JPH03215741A - 金属成分分析装置 - Google Patents

金属成分分析装置

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JPH03215741A
JPH03215741A JP954290A JP954290A JPH03215741A JP H03215741 A JPH03215741 A JP H03215741A JP 954290 A JP954290 A JP 954290A JP 954290 A JP954290 A JP 954290A JP H03215741 A JPH03215741 A JP H03215741A
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sample liquid
sample
metal component
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liquid supply
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JP954290A
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Inventor
Terufumi Iwata
照史 岩田
Tatsuya Funabashi
船橋 達也
Michio Nitta
新田 道夫
Satoshi Takaiwa
聡 高岩
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野j この発明は、イオン交換分離法を用いて、特に、超純水
中の微量な金属成分を効率良く分析できるようにした金
属成分分析装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図は本発明者らが先に特願昭63−180529号
で提案した金属成分分析装置である。
図中符号1は自動流路切換弁てある。この自動流路切換
弁Iの出口には試料液供給路3oが接続されている。
前記試料液供給路30には、送液用ポンブ2、反応器3
、オーバーフロー容器4、三方自動切換弁5、加圧ボン
プ6、圧力スイノチ6Aか取り付けられている。そして
この試料液供給路3oは最終的に第1四方切換弁7に接
続されている。この第1四方切換弁7には、第1a縮カ
ラム8への流入路8aと第2濃縮カラム9への流入路9
aと溶離液供給路31か接続されている。溶離液供給路
3Iには、加圧ポンプ17と溶離液貯留部18が設けら
れている。前記第1濃縮カラム8がらの流出路8bと第
2濃縮カラム9からの流出路9bは第2四方切換弁10
に接続されている。この第2四方切換弁10には、さら
に分離カラム11と吸光光度計12とからなる分析手段
32にっなかるライン33と排水路34につながるライ
ン35が接続されており、ライン35には流量計19が
取り付けられている。
次に、この金属成分分析装置の動作を説明する。
前記自動流路切換弁1には、6つの試料液流入路IA〜
IFが接続されている。そしてこれら試料液流入路IA
〜IFの一つが試料液供給路30に選択的に接続される
試料液供給路30に流入した試料液は送液用ポンプ2に
よって反応器3に送られる。反応器3の上流側には、反
応液貯留部15と供給ポンプ16を備えた反応液供給路
37か接続されており、試料液中の金属をイオン化する
ための反応液か試料液に添加される。そして、この反応
液が添加された試料液は反応器3中にて所定温度に加熱
され混合される。
この反応器3を通過した試料液はオーバーフロー容器4
に一旦貯留されるとともに、一定の貯留量を越えた試料
液は符号L,で示すラインを通じて排水路34に排出さ
れる。
オーバーフロー容器4を通過した試料液は三方切換弁5
に達する。三方自動切換弁5は、試料液供給路30を流
れる試料液の一部を、符号L3で示すラインを通じて排
水路34に導くものである。
すなわち前記自動流路切換弁1か切り換えられて別の試
料液か供給された場合に、まず、ラインL3側に流路を
切り換えて、自動流路切換弁1と三方切換弁5との間に
残留していた先の試料液を完全に洗い流す。そしてこの
