JPH0719904U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0719904U
JPH0719904U JP5029493U JP5029493U JPH0719904U JP H0719904 U JPH0719904 U JP H0719904U JP 5029493 U JP5029493 U JP 5029493U JP 5029493 U JP5029493 U JP 5029493U JP H0719904 U JPH0719904 U JP H0719904U
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JP
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lens
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light
lamp housing
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弘憲 今坂
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、発光部12からの光がランプ
ハウジング10とレンズ11との間の細長い灯室17の
延びる方向の端部に存在する立ち壁20´に導かれてこ
の立ち壁20´による戻り光P´によってレンズ11の
側方部7に生じる光溜り8を正面から見えないようにし
た車両用灯具を提供することを目的とする。 【構成】 本考案に係わる車両用灯具は、ランプハウジ
ング10とレンズ11との間の灯室17が正面の発光部
12から側方に向かって延びるに伴って細長く後方に延
在されている。レンズ装着溝19はランプハウジング1
0の周回り方向に存在する立ち壁20により形成されて
いる。ランプハウジング10を構成する構成壁21の立
ち壁20´の近傍部分には、発光部12からの光が灯室
17の延びる方向の端部に存在する立ち壁20´に導か
れて立ち壁20´に基づく戻り光P´によってレンズ1
1の側方部7に生じる光溜り8を正面から見えないよう
にするために、レンズ11に向かって屈曲する凹部22
が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ランプハウジングとレンズとの間の灯室が正面の発光部から一側方 に向かって延びるに伴って細長く後方に湾曲されていると共に、ランプハウジン グの周回り方向に存在する立ち壁によりレンズ装着溝が形成された車両用灯具の 改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両用灯具には、図4に示すように、ランプハウジング1とレンズ 2との間の灯室3が外観上の意匠部として正面(矢印A方向から車両用灯具を目 視した場合をいう)の発光部4から側方に向かって延びるに伴って細長く後方に 湾曲されていると共に、ランプハウジング1の周回り方向に存在する立ち壁5に よりレンズ装着溝6が形成されているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の車両用灯具では、発光部4からの光束の一部Pがレ ンズ2によって立ち壁5に向かう方向に反射され、この立ち壁5による戻り光P ´が直接又は間接的にレンズ2の側方部7に向かうために正面から車両用灯具を 見た場合に、図5に示すように、レンズ2の側方部7に立ち壁5に起因する光溜 り8が生じることになり、車両用灯具を正面から見た場合にその光溜り8により 側方部7が強く輝いて見え、違和感を与えるという問題点がある。
【0004】 本考案は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、簡 単な構造で、発光部からの光がランプハウジングとレンズとの間の細長い灯室の 延びる方向端部に存在する立ち壁に導かれてこの立ち壁による戻り光によってレ ンズの側方部に生じる光溜りを正面から見えないようにした車両用灯具を提供す るところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係わる車両用灯具は、上記の課題を解決するため、ランプハウジング とレンズとの間の灯室が正面の発光部から側方に向かって延びるに伴って細長く 後方に延在されていると共に、前記ランプハウジングの周回り方向に存在する立 ち壁によりレンズ装着溝が形成された車両用灯具において、前記発光部からの光 が前記灯室の延びる方向の端部に存在する立ち壁に導かれて該立ち壁に基づく戻 り光によって前記レンズの側方部に生じる光溜りを正面から見えないようにする ために、前記ランプハウジングを構成する構成壁の立ち壁近傍部分に前記レンズ に向かって屈曲する凹部を形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案に係わる車両用灯具によれば、ランプハウジングを構成する構成壁の立 ち壁近傍部分に形成された凹部が正面から見た場合に立ち壁を遮えぎる構造とな っている。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案に係わる車両用灯具の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0008】 図1は本考案に係わる車両用灯具をターンシグナルランプに適用した例を示す もので、この図1において、10はランプハウジング、11はレンズである。ラ ンプハウジング10には放物面形状の発光部12が設けられている。発光部12 にはバルブ13が装着されている。14はそのバルブ13のコネクタである。
