッジ12の操作レバー30は光ディ
スク装置本体11の外部側に配置されている。そして、
この操作レバー30は回動操作されない通常の状態では
ばね部材31の付勢力によってブラシ25aが待機位置
で保持されている。
【0043】また、操作レバー30をばね部材31の付
勢力に抗して手動で回動操作することにより、ブラシ2
5aが回動操作され、この回動操作により、クリーニン
グ液のついたブラシ25aが対物レンズ17の表面を擦
ることになり、対物レンズ17の表面の埃りや、タバコ
のヤニ等の汚れを除去できクリーニングされることにな
る。
【0044】上記したように、操作軸27の先端部側の
露出部をカ−トリッジ本体21およびシャフトカバ−2
8の延出部21a,28aとクリ−ニングヘッド25と
により2重に覆い、上記操作軸27の基端部側の露出部
を上記操作レバ−30の延出部30aとカ−トリッジ本
体21とにより2重に覆うため、絶縁面の距離を大きく
とることができ、操作軸27に対する放電および操作軸
27からの放電を防止することができる。
【0045】また、上記操作レバー30の回動範囲を位
置決めストッパ35に規制し、この規制回動範囲をクリ
−ニングブラシ25aが対物レンズ17に摺接する回動
範囲に対応させるため、単に、位置決めストッパ35に
当接するまで手動レバー30を回動させるだけで、クリ
−ニングブラシ25aをその待機位置から対物レンズ1
7を擦り終える位置まで回動させることができ、確実に
クリ−ニングすることができる。
【0046】また、上記クリーニングヘッド25の取付
孔37には空気抜けの為の小さな溝38を形成するた
め、操作軸27の先端部を上記取付孔37に挿入する
と、取付口37内の空気が上記溝38から抜けて差し込
み易いとともに、カートリッジ本体21を分解する事無
くクリーニングヘッド25の交換が可能である。
【0047】また、カ−トリッジ本体21が光ディスク
装置本体11に組み込まれて所定位置に至ると、光ディ
スク装置本体11の内部にあるカートリッジ本体21を
押さえるための押さえ板バネ41の突起部41aがカー
トリッジ本体21の穴42内に入り込みカ−トリッジ本
体21を押圧保持するため、カ−トリッジ本体21のガ
タ付きを防止することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、クリ−ニ
ングヘッドの操作軸の露出部を絶縁部で覆から、操作軸
の露出部の絶縁面の距離を稼ぐことができ、操作軸から
光ディスクのドライブ装置内部に放電されることが無く
なる。したがって、作業時に作業者の人体に帯電する静
電気によりドライブ装置のスピンドルモータや光学ヘッ
ドの磁気回路に放電さて破壊するといった事を確実に防
止できる。
【0049】また、操作レバ−の回動量を規制し、この
規制回動範囲を対物レンズに対するクリ−ニングブラシ
の摺接範囲に対応させることにより、単に操作レバ−を
規制範囲内で回動させるだけで、クリ−ニングブラシを
対物レンズに確実に摺接させてクリ−ニングすることが
できる。
【0050】また、クリ−ニングヘッドを操作軸に着脱
自在に取り付けるから、クリ−ニングカ−トリッジを分
解することなく、クリ−ニングヘッドの交換が可能であ
る。
【0051】また、クリ−ニンググヘッドの取付孔に排
気路を形成するから、操作軸をクリ−ニンググヘッドの
取付孔にスム−ズに挿入し取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるクリ−ニングカ−トリ
ッジを示す断面図。
【図2】図1のクリ−ニングカ−トリッジが光ディスク
装置の内部に挿入された状態を示す構成図。
【図3】図1のクリ−ニングカ−トリッジを示すもの
で、図3(a)はその平面図、図3(b)はその正面
図。
【図4】図3のクリ−ニングカ−トリッジの内部構造を
示す平面図。
【図5】図3のクリ−ニングカ−トリッジの操作レバ−
の回動方向を示すもので、図5(a)はその斜視図、図
5(b)はその正面図。
【図6】図3のクリ−ニングカ−トリッジの操作レバ−
のストッパを示す図。
【図7】図3のクリ−ニングカ−トリッジのクリ−ニン
グヘッドを示すもので、図7(a)はその斜視図、図7
(b)はその取付口を示す正面図。
【図8】図2の光ディスク装置に挿入されたクリ−ニン
グカ−トリッジが押さえバネにより保持された状態を示
す説明図。
【図9】図3のクリ−ニグカ−トリッジのクリ−ニング
ブラシにクリ−ニング液を付ける状態を示すもので、図
9(a)はその斜視図で、図9(b)はその正面図。
【図10】図9のクリ−ニングブラシを用いてクリ−ニ
ングする場合を示すもので、図10(a)はクリ−ニン
グカ−トリッジを光ディスク装置に挿入する状態を示す
斜視図、図10(b)はクリ−ニングカ−トリッジを光
ディスク装置に挿入した状態を示す斜視図。
【図11】図10のクリ−ニングカ−トリッジが光ディ