後流路を切り換えて試料液を試料液供給路30に沿って
流す。
三方切換弁5を通過した試料液は加圧ボンブ6により加
圧される。なお、この加圧ポンプ6によって試料液が所
定圧以上に加圧された場合には、圧力スイノチ6AがO
Nとなって、制御部Cに対して加圧ボンプ6の動作を停
止させるための検出信号を出力するようになっている。
加圧ポンプ6により加圧された試料液は第1の四方切換
弁7によって第1濃縮カラム8あるいは第2濃縮カラム
9に供給される。
この第1四方切換弁7と第2四方切換弁10は、試料液
供給路30から供給される試料液を濃縮カラム8あるい
は9を通過せしめたあとライン35を経て排水路34に
導く金属イオン濃縮工程の流路と、溶離液供給路31か
ら供給される溶離液を濃縮カラム9あるいは8を通過せ
しめたあと分析手段32に導く金属イオン溶離工程の流
路とを、濃縮カラム8,9に対して交互に形成するもの
である。この四方切換弁7,10の切り換えは、流量計
19で測定したライン35を通過する試料液の流量値が
設定の値になったときに制御部Cから発信される信号に
よって行なわれる。
試料液か濃縮カラム8あるいは9を通過すると試料液中
の金属イオンが濃縮カラム8あるいは9に吸着される。
この濃縮カラム8あるいは9に吸着された金属イオンは
、溶離液供給路31から供給される溶離液により濃縮カ
ラム8,9から溶離されて分析手段32に運ばれる。
分析手段32に運ばれた金属イオンは、分離カラム11
で精製されたあと発色液供給路38からの発色液により
発色され、吸光光度計12で濃度測定される。
し発明が解決しようとする課題] ところで、上記の金属成分分析装置にあっては、試料液
中の含有している金属成分を不溶解成分と溶解成分(イ
オン成分)との総量として測定するものであるので、試
料液中の金属成分の不溶解成分と溶解成分との比率を測
定することができないという問題かあった。
また、上記金属成分分析装置の場合、その試料液中の不
溶解性の金属化合物をイオン化するための反応液として
、酸を用いるものであるので、濃縮カラムにてイオンの
捕獲と酸による脱離が競合的に同時におり、濃縮カラム
に確保されたイオンの量か実際に供給された試料液中の
イオンの量と比較して減少し、結果としてイオンの分析
か不確実となる。
また、他の試料液の金属成分を分析する際、オーハーフ
ロー容器内に溜まった先の試料液がオーバーフローして
排出されるまで、次の試料液を送液することができず、
置換時間に多大な時間を要していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、容易に不
溶解金属成分と溶解金属成分との含有量の比率を測定す
ることができるとともに、極めて高精度に、かつ能率的
に金属成分を分析することができる金属成分分析装置を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1の発明は、金属成分を含有した試料液を送液用ポン
プで加圧して供給する試料液供給路と、該試料液供給路
に設けられて前記試料液を反応調整する反応器と、該反
応器により反応調整された試料液中の金属イオンを吸着
するカラムと、該カラムから溶離された金属イオンを分
析する分析手段とから構成された金属成分分析装置にお
いて、前記反応器への前記試料液の供給側の前記試料液
供給路に、前記試料液中の不溶解金属成分を濾過する一
つもし《は複数の濾過路が並設されてなり、該濾過路と
前記試料液供給路とは、試料液の流路′方向を選択的に
切り換える流路切換弁を介してそれぞれ接続されたこと
を特徴としている。
第2の発明は、第1の発明の前記反応器と前記カラムと
の間の試料液供給路に、前記試料液を中性に近付けるた
めのpHM整手段を設けたことを特徴としている。
第3の発明は、第1または第2の発明の前記反応器と前
記カラムとの間の試料液供給路に、一端か排出路に接続
された三方継手を接続してなり、該三方継手と前記カラ
ムとの間の試料液供給路に、前記カラムへ試料液を送液
する加圧ポンプか作動することにより、試料液供給路を
開口するチェック弁を設けてなることを特徴としている
[作用] 第1の発明によれば、送液用ボンブによって送液された
