JPH07199534A - トナーバインダー組成物およびトナー組成物 - Google Patents

トナーバインダー組成物およびトナー組成物

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JPH07199534A
JPH07199534A JP5351758A JP35175893A JPH07199534A JP H07199534 A JPH07199534 A JP H07199534A JP 5351758 A JP5351758 A JP 5351758A JP 35175893 A JP35175893 A JP 35175893A JP H07199534 A JPH07199534 A JP H07199534A
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acid
resin
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binder
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JP5351758A
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Toru Minami
融 南
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー化した際に、トナーの流動性を低下さ
せることなくホットオフセット発生温度が高く、かつ感
光体へのフィルミングおよびキャリアへのスペントが少
ないトナーバインダー組成物およびトナー組成物を得
る。 【構成】 ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチ
レン/アクリル共重合体、エポキシ樹脂などの結着樹脂
と脂肪族石油樹脂からなるトナーバインダー組成物およ
び結着樹脂と脂肪族石油樹脂と着色剤からなる電子写真
用トナー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用トナーバイン
ダーおよびトナー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用プロセスでは紙などの上に転
写されたトナーを定着するために、接触加熱型定着器
[ヒートロールを用いる方法、加熱体と紙などの間にフ
ィルムまたはベルトを介する方法(例えば特開平4−7
0688号公報および特開平4−12558号公報)]
が広く採用されている。この方法では、定着下限温度
(以下MFTと略す)は低いことが望ましく(低温定着
性)、また、ヒートロール表面、フィルムまたはベルト
へのホットオフセットが発生する温度(以下HOTと略
す)は高いことが望ましい(耐ホットオフセット性)。
また、電子写真プロセスの機械内では、定着器などから
熱が発生するため、トナーが熱によって凝集し流動性が
悪化したりすることのない様、耐熱保存性も満たさなけ
ればならない。
【0003】この三つの性質を満足させるために、結着
樹脂として従来から低分子量から高分子量にわたる広範
囲の分子量分布を有し、ガラス転移点が50〜80℃で
あるトナーバインダーを使用すること(例えば特公昭6
0−20411号、特開昭61−215558号公報)
や、ノボラック型フェノール樹脂のオキシアルキレンエ
ーテルを用いたポリエステル樹脂(特開平5−2747
8号公報)が提唱されている。上記結着樹脂では、実用
上、耐ホットオフセット性が不充分なため、トナー化す
る際には耐ホットオフセット性改善の目的で低分子量ポ
リプロピレン(例えば、特公昭52−3304号公報)
などのポリオレフィン系樹脂が離型剤として配合されて
いる。また、トナーの耐熱性および粉砕性向上の目的で
スチレン/ブタジエン系樹脂とC7〜C10系芳香族石油
樹脂からなるトナー組成物(特開平4−257868号
公報)が提唱されている。しかし、このものは耐熱性お
よび粉砕性向上の効果は認められるが、芳香族石油樹脂
は、芳香環を多く含有する結着樹脂(ポリエステル樹
脂、ポリスチレン樹脂、スチレン/アクリル共重合体お
よびエポキシ樹脂など)と相溶性が良いためか耐ホット
オフセット性向上の効果はほとんど認められない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の低分子
量ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂では、期
待される充分なHOTが得られなく、トナーの流動性を
