JPH07198863A - 時計用プッシュピースクラウン - Google Patents

時計用プッシュピースクラウン

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JPH07198863A
JPH07198863A JP6286461A JP28646194A JPH07198863A JP H07198863 A JPH07198863 A JP H07198863A JP 6286461 A JP6286461 A JP 6286461A JP 28646194 A JP28646194 A JP 28646194A JP H07198863 A JPH07198863 A JP H07198863A
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ミシェ マルク−アンドレ
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    • G04B37/10Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of winding stems
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時計ケース内のガイド管上に設置されかつ時
計制御巻真へ軸回転自在に固定される時計のプッシュピ
ースクラウン(プッシュ式竜頭)に関する。 【構成】 巻真は安定位置である第1位置『0』および
移行位置である第2位置『−1』の少なくとも2つの軸
位置を採り、プッシュピースクラウンは巻真へ固定され
てガイド管上に軸運動自在に設置されたヘッド、および
安定位置へ付勢するために1端部が上記ヘッドの底部上
に担持された復帰ばねを含み、上記ばねの他端部は安定
位置と移行位置との間で移動自在の環状当接リング上に
担持されていて、上記当接リングは安定位置で上記ヘッ
ド内のショルダ要素上に担持されかつ移行位置でガイド
管に形成されたショルダ上で休止する。 【効果】 上記ばねは強く予備圧縮されるのでガイド管
とクラウンとの間の摩擦力が大きくても移行位置へ移動
後に安定位置へ完全に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時計、特に高い信頼性を
有する時計に適したプッシュピースクラウン(プッシュ
式竜頭)に関する。
【0002】
【従来の技術】プッシュピースクラウンは、通常、次の
3位置を採る。即ち、時計が通常作動する休止位置
(『0』位置)、巻真へ固定して連結されたプッシュピ
ースクラウンにより時計のセット時刻を調整できる引出
し位置(『1』位置)、プッシュピースクラウンが時計
内で電気接点を簡単に閉じる押込み位置(『−1』位
置)。最初の2位置(『0』および『1』)は標準クラ
ウンが採用する位置に対応する。第3位置(『−1』位
置)は多モード時計において知られており、一般的に、
時間を表示する第1アナログ式ディスプレイ、および秒
または起床時間等の1以上の時計機能を表示する、通
常、液晶を使用した、第2デジタル式ディスプレイが可
能な時計により既知である。このように、プッシュピー
スクラウンを操作することによって所望モードを作動さ
せることができる。かかるプッシュピースクラウンは、
プッシュピースクラウンの軸位置または半径位置を変化
させた時に、巻真が軸方向または半径方向へ変位するよ
うなムーブメントを具備した巻真に固定される。事実
上、休止位置『0』位置においてプッシュピースクラウ
ンは巻真に対して不動状態で長手方向に連結され、かつ
その引出しまたは押込みが可能である。引出し位置
(『1』位置)において、例えば、時刻をセットする場
合、プッシュピースクラウンは、かかる巻真を介してそ
のムーブメントへ角度情報を伝達するために巻真へ不動
に連結される。
【0003】プッシュピースクラウンおよび巻真が押込
み位置へ固定維持される場合または初期位置へ精確に復
帰しない場合に、時計は活性化モードで固定維持されて
いるので、プッシュピースクラウンおよび巻真が初期位
置へ復帰することは不可欠である。巻真およびそのプッ
シュピースクラウンを初期位置へ復帰させるための既知
可能性はプッシュピースクラウンのヘッドへ復帰ばねを
設置することであった。しかし、この設計は、単純なプ
ッシュピースクラウンから概ね知られているように、即
