JPH07197464A - 水中鋼管矢板の打設方法 - Google Patents

水中鋼管矢板の打設方法

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Publication number
JPH07197464A
JPH07197464A JP33855793A JP33855793A JPH07197464A JP H07197464 A JPH07197464 A JP H07197464A JP 33855793 A JP33855793 A JP 33855793A JP 33855793 A JP33855793 A JP 33855793A JP H07197464 A JPH07197464 A JP H07197464A
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JP
Japan
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steel pipe
sheet pile
pipe sheet
underwater
laying direction
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Application number
JP33855793A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Murakami
司 村上
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Kato Heavy Industries Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd filed Critical Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中鋼管矢板の材料を節約し、作業の安全性
を高めると共に工期の短縮を図り、水中ハンマの小型化
を図る。 【構成】 接続部材14cを介して互いに接続され且つ
上端が水面よりも下に位置するよう地中に打込まれた複
数の水中鋼管矢板14のうち敷設方向D先頭と二番目の
水中鋼管矢板14にガイドエレメント15を植立し、新
たに打設する水中鋼管矢板14を、該水中鋼管矢板14
の敷設方向D後方の接続部材14cを介し、敷設方向D
先頭のガイドエレメント15の敷設方向D前方の案内部
材15c及び該案内部材15cに連なる、水中鋼管矢板
14の接続部材14cに挿通させることにより水中へ下
降させ、新たに打設する水中鋼管矢板14を水底9及び
敷設方向D先頭のガイドエレメント15並びに水中鋼管
矢板14により支持させ、水中ハンマ13により地中へ
打込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中鋼管矢板の打設方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は水中鋼管矢板を打設する場合の
従来の方法の一例を説明するための概念図で、図中、1
は杭打船、2は杭打船1に搭載され、流体圧シリンダ3
により起伏し得るようにした櫓、4は杭打船1に搭載さ
れたウインチ、5は櫓2の上部から垂下され、ウインチ
4により巻取り或いは繰出し得るようにしたワイヤロー
プ、6はワイヤロープ5の下端に吊り下げられ、櫓2の
前面に沿い昇降し得るようにしたハンマ、7は既に水中
8に打設された或いは現在打設されている水中鋼管矢
板、9は水底である。
【0003】上記水中鋼管矢板7の詳細を、図17〜図
19により説明すると、所定の長さの鋼管矢板本体7a
の下端には、下端が先細り状に形成された鏃部7bが嵌
合、固定され、前記鋼管矢板本体7aの外周には、該鋼
管矢板本体7aと平行に且つ鋼管矢板本体7aの中心O
を基準として対抗する位置に、小径鋼管状で鋼管矢板本
体7aの長さと略同じ長さの一対の接続部材7cが固着
されている。又、各接続部材7cには、接続部材7cの
軸線方向全長に亘って案内溝7dが形成されており、水