低下させる場合がある。また、感光体へのフィルミング
防止やキャリアへのスペント抑制に充分に対応できてい
るとは言いがたい。本発明は上記の問題を解決するもの
であって、トナー化した際に、トナーの流動性を低下さ
せることなくホットオフセット発生温度が高く、かつ感
光体へのフィルミングおよびキャリアへのスペントが少
ないトナーバインダーおよびトナー組成物を得ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、トナー化し
た際に、トナーの流動性を低下させることなくホットオ
フセット発生温度が高く、かつ感光体へのフィルミング
およびキャリアへのスペントが少ないトナーバインダー
およびトナー組成物を得ることを目的に鋭意検討した結
果本発明に到達した。即ち、結着樹脂(A)と脂肪族石
油樹脂(B)からなる電子写真用トナーバインダー組成
物;および結着樹脂(A)と脂肪族石油樹脂(B)と着
色剤からなる電子写真用トナー組成物である。
【0006】以下、本発明を詳述する。本発明に用いる
結着樹脂(A)は、ポリエステル樹脂(A1)、ポリス
チレン樹脂(A2)、スチレン/(メタ)アクリル共重
合体(A3)およびエポキシ樹脂(A4)の群から選ぶ
ことができる。(A)の内、好ましくは(A1)および
(A3)である。
【0007】(A1)は、特に限定されないが、2価カ
ルボン酸類と2価のアルコール類と必要により3価以上
のポリカルボン酸成分および/または3価以上のアルコ
ール類とを用いて得ることができる。
【0008】2価カルボン酸類の具体例としては、
(1)炭素数2〜20の脂肪族ジカルボン酸(マレイン
酸、フマール酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、
マロン酸、アゼライン酸、メサコン酸、シトラコン酸、
グルタコン酸など);(2)炭素数8〜20の脂環式ジ
カルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸、メチルメジ
ック酸など);(3)炭素数8〜20の芳香族ジカルボ
ン酸(フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トルエ
ンジカルボン酸、ナフタレンジカルボン酸など);
(4)側鎖に炭素数4〜35の炭化水素基を有するアル
キルもしくはアルケニル(無水)コハク酸{ドデセニル
(無水)コハク酸、ペンタドデセニル(無水)コハク酸
など};並びに、これら2価カルボン酸の無水物や低級
アルキル(メチル、ブチルなど)エステルが挙げられ
る。これらの中では上記(1)、(3)、(4)および
これらジカルボン酸の無水物や低級アルキルエステルが
好ましく、(無水)マレイン酸、フマール酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、ジメチルテレフタレート、ドデセ
ニル(無水)コハク酸がさらに好ましい。(無水)マレ
イン酸およびフマール酸は反応性が大きい点で好まし
く、イソフタル酸およびテレフタル酸はポリエステルの
ガラス転移温度を高くする点で好ましい。
【0009】2価アルコール類としては、例えば(1)
炭素数2〜12のアルキレングリコール(エチレングリ
コール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロ
ピレングリコール、1,4−ブタンジオ−ル、ネオペン
チルグリコール、1,4−ブテンジオール、1,5-ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなど);
(2)アルキレンエーテルグリコール類(ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコールなど);(3)
炭素数6〜30の脂環式ジオール(1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、水素添加ビスフェノールAなど);
および(4)ビスフェノール類(ビスフェノールA、ビ
スフェノールF、ビスフェノールSなど);並びに、
(5)上記ビスフェノール類のアルキレンオキサイド
{エチレンオキサイド(以下EOと略す)、プロピレン
オキサイド(以下POと略す)、ブチレンオキサイドな
ど}2〜8モル付加物を挙げることができる。これらの
うち(1)および(5)が好ましく、(5)がさらに好
ましい。上記(1)の中ではエチレングリコールは反応
速度を増大し、1,2−プロピレングリコールおよびネ
オペンチルグリコールは低温定着性の点で好ましい。ま
