JPH07200181A - 情報転送装置及び情報記録装置 - Google Patents

情報転送装置及び情報記録装置

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JPH07200181A
JPH07200181A JP15018994A JP15018994A JPH07200181A JP H07200181 A JPH07200181 A JP H07200181A JP 15018994 A JP15018994 A JP 15018994A JP 15018994 A JP15018994 A JP 15018994A JP H07200181 A JPH07200181 A JP H07200181A
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Naoya Haneda
直也 羽田
Kiyouya Tsutsui
京弥 筒井
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 情報転送装置1からの情報が入力される入出
力制御回路21と、それぞれ情報を記録する記録媒体片
311 〜31N と、入出力制御回路21の入力と記録媒
体片311 〜31N への書き込みとを制御する書き込み
制御回路23とを有し、入力された情報を、記録媒体片
311 〜31N に対して規則的な順序で並列に書き込み
を行う情報記録装置2と共に、このような多様なメモリ
構成をとる情報記録装置2からの情報転送要求信号に基
づいて、格納している情報を順次転送する情報転送装置
1とから成る。 【効果】 多様な構成を取る記録媒体に対して様々な情
報を簡易な構成で低電力かつ高速に転送し、その転送情
報を情報記録再生装置において容易に管理することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書き込み速度が一様で
はない記録媒体を有する多様な情報記録装置と、これら
多様な情報記録装置に対して高速に情報を転送する場合
に用いて好適な情報転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、例えば特願平4−304
706号、特願平5−21729号の明細書及び図面に
おいて、情報提供装置から半導体メモリを内蔵した記録
装置或いは記録再生装置に音声等の情報を高速に転送す
る情報転送手段を提案している。
【0003】図10は、そのような技術による情報記録
再生装置200の実施例の外観を示したものである。
【0004】この図10の装置200には情報転送装置
結合端子201が設けられており、ここを通じて情報転
送装置から当該情報記録再生装置200内に設置された
記録媒体に情報をコピーすることができる。
【0005】また、この図10の装置200には、表示
手段202と再生選択手段203が装備されており、表
示手段202には記録媒体内に記録された情報の内容を
表示することができる。当該装置200の使用者はここ
に表示された内容を基にボタンスイッチ等の再生選択手
段203を用いて必要な情報を選択的に再生することが
できる。なお、上記情報の内容は、テキスト情報、音声
情報、映像情報及びコンピュータ・プログラム等を含
み、特に限定されるものではない。ここでプログラムの
再生とは、そのプログラムを実行することを意味する
が、この場合、実行時に使用者が必要に応じて情報を入
力してもよい。また、再生信号が、テキスト情報や映像
信号である場合には、液晶装置等より構成された上記表
示手段202上に表示することができ、さらに、音声情
報の場合には、イアホン204等に出力することができ
る。
【0006】図10の例には描かれていないが、勿論、
イアホン204の代わりに或いはイアホン204に加え
てスピーカを装備することも可能であり、その場合には
スピーカに音声情報の再生結果を出力することができ
る。
【0007】更に、やはり図10の例には描かれていな
いが、再生信号は外部端子を使用して外部のディスプレ
イ装置やスピーカ等に接続してもよい。なお、記録媒体
の種類に関して特に限定はないが、高速にコピーが可能
であり、且つランダム・アクセスが容易で携帯性にも優
れた半導体メモリを使用すると便利である。
【0008】図11は、上述の技術を使った別の構成例
の外観図で、この例では、図10の情報記録再生装置
が、情報記録装置210と情報再生装置220に物理的
に分離して構成されている。但し、再生時には情報記録
装置210と情報再生装置220の間でデータ及び制御
信号の送受信が必要になるので、両者を結合する端子が
情報記録装置210及び情報再生装置220に装備され
ている。また、情報記録装置210の情報転送装置結合
端子211と情報再生装置結合端子212は、実際には
一つの端子を切り替えて使用するように構成することも
可能である。なお、この図11の例では、上記情報記録
装置210を、情報再生装置220の挿入排出口221
に挿入することで、当該情報記録装置210からの情報
を当該情報再生装置220に伝達することができる。
【0009】次に、図12は、上述の技術を使った情報
転送装置230の具体例の外観図である。当該情報転送
装置230内には記録媒体が設置され、当該記録媒体内
には情報が記録されている。また、図12では省略され
ているが、記録する情報は有線又は無線による情報伝達
手段によって送信されるようにすると便利である。但
し、勿論、記録済みの記録媒体を直接装置内に設置して
もよい。
【0010】更に、この図12の具体例の装置には、記
録されている情報の内容や価格等を表示する表示手段2
32と、どの情報を情報転送装置230から出力するか
を選択する出力選択手段231が装備されており、この
表示手段232に表示された内容に応じて上記出力選択
手段231による選択を行うことで、情報入手希望者は
所望の情報を選択することができる。なお、当該情報の
入手は、情報転送装置230の挿入排出口234に自分
の所有する情報記録再生装置又は情報記録装置を挿入
し、コピーを受けることによって実現される。
【0011】図13は、上述の技術を使った情報転送装
置の別の具体例の外観図である。この具体例では、挿入
口241と排出口242が距離を置いて分離されてお
り、情報入手希望者Hは歩きながら(図中矢印A方向に
移動しながら)情報の入手をすることができる。すなわ
ち、この場合、上記挿入口241から挿入された情報記
録装置243は、当該情報転送装置240内の図示を省
略する移動手段によって当該装置240内を図中矢印a
に示す方向に運ばれると共に、その際に当該情報転送装
置240から情報記録装置243に情報がコピーされ、
その後上記排出口242から排出される。この装置の例
によれば、多くの人に迅速に情報を提供する場合に便利
である。
【0012】図14は、図12の情報転送装置230か
ら図11の情報記録装置210に対して情報を転送する
場合の具体的構成例を示すブロック回路図である。
【0013】ここで、情報転送装置230に内蔵された
記録媒体111から読み出された情報は、転送制御回路
112を通じて情報記録装置210内の書き込み制御手
段121に転送される。次に、当該書き込み制御手段1
21は、転送された情報を記録媒体片131〜133に
対して順次書き込みを行うことにより、上記情報転送装
置230から当該情報記録装置210への情報の転送を
完了する。なお、当該情報の再生は、読み出し制御手段
141が各記録媒体片131〜133から情報を読み出
し、端子103を介して再生装置に送ることによって実
現される。
【0014】図15は、図14の各記録媒体片131〜
133に対する記録の状態の例について示したものであ
る。
【0015】この例において、図15のaに示すような
186の情報ブロック分の各情報D 0 〜D185 が上記3
