JPH0720000B2 - 部品の回転係止機構 - Google Patents

部品の回転係止機構

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JPH0720000B2
JPH0720000B2 JP1210727A JP21072789A JPH0720000B2 JP H0720000 B2 JPH0720000 B2 JP H0720000B2 JP 1210727 A JP1210727 A JP 1210727A JP 21072789 A JP21072789 A JP 21072789A JP H0720000 B2 JPH0720000 B2 JP H0720000B2
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善宏 小野関
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、基板に挿入した部品を所定角度回転させて当
該部品を基板に係止する部品の回転係止機構に関する。
(従来の技術) プリント基板に取り付ける電子部品の形態は面装着型と
挿入型とに大きく分かれ、挿入型では類似形状で使用数
量の多い電子部品と、種々の形状で一種としては使用数
量の少ない、いわゆる異形電子部品とに分けて捉えるこ
とがきる。
従来の一般的なリード端子を有する形態をした異形電子
部品の挿入用に構成された挿入機構としては、先に本出
願人が提案した特願昭63-82785号がある。この場合、挿
入ガイドで異形電子部品の本体又はリード端子を挟持し
てプリント基板の挿入穴に案内して押し棒で異形電子部
品の上面を押して挿入するとともに、基板裏側に突出し
たリード端子をクリンチ機構の折り曲げ爪で折り曲げる
動作を実行する。しかし、異形電子部品を基板に挿入し
てから異形電子部品を回転させる機能は無い。
(発明が解決しようとする課題) ところで、異形電子部品のなかには、その本体の外形部
分、あるいはその他の部分を利用してプリント基板に設
けた取付穴にその部分を挿入して45度程度回転させるこ
とにより当該異形電子部品のラッチ部がプリント基板の
裏側で抜け止めの作用をするようにした構造を有するも
のがある。このように、基板への取り付けに回転を必要
とし、従来の一般的なリード端子を挿入して固定する形
態とは異なった異形電子部品の場合には、従来の挿入機
構、クリンチ機構では対応できない。
しかしながら、最近この種の基板への取り付けに回転を
必要とする異形電子部品についても挿入の機械化が要望
されるようになってきた。
本発明は、上記の点に鑑み、基板への取り付けに回転動
作が必要となる部品の基板への装着を簡単な機構で実現
した部品の回転係止機構を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る部品の回転係
止機構は、支持枠に固着された基板支えピンと、電子部
品下部のラッチ部に係合する係合部を一体に有していて
前記支持枠に回転自在に取り付けられた回転部材と、該
回転部材の回転中心に対して偏心した位置に当接する先
端を有していて前記支持枠に支点ピンでそれぞれ枢支さ
れた一対の回転駆動レバーと、該一対の回転駆動レバー
による回転駆動方向の逆回転方向に前記回転部材を付勢
するばねとを備え、 挿入穴に電子部品が挿入された基板を前記基板支えピン
で支えるとともに当該基板裏側に突出した前記ラッチ部
に前記係合部を係合させ、前記回転駆動レバーの先端で
前記回転部材を回転駆動する構成としている。
(作用) 本発明の部品の回転係止機構においては、基板に挿入さ
れた部品のラッチ部を有する下部に回転部材の係合部を
嵌め合わせ、回転部材の回転中心に対して偏心した位置
に当接する回転駆動レバーで回転部材を押して回転させ
ることにより前記部品を回転せしめて基板に対して係止
固定できる。また、支持枠や基板支えピン等の機構は、
リード端子を折り曲げるためのクリンチ機構のものをそ
のまま利用でき、回転駆動レバーも、クリンチ機構にお
ける曲げ型とほぼ同様の部材を用いればよい。すなわ
ち、リード端子付きの異形電子部品用のクリンチ機構の
部品を共用でき、コスト低減、稼働の信頼性の向上、保
守性の向上を図ることができる。
(実施例) 以下、本発明に係る部品の回転係止機構の実施例を図面
に従って説明する。
第1図乃至第4図において、カム昇降用エアーシリンダ
(もしくはその他のカム昇降用機構)の上部フレーム部
1上には支持枠2が立設固定され、該支持枠2の内側に
一対の回転駆動レバー3がピン4A,4Bを支点として枢支
されている。そして、左右の回転駆動レバー3は上端が
開く向き(すなわち下端が閉じる向き)に伸長ばね5に
よりそれぞれ付勢される。