た、上記(5)の中では、特にビスフェノールAのEO
および/またはPO2〜4モル付加物がトナーに良好な
耐オフセット性を与える点で好ましい。
【0010】3価以上のカルボン酸類の具体例として
は、(1)炭素数7〜20の脂肪族ポリカルボン酸
(1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘ
キサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−
メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、テトラ(メ
チレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オクタ
ンテトラカルボン酸など);(2)炭素数9〜20の脂
環式ポリカルボン酸(1,2,4−シクロヘキサントリ
カルボン酸など);(3)炭素数9〜20の芳香族ポリカ
ルボン酸(1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,
2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタ
レントリカルボン酸および1,2,4−ナフタレントリ
カルボン酸、ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸など);並びにこれらの無水物や低級アルキル
(メチル、ブチルなど)エステルが挙げられる。これら
の中では(3)およびその無水物や低級アルキルエステ
ルが好ましく、特に1,2,4−ベンゼントリカルボン
酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸およびこれら
の無水物や低級アルキルエステルが価格およびトナーの
耐オフセット性付与の点で好ましい。
【0011】3価以上のアルコール類の具体例として
は、(1)炭素数3〜20の脂肪族多価アルコール(ソ
ルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトラオール、
1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタ
エリスリトール、トリペンタエリスリトール、1,2,
4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタントリオー
ル、グリセロール、2−メチルプロパントリオール、2
−メチル−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロ
ールエタン、トリメチロールプロパンなど);(2)炭
素数6〜20の芳香族多価アルコール(1,3,5−ト
リヒドロキシルメチルベンゼンなど);並びにこれらの
アルキレンオキサイド付加物;(3)ノボラック型フェ
ノール樹脂のオキシアルキレンエーテル;(4)イソシ
アヌル酸などの分子中に2個以上の活性水素を有する複
素環式化合物のオキシアルキレンエ−テルなどが挙げら
れる。これらの中では(1)、(3)および(4)の化
合物が好ましく、(3)および(4)がさらに好まし
い。
【0012】本発明においては、分子量の調整や反応の
制御を目的として、カルボン酸類、アルコール類と共に
モノカルボン酸、モノアルコールなどが必要に応じて使
用できる。その具体例としては、安息香酸、パラオキシ
安息香酸、トルエンカルボン酸、サリチル酸、酢酸、プ
ロピオン酸およびステアリン酸などのモノカルボン酸;
ベンジルアルコール、トルエン−4−メタノールおよび
シクロヘキサンメタノールなどのモノアルコールが挙げ
られる。本発明のポリエステル樹脂を構成するカルボン
酸類とアルコール類との比率はアルコール性水酸基当量
/カルボキシル基当量が、通常0.6〜1.4、好まし
くは0.7〜1.3、さらに好ましくは0.8〜1.2
となるような比率であればよい。また、必要により3価
以上のカルボン酸類および/または3価以上のアルコー
ル類を用いる場合は、通常35重量%以下、好ましくは
25重量%以下である。3価以上のカルボン酸類および
/または3価以上のアルコール類が35重量%を超える
とトナーの低温定着性が不十分である。本発明のポリエ
ステル樹脂(A1)の製法を例示すると、カルボン酸類
とアルコール類を所定の割合で配合し、ポリエステル化
反応を行うことにより本発明のポリエステル樹脂(A
1)が得られる。反応は通常、触媒の存在下150〜3
00℃、好ましくは170〜280℃程度の温度条件下
で行われる。また反応は常圧下、減圧下、もしくは加圧
