JPH07199977A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

Info

Publication number
JPH07199977A
JPH07199977A JP5350527A JP35052793A JPH07199977A JP H07199977 A JPH07199977 A JP H07199977A JP 5350527 A JP5350527 A JP 5350527A JP 35052793 A JP35052793 A JP 35052793A JP H07199977 A JPH07199977 A JP H07199977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
karaoke
style
accompaniment
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5350527A
Other languages
English (en)
Inventor
Mizuo Tomizawa
瑞夫 富沢
Tetsuji Seto
哲司 瀬戸
Hirochika Mikami
博規 三上
Hiroko Mejika
寛子 女鹿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland Corp filed Critical Roland Corp
Priority to JP5350527A priority Critical patent/JPH07199977A/ja
Publication of JPH07199977A publication Critical patent/JPH07199977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】カラオケ装置に関し、カラオケ曲の演奏スタイ
ルを容易に変えることができるようにし、しかもその変
更した演奏スタイルに合うように各種機器の制御態様も
容易に変更できるようにする。 【構成】各種の演奏スタイル別に各種の伴奏パターンを
記憶する伴奏パターン記憶手段31と、カラオケ自動演
奏を行うカラオケ演奏音発生手段32と、演奏スタイル
を設定するスタイル設定手段33とを備え、カラオケデ
ータ30の演奏データとして各種伴奏パターンを順に指
定する伴奏パターン指定データを持ち、カラオケ曲の演
奏にあたっては、スタイル設定手段33により設定され
た演奏スタイルの伴奏パターンを演奏データ中の伴奏パ
ターン指定データに従って伴奏パターン記憶手段31か
ら読み出して演奏するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラオケ装置に関する。
一般に、カラオケ装置はカラオケ曲の進行と共に背景映
像に歌詞の文字を重畳させたカラオケ映像をディスプレ
イ装置に映し出すものであるが、近年、より臨場感のあ
るカラオケ演奏を楽しめるように、カラオケ曲の進行に
合わせて室内の照明を変化させたり、ビデオカメラで歌
唱者を撮影しコンピュータグラフィックスで生成した背
景映像と合成してディスプレイ装置に映し出したりする
ことが行われている。
【0002】
【従来の技術】このようなカラオケ演奏に従って種々の
機器を制御するカラオケ装置では、カラオケ曲の曲デー
タをMIDIシーケンスデータなどの形で持ち、またカ
ラオケ演奏の進行に伴って照明制御やビデオカメラ制御
等を行うための制御用シーケンスデータを作成し、これ
を曲データと組み合わせて(あるいは曲データに埋め込
んで)いる。そして、カラオケ曲の選曲が行われると、
曲データに基づいてカラオケ演奏を行うと共に、制御用
シーケンスデータを逐次に読み出して各種機器を動作さ
せている。
【0003】この種のカラオケ装置では、各カラオケ曲
ごとに、そのカラオケ曲にあった制御用シーケンスデー
タを作成し、曲データと不可分の形で持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるカラオケ装置で
は、カラオケを一層面白く楽しめるように、カラオケ曲
の曲風を変えて演奏できることが提案される。例えば元
々演歌のカラオケ曲をジャズ風に演奏スタイルを変えて
演奏し、カラオケ歌唱を楽しむなどである。
【0005】ところが、従来のカラオケ装置は、そのカ
ラオケ曲はその演奏スタイル(ジャズ、ロック、演歌な
ど)に合わせてカラオケ曲データが当初から個別的に作
られており、上述のようにジャズのカラオケ曲をロック
風に変えるためには、ロック・スタイルに合ったカラオ
ケ曲データを改めて作り直さなければならなかった。
【0006】同様に、上述の各種機器を一緒に制御する
カラオケ装置の場合、カラオケ曲の演奏スタイルを変え
ようとすると、各種機器の制御態様(例えば照明機器の
照明色や点滅タイミング、あるいはビデオモニター画面
での表現態様など)が新たな曲風に合わなくなってしま