個の記録媒体片131,132,133に記録されてい
る。ここで、ブロックというのは情報の単位を表し、例
えば、1情報ブロックは512バイトの情報となされ
る。また、この例の各記録媒体片131,132,13
3は、それぞれが図15のb,c,dに示すような64
情報ブロック分の情報を格納する記録領域(メモリブロ
ックM0〜M63)を有し、図15のaの0番情報ブロ
ックから63番情報ブロックまでの情報D0 〜D63は記
録媒体片131の0番メモリブロックM0から63番メ
モリブロックM63に格納され、64番情報ブロックか
ら127番情報ブロックまでの情報D64〜D127 は記録
媒体片132の0番メモリブロックM0から63番メモ
リブロックM63に格納され、128番情報ブロックか
ら185番情報ブロックまでの情報D128 〜D185 は記
録媒体133の0番メモリブロックM0から57番メモ
リブロックM57に格納されている。
【0016】因みに、携帯性を要求される情報記録装置
に内蔵される半導体メモリとしては、電池による情報の
バックアップが不要な不揮発性メモリを使用することに
より、記録された情報が消えてしまうという不都合が無
いので都合が良い。このような不揮発性メモリとして
は、例えば、伊藤らによる「大容量不揮発性メモリ」
(東芝レビュー 1990 Vol.45 No.11 pp.870-873 )及び
舛岡による「チップ面積を最小に抑えた4MビットNA
ND形EEPROM」(電子技術 1992-11 pp.23-27 )
に記述されているEEPROMを使用することができ
る。
【0017】しかし、一般的なEEPROMは、揮発性
のメモリに比較して書き込みに要する時間が長いため、
情報転送装置から送られたきた情報を順次記録していく
という方法では、情報の転送時間が長くなってしまうと
いう欠点がある。更に、上述のEEPROMでは、構成
するメモリ素子の特性にバラツキがあり、各メモリ素子
への書き込みは一定時間で完了するとは限らない。
【0018】以上のような欠点を補うために、先に本件
出願人は、特願平5−90233号の明細書及び図面に
おいて、複数の記録媒体片から構成される情報記録装置
に対して情報の並列的な書き込みを行なうことにより、
当該情報を高速に情報記録装置に転送する手段を提案し
ている。この手段を用いれば、各メモリ素子毎に著しく
書き込み時間が異なる記録媒体を使用した場合にも、極
めて高速に情報の転送を完了させることができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な複数の記録媒体片から構成される情報記録装置に対し
て、情報転送装置より情報の並列的な書き込みを行なう
場合、情報転送装置と情報記録装置とのインターフェイ
スはできるだけ簡易であることが望ましく、且つ様々な
構成の記録媒体に対応できることが望ましい。
【0020】ところが、上記特願平5−90233号の
明細書及び図面に示されている方法では、送信すべき情
報単位を指定する情報を情報記録装置から情報転送装置
に対して常に送信する必要があり、全体として複雑な制
御を行わなければならない。更に、転送される情報の順
序は情報記録装置内の記録媒体の書き込み特性によって
変動するため、情報転送装置はランダムな順序で情報を
転送する能力を有していなければならない。
【0021】このように、上記の情報転送装置及び情報
記録装置においては、情報の転送動作毎に制御用の情報
を送受信する構成を有することにより、制御手段や送受
信手段のコストが嵩んでしまうことが問題となる。更
に、上記の情報転送装置内の記録媒体は、高速且つラン
ダム・アクセス可能である記録媒体を使用するために高
価なものとなることが問題となる。
【0022】なお、半導体メモリの記録密度は年々向上
しており、記録密度が高くなるに従って、より少ない個
数の記録媒体片で同じ記憶容量の情報記録装置が構成で
きることになる。従って、多種多様な記録媒体を用いて
簡易に情報転送を実現するような様々な用途に十分に対
応できない場合がある。
【0023】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みてなされたものであって、様々な構成の記録媒体を
使用した情報記録装置に対し、情報の提供を容易に行え
る情報転送装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の情報転送装置
は、上述の目的を達成するために提案されたものであ
り、情報を記録する情報記録媒体と、情報記録装置から
の情報転送要求信号を入力する情報転送要求信号入力手
段と、当該情報転送要求信号に基づいて規則的な順序及
び間隔で情報転送を行う転送制御手段と、転送情報を上
記情報記録装置に対して出力する情報出力手段と、上記
情報記録装置より転送制御情報を受信する転送制御情報
入力手段とを有してなるものであり、記録位置によって
書き込み速度が異なる記録媒体で構成された情報記録装
置に対して、簡単な制御で高速に情報転送を行うことを
可能にしている。
【0025】ここで、上記転送制御手段は、具体的に以
下のことを行う。先ず、情報転送に先立ち、上記転送制
御情報入力手段に対し、情報転送の並列度を示す情報、
或いは上記規則的な間隔を示す情報、或いは情報転送に
おける情報ブロックの大きさを示す情報を含む転送制御
情報が、情報記録装置より伝送され、以後、上記情報転
送要求信号、例えば、1つのパルス性信号を用いて情報
の転送制御を行う。更に、上記転送制御手段は、転送情
報に先立ち、情報転送を行うべき全情報の大きさを示す
情報、或いは情報転送を行うべき情報の開始位置を示す
情報を含む第2の転送制御情報を情報記録装置に対して
送信する。また、上記全情報の大きさを示す情報、及び
上記情報の開始位置を示す情報は、情報転送を行うべき
情報を選択する転送情報選択手段に入力される、当該情
報の識別情報に基づいて得ることができる。
【0026】更に、バッファメモリを加えて有し、上記
情報記録媒体からの転送情報を情報記録装置に対して出
力する前に、一時的にバッファメモリに保持することに
より、比較的読み出し速度の遅い情報記録媒体を使用し
て情報転送装置を構成することを可能にしている。
【0027】また、本発明の情報記録装置は、複数の記
録媒体片と、情報転送装置からの情報を入力する情報入
力手段と、当該情報を上記記録媒体片に対して書き込み
を行う制御手段とを有してなるものである。
【0028】更に、本発明の情報記録装置は、複数の記
録媒体片と、情報転送装置からの転送情報を入力する情
報入力手段と、当該転送情報が上記複数の記録媒体片に
おいて縦断的な順序となるよう当該転送情報を上記複数
の記録媒体片に対して並列に書き込みを行う制御手段を
有してなるものである。
【0029】また、本発明の情報記録装置は、記録媒体
片選択手段を加えて融資、上記複数の記録媒体片のうち
の上記制御手段によって書き込みを行う記録媒体片を選
択するものである。更に、電圧制御手段を加えて有し、
上記記録媒体片選択手段において非選択の記録媒体片に
対する印加電圧を低下させることにより低消費電力化を
可能にしている。更に、情報転送要求信号出力手段を加
えて有し、情報転送装置に対して情報転送要求信号を伝
送することができるものであり、簡単な制御で高速に情
報転送を行うことを可能にしている。
【0030】ここで、上記制御手段は、具体的に以下の
ことを行う。先ず、情報転送に先立ち、転送制御情報出
力手段より、情報転送の並列度を示す情報、或いは上記
複数の記録媒体片夫々において記録される情報の大きさ
を示す情報、或いは情報転送における情報ブロックの大
きさを示す情報を含む転送制御情報を、情報転送装置に
対して伝送する。以後、上記情報転送要求信号、例え
ば、1つのパルス性信号を情報転送装置に伝送すること
により制御を行う。更に、上記制御手段は、情報転送に
