JPH07198203A - 貯湯式電気温水器 - Google Patents

貯湯式電気温水器

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JPH07198203A
JPH07198203A JP77794A JP77794A JPH07198203A JP H07198203 A JPH07198203 A JP H07198203A JP 77794 A JP77794 A JP 77794A JP 77794 A JP77794 A JP 77794A JP H07198203 A JPH07198203 A JP H07198203A
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Masayoshi Okabe
正義 岡部
Yoji Murakami
洋二 村上
Makoto Sugita
信 杉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯湯式電気温水器において、貯湯タンク内の
沸き上げられた湯を全部使い切らず残湯量を確保するこ
とで有効に湯を使うことができることを目的とする。 【構成】 貯湯タンク1への給水を行なう給水管3の開
閉をする電動弁8と、残湯の給湯を再開させる解除手段
12と、残湯量が少なくなったことを検出する残湯量検
出用温度センサー7と、予め確保したい予備湯量の残湯
量位置の残湯量検出用温度センサーが残湯量が少なくな
ったことを検出したら、給湯管3を電動弁8で閉じ給湯
を停止させ報知部20により報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、深夜電力を利用し予
備湯量確保のできる貯湯式電気温水器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の貯湯式電気温水器を示す構
成図である。図において、1は貯湯タンク、2はこの貯
湯タンク1内に設けられた電気ヒーター、3は水源とな
る水道管等に接続される貯湯タンク1内に設けられた給
水管、4は貯湯タンク1の上部に設けられ先端には給湯
用蛇口を設けられた給湯管、6は貯湯タンク1の下部外
周面に設けられた沸き上げ温度検知用温度センサー、5
は主としてマイクロコンピュータで構成された制御装置
(電源は主電源9とは別の一般電力電源が供給され
る)、11はこの制御手段5によって制御される電源開
閉スイッチ、9はヒーター2を加熱するための主電源、
10は深夜電力用のタイムスイッチであり、主電源9は
タイムスイッチ10と電源開閉スイッチ11を介してヒ
ーター2に接続される。
【0003】従来の貯湯式電気温水器は上記のように構
成され、通常の沸き上げ状態の動作は、給湯管4に設け
た蛇口は閉めており、水源の水道圧により貯湯タンク1
内が満水状態になり、主電源9がタイムスイッチ10を
介し電源を供給し制御装置5は電源開閉スイッチ11を
「閉」にしてヒーター2に電源が供給され貯湯タンク1
内の水を加熱する。そして沸き上げ温度検知用温度セン
サー6が貯湯タンク1内の水が所定の温度まで沸き上が
ったことを検知すると制御装置5は電源開閉スイッチ1
1を「開」にしてヒーター2への給電を停止する。
【0004】そして、給湯管4の蛇口を開けると水道圧
により貯湯タンク1内の沸き上げられた湯が給湯でき
る。同時にその給湯分だけ給水管3より水が貯湯タンク
1内の下部に給水される。このようにして湯の使用量が
増えて全湯量を使い切ると蛇口からは水が出てくること
になる。以降は深夜電力のタイムスイッチ10を介して
主電源9から給電される度に、前記説明の貯湯タンク内
の沸き上げ動作が繰り返される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の貯
湯式電気温水器では、貯湯タンク1内の沸き上げられた
湯を使い切ると以降は水がそのまま貯湯タンク1を通過
して蛇口より出てくることになり、湯をほかの目的で使
用する時は次回の深夜電力供給を待たなくてはならない
という問題があった。そこで、この湯切れを防止するた
