JP2000315087A - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JP2000315087A
JP2000315087A JP11123678A JP12367899A JP2000315087A JP 2000315087 A JP2000315087 A JP 2000315087A JP 11123678 A JP11123678 A JP 11123678A JP 12367899 A JP12367899 A JP 12367899A JP 2000315087 A JP2000315087 A JP 2000315087A
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mute
automatic accompaniment
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variation pattern
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JP11123678A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Adachi
義久 足立
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/005Musical accompaniment, i.e. complete instrumental rhythm synthesis added to a performed melody, e.g. as output by drum machines
    • G10H2210/011Fill-in added to normal accompaniment pattern
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/22Chord organs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリエーションパターンと挿入パターンとの
切り替わり時にミュート状態が変わってしまうという違
和感をなくす。 【解決手段】 バリエーションパターンの選択状態およ
び各バリエーションの各パート毎のミュート設定状態を
表す情報を記憶する記憶部53と、イントロ、フィルイ
ン、エンディング等の挿入パターンの演奏時に、選択さ
れているバリエーションパターンの各パートのミュート
状態に応じて各パートを発音状態にするか非発音状態に
するかを制御する制御部55を設け、選択されたバリエ
ーションパターンに対して設定されているミュート設定
状態を挿入パターンにもそのまま適用するようにするこ
とにより、バリエーションパターンと挿入パターンとの
切り替わり時に各パートのミュート状態が変わってしま
う不都合を防止して、よりつながりの良い自動伴奏音が
得られるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動伴奏装置に関
し、特に、ベーシックパターンの他にイントロ、フィル
イン、エンディング等の各種挿入パターンの自動伴奏機
能を有する自動伴奏装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】通常、電子楽器の自動伴奏装置は、あら
かじめ用意された伴奏パターンデータに基づいて伴奏音
を得るようになされている。従来の自動伴奏装置には、
伴奏パターンデータとして、ベーシックパターンの他
に、イントロパターン、フィルインパターン、エンディ
ングパターン等の種々のパターンを挿入できるような機
能を有するものがある。また、上記ベーシックパターン
に複数のバリエーションを持たせ、各バリエーションパ
ターンの中のドラム、ベース、コードなどの各パートに
対してミュートを個別に設定できるようにしたものもあ
る。
【0003】すなわち、この種の自動伴奏装置では、ベ
ーシックパターン中のドラム部のミュートを設定する操
作子、ベース部のミュートを設定する操作子およびコー
ド部のミュートを設定する操作子が設けられ、それぞれ
のパートを独立に発音状態にしたり非発音状態にしたり
することができるようになっている。また、これらの操
作子により各パート毎にミュートが設定された状態での
ベーシックパターン演奏時に、イントロパターン、フィ
ルインパターン、エンディングパターンなどを指定し
て、種々の表現方法で伴奏を行うことができるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動伴奏装置では、或るバリエーションパターンの中で
或るパートに対してミュートを設定した場合でも、その
状態でイントロ、フィルイン、エンディングなどのパタ
ーンが挿入されると、それらの挿入パターンの演奏には
バリエーションパターンのミュート設定は反映されず、
プリセットされた伴奏パターンデータがそのまま演奏さ
れてしまっていた。
【0005】そのため、例えばバリエーションパターン