先立ち、情報転送を行うべき全情報の大きさを示す情
報、或いは情報転送を行うべき情報の開始位置を示す情
報を含む第2の転送制御情報を情報転送装置より受信す
る。
【0031】更に、バッファメモリ及び制御用レジスタ
を加えて有し、制御用レジスタに記憶された、バッファ
メモリに保持すべき転送情報が計算可能である情報と、
上記複数の記録媒体片に最初に書き込むべき転送情報が
計算可能である情報と、上記複数の記録媒体片に書き込
むべき転送情報が計算可能である情報に基づき、情報転
送装置からの転送情報を一時的にバッファメモリに保持
した後に上記記録媒体片に書き込むことにより、書き込
み速度のバラツキを吸収し、効率の良い情報転送を実現
している。なお、これは上記バッファメモリの代わり
に、格納された順序で出力されるバッファメモリを上記
複数の記録媒体片の夫々に設置することによっても可能
である。
【0032】なお、上記情報記録媒体及び上記記録媒体
片としては、例えば、EEPROM(Electrically Eras
able and Programmable ROM)のような不揮発性メモリ等
の半導体メモリ、或いは磁気ディスクや光磁気ディスク
等を用いることができ、また、上記情報記録媒体とし
て、例えば、ROM或いは光ディスクのような読み出し
専用の記録媒体を用いることも可能である。更に、上記
情報記録媒体に記録する情報は、音声情報や音楽情報或
いは文字情報や画像情報を含むことができる。
【0033】すなわち、本発明の情報転送装置は、例え
ば、フラッシュメモリ等、記録単位毎に書き込み速度が
一様でない記録媒体で構成された情報記録装置におい
て、複数の記録媒体片に対して規則的な順序で並列に書
き込みを行うことにより、簡単な制御で効率の高い情報
転送を実現することができるものである。更に、多様な
記録媒体より構成された情報記録装置に対して容易に対
応することができるものである。また、制御対象外の記
録媒体片に供給する電圧を低下させることにより低消費
電力化を図ることができるものである。更に、情報転送
後、複数の記録媒体片内の情報が縦断的な順序で連続と
なるよう制御することにより、情報記録装置における情
報の管理を容易に行うことができるものである。
【0034】これにより、本発明の装置を利用して、様
々な記録媒体に対する情報の転送を簡易な構成且つ低電
力且つ高速に行うと共に、転送後の情報管理を容易に実
現することができるようになる。
【0035】
【作用】本発明によれば、フラッシュメモリ等、記録単
位毎に書き込み速度が一様でない記録媒体で構成された
情報記録装置において、複数の記録媒体片に対して規則
的な順序で並列に書き込みを行うことにより、簡単な制
御で効率の高い情報転送を実現する。更に、多様な記録
媒体より構成された情報記録装置に対して容易に対応す
る。更に、制御対象外の記録媒体片に供給する電圧を低
下させることにより低消費電力化を図る。更に、情報転
送後に複数の記録媒体片内の情報が縦断的な順序で連続
となるよう制御することにより、情報記録装置において
情報の管理を容易に行う。
【0036】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0037】先ず、本発明実施例の情報記録装置の概略
構成を本発明に係わる情報転送装置と共に示す図1を用
いて詳細に説明する。
【0038】この図1に示す情報記録装置2において、
情報の転送は当該装置2内に設置された入出力制御回路
21が情報転送要求信号を情報転送装置1に送信するす
ることによって開始される。
【0039】次に、上記情報転送装置1は、その要求に
基づいて情報ブロックを入出力制御回路21を介して情
報バッファ22に伝送する。そして、当該情報バッファ
22に一時的に記録された情報ブロックの情報は、書き
込み制御回路23によって複数個(1〜N個)の記録媒
体片311 〜31N に並列的に書き込みがなされる。こ
こで、情報ブロックとは、1つの情報転送要求信号に応
じて転送される情報のまとまりを示す。
【0040】ところで、上記記録媒体片の各メモリブロ
ックへの書き込みに要する時間にはバラツキがあり、一
定時間後に必ずしも正しい書き込みが終了するかどうか
は保証されない。但し、書き込みを行なった後に書き込
んだ内容を読み出し、書き込むべき情報と一致するか否
かを調べることにより、書き込みの合否を検証すること
が可能であり、正しい書き込みが行なえなかった場合に
は、所定の回数まで書き込みと検証を繰り返すことによ
り書き込みの信頼性を向上させる方法が、上述の文献
「大容量不揮発性メモリ」及び「チップ面積を最小に抑
えた4MビットNAND形EEPROM」にも記されて
いる。
【0041】本実施例では、上述のような機能が各記録
媒体片に内蔵されており、正しい記録が完了したか否か
に関する情報が、当該各記録媒体片311 〜31N から
書き込み制御回路23に送られる。
【0042】更に、当該書き込み制御回路23は、各記
録媒体片の各メモリブロックの情報ブロックが有効であ
るか否かの記録情報を記録情報記録手段41に記録す
る。例えば、上記記録媒体片への書き込みに失敗した場
合には、後述するように、当該情報ブロックのデータを
他のメモリブロックへ記録すると共に、そのような例外
的な書き込みが行われたことを示す情報を上記記録情報
記録手段41に記録する。そして、当該書き込み制御回
路23は、記録媒体片に対する当該情報ブロックのデー
タの書き込みが終了すると、当該記録媒体片において次
に書き込みが行なわれるべきメモリブロック番号の情報
を制御用レジスタ24に記録する。従って、入出力制御
回路21は、制御用レジスタ24の状態に基づいて情報
転送装置1に情報転送の要求を行なう。
【0043】以上の動作が、要求された全ての情報の転
送が完了するまで繰り返される。
【0044】また、情報の再生時には、記録情報記録手
段41に記録されている記録情報に基づいて、読み出し
制御回路51は、上記各記録媒体片311 〜31N から
の情報を読み出して出力端子3を介して情報再生装置に
伝送することにより再生を行う。
【0045】次に、図2のa,b,cは、上述のように
して前記図15のaに示したような186情報ブロック
分の情報が、例えば三つの記録媒体片311 ,312
31 3 に記録された例を示した図であり、図3は、その
場合の上記情報記録装置2の記録情報記録手段41に記
録された記録情報の例を示したものである。
【0046】この例において、前記図15のaと同様の
186情報ブロック分の情報が3個の記録媒体片31
1 ,312 ,313 に渡って記録されている。ここで、
記録媒体片312 の1番メモリブロックM1や記録媒体
片313 の0番メモリブロックM0は、正しく書き込み
が行えなかったメモリブロックを示している。また、記
録媒体片311 の62番メモリブロックM62及び63
番メモリブロックM63と、記録媒体片312 の62番
メモリブロックM62と、記録媒体片313 の62番メ
モリブロックM62は、情報が書き込まれていないメモ
リブロックである。さらに、この例における各記録媒体
片311 ,312 ,313 は64ブロック分の情報を格
納することができ、前記図15のaと同様の0番情報ブ
ロックから185番情報ブロックまでの情報が、上記記
録媒体片311 ,312 ,313 に正しく書き込みが行
える限り、3つの記録媒体片311 ,312 ,313
縦断するような順序で記録されている。なお、この図2
の例では、各記録媒体片31 1 ,312 ,313 に記録
されている情報ブロックの番号は連続しているが、この
ような順序で記録することの利点については後述する。
【0047】ここで、あるメモリブロックに対し、所定
の時間内に記録が完了しなかった場合、当該メモリブロ
ックに記録される予定であった情報ブロックの情報は、