ち、巻真が自由である第1位置(『0』位置に対応)
と、巻真が例えば時刻のセットを可能にするムーブメン
トと係合する第2位置(『1』位置に対応)の単に2つ
の位置を採るプッシュピースクラウンとから成る。かか
るプッシュピースクラウンはCH特許第577701号
に記載されている。そこでは、プッシュピースクラウン
はばねを装着するが、このばねはそれ自体とそのムーブ
メントとの間の不整合を補償するために設けられてい
る。かかるプッシュピースクラウンは第3位置(『−
1』位置)を実行せず比較的単純な設計になっている。
プッシュピースクラウンの水密性保証を向上させたい場
合(信頼性の高い時計)、プッシュピースクラウンへ比
較的大きいシーリングガスケットが導入される。しか
し、かかるガスケットを導入する場合またはかかるパッ
キングを幾つか上述のごとき設計へ導入する場合には、
プッシュピースクラウンとそのガイド管との間の摩擦が
非常に大きくなり、かかる摩擦のためにプッシュピース
クラウンが非作動位置へ復帰しない危険が増大する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
欠点を解消しかつ信頼性の高い時計に適した水密性を有
するプッシュピースクラウンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明による時計用プッシュピースクラウンは時計の
ケース内に固定されたガイド管上に設置されかつ時計を
制御する巻真へ軸回転自在に固定される構成になってい
て、上記巻真は安定位置である第1位置『0』と移行位
置である第2位置『−1』の少なくとも2つの軸位置を
採り、上記プッシュピースクラウンは、 −上記巻真へ固定されかつ上記ガイド管上で軸運動自在
に設置されて、時計の少なくとも1つ関数を制御するた
めに上記巻真の上記2位置に対応して少なくとも2つの
異なる軸位置に位置決めできるヘッド、および −上記安定位置へ向けて上記ヘッドを付勢するために上
記ヘッドの底部上に1端部が担持された復帰ばねを含
み、上記復帰ばねは上記ヘッド内で上記安定位置である
第1位置と上記移行位置である第2位置との間で移動自
在の環状当接リング上にその他端部が担持されていて、
第1位置において上記当接リングは上記ヘッドの内部に
配設されたショルダ要素上に支持され、かつ第2位置に
おいて上記当接リングは上記管上に配設されたショルダ
上で休止することを特徴とする。
【0006】上記特徴により、上記ばねは、その安定位
置において、安定位置から移行位置へ移動した後に解放
されると同時に安定位置へ完全に復帰する性質の強力な
予備圧縮力を受ける。これは仮にシーリングガスケット
によって上記ガイド管と上記プッシュピースクラウンと
の間に生じる摩擦が高い場合であっても達成される。理
解されるように、初期位置へ復帰させるために強力に予
備圧縮された復帰ばねを使用することは、例えば、電気
接点を閉じる作用をするプッシュピースクラウンに好適
である。
【0007】上記可動環状当接リングは、上記ヘッドが
上記ヘッド内に配設された上記ショルダ要素上に支持さ
れる上記安定位置『0』の時に、上記ばねの予備圧縮を
確実にするように設置されているのがよい。上記ショル
ダ要素は上記ヘッドの内壁内の環状溝内に設置されたサ
ークリップであってよい。
【0008】上記ばねの予備圧縮力は、その全コイルが
相互に圧搾されるときの最高圧縮力の少なくとも約60
%であるのがよい。上記ヘッドと上記管との間に設置さ
れかつ上記プッシュピースクラウンならびに上記ばね、
および時計ムーブメントを外部から孤立させるシーリン
グガスケットが更に含まれていてよい。上記シーリング
ガスケットは複数の座金によって上記ヘッド内に維持さ
れ、その座金の1つは上記ショルダ要素に対して軸支さ
れ、かつ他の座金は上記ヘッドの内部に形成された環状
溝内に係合しているのがよい。以下、添付図面を参照し
て本発明の実施例を説明する。
【0009】
【実施例】添付図面は本発明によるプッシュピースクラ
ウン(プッシュ式竜頭)の態様を示し、図1は『0』位
置に対応する休止位置のプッシュピースクラウンを示
す。この態様において、プッシュピースクラウン1は時
計(好ましくはトップレンジウオッチ)のケースもしく
はケースバンドC上に設置され、かつケースバンドCの
側縁部内にガイド管もしくは取付け管Tがねじ込まれて
いる。この管TはケースバンドCの上記縁部内に穿孔さ
れたラジアル通路Pの出口に形成された補足ショルダE