また、支持枠2の上面には、回転部材6が支持枠2に対
して回転自在に取り付けられ、該回転部材6は第5図及
び第6図に示すプリント基板10に取り付けるべき異形電
子部品11の下部のラッチ部(係止用凸部となっている)
12に係合する係合部7を一体に有している。この係合部
7は、円筒形状の一部に前記ラッチ部12が嵌まる一対の
切欠8を形成したものである。前記回転部材6の基部に
はコイルばね15が配設され、該コイルばね15の一端は第
4図の如く支持枠2上の基板支えピン35に固定され、他
端は第4図の回転部材6の左辺における位置Pに係止さ
れている。この結果、回転部材6は第4図において左回
りに回転する向きに付勢される。但し、支持枠2上に突
出したストッパ17に回転部材6の切欠端部18が当接する
ことにより回転部材6は第4図実線の非回転状態となっ
ている。そして、左右の回転駆動レバー3の先端が回転
部材6の回転中心Zから互い違いに偏心した位置に当接
して矢印F方向に押すことによりコイルばね15の力に抗
して回転部材6は所要角度、例えば45度程度矢印Gの如
く右回りに回転する。
第2図のように、左右の回転駆動レバー3の下部は絶縁
部20となっている。この絶縁部20は例えば回転駆動レバ
ー3の金属製本体部分に絶縁板を固定した構造である。
該絶縁部20の貫通穴部21内には、第2図に示す如く、導
電性材料である固定側接点部材25がピン26にて固定され
るとともに、導電性材料の可動側検出ピン27が移動自在
に配設されおり、さらに固定側接点部材25から可動側検
出ピン27を離間させる如く付勢する圧縮ばね28が配設さ
れる。但し、圧縮ばね28が固定側接点部材25と可動側検
出ピン27とを電気的に短絡してしまうことのないよう
に、圧縮ばね28の端部と固定側接点部材25の間に絶縁ワ
ッシャ29が配置されている。そして、可動側検出ピン27
はカム昇降用エアーシリンダ又は他の機構で昇降駆動さ
れるカム型30に当接する向きに突出している。前記固定
側接点部材25と可動側検出ピン27とは異形電子部品11の
プリント基板10への挿入の有無を検出するための検出ス
イッチ手段を構成している。前記カム型30は両面がテー
パー斜面となっているものである。
なお、前記支持枠2上面には基板支えピン35が固着され
ている。この基板支えピン35は、第6図のように異形電
子部品11を回転係止する動作時にプリント基板10上の異
形電子部品11を挿入ヘッド側の押し部材36で押し下げる
際、部品の回転係止機構で基板10の下面を支えて基板10
の湾曲を防止し、プリント基板10と係合部7が接触しな
いようにするための機構を持っている。
以上の実施例の構成において、第5図のように挿入すべ
き異形電子部品11を挿入ヘッド側の挿入ガイド37で保持
してプリント基板10の挿入穴40上に移送し、挿入ガイド
37及び押し部材36(異形電子部品との摩擦を少なくする
ためにスプリングプランジャー45が下端部に装備されて
いる)の下降により第6図のように異形電子部品11を挿
入穴40に嵌め込む。ここまでの動作は挿入ヘッド側にて
実行される。異形電子部品11が挿入穴40に挿入されるま
では部品の回転係止機構全体は下降した待機状態であ
り、異形電子部品11が挿入穴40に挿入されると、これと
ほぼ同時に第6図の仮想線で示される上昇位置となり、
回転部材6の係合部7が異形電子部品11の下部に係合す
る。すなわち、係合部7に形成された切欠8に異形電子
部品11のラッチ部12がはまる。それから、カム昇降用エ
アーシリンダ(又は他のカム昇降用機構)が作動してカ
ム型30を第2図仮想線Qの位置から仮想線Rの位置へ上
昇させて左右の回転駆動レバー3の可動側検出ピン27間
に割り込ませる。異形電子部品11が挿入穴40に入ってい
て係合部7と係合していれば、回転部材6を回転させる
のに所要の力が必要となり、回転駆動レバー3の上端が
回転部材6の側面に当たると可動側検出ピン27は圧縮ば
ね28の弾性力に抗して押されて後退し固定側接点部材25
に当接状態となり、さらにカム型30が上昇していくのに
伴い回転駆動レバー3は第4図矢印Fのごとく互い違い
に内向きに回動して回転部材6を矢印Gのように右回り
に回転させる。この結果、第6図のように回転部材6に
一体の係合部7の回転に伴って異形電子部品11の下部の
ラッチ部12も回転してプリント基板10に脱落しないよう
に異形電子部品11が係止、固定されることになる。
その際、異形電子部品11の挿入検出は、各回転駆動レバ
ー3の固定側接点部材25と可動側検出ピン27との間の導
通を見ることにより実行できる。すなわち、カム型30を
導電性材料で構成しておけば、固定側接点部材25、可動
側検出ピン27及びカム型30の経路の導通を導通測定器で
検出すればよい。