試料液が流路切換弁の選択的な切換により流路あるいは
濾過路へ流される。
ここで、試料液が流路へ流された場合には、この試料液
は反応器により反応調整され、その後、分析手段により
試料液中に含有している全ての金属成分が分析される。
また、試料液が濾過路へ流された場合には、この試料液
は濾過路の途中に設けられた濾過部にて、試料液中に含
有している不溶解金属成分だけか濾過され、試料液中に
は溶解した金属成分(イオン成分)のみが含有した状態
となり、その後、分析手段により試料液中に溶解してい
る金属成分のみの分析が行なわれる。
即ち、流路切換弁により、試料液の流路を選択的に切り
換えることにより、試料液中に含有している全ての金属
成分の分析、あるいは溶解している金属成分のみの分析
を別個に行うことかでき、試料液中の金属成分の溶解、
不溶解の含有量を比較することができる。
第2の発明によれば、pHg整部により、濃縮カラムに
よる濃縮工程に先立って、試料液中のpHが中性に近付
けられ、その後の濃縮工程におけるイオンの確保が確実
なものとなる。
第3の発明によれば、濃縮カラムへ送液する加圧ボンブ
が作動すると、この加圧ポンプとチェック弁との間の試
料液供給路内の圧力が低下することにより、チェック弁
か開口して三方継手より試料液か流れ込み、濃縮カラム
へ試料液が供給される。
また、他の試料液の金属成分を分析するへく自動流路切
換弁からの試料液の供給を停止させると、試料液供給路
に滞留している先の試料液が下流方向へ流れ出して排出
路へ速やかに排出されるので、二方継手の上流側におけ
る試料液供給路内の試料液の置換を極めて速やかに行う
ことかできる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。なお
前記従来例と同一構成部分には、同一符号を付して説明
を省略する。
第1図は、本発明の金属成分分析装置の第1の実施例を
示すもので、試料液供給路30aには、送液用ポンブ2
の下流側に流路切換弁41が接続されている。この流路
切換弁4lには、流路42及ひ濾過路43の一端部がそ
れそれ接続されている。
そして、これら流路42及び濾過路43の他端部はそれ
それ流路切換弁44を介して試料液供給路30bに接続
されている。
流路切換弁41及び流路切換弁44は、それぞれ、制御
部Cにより切換動作か制御されるようになっている。
また、濾過路43の途中には、試料液中の不溶解金属成
分を濾過する濾過フィルタが内蔵された濾過部45か設
けられており、この濾過路43を試料液が通過すること
により、濾過部45により試料液中の不溶解金属成分か
棲過されるようになっている。
上記のように構成された金属成分分析装置によれば、流
路切換弁41及び44により試料液を流路42へ通過さ
せた場合、この試料液は、試料液供給路30bへ送り出
され、反応液が供給され、反応器3にて、反応調整され
ることにより、試料液中に含有していた金属成分の全て
かイオン化され、その後、分析手段32にて、全ての金
属成分の分析が行なわれる。
また、流路切換弁41及び44により試料液を濾過路4
3へ通過させた場合、この試料液は、濾過部45にて試
料液中に含有している不溶解金属成分だけが濾過され、
試料供給路30bへ送り出され、その後、分析手段32
にて試料液中の金属成分の分析か行なわれる。
つまり、濾過路43へ通過させた試料液は、不溶解金属
成分か除去されていることより、この場合、試料液中に
溶解していた金属成分のみの分析が行なわれる。
即ち、上記実施例の金属成分分析装置によれば、試料液
中に含有している全ての金属成分の分析と試料液中に溶
解している金属成分(イオン成分)のみの分析とを別個
に測定することができ、金属成分の溶解、不溶解の含有
量を比較することができる。
次に、濾過路を複数設けたものを第2図によって説明す
る。
図に示すように、試料供給路30に設けられた流路切換
弁41及び44には、流路42及ひ複数の濾過路4 3
.4 3・・か接続されている。
そして、濾過路4 3.4 3・・には、その途中にそ
れぞれ濾過部4 5.4 5・・か設けられている。
また、流路切換弁41の上流側の試料液供給路30aに
は、圧力検出センサ46が接続されている。そして、こ