う。したがって、カラオケ曲の演奏スタイルを変える場
合には、これらの制御用シーケンスデータもその変更し
た演奏スタイルに合うように改めて作り直さねばなら
ず、これに大変な手間と時間がかかり、また1曲につい
て各演奏スタイル毎のカラオケ曲データを持つようにす
ると、保持すべき曲データ量が非常に多くなってしまう
という問題がある。
【0007】本発明は係る問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、カラオケ曲の演奏ス
タイルを容易に変えることができるようにし、しかもそ
の変更した演奏スタイルに合うように各種機器の制御態
様も容易に変更できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係るカラ
オケ装置の概要を説明するための図である。本発明に係
るカラオケ装置は、各種の演奏スタイル別にそれらの演
奏スタイルでの各種の伴奏パターンを記憶する伴奏パタ
ーン記憶手段31と、伴奏パターン記憶手段31から読
み出した伴奏パターンに従って伴奏音を発生させつつカ
ラオケ自動演奏を行うカラオケ演奏音発生手段32と、
演奏スタイルを設定するスタイル設定手段33とを備
え、カラオケデータ30の演奏データとして上記各種伴
奏パターンを順に指定する伴奏パターン指定データを持
ち、カラオケ曲の演奏にあたっては、スタイル設定手段
33により設定された演奏スタイルの伴奏パターンを演
奏データ中の伴奏パターン指定データに従って伴奏パタ
ーン記憶手段31から読み出して演奏するようにしたも
のである。
【0009】また本発明に係るカラオケ装置は、上述の
カラオケ装置において、ディスプレイ装置34に映し出
すカラオケ映像をその表現態様を種々に変化させて発生
するカラオケ映像発生手段35と、種々の演奏スタイル
別にそれらの演奏スタイルでのカラオケ映像の種々の表
現態様の映像パターンを記憶する映像パターン記憶手段
36とを更に備え、カラオケデータのカラオケ映像デー
タとして上記各種映像パターンを順に指定する映像パタ
ーン指定データを持ち、カラオケ曲の演奏にあたって
は、スタイル設定手段33により設定された演奏スタイ
ルの映像パターンをカラオケ映像データ中の映像パター
ン指定データに従って映像パターン記憶手段35から読
み出してディスプレイ装置34に映し出すようにしたも
のである。
【0010】
【作用】本発明に係るカラオケ装置では、カラオケ曲演
奏にあたっての伴奏音は、スタイル設定手段33により
設定された演奏スタイルの伴奏パターンを演奏データ中
の伴奏パターン指定データに従って伴奏パターン記憶手
段31から読み出して演奏する。このスタイル設定手段
33としては、カラオテデータ中に予め演奏スタイルの
初期スタイルを持たせておいてそれを読み出して設定し
たり、あるいは、キースイッチ入力等により歌唱者が歌
いたい演奏スタイルを設定したりする手段が利用でき
る。よって、歌唱者が演奏スタイルを変更したい時には
スタイル設定手段33により演奏スタイルを変更設定す
る。このようにスタイル設定手段33により演奏スタイ
ルが変更された時には、その変更された演奏スタイルの
伴奏パターンを演奏データ中の伴奏パターン指定データ
に従って伴奏パターン記憶手段31から読み出して演奏
する。したがって、演奏スタイルの変更にあたっても、
演奏データを改めて作成する必要はない。
【0011】また本発明に係るカラオケ装置では、ディ
スプレイ装置34に映し出すカラオケ映像の表現態様
(例えば歌唱者の実写映像の撮り方、映像効果の付与の
仕方、発生するCG映像の動かし方など)としては、カ
ラオケ曲の演奏にあたって、スタイル設定手段33によ
り設定された演奏スタイルの映像パターンをカラオケ映
像データ中の映像パターン指定データに従って映像パタ
ーン記憶手段35から読み出してディスプレイ装置34
に映し出すことで、その演奏スタイルに合ったものにす
ることができる。また、スタイル設定手段33により演
奏スタイルが変更された時には、その変更された演奏ス
タイルの映像パターンをカラオケ映像データ中の映像パ
ターン指定データに従って映像パターン記憶手段36か
ら読み出してディスプレイ装置34に映し出すようにし
ているので、そのカラオケ映像の表現態様は、変更した
演奏スタイルに合ったものになる。したがって、演奏ス
タイルの変更にあたっても、カラオケ映像データを改め
て作成する必要はない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2には本発明に係るカラオケ装置の実施例が示
される。この実施例装置はMIDI方式のカラオケ装置
である。図中、1は装置全体の制御を司るCPU(中央
処理装置)、2は作業用のRAM、3は制御プログラム
や各種パターン等を格納するROM、4はフロッピィデ
ィスク(FD)駆動装置、5はカラオケデータを格納し
たフロッピィディスク、21はバス、6は各種の操作子
