JPH07198695A - 金属成分分析装置 - Google Patents

金属成分分析装置

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JPH07198695A
JPH07198695A JP35033993A JP35033993A JPH07198695A JP H07198695 A JPH07198695 A JP H07198695A JP 35033993 A JP35033993 A JP 35033993A JP 35033993 A JP35033993 A JP 35033993A JP H07198695 A JPH07198695 A JP H07198695A
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JP35033993A
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Inventor
Yasuhiro Sumikake
泰洋 角掛
Miwako Takaiwa
美和子 高岩
Tatsuya Funabashi
達也 船橋
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高濃度の金属イオンが供給されることによる
濃縮カラムの早期劣化を未然に防止することが可能な金
属成分分析装置の提供を目的とする。 【構成】 濁度計50の検出信号に基づき、濃縮カラム
27・28に対して試料液を供給する濃縮ポンプ23を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原子力発電所、半導
体製造装置等で使用される超純水中の微量な金属成分を
分析する金属成分分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の金属成分分析装置として図8に
示す構成のものが知られている。以下、この金属成分分
析装置の構成を動作とともに説明する。図に符号1で示
すサンプリングバルブには、試料液を排出する装置(図
示略)から排出された試料液が送り込まれる6つの試料
液流入路1A〜1Fが接続され、この試料液流入路1A
〜1Fの一つは試料液供給路30(30a〜30d)に
接続される。試料液供給路30aに流入した試料液は、
送液ポンプ2(P1) によって供給路30bを通じて反
応器3に送られる。反応器3の上流側には、塩酸等の反
応液が貯留された反応液貯留部4と送液ポンプ5(P
2) とを備えた反応液供給路6が接続されており、この
反応液供給路6によって、試料液中の金属をイオン化す
るための反応液が試料液に添加される。そして、この反
応液が添加された試料液は反応器3中にて所定温度に加
熱され、その結果、試料液中の金属がイオン化される。
【0003】また、反応器3を経由した試料液供給路3
0cの一部は、コイル状に形成されており、このコイル
状に形成されたコイル部30c′には、試料液を冷却す
るための冷却ファン7が設けられている。また、反応器
3にも冷却ファン8が設けられ、反応器3を周囲から全
体的に冷却するようにしている。
【0004】また、試料液供給路30cの途中には、p
H調整部9、酸化剤供給部10が順次設けられている。
pH調整部9は中空状の容器の内部にイオン交換膜を設
けた構造になっており、このイオン交換膜によって、容
器の内部には2つの空間部が形成されている。そして、
これら二つの空間部の一方側には反応液(酸性溶液)が
添加された試料液が供給され、また、他方側の空間部に
はpH調整用の中和液として、アルカリ性の中和液、例
えば0.1〜1 規定の水酸化テトラメチルアンモニウム
溶液が供給され、前記イオン交換膜を介して、試料液か
ら中和液中へ塩素イオン(反応液の塩酸中に含まれてい
たもの)が移動し、また中和液から試料液中へは水酸化
物イオンが移動する。すなわち、両者の間でイオン交換
が行なわれることになって、試料液中の水素イオン濃度
が低下し、pHが上昇して中性に近づく。なお、前記p
H調整部9への中和液の供給・排出は、中和液供給路1
1と中和液流出路12とを通じてそれぞれ行う。前記中
和液供給路11には、中和液貯留部13から送液ポンプ
14(P4) により中和液を吸い上げるようにし、ま
た、前記イオン交換された後の中和液は中和液流出路1
2を経由して排出路15に導かれるようになっている。
【0005】また、前記pH調整部9の下流側には酸化