の圧力検出センサ46は、試料液供給路30a内の圧力
を検出し、その検出結果を制御部Cへ出力するようにな
っている。
このように、複数の濾過路43.43・・を設けること
により、一つの濾過部43aの濾過部45aかか試料液
中の不溶解金属成分によって目つまりを起こしても、流
路切換弁41.44により試料液の流路が他の濾過路4
3bへ切り換わるので、金属成分分析装置の機能停止を
回避することができる。
即ち、濾過部45aが目づまりを起こすことにより、試
料液供給路30a内の圧力が送液用ポンプ2の加圧によ
り高くなり、圧力検出センサ46の検出結果が所定値に
達する。
これにより、制御部Cから流路切換弁41,44へ制御
信号が出力され、流路切換弁41.44が、目づまりし
ていない他の濾過路43bへ試料液の流路を切り換える
ので、濾過部45aの目つまりによる測定作業の中断を
回避することができ、測定作業の効率を向上させること
ができる。また、測定中に目つまりした濾過部45a内
の濾過フィルタを洗浄することかできるので、極めて効
率良く、かつ能率的に金属成分分析装置を作動させるこ
とができる。
また、圧力検出センサ46が常に圧力を検出してその検
出結果を制御部Cへ出力し、制御部Cが流路切換弁41
及ひ44を切り換えるものであるので、濾過路43.4
3・−を通過する試料液を略一定量に維持することかで
き、分析精度を向上させることかできる。
なお、濾過路43.43・・の数量は、上記実施例に限
定されることはない。
次に、第2の実施例を説明する。
第3図に示すものは、第2の実施例の金属成分分析装置
を示すもので、前記第1の実施例の金属成分分析装置の
オーバーフロー容器4及び三方切換弁5に代えて、三方
継手47及びチェック弁48を設け、反応器3と三方継
手47との間の試料液供給路30cに冷却部49及び試
料液中のpHを調整するpH調整部50を設けたもので
ある。
まず、第4図によって、pH調整部50を説明する。
このpH調整部50は中空状の容器51の内部にイオン
交換膜52を設けた構造になっており、このイオン交換
膜52によって、容器51の内部には2つの空間部53
.54が形成されている。
上記のような構造のpH調整部50の両端部は、試料液
供給路30cに接続されて、空間部53と連通ずるよう
になっており、空間部53の内部を試料液が第4図中矢
印方向へ通過するようになっている。
また、容器51の側部には、中和液供給路55及び中和
液流出路56がそれぞれ接続されており、空間部54へ
中和液槽57から中和液供給ポンプ58により吸い上げ
られた中和液が供給され、空間部54の内部を第4図中
矢印方向へ通過して中和液流出路56より排出路34へ
排出されるようになっている。
次に、冷却部49を説明する。
この冷却部49における、試料液供給路30cはコイル
状に形成されており、このコイル状に形成されたコイル
部30c’ には、その側部に設けられた冷却ファン5
9から冷却風が供給されるようになっている。
即ち、反応器3によって加熱された試料液かコイル部3
0c  を通過する際に、冷却ファン59から供給され
る冷却風により冷却されるようになっており、反応器3
にて加熱されることにより試料液中に発生した蒸気を冷
却部49によって消滅するようになっている。
次に、三方継手47及びチェック弁48を説明する。
三方継手47は試料液供給路30cの一端に接続されて
おり、他の二つの端部は、それぞれ排出路34及ひ試料
液供給路30dにそれぞれ接続されている。そして、チ
ェック弁48は、試料液供給路30cにおける加圧ポン
ブ6の上流側に設けられている。
チエ,ク弁48は、試料液供給路30dの圧力か、加圧
ボンブ6が作動することにより所定値以下になった場合
に開口するようになっている。
上記のように構成された金属成分分析装置によれば、反
応部3によって高温状態にされた試料液は、冷却部49
を通過することにより、約室温程度まで冷却されるので
、試料液中に発生した蒸気が消滅される。
そして、この試料液がpH調整部50を通過することに
より、pH調整部50内のイオン交換膜52を介して中
和液とイオン交換か行なわれ、試料液かほぼ中性に中和
される。
即ち、アルカリ性の中和液、例えば0.1〜1規定の水