からなる操作子部、7は操作子部6とバス21との間で
の信号の送受を制御する制御部である。
【0013】8はカメラ制御装置、9は歌唱者を撮影す
るためのビデオカメラであり、ビデオカメラ9はカメラ
制御装置8から受信した制御信号に応じて撮影画面をズ
ームイン/アウトしたりパンしたりすることができ、そ
の撮影した映像信号は映像効果発生装置15に送られ
る。10は音源システムであり、フロッピィディスク5
から渡された演奏データを処理し、それに基づくカラオ
ケ演奏音をマイクロホン19で歌唱者が入力した歌声と
共に音響装置11で放音することができる。12は調光
装置、13は3つの照明ライトであり、これらの照明ラ
イト13は調光装置12からの制御信号に従って照明色
が変わったり、各々別々に点滅制御されたりする。
【0014】14はコンピュータグラフィックス等の背
景映像を発生する背景映像発生装置、15はビデオカメ
ラ9からの実写映像に着色、フェード、モザイク、ソラ
リゼーション、フリーズなどの映像効果を付与する映像
効果発生装置、16はフロッピィディスク5中のカラオ
ケデータに基づいてカラオケ曲の歌詞文字を発生するキ
ャラクタ発生器、17は上述の背景映像、映像効果を付
与した実写映像、歌詞文字を合成してカラオケ映像を作
成する映像ミキサ、18は映像ミキサ17で作成したカ
ラオケ映像を映し出すディスプレイ装置、20はテンポ
・クロック発生器である。
【0015】図3には実施例装置の前面パネルが示され
る。この前面パネルには操作子部6の各種操作子が取り
付けられている。これらの操作子としては、入力スイッ
チ60、選択スイッチ61、選曲用テンキー62、スタ
イル変更スイッチ63、カラオケ曲音量スイッチ64、
マイク入力音量スイッチ65、キー変更スイッチ66、
テンポ変更スイッチ67等があり、それらの操作子によ
る操作設定状態は表示器68に表示されるようになって
いる。
【0016】図4にはフロッピィディスク5に格納され
たカラオケデータの構成が示される。このカラオケデー
タは1曲のカラオケ曲についてのものである。カラオケ
データは演奏データ、文字・映像データ、テンポデータ
からなる。
【0017】演奏データはカラオケ演奏音を発生するた
めのデータであり、メロディ音を発生するためのメロデ
ィデータと伴奏音を発生するための伴奏データからな
る。メロディデータはMIDI規格によるその曲の演奏
音自体のシーケンスデータであり、チャネルデータ、音
高データ、音量データ、音色指定データを含む公知のも
のである。
【0018】一方、伴奏データはその曲の演奏音自体の
データではなく、伴奏音を発生するための各種指定を行
うデータであり、伴奏コードデータ、伴奏パターン指定
データ、イニシャルスタイル指定データ、音色指定デー
タを含む。ここで、伴奏コードデータは例えばC、Dm
、Em 、F・・・などのコードネームのデータであ
り、伴奏パターン指定データは、後述する伴奏パターン
を例えば1番、2番・・などの番号の形で指定するデー
タであり、イニシャルスタイル指定データはユーザが操
作子(スタイル選択スイッチ63)でスタイル指定しな
かった場合にその曲を演奏する際のイニシャルスタイル
を指定するデータであり、音色指定データはその曲の音
色を指定するデータである。
【0019】文字・映像データは歌詞データ、背景キャ
ラクタデータ、背景パターン指定データ、照明色デー
タ、照明パターン指定データ、カメラ制御パターン指定
データ、バックカラーデータ、映像効果パターン指定デ
ータを含む。ここで、歌詞データはディスプレイ装置1
8に順次に表示する歌詞文字のデータ、背景キャラクタ
データはディスプレイ装置18に背景映像として表示す
る背景キャラクタ(例えば単純なものとして☆の形な
ど)を指定するデータ、背景パターン指定データは上記
背景キャラクタをディスプレイ装置18の画面内でどの
ように動かすかの移動軌跡のパターンを番号で指定する
データ、照明色データは照明ライト13による照明色を
指定するデータ、照明パターン指定データは個々の照明
ライト13の点滅タイミングである照明パターンを番号
で指定するデータ、カメラ制御パターン指定データはビ
デオカメラ9によるズームやパンなどの各種の操作態様
のパターンを番号で指定するデータ、バックカラーデー
タはビデオカメラ9で撮影した実写映像のバックカラー
を指定するデータ、映像効果パターン指定データはビデ
オカメラ9で撮影した実写映像に付加する映像効果の種
々のパターンを番号で指定するデータである。
【0020】図5には実施例装置のROM3に格納され
ているスタイルデータの構成が示される。このスタイル
データは例えばジャズ(JAZZ)、ロック(ROC
K)、演歌(ENKA)、ディスコ(DISCO)・・
・などの各スタイル別に、上述の伴奏パターン、背景パ
ターン、照明パターン、カメラ制御パターン、映像効果
パターンの各種パターンを保持した構成となっている。
【0021】これらの各種パターンについて図6のスタ
イルデータの具体例を参照して説明する。例えば、演奏