剤供給部10が設けられている。この酸化剤供給部10
は、鉄のイオンを2価から3価に酸化する酸化剤が貯留
される酸化剤貯留部16と、前記酸化剤を酸化剤供給路
17を経て試料液供給路30cに添加するための送液ポ
ンプ18(P3)とから構成されるものである。また、
前記酸化剤供給路17と試料液供給路30cとの合流部
下流にはpHセンサ19が設けられており、このpHセ
ンサ19からの検出信号に基づき、制御部Cが前記送液
ポンプ14(P4) による中和液の送液量を制御する。
【0006】このpHセンサ19を通過した試料液は三
方自動切換弁20に達する。三方自動切換弁20は、試
料液供給路30cを流れる試料液の一部を流路21を通
じて排出路15に導くものである。すなわち、前記サン
プリングバルブ1が切り換えられて別の試料液が供給さ
れた場合に、まず、流路21側に流路を切り換えて、サ
ンプリングバルブ1と三方自動切換弁20との間に残留
していた先の試料液を完全に洗い流す。そして、この後
に流路を切り換えて試料液を試料液供給路30dに向け
て流す。
【0007】なお、前記サンプリングバルブ1による試
料液流入路1A〜1Fの選択、及び三方自動切換弁20
の切換は制御部Cから出力される信号に基づき行われる
ようになっている。また、三方自動切換弁20の排出路
15に通じる流路21の途中にはチェック弁22が設け
られている。このチェック弁22は試料液の圧力により
開動作されるものであり、これによってサイフォン現象
により流路21内の全試料液がドレンに通じる排出路1
5に流れることが防止できるようになっている。
【0008】三方自動切換弁20を通過した試料液は、
試料液供給路30dを通じて濃縮ポンプ23(P5)に
供給され、更に濃縮ポンプ23(P5)により加圧され
る。なお、この濃縮ポンプ23(P5)によって試料液
が所定圧以上に加圧された場合には、圧力センサ24か
ら、制御部Cに対して濃縮ポンプ23(P5) の動作を
停止させるための検出信号を出力するようになってい
る。濃縮ポンプ23(P5) により加圧された試料液
は、第1の四方自動切換弁25、第2の四方自動切換弁
26によって第1の濃縮カラム27あるいは第2の濃縮
カラム28を経由する流路27a・27b、流路28a
・28bにそれぞれ供給される。
【0009】この第1の四方自動切換弁25と第2の四
方自動切換弁26は、試料液供給路30dから供給され
る試料液を濃縮カラム27あるいは28を通過せしめた
後、流路29を経て排出路15に導く金属イオン濃縮工
程の流路と、溶離液供給路31から供給される貯留部3
2内の溶離液を濃縮カラム28あるいは27を通過せし
めた後、測定手段33の流路34に導く金属イオン溶離
・分析工程の流路とを、濃縮カラム27,28に対して
交互に形成するものである。すなわち、金属イオン濃縮
工程において、試料液が濃縮カラム27あるいは28を
通過すると試料液中の金属イオンが濃縮カラム27ある
いは28に吸着され、また、金属イオン溶離・分析工程
において、濃縮カラム27あるいは28に吸着された金
属イオンが、溶離液供給路31から濃縮ポンプ35(P
6) により供給される溶離液により、濃縮カラム27,
28から溶離されて測定手段33に運ばれるようになっ
ており、かつ、このような金属イオン濃縮工程、金属イ
オン溶離・分析工程が、各濃縮カラム27、28に対し
て交互に行われるようになっている。
【0010】なお、このような濃縮カラム27,28に
対して異なる種類の試料液を交互に供給し、これら濃縮
カラム27,28に対して試料液中の金属イオンの吸着
(濃縮)、溶離(分析)を交互に行わせる四方自動切換
弁25,26の切り換えは、流量計36で測定した流路
29を通過する試料液の流量値が、予め設定した設定値
になったときに制御部Cから発信される信号によって行
なわれる。また、前記濃縮ポンプ35(P6) によって
溶離液が所定圧以上に加圧された場合には、圧力センサ
37から制御部Cに対して濃縮ポンプ35(P6) の動
作を停止させるための検出信号が出力されるようになっ
ている。
【0011】また、測定手段33は、分離カラム38と
吸光光度計39とを有するものであって、分離カラム3
8に供給された溶離液は各金属成分が分離された後、吸
光光度計39にて各濃度が測定される。なお、分離カラ
ム38は、金属成分を含む溶離液が供給されると、この
溶離液中の金属イオンを所定時間(分離時間)保持して