平断面形状は略鉤状になっている。更に、一対の接続部
材7cに対する案内溝7dの位置は、平面的に見て約1
80度位相がずれている。
【0004】上記水中鋼管矢板7を水中8に打設する場
合には、櫓2に設けられた図示してない把持装置により
水中鋼管矢板7を水面上で垂直に把持し、把持装置によ
り水中鋼管矢板7を下降させ、該水中鋼管矢板7の接続
部材7cを案内溝7dを介して既に水中8に打設してあ
る水中鋼管矢板7の接続部材7cに挿入する。又把持装
置に把持されている水中鋼管矢板7は、把持装置により
更に下降させて鏃部7bの下端を水中8に着地させ、把
持装置を解放して撤去する。これにより今回打設する水
中鋼管矢板7は、上部が水面上に突出した状態で既に打
設されている水中鋼管矢板7により垂直に保持される。
【0005】水中鋼管矢板7が水中8に立設されたら、
次にウインチ4によりワイヤロープ5を繰り出し、ハン
マ6を櫓2に沿い下降させて水中鋼管矢板7の上端に載
置し、ハンマ6を駆動して水中鋼管矢板7の下部を地中
へ打込む。この際、打込まれる水中鋼管矢板7は、既に
打設されている水中鋼管矢板7に接続部材7cを介し案
内されつつ打込まれる。又、今回の水中鋼管矢板7の打
設が終了したら、続いて、次の水中鋼管矢板7を上述し
たと同じ手順により地中へ打込む。
【0006】所定本数の水中鋼管矢板7の打設が終了し
たら、杭打船1に搭載してある図示してない切断装置に
より水中鋼管矢板7の水中8内中間部から上方の部分を
例えば図16の二点鎖線イに示すように切断する。打設
した水中鋼管矢板7の中間部から上方の部分を切断する
のは、船舶の航行が水中鋼管矢板7により邪魔されない
ようにするためである。
【0007】図20は従来の方法に適用する水中鋼管矢
板の他の例であり、水中鋼管矢板10は、鋼管矢板本体
10aと鋼管矢板本体10aの上端に固着されたフラン
ジ10bを備え、水中鋼管矢板10を打設する際に使用
するアダプタ11は、アダプタ本体11aと該アダプタ
本体11aの下端に接続されたフランジ11bを備え、
フランジ10b、11bをボルトを介して締結すること
によりアダプタ11と水中鋼管矢板10とを互いに接続
し得るようになっている。図中、12はハンマである。
【0008】水中鋼管矢板10を水中に打設する場合、
上部にアダプタ11の接続された水中鋼管矢板10は、
杭打船に搭載された把持装置により把持されたうえ既に
水中に打設された水中鋼管矢板10に沿い立設され、ア
ダプタ11の上端に載置されたハンマ12により地中へ
打ち込まれる。又所定の本数の水中鋼管矢板10が打設
された後は、船水夫が水中に潜ってフランジ10bと1
1bを締結するボルトを外し、アダプタ11が撤去され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
水中鋼管矢板の打設方法のうち図16に示す方法にあっ
ては、打設した水中鋼管矢板7の上部を水中切断する必
要があるため、材料に無駄が多く、又水中切断作業を要
する分、費用が嵩むとともに工期が長期化するという問
題があり、図20に示す水中鋼管矢板10を用いた方法
にあっては、鋼管矢板本体10aにフランジ10bを溶
接しているため余分な材料が必要になり、又潜水夫が水
中に潜ってフランジ10b、11bからボルトを取り外
すという危険な作業を行わなければならず、更に水中鋼
管矢板10はアダプタ11を介して打設されるため、ハ
ンマ12の打撃力は弱められて水中鋼管矢板10に伝達
され、充分な打撃力を得るためには、大型のハンマが必
要になる、という問題がある。
【0010】本発明は、上述の実情に鑑み、水中鋼管矢
板を小型のハンマにより短期間且つ安全にしかも材料を
無駄に消費することなく打設し得るようにすることを目
的としてなしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のうち第一の発明
は、鋼管矢板本体と該鋼管矢板本体の外周の円周方向2
箇所に鋼管矢板本体の長手方向へ延びるよう取り付けら
れ且つ水平断面形状が略鉤状の接続部材とを備えた水中
鋼管矢板を、水底から地中に打込むと共に隣り合う水中