他のメモリブロックに書き込まれ、そのような例外的な
書き込みが行われたことが図3に示されるように記録情
報記録手段41に記録される。
【0048】当該記録情報記録手段41には上述したよ
うに例外的な書き込みが行われた場合のその旨を示す情
報が記録され、例えば当該記録情報記録手段41内の格
納領域の偶数番地と奇数番地にはそれぞれ本来当該情報
ブロックの情報が記録されるべき上記メモリブロックの
位置と実際に当該情報ブロックの情報が書き込まれたメ
モリブロックの位置の情報が記録されている。
【0049】この図3の例では、本来、記録媒体片31
3 の0番メモリブロックM0に書き込まれるべき124
番情報ブロックの情報が記録媒体片313 の63番メモ
リブロックM63に記録されていることを記録情報記録
手段41の格納領域の0番地m0と1番地m1に記録し
ており、また本来、記録媒体片312 の1番メモリブロ
ックM1に書き込まれるべき63番情報ブロックの情報
が記録媒体片312 の63番メモリブロックM63に書
き込まれていることを記録情報記録手段41の格納領域
の2番地m2と3番地m3に記録しており、さらに、例
外的な書き込みがこの二つのメモリブロックに対しての
み行われていることを示す情報e-1(例えば−1の情
報)が記録情報記録手段41の4番地m4に記録される
ことを示している。
【0050】このような例外的書き込みの情報は、その
ような記録が行われた時点で記録情報記録手段41に記
録される。この例では、例外的に本来の記録位置とは別
のところに書き込みを行う場合、空領域の最後尾から順
番に記録を行っており、これにより記録領域を無駄にす
ることなく、書き込まれる情報の長さとは無関係に記録
位置を定めることができるので都合が良い。なお、各記
録素子への書き込みが正しく行なわれなかった場合の対
処の方法は、この他にも様々な方法が考えられ、そのよ
うな例が前述の本件出願人が先に提案した特願平5−9
0233号の明細書及び図面に記載されている。
【0051】次に、図4及び図5は、前記図1の情報記
録装置2における入出力制御回路21及び書き込み制御
回路23が使用する制御用レジスタ24及び情報バッフ
ァ22の働きを説明するための図である。
【0052】この例においては、制御用レジスタ24と
して、図4に示すように、各記録媒体片311 ,31
2 ,313 において書き込みを開始する情報ブロック番
号を保持するS1レジスタ,S2レジスタ及びS3レジ
スタからなるSレジスタと、各記録媒体片311 ,31
2 ,313 に対して次に書き込むべき情報ブロック番号
を指示するP1レジスタ,P2レジスタ及びP3レジス
タからなるPレジスタと、情報転送装置1より各記録媒
体片311 ,312 ,313 に対して次に転送すべき情
報ブロック番号を保持するQ1レジスタ,Q2レジスタ
及びQ3レジスタからなるQレジスタと、転送要求を行
っているかどうかを示すTレジスタとから構成されてい
る。
【0053】ここで、当該装置2より情報転送装置1に
対して上記情報転送要求信号が出力されている場合に
は、TレジスタにTRUE状態として例えば0(TRUE=
0)がセットされ、一方、情報転送が必要なくなった場
合には、TレジスタにFALSE状態として例えば1
(FALSE=1) がセットされる。
【0054】また、情報バッファ22は、図5に示すよ
うに、情報転送装置1から送信されてきた情報ブロック
の情報が巡回的に記録されるいわゆるリングバッファで
ある。この例では、バッファ長L=12であり、これは
バッファ長L=3である4つのバッファ61〜64が連
続した構成をしていると考えることもできる。すなわ
ち、上述したように、上記情報転送装置1より転送され
た情報ブロックの情報は、上記3片の記録媒体片31
1 ,312 ,313 に書き込まれる前に、一時的に情報
バッファ22に格納されるが、この例では、当該情報バ
ッファ22の11番地(b11)に格納された後に転送
された情報ブロックは、再び0番地(b0)から格納さ
れることになる。この例では、情報バッファの0番地
(b0),3番地(b3),6番地(b6)及び9番地
(b9)には記録媒体片311 に書き込まれるべき情
報ブロックの情報(D22,D23,D24,D21)が、情報
バッファ22の1番地(b1),4番地(b4),7番
地(b7)及び10番地(b10)には記録媒体片31
2 に書き込まれるべき情報ブロックの情報(D84
85,D86,D83)が、情報バッファ22の2番地(b
2),5番地(b5),8番地(b8)及び11番地
(b11)には記録媒体片313 に書き込まれるべき情
報ブロックの情報(D146 ,D147 ,D144 ,D145
が夫々格納されている。
【0055】ここで、情報バッファ22に格納されてい
る情報ブロックの情報のうち、図5の図中斜線が施され
ている情報ブロックの情報は、既に対応する記録媒体片
への書き込みが完了している(各情報D145 ,D83、D
21,D144 ,D23,D146 ,D22の書き込みが完了して
いる)ことを示しており、図4に示すように、記録媒体
片311 には0番から23番までの情報ブロックの情
報、記録媒体片312 には62番から83番までの情報
ブロックの情報、記録媒体片313 には124番から1
46番までの情報ブロックの情報の書き込みが完了して
いることが、Sレジスタ及びPレジスタの各S1レジス
タ〜S3レジスタ及びP1レジスタ〜P3レジスタ内の
値(R0及びR24と、R62及びR84と、R124
及びR147)より認識できる。
【0056】また、上記情報バッファ22には、記録媒
体片311 に書き込む情報ブロックとして24番まで、
同様に記録媒体片312 に対する情報ブロックは86番
まで、記録媒体片313 に対する情報ブロックは148
番までが既に格納されていることがQレジスタ内のQ1
レジスタ〜Q3レジスタ内の値(R25,R87,R1
48)より認識できる。
【0057】この状態において、次に情報転送装置1よ
り転送された情報ブロックの情報を格納すべき上記情報
バッファ22における番地は、制御用レジスタ24の
(Q1−S1),(Q2−S2)及び(Q3−S3)が
最大で且つ記録媒体片番号が最大となるQレジスタの値
をXとし、(X−1)番情報ブロックが格納されている
情報バッファ22の番地をAとすると、(A+1)番地
であり、すなわち、この例では8番地(b8)に148
番情報ブロックの情報を格納することが分かる。
【0058】更に、この状態において、制御用レジスタ
24の(P1−S1),(P2−S2)及び(P3−S
3)が最小値で且つ記録媒体片番号が最小となるPレジ
スタの値をYとし、Y番情報ブロックが格納されている
情報バッファ22の番地をBとすると、(B−1)番地
の情報ブロック、すなわち、この例では0番地の情報ブ
ロックまでは既に記録媒体片への書き込みが終了してい
る。従って、上記情報バッファ22のうち、連続する上
記(A+1)番地から上記(B−1)番地までは、新た
な情報を転送して格納することができる。つまり、この
例では、情報バッファ22の8番地(b8),9番地
(b9),10番地(b10),11番地(b11)及
び0番地(b0)夫々に、148番情報ブロック,25
番情報ブロック,87番情報ブロック,149番情報ブ
ロック及び26番情報ブロックの情報を、上記情報転送
装置1より転送して格納することができる。
【0059】次に、本発明実施例の情報記録装置2の入
出力制御回路21における処理を図6のフローチャート
を用いて説明する。
【0060】先ず、上記情報記録装置2の使用者は、上
記情報転送装置1より転送する情報の選択を行う。ここ
で、この選択の方法としては、例えば上記図12の情報
転送装置において説明したように、上記使用社が情報転
送装置1に装備されている出力選択手段等を用いて行う
ことができる。
【0061】また、上記情報転送装置1は、選択された