から排出する特性を有しており、上記分離時間は金属イ
オンの種類毎に異なっている。また、分離カラム38と
吸光光度計39との間の流路34の途中には、発色液供
給路40が接続されている。この発色液供給路40は、
吸光光度計39での吸光度測定に際して、金属イオンを
発色させるための発色液を供給するためのものであっ
て、送液ポンプ41(P7) の駆動により発色液貯留部
42から発色液を供給するようになっている。また、こ
の図において、符号Cは炭素量測定装置全体を制御する
制御部、符号Aは制御部を操作するためのパソコン、符
号Bは炭素量測定装置の動作状態を示すグラフィックデ
ィスプレィ、符号Dは制御部Cの制御内容等を記憶する
記憶装置である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された金属成分分析装置では、濃縮カラム27・
28で吸着可能な金属イオンの量を越えた高濃度の試料
液が供給された場合に、濃縮カラム27・28で試料液
中の金属イオンを吸着することが不可能になることによ
り試料液中に含まれている各金属イオンの量を測定でき
なくなるばかりでなく、濃縮カラム27・28に掛かる
負担が大きくなって、該濃縮カラム27・28が早く劣
化するという問題が生じていた。
【0013】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、高濃度の金属イオンが供給されることに
よる濃縮カラムの早期劣化を未然に防止することが可能
な金属成分分析装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、試料液中に含有される金属イオンを濃縮
カラムに吸着した後、該濃縮カラムに溶離液を供給して
該濃縮カラムに吸着された金属イオンを当該濃縮カラム
より溶離し、その後、下流に位置する分離カラムにて、
濃縮カラムから溶離した金属イオンを成分毎に分離し、
更に分析計にて、分離された金属イオンを成分毎に測定
するようにした金属成分分析装置において、前記濃縮カ
ラムに前記試料液を供給する濃縮ポンプと、前記濃縮カ
ラムの上流側に設けられ該濃縮カラムに供給される試料
液中に含有される試料液の濁度を検出する濁度検出手段
と、濁度検出手段の検出信号に基づいて、濃縮ポンプか
ら濃縮カラムに供給される試料液の供給量を制御する制
御部とを具備するようにしている。
【0015】
【作用】この発明によれば、試料液の濁度を検出する濁
度検出手段の検出信号に基づき、濃縮ポンプから供給さ
れる試料液の供給量を決定する制御部を設けたので、該
制御部により、例えば試料液中の金属イオンの濃度が所
定濃度を越えている場合に、濃縮ポンプから濃縮カラム
に供給される試料液の供給量を低下させることができ、
これにより高濃度の金属イオンが供給されることによる
濃縮カラムの早期劣化を未然に防止し、また、濃縮カラ
ムに吸着可能な量の金属イオンを供給することができ
て、該金属イオンの濃度測定を正確に行うことが可能と
なる。
【0016】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図3を参照して
説明する。なお、この第1実施例に示す金属成分装置で
は、従来の技術(図8参照)と共通の構成が多いので、
相違している箇所についてのみ詳細に説明する。まず、
図1において符号50で示すものは、サンプリングバル
ブ1と送液ポンプ2(P1 )との間に配置された濁度計
であって、試料液供給路30a内を流れる試料液の濁度
を常時測定するようにしている。なお、本実施例では濁
度計50には発光素子と受光素子とからなる吸光度計が
用いられている。そしてこの吸光度計は、発光素子と受
光素子との間に前記試料液を通すことにより発光素子の
発光量に対する受光素子の受光量から当該試料液の光の
透過度(%)を演算し、これを当該試料液の濁度として
後述の制御部Cに出力する様になっている。
【0017】また、制御部Cに接続される記憶装置Dに
は、濁度計50からの濁度(測定値)と比較される数段
階の濁度(しきい値)が予め設定されており、それぞれ
のしきい値に対して、濃縮ポンプ23(P5) の作動時
間が予め設定されている。例えば、制御部Cには、濁度
計50の測定値と比較されるしきい値が、10%以下、
10〜30%(通常の測定レンジ)、30%以上の3段
階に設定されており、濁度計50の測定値が10%以下
の場合に濃縮ポンプ23(P5) の作動時間を20分に
設定し、また、濁度計50の測定値が10〜30%の場