の演奏中はドラム音がミュートされて発音されていなか
ったにもかかわらず、フィルイン等のパターンが挿入さ
れた途端にドラム音が鳴り出してしまい、フィルインパ
ターンの演奏が終了すると再びバリエーションパターン
に戻ってドラム音がミュートされることとなり、演奏の
つながりに違和感を生じるという問題があった。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みて成された
ものであり、ベーシックパターン(バリエーションパタ
ーン)とイントロ、フィルイン、エンディング等の挿入
パターンとの切り替わり時に各パートのミュート状態が
変わってしまうという違和感をなくし、演奏のつながり
をスムーズにできるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動伴奏装置
は、ベーシックパターンの他に挿入パターンの自動伴奏
を行う機能を有する自動伴奏装置において、上記ベーシ
ックパターンとして用意された複数のバリエーションの
中から所望のバリエーションパターンを選択するバリエ
ーション選択手段と、上記複数のバリエーションパター
ン毎に各パートのミュート状態を個別に設定するミュー
ト設定手段と、上記挿入パターンの演奏を指示する指示
手段と、上記挿入パターンの演奏時に、選択されている
バリエーションパターンの各パートのミュート状態に応
じて各パートを発音状態にするか非発音状態にするかを
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、上記バリエーションパターンの選択
状態および上記各パートのミュート設定状態に関する情
報を少なくとも記憶する記憶手段を備え、上記制御手段
が、上記挿入パターンの演奏が指示されたときに、上記
記憶手段に記憶されている情報を参照して各パートの発
音状態を制御するようにしても良い。
【0009】このように構成した本発明によれば、或る
バリエーションパターンの中で或るパートに対してミュ
ートを設定した状態で自動伴奏を行っているときに、イ
ントロ、フィルイン、エンディングなどのパターンが挿
入されても、それまでバリエーションパターンの中で設
定されていた各パートのミュート状態がそのまま挿入パ
ターンにも生かされて演奏が行われることとなる。ま
た、挿入パターンの演奏が終了して元のバリエーション
パターンに戻るときにも、各パートのミュート状態が変
わることなく演奏の切り換えが行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明による自動伴奏
装置の要素的特徴を表す機能構成ブロック図である。図
1において、51はバリエーション選択部であり、ベー
シックパターンの伴奏パターンデータとしてあらかじめ
用意された複数のバリエーションの中から所望のバリエ
ーションパターンを選択するためのものである。52は
ミュート設定部であり、それぞれのバリエーションパタ
ーン毎にドラム、ベース、コード等の各パートのミュー
ト状態を個別に設定するためのものである。
【0011】53は記憶部であり、上記バリエーション
選択部51によるバリエーションパターンの選択状態お
よび、上記ミュート設定部52による各バリエーション
パターンの各パート毎のミュート設定状態に関する情報
を少なくとも記憶する。54は挿入パターン演奏指示部
であり、イントロパターン、フィルインパターン、エン
ディングパターン等の挿入パターンを選択してその演奏
を指示するためのものである。
【0012】55は制御部であり、上記バリエーション
パターンの演奏時はもちろん挿入パターンの演奏時に
も、バリエーション選択部51によって現在選択されて
いるバリエーションパターンに関する各パートのミュー
ト状態に応じて、各パートを発音状態にするか非発音状
態にするかを制御する。すなわち、この制御部55は、
挿入パターン演奏指示部54により挿入パターンの演奏
が指示されたときに、記憶部53に記憶されている情報
を参照して各パートの発音状態を制御する。56は自動
伴奏実行部であり、上記制御部55により制御された各
パートのミュート状態の下で自動伴奏を実行する。
【0013】図2は、上記図1に示した各機能を有する
自動伴奏装置が組み込まれた電子楽器全体の一構成例を
示すブロック図である。本実施形態の電子楽器では、ベ
ーシックパターンもしくはイントロ、フィルイン、エン
ディング等の挿入パターンの伴奏音発生がマイクロコン
ピュータによってなされる。
【0014】図2において、鍵盤部1、操作パネル部
2、CPU3、ROM4、RAM5、自動伴奏メモリ6
および音源部7は、それぞれデータバス、アドレスバス
等のバスライン20に接続されて、相互にデータの送受
信が行われるように構成されている。
【0015】上記鍵盤部1は、複数の鍵とその鍵の各々
に対応して設けられた鍵スイッチとを含む1つ又は複数
の鍵盤から成っている。上記鍵スイッチは、押鍵、離鍵
を検出するとともに、鍵の動作スピードも検出すること
ができるように構成されている。複数の鍵盤を有する多
段鍵盤楽器(例えば電子オルガン)では、何れか1つの