鋼管矢板同士を、前記接続部材を介して互いに接続させ
るようにした水中鋼管矢板の打設方法において、上端が
水面よりも下方に位置するよう地中へ打込まれた水中鋼
管矢板のうち少なくとも敷設方向先頭と先頭から二番目
の水中鋼管矢板の上部に、鋼管状のエレメント本体と該
エレメント本体の外周の円周方向2箇所にエレメント本
体の長手方向へ延びるよう取り付けられ且つ水平断面形
状が略鉤状の案内部材とを備えたガイドエレメントを、
上端が水面上に突出すると共に敷設方向先頭のガイドエ
レメントの案内部材の一方が敷設方向前方に位置ししか
も前後のガイドエレメントが互いに案内部材を介して互
いに連結されるよう、植立し、新たに打設する水中鋼管
矢板を、該水中鋼管矢板の敷設方向後方の接続部材を介
して前記敷設方向先頭のガイドエレメントの敷設方向前
方の案内部材及び該案内部材に連なる、水中鋼管矢板の
接続部材に挿通させることにより、水中へ下降させて下
端を水底に着地させ、着地した水中鋼管矢板を既に打設
された水中鋼管矢板の上端と略同じ高さになるまでハン
マにより地中へ打込むものである。
【0012】又本発明のうち第二の発明は、鋼管矢板本
体と該鋼管矢板本体の外周の円周方向2箇所に鋼管矢板
本体の長手方向へ延びるよう取り付けられ且つ水平断面
形状が略鉤状の接続部材とを備えた水中鋼管矢板を、水
底から地中に打込むと共に隣り合う水中鋼管矢板同士
を、前記接続部材を介して互いに接続させるようにした
水中鋼管矢板の打設方法において、上端が水面よりも下
方に位置するよう地中へ打込まれた水中鋼管矢板のうち
敷設方向先頭の水中鋼管矢板の上部に、鋼管状のエレメ
ント本体と該エレメント本体の円周方向2箇所にエレメ
ント本体の長手方向へ延びるよう取り付けられ且つ水平
断面形状が略鉤状の案内部材とを備えた短いガイドエレ
メントを、上端が水面上に突出すると共に短いガイドエ
レメントの案内部材が夫々敷設方向の前後に位置するよ
う、植立し、鋼管状のエレメント本体と該エレメント本
体の外周の円周方向2箇所にエレメント本体の長手方向
へ延びるよう取り付けられ且つ水平断面形状が略鉤状の
案内部材を備え且つ下端が水底に着地しても上端が水面
上に突出する長さを有する長いガイドエレメントを、該
長いガイドエレメントの敷設方向後方の案内部材を介し
て、前記敷設方向先頭の短いガイドエレメントの敷設方
向前方の案内部材及び該案内部材に連なる、水中鋼管矢
板の接続部材に挿通させることにより、水中へ下降させ
て下端を水底に着地させ、新たに打設する水中鋼管矢板
を、該水中鋼管矢板の敷設方向後方の接続部材を介し、
前記長いガイドエレメントの敷設方向前方の案内部材に
挿通させることにより水中へ下降させて下端を水底に着
地させ、着地した水中鋼管矢板を上端が既に打設されて
いる水中鋼管矢板の上端と略同じ高さになるまでハンマ
により地中へ打込み、次いで前記短いガイドエレメント
とは別の短いガイドエレメントを、該ガイドエレメント
の敷設方向後方の案内部材を介して前記長いガイドエレ
メントの敷設方向前方の案内部材に挿通させることによ
り水中へ下降させて下端を新たに打設された水中鋼管矢
板の上端に植立し、しかる後、前記長いガイドエレメン
トを敷設方向前後にある水中鋼管矢板及び短いガイドエ
レメントの間から上方へ引き抜き、長いガイドエレメン
トの引き抜かれた空間に、新たに打設する水中鋼管矢板
を、該水中鋼管矢板の敷設方向前後の接続部を介して、
敷設方向前後に位置する短いガイドエレメントの案内部
材及び水中鋼管矢板の接続部に挿通させることにより、
水中へ下降させて下端を水底に着地させ、着地した水中
鋼管矢板を上端が既に打設されている水中鋼管矢板の上
端と略同じ高さになるまでハンマにより地中へ打込み、
次いで新たに打設する水中鋼管矢板を、該水中鋼管矢板
の敷設方向後方の接続部材を介し、新たに敷設方向先頭
になった水中鋼管矢板の上端に植立されている短いガイ
ドエレメントの敷設方向前方の案内部材及び新たに先頭
になった水中鋼管矢板の敷設方向前方の接続部材に挿通
させることにより水中へ下降させて下端を水底に着地さ
せ、着地した水中鋼管矢板を上端が既に打設されている