合に濃縮ポンプ23(P5) の作動時間を5分に設定
し、また、濁度計50の測定値が30%以上の場合に濃
縮ポンプ23(P5) の作動時間を1分に設定する。す
なわち、試料液の濁度に応じて濃縮カラム27・28へ
の試料液の供給量を変更するようにしている。なお、こ
のような試料液の濁度と、濃縮ポンプ23(P5) の作
動時間との関係を示すしきい値は一例を示すものであっ
て、任意に変更できることは言うまでもない。
【0018】次に、濁度計50の測定値に基づき濃縮ポ
ンプ23(P5) の作動時間を決定するためのフローチ
ャート、すなわち制御部Cの制御内容を図2を参照して
詳細に説明する。 《ステップ1》濁度計50の測定値が10%以下である
か否かを判断し、濁度計50の測定値が10%以下であ
るYESの場合にステップ2に進み、濁度計50の測定
値が10%より大きいNOの場合にステップ6に進む。 《ステップ2》濃縮ポンプ23(P5) の作動時間を2
0分に設定する。 《ステップ3》測定手段33の吸光光度計39にて測定
されるクロマトグラムの各金属イオン毎のピーク面積
と、各金属イオンの濃度との関係を示す検量線に、濁度
計50の測定値が10%以下に対応した低濃度用検量線
を設定する。なお、この検量線は、予め行った実験によ
り決定されかつ記憶装置Dに記憶されているものであ
る。
【0019】《ステップ4》(濃縮工程) 濃縮ポンプ23(P5) を20分間作動させ、濃縮カラ
ム27あるいは濃縮カラム28に対して試料液中の金属
イオンを吸着させる。なお、このような濃縮ポンプ23
(P5) を20分間作動させる濃縮工程は、ステップ3
を経た場合に行うものであり、後述するようにステップ
8あるいは109を経た場合には濃縮ポンプ23(P
5)の作動時間は異なる(後述する)。
【0020】《ステップ5》(溶離、分析工程) ステップ4にて、濃縮カラム27あるいは濃縮カラム2
8に対して試料液中の金属イオンを吸着させた後には、
四方流路切換弁25・26を切り換えて、金属イオンが
吸着された濃縮カラム27・28に対して溶離液を供給
し、これによって該濃縮カラム27・28から金属イオ
ンを時系列に溶離させ、更に、発色剤添加後、測定手段
33の吸光光度計39にて、溶離液中の金属イオンの吸
光度を測定し、図3に示すようなクロマトグラムを得
る。そして、このようにして得たクロマトグラムから各
金属イオン毎の面積を計算し、この面積と、ステップ3
・8・10にて予め設定した検量線(ステップ3では低
濃度用検量線、ステップ8では中濃度用検量線、ステッ
プ10では高濃度用検量線)(ステップ8・10につい
ては後述する)とから、各金属イオンの濃度をそれぞれ
計算した後、最初のステップ1に戻る。なお、このステ
ップ5で得た金属イオンの濃度は、パソコンA、ディス
プレィBへ表示されると同時に固定磁気記録装置Dに記
録される。
【0021】《ステップ6》ステップ1にて濁度計50
の測定値が10%より大きいと判断した場合には、この
ステップ6にて、濁度計50の測定値が10%から30
%の範囲内にあるか否かを判断し、濁度計50の測定値
が、この範囲内にあるYESの場合に次のステップ7に
進み、この範囲より大きいNOの場合に次のステップ9
に進む。 《ステップ7》濃縮ポンプ23(P5) の作動時間を5
分に設定する。 《ステップ8》測定手段33の吸光光度計39にて測定
されるクロマトグラムの各金属イオン毎のピーク面積
と、各金属イオンの濃度との関係を示す検量線に、濁度
計50の測定値が10%から30%の範囲内にある場合
に対応した中濃度用検量線を設定する。なお、この検量
線は、予め行った実験により決定されかつ記憶されてい
るものである。
【0022】そして、この後、次のステップ4に進み、
ステップ7にて設定した5分間、濃縮ポンプ23(P
5) の作動させて、濃縮カラム27あるいは濃縮カラム
28に対して試料液中の金属イオンを吸着させ(金属イ
オン濃縮工程)、更に、ステップ5に進み、金属イオン
が吸着された濃縮カラム27・28に対して溶離液を供
給し、これによって該濃縮カラム27・28から金属イ
オンを時系列に溶離させ、更に、測定手段33の吸光光
度計39にて、溶離液中の金属イオンの吸光度を測定
し、図3に示すようなクロマトグラムを得る(溶離、分
析工程)。そして、このステップ5では、前記クロマト
グラムから各金属イオン毎の面積を計算し、この面積
と、ステップ8にて予め設定した中濃度用検量線とか
