JPH07199371A - 複写機のスキャナ制御装置 - Google Patents

複写機のスキャナ制御装置

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JPH07199371A
JPH07199371A JP35437393A JP35437393A JPH07199371A JP H07199371 A JPH07199371 A JP H07199371A JP 35437393 A JP35437393 A JP 35437393A JP 35437393 A JP35437393 A JP 35437393A JP H07199371 A JPH07199371 A JP H07199371A
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JP
Japan
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scanner
servo motor
motor
copying machine
temperature
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Application number
JP35437393A
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English (en)
Inventor
Norio Yamada
典生 山田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写機のスキャナ駆動用のDCサーボモータ
の温度変化によるモータトルク変化を補正して適切な速
度制御を可能とする。 【構成】 マイクロコントローラ1は、カウンタ入力に
入力されるDCサーボモータ2に取り付けたエンコーダ
3からのフィードバックパルス信号6によって現在のD
Cサーボモータ2の速度を測定し、PI演算を行い、演
算結果に応じてデューティ比を変化させる。DCサーボ
モータ2に取り付けた負特性のサーミスタ11の温度が
上昇して抵抗値が下がるとオペアンプ12は基準電圧V
refに等しくなるように動作してDCサーボモータ2
の駆動電圧である出力電圧Voutが上昇する。DCサ
ーボモータ2のトルク低下分を駆動電圧を上げることに
より補償して所望の速度線図通りにスキャナを駆動させ
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機のスキャナ制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】スリッ
ト露光型の複写機においては、コンタクトガラス上に画
像面を下にした原稿を載置し、これを下からスキャナー
でスキャンニングして投影像を感光体上に結像するよう
になっている。
【0003】従来のこの種の複写機のスキャナにおける
制御装置は、スキャナの駆動を一般的にモータ駆動で行
なっている。最近、駆動制御はマイクロコンピュータに
より行なっており、図5に示すような制御回路が採用さ
れている。図中1はマイクロコンピュータを含むマイク
ロコントローラ、2はDCサーボモータ、3はエンコー
ダ、4、5は周辺回路10内に含まれるレベルシフト回
路、Q1、Q2はPチャネルMOS−FET、Q3、Q
4はNチャネルMOS−FETである。この回路例の場
合は、DCサーボモータ2の回転に同期したエンコーダ
パルス信号6により、図示せぬスキャナの駆動速度をマ
イクロコントローラ1が管理している。さらに駆動回路
を簡単にするために、MOS−FETQ1、Q2、Q
3、Q4でHブリッジ回路を構成し、マイクロコントロ
ーラ1からの往復停止指令信号と駆動のためのパルス幅
変調(以下PWM)信号により、スキャナを往復運動さ
せている。PWM出力は、カウンタ入力に入力されるエ
ンコーダ3からのフィードバックパルス信号によって現
在のDCサーボモータ2の速度を測定し、PI演算を行
い、演算結果に応じてデューティ比を変化させるもので
ある。なお図6は、スキャナの動作を決める出力1、2
を出力させる出力ポート1、2の出力とスキャナ動作の
関係を示す。
【0004】マイクロコンピュータの制御ソフトは、図
7の往復の速度線図に従って制御しているが、スキャナ
を連続動作させると、DCサーボモータ2の発熱に伴っ
てモータ巻線抵抗が増加してトルクが低下し、特に加速
度領域である立ち上がり時間t1、反転時間t3、減速
時間t5、停止制御時間t6において、速度線図を満足
しなくなり、画像先端ズレ、停止位置のバラツキ、CP