スク装置内に挿入されてそのクリ−ニングブラシが回動
されて対物レンズをクリ−ニングする状態を示す説明
図。
【符号の説明】
11…光ディスク装置本体、12…クリ−ニングカ−ト
リッジ、17…対物レンズ、25…クリ−ニングヘッ
ド、27…操作軸、21a、28a,30a…延出部
(絶縁部)、35…ストッパ(規制手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを備える光ディスク装置内に
    挿入されるクリ−ニングカ−トリッジと、 このクリ−ニングカ−トリッジに設けられ一部を前記ク
    リ−ニングカ−トリッジから外部に露出させる金属製の
    操作軸と、 この操作軸に設けられ該操作軸が回転されることにより
    前記対物レンズにブラシを摺接させてクリ−ニングする
    クリ−ニングヘッドと、 前記操作軸の露出部を覆って該露出部を絶縁する絶縁部
    と、 を具備してなることを特徴とするレンズクリーニング装
    置。
  2. 【請求項2】 対物レンズを備える光ディスク装置内に
    挿入されるクリ−ニグカ−トリッジと、 このクリ−ニングカ−トリッジに設けられ基端部側と先
    端部側の一部をクリ−ニングカ−トリッジから外部に露
    出させる金属製の操作軸と、 この操作軸の基端部側に設けられ前記操作軸を回転させ
    る操作レバ−と、 前記操作軸の先端部側に設けられ前記操作軸が回転され
    ることにより前記対物レンズにブラシを摺接させてクリ
    −ニングするクリ−ニングヘッドと、 前記操作軸の露出部を覆って該露出部を絶縁する絶縁部
    と、 を具備してなることを特徴とするレンズクリーニング装
    置。
  3. 【請求項3】 対物レンズを備える光ディスク装置内に
    挿入されるクリ−ニングカ−トリッジと、 このクリ−ニングカ−トリッジに設けられ一部を前記ク
    リ−ニングカ−トリッジから外部に露出させる金属製の
    操作軸と、 この操作軸の基端部側に設けられ、前記操作軸を回転さ
    せる操作レバ−と、 前記操作軸の先端部側に設けられ前記操作軸が回転され
    ることにより前記対物レンズにブラシを摺接させてクリ
    −ニングするクリ−ニングヘッドと、 前記操作軸の露出部を覆って該露出部を絶縁する絶縁部
    と、 前記操作レバ−の回動範囲を規制し、該規制回動範囲を
    前記対物レンズに対する前記クリ−ニングブラシの摺接
    範囲に対応させる規制手段と、 を具備してなることを特徴とするレンズクリーニング装
    置。
  4. 【請求項4】 対物レンズを備える光ディスク装置内に
    挿入されるクリ−ニングカ−トリッジと、 このクリ−ニングカ−トリッジに設けられ一部を前記ク
    リ−ニングカ−トリッジから外部に露出させる金属製の
    操作軸と、 この操作軸の基端部側に設けられ、前記操作軸を回転さ
    せる操作レバ−と、 前記操作軸の先端部を取付孔内に挿脱自在に挿入させて
    取り付けられ、前記取付孔にその内部の空気を前記操作
    軸の挿入時に排気させる排気路を形成し、前記操作軸が
    回転されることにより前記対物レンズにブラシを摺接さ
    せてクリ−ニングするクリ−ニングヘッドと、 前記操作軸の露出部を覆って該露出部を絶縁する絶縁部
    と、を具備してなることを特徴とするレンズクリーニン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 クリ−ニングカ−トリッジのクリ−ニン
    グブラシを水平状態にして該クリ−ニングブラシに洗浄
    液を付着させる付着工程と、 この付着工程による洗浄液の付着後、前記クリ−ニング
    カ−トリッジを光ディスク装置内に挿入してその対物レ
    ンズに前記クリ−ニングブラシを対向させる挿入工程
    と、 この挿入工程によるクリ−ニングカ−トリッジの挿入
    後、前記クリ−ニングブラシを回転させて前記光ディス
    ク装置内の対物レンズの表面にブラシを摺接させてクリ
    −ニングするクリ−ニング工程と、 を具備してなることを特徴とするレンズクリーニング方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6021026A (en) * 1998-04-08 2000-02-01 Storage Technology Corporation Cleaning cartridge
EP1189215A2 (en) * 2000-09-19 2002-03-20 Mitsumi Electric Co., Ltd. Optical pickup actuator

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