2上に担持されるラジアルショルダE1を画定する環状
フランジRを有する。好ましくは銀製のシールJがショ
ルダE1とE2との間に介在する。管Tは更に自由端部
の近くに他のラジアルショルダE3を有し、このショル
ダE3は後述の通りの目的を有する。
【0010】管Tは巻真TRの通路として通常のごとく
作用する。巻真TRはここではケースバンドCが属する
時計のムーブメント(図示せず)により規制される3位
置を実行する。上記巻真の3位置は中立または『0』位
置(図1)、『+1』として参照される引出し位置(図
2)、および『−1』として参照される移行のための押
込み位置(図3)である。上記引出し位置は時計の時刻
のセットを可能にし、上記押込み位置は、例えば、ムー
ブメント内に設けられた電気接点(図示せず)を閉じる
ことによって、1以上の時計機能の制御を可能にする。
【0011】上記巻真はプッシュピースクラウンを不動
に固定するために自由端部に通常のねじ山を有する。こ
の装備は周知であって本発明の一部を構成しない。同様
に、本発明において巻真TRは必ずしも引出し位置を実
行する必要はなく、本発明の課題は巻真およびプッシュ
ピースクラウンを押込み位置『−1』から中立位置
『0』へより良く復帰させることにある。従って、本発
明によれば、プッシュピースクラウン1は中空ヘッド2
から成り、このヘッドの下部は盲孔4を有する突起3で
構成される。突起3の内部は巻真TRの端部へのプッシ
ュピースクラウンのねじ込みを可能にするためにねじ切
りされている。この実施例において、ヘッド2の内壁の
軸方向長のほぼ中央にラジアルショルダ5を有する。更
に、ヘッド2の開放端部へ向かってかかる内壁は丸い底
部を有する環状溝6を有する。更に、出口開口部に近接
してヘッドは矩形断面の環状溝7を含む。
【0012】螺旋状の復帰ばね8は中空ヘッド2内で軸
方向へ配設されており突起3を囲繞する。このばねは内
端部でヘッド2の底部へ担持され、かつその反対端部は
ショルダE3の外側の管Tの端部を囲繞する当接リング
9上に支持されている。かかるリング9は、図1に示さ
れたように少なくともプッシュピースクラウン1の形態
においてばね8の作用下で管TのショルダE3と接触す
るように構成されたラジアルショルダ11を形成する内
カラー10を含む。外部には、当接リング9がヘッド2
の環状溝6内に設けられたショルダ要素であるサークリ
ップ13に当接するように面取りした角度を付けた面1
2を有する。リング9はサークリップ13とプッシュピ
ースクラウン1の『0』位置および『+1』位置で当接
する。本発明によるプッシュピースクラウンは矩形断面
の2つのリング14および15から形成され、かつ一方
でサークリップ13に当接する座金16と、他方でヘッ
ド2の溝7と係合する事実上のサークリップである座金
17との間に拘束されるシーリングガスケットを更に含
む。
【0013】図1および2に示されたプッシュピースク
ラウンの形態において、ばね8はヘッド2の底部とショ
ルダ11との間に拘束されるように予備圧縮された状態
になっている。従って、ばね8は巻真TRを中立位置に
維持する力を克服できない軸スラストを発生する。この
力は本発明によるプッシュピースクラウンに装備された
時計ムーブメントのタイムセット機構(図示せず)によ
ってかかる巻真上に既知方法により加えられる。充分理
解されるように、これは、巻真TRがムーブメントから
分離するのを防止する軸当接によってムーブメント内に
概ね保持された巻真TRの引出し位置『+1』について
も同様である。上記予備圧縮は、全コイルが相互に圧搾
される場合のばね8の全スラスト力の、例えば、60%
相当であってよい。
【0014】以下に、図4の例示グラフを参照しながら
図1,2および3を連続的に実施する場合の本発明によ
るプッシュピースクラウン1の作用について説明する。
上述のごとく、本発明によるプッシュピースクラウンは
移行位置『−1』から始まって中立位置『0』へ巻真T
Rを完全に復帰運動させることに特に向けられており、
これは巻真を囲繞しているシーリングガスケットによっ
てかかる巻真上に加えられる摩擦力にかかわらず可能で
ある。本実施例において、プッシュピースクラウン1は
同一であるのが望ましい間隔にわたってゼロ位置から両
側上へ変位できる。換言すれば、その軸移動はかかる
『0』位置から同距離である。添付図面において、かか
る移動は例えば0.35mmであり、ケースバンドCと反