ら、各金属イオンの濃度をそれぞれ計算した後、最初の
ステップ1に戻る。
【0023】《ステップ9》ステップ6にて濁度計50
の測定値が30%以上と判断した場合には、このステッ
プ9にて、濃縮ポンプ23(P5) の作動時間を1分に
設定する。 《ステップ10》測定手段33の吸光光度計39にて測
定されるクロマトグラムの各金属イオン毎のピーク面積
と、各金属イオンの濃度との関係を示す検量線に、濁度
計50の測定値が30%以上である場合に対応した高濃
度用検量線を設定する。なお、この検量線は、予め行っ
た実験により決定されかつ記憶されているものである。
【0024】そして、この後、次のステップ4に進み、
ステップ9にて設定した1分間、濃縮ポンプ23(P
5) を作動させて、濃縮カラム27あるいは濃縮カラム
28に対して試料液中の金属イオンを吸着させ(濃縮工
程)、更に、ステップ5に進み、金属イオンが吸着され
た濃縮カラム27・28に対して溶離液を供給し、これ
によって該濃縮カラム27・28から金属イオンを時系
列に溶離させ、更に、測定手段33の吸光光度計39に
て、溶離液中の金属イオンの吸光度を測定し、図3に示
すようなクロマトグラムを得る(溶離、分析工程)。そ
して、このステップ5では、前記クロマトグラムから各
金属イオン毎の面積を計算し、この面積と、ステップ1
0にて予め設定した高濃度用検量線とから、各金属イオ
ンの濃度をそれぞれ計算した後、最初のステップ1に戻
る。
【0025】以上詳細に説明したように本実施例に示す
金属成分分析装置によれば、濁度が10%以下の試料液
を分析しているとき、ステップ2での設定に基づき、濃
縮ポンプ23(P5) は20分の作動時間により濃縮カ
ラム27あるいは濃縮カラム28へ試料液を送液するよ
うにしているが、このとき、濁度が徐々に上昇して濁度
が10〜30%の試料液が流入すると、ステップ1のN
O、ステップ6のYESを順次経て、ステップ7に進ん
で、濃縮ポンプ23(P5) の作動時間が5分に設定変
更され、更に、濁度が上昇して40%の試料液が流入し
たとすると、ステップ1のNO、ステップ6のNOを順
次経て、ステップ9に進み、これにより濃縮ポンプ23
(P5) の作動時間が1分に設定変更される。また、こ
れに対応して、測定手段33の吸光光度計39から各金
属イオンの濃度を算出するための検量線も、低濃度用検
量線から、中濃度用検量線、高濃度用検量線に設定変更
される。すなわち、上記金属成分分析装置では、試料液
の濁度の状態に対応して濃縮ポンプ23(P5) の作動
時間、及び濃度換算のための検量線を最適なものに設定
変更することができ、その結果、低濃度、中濃度(通常
レンジ)、高濃度の試料液濃度を正確に測定することが
可能となる。
【0026】また、上記金属成分分析装置では、10%
以下の低い濁度の試料液が供給された場合には濃縮ポン
プ23(P5) を20分作動させ、10〜30%の濁度
の試料液が供給された場合には濃縮ポンプ23(P5)
を5分作動させ、30%以上の高い濁度の試料液が供給
された場合には濃縮ポンプ23(P5) を1分作動させ
るようにしている、すなわち、試料液の濁度が低い程、
濃縮ポンプ23(P5) を長時間作動させるようにして
いるので、濃縮カラム27・28に対して、濃度測定に
必要な十分の量の金属イオンを吸着させることができ、
その結果、吸光光度計39にて、各金属イオンの濃度を
正確に測定することが可能となる。
【0027】なお、上記実施例においては濁度計50の
計測値のしきい値は10%以下、10〜30%、30%
以上の3段階としたが、これに限らず、しきい値は任意
の値に設定でき、しきい値の範囲もさらに細かく設定で
きるのは言うまでもない。また、濁度計50の計測値に
対応する濃縮ポンプ23(P5) の作動時間も20分、
5分、1分に限定されず任意に設定できる。また、上記
実施例では濃縮ポンプ23(P5) の作動時間を変える
ことにより濃縮カラム27あるいは28への試料液の供
給量を制御していたが、これの代わりに、作動時間は一
定で濃縮ポンプ23(P5) の吐出量を変更することに
よっても、試料液の供給量の制御を行っても良く、また
各濃縮カラム27、28の上流側に濃縮カラム27、2
8へ供給される試料液の供給量を計測する流量計と、濃
縮カラム27、28への試料液の供給を停止するための
弁を設け、各濃縮カラム27、28への試料液の供給量
が所定量に達したら、弁を閉弁制御する様にしても良
い。