めに一部のものは貯湯タンク1の外周に温度センサーを
設置し残湯量を表示するものがあるが、常に監視をして
いる訳ではないので湯切れを発生させてしまうという問
題があった。
【0006】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたものであり、沸き上げした貯湯タンク内
の湯を使い切る前に、任意の予備量の湯を残して一旦給
湯を停止させて予備湯量の分だけ湯が残っていることを
知らせる。以降予備の湯を使う時は、専用の予備スイッ
チの操作により湯を利用できる貯湯式電気温水器を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る貯湯式電
気温水器は、給水管の開閉手段と、貯湯タンクの任意の
位置に設けた温度検出手段と、貯湯タンク内の沸き上げ
制御装置と、残湯量報知手段と、上記給水管の開閉手段
を開放する解除手段を設けたものである。
【0008】また、貯湯タンクの複数の任意の位置に温
度検出手段を設けたものである。
【0009】また、複数の温度検出手段の中から選択が
できる選択手段を設けたものである。
【0010】また、給水管の開閉手段と任意の位置に設
けた温度検出手段と残湯量終了検出手段と沸き上げ制御
装置を備えた貯湯タンクを複数並列に配管したものであ
る。
【0011】
【作用】上記のように構成された貯湯式電気温水器は貯
湯タンク内の沸き上げられた湯を全部使い切る前に任意
の予備湯量を残した状態で給湯を自動的に停止させて報
知を行なうため、貯湯タンク内の残湯量に気付かずに全
部使い切ってしまうことがなく予備湯量を自動的に確保
できるので、以降は優先度の高いものに利用できる。
【0012】さらに、予備湯量を確保して自動的に給水
管が閉じられた後そのまま放置しても次回の深夜電力時
間帯で貯湯タンク内の水が沸き上げられて自動的に給水
管が開かれるため、給水管を閉じたまま放置しても採湯
は可能である。
【0013】また、貯湯タンク内の湯を給湯したことに
より、まず複数の温度検出手段のうちの最下部の位置ま
で水が入ってくると自動的に給湯が停止し、そして解除
スイッチの操作により次の温度検出手段の位置までの給
湯が可能となり、残湯量を確認しながら湯を順次利用す
ることができる。
【0014】また、複数設置された温度検出手段の任意
の位置を選択手段により設定してから給湯を開始する
と、選択した位置の温度検出手段の位置まで湯を使用す
ると自動的に給湯を停止する。再び選択手段で次の温度
検知手段の位置を選択し、解除スイッチの操作を行うこ
とで設定された温度検出手段の位置まで湯を使用するこ
とができ、また自動的に給湯が停止する。
【0015】また、貯湯タンク内の湯が無くなる前に給
湯を停止するので、複数個の貯湯タンクを並列配管した
時に各貯湯タンクへ加わる水圧は必ずしも一致しないた
め各貯湯タンクから同一湯量の給湯ができずバラツキが
あり早く給湯の終わった貯湯タンクから水が給湯管へ流
れ込むということが事前に防げ、他の湯の残っている貯
湯タンクからの給湯が可能である。
【0016】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明による貯湯式電気温水器の一
実施例の構成図である。図1において、従来例と同一部
分は同一符号で示す(説明は省略する)。7は貯湯タン
ク1の上部外周面に設けた残湯量検出温度センサー、8
は給水管3の途中に設けた電動弁、12はこの電動弁を
解除する解除スイッチ、20は制御装置5に制御される
報知部である。
【0017】上記のような構成のこの発明の動作につい
て説明する。図1において一旦所定の温度まで沸き上げ
られた後、給湯管4の先端に設けた蛇口を開けると水道
圧により貯湯タンク1内の沸き上げられた湯が給湯が行
なわれ、その給湯量分の水が給水管3より貯湯タンク1
内の下部に給水される。この貯湯タンク1内の沸き上げ
られた湯の使用量が増えて残湯量が少なくなると、残湯
量検出用温度センサー7の位置で水温を検知することに
なり、制御装置5は電動弁8を「閉」にして給水管を閉
じて給湯を停止させ報知部20を作動し使用者に報知す