対のヘッド2の面と、ケースバンドCの横面とを分離す
る距離は、プッシュピースクラウン1が『0』,『+
1』または『−1』位置かによってそれぞれ0.50m
m,0.85mm、および0.15mmである。充分理解さ
れるように、かかる間隔はプッシュピースクラウンに装
備されるムーブメントの設計に基本的に依存し、かつム
ーブメントのタイプによって可変である。図1の『0』
位置において、ばね8は予備圧縮下にあってヘッド2の
底部を当接している当接リング9の面から分離させる働
きをする。この事実から、当接リング9はサークリップ
13によって支持されるだけでなく管TのショルダE3
にも支持される。従って、この『0』位置は完全に安定
する。
【0015】今、仮に使用者が巻真TRとプッシュピー
スクラウン1の組立体を、例えば、時計の時刻をセット
操作するために外方へ向かって変位させる場合、プッシ
ュピースクラウン1を引出し、その組立体をケースバン
ドCに対すると同一の移動分(図1の『0』位置から図
2の『+1』位置へ通過)を軸方向へ変位させる。この
事実から、同一予備圧縮下でその当接リング間に維持さ
れたばね8には何ら変化が生じないことが判る。他方、
当接リング9は管TのショルダE3から上昇することが
理解されるであろう。このことから、巻真TRはケース
バンドCに対して軸方向へ変位していることが理解され
る。かかる変位中にリング14および15から形成され
たシーリングガスケットは管Tに対して変位するが、か
かる変位は良好な操作を何ら困難にするものでない。こ
の場合、その摩擦力は時計の使用者によって克服される
からである。
【0016】この結果、ばね8による復帰力はゼロを維
持し、実施された2位置(図4のグラフの右側)間で変
化しない。図1の中立位置『0』から図3の移行位置
『−1』へ通過させる場合には事情は全く異なる。この
場合、当接リング9は、ヘッド2がケースバンドCへ向
かって軸変位すると同時にばね8はその予備圧縮状態よ
りも更に圧縮された状態で管TのショルダE3によって
軸方向へ保持される。しかし、上記ばねの抵抗力、換言
すればその復帰力は、その時、即ち、サークリップ13
が当接リング9から離脱すると同時に、予備圧縮力Fo
値に相当する開始値から発生する。その移動に従ってか
かる復帰力はばね定数によってのみ増大するものであっ
てよい。
【0017】このように、プッシュピースクラウンの押
込みによる移動の開始時(図4のグラフの左側位置)に
復帰力の展開にわずかに変化があることが理解される。
このわずかな上昇は使用者を患わせるものではなく(い
ずれの場合にも相当に弱い力であるから)、寧ろプッシ
ュピースクラウン1および巻真TRを図1の中立位置へ
戻すために非常に有用である。実際に、押込み中に、リ
ング14および15は良好なシーリングを保証するため
に管Tへ強く付勢されて管T上を摺動する。しかし、ば
ね8は予備圧縮力とそれに加わるばねの動的変形力とに
より生じる力によって上記組立体を復帰させるので、上
記中立位置への復帰は何ら問題とならず、管T上の上記
リングの摩擦は容易に克服される。
【0018】上記態様において、移行位置『−1』への
押込み移動はヘッド2のショルダ5によって制限され
る。図示されたように、ショルダ5が当接リング9と接
触する時に、ばね8は圧縮されて最高圧縮力(図4のF
m)へ非常に接近した復帰力を有するようになる。図示
されていないが、他の態様として、ショルダ5を省略す
ることができる。この場合、上記押込み移動部の端部は
ばね8の全圧縮力によって規制され、その全コイルを相
互に対して付勢する。
【0019】有利な方法として、予備圧縮力Foは必要
条件の1関数として選択できる。例えば、本発明による
プッシュピースクラウンを用いたダイバーウオッチの使
用者の場合、水圧がプッシュピースクラウンを押込まな
いことが重要である。そこで、その時計が潜水する水深
の関数としてかかる予備圧縮力を選択する必要がある。
従って、非常に深い深度で水密性を有する時計について
『−1』の位置を得るにはプッシュピースクラウンを相
当に強く押すことが必要となることは理解されるであろ
う。かかる場合、予備圧縮力Foは最高圧縮力Fmの7
0%を越える値であってよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】休止位置(『0』位置)における本発明による
プッシュピースクラウンを示す。
【図2】引出し位置(『+1』位置)における本発明に