鍵盤が自動伴奏の進行コード指定用に用いられ、1つし
か鍵盤を持たない一段鍵盤楽器(例えばキーボード)で
は、鍵盤の一部が自動伴奏の進行コード指定用に用いら
れる。
【0016】操作パネル部2には、パネル操作子8と液
晶表示部(LCD)9とが設けられている。上記パネル
操作子8としては、ユーザが演奏を行う際に必要な各種
楽音パラメータ情報(音色、音量、効果等)を設定する
ための操作子の他、プリセットされているあるいはユー
ザが設定した伴奏パターンデータに基づく自動伴奏を行
う際に必要な各種パラメータを設定するための操作子が
配置されている。LCD9は、これらの設定状態等を表
示する。
【0017】上記自動伴奏を行う際に使用する操作子と
しては、ワルツ、ロック、タンゴ等のリズムスタイルを
選択するための操作子や自動伴奏の開始/終了を指示す
るための操作子の他、ベーシックパターンの自動伴奏デ
ータとして用意された複数のバリエーションの中から所
望のバリエーションパターンを選択するための操作子、
バリエーションパターン毎にドラム、ベース、コード等
の各パートのミュート状態を個別に設定するための操作
子、イントロパターン、フィルインパターン、エンディ
ングパターン等の各種挿入パターンを選択してその演奏
を指示するための操作子等がある。したがって、このパ
ネル操作子8は、図1のバリエーション選択部51、ミ
ュート設定部52および挿入パターン演奏指示部54を
含んでいる。
【0018】CPU3は、ROM4に格納されたプログ
ラムに従って、上記鍵盤部1の各鍵スイッチや上記操作
パネル部2の各パネル操作子8のスキャン処理を行っ
て、鍵盤部1の各鍵の操作状態(押鍵、離鍵、操作され
た鍵のキーナンバ、鍵の操作スピード(発音の大きさ)
に関するベロシティ等)や操作パネル部2の各パネル操
作子8の操作状態を検出し、各鍵および各操作子の操作
に応じて以下のような処理を実行する。
【0019】例えば、CPU3は、操作パネル部2に設
けられた操作子によって選択されたバリエーションパタ
ーンもしくは挿入パターンに対応する自動伴奏パターン
データを自動伴奏メモリ6から読み出しながら、鍵盤部
1における鍵操作から検出されるコード情報に基づいて
発音すべき伴奏音のデータを得る。そして、この伴奏音
データを音源部7に供給し、ここで対応の伴奏音信号を
形成して出力する。
【0020】CPU3はまた、上記挿入パターンに基づ
く演奏が指示されたときに、現在選択されているバリエ
ーションパターンの各パートのミュート状態に応じて、
上記ドラム、ベース、コード等の各パートを発音状態に
するか非発音状態にするかを制御する処理も行う。した
がって、このCPU3は、図1に示した制御部55に対
応する。なお、この処理についての詳細は後述する。
【0021】なお、上記自動伴奏メモリ6には、自動伴
奏を行う際に使用される自動伴奏パターンデータが数種
類プリセットデータとして記憶されている。自動伴奏パ
ターンデータは、ワルツ、ロック、タンゴ等の各リズム
スタイル毎、ドラム部、ベース部、リズム部の各パート
毎、かつベーシックパターン、イントロパターン、フィ
ルインパターン、エンディングパターンなどの各パター
ン毎に複数組記憶されている。上記ベーシックパターン
は更に、複数のバリエーションパターンに分けられてい
る。
【0022】上記自動伴奏パターンデータは、図3に示
すように、小節の先頭を表すバーマークと、発音すべき
楽音の音符情報であるノートデータと、伴奏パターンデ
ータの終了を表すエンドマークとを含んで構成されてい
る。上記ノートデータは、鍵の種類を特定するためのキ
ーナンバ、発音タイミングを示すステップタイム、発音
時間を示すゲートタイム、押鍵スピードを示すベロシテ
ィから成る。先頭のバーマークから順に読み出されてエ
ンドマークまで終了すると、再び先頭のバーマークに戻
って自動伴奏が続けられる。
【0023】ROM4には、CPU3の各種処理手順を
記憶して成るプログラムや楽音信号生成の元となる波形
データの他、各種必要なデータが記憶されている。な
お、ここではROM4と自動伴奏メモリ6とを別に設け
ているが、ROM4内に各種の自動伴奏パターンデータ
を記憶するようにしても良い。
【0024】また、RAM5は、CPU3の各種処理の
実行過程において各種の情報を一時的に記憶したり、各
種処理の結果得られた情報を記憶したりする記憶領域を
有している。さらに、パネル操作子8の操作によって設
定される各種の状態、すなわち、少なくとも現在のバリ
エーションパターンの選択状態および各パートのミュー
ト設定状態に関する情報を記憶するための記憶領域も有
している。このRAM5は、図1の記憶部53に対応す
る。
【0025】音源部7は、図1の自動伴奏実行部56に
対応するものであり、n個の楽音発生チャンネルを備
え、同時に複数の楽音を発生可能なように構成されてい
る。これにより、ドラム部、ベース部、コード部の各パ
ートの自動伴奏音を同時に発生することができるように
なるだけでなく、この自動伴奏音と、鍵盤部1の操作に
より演奏者によって演奏された楽音とを同時に発生でき
るようになっている。
【0026】この音源部7は、CPU3から送られてく