スタイルがロックについては、伴奏パターンとしてAR
1、AR2・・・が番号1、2・・対応に格納されてお
り、そのうちの例えば伴奏パターンAR1は図6に示さ
れるようなベースとリズムの曲データからなる。また背
景パターンとしてBR1、BR2・・が番号1、2・・
対応に格納されており、そのうちの例えば背景パターン
BR1は図6に示されるような軌跡で背景キャラクタを
動かすデータからなる。また照明パターンとしてCR
1、CR2・・が番号1、2・・対応に格納されてお
り、そのうちの例えば照明パターンCR1は図6に示さ
れるように3つの照明ライト13を伴奏パターンの拍タ
イミングに合わせてそれぞれオン/オフするデータから
なる。またカメラ制御パターンとしてDR1、DR2・
・が番号1、2・・対応に格納されており、そのうちの
例えばカメラ制御パターンDR1は図6に示されるよう
に伴奏パターンの拍タイミングに合わせてズームアップ
/ダウンを行い、一方、パンは行わないというデータか
らなる。また映像効果パターンとしてER1、ER2・
・が番号1、2・・対応に格納されており、そのうちの
例えば映像効果パターンER1は図6に示されるように
伴奏パターンの拍タイミングに合わせてソラリゼーショ
ンをONにするデータからなる。
【0022】同様に、図7には演奏スタイルがディスコ
(DISCO)についての伴奏パターンAD1、背景パ
ターンBD1、照明パターンCD1、カメラ制御パター
ンDD1、映像効果パターンED1の具体例が示され
る。この具体例では、例えばカメラ制御パターンDD1
はズームは固定、パンは伴奏パターンの拍タイミングに
合わせて右方向と左方向に振るデータからなり、映像効
果パターンは伴奏パターンの各タイミングに合わせて画
面をフリーズするデータからなる。かかる具体的なパタ
ーンが、各スタイル別に、図5に示すパターンの数だけ
ROM3に格納されている。
【0023】図8にはフロッピィディスク5に格納され
たカラオケデータ中の主要なデータについての具体例が
示される。このカラオケデータは演奏スタイルがロック
についての一曲のものである。なお、メロディデータに
ついては従来のものと同じなので図示を省略してある。
【0024】図8において、イニシャルスタイル指定デ
ータはロックを指定するデータであり、よってユーザが
意識的にスタイル指定しない限り、この曲はロック・ス
タイルにて演奏される。伴奏コードデータは曲進行に従
ってC、D、Bm 、E7 ・・とコードを指定するデータ
からなる。伴奏パターン指定データは曲進行に従って伴
奏パターンAR1、AR2、AR1、AR3・・を指定
する番号1、2、1、3・・のデータからなる。背景キ
ャラクタデータは背景キャラクタとして☆の形を指定す
るデータからなる。背景パターン指定データは曲進行に
従って背景パターンBR1、BR3、BR2、BR3・
・を指定する番号1、3、2、3・・のデータからな
る。照明色データは照明ライト13の照明色として紫色
を指定するデータからなる。照明パターン指定データは
曲進行に従って照明パターンCR1、CR1、CR2、
CR1・・を指定する番号1、1、2、1・・のデータ
からなる。カメラ制御パターン指定データは曲進行に従
ってカメラ制御パターンDD1、DD1、DD1、DD
2・・を指定する番号1、1、1、2・・のデータから
なる。バックカラーデータは背景映像のバックカラーと
して青色を指定するデータからなる。映像効果パターン
指定データは曲進行に従って映像効果パターンED1、
ED2、ED2、ED3・・を指定する番号1、2、
2、3・・のデータからなる。
【0025】次にこの実施例装置の動作を説明する。フ
ロッピィディスク5には複数のカラオケ曲のデータが格
納されており、このフロッピィディスク5をFD駆動装
置4に装填する。ユーザが前面パネルの選曲用テンキー
62を用いて選曲する曲番号を入力する。すると、CP
U1はFD駆動装置4により該当曲のカラオケデータを
フロッピィディスク5から読み込み、RAM2に転送し
て格納する。ここでは、このカラオケデータとして図8
のカラオケデータが選曲されたものとする。
【0026】まず、ユーザがスタイルを指定しなかった
場合について説明する。カラオケデータ中の演奏データ
は音源システム10に送られて音響装置11からカラオ
ケ演奏音として放音される。この場合、メロディ音はカ
ラオケデータ中のメロディデータをそのまま用いてメロ
ディ音が発生される。一方、伴奏音は伴奏データ中のイ
ニシャルスタイル指定データと伴奏パターン指定データ
に基づいて、ROM3から、そのイニシャルスタイル指
定されたスタイル(ここではロック・スタイル)につい
ての伴奏パターンが、伴奏パターン指定データで指定さ
れた順(番号1、2、1、3・・)に読み出される。そ
して、この伴奏パターンと、伴奏データ中の伴奏コード
データと音色指定データに基づいて伴奏音が発生され
る。
【0027】また、照明ライト13はカラオケデータの
文字・映像データ中の照明色データと照明パターン指定