下で行うことができるが、所定の反応率(例えば30〜
90%程度)に到達後は反応系を200mmHg以下、
好ましくは25mmHg以下に減圧し、反応を行うのが
望ましい。
【0013】上記触媒としては、通常、ポリエステル化
に用いられる触媒、例えばスズ、チタン、アンチモン、
マンガン、ニッケル、亜鉛、鉛、鉄、マグネシウム、カ
ルシウム、ゲルマニウムなどの金属;およびこれら金属
含有化合物(ジブチルスズオキサイド、オルソジブチル
チタネート、テトラブチルチタネート、酢酸亜鉛、酢酸
鉛、酢酸コバルト、酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン
など)が挙げられる。反応物の性質(例えば酸価、軟化
点など)が所定の値に到達した時点、あるいは反応機の
攪拌トルクまたは攪拌動力が所定の値に到達した時点で
反応を停止させることによって本発明のポリエステル樹
脂を得ることができる。
【0014】(A1)は通常0.2〜30、好ましくは
0.3〜20mgKOH/gの酸価と通常5〜100、
好ましくは10〜70mgKOH/gの水酸基価を有し
ている。酸価0.2未満ではトナーの帯電量が低くな
り、30を越えると帯電量の湿度依存性が大きくなる。
又、水酸基価が5未満ではトナーの低温定着に悪い影響
がで、100を越えると帯電量の湿度依存性が大きくな
る。(A1)の数平均分子量は通常、1500〜150
00、好ましくは2000〜10000であり、さらに
好ましくは2500〜8000である。
【0015】(A1)のガラス転移温度(Tg)は通常
40〜85℃、好ましくは45〜80℃、さらに好まし
くは50〜75℃である。Tgが40℃未満では本発明
のバインダーを用いたトナー粒子同士の付着、凝集(ブ
ロッキング)が生じやすく、Tgが85℃を越えるとト
ナーの低温定着性が悪くなる。また(A1)の軟化点は
通常70〜180℃、好ましくは80〜160℃であ
る。軟化点が70℃未満ではトナーの耐オフセット性が
悪くなりがちであり、180℃を越えると低温定着性が
不良になる。
【0016】(A2)は、特に限定されないが、スチレ
ン類を重合して得られる。スチレン類としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−
ヒドロキシスチレンなどがあげられる。(A2)の数平
均分子量は、通常、2000〜15000であり、数平
均分子量が2000未満では耐熱保存性が悪化し、15
000より大きいと低温定着性が悪化する。(A2)の
重量平均分子量は、通常、10万〜100万であり、重
量平均分子量が10万未満ではHOTが低下し、100
万を超えると低温定着性が悪化する。(A2)の分子量
分布を広げるために、比較的低分子量の部分と比較的高
分子量の部分を別々に重合しても良いし、いずれかの存
在下に残りの部分を重合しても良い。(A2)の重合方
法としては、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合法等が
あげられる。
【0017】(A3)は、特に限定されないが、スチレ
ン類と(メタ)アクリル酸エステル類を重合して得られ
る。スチレン類としては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メトキシスチレン、p−ヒドロキシスチレンな
どがあげられる。(メタ)アクリル酸エステル類として
は、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸
ステアリル、無水マレイン酸、マレイン酸モノブチルな
どがあげられる。(A3)の数平均分子量は、通常、2
000〜15000であり、数平均分子量が2000未
満では耐熱保存性が悪化し、15000を超えると低温
定着性が悪化する。(A3)の重量平均分子量は、通
常、10万〜100万であり、重量平均分子量が10万
未満ではHOTが低下し、100万を超えると低温定着
性が悪化する。(A3)のガラス転移点は、通常、40
〜85℃、好ましくは45℃〜80℃であり、40℃未
満ではトナーにした時の耐熱保存性が悪化し、80℃を
超えるとトナーの低温定着性が悪化する。(A3)の分
子量分布を広げるために、比較的低分子量の部分と比較
的高分子量の部分を別々に重合しても良いし、いずれか
の存在下に残りの部分を重合しても良い。(A3)の重
合方法としては、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合法
等があげられる。
【0018】(A4)の具体例は、ビスフェノールA