る。これにより給水管4の先端に設けた蛇口が開いてい
ても給湯は停止し、さらにも行なうので残湯量が少なく
なって給湯が停止したことも分かる。よって、これ以降
の使用には残湯量を優先順位の高いものに使うことがで
き、その利用にあたっては解除スイッチ12を操作する
ことで制御装置5は電動弁8を「開」にして給湯を再び
開始することができる。
【0018】また、電動弁8が「閉」になり給湯が停止
した後、解除スイッチ12の操作がない時は、タイムス
イッチ10により次回の深夜電力が電気ヒーター2に給
電され貯湯タンク1内の水が沸き上げられて、制御装置
5は自動的に電動弁8を「開」にして給湯可能にする。
【0019】実施例2.図2はこの発明の他の実施例を
示す貯湯式電気温水器の構成図である。図2において、
実施例1と同一部分は同一符号で示す(説明は省略す
る)。31,32,33は貯湯タンクの外周面に設けた
残湯量検出用温度センサーであり、上記残湯量検出用温
度センサー31,32,33の検出信号は制御装置5に
入力される。
【0020】この発明の動作について説明する。貯湯タ
ンク1内の水が、深夜電力の給電により沸き上がった湯
を蛇口から給湯し、残湯量が残湯量検出用温度センサー
33の位置まで少なくなると制御装置5は報知部22に
より報知を行ない電動弁8を閉じて給湯を停止する。次
に、解除スイッチ12を操作して電動弁8を開き給湯を
再開する。次に、残湯量検出用温度センサー32の位置
まで残湯量が少なくなると、再び制御装置5は報知部2
0から報知を行ない電動弁8を閉じ給湯を停止する。こ
のように、各残湯量検出用温度センサーが水温を検出す
る度に制御装置5が給水管3を電動弁8で閉じるととも
に報知部20で報知も行なう。
【0021】実施例3.図3はこの発明の他の実施例を
示す貯湯式電気温水器の構成図である。図3において、
実施例1及び2と同一部分は同一符号で示す(説明は省
略する)。30は残湯量検出用温度センサーの位置を設
定する位置設定手段であり、この位置設定手段30と上
記残湯量検出用温度センサー31,32,33の検出信
号は制御装置5に入力される。
【0022】この発明の動作について説明する。これ
は、位置設定手段30により残湯量検出用温度センサー
の位置を設定して給水を停止し報知を行なうことにより
残湯量を予め調整することができるものである。例え
ば、残湯量検出用温度センサー32を設定する。貯湯タ
ンク1の沸き上がった湯をこの設定した残湯量検出用温
度センサー32の位置まで使用すると制御装置5に検出
信号が入力され電動弁8を閉じて給湯を停止し、さらに
報知部20により報知を行なう。次に、再度位置設定手
段30により次の位置、例えば残湯量検出用温度センサ
ー7を設定すると、残湯量検出温度センサー32の位置
から残湯量検出温度センサー7の位置までの湯量を採湯
すると、残湯量検出温度センサー7から制御装置5に検
出信号が入力され給水管3を電動弁8により閉じて給湯
を停止し報知部20により報知を行なうものである。
【0023】実施例4.図4はこの発明の他の実施例を
示す貯湯式電気温水器の構成図である。図4において、
実施例1と同一部分は同一符号で示す(説明は省略す
る)。この実施例は複数の貯湯タンクを並列配管した貯
湯式電気温水器であり、41は貯湯タンク内の残湯量が
全て無くなったことを検出する残湯量終了温度センサー
であり、並列配管した2台目の貯湯式電気温水器は、貯
湯タンク1aと加熱ヒーター2aと沸き上げ温度検出用
温度センサー6aと残湯量検出温度センサー7aと残湯
量終了温度センサー41aと電動弁8aで構成される。
【0024】この発明の動作について説明する。各貯湯
タンク1,1aの水が沸き上げられた後給湯管4より給
湯を行なうと、最初は貯湯タンク1,1aの両方から湯
は給湯される。しかし配管の長さの違い等から貯湯タン
ク1と貯湯タンク1aとに加わる水圧に差が生じ、水圧
ロスの小さい方の貯湯タンクから早く湯が無くなる。仮
に、貯湯タンク1の方が配管ロスが小さと貯湯タンク1
aより湯の減りが早く給湯を続けていくと先ず残湯量検
出温度センサー7が水温を検出し制御装置5は給水管3
を電動弁8で閉じる。そのため、以降の給湯は貯湯タン