酸化テトラメチルアンモニウム溶液を用いると、試料液
から中和液中へ塩素イオンか移動し、また中和液から試
料液中へは水酸イオンが移動する。
すなわち、両者の間でイオン交換が行なわれることにな
り、 試料液中では、 2H”+OH−→H,0 中和液中では、 Na”+CI−  −+NaCl といずれも中性の水や中性の塩を生ずる。
かくして試料液中の水素イオン濃度が低下し、pHか上
昇して中性に近づく。
中和の程度はイオン交換膜52の交換能力により決まる
か、さらに試料液の酸性の強さ、中和液のアルカリ性の
強さ及びそれぞれの液の流量によっての大きく左右され
る。
なお、中和のためにイオン交換をおこなわずに酸性試料
液中に直接アルカリ金属イオンなどが発生して分析に悪
影響をおよぼすことが多い。なおまた、イオン交換樹脂
により試料液中の水素イオンを吸着させても良いか、実
用上はイオン交換樹脂の飽和や、分析対象イオンまで吸
着されてしまうなどといった問題の解決が必要となる。
このようにしてイオン中和された金属イオンを含む試料
液は、pH調整部50から三方継手47へ送液される。
一方、中和液は中和液排出路56を介して排出路34へ
排出される。
そして、試料液を濃縮カラム8あるいは9へ送液するべ
く加圧ポンブ6を作動させると、試料液供給路30d中
の圧力が低下し、その圧力が所定値以下となると、チェ
ック弁48が開口し、試料液か試料液供給路30dへ流
れ込む。
また、試料液中の金属成分を分析するへく加圧ボンブ6
が停止すると、試料液供給路30d内の圧力が高まり、
チェノク弁48が閉鎖する。
これにより、三方継手47からの試料液供給路30dへ
の試料液の流れ込みが停止され、三方継手47に到達し
た試料液が排出路34へ排出される。
ここで、排出路34が装置の下方に位置していることよ
り、試料液が排出路34側へ流出する際に試料液供給路
30d′内の試料液も同時に排出路34へ流れ込み、こ
の結果、試料液供給路3od′内には、エアーが滞留す
るが、チェック弁48によって、このエアーの試料液供
給路30dへの流れ込みが防止されることより、加圧ボ
ンプ6がエアーを吸い込むこと(サイホン現象)による
吐出不良が防止され、加圧ボンブ6を確実に作動さ仕る
ことができる。
また、他の試料液の金属成分を分析するべく自動流路切
換弁1からの試料液の供給を停止させると、試料液供給
路30に滞留している先の試料液が下流方向へ流れ出し
、排出路34へ速やかに排出され、試料液供給路30a
,30b,30c内の試料液の置換か速やかに行なわれ
る。
また、試料供給路30dのチェンク弁48が閉鎖してい
ることより、先の試料液と次に測定する試料液との試料
液供給路30d内での混合を回避することかできる。
なお、上記第2の実施例のpHM整部50の設置位置は
上記実施例に限定されるものではなく、試料液が流れる
配管中における濃縮カラム8,9より上流側であれば、
いずれの位置であっても良いのはもちろんである。
また、試料液のpHが高い場合には、中和液として酸を
用いれば良い。
また、上記第2の実施例では、冷却部49をp■」調整
部50の上流側に設けたか、反応器3と三方継手47と
の間であればいずれの位置であっても良い。
[発明の効果] 以上、説明したように本発明の金属成分分析装置によれ
ば、下記の効果を得ることができる。
■.送液用ボンブによって送液された試料液が流路切換
弁の選択的な切換により流路あるいは濾過路へ流される
ことより、試料液が流路へ流された場合には、この試料
液は反応器により反応調整され、その後、反応器により
反応調整され、分析手段により試料液中に含有している
全ての金属成分を分析することができる。
また、試料液が濾過路へ流された場合には、この試料液
は濾過路の途中に設けられた濾過部にて、試料液中に含
有している不溶解金属成分だけが濾過され、溶解した金
属成分(イオン成分)のみが含有した状態にされ、その
後、分析手段により試料液中に溶解している金属成分の
みの分析を行うことができる。
即ち、流路切換弁により、試料液の流路、あるいは濾過
路へ選択的に切り換えるものであるので、一つの金属成
分分析装置で、試料液中に含有している全ての金属成分
の分析、あるいは溶解している金属成分のみの分析を別