また、左右の回転駆動レバー3の固定側接点部材25間の
導通を見るようにしても良い。すなわち、左側の回転駆
動レバー3の固定側接点部材25、これに接触状態の可動
側検出ピン27、これに接触状態のカム型30、カム型30に
接触状態の右側の回転駆動レバー3の可動側検出ピン2
7、これに接触状態の固定側接点部材25の閉じた経路を
外部の導通測定器にて検査することによっても異形電子
部品11の挿入検出を実行できる。
なお、異形電子部品11に挿入不良があると、回転部材6
は空転し、各回転駆動レバー3も圧縮ばね28を縮めるの
に必要な負荷がかからず可動側検出ピン27は圧縮ばね28
の弾性力で固定側接点部材25に対して離間状態を保ち、
固定側接点部材25と可動側検出ピン27との間がオフ状態
を維持する。この結果、挿入不良を検出できる。
なお、回転量は異形電子部品11のラッチ部12の構造によ
り予め規定されているが(例えば45度程度)、部品の回
転係止機構側では所要の回転量より僅かに多く回転でき
るようにしておく。余分な回転量の調整はカム昇降用エ
アーシリンダ側で行う。
上記実施例で使用した回転駆動レバー3は、リード端子
を有する異形電子部品を対象としたクリンチ機構の曲げ
型とほぼ同様の部材を用いればよく、その他の部品もク
リンチ機構と共用できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の部品の回転係止機構によ
れば、基板への取り付けに回転動作が必要な部品の基板
への装着を簡単な機構で実現できる。また、リード端子
付き部品用のクリンチ機構の構成部材を共用可能な構造
であり、コスト低減、稼働の信頼性の向上、保守性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る部品の回転係止機構の実施例を示
す正面図、第2図は同正断面図、第3図は同側断面図、
第4図は同平面図、第5図及び第6図は異形電子部品を
プリント基板に挿入する工程をそれぞれ説明する断面図
である。 1……上部フレーム部、2……支持枠、3……回転駆動
レバー、6……回転部材、7……係合部、8……切欠、
10……プリント基板、11……異形電子部品、12……ラッ
チ部、15……コイルばね、30……カム型、35……基板支
えピン、36……押し部材、45……スプリングプランジャ
ー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持枠に固着された基板支えピンと、電子
    部品下部のラッチ部に係合する係合部を一体に有してい
    て前記支持枠に回転自在に取り付けられた回転部材と、
    該回転部材の回転中心に対して偏心した位置に当接する
    先端を有していて前記支持枠に支点ピンでそれぞれ枢支
    された一対の回転駆動レバーと、該一対の回転駆動レバ
    ーによる回転駆動方向の逆回転方向に前記回転部材を付
    勢するばねとを備え、 挿入穴に電子部品が挿入された基板を前記基板支えピン
    で支えるとともに当該基板裏側に突出した前記ラッチ部
    に前記係合部を係合させ、前記回転駆動レバーの先端で
    前記回転部材を回転駆動することを特徴とする部品の回
    転係止機構。
  2. 【請求項2】前記係合部は円筒形状の一部に前記ラッチ
    部が嵌まる一対の切欠を形成したものである請求項1記
    載の部品の回転係止機構。
  3. 【請求項3】前記回転駆動レバーが前記支持枠に対して
    昇降するカムにより駆動される請求項1記載の部品の回
    転係止機構。
JP1210727A 1989-08-17 1989-08-17 部品の回転係止機構 Expired - Fee Related JPH0720000B2 (ja)

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JPH0374899A JPH0374899A (ja) 1991-03-29
JPH0720000B2 true JPH0720000B2 (ja) 1995-03-06

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JPS6113229Y2 (ja) * 1979-08-14 1986-04-24
JPS614299A (ja) * 1984-06-19 1986-01-10 松下電器産業株式会社 部品固定装置

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JPH0374899A (ja) 1991-03-29

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