ク1aの湯を供給することになり、残湯量検出用温度セ
ンサー7aが水温を検出したら制御装置5は給水管3を
電動弁8で閉じ給湯は停止され、報知部20により報知
する。その後、電動弁8,8aを解除手段12により解
除し、残湯量の使用を開始する。水圧ロスが貯湯タンク
1の方が小さいため、ここでも湯の減りは貯湯タンク1
aより貯湯タンク1の方が早くなる。そして、残湯量終
了温度センサー41が先に残湯量終了を検出し、電動弁
8を閉じる。その間、貯湯タンク1aはまだ残湯量があ
るため給湯を続け、後に、残湯量終了温度センサー41
aが残湯量の終了を検出し、電動弁8aを閉じ、最終的
に給湯は停止され、報知部20により最後の給湯を終了
したことが報知される。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0026】貯湯タンク1内の湯を全て使い切る前に、
任意の湯量を確保して給湯の自動停止及び報知を行なう
ようにしたので、残湯量が少なくなったことを知ること
ができ、さらに確保された湯を何に使うか考えてから利
用することができるので利便性が向上する。
【0027】また、複数の残湯量検出用温度手段センサ
ーを設けることにより、さらに正確な残湯量が分かり、
確保された湯を有効に利用することが可能である。
【0028】給湯湯量の位置を設定できるので、任意の
給湯量が必要な時に自動給湯ができ、また蛇口の閉め忘
れによる無駄を防止でき経済的である。
【0029】また、複数台の貯湯タンクを並列配管した
時、給湯時に各貯湯タンクへ加わる水圧の差で起こる給
湯管への水の流れ込みを防ぎ、沸き上げられた湯だけを
各貯湯タンクより給湯することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による貯湯式電気温水器の
構成図である。
【図2】この発明の実施例2による貯湯式電気温水器の
構成図である。
【図3】この発明の実施例3による貯湯式電気温水器の
構成図である。
【図4】この発明の実施例4による貯湯式電気温水器の
構成図である。
【図5】従来の貯湯式電気温水器を示す構成図である。
【符号の説明】
1 貯湯タンク 2 電気ヒーター 3 給水管 4 給湯管 5 制御装置 6 沸き上げ温度検出用温度センサー 7 残湯量検出用温度センサーA 8 電動弁 9 主電源 10 深夜電力用タイムスイッチ 11 電源開閉スイッチ 12 解除手段 20 報知部 30 位置設定手段 31 残湯量検出用温度センサーB 32 残湯量検出用温度センサーC 33 残湯量検出用温度センサーD 41 残湯量終了温度センサー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】上記のように構成された貯湯式電気温水器は貯
湯タンク内の沸き上げられた湯を全部使い切る前に任意
の予備残湯量を残した状態で給湯を自動的に停止させて
報知を行うため、貯湯タンク内の残湯量に気付かずに全
部使い切ってしまうことがなく予備湯量を自動的に確保
できるので、以降は優先度の高いものに利用できる。
らに、予備湯量を確保して自動的に給水管が閉じられた
後そのまま放置しても次回の深夜電力時間帯で貯湯タン
ク内の水が沸き上げられて自動的に給水管が開かれるた
め、給水管を閉じたまま放置しても採湯は可能である
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、貯湯タンク内の湯を給湯したことに
より、まず複数の温度検出手段のうちの最下部の位置ま
で水が入ってくると自動的に給湯が停止する。すなわ
ち、自動的に温度検出手段の位置までの量の湯を給湯
し、そして解除スイッチの操作により次の温度検出手段
の位置までの給湯が可能となり、残湯量を確認しなが
、さらに自動的に湯を順次利用することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】上記のような構成のこの発明の動作につい
て説明する。図1において一旦所定の温度まで沸き上げ
られた後、給湯管4の先端に設けた蛇口を開けると水道
圧により貯湯タンク1内の沸き上げられた湯給湯が行