るノートデータやパネル操作子8の操作等により設定さ
れた楽音パラメータ情報等に基づいて楽音信号を生成す
る。具体的には、上記ノートデータ中のキーナンバ情報
に基づいて波形読出アドレスを発生し、そのアドレスに
従ってROM4内から楽音波形データを読み出す。そし
て、読み出した楽音波形データをエンベロープ情報によ
って加工し、その結果をD/A変換器10に出力する。
D/A変換器10から得られる楽音信号は、増幅器11
で増幅されてスピーカ12に与えられる。
【0027】図4は、上記操作パネル部2の具体的な構
成の一部を示す図である。この図4では、パネル操作子
8として、各種楽音パラメータ情報(音色、音量、効果
等)を設定するための操作子は図示せず、自動伴奏を行
う際に使用する操作子群のみを示している。自動伴奏用
操作子群の中には、イントロ/エンディングスイッチ2
1と、スタート/ストップスイッチ22と、ミュート設
定スイッチ23と、フィルインスイッチ24と、バリエ
ーションスイッチ25と、パートスイッチ26と、リズ
ム選択スイッチ27とが含まれる。
【0028】上記バリエーションスイッチ25は、ベー
シックパターンの自動伴奏データとしてあらかじめ用意
された複数のバリエーション(図4の例ではVARI1
〜4の4パターンが用意されている)の中から所望のバ
リエーションパターンを選択するための操作子であり、
図1のバリエーション選択部51に対応する。すなわ
ち、ベーシックパターンは、演奏の表現力を上げられる
ように複数のバリエーションが設けられ、それらの中か
ら任意の1つをバリエーションスイッチ25によって選
択できるようになっている。
【0029】また、フィルインスイッチ24は、あらか
じめ用意された複数のフィルインパターン(図4の例で
は、上記4つのバリエーションパターンVARI1〜4
に合うようなフィルインパターンがFILL1〜4まで
用意されている)の中から所望のフィルインパターンを
選択してその演奏を指示するための操作子であり、図1
に示した挿入パターン演奏指示部54の一部を構成す
る。すなわち、VARI1〜4とFILL1〜4の各パ
ターンは、それぞれ同じ番号どうしのものが対応する関
係となっている。
【0030】また、イントロ/エンディングスイッチ2
1は、イントロパターンもしくはエンディングパターン
の演奏を指示するための操作子であり、図1に示した挿
入パターン演奏指示部54の一部を構成する。自動伴奏
の開始時にこれを操作すると、イントロパターンが実行
された後に、上記バリエーションスイッチ25の操作に
よって選択されているバリエーションパターンに移行す
る。また、演奏の途中でこのイントロ/エンディングス
イッチ21を操作すると、エンディングパターンの伴奏
が実行された後に演奏が自動的に停止する。
【0031】また、スタート/ストップスイッチ22
は、自動伴奏の開始および停止を指示するための操作子
である。また、リズム選択スイッチ27は、自動伴奏パ
ターンデータとしてあらかじめ用意されたn個のリズム
スタイルR1〜Rnの中から所望のリズムスタイルを選
択するためのものである。
【0032】また、ミュート設定スイッチ23およびパ
ートスイッチ26は、各バリエーションパターンごと
に、ドラム、ベース、コード等の各パートのミュート状
態を個別に設定するための操作子であり、図1のミュー
ト設定部52に対応する。すなわち、バリエーションス
イッチ25によって所望のバリエーションパターンを選
択するとともに、パートスイッチ26によって所望のパ
ートを選択した状態で、ミュート設定スイッチ23を操
作すると、そのバリエーションのそのパートにミュート
状態が設定される。また、ミュートが設定されている状
態でこのミュート設定スイッチ23を操作すると、その
ミュート状態が解除される。
【0033】LCD9には、以上の各スイッチ21〜2
7による設定状態が表示される。例えば、図4に示すよ
うに、どのバリエーションパターンのどのパートがミュ
ート状態に設定されているのかが表示される。ここで
は、バリエーションパターンVARI1のドラム、バリ
エーションパターンVARI2のコード、バリエーショ
ンパターンVARI4のベースがミュート状態に設定さ
れていることが示されている。
【0034】図5は、上記RAM5が備える記憶領域の
一部構成を示す概念図である。上述したように、本実施
形態のRAM5は、上記図4に示した各スイッチ21〜
27の操作によって設定される状態の情報を記憶するた
めの記憶領域、特に、各バリエーションパターンの各パ
ート毎に設定されているミュート状態の情報を記憶する
ための記憶領域(図5(a))および、現在選択されて
いるバリエーションパターンの情報を記憶するための記
憶領域(図5(b))を有している。図5(a)の記憶
領域は、それぞれのリズムスタイル毎に複数有してい
る。
【0035】以下に、上記CPU3によって行われる本
発明に特徴的な動作を説明する。まず、演奏を開始する
前に、リズム選択スイッチ27を用いて所望のリズムス
タイルを選択するとともに、バリエーションスイッチ2
5を用いて所望のバリエーションパターンを選択する。