【0028】また、前記実施例では試料液のおおよその
濃度を把握する手段として濁度計50を使用したが、こ
れに代わり電導度計や微粒子計数器等を使用して試料液
の濁度を検出しても良い。また、上記実施例では試料液
の濁度に応じて、各濃縮カラム27、28への試料液の
供給量を制御しているが、各濃縮カラム27、28と濁
度計50との間の試料液供給管路途中に排出路15に直
接通じる排液管路を設け、かつ、試料液供給管路と該排
液管路との接続部に切り換え弁を設けておき、試料液の
濁度が非常に高い(例えば90%以上)の場合、切り換
え弁を排液管路側に切り換えて、濃縮カラム27、28
への試料液の供給を完全に遮断し、その旨を表示器等の
報知手段を用いて報知し、濃縮カラム27、28の劣化
を防止しても良い。
【0029】本発明の第2実施例を図4〜図7を参照し
て説明する。第2実施例の金属成分分析装置の特徴は、
プラントを起動させた際の装置起動時に供給される高濃
度の試料液(プラントの配管に付着、堆積していた金属
が一度に多量に流出ため高濃度となる)と、プラント定
常時に供給される低濃度の試料液とに対応して、濃縮ポ
ンプ23(P5)、溶離液ポンプ17(P6)の吐出量を
適宜変更し、更に、濃縮ポンプ23(P5)、溶離液ポ
ンプ17(P6)として、入力電圧に比例して吐出量が
増大する、DC駆動用モータを装着したポンプが使用さ
れている点にある。
【0030】すなわち、第2実施例の金属成分分析装置
では、装置起動時の起動モードと、装置定常時の定常モ
ードという2つのモードを備えるようにしている。そし
て、これらのモードの中で、起動モードによる分析で
は、濃縮ポンプ23(P5)の入力電圧をV22として該
濃縮濃縮ポンプ23(P5)の吐出量をQ22とし、か
つ、溶離液ポンプ17(P6)の入力電圧V2として該溶
離液ポンプ17(P6)の吐出量をQ2と設定する。ま
た、定常モードによる分析では、濃縮ポンプ23(P
5)の入力電圧をV11として該濃縮濃縮ポンプ23(P
5)の吐出量をQ11とし、かつ、溶離液ポンプ17(P
6)の入力電圧V1として該溶離液ポンプ17(P6)の
吐出量をQ1と設定する。また、このような電圧制御と
ともに、起動モードでは濃縮ポンプ23(P5 )の作動
時間を、定常モードより短縮し、これにより濃縮カラム
27・28の劣化を遅らせる。
【0031】また、このように試料液の供給濃度に対応
して、起動モード、定常モードにおいて、試料液の吐出
量、溶離液の吐出量をそれぞれ設定するようにしたが、
このような各モードにおける試料液の吐出量、溶離液の
吐出量は以下のような基準で決定する。すなわち、図5
(a)(b)に示すように、起動モードでは、試料液の
濃度が高く、濃縮カラム27・28を劣化させる虞があ
るので、濃縮カラム27・28を劣化させない範囲内の
値となるように、濃縮ポンプ23(P5 )による試料液
の吐出量を設定し、かつ下流の吸光光度計39にて、試
料液中に含まれる金属成分(Cu、Ni、Zu、Co、
Mn、Fe)を分離させず、これら金属成分を一括した
全鉄成分として検出できるように、溶離液ポンプ17
(P6) による溶離液の吐出量を設定する。一方、定常
モードでは、試料液の濃度が低く、濃縮カラム27・2
8を劣化させる虞がないので、濃縮ポンプ23(P5 )
による試料液の吐出量を、起動モード時で設定した値よ
りも高い値に設定し、かつ溶離液ポンプ17(P6) に
よる溶離液の吐出量を、起動モード時で設定した値より
も低い値に設定する。
【0032】次に、このような2つのモードを選択的に
設定するためのフローチャートを図4を参照して説明す
る。 《ステップ20》上述したような起動モード、定常モー
ドを設定し、各モードにおいて駆動される濃縮ポンプ2
3(P5)の入力電圧V11・V22、溶離液ポンプ17
(P6)の入力電圧V1・V2をそれぞれ入力した後、次
のステップ21に進む。 《ステップ21》反応器3内のヒータ、圧力センサ24
・37、吸光光度計39、ポンプ(P1〜P7 )等の機
器をONとして、装置が試料液を測定可能な状態となる
まで暖気運転を続ける。なお、この暖気運転の間は、三
方自動切換弁20が、試料液を流路21に試料液を導く
ような設定とし、また、暖気運転終了後は、試料液を流
路30dに試料液を導くような設定とする。
【0033】《ステップ22》反応器3内のヒータの温
度(t)が、試料液を暖気運転終了の判定基準となる8
0℃以上となったか否かを判断し、80℃以上となった
YESの場合にステップ23に進み、80℃未満のNO