データに基づいて調光装置12により操作されるが、こ
の場合、照明パターン指定データに基づいてROM3か
らロック・スタイルの照明パターンが、照明パターン指
定データで指定された順に読み出されて調光装置12に
送られる。調光装置12ではこの照明パターンと照明色
データに従って照明ライト13に照明を行う。これによ
りロック調にあった室内照明を行うことができる。
【0028】同様に、文字・映像データ中のカメラ制御
パターン指定データに基づいて、ROM3からロック・
スタイルのカメラ制御パターンが、カメラ制御パターン
指定データで指定された順(番号1、1、1、2・・)
に読み出されてカメラ制御装置8に送られ、カメラ制御
装置8ではこのカメラ制御パターンに従ってビデオカメ
ラ9のズームやパン操作を行って歌唱者を撮影し、その
撮影画像は映像効果発生装置15に送られる。
【0029】また、文字・映像データ中の背景パターン
指定データに基づいて、ROM3からロック・スタイル
の背景パターンが、背景パターン指定データで指定され
た順(番号1、3、2、3・・)に読み出されて背景映
像発生装置14に送られ、背景映像発生装置14では、
この背景パターンと背景キャラクタ指定データに基づい
てCG映像を発生する。また文字・映像データ中の映像
効果パターン指定データに基づいて、ROM3からロッ
ク・スタイルの映像効果パターンが、映像効果パターン
指定データで指定された順に読み出されて映像効果発生
装置15に送られ、この映像効果発生装置15では、こ
の映像効果パターンとバックカラーデータに基づいて、
ビデオカメラ9で撮影した実写映像に映像効果を付与す
る。また、文字・映像データ中の歌詞データはキャラク
タ発生器16に送られてそのデータに応じた歌詞文字が
逐次に発生される。そして、これらの背景映像、映像効
果付き実写映像、歌詞文字は映像ミキサ17で一つの画
面に合成されてディスプレイ装置18に映し出される。
【0030】次に、ユーザが上述のロック・スタイルの
カラオケ曲を自分の好みに合わせてディスコ・スタイル
で歌唱するものとする。この場合、ユーザはスタイル選
択スイッチ63を用いて表示器68にスタイル名を順に
表示しつつ希望とするディスコ・スタイルを選択する。
このようなスタイルの変更を行うと、ROM3から読み
出される各種パターンは、スタイル変更を行わない場合
にはイニシャルスタイル指定データで指定されたロック
・スタイルのものであったのに対し、スタイル変更後は
ディスコ・スタイルの各種パターンが、カラオケデータ
中の指定データに従って読み出されるようになり、これ
らのパターンはそれぞれに対応する装置に送られること
になる。よって、スタイル変更後は、カラオケ演奏は伴
奏パターンがディスコ・スタイルに変更されたことによ
ってロック調からディスコ調のものに変わり、また照明
ライト13の点灯の仕方、ビデオカメラ9の撮影の仕
方、ディスプレイ装置18に映し出される背景映像や映
像効果はディスコ・スタイルに合ったものとなる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、一つの曲でも演奏スタイルを変更して演奏すること
が可能となるから、例えば本来ロックのスタイル曲をデ
ィスコのアレンジにスタイル変更して伴奏演奏すること
ができるとともに、照明や背景映像、カメラ撮影、映像
効果も変更したスタイルに合った別の状態にできる。こ
れにより、一つの曲を色々な演奏スタイルでカラオケを
楽しむことができる。そして、このような演奏スタイル
の変更は、新たにカラオケ演奏曲データや各種機器の制
御シーケンスデータを作り直すことなく簡単に行うこと
ができるので、スタイル変更に必要な手間と時間を省く
ことができ、また大量のカラオケデータを保持していな
くとも演奏スタイル変更が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカラオケ装置の概要を説明する
ための図である。
【図2】 本発明の係るカラオケ装置の実施例のブロッ
ク構成を示す図である。
【図3】 実施例装置の前面パネルを示す図である。
【図4】 カラオケデータの構成を示す図である。
【図5】 実施例装置のROMに格納されるスタイルデ
ータの構成例を示す図である。
【図6】 ロック・スタイルのスタイルデータの具体例
を示す図である。
【図7】 ディスコ・スタイルのスタイルデータの具体
例を示す図である。