そして、ミュート設定スイッチ23およびパートスイッ
チ26を用いて、各バリエーションパターンの自動伴奏
音としてどのパートの楽音を発生させてどのパートの楽
音をミュート状態にするかを設定する。これらの設定状
態は、RAM5に記憶されて保存される。
【0036】このような設定の下で演奏を開始する際あ
るいは開始した後に、イントロ、フィルイン、エンディ
ング等の各挿入パターンの演奏を行おうとするときは、
所望の挿入パターンを選択するためにイントロ/エンデ
ィングスイッチ21もしくはフィルインスイッチ24の
何れか1つを操作する。すると、押されたスイッチに対
応する伴奏パターンデータが自動伴奏メモリ6から読み
出され、以下に述べるようなミュート処理が施されて発
音される。
【0037】すなわち、CPU3は、RAM5に記憶さ
れている図5に示した情報を読み込み、そこで設定され
ている通りに各パートの楽音をミュートして発音する。
このとき参照するミュート設定状態の情報は、現在選択
されているバリエーションパターンに関するものであ
る。すなわち、図5(b)に示す記憶領域に記憶されて
いるバリエーションパターンについてのミュート設定状
態を図5(a)に示す記憶領域から読み込み、その内容
に従って挿入パターンを演奏する。
【0038】また、本実施形態では、以上のように自動
伴奏が再生(演奏)されていないときに、図2のパネル
操作子8を用いてLCD9に表示をしながら各パートの
ミュートを設定するだけでなく、自動伴奏が再生(演
奏)されているときに、各パートのミュートをリアルタ
イムに設定することも可能である。以下では、自動伴奏
が再生(演奏)されていないときのミュート設定を「第
1のミュート設定」、自動伴奏再生中のミュート設定を
「第2のミュート設定」と呼ぶ。
【0039】なお、自動伴奏の再生中は、LCD9は他
の表示(例えばリズムスタイル名やテンポスピード等)
に使用されるため、ドラム、ベース、コードの各パート
のミュート設定状態は、図4のパートスイッチ26にて
表示する。すなわち、パートスイッチ26は、スイッチ
部の他にLED等の発光素子を備えている。演奏中のミ
ュート設定状態は、このパートスイッチ26を操作する
ことによって反転し、その内容は即座に対応するLED
により表示される。例えば、ミュートが設定されている
ときはLEDは点灯し、設定されていないときは消灯す
る。
【0040】図6は、上記第1のミュート設定と第2の
ミュート設定について詳しく説明するための図である。
図6において、自動伴奏の停止時に第1のミュート設定
を行う際は、操作パネル部2内のパネル操作子8(具体
的には、ミュート設定スイッチ23、バリエーションス
イッチ25、パートスイッチ26およびリズム選択スイ
ッチ27)を用いてLCD9に表示をしながら、R1〜
Rnそれぞれのリズムスタイル毎に、各バリエーション
パターンの各パートに対してミュートを設定する。これ
らの設定状態は、RAM5の一部領域であるミュートメ
モリ5aに記憶されて保存される。
【0041】その後、所望のリズムスタイルの所望のバ
リエーションパターンが選択されると、その選択された
バリエーションパターンに対応するミュート設定状態の
情報がミュートメモリ5aから読み出され、セレクタ2
8を介してRAM5の一部領域であるミュートレジスタ
5bにセットされる。そして、このミュートレジスタ5
bにセットされたミュート設定状態に従って、パートス
イッチ26を構成するドラム、ベース、コードのそれぞ
れのLEDの表示が行われる。
【0042】この状態でスタート/ストップスイッチ2
2が操作されると、選択されたバリエーションパターン
の自動伴奏の演奏が開始され、そのときミュートレジス
タ5bにセットされているミュート設定状態に従って各
パートのミュートが実行される。このミュートレジスタ
5bにセットされているミュート設定状態の情報は、パ
ートスイッチ26を構成するドラム、ベース、コードの
各スイッチ部の出力と共に排他的論理和ゲート29に与
えられる。
【0043】排他的論理和ゲート29は、上記ミュート
レジスタ5bから与えられる各パートのミュート設定状
態の情報と、パートスイッチ26から与えられる各パー
トのスイッチ部の操作情報との排他的論理和を各パート
毎に独立して演算し、セレクタ28を介してミュートレ
ジスタ5bにフィードバックする。なお、セレクタ28
は、リズムスタイル変更等のトリガがない限り、端子B
側の上記フィードバック入力を選択的に出力する。
【0044】これにより、自動伴奏の演奏実行時に第2
のミュート設定を行う際は、パートスイッチ26を構成
するドラム、ベース、コードの何れか所望のものを操作
すれば良い。自動伴奏の演奏実行時にパートスイッチ2
6を操作すると、その操作したパートのミュート設定状
態が排他的論理和ゲート29により反転されて、ミュー
トレジスタ5bに格納される。そして、このミュートレ
ジスタ5bに新たにセットされたミュート設定状態に従
って、パートスイッチ26のLED表示が行われるとと
もに、自動伴奏のミュートも実行される。
【0045】ここではバリエーションパターンの自動伴