Mダウン等が生じるという問題があった。なお図7中の
t2は原稿面走査時間(往動)、t4は復動定速時間で
ある。
【0005】本発明はこのような従来の問題点を解消
し、モータの温度変化によるモータトルク変化を補正し
適切な速度制御を行うことができる複写機のスキャナ制
御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複写機のス
キャナ制御装置は上記目的を達成するために、原稿画像
を走査するスキャナと該スキャナをモータにより往復動
作させる駆動手段を有する複写機において、上記モータ
の温度を検出する手段と、該検出温度に応じて上記モー
タに印加する駆動電圧を可変させて上記モータの温度に
対するトルク変化を補正する電源回路を備える構成とし
たものである。
【0007】また本発明に係る複写機のスキャナ制御装
置は、上記モータがDCサーボモータであり、上記検出
手段が検出した上記DCサーボモータの温度変化に応じ
て出力するパルス幅変調信号の波高値を変化させ、上記
DCサーボモータの温度に対するトルク変化を補正する
パルス幅変調回路を備える構成とすることができる。
【0008】さらに本発明に係る複写機のスキャナ制御
装置は上記目的を達成するために、原稿画像を走査する
スキャナと該スキャナをDCサーボモータにより往復動
作させる駆動手段を有する複写機において、上記DCサ
ーボモータの温度を検出する手段と、上記DCサーボモ
ータに供給する駆動電圧を制御する電源回路と、DCサ
ーボモータの速度制御を行うパルス幅変調回路とを備
え、パルス幅変調信号のデューティーの変化に応じて上
記電源回路により駆動電圧を可変し、モータの温度に対
するトルク変化を補正して上記スキャナを往復動作させ
る構成とすることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号
を付し重複する説明は省略する。
【0010】図1(A)、(B)は本発明に係る複写機
のスキャナ制御装置の一実施例を示す図で、具体的には
DCサーポモータの動作速度線図を得るためのデジタル
サーボ制御装置の一例を示すプロック図である。本実施
例の回路は図1(A)に示すように、DCサーボモータ
2に温度測定用のサーミスタ11を取り付け、従来の例
と同様のMOS−FETQ1〜Q4で構成するHプリッ
ジ回路、周辺回路10、エンコーダ3、マイクロコンピ
ュータ、カウンタ入力、PWM出力、出力ポート1、2
を備えるマイクロコントローラ1で構成されている。な
お図2は、出力ポート1、2の出力とスキャナ動作の関
係を示し、図6と同一のものとなっている。
【0011】図1(B)は、サーミスタ11の抵抗値に
従って、DCサーボモータ2の駆動電圧を可変させる電
源回路の一例を示す。サーミスタ11が温度が上昇する
と抵抗値が下がる負特性の場合、その抵抗値が下がると
オペアンプ12はその出力電圧が基準電圧Vrefに等
しくなるように動作し、その結果、出力電圧Voutが
上昇する。この出力電圧Voutは、DCサーボモータ
2の駆動電圧なので、DCサーボモータ2のトルク低下
分を駆動電圧を上げることにより図7の速度線図通りに
スキャナを駆動させ得る。
【0012】図3は、図1の実施例に対してPWM信号
を増幅させてMOS−FETQ3、Q4のゲートに入力
させるようにした本発明の第2実施例を示す。図中13
は第1アナログスイッチ、14は第2アナログスイッ
チ、15はオペアンプであり、サーミスタ11の両端子
は、オペアンプ15の反転入力端子に接続する抵抗の両
端に接続して、増幅率(ゲイン)をサーミスタ11の抵
抗値に応じて可変させるようになっている。オペアンプ
15は、サーミスタ11が負特性の場合にDCサーボモ
ータ2の温度が上昇するとゲインが増加する構成を取っ
ており、MOS−FETQ3、Q4のゲートに印加され
る電圧が高くなるためMOS−FETQ3、Q4のON
抵抗が下がり、DCサーボモータ2に電流が流れ易くな
る。また、PWM信号をオープンコレクタ出力にして、
出力電圧を可変するようにしても同様の結果が得られ、
いずれにしても図7の速度線図通りにスキャナを駆動さ
せ得る。なお図4は、スキャナの動作を決める出力1、
2を出力させる出力ポート1、2の出力及び第1、第2
のアナログスイッチの動作とスキャナ動作の関係を示
す。
【0013】また、速度線図の指定領域のPWM信号を
デューティーの変化に応じて、DCサーボモータ2を駆
動する電源回路にフィードバックを掛けて駆動電圧を変
化させる場合、例えば、速度線図の定速領域においてP
WMの幅が広くなるとモータトルクの低下が考えられ、
PWMの幅が狭くなるとモータトルクが上昇したことが