水中鋼管矢板の上端と略同じ高さになるまでハンマによ
り地中へ打込むものである。
【0013】
【作用】第一の発明においては、新たに打設する水中鋼
管矢板は、該水中鋼管矢板の敷設方向後方の接続部材
が、敷設方向先頭のガイドエレメントの敷設方向前方の
案内部材及び該ガイドエレメントが植立された水中鋼管
矢板の敷設方向前方の接続部材に挿通されることにより
水中に下降させられ、下端が水底に着地したらハンマに
より地中へ打込まれる。
【0014】第二の発明においては、新たに打設する水
中鋼管矢板は、該水中鋼管矢板の敷設方向後方の接続部
材が、敷設方向先頭の水中鋼管矢板の敷設方向前方に水
底から立設された長いガイドエレメントの敷設方向前方
の案内部材に挿通されることにより水中に下降させら
れ、下端が水底に着地したらハンマにより地中へ打込ま
れ、又新たに打設する水中鋼管矢板は、長いガイドエレ
メントを引き抜くことにより敷設方向前後の水中鋼管矢
板及び該水中鋼管矢板の上端に植立された短いガイドエ
レメント間に形成された空間に挿入され、新たに打設す
る水中鋼管矢板の敷設方向前後の接続部材は、前記空間
の敷設方向前後に位置する短いガイドエレメントの敷設
方向後方の案内部材及び敷設方向前方の案内部材、前記
空間の敷設方向前後に位置する水中鋼管矢板の敷設方向
後方の接続部材及び敷設方向前方の接続部材に挿通され
て水中に下降させられ、下端が水底に着地したらハンマ
により地中へ打込まれる。
【0015】従って、本発明においては、水中鋼管矢板
の長さを短くできて材料に無駄がなく、又水中鋼管矢板
の切断作業や潜水夫によるアダプタ撤去作業が不要とな
るので、工期の短縮化や安全性の向上を図れる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0017】図1〜図4は本発明の方法の一実施例であ
って、図中、図16に示す符号と同一の符号を付した部
分は同一のものを表わしている。又13はワイヤロープ
5の下端に接続された水中ハンマ、14は水中鋼管矢
板、15は水中鋼管矢板14の上部に嵌合されるガイド
エレメントである。
【0018】本実施例に適用する水中鋼管矢板14は、
従来方法に適用する図17〜図19の水中鋼管矢板7と
較べて長さは約1/2であるが、構造は略同一である。
その詳細を、図5〜図7により説明すると、所定の長さ
の鋼管矢板本体14aの下端には、下端が先細り状に形
成された鏃部14bが嵌合、固定され、前記鋼管矢板本
体14aの外周には、該鋼管矢板本体14aと平行に且
つ鋼管矢板本体14aの中心O1を基準として対抗する
位置に、小径鋼管状で鋼管矢板本体14aの長さと略同
じ長さの一対の接続部材14cが固着されている。又、
各接続部材14cには、接続部材14cの軸線方向全長
に亘って案内溝14dが形成され、水平断面形状は略鉤
状になっている。更に、一対の接続部材14cに対する
案内溝14dの位置は、平面的に見て約180度位相が
ずれている。
【0019】本実施例に適用するガイドエレメント15
の詳細を図8〜図10により説明すると、鋼管矢板本体
14aと略同じ長さの鋼管状のエレメント本体15aの
下端には、下端が先細り状に形成され、水中鋼管矢板1
4の打設時に前記鋼管矢板本体14aの上端に嵌入され
る嵌入部15bが嵌合、固定され、前記エレメント本体
15aの外周には、該エレメント本体15aと平行に且
つエレメント本体15aの中心O2を基準として対向す
る位置に、小径鋼管状でエレメント本体15aの長さと
略同じ長さの一対の案内部材15cが固着され、各案内
部材15cの下端には、該案内部材15cを水中鋼管矢
板14の敷設方向両側から挟むように固定部材15dが
固着されている。固定部材15dの下端はエレメント本
体15aの下端よりも下方まで延び、嵌入部15bを水
中鋼管矢板14の鋼管矢板本体14a上端に嵌入した際
に、ガイドエレメント15が水中鋼管矢板14から外れ
ないよう、水中鋼管矢板14の接続部材14cを水中鋼
管矢板14の敷設方向D両側から挟み得るようになって
おり、前記固定部材15dのエレメント本体15aより
も下方へ延びた部分のエレメント本体15a側には、嵌