情報に対応する情報の開始位置や情報量等のメモリ管理
情報を持っており、上記選択により、転送情報の開始位
置S1及び情報量Iを情報記録装置2に送信する。従っ
て、情報転送装置1の上記送信に対し当該入出力制御回
路21は、ステップS101で上記開始位置S1及び情
報量Iを受信する。
【0062】次のステップS102では、情報転送制御
の並列度Mを当該装置2より情報転送装置1に対して送
信する。ここで。当該並列度Mは、転送情報を記録する
ために必要な記録媒体片の個数を示している。
【0063】これにより、上記情報転送装置1及び上記
情報記録装置2では、上記選択された転送情報の情報量
I及び当該転送情報を記録するために必要な記録媒体片
の個数Mより、各記録媒体片において記録される情報量
Jを、上記情報量Iを上記並列度Mで分割した情報量と
して求めることができ、従って、ステップS103にお
いて、当該情報量J及び上記選択された転送情報の開始
位置S1より、各記録媒体片における最初の転送情報の
番号であるSi(i=1,2,・・・,M)を求めるこ
とができる。ただし、当該情報量Jは、各記録媒体片の
記録容量から上述したような例外的な書き込み可能な領
域の容量を差し引いた情報量を超過しないものとする。
【0064】すなわち、図4及び図5の例において、情
報記録装置2は、S1=0及びI=186を情報転送装
置1より受信した後に、M=3を情報転送装置1に送信
することにより、情報転送装置1内及び情報記録装置2
内の両方において、J=62を求めることができ、従っ
て、S1=0、S2=S1+J=62、S3=S2+J
=124を求めることができる。また、上記並列度Mの
代わりに、予め求めた上記情報量Jを情報転送装置1に
送信しても同様の処理を行うことが可能である。
【0065】更に、初期設定時において、予め情報転送
における情報ブロックの大きさを情報転送装置に対して
送信しておくことにより、多様な記録媒体で構成された
種々の情報記録装置に対応することができるため便利で
ある。
【0066】その後のステップS104及びS105で
は、各記録媒体片に対する次の転送情報の番号であるQ
iをQi=Si(i=1,2,・・・,M)として初期
設定すると共に、T=TRUEとして転送制御を開始す
る。
【0067】次のステップS106において、上記情報
転送装置1からの次の転送情報を格納すべき上記情報バ
ッファ22における上記(A+1)番地の情報が、対応
する記録媒体片へ既に書き込まれているか否かをチェッ
クする。これは、当該対応する記録媒体片iにおいて、
(Qi−Pi)が(L/M)より小さいか否かをチェッ
クすることで分かる。すなわち、図4及び図5の例で
は、8番地の情報D144は、Q3−P3=3が12/3
=4より小さいことから、既に記録媒体片i=3に書き
込みが完了しており、次の転送情報の格納が可能である
ことが分かる。当該ステップS106において、情報バ
ッファ22に格納可能領域が確保されていない(No)
と判断された場合には、格納可能領域が確保されるまで
当該ステップS106を繰り返す。その間、後述するよ
うに、書き込み制御回路23は、情報バッファ22から
記録媒体片への情報ブロックの書き込みを実行してお
り、その結果、情報バッファ22に格納可能領域が確保
される(Yes)と、次のステップS107において、
情報転送装置1に対して情報ブロックの転送を要求す
る。
【0068】これにより、当該格納可能領域から記録媒
体片iに書き込むべきQi番情報ブロックが情報転送装
置1より転送される。次のステップS108では、転送
された情報ブロックを受信し、続くステップS109に
おいて、受信した情報ブロックが転送終了コードである
か否かを判定し、転送終了コードでなければ(No)、
続くステップS110において、当該情報ブロックを情
報バッファ22に格納した後、次のステップS111に
おいてQi値を更新し、上記ステップS106に戻って
以上の処理を繰り返す。
【0069】すなわち、図4及び図5の例では、転送要
求により転送された148番情報ブロックが上述したよ
うに情報バッファ22の8番地に格納され、Q3値は1
49に更新される。
【0070】一方、上記ステップS109において、転
送終了コードを受信した場合(Yes)には、ステップ
S112においてTレジスタの内容をFALSEに変更
して、今後新たな情報が転送されて来ないことを後述す
るように書き込み制御回路23が認識できるようにした
後、当該書き込み制御を終了する。
【0071】次に、本発明実施例の情報記録装置2の書
き込み制御回路23における処理を図7のフローチャー
トを用いて説明する。
【0072】先ず、ステップS201において、書き込
み制御回路23は、書き込みを行う記録媒体片i(i=
1,2,・・・,N)の選択を行う。この記録媒体片の
選択は、単純に記録媒体片番号順に連続して選択しても
よいし、情報が記録されていない或いは不要な情報が記
録されている記録媒体片を選択してもよい。
【0073】次のステップS202では、上述のように
入出力制御回路21のステップS103において求めた
Si(i=1,2,・・・,M)を用いて、これを前の
ステップS201で選択した各記録媒体片における最初
に書き込むべき情報ブロック番号を設定する。
【0074】すなわち、上述した図4及び図5の例で
は、先ず全3片の記録媒体片を選択し(M=3)、次に
上記情報転送装置1内の記録媒体に記録されている情報
ブロックのうち、0番、62番及び124番の情報ブロ
ックを夫々の記録媒体片における最初の情報ブロックと
している。すなわち、当該ステップS202では、P1
=0、P2=62及びP3=124としてPレジスタを
設定することになる。勿論、全3片の記録媒体片のうち
2片のみを選択する(M=2)ことも可能であり、この
場合、上記ステップS201において、非選択の記録媒
体片に対応するレジスタを無効にすると共に、当該非選
択の記録媒体片に対する印加電圧を下げることにより電
力消費を抑制する。なお、上述した印加電圧を下げる制
御は、情報の読み出し操作時においても有効であり、読
み出し制御対象外の記録媒体片における電力消費を抑制
することが可能である。
【0075】次のステップS203において、上記ステ
ップS201で選択した記録媒体片のうち、書き込み可
能な状態にある記録媒体片が存在するか否かをチェック
し、もし存在しない(No)ならば、書き込み可能な状
態となるまでステップS203を繰り返す。
【0076】一方、書き込み可能状態の記録媒体片が存
在する(Yes)ならば、続くステップS204におい
て、実際に書き込みを行なう記録媒体片を決定するが、
これは選択した夫々の記録媒体片に対応するレジスタP
i(i=1,2,・・・,M)をチェックし、最小値を
持つPiに対応する記録媒体片iを選択すればよい。
【0077】次のステップS205において、選択され
たPi値と対応するQi値との比較を行なう。Pi値の
方がQi値よりも小さい場合(Yes)には、Piの示
す情報ブロックは既に情報バッファに格納されているこ
とを示しているので、次のステップS206において、
iに対応する記録媒体片への書き込みを行なう。書き込
み終了後、ステップS207においてPiを更新した
後、上記ステップS203に戻って以上の処理を繰り返
す。
【0078】一方、上記ステップS205において、P
i値がQi値以上である場合(No)には、書き込みを
行なうべき情報ブロックが情報バッファ22にまだ転送
されていないとして、続くステップS208において、
今後、上記情報転送装置1より、新たな情報が転送され
てくるか否かをTレジスタによりチェックする。
【0079】ここで、T=TRUE(Yes)の場合、
今後新たな情報が転送されてくる可能性があるので、上
記ステップS203に戻って以上の処理を繰り返すが、
一方、T=FALSE(No)の場合、今後新たな情報