考えられる。よって、基準となるPWMの幅に対して広
ければモータの駆動電圧を上げ、狭ければ駆動電圧を下
げるように電源回路にフィードバックを掛け、DCサー
ボモータ2のトルク変化分を駆動電圧を変化させること
により補正しても、図7の速度線図通りにスキャナを駆
動させ得る。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る複写機のスキャナ制御装置
は以上説明してきたようなものなので、モータの温度変
化によらず、所望の速度線図通りにスキャナを駆動させ
ることができ、安定したスキャナ駆動及び精度の良い位
置制御ができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機のスキャナ制御装置の一実
施例を示す図で、(A)は制御回路のブロック図、
(B)は電源回路の回路図である。
【図2】マイクロコントローラの出力ポートの出力とス
キャナ動作の関係を示す説明図である。
【図3】本発明に係る複写機のスキャナ制御装置の他の
実施例に係る制御回路のブロック図である。
【図4】マイクロコントローラの出力ポートの出力とア
ナログスイッチの動作とスキャナ動作の関係を示す説明
図である。
【図5】従来の複写機のスキャナ制御装置の一実施例の
回路図である。
【図6】マイクロコントローラの出力ポートの出力とス
キャナ動作の関係を示す説明図である。
【図7】スキャナ動作の往復速度線図である。
【符号の説明】
1 マイクロコントローラ 2 DCサーボモータ 3 エンコーダ 4、5 レベルシフト回路 10 周辺回路 Q1、Q2 PチャネルMOS−FET Q3、Q4 NチャネルMOS−FET 6 エンコーダパルス信号 11 サーミスタ 12 オペアンプ 13 第1アナログスイッチ 14 第2アナログスイッチ 15 オペアンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を走査するスキャナと該スキャ
    ナをモータにより往復動作させる駆動手段を有する複写
    機において、上記モータの温度を検出する手段と、該検
    出温度に応じて上記モータに印加する駆動電圧を可変さ
    せて上記モータの温度に対するトルク変化を補正する電
    源回路を備えることを特徴とする複写機のスキャナ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 上記モータがDCサーボモータであり、
    上記検出手段が検出した上記DCサーボモータの温度変
    化に応じて出力するパルス幅変調信号の波高値を変化さ
    せ、上記DCサーボモータの温度に対するトルク変化を
    補正するパルス幅変調回路を備えることを特徴とする請
    求項1の複写機のスキャナ制御装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像を走査するスキャナと該スキャ
    ナをDCサーボモータにより往復動作させる駆動手段を
    有する複写機において、上記DCサーボモータの温度を
    検出する手段と、上記DCサーボモータに供給する駆動
    電圧を制御する電源回路と、DCサーボモータの速度制
    御を行うパルス幅変調回路とを備え、パルス幅変調信号
    のデューティーの変化に応じて上記電源回路により駆動
    電圧を可変し、モータの温度に対するトルク変化を補正
    して上記スキャナを往復動作させることを特徴とする複
    写機のスキャナ制御装置。
JP35437393A 1993-12-29 1993-12-29 複写機のスキャナ制御装置 Pending JPH07199371A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1016859B1 (de) * 1998-12-21 2006-10-04 Siebe Appliance Controls GmbH Temperaturbestimmungsvorrichtung
US20130016986A1 (en) * 2011-07-12 2013-01-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and method of driving the same
JP2019011091A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 株式会社東京自働機械製作所 包装機のシール制御装置

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