なわれ、その給湯量分の水が給水管3より貯湯タンク1
内の下部に給水される。この貯湯タンク1内の沸き上げ
られた湯の使用量が増えて残湯量検出用温度センサー7
の位置までの量の湯を給湯すると、残湯量検出用温度セ
ンサー7の位置で水温を検知することになり、制御装置
5は電動弁8を「閉」にして給水管3を閉じて給湯を停
止させ報知部20を作動し使用者に報知する。これによ
り給湯管4の先端に設けた蛇口が開いていても給湯は停
止し、さらに報知も行うので所定量の湯を給湯し終わっ
たことによって給湯が停止したことも分かる。よって、
これ以降の使用には残湯量を優先順位の高いものに使う
ことができ、その利用にあたっては解除スイッチ12を
操作することで制御装置5は電動弁8を「開」にして給
湯を再び開始することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この発明の動作について説明する。貯湯タ
ンク1内の水が、深夜電力の給電により沸き上がった湯
を蛇口から給湯し、残湯量残湯量検出用温度センサー
33の位置まで給湯すると制御装置5は報知部2によ
り報知を行ない電動弁8を閉じて給湯を停止する。次
に、解除スイッチ12を操作して電動弁8を開き給湯を
再開する。次に、残湯量検出用温度センサー32の位置
まで残湯量を給湯すると、再び制御装置5は報知部20
から報知を行ない電動弁8を閉じ給湯を停止する。この
ように、各残湯量検出用温度センサーが水温を検出する
度に制御装置5が給水管3を電動弁8で閉じるとともに
報知部20で報知も行なう。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この発明の動作について説明する。これ
は、位置設定手段30により残湯量検出用温度センサー
の位置を設定してその設定した位置までの湯を給湯し終
わると給水を停止し報知を行なうことにより残湯量を予
め調整することができるものである。例えば、残湯量検
出用温度センサー32を設定する。貯湯タンク1の沸き
上がった湯をこの設定した残湯量検出温度センサー32
の位置まで給湯すると制御装置5に検出信号が入力され
電動弁8を閉じて給湯を停止し、さらに報知部20によ
り報知を行なう。次に、再度位置設定手段30により次
の位置、例えば残湯量検出用温度センサー7を設定する
と、残湯量検出温度センサー32の位置から残湯量検出
温度センサー7の位置までの湯量を給湯すると、残湯量
検出温度センサー7から制御装置5に検出信号が入力さ
れ給水管3を電動弁8により閉じて給湯を停止し報知部
20より報知を行なうものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】この発明の動作について説明する。各貯湯
タンク1,1aの水が沸き上げられた後給湯管4より給
湯を行なうと、最初は貯湯タンク1,1aの両方から湯
は給湯される。しかし配管の長さの違い等から貯湯タン
ク1と貯湯タンク1aとに加わる水圧に差が生じ、水圧
ロスの小さい方の貯湯タンクから早く湯が無くなる。仮
に、貯湯タンク1の方が水圧ロスが小さと貯湯タンク
1の給湯が早く行なわれ給湯を続けていくと先ず残湯量
検出温度センサー7が水温を検出し制御装置5は給水管
3を電動弁8で閉じる。そのため、以降の給湯は貯湯タ
ンク1aの湯を給湯することになり、残湯量検出用温度
センサー7aが水温を検出したら制御装置5は給水管3
を電動弁8で閉じ給湯は停止され、報知部20により報
知する。その後、電動弁8,8aを解除手段12により
解除し、残湯量の給湯を開始する。水圧ロスが貯湯タン
ク1の方が小さいため、ここでも給湯は貯湯タンク1a
より貯湯タンク1の方が早くなる。そして、残湯量終了
温度センサー41が先に残湯量終了を検出し、電動弁8
を閉じる。その間、貯湯タンク1aはまだ残湯量がある
ため給湯を続け、後に、残湯量終了温度センサー41a
が残湯量の終了を検出し、電動弁8aを閉じ、最終的に
給湯は停止され、報知部20により最後の給湯を終了し
たことが報知される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、複数の残湯量検出用温度手段センサ