奏実行について説明しているが、イントロ、フィルイ
ン、エンディング等の挿入パターンの演奏が指示された
場合においても、ミュートレジスタ5bに記憶されてい
るミュート設定状態の情報を読み込み、その内容に従っ
て挿入パターンを演奏する。つまり、ミュートレジスタ
5bは、自動伴奏の演奏時に各パートのミュート状態を
リアルタイムに制御するための情報を常に格納している
ことになる。
【0046】以上のような構成により、或るバリエーシ
ョンパターンの中で或るパートに対してミュートを設定
した状態で自動伴奏を行っているときに、イントロ、フ
ィルイン、エンディングなどのパターンが挿入されて
も、それまでバリエーションパターンの中で設定されて
いた各パートのミュート状態がそのまま挿入パターンに
も生かされて演奏が行われることとなる。また、挿入パ
ターンの演奏が終了して元のバリエーションパターンに
戻るときにも、各パートのミュート状態が変わることな
く演奏の切り替えが行われる。
【0047】例えば、図4あるいは図5のようにドラム
音がミュートされているバリエーションパターンVAR
I1の演奏中に、これに対応するフィルインパターンF
ILL1に移行すると、そのフィルインパターンFIL
L1の演奏でもドラム音がミュートされ、その演奏終了
後に元のバリエーションパターンVARI1の演奏に戻
る。すなわち、バリエーションパターンVARI1の演
奏とフィルインパターンFILL1の演奏とを通してド
ラム音はミュートされ続けている。
【0048】また、バリエーションパターンVARI1
の演奏中に他のフィルインパターンFILL2〜4に移
行する操作が行われたとしても、そのとき選択されてい
る(図5(b)の記憶領域に格納されている)バリエー
ションパターンVARI1のミュート設定状態に従って
フィルインパターンの演奏が行われるので、これらのフ
ィルインパターンFILL2〜4の演奏でもドラム音が
ミュートされ、その演奏終了後に元のバリエーションパ
ターンVARI1の演奏に戻る。
【0049】また、演奏開始時にイントロパターンの挿
入が指示されたときは、あらかじめ選択されている(図
5(b)の記憶領域に格納されている)バリエーション
パターンVARI1に関するミュート設定状態に従って
イントロパターンの演奏が行われ、その演奏終了後に、
上記選択されているバリエーションパターンVARI1
の演奏に移行する。この場合も、イントロパターンの演
奏とバリエーションパターンVARI1の演奏とを通し
てドラム音はミュートされ続けている。
【0050】図7〜図9は、上記のように構成した本実
施形態による自動伴奏装置の動作を示すフローチャート
である。図7はメイン処理の動作を示すフローチャート
である。図7において、図2のCPU3は、まずステッ
プS1で初期化処理を行う。ここでは、RAM5の記憶
領域をクリアしたり、音源部7における各発音チャンネ
ルの割り当てをクリアしたりする処理等を行う。
【0051】初期化処理が終了すると、CPU3は、ス
テップS2のパネル処理、ステップS3の自動伴奏処理
を順次行った後、ステップS4でその他の処理を行って
ステップS2に戻り、以降同様のループ処理を自動伴奏
装置の電源がOFFとされるまで繰り返し実行する。
【0052】上記ステップS2のパネル処理では、操作
パネル部2上に配置されているパネル操作子8の操作イ
ベントを検出して対応する処理を行う。具体的には、図
8のフローチャートに示すような処理を行う。図8にお
いて、図2のCPU3は、まずステップS11で、操作
パネル部2上に備えられている各種操作子のスキャン処
理を行うことにより、各操作子の操作イベントの有無を
検出する。何ら操作イベントが発生していないときは、
本パネル処理を抜ける。
【0053】一方、何らかの操作イベントが発生してい
る場合は、ステップS12に進み、そのイベントがバリ
エーションスイッチ25の操作イベントであるか否か、
すなわち、バリエーションパターンの選択状態が変更さ
れたかどうかを判断する。バリエーションパターンの選
択に変更があったときは、ステップS13に進み、新た
に選択されたバリエーションパターンの番号をRAM5
(図5(b)の記憶領域)にセットする。
【0054】上記発生したイベントがバリエーションス
イッチ25の操作イベントでない場合は、ステップS1
4に進み、そのイベントがミュート設定スイッチ23の
操作イベントであるか否か、すなわち、或るリズムスタ
イルに関する或るバリエーションパターンの或るパート
のミュート設定状態を変更する第1のミュート設定が行
われたかどうかを判断する。ここで、第1のミュート設
定に関して変更があったときは、ステップS15に進
み、新たに設定されたミュート状態をRAM5(図5
(a)の記憶領域、つまり図6のミュートメモリ5a)
にセットする。
【0055】なお、このフローチャート中には図示して
いないが、このミュートメモリ5aにセットされたミュ
ート設定状態の情報は、その後、自動伴奏の演奏を開始
するために所望のリズムスタイルが選択されたときに、
その選択されたリズムスタイルのバリエーションパター
ンに対応するミュート設定状態の情報がミュートメモリ