【図8】 カラオケデータの具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU(中央処理装置) 2 RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 3 ROM(リード・オンリー・メモリ) 4 フロッピィディスク駆動装置 5 フロッピィディスク 6 操作子部 7 制御部 8 カメラ制御装置 9 ビデオカメラ 10 音源システム 11 音響装置 12 調光装置 13 照明ライト 14 背景映像発生装置 15 映像効果発生装置 16 キャラクタ発生器 17 映像ミキサ 18 ディスプレイ装置 19 マイクロホン 20 テンポ・クロック発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/02 M 9294−5D 27/34 P 8224−5D H04N 5/93 7/18 U (72)発明者 女鹿 寛子 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目4番16号 ローランド株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の演奏スタイル別にそれらの演奏ス
    タイルでの各種の伴奏パターンを記憶する伴奏パターン
    記憶手段(31)と、 該伴奏パターン記憶手段から読み出した伴奏パターンに
    従って伴奏音を発生させつつカラオケ自動演奏を行うカ
    ラオケ演奏音発生手段(32)と、 演奏スタイルを設定するスタイル設定手段(33)とを
    備え、 カラオケデータ(30)の演奏データとして上記各種伴
    奏パターンを順に指定する伴奏パターン指定データを持
    ち、 カラオケ曲の演奏にあたっては、該スタイル設定手段に
    より設定された演奏スタイルの伴奏パターンを演奏デー
    タ中の伴奏パターン指定データに従って該伴奏パターン
    記憶手段から読み出して演奏するように構成したカラオ
    ケ装置。
  2. 【請求項2】 ディスプレイ装置(34)に映し出すカ
    ラオケ映像をその表現態様を種々に変化させて発生する
    カラオケ映像発生手段(35)と、 種々の演奏スタイル別にそれらの演奏スタイルでのカラ
    オケ映像の種々の表現態様の映像パターンを記憶する映
    像パターン記憶手段(36)とを更に備え、 カラオケデータのカラオケ映像データとして上記各種映
    像パターンを順に指定する映像パターン指定データを持
    ち、 カラオケ曲の演奏にあたっては、上記スタイル設定手段
    により設定された演奏スタイルの映像パターンをカラオ
    ケ映像データ中の映像パターン指定データに従って該映
    像パターン記憶手段から読み出して該ディスプレイ装置
    に映し出すように構成した請求項1記載のカラオケ装
    置。
JP5350527A 1993-12-29 1993-12-29 カラオケ装置 Pending JPH07199977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5350527A JPH07199977A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 カラオケ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5350527A JPH07199977A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 カラオケ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07199977A true JPH07199977A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18411108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5350527A Pending JPH07199977A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 カラオケ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07199977A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003084779A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Yamaha Corp カラオケシステム
JP2003177752A (ja) * 1996-11-25 2003-06-27 Yamaha Corp 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及び記録媒体
JP2003202863A (ja) * 1996-11-25 2003-07-18 Yamaha Corp 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及び記録媒体
JP2003233375A (ja) * 1996-11-25 2003-08-22 Yamaha Corp 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及び記録媒体