型、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂、ポリフェノール型エポキシ樹脂、ポリグリ
シジル型エポキシエポキシ樹脂およびこれらエポキシ樹
脂とモノカルボン酸(安息香酸、パラオキシ安息香酸、
トルエンカルボン酸、サリチル酸、酢酸、プロピオン
酸、ステアリン酸など)との反応物が挙げられる。
【0019】本発明の脂肪族石油樹脂(B)は、特に限
定されないが、ナフサなどを熱分解した際生成する分解
油留分の内、C4〜C5留分を主原料とし、必要によりジ
エンオレフィンなどとともに重合することにより得るこ
とができる。また、炭素−炭素二重結合の一部または全
部を水素添加(水添)した水添脂肪族石油樹脂を用いる
ことができる。なお、本発明でいう脂肪族とは脂環族も
含む。(B)の数平均分子量は、通常、200〜500
0、好ましくは300〜3000、さらに好ましくは4
00〜2500であり、軟化点は、通常、60〜170
℃、好ましくは65〜160℃、さらに好ましくは70
〜150℃である。
【0020】(A)と(B)の重量比は、通常、100
/0.05〜100/40であり、好ましくは100/
0.1〜100/30が好ましい。100/0.05未
満では、HOTが低くなり、100/40を超えて使用
してもHOT向上にはほとんど効果が現れなくなる。本
発明の組成物は、必要により(B)が(A)中に平均粒
径5μm以下で分散させることができる。(B)を
(A)中に平均粒径5μm以下に分散させる方法は、特
に限定されないが、加熱溶融状態で混練する方法、溶剤
の存在下でブレンド後脱揮する方法などが挙げられる。
また、必要に応じて相溶化剤を用いることができる。分
散粒径が5μmを超えるとトナーにした際、カーボンブ
ラックなどの着色剤や荷電調整剤の分散が不充分になり
やすい。また、(B)が、200℃以下で(A)に相溶
するものは耐ホットオフセット性が不充分になりやす
い。(B)の平均粒径は、トナーバインダーの破断面を
光学顕微鏡(例えば、ニコン製 OPTIPHOT−P
OL)または走査型電子顕微鏡(例えば、日立製作所製
S−800)で倍率400倍程度で写真撮影し、の平
均粒径は、画像解析装置を用いて上記写真の画像解析に
より計算することができる。また、200℃で(B)が
(A)に相溶していないかは、顕微鏡用加熱冷却装置
(例えば、ジャパンハイテック製 TH 600RH)
を備えた光学顕微鏡(例えば、ニコン製 OPTIPH
OT−POL)を用いて毎分5〜30℃昇温速度で20
0℃まで昇温させることにより確認することができる。
本発明の組成物は、結着樹脂と脂肪族石油樹脂からなる
ものであるが、必要により他の樹脂(ポリアミド、ポリ
ウレタンなど)を含有しても良い。
【0021】本発明のバインダーの用途となる電子写真
用トナーの製法例を例示すると、トナー重量に基づいて
トナーバインダーが通常45〜95重量%、公知の着色
剤(カーボンブラック、鉄黒、ベンジジンイエロー、キ
ナクドリン、ローダミンB、フタロシアニンなど)が通
常5〜10重量%および磁性粉(鉄、コバルト、ニッケ
ル、ヘマタイト、フェライトなどの化合物)が通常0〜
50重量%用いられたものがあげられる。さらに種々の
添加剤[荷電調整剤(金属錯体、ニグロシンなど)、滑
剤(ポリテトラフルオロエチレン、低分子量ポリオレフ
ィン、脂肪酸、もしくはその金属塩またはアミドなど)
など]を含むことができる。これらの添加剤の量はトナ
ー重量に基づいて通常0〜10重量%である。電子写真
用トナーは上記成分を乾式ブレンドした後、溶融混練さ
れ、その後粗粉砕され、最終的にジェット粉砕機などを
用いて微粉砕され粒径5〜20μmの微粒子として得ら
れる。前記電子写真用トナーは、必要に応じて鉄粉、ガ
ラスビーズ、ニッケル粉、フェライトなどのキャリア粒
子と混合されて電気的潜像の現像剤として用いられる。
また粉体の流動性改良のために疎水性コロイダルシリカ
微粉末を用いることもできる。前記電子写真用トナーは
支持体(紙、ポリエステルフィルムなど)に定着され使
用される。定着方法については前述の通りである。
【0022】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに説明するが
本発明はこれに限定されるものではない。 以下、部は
重量部を示す。なお、本発明に用いた脂肪族石油樹脂
(B)を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】また、合成例、実施例および比較例で得ら
れた結着樹脂の性質の測定法を次に示す。 1.酸価 JISK0070に規定の方法。但し、サンプルが溶解