の場合に暖気運転を続行する。 《ステップ23》反応器3内のヒータの温度(t)が、
モード切換えの判定基準となる100℃以上となったか
否かを判断し、100℃未満であるNOの場合にステッ
プ24に進み、100℃以上であるYESの場合にステ
ップ29(後述する)に進む。なお、ステップ23で
は、電源ON後の反応器3の温度上昇に一定時間を要す
るので、反応器3の温度が最初から高い場合以外は、全
てステップ24に進むことになる。
【0034】《ステップ24》ステップ20で設定した
駆動条件に基づき、濃縮ポンプ23(P5)、溶離液ポ
ンプ17(P6)を駆動させる起動モードを設定する。 《ステップ25》(金属イオン濃縮工程) 図5(a)で示すように起動モードが設定されている場
合には、入力電圧V22を濃縮ポンプ23(P5)に印加
し、Q22の吐出量で濃縮ポンプ23(P5)を駆動さ
せ、この吐出量で供給された試料液中の金属イオンを、
濃縮カラム27・28に対して吸着させる。また、定常
モード(後述する)が設定されている場合には、入力電
圧V11を濃縮ポンプ23(P5)に印加し、Q11の吐出
量で濃縮ポンプ23(P5)を駆動させ、この吐出量で
供給された試料液中の金属イオンを、濃縮カラム27・
28に対して吸着させる。
【0035】《ステップ26》(溶離・分析工程) ステップ25にて、濃縮カラム27あるいは濃縮カラム
28に対して試料液中の金属イオンを吸着させた後に
は、四方流路切換弁25・26を切り換えて、金属イオ
ンが吸着された濃縮カラム27・28に対して溶離液を
供給し、これによって該濃縮カラム27・28から金属
イオンを溶離させ、更に、発色剤添加後、測定手段33
の吸光光度計39にて、溶離液中の金属イオンの吸光度
を測定する。 なお、この溶離・分析工程では、図5
(b)で示すように、起動モードが設定されている場合
には、入力電圧V2を濃縮ポンプ23(P5)に印加し、
Q2 の吐出量で溶離液ポンプ17(P6) を駆動させる
ようにし、また、定常モード(後述する)が設定されて
いる場合には、入力電圧V1を濃縮ポンプ23(P5)に
印加し、Q1 の吐出量で溶離液ポンプ17(P6) を駆
動させるようにする。
【0036】そして、この溶離・分析工程により得た吸
光光度計39のクロマトグラムを図6、図7に示す。図
6は、起動モード時における吸光光度計39のクロマト
グラムを示すものであって、ピークが金属成分を全て含
む全鉄成分として出力されている。また、図7は、定常
モード時におけるクロマトグラムを示すものであって、
6種の金属成分のピークが全て分離されるように出力さ
れている。そして、このようにして得たクロマトグラム
は制御部Cに出力され、この制御部Cにて、各金属イオ
ン毎の面積を計算し、その計算結果と、予め記憶してお
いた検量線(金属イオンの面積と金属濃度との関係を示
す)とから、各金属イオンの濃度をそれぞれ計算する。
【0037】《ステップ27》現在のモードが、起動モ
ードであるか定常モードであるかを判断し、起動モード
である場合にステップ28に進み、定常モードである場
合にステップ30に進む。 《ステップ28》起動モードが設定されている場合にお
いて、ステップ26で検出された全鉄成分の濃度(x)
が、予め設定されているしきい値(x0) 以下となった
か否かを判定し、YESの場合にステップ29に進み、
NOの場合に元のステップ24に進んで、起動モードを
続行する。なお、このステップ28にて設定されている
しきい値(x0 )は、試料液中の金属成分濃度が、濃縮
カラム27・28を劣化させない程度にまで低下したか
否かを判定する判定基準となるものである。
【0038】《ステップ29》ステップ20で設定した
駆動条件に基づき濃縮ポンプ23(P5)、溶離液ポン
プ17(P6)を駆動させる定常モードを設定する。す
なわち、起動モードから定常モードにモード変更する。
そして、このステップ29にて定常モードが設定された
場合には、次のステップ25(金属イオン濃縮工程)に
おいて、入力電圧V11を濃縮ポンプ23(P5)に印加
し、Q11の吐出量で濃縮ポンプ23(P5)を駆動させ
るようにし、更に、次のステップ26(溶離・分析工
程)にて、入力電圧V1を濃縮ポンプ23(P5)に印加
し、Q1 の吐出量で溶離液ポンプ17(P6) を駆動さ
せるようにする。
【0039】《ステップ30》上述したステップ25の
金属イオン濃縮工程、 ステップ26の溶離・分析工程