が転送されてくる可能性は無いので、次のステップS2
09において、情報バッファ22に格納されている情報
ブロックは、対応する各記録媒体片に全て書き込まれた
か否かをチェックする。
【0080】当該ステップS209において、全て書き
込みが完了している(Yes)と判定されると、当該書
き込み制御を終了し、一方、書き込まれていない情報ブ
ロックが残っている(No)場合、上記ステップS20
3に戻って以上の処理を繰り返す。
【0081】ここで、図6及び図7において、ステップ
S102の開始時とステップS201の終了時、ステッ
プS105の終了時とステップS202の終了時、ステ
ップS103の終了時とステップS203の開始時は、
それぞれ同期がとれているものと仮定しているが、この
ような同期をとることは困難ではない。
【0082】特に、図1においては入出力制御回路21
及び書き込み制御回路23を別々に記載してあるが、勿
論、ハードウェア的に一体化した構成の制御手段が上述
のような機能を有することも可能であり、これにより入
出力制御回路21と書き込み制御回路23との間で容易
に同期を取ることができる。
【0083】本発明の最も重要な特徴は、情報ブロック
の転送順序に規則性があることである。これにより、情
報記録装置2から情報転送装置1に対し、どの番号の情
報ブロックを送信するべきかを転送毎に指定する必要が
なくなる。従って、情報記録装置2から情報転送装置1
に対する情報転送要求信号としては、例えば、1ビット
のパルス信号の送信のみによって実現することができ
る。これは、上記情報記録装置2のメモリ構成が異なる
場合にも有効であり、従って、本発明の方法により、多
様な情報記録装置に対する情報転送が効率良く実現でき
ることになる。
【0084】更に、本発明のもう一つの重要な特徴は、
情報転送時に書き込みを行う記録媒体片を選択すること
により、必要最小数の記録媒体片に対して情報転送を行
うことができることである。これにより、通常、記録媒
体片において必要とされるチップ・セレクト動作の回数
を減らすことができ、従って、転送情報が多くの記録媒
体片に跨る場合に比較して短時間で情報転送を行うこと
ができる。更に、これにより、例えば、フラッシュEE
PROMにおいて、情報の書き込み前に必要となる消去
動作として、ブロック消去よりもチップ消去の回数の割
合が増加するため、消去時間を短縮することができ、従
って、情報転送に要する時間も短縮することができる。
また同時に、非選択の記録媒体片を低消費電力状態、い
わゆるスリープ・モードとすることにより、情報記録装
置の低消費電力化を図ることができる。
【0085】更に、本発明の他の重要な特徴は、情報転
送の結果、各記録媒体片において情報ブロックの番号が
連続するため、情報転送以降の情報記録装置における情
報の読み出し操作、消去操作、或いは編集等の制御にお
いて、メモリ管理を容易に行うことができる。つまり、
各記録媒体片において情報ブロックの番号が連続するこ
とは、必要最小回数のチップ・セレクト動作により高速
に情報を読み出すことを可能とし、読み出し操作の対象
外の記録媒体片に対して上述のように低消費電力状態と
することにより低消費電力化を可能とする。従って、他
の情報記録装置に更に情報転送するような場合にも高速
な情報転送を行うことが可能となる。
【0086】ここで、情報バッファの有用性について説
明する。もし、情報記録装置において情報バッファを装
備していなければ、規則的な順序で転送されてきた情報
を直接記録媒体片に書き込むことになる。ここで、も
し、ある記録媒体片への書き込み時間を通常以上に要し
た場合、当該記録媒体片に次に書き込むべき情報及びそ
れ以降の情報を情報転送装置から転送できなくなるとい
う不都合が生じる。
【0087】従って、上述のような情報バッファを装備
することにより、多数の記録媒体片に対して並列的に情
報の書き込みを行なう場合に生じる上記の不都合を解消
することができる。すなわち、情報記録装置では、ある
番号の情報ブロックに対応する記録媒体片への書き込み
が終了する以前に、既に当該番号以降の情報ブロックを
情報転送装置より受信して上記情報バッファに格納して
いるので、他の記録媒体片への書き込みを並列的に行な
うことができる。
【0088】一方、情報バッファが満杯になった場合に
は情報の転送が中断されるが、例えば、EEPROMの
場合、大多数のメモリ素子において書き込み時間のバラ
ツキは比較的変動が少ないので、幾つかのメモリ・ブロ
ックをまとめて平均を考慮した場合には、ほぼ均一時間
での書き込みが可能になる。従って、情報バッファが書
き込み時間のバラツキを吸収するのに十分な容量を持つ
ことによって、情報の転送が中断されることは少なくな
り、全体としての書き込み時間、つまり転送時間を短縮
することができる。
【0089】ところで、上記情報バッファ22は図4及
び図5に示された構成以外にも種々の構成が考えられ、
図8に別の情報バッファ22を用いた場合の構成例を示
す。
【0090】この例では、情報バッファ311、312
及び313は、各記録媒体片321、322及び323
の夫々に対応して個々に設置されている。各情報バッフ
ァはいわゆるFIFO(First In First Out)バッファ
となっており、情報は入力された順序で出力される。但
し、入出力制御回路301及び書き込み制御回路303
が制御用レジスタ302を使用して行う制御は、既に説
明を行なった方法と同様である。
【0091】ここで、入出力制御回路301は、上記情
報転送装置より転送された情報ブロックを上記各情報バ
ッファに振り分けるが、どの情報ブロックをどの情報バ
ッファに振り分けるかは、情報ブロックの番号、即ち、
情報ブロックが転送された順序によって容易に決めるこ
とができる。
【0092】上述のように、本発明実施例によれば、様
々なメモリ構成を取る多様な情報記録装置に対して、情
報が転送される順序は常に規則性があるため、予め情報
転送装置内の記録媒体から情報を読み出してバッファメ
モリに貯えておくことが可能である。従って、情報転送
装置に内蔵する大容量の記録媒体として、読み出しが比
較的低速な記録媒体を並列的に用い、当該記録媒体より
読み出した情報を高速な読み出し及び書き込みが可能な
バッファメモリに保持した後、当該バッファメモリより
情報記録装置に転送することが簡易な制御で可能であ
る。
【0093】次に、上述のようなバッファメモリを装備
した情報転送装置の実施例を図9を用いて説明する。
【0094】この図9において、制御用レジスタ414
は、次に情報記録装置2に転送すべき情報ブロックの番
号A、次に情報バッファ412に書き込むべき情報ブロ
ックの番号B、及び転送する全情報の大きさCを保持し
ている。
【0095】先ず、情報転送に先立ち、上記番号A及び
Bは0にリセットされる。次に、情報記録装置2より送
信された、情報転送装置1から情報記録装置2に対して
転送すべき情報を識別する識別情報を受信し、入出力制
御回路413は当該識別情報に対応する情報の大きさI
の値をCとして制御用レジスタ414に記録する。続い
て、情報記録装置1より情報転送の並列度を示す情報を
受信し、当該情報を基にして規則的な転送順序を決定す
る。
【0096】以後、入出力制御回路413は、情報記録
装置2からの情報転送要求信号がある毎に制御用レジス
タ414をチェックし、情報バッファ412に格納され
ているA番情報ブロックが未転送であば、これを情報記
録装置2に送信してAの値を更新する。また、読み出し
制御回路411は、制御用レジスタ414をチェック
し、情報バッファ412に空き領域があれば、記録媒体
401或いは記録媒体402からB番情報ブロックを読
み出して情報バッファ412に格納し、Bの値を更新す
る。以上の制御を上記転送する全情報量Cの転送が終了
するまで繰り返す。