5aから読み出されてミュートレジスタ5bにセットさ
れる。
【0056】次に、上記発生したイベントがミュート設
定スイッチ23の操作イベントでもない場合は、ステッ
プS16に進み、そのイベントがスタート/ストップス
イッチ22による演奏開始の操作イベントであるか否か
を判断する。ここで、演奏開始の操作イベントであった
ときは、ステップS17に進み、現在選択されているバ
リエーションパターンの自動伴奏データの先頭アドレス
をRAM5あるいはCPU3内の図示しないレジスタ等
にセットする。
【0057】次に、上記発生したイベントが演奏開始の
操作イベントでもない場合は、ステップS18に進み、
そのイベントがイントロ/エンディングスイッチ21あ
るいはフィルインスイッチ24による挿入パターンの演
奏開始の操作イベントであるか否かを判断する。ここ
で、挿入パターンの演奏開始の操作イベントであったと
きは、ステップS19に進み、選択された挿入パターン
の自動伴奏データの先頭アドレスをRAM5あるいはC
PU3内の図示しないレジスタ等にセットする。
【0058】さらに、上記発生したイベントが挿入パタ
ーンの演奏開始の操作イベントでもない場合は、ステッ
プS20に進み、そのイベントがパートスイッチ26に
よる第2のミュート設定に関する操作イベントであるか
否かを判断する。ここで、第2のミュート設定に関する
操作イベントであったときは、ステップS21に進み、
パートスイッチ26を構成するドラム、ベース、コード
の各パートのスイッチとLEDの状態を操作イベントに
応じて反転する。そして、ステップS22で、上記反転
した新たなミュート設定状態の情報をRAM5(図6の
ミュートレジスタ5b)にセットする。
【0059】なお、上記発生したイベントが上述した何
れの操作イベントでもない場合は、ステップS23に進
み、その操作イベントに応じたその他のスイッチ処理を
行う。上記ステップS13、S15、S17、S19、
S22、S23の何れかの処理を行った後は、本パネル
処理を抜ける。
【0060】上記図7のステップS3における自動伴奏
処理では、自動伴奏メモリ6に記憶されている各種自動
伴奏パターンデータに基づいて伴奏音を発音させる処理
を行う。具体的には、図9のフローチャートに示すよう
な処理を行う。なお、この図9に示す処理は、ドラム、
ベース、コードの各パート毎に独立に行われる。
【0061】図9において、図2のCPU3は、ステッ
プS31で自動伴奏データの読み出しタイミングになっ
たかどうかを判断する。なお、読み出しタイミングは、
選択されている自動伴奏データのパターンやリズムスタ
イル、設定されているテンポ等に基づいて適切に制御さ
れる。
【0062】ここで、データの読み出しタイミングにな
っていない場合には本自動伴奏処理を抜け、読み出しタ
イミングになった場合には、ステップS32に進み、現
在示されているアドレス部分の自動伴奏データを自動伴
奏メモリ6から読み出す。そして、ステップS33で、
その読み出したデータがエンドマークであるか否かを判
断し、エンドマークであった場合にはステップS34に
進む。
【0063】ステップS34では、現在エンディングパ
ターンの自動伴奏が選択されているか否かを判断し、そ
うであればステップS35で自動伴奏の停止処理を行
い、本自動伴奏処理を抜ける。一方、現在の選択パター
ンがエンディングパターンではない場合は、再びベーシ
ックパターン(バリエーションパターン)の先頭から演
奏を開始するために、ステップS36で当該ベーシック
パターンの自動伴奏データの先頭アドレスをRAM5あ
るいはCPU3内の図示しないレジスタ等にセットし、
ステップS31に戻る。
【0064】一方、上記ステップS33で、読み出され
たデータがエンドマークでないと判断した場合は、ステ
ップS37に進み、それがバーマークであるか否かを判
断する。バーマークである場合は、ステップS38でア
ドレスを1つ進めた後、ステップS31に戻る。また、
バーマークでなかった場合は、それはノートデータとい
うことになるので、ステップS39に進む。
【0065】ステップS39でCPU3は、RAM5に
格納されているバリエーションパターンの選択状態およ
び各パートのミュート設定状態に関する情報を参照し
て、処理対象としているパートにミュートが設定されて
いるかどうかを判断する。そして、そのパートにミュー
トが設定されていなければ、ステップS40で通常通り
発音処理を行って、ステップS41でアドレスを1つ進
めた後ステップS31に戻る。また、そのパートにミュ
ートが設定されている場合は、ステップS40の発音処
理は行わずにステップS41にジャンプする。
【0066】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、バリエーションパターンの現在の選択状態を表
す情報と、各バリエーションパターンの各パート毎のミ
ュート設定状態を表す情報とをRAM5に記憶してお
き、挿入パターンが選択されたときでも当該RAM5に
記憶されている情報を参照して各パートの発音状態を制
御するようにしたので、バリエーションパターンと挿入