入部15bを水中鋼管矢板14の鋼管矢板本体14a上
端に嵌入する際に、固定部材15dが鋼管矢板本体14
aの上縁部と干渉しないように切り欠き15eが形成さ
れている。又、各案内部材15cには、案内部材15c
の軸線方向全長に亘って案内溝15fが形成され、水平
断面形状は略鉤状になっている。更に、一対の案内部材
15cに対する案内溝15fの位置は、平面的に見て約
180度位相がずれている。
【0020】水中鋼管矢板14を水中8へ打設する場合
には、最初の何本かの水中鋼管矢板14は、接続部材1
4cが水中鋼管矢板14の敷設方向Dに対し前後方向へ
向き、且つ敷設方向Dに対し前後に隣接する水中鋼管矢
板14の接続部材14c同士が互いに案内溝14dを介
し係合するよう、従来の方法により打設しておく。而し
て、最初の何本かの水中鋼管矢板14の打設が終了した
ら、杭打船1の把持装置により水中鋼管矢板14の敷設
方向D先頭から二番目(以降の説明では単に二番目とい
う)及び先頭(以降の説明では単に先頭という)の水中
鋼管矢板14の上端に、図1に示すごとく上端が水面上
に僅かに突出するよう、夫々ガイドエレメント15を植
立させる。この際、ガイドエレメント15の嵌入部15
bは、図8に示すごとく水中鋼管矢板14の鋼管矢板本
体14a上端に嵌入され、固定部材15dの下端は、水
中鋼管矢板14の接続部材14cを水中鋼管矢板14の
敷設方向Dに対し両側から挾持する。このため植立され
たガイドエレメント15は水中鋼管矢板14から外れる
ことはない。又ガイドエレメント15の案内部材15c
は、水中鋼管矢板14の接続部材14cの真上に位置
し、敷設方向Dに対し前後に位置するガイドエレメント
15同士は、接続部材14cにより互いに連結されてい
る。尚、図1において先頭の水中鋼管矢板14に植立さ
れたガイドエレメント15をガイドエレメント15Aと
し、二番目の水中鋼管矢板14に植立されたガイドエレ
メント15をガイドエレメント15Bとする。
【0021】先頭及び二番目の水中鋼管矢板14に夫々
ガイドエレメント15A、ガイドエレメント15Bが植
立されたら、これから打設する新たな水中鋼管矢板14
(以降の説明では水中鋼管矢板14Aという)を杭打船
1の把持装置により把持し、該把持装置を下降させて水
中鋼管矢板14Aの敷設方向D後方の接続部材14c
を、ガイドエレメント15Aの敷設方向D前方に位置す
る案内部材15cの案内溝15fから該案内部材15c
へ挿入し、更に把持装置を下降させる。このため水中鋼
管矢板14Aは、案内部材15cに案内されつつガイド
エレメント15Aに沿い下降し、接続部材14cの下部
はガイドエレメント15Aの案内部材15cから既に水
中8に打設されている先頭の水中鋼管矢板14の敷設方
向D前方の接続部材14cに挿入され、該水中鋼管矢板
14に沿い下降してその下端の鏃部14bは水底9に着
地する。
【0022】水中鋼管矢板14Aの鏃部14bが水底9
に着地したら、把持装置による水中鋼管矢板14Aの把
持を解除して該把持装置を杭打船1の櫓2の上方へ上昇
させる。この際、水底9に着地した水中鋼管矢板14A
は既に打設された先頭の水中鋼管矢板14に接続部材1
4cを介して支持されているため、転倒することはな
い。
【0023】又把持装置が櫓2の上方へ上昇したら、ウ
インチ4を駆動してワイヤロープ5を繰り出し、水中ハ
ンマ13を櫓に沿い下降させて水中鋼管矢板14Aの上
端に載置し、駆動する。このため水底9に着地した水中
鋼管矢板14Aは水中ハンマ13により打設され、鏃部
14b及び鋼管矢板本体14aと接続部材14cの下部
は、地中に打込まれる。
【0024】而して、水中鋼管矢板14Aの上端が図2
に示すごとく既に打設が終了している水中鋼管矢板14
の上端と一致したら、把持装置によりガイドエレメント
15Bをガイドエレメント15Aに沿い上昇させること
により、ガイドエレメント15Bをガイドエレメント1
5Bの下の水中鋼管矢板14及び敷設方向D前方のガイ
ドエレメント15Aから外し、図3に示すように、外し
たガイドエレメント15Bを敷設方向D前方へ移動させ