【0097】なお、この図9のように情報バッファ41
2を当該情報転送装置1内に設置した場合には、図1に
示した情報記録装置2内の情報バッファを設置せずに、
情報記録装置2からの情報転送要求信号に基づいて当該
情報転送装置1より転送した情報ブロックを、直接に各
記録媒体片に書き込むことも可能である。
【0098】また、図1及び図9において、情報転送装
置1と情報記録装置2間の送受信情報は、時分割で送受
信することによって情報転送装置1と情報記録装置2間
の情報伝送を行なう信号線数を少なくすることが可能で
ある。
【0099】なお、本実施例は前記図10〜図13の全
てに対して対応可能であり、以上の説明では前記図12
に示されるような情報転送装置から情報記録装置へ音声
情報を転送する場合を例にとって説明を行なったが、本
発明は一般の情報転送装置から情報記録装置へ情報を転
送する場合に適用でき、その内容も必ずしも音声情報に
限らず適用でき、それらが本発明に含まれることは言う
までもない。更に、例えば、一旦情報の転送を受けた情
報記録装置を新たな情報転送装置と見なして、この装置
から他の情報記録装置に情報を転送することも可能であ
る。この場合、情報バッファを書き込み時及び読み出し
時兼用のとすることにより装置のコストを低減すること
ができ都合がよい。
【0100】情報記録装置における記録媒体としては、
ランダム・アクセス可能な半導体メモリ媒体やディスク
媒体を用いると、高速な情報転送の効果が得られ、更
に、不揮発性メモリを用いることにより情報保持のため
の電源が不要となり、装置の一層の小型化が可能にな
る。更に、例えば、フラッシュ・メモリ等の電気的に書
き換え可能な不揮発性メモリを用いることにより、情報
の書き換えが容易に行える。情報転送装置における記録
媒体についても同様のことが言えるが、読み出し専用の
記録媒体を用いることも可能であり、例えば、光ディス
ク等を用いることにより、装置の低価格化を実現でき
る。
【0101】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、フラッシュメモリ等、記録単位毎に書き込
み速度が一様でない記録媒体で構成された情報記録装置
において、複数の記録媒体片に対して規則的な順序で並
列に書き込みを行うことにより、簡単な制御で効率の高
い情報転送を実現することが可能である。更に、多様な
記録媒体より構成された情報記録装置に対して容易に対
応することができる。更に、制御対象外の記録媒体片に
供給する電圧を低下させることにより低消費電力化を図
ることが可能となる。更に、情報転送後に複数の記録媒
体片内の情報が縦断的な順序で連続となるよう制御する
ことにより、情報記録装置において情報の管理を容易に
行うことが可能となる。すなわち、本発明によれば、多
様な構成を取る記録媒体に対して様々な情報を簡易な構
成で低電力且つ高速に転送し、その転送情報を情報記録
再生装置において容易に管理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の情報記録装置及び情報転送装置
の概略構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明実施例情報記録装置における情報記録の
方法を説明するための図(メモリマップ)である。
【図3】本実施例の情報記録装置の記録情報記録手段で
の動作を説明するための図(メモリマップ)である。
【図4】本実施例の情報転送装置の制御用レジスタの動
作を説明するための図である。
【図5】本実施例の情報転送装置の情報バッファの動作
を説明するための図である。
【図6】本実施例の情報記録装置の入出力制御回路にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本実施例の情報記録装置の書き込み制御回路に
おける処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施例の情報記録装置の情報バッ
ファの別の構成を示すブロック回路図である。
【図9】本発明の実施例の情報記録装置及び詳細な情報
転送装置の構成を示すブロック回路図である。
【図10】情報記録再生装置の外観図である。
【図11】情報記録装置、情報再生装置の外観図であ
る。
【図12】情報転送装置の外観図である。
【図13】他の情報転送装置の外観図である。
【図14】従来の情報記録装置および情報転送装置の概
略構成を示すブロック回路図である。
【図15】従来の情報記録方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 情報転送装置 2 情報記録装置 21,301,413 入出力制御回路 22,311,312,313,412 情報バッファ 24,302,414 制御用レジスタ 23,303 書き込み制御回路 31,321,322,323 記録媒体片 41 記録情報記録手段 51,411 読み出し制御回路 401,402 記録媒体

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録している情報記録媒体と、 情報記録装置からの情報転送要求信号を受信する情報転
    送要求信号入力手段と、 当該情報転送要求信号に基づいて規則的な順序及び間隔
    で情報転送を行う転送制御手段と、 転送情報を上記情報記録装置に対して出力する情報出力
    手段と、 上記情報記録装置より転送制御情報を受信する転送制御
    情報入力手段とを有することを特徴とする情報転送装
    置。
  2. 【請求項2】 上記転送制御情報は、情報転送開始前に
    上記情報記録装置より伝送されるものであることを特徴
    とする請求項1記載の情報転送装置。
  3. 【請求項3】 上記転送制御情報は、情報転送の並列度
    を示す情報を含むことを特徴とする請求項1又は2記載
    の情報転送装置。
  4. 【請求項4】上記転送制御情報は、上記規則的な間隔を
    示す情報を含むことを特徴とする請求項1、2、又は3
    記載の情報転送装置。
  5. 【請求項5】 上記転送制御情報は、情報転送における
    情報ブロックの大きさを示す情報を含むことを特徴とす
    る請求項1、2、3、又は4記載の情報転送装置。
  6. 【請求項6】 上記転送制御手段は、情報転送を行うべ
    き全情報の大きさを示す情報を含む第2の転送制御情報
    を、上記情報記録装置に送信することを特徴とする請求
    項1、2、3、4、又は5記載の情報転送装置。
  7. 【請求項7】 上記第2の転送制御情報は、情報転送を
    行うべき情報の開始位置を示す情報を含むことを特徴と
    する請求項6記載の情報転送装置。
  8. 【請求項8】 上記転送情報を選択する転送情報選択手
    段を備え、情報転送を行うべき情報を識別するための識
    別情報を入力し、当該情報に基づいて上記全情報の大き
    さを示す情報及び上記開始位置を示す情報を得ることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、又は7記載
    の情報転送装置。
  9. 【請求項9】 上記情報転送要求信号は、1つのパルス
    性信号であることを特徴とする請求項1記載の情報転送
    装置。
  10. 【請求項10】 情報を一時的に保持するバッファメモ
    リを設け、上記情報記録媒体からの転送情報を上記情報
    記録装置に対して出力する前に、一時的に当該バッファ
    メモリに保持することを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、又は9記載の情報転送装置。
  11. 【請求項11】 上記情報記録媒体として、読み出し専