JP2003241751A (ja) * 1996-11-25 2003-08-29 Yamaha Corp 自動演奏装置、自動演奏方法及び記録媒体
JP2010122364A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Roland Corp 自動伴奏装置
JP2010139946A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Roland Corp 電子楽器
JP2013200370A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Xing Inc カラオケ装置
JPWO2018016008A1 (ja) * 2016-07-19 2019-04-11 Pioneer DJ株式会社 音響機器制御操作入力装置、および音響機器制御操作入力プログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003177752A (ja) * 1996-11-25 2003-06-27 Yamaha Corp 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及び記録媒体
JP2003202863A (ja) * 1996-11-25 2003-07-18 Yamaha Corp 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及び記録媒体
JP2003233375A (ja) * 1996-11-25 2003-08-22 Yamaha Corp 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及び記録媒体
JP2003241751A (ja) * 1996-11-25 2003-08-29 Yamaha Corp 自動演奏装置、自動演奏方法及び記録媒体
JP2003084779A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Yamaha Corp カラオケシステム
JP2010122364A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Roland Corp 自動伴奏装置
JP2010139946A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Roland Corp 電子楽器
JP2013200370A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Xing Inc カラオケ装置
JPWO2018016008A1 (ja) * 2016-07-19 2019-04-11 Pioneer DJ株式会社 音響機器制御操作入力装置、および音響機器制御操作入力プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0152677B1 (ko) 자동효과기 제어부를 구비하는 노래반주기
JP3317686B2 (ja) 歌唱伴奏システム
JPH1074092A (ja) カラオケ装置
JP2956569B2 (ja) カラオケ装置
JP7035486B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び、電子楽器
JP2004538496A (ja) ネットワーク基盤の音楽演奏/歌の伴奏サービスシステム及びその方法
JPH07199977A (ja) カラオケ装置
KR100320036B1 (ko) 디지털 음악 파일을 악기별로 연주가 가능한 연주용파일로 변환하는 방법 및 그를 이용한 음악 연주시스템
KR100819775B1 (ko) 네트워크 기반의 음악연주/노래반주 서비스 장치, 시스템, 방법 및 기록매체
JPH09292878A (ja) 演奏支援装置
JP3861381B2 (ja) カラオケ装置
JP3928529B2 (ja) 電子楽器
JPH09244643A (ja) カラオケ装置
JP3896609B2 (ja) カラオケ装置
JP3885250B2 (ja) カラオケ装置
KR100311733B1 (ko) 게임기능을 갖는 노래반주 시스템 및 게임기능 구현방법
JP2000315087A (ja) 自動伴奏装置
JP4169034B2 (ja) カラオケ装置および端末装置
JP3385543B2 (ja) 自動演奏装置
KR100543892B1 (ko) 멀티미디어 자동 반주 시스템
JPH0773975A (ja) 照明制御装置
JP2000029482A (ja) カラオケ装置
JPH0746277B2 (ja) 楽音発生装置
JP3275341B2 (ja) 楽音発生装置
JP3091110B2 (ja) パラメータ設定装置