しない場合は溶媒にジオキサンまたはテトラヒドロフラ
ンなどの溶媒を用いる。 2.ガラス転移温度(Tg) ASTM D3418−82に規定の方法(DSC
法)。 3.分子量 ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GP
C)で測定。(A1)はラボ・プラストミル(東洋精機
製作所製)で、120℃で30分間混練後のものを用い
る。なお、GPCによる分子量測定の条件は、以下の通
りである。 装置 : 東洋曹達製 HLC−802A カラム : カラム TSK gel GMH6 2
本(東洋曹達製) 測定温度 : 25℃ 試料溶液 : 0.5重量%のTHF溶液 溶液注入量 : 200μl 検出装置 : 屈折率検出器 なお分子量較正曲線は標準ポリスチレンを用いて作成し
た。 4.軟化点 フローテスター(CFT−500、島津製作所製)で、
1.0mmφ×1.0mmのノズルを用い、荷重10K
g、昇温速度5℃/分で測定し、1.5gのサンプルの
1/2が流出した時の温度を求める。
【0025】製造例1 温度計、トルク検知器の付いた攪拌機、冷却器および窒
素導入管の付いた反応槽中にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 275)950部、テレフタル酸38
2部、ノボラック型フェノール樹脂(核体数約4.4)
の4.5モルPO付加物65部およびジブチルチンオキ
サイド3部を入れて230℃でポリエステル化反応を進
めて、攪拌機のトルクが所定の値を示す時点で反応を停
止し、反応物を取り出し、本発明のポリエステル樹脂
(A1−1)を得た。(A1−1)の酸価は2.8、T
g61℃、軟化点128℃であった。
【0026】製造例2 懸濁重合法によって得られた数平均分子量22万、重量
平均分子量58万、ガラス転移点62℃のスチレン/ア
クリル酸n−ブチル(80重量%/20重量%)共重合
体40部と、溶液重合法によって得られた数平均分子量
2,500、重量平均分子量5,900、ガラス転移点
58℃のポリスチレン60部とを冷却管、攪拌機付コル
ベンに仕込み、窒素置換した後、キシレン120部を加
えさらに窒素置換を行った。攪拌しながら還流温度まで
昇温し、還流下3時間攪拌を続行した。その後ラインを
切り替え、常圧で180℃まで昇温しながら脱揮した。
180℃になった時点で減圧に切り替え、20torr
に到達後1.5時間脱揮して取り出し、本発明のスチレ
ン/アクリル共重合体(A3−1)を得た。
【0027】実施例1 製造例1と同様の反応装置にビスフェノールFのEO/
PO(1/1)付加物(水酸基価 320)320部、
テレフタル酸262部、ドデセニル無水コハク酸89
部、ノボラック型フェノール樹脂(核体数約5個)の3
モルPO付加物150部およびジブチルチンオキサイド
2.5部を入れて、窒素気流下230℃で反応させた。
反応物に透明感が出た時点から反応温度を190℃に下
げて減圧下でポリエステル化反応を進めた。反応物の粘
度が除々に高くなり、攪拌機のトルクが所定の値を示す
時点で反応を停止し、本発明のポリエステル樹脂(A1
−2)を得た。(A1−2)の酸価は2.1、Tg57
℃、軟化点126℃であった。さらに(A1−2)10
0部に対して(B−1)を5部入れ、1時間攪拌混合し
て本発明のトナーバインダー組成物TB−1を得た。T
B−1の破断面を顕微鏡用加熱冷却装置(ジャパンハイ
テック製 TH 600RH)を備えた光学顕微鏡(ニ
コン製OPTIPHOT−POL)で観察したところ
(B−1)は(A1−2)中に平均粒径1.5μmで分
散していた。さらに毎分10℃の昇温速度で200℃ま
で昇温したが(B−1)は(A1−2)と相溶しなかっ
た。
【0028】実施例2 製造例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 275)940部、テレフタル酸37
6部およびノボラック型フェノール樹脂(核体数4.4
個)の4.5モルPO付加物60部を製造例1と同様に
反応して、本発明のポリエステル樹脂(A1−3)を得
た。(A1−3)の酸価は3.0、Tg60℃、軟化点
126℃であった。さらに(A1−3)100部にたい
して(B−2)を25部入れ実施例1と同様にして本発
明のトナーバインダー組成物TB−2を得た。
【0029】実施例3 製造例1同様の反応装置にビスフェノールAのEO付加
物(水酸基価 340)950部、テレフタル酸434
部を入れて230℃で酸価が1.5になるまで反応させ
た。次に、190℃まで冷却し、無水トリメリット酸1