    用の記録媒体を用いることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8、9、又は10記載の情報転送
    装置。
  12. 【請求項12】 上記情報記録媒体として、半導体メモ
    リを用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10、又は11記載の情報転送装
    置。
  13. 【請求項13】 上記半導体メモリとして、不揮発性メ
    モリを用いることを特徴とする請求項12記載の情報転
    送装置。
  14. 【請求項14】 上記不揮発性メモリとして、電気的消
    去可能なリードオンリメモリを用いることを特徴とする
    請求項13記載の情報転送装置。
  15. 【請求項15】 上記情報記録媒体として、光磁気ディ
    スク、磁気ディスク、又は光ディスクを用いることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、
    又は10記載の情報転送装置。
  16. 【請求項16】 上記情報記録媒体に記録する情報は、
    音声情報及び/又は音楽情報を含むことを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
    1、12、13、14、又は15記載の情報転送装置。
  17. 【請求項17】 上記情報記録媒体に記録する情報は、
    文字情報及び/又は画像情報を含むことを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
    1、12、13、14、又は15記載の情報転送装置。
  18. 【請求項18】 それぞれ情報を記録可能な複数の記録
    媒体片と、 情報転送装置からの情報を受信する情報入力手段と、 当該情報転送装置からの情報を上記記録媒体片に対して
    書き込みを行う制御手段とを有してなることを特徴とす
    る情報記録装置。
  19. 【請求項19】 上記情報入力手段は上記情報転送装置
    からの転送情報を受信し、上記制御手段は上記転送情報
    が上記複数の記録媒体片において縦断的な順序となるよ
    う当該転送情報を上記複数の記録媒体片に対して並列に
    書き込みを行うことを特徴とする請求項18記載の情報
    記録装置。
  20. 【請求項20】 複数の記録媒体片からいずれかを選択
    する記録媒体片選択手段を設け、上記複数の記録媒体片
    のうち上記制御手段によって書き込みを行う記録媒体片
    を選択することを特徴とする請求項18又は19記載の
    情報記録装置。
  21. 【請求項21】 上記記録媒体片に対する印加電圧を制
    御する電圧制御手段を設け、上記記録媒体片選択手段に
    おいて非選択の記録媒体片に対する印加電圧を低下させ
    ることを特徴とする請求項18、19又は20記載の情
    報記録装置。
  22. 【請求項22】 情報転送要求信号を出力する情報転送
    要求信号出力手段を設け、上記情報転送装置に対して情
    報転送要求信号を伝送することを特徴とする請求項1
    8、19、20、又は21記載の情報記録装置。
  23. 【請求項23】 上記情報転送要求信号は、1つのパル
    ス性信号であることを特徴とする請求項22記載の情報
    記録装置。
  24. 【請求項24】 転送制御情報を出力する転送制御情報
    出力手段を設け、上記情報転送装置に対して転送制御情
    報を送信することを特徴とする請求項18、19、2
    0、21、22、又は24記載の情報記録装置。
  25. 【請求項25】 上記転送制御情報は、情報転送開始前
    に上記情報転送装置に対して伝送することを特徴とする
    請求項24記載の情報記録装置。
  26. 【請求項26】 上記転送制御情報は、情報転送の並列
    度を示す情報を含むことを特徴とする請求項24又は2
    5記載の情報記録装置。
  27. 【請求項27】 上記転送制御情報は、上記複数の記録
    媒体片それぞれにおいて記録される転送情報の大きさを
    示す情報を含むことを特徴とする請求項24、25、又
    は26記載の情報記録装置。
  28. 【請求項28】 上記転送制御情報は、情報転送におけ
    る情報ブロックの大きさを示す情報を含むことを特徴と
    する請求項24、25、26、又は27記載の情報記録
    装置。
  29. 【請求項29】 情報転送を行うべき全情報の大きさを
    示す情報を含む第2の転送制御情報を、上記情報転送装
    置より受信する転送制御情報入力手段を有することを特
    徴とする請求項24、25、26、27、又は28記載
    の情報記録装置。
  30. 【請求項30】 上記第2の転送制御情報は、情報転送
    を行うべき情報の開始位置を示す情報を含むことを特徴
    とする請求項29記載の情報記録装置。
  31. 【請求項31】 情報を一時的に保持するバッファメモ
    リを設け、上記入力された転送情報を上記複数の記録媒
    体片に書き込む前に、一時的に当該バッファメモリに保
    持することを特徴とする請求項18、19、20、2
    1、22、23、24、25、26、27、28、2
    9、又は30記載の情報記録装置。
  32. 【請求項32】 制御用レジスタを設け、上記バッファ
    メモリに保持すべき転送情報が計算可能である情報と、
    上記複数の記録媒体片に最初に書き込むべき転送情報が
    計算可能である情報と、上記複数の記録媒体片に書き込
    むべき転送情報が計算可能である情報とを上記制御用レ
    ジスタに記憶することを特徴とする請求項31記載の情
    報記録装置。
  33. 【請求項33】 上記バッファメモリを上記複数の記録
    媒体片のそれぞれに対して設置し、各バッファメモリに
    格納された転送情報は、入力された順序で出力すること
    を特徴とする請求項31又は32記載の情報記録装置。
  34. 【請求項34】 上記記録媒体片として、半導体メモリ
    を用いることを特徴とする請求項18、19、20、2
    1、22、23、24、25、26、27、28、2
    9、30、31、32、又は33記載の情報記録装置。
  35. 【請求項35】 上記半導体メモリとして、不揮発性メ
    モリを用いることを特徴とする請求項34記載の情報記
    録装置。
  36. 【請求項36】 上記不揮発性メモリとして、電気的消
    去可能なリードオンリメモリを用いることを特徴とする
    請求項35記載の情報記録装置。
  37. 【請求項37】 上記記録媒体片として、光磁気ディス
    ク、磁気ディスク、又は光ディスクを用いることを特徴
    とする請求項18、19、20、21、22、23、2
    4、25、26、27、28、29、30、31、3
    2、又は33記載の情報記録装置。
  38. 【請求項38】 上記記録媒体片に記録する情報は、音
    声情報及び/又は音楽情報を含むことを特徴とする請求
    項18、19、20、21、22、23、24、25、
    26、27、28、29、30、31、32、33、3
    4、35、36、又は37記載の情報記録装置。
  39. 【請求項39】 上記記録媒体片に記録する情報は、文
    字情報及び/又は画像情報を含むことを特徴とする請求
    項18、19、20、21、22、23、24、25、
    26、27、28、29、30、31、32、33、3
    4、35、36、又は37記載の情報記録装置。
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