ーを設けることにより、センサーを設けた位置までの量
の湯を自動的に給湯できるので予め決められた量の給湯
が容易に行え、蛇口の閉め忘れによる無駄がなくなるの
で利便性と経済性が向上する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】給湯残量の位置を設定できるので、任意の
給湯量を必要な湯量に応じて位置を選択して自動的に給
湯ができ、また蛇口の閉め忘れによる無駄を防止でき経
済的である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、複数台の貯湯タンクを並列配管した
時、給湯時に各貯湯タンクへ加わる水圧の差により水圧
ロスの小さい貯湯タンクの給湯が早く終わり給湯管に水
が出ようとすると、センサーが感知し給湯を停止でき、
他方の貯湯タンクからの給湯が可能なので、沸き上げら
れた湯だけを各貯湯タンクより給湯できるので経済的で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水管と、貯湯タンクと、この貯湯タン
    ク内の水を加熱するヒーターと、給湯管と、上記貯湯タ
    ンクに設けた沸き上げ温度検出器と、上記貯湯タンクの
    残湯量が少なくなったことを検出する残湯量検出器と、
    上記給水管を開閉する開閉手段と、この給水管の開閉手
    段を開放する解除手段と、上記ヒーターへの通電を制御
    して沸き上げを行なうとともに、上記残湯量検出器が残
    湯量が少なくなったことを検出したら上記開閉手段で給
    水管を閉じ、以降は上記解除手段を操作したら給湯を再
    開する制御装置とを備えたことを特徴とする貯湯式電気
    温水器。
  2. 【請求項2】 貯湯タンクの任意の高さに各々タンク内
    の残湯量を検出する残湯量検出器を複数設け、これら複
    数の残湯量検出器が各々の残湯量を検出したら開閉手段
    で給水管を閉じ、次に解除手段を操作したら給湯を再開
    する動作を繰り返し行なえるようにしたことを特徴とす
    る請求項第1項記載の貯湯式電気温水器。
  3. 【請求項3】 貯湯タンクの任意の高さに各々タンク内
    の残湯量を検出する残湯量検出器を複数設け、これら複
    数の残湯量検出器のうち任意の位置の残湯量検出器を選
    択する選択手段を設けたことを特徴とする請求項第1項
    記載の貯湯式電気温水器。
  4. 【請求項4】 給水管と、貯湯タンク内の水を加熱する
    ヒーターと、給湯管と、貯湯タンクに設けた沸き上げ温
    度検出器と、貯湯タンクの残湯量が少なくなったことを
    検出する残湯量検出器と、残湯量が全て無くなったこと
    を検出する残湯量終了検出器と、上記給水管を開閉する
    開閉手段とを備えた貯湯タンクを複数個並列配列したこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の貯湯式電気温水器。
JP77794A 1994-01-10 1994-01-10 貯湯式電気温水器 Expired - Fee Related JP2822871B2 (ja)

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JP2011191039A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機システム
GR1008180B (el) * 2012-07-16 2014-04-24 Ευσταθιος Ελευθεριου Τσατσαλακης Θερμοκρασιακος ελεγκτης υπολειπομενου διαθεσιμου ζεστου νερου
JP2015081713A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 株式会社デンソー 貯湯式給湯装置

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