00部を加えて更にポリエステル化反応を進めた。反応
物の粘度が除々に高くなり、攪拌機のトルクが所定の値
を示す時点で反応を停止し、本発明のポリエステル樹脂
(A1−1)を得た。(A1−4)の酸価は21、Tg
64℃、軟化点143℃であった。さらに(A1−4)
100部に対して(B−3)を3部入れ実施例1と同様
にして本発明のトナーバインダー組成物TB−3を得
た。
【0030】実施例4 懸濁重合法によって得られた数平均分子量28万、重量
平均分子量76万、ガラス転移点62℃のスチレン/ア
クリル酸n−ブチル(80重量%/20重量%)共重合
体40部と、溶液重合法によって得られた数平均分子量
2,500、重量平均分子量5,900、ガラス転移点
58℃のポリスチレン60部および(B−4)4部を冷
却管、攪拌機付コルベンに仕込み、窒素置換した後、キ
シレン120部を加えさらに窒素置換を行った。攪拌し
ながら還流温度まで昇温し、還流下3時間攪拌を続行し
た。その後ラインを切り替え、常圧で180℃まで昇温
しながら脱揮した。180℃になった時点で減圧に切り
替え、20torrに到達後1.5時間脱揮して取り出
し、本発明のトナーバインダー組成物TB−4を得た。
【0031】比較例1 (B−1)の代わりに低分子量ポリプロピレン(三洋化
成工業(株)製 ビスコール550−P)を用いて、実
施例1で同様にして比較のトナーバインダー組成物TB
−11を得た。
【0032】比較例2 (B−4)の代わりに低分子量ポリプロピレン(三洋化
成工業(株)製 ビスコール660−P)を用いて、実
施例4と同様にして比較のトナーバインダー組成物TB
−12を得た。
【0033】実施例5 製造例1で得られた(A1−1)88部、カーボンブラ
ック(三菱化成(株)製 MA100)7部、(B−
1)5部および荷電制御剤(保土谷化学工業(株)製
スピロンブラックTRH)2部を均一混合した後、内温
120℃のラボプラストミルで混練、冷却物をジェット
ミルで微粉砕し、ディスパージョンセパレーターで分級
し平均粒径12μmの本発明のトナー組成物T−1を得
た。実施例1と同様にしてT−1の破断面を観察したと
ころ、平均粒径は0.8μmであり、200℃まで昇温
しても(B−1)は(A1−1)と相溶しなかった。
【0034】実施例6 製造例2で得られた(A3−1)88部、カーボンブラ
ック(三菱化成(株)製 MA100)7部、(B−
4)5部および荷電制御剤(保土谷化学工業(株)製
スピロンブラックTRH)2部を均一混合した後、内温
150℃の二軸押出機で混練、冷却物をジェットミルで
微粉砕し、ディスパージョンセパレーターで分級し平均
粒径12μmの本発明のトナー組成物T−2を得た。
【0035】比較例3 (B−3)の代わりに芳香族石油樹脂(日本石油化学製
日石ネオポリマー120、数平均分子量1500、環球
法軟化点120℃)を用いて、実施例5で同様にして比
較のトナー組成物T−11を得た。
【0036】比較例4 (B−3)の代わりに低分子量ポリプロピレン(三洋化
成工業(株)製 ビスコール660−P)を用いて、実
施例6で同様にして比較のトナー組成物T−12を得
た。
【0037】使用例および比較使用例 実施例1〜4の本発明のトナーバインダー組成物および
比較例1および2のトナーバインダー組成物の各々88
部にカーボンブラック(三菱化成(株)製 MA10
0)7部および荷電調整剤(保土ヶ谷化学工業(株)製
スピロンブラックTRH)2部を均一混合した後、内温
150℃の二軸押出機で混練、冷却物をジェットミルで
微粉砕し、ディスパージョンセパレータで分級し平均粒
径12μmのトナーa〜fを得た。
【0038】試験例1 トナーa〜f、本発明のトナー組成物gとh、および比
較のトナー組成物iとjの各々3部にフェライトキャリ
ア(パウダーテック(株)製 F−100)97部を均
一混合し、市販複写機((株)東芝製BD−7720)
を用いて紙上にトナー像を転写し、転写された紙上のト
ナーを市販複写機(シャープ(株)製SF8400A)
の定着部を改造して、A4紙10枚/分のスピードでH
OTの評価を行った。テスト結果は表2に示した通りで
ある。なお、表中の数字は、トナーがホットオフセット
した時のヒートロールの温度である。
【0039】試験例2 トナーa〜f、本発明のトナー組成物gとh、および比
較のトナー組成物iとjの流動性を、パウダーテスター
(ホソカワミクロン社製)で流動性指数を測定し、3段
階のランク付けで評価した。評価結果は表2に示した通
りである。 Aランク・・・流動性指数 80以上 Bランク・・・流動性指数 70以上80未満 Cランク・・・流動性指数 70未満