個に行うことができ、試料液中の金属成分の溶解、不溶
解の含有量を比較することかできる。
■.pHXlff整部により、濃縮カラムによる濃縮工
程に先立って、試料液のpHを濃縮カラムの濃縮条件に
合わせて最適に調整するものであるので、濃縮カラムの
能力を充分に発揮させることかでき、したかって、濃縮
効率を高めて分析感度を大幅(10〜100倍)に向上
させることができるとともに、濃縮カラムにおけるイオ
ンの確保を確実なものとすることができる。
■.濃縮カラムへ送液する加圧ポンプが作動すると、こ
の加圧ポンプとチェック弁との間の試料液供給路内の圧
力が低下し、チェック弁が開口し、三方継手より試料液
が流れ込み、濃縮カラムへ試料液か供給され、加圧ポン
プを停止させると、チェック弁か閉鎖し、三方継手に送
り込まれた試料液が三方継手を介して排出路へ排出され
るものであるので、他の試料液の金属成分を分析するべ
《自動流路切換弁からの試料液の供給を停止させると、
試料液供給路30に滞留している先の試料液が下流方向
へ流れ出して排出路へ速やかに排出され、三方継手の上
流側における試料液供給路内の試料液の置換を極めて速
やかに行なうことができる。
また、このとき三方継手の下流側における試料供給路の
チェック弁が閉鎖していることより、先の試料液と次に
測定する試料液との混合を防止することができ、分析不
良を引き起こすことなく、極めて信頼性の高い測定デー
タを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本発明の金属成分分析装置の実
施例を説明する図であって、第1図は第1の実施例の金
属成分分析装置の構成を説明する該略構成図、第2図は
複数の濾過路を設けた他の例を説明する該略構成図、第
3図は第2の実施例の金属成分分析装置の構成を説明す
る該略構成図、第4図はpH調整部の構造を説明する断
面図である。 また、第5図は従来の金属成分分析装置の構成を説明す
る該略構成図である。 2・・・・送液用ポンプ、3・・・・・・反応器、6・
・・・・・加圧ボンブ、8,9・・・・・濃縮カラム、
30 ・・試料液供給路、32・・・・・・分析手段、
34・・・・・・排出路、41.44・・・・・流路切
換弁、43・・・・・・濾過路、47・・・・・・三方
継手、48・・・・・・チェック弁、50・・・・・・
pH調整部(pH調整手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属成分を含有した試料液を送液用ポンプで加圧
    して供給する試料液供給路と、該試料液供給路に設けら
    れて前記試料液を反応調整する反応器と、該反応器によ
    り反応調整された試料液中の金属イオンを吸着するカラ
    ムと、該カラムから溶離された金属イオンを分析する分
    析手段とから構成された金属成分分析装置において、 前記反応器への前記試料液の供給側の前記試料液供給路
    に、前記試料液中の不溶解金属成分を濾過する一つもし
    くは複数の濾過路が並設されてなり、該濾過路と前記試
    料液供給路とは、試料液の流路方向を選択的に切り換え
    る流路切換弁を介してそれぞれ接続されたことを特徴と
    する金属成分分析装置。
  2. (2)前記反応器と前記カラムとの間の試料液供給路に
    、前記試料液を中性に近付けるためのpH調整手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の金属成分分析装置
  3. (3)前記反応器と前記カラムとの間の試料液供給路に
    、一端が排出路に接続された三方継手を接続してなり、
    該三方継手と前記カラムとの間の試料液供給路に、前記
    カラムへ前記試料液を送液する加圧ポンプが作動するこ
    とにより、試料液供給路を開口するチェック弁を設けて
    なることを特徴とする請求項1または請求項2記載の金
    属成分分析装置。
JP954290A 1990-01-19 1990-01-19 金属成分分析装置 Pending JPH03215741A (ja)

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