よるプッシュピースクラウンを示す。
【図3】押込み位置(『−1』位置)における本発明に
よるプッシュピースクラウンを示す。
【図4】本発明によるプッシュピースクラウンの上記位
置の関数としてプッシュピースクラウン上へ復帰ばねに
より加えられる力を概略的に示す。
【符号の説明】
1…プッシュピースクラウン 2…ヘッド 3…突起 4…盲孔 5…ラジアルショルダ 6…環状溝 7…溝 8…復帰ばね 9…当接リング 11…ラジアルショルダ 13…サークリップ(ショルダ要素) 14,15…リング C…ケースバンド(またはケース) E1,E2,E3…ラジアルショルダ J…シール P…通路 R…環状フランジ TR…巻真 T…取付け管(またはガイド管)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計のケース(C)内に固定されたガイ
    ド管(T)上に設置されかつ時計を制御する巻真(T
    R)へ軸回転自在に固定される時計のプッシュピースク
    ラウン(1)において、 上記巻真(TR)は少なくとも2つの軸位置を採り、そ
    の第1位置『0』は安定位置であり、その第2位置『−
    1』は移行位置である、 上記プッシュピースクラウン(1)は、 −上記巻真へ固定されかつ上記ガイド管(T)上で軸運
    動自在に設置されて、時計の少なくとも1つ関数を制御
    するために上記巻真(TR)の上記2位置に対応して少
    なくとも2つの異なる軸位置に位置決めできるヘッド
    (2)、および −上記安定位置へ向けて上記ヘッドを付勢するために上
    記ヘッド(2)の底部上に1端部が担持された復帰ばね
    (8)を含み、 上記ばね(8)は上記ヘッド(2)内で上記安定位置で
    ある第1位置と上記移行位置である第2位置との間で移
    動自在の環状当接リング(9)上にその他端部が担持さ
    れていて、第1位置において上記当接リング(9)は上
    記ヘッド(2)の内部に配設されたショルダ要素(1
    3)上に支持され、かつ第2位置において上記当接リン
    グ(9)は上記管(T)上に配設されたショルダ(E
    3)上で休止することを特徴とする時計用プッシュピー
    スクラウン。
  2. 【請求項2】 上記環状当接リング(9)は、上記ヘッ
    ド(2)が上記ヘッド(2)内に配設されたショルダ要
    素(13)上に支持される上記安定位置『0』の時に、
    上記ばね(8)の予備圧縮を確実にするように設置され
    ていることを特徴とする、請求項1の時計用プッシュピ
    ースクラウン。
  3. 【請求項3】 上記ショルダ要素(13)は上記ヘッド
    (2)の内壁内の環状溝(6)内に設置されたサークリ
    ップであることを特徴とする、請求項2の時計用プッシ
    ュピースクラウン。
  4. 【請求項4】 上記ばね(8)の予備圧縮力は、その全
    コイルが相互に圧搾されるときの最高圧縮力の少なくと
    も約60%であることを特徴とする、請求項1から3の
    いずれか1の時計用プッシュピースクラウン。
  5. 【請求項5】 上記ヘッド(2)と上記管(T)との間
    に設置されかつ上記プッシュピースクラウン(1)なら
    びに上記ばね(8)、および時計ムーブメントを外部か
    ら孤立させるシーリングガスケットを更に含むことを特
    徴とする、請求項1から4のいずれか1の時計用プッシ
    ュピースクラウン。
  6. 【請求項6】 上記シーリングガスケットは複数の座金
    によって上記ヘッド(2)内に維持され、その座金の1
    つは上記ショルダ要素(13)に対して軸支され、かつ
    他の座金は上記ヘッド(2)の内部に形成された環状溝
    (7)に係合していることを特徴とする、請求項1から
    5のいずれか1の時計用プッシュピースクラウン。
JP28646194A 1993-11-25 1994-11-21 時計用プッシュピースクラウン Expired - Fee Related JP3479132B2 (ja)

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DE (1) DE69402945T2 (ja)
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