【0040】試験例3 トナーa〜f、本発明のトナー組成物gとh、および比
較のトナー組成物iとjの各々3部にフェライトキャリ
ア(パウダーテック(株)製 F−100)97部を均
一混合し、市販複写機((株)東芝製BD−7720)
を用いて紙上にトナー像を転写し、転写された紙上のト
ナーを市販複写機(シャープ(株)製SF8400A)
の定着部を改造して、A4紙35枚/分のスピードでM
FTの評価を行った。テスト結果は表2に示した通りで
ある。なお、表中の数字は、画像濃度1.2の黒ベタ部
を学振式堅牢度試験機(摩擦部=紙)により5回の往復
回数で摩擦し、摩擦後のベタ部の画像濃度が70%以上
残存していたコピーを得た時のヒートロール温度であ
る。
【0041】試験例4 トナーa〜f、本発明のトナー組成物gとh、および比
較のトナー組成物iとjの各々3部にフェライトキャリ
ア(パウダーテック(株)製 F−100)97部を5
0CCのガラス瓶に入れ、25℃、50%RHの温湿度
調整室に12時間放置した後、25℃、50%RHの条
件でターブラーシェーカーミキサーで100rpmで3
0分間、攪拌し、摩擦帯電させた。その後、(株)東芝
製ブローオフ帯電量測定機で測定した結果を表2に示
す。
【0042】
【表2】
【0043】本発明のトナーバインダー組成物を用いた
トナーa〜dはいずれも比較バインダーを用いたトナー
e、fに比べ、流動性を低下させることなく耐ホットオ
フセット性が大幅に向上し、MFTも低く帯電特性も優
れている。また、本発明のトナー組成物を用いたトナー
g、hは比較トナー組成物を用いたトナーi、jに比
べ、流動性を低下させることなく耐ホットオフセット性
が大幅に向上し、MFTも低く帯電特性も優れている。
表2の実施例a、dのトナーについて1万枚連続コピー
を行った。1万枚コピー後の画質は、初期の画質と同じ
であり、感光体へのフィルミングおよびキャリアへのス
ペントもほとんど観察されなかった。
【0044】
【発明の効果】結着樹脂と脂肪族石油樹脂からなる本発
明のトナーバインダー組成物およびトナー組成物は、流
動性を低下させることなく耐ホットオフセット性が大幅
に向上し、MFTも低く帯電特性も優れている。 ま
た、連続コピーしても感光体へのフィルミングおよびキ
ャリアへのスペントもほとんどなく感光体およびキャリ
アの耐久性も向上する。以上述べたように、本発明のト
ナーバインダー組成物およびトナー組成物を用いたトナ
ーは、定着性(耐オフセット性および低温定着性)だけ
でなく帯電性、耐久性など実用上必要な性能を兼ね備え
ており、連続コピーしても感光体へのフィルミングおよ
びキャリアへのスペントもほとんどないため、種々の速
度の複写機(とくに高速複写機)やプリンター、さらに
はフルカラーなどの用途に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/08 331 333 361 365

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着樹脂(A)と脂肪族石油樹脂(B)
    からなる電子写真用トナーバインダー組成物。
  2. 【請求項2】 結着樹脂(A)と脂肪族石油樹脂(B)
    と着色剤からなる電子写真用トナー組成物。
  3. 【請求項3】 (A)がポリエステル樹脂(A1)、ポ
    リスチレン樹脂(A2)、スチレン/(メタ)アクリル
    共重合体(A3)およびエポキシ樹脂(A4)の群から
    選ばれる少なくとも一種である請求項1または2記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】 (A)が、ガラス転移点45〜80℃の
    ポリエステル樹脂である請求項1または2記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】 (A)が、ガラス転移点45〜80℃の
    スチレン/(メタ)アクリル共重合体である請求項1ま
    たは2記載の組成物。
  6. 【請求項6】 室温で(B)が(A)中に平均粒径5μ
    m以下で分散しており、200℃まで昇温しても(B)
    が(A)に相溶しない請求項1〜5のいずれか記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】 (A)と(B)の重量比が、100/
    0.1〜100/30である請求項1〜6いずれか記載
    の組成物。
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