パターンとの切り替わり時に各パートのミュート状態が
変わってしまう不都合を防止することができ、切り替わ
り時における違和感をなくして演奏のつながりをスムー
ズにすることができる。
【0067】特に、本実施形態では、或るバリエーショ
ンパターンの演奏中に、これに対応していないフィルイ
ンパターンの挿入が指示された場合(例えば、VARI
1→FILL2〜4の何れか)であっても、元々選択さ
れているバリエーションパターンのミュート設定状態に
従ってフィルインパターンの演奏が行われる。したがっ
て、互いに対応していないバリエーションパターンとフ
ィルインパターンとの切り替わり時においてもミュート
の状態が変わることはなく、演奏のつながりをスムーズ
にすることができる。
【0068】なお、以上の実施形態では、各バリエーシ
ョンパターンの各パート毎に設定されたミュート状態を
各種挿入パターンにも適用するように制御する例を示し
ているが、これに限定されない。例えば、ボリューム、
パンポット(音像定位)等も各バリエーションパターン
の各パート毎に設定することが可能であるため、これら
の設定状態に関しても上述の実施形態を同様に適用する
ことが可能である。
【0069】
【発明の効果】本発明は上述したように、挿入パターン
の演奏時に、選択されているバリエーションパターンの
各パートのミュート状態に応じて各パートを発音状態に
するか非発音状態にするかを制御するようにしたので、
選択されたバリエーションパターンに対して設定されて
いるミュート設定状態が挿入パターンにもそのまま適用
されることとなり、バリエーションパターンと挿入パタ
ーンとの切り替わり時に各パートのミュート状態が変わ
ってしまう不都合を防止することができ、よりつながり
の良い自動伴奏を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動伴奏装置の要素的特徴を示す機能
構成ブロック図である。
【図2】本発明の自動伴奏装置が組み込まれた電子楽器
全体の一構成例を示すブロック図である。
【図3】自動伴奏データのフォーマットを示す図であ
る。
【図4】図2に示した操作パネル部の具体的な構成の一
部を示す図である。
【図5】図2に示したRAMが備える記憶領域の一部構
成を示す概念図である。
【図6】第1のミュート設定と第2のミュート設定を説
明するための図である。
【図7】本実施形態の自動伴奏装置により行われるメイ
ン処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本実施形態の自動伴奏装置により行われるパネ
ル処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】本実施形態の自動伴奏装置により行われる自動
伴奏処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 鍵盤部 2 操作パネル部 3 CPU 4 ROM 5 RAM 5a ミュートメモリ 5b ミュートレジスタ 6 自動伴奏メモリ 7 音源部 8 パネル操作子 9 LCD 21 イントロ/エンディングスイッチ 22 スタート/ストップスイッチ 23 ミュート設定スイッチ 24 フィルインスイッチ 25 バリエーションスイッチ 26 パートスイッチ 27 リズム選択スイッチ 28 セレクタ 29 排他的論理和ゲート 51 バリエーション選択部 52 ミュート設定部 53 記憶部 54 挿入パターン演奏指示部 55 制御部 56 自動伴奏実行部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベーシックパターンの他に挿入パターン
    の自動伴奏を行う機能を有する自動伴奏装置において、 上記ベーシックパターンとして用意された複数のバリエ
    ーションの中から所望のバリエーションパターンを選択
    するバリエーション選択手段と、 上記複数のバリエーションパターン毎に各パートのミュ
    ート状態を個別に設定するミュート設定手段と、 上記挿入パターンの演奏を指示する指示手段と、 上記挿入パターンの演奏時に、選択されているバリエー
    ションパターンの各パートのミュート状態に応じて各パ
    ートを発音状態にするか非発音状態にするかを制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】 上記バリエーションパターンの選択状態
    および上記各パートのミュート設定状態に関する情報を
    少なくとも記憶する記憶手段を備え、 上記制御手段は、上記挿入パターンの演奏が指示された
    ときに、上記記憶手段に記憶されている情報を参照して
    各パートの発音状態を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の自動伴奏装置。
JP11123678A 1999-04-30 1999-04-30 自動伴奏装置 Pending JP2000315087A (ja)

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