【0009】 バルブ13はアンバーキャップ15によって被覆されている。そのアンバーキ ャップ15はキャップ装着溝16に嵌着されている。ランプハウジング10とレ ンズ11との間は正面の発光部12から側方に向かって延びるに伴って細長く後 方に延在された灯室17となっている。その発光部12と灯室17との境界線を 示す破線が図2、図3に示すように符号18で示されている。その図2は車両用 灯具を正面から見た場合であり、図3は車両用灯具を側面からみた場合(矢印B 方向から見た場合)を示す。
【0010】 ランプハウジング10はその周回り方向に延びるレンズ装着溝19を有する。 レンズ11の脚部11aはそのレンズ装着溝19にシール用のホットメルト19 aを介して装着される。レンズ装着溝19の内周側には立ち壁20が設けられて いる。符号20´は発光部12から側方に向かって延びるに伴って細長く後方に 湾曲された灯室17が延びる方向の端部に存在する立ち壁である。
【0011】 ランプハウジング10の構成壁21の立ち壁20´の近傍部分には、発光部1 2からの光が立ち壁20´に導かれてこの立ち壁20´に基づく戻り光P´によ ってレンズ11の側方部7に生じる光溜り8を正面から見えないようにするため 、レンズ11に向かって屈曲する凹部22が形成されている。図2にはこの構成 壁21の屈曲線23が破線で示されており、この屈曲線23よりも内側に立ち壁 20´が存在し、凹部22が車両用灯具を正面から見た場合に立ち壁20´を遮 えぎる構造となっている。
【0012】 従って、本考案に係わる車両灯具によれば、発光部12からの光がランプハウ ジング10とレンズ11との間の細長い灯室17が延びる方向の端部に存在する 立ち壁20´に導かれてこの立ち壁20´による戻り光P´によってレンズ11 の側方部7に生じる光溜り8を正面から見えないようにすることができ、発光部 12と暗部24との境界である境界線18が従来よりも明瞭となり、立ち壁20 ´の輝きに起因する違和感を解消することができるという効果を奏する。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係わる車両用灯具は、以上説明したように構成したので、簡単な構造 で立ち壁に起因する光溜りを正面から見えないようにすることができ、違和感を 解消できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる車両用灯具の縦断面図である。
【図2】本考案に係わる車両用灯具を正面から見た図で
ある。
【図3】本考案に係わる車両用灯具を側面から見た図で
ある。
【図4】従来の車両用灯具の縦断面図である。
【図5】従来の車両用灯具の正面図である。
【符号の説明】
7…側方部 8…光溜り 10…ランプハウジング 11…レンズ 12…発光部 17…灯室 19…レンズ装着溝 20´…立ち壁 21…構成壁 22…凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジングとレンズとの間の灯室
    が正面の発光部から一側方に向かって延びるに伴って細
    長く後方に延在されていると共に、前記ランプハウジン
    グの周回り方向に存在する立ち壁によりレンズ装着溝が
    形成された車両用灯具において、 前記発光部からの光が前記空間の延びる方向の端部に存
    在する立ち壁に導かれて該立ち壁に基づく戻り光によっ
    て前記レンズの側方部に生じる光溜りを正面から見えな
    いようにするために、前記ランプハウジングを構成する
    構成壁の立ち壁近傍部分に前記レンズに向かって屈曲す
    る凹部を形成したことを特徴とする車両用灯具。
JP1993050294U 1993-09-16 1993-09-16 車両用灯具 Expired - Lifetime JP2601512Y2 (ja)

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JPH0719904U true JPH0719904U (ja) 1995-04-07
JP2601512Y2 JP2601512Y2 (ja) 1999-11-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0250904U (ja) * 1988-10-03 1990-04-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0250904U (ja) * 1988-10-03 1990-04-10

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