は、四方自動切換弁25・26を切り換えることによ
り、2つの濃縮カラム27・28に対して交互に行うよ
うにするが、このような金属イオン濃縮工程、溶離・分
析工程が所定サイクル行われたか否かを、このステップ
30で判断し、所定サイクル行われたYESの場合に図
4のフローチャートを終了させるようにする。
【0040】以上詳細に説明したように本実施例に示す
金属成分分析装置では、プラントを起動させた際の装置
起動時に供給される高濃度の試料液と、装置定常時に供
給される低濃度の試料液とに対応して、濃縮ポンプ23
(P5)、溶離液ポンプ17(P6)の吐出量を適宜変更
する2つのモード、すなわち、起動モードと定常モード
とを設け、起動モード設定時において、高濃度の試料液
が濃縮カラム27・28に供給されることを防止したの
で、これら濃縮カラム27・28の劣化が防止されて、
濃縮カラム27・28が長寿命化できる効果が得られ
る。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、試料液の濁度を検出する濁度検出手段の検出信号に
基づき、濃縮ポンプから供給される試料液の供給量を決
定する制御部を設けたので、該制御部により、例えば試
料液中の金属イオンの濃度が所定濃度を越えている場合
に、濃縮ポンプから濃縮カラムに供給される試料液の供
給量を低下させることができ、これにより高濃度の金属
イオンが供給されることによる濃縮カラムの早期劣化を
未然に防止し、また、濃縮カラムに吸着可能な量の金属
イオンを供給することができて、該金属イオンの濃度測
定を正確に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係わる金属成分分析装置の概略構
成図。
【図2】金属成分分析装置の制御部Cの制御内容を示す
フローチャート。
【図3】吸光光度計の出力を示すクロマトグラム。
【図4】第2実施例に係わる金属成分分析装置の制御部
Cの制御内容を示すフローチャート。
【図5】(a)は濃縮ポンプの入力電圧と吐出量との関
係を示すグラフ、(b)は溶離液ポンプの入力電圧と吐
出量との関係を示すグラフ。
【図6】起動モード時における吸光光度計の出力を示す
クロマトグラム。
【図7】定常モード時における吸光光度計の出力を示す
クロマトグラム。
【図8】従来に係わる金属成分分析装置の概略構成図。
【符号の説明】
2(P1) 送液ポンプ 5(P2) 送液ポンプ 14(P4) 送液ポンプ 18(P3) 送液ポンプ 23(P5) 濃縮ポンプ 27 濃縮カラム 28 濃縮カラム 33 測定手段 35(P6) 濃縮ポンプ 38 分離カラム 39 吸光光度計 41(P7) 濃縮ポンプ 50 濁度計(濁度検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料液中に含有される金属イオンを濃縮
    カラムに吸着した後、該濃縮カラムに溶離液を供給して
    該濃縮カラムに吸着された金属イオンを当該濃縮カラム
    より溶離し、その後、下流に位置する分離カラムにて、
    濃縮カラムから溶離した金属イオンを成分毎に分離し、
    更に分析計にて、分離された金属イオンを成分毎に測定
    するようにした金属成分分析装置において、 前記濃縮カラムに前記試料液を供給する濃縮ポンプと、 前記濃縮カラムの上流側に設けられ該濃縮カラムに供給
    される試料液中に含有される試料液の濁度を検出する濁
    度検出手段と、 濁度検出手段の検出信号に基づいて、濃縮ポンプから濃
    縮カラムに供給される試料液の供給量を制御する制御部
    とから構成されることを特徴とする金属成分分析装置。
JP35033993A 1993-12-28 1993-12-28 金属成分分析装置 Withdrawn JPH07198695A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007024717A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Shimadzu Corp 水質分析計
WO2022075063A1 (ja) * 2020-10-09 2022-04-14 三菱重工エンジニアリング株式会社 分析システム及び管理システム、並びに分析方法、並びに分析プログラム

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