て下降させ、ガイドエレメント15Bの敷設方向D後方
の案内部材15cをガイドエレメント15Aの敷設方向
D前方の案内部材15cに挿入すると共にガイドエレメ
ント15B下端の嵌入部15bを水中鋼管矢板14Aの
上端に嵌入する。
【0025】図4に示すように、ガイドエレメント15
Bが、ガイドエレメント15Aに案内部材15cを介し
て支持された状態で水中鋼管矢板14Aの上端に植立さ
れたら、次に打設する新たな水中鋼管矢板14(以降の
説明では水中鋼管矢板14Bという)を把持装置により
把持し、把持装置により水中鋼管矢板14Bを下降させ
ることにより該水中鋼管矢板14Bの敷設方向D後方の
接続部材14cをガイドエレメント15Bの敷設方向D
前方の案内部材15cに挿通させ、更に水中鋼管矢板1
4Bを下降させる。このため水中鋼管矢板14Bは、接
続部材14cを介し、ガイドエレメント15Bの案内部
材15c及び水中鋼管矢板14Aの接続部材14cに案
内されつつ下降し、鏃部14bを介して水底9に着地す
る。
【0026】水中鋼管矢板14Bが水底9に着地した
ら、把持装置を櫓2の上方へ上昇させ、ウインチ4によ
り水中ハンマ13を下降させて水中鋼管矢板14B上に
載置し、水中ハンマ13を駆動する。このため、鏃部1
4b及び鋼管矢板本体14aと接続部材14cの下部
は、地中に打込まれる。
【0027】水中鋼管矢板14Bの上端が、既に打設が
終了している水中鋼管矢板14Aや水中鋼管矢板14の
上端と一致したら、接続部材14cを介してガイドエレ
メント15Bの敷設方向D後方の案内部材15cにより
支持されると共に水中鋼管矢板14の上端に植立されて
いるガイドエレメント15Aを把持装置により上方へ抜
き取り、ガイドエレメント15Bの敷設方向D前方へ移
動させ、ガイドエレメント15Bに沿い下降させて嵌入
部15bを水中鋼管矢板14Bの鋼管矢板本体14aに
嵌入する。
【0028】ガイドエレメント15Aが、ガイドエレメ
ント15Bの敷設方向D前方に支持された状態で水中鋼
管矢板14Bの上端に植立されたら、上述した手順によ
り新たに打設する水中鋼管矢板14をガイドエレメント
15A及び水中鋼管矢板14Bの敷設方向D前方に沿い
下降させ、鏃部14bが水底9に着地したら水中ハンマ
13により新たに打設する水中鋼管矢板14を地中へ打
込む。
【0029】上述のように、打設された水中鋼管矢板1
4に、植立した場合に水面上に僅かに突出する長さの2
本のガイドエレメント15を、既に打設された先頭及び
先頭から二番目の水中鋼管矢板14に植立し、新たに打
設する水中鋼管矢板14を先頭のガイドエレメント15
及び水中鋼管矢板14に沿い下降させるようにしたの
で、水中鋼管矢板14の長さを短くできる。このため水
中鋼管矢板14の打設終了後に該水中鋼管矢板14上部
を切断する必要がなく、従って材料に無駄が生じること
がないうえ工期を短縮できる。又潜水夫が水中に潜って
作業をする必要がないため工期の短縮化と共に工事の安
全性が向上し、打設する水中鋼管矢板14をアダプタを
介さず直接打込むことができるため、水中ハンマ13の
打撃力が弱められることはなく小型の水中ハンマを使用
することができる。
【0030】図11〜図14は、本発明の他の実施例で
ある。本実施例においては、図5〜図7に示す水中鋼管
矢板14及び図17〜図19に示すガイドエレメント1
5を用いる他、下端が水底に着地した場合に上端が水面
上に僅かに突出する、ガイドエレメント15よりも長い
ガイドエレメント16を用いる。ガイドエレメント16
は、長さ以外はガイドエレメント15と同一構造であ
り、16cはガイドエレメント15の案内部材15cと
同じ構造の案内部材である。
【0031】本実施例では、既に打設された先頭の水中
鋼管矢板14にガイドエレメント15Aを植立すると共
に先頭から三番目の水中鋼管矢板14にガイドエレメン
ト15Bを植立し、把持装置で把持したガイドエレメン
ト16の敷設方向D後方の案内部材16cを先頭のガイ
ドエレメント15A及び水中鋼管矢板14の敷設方向D
前方の案内部材15c,14cに挿通させ、該ガイドエ
レメント16をガイドエレメント15A及び水中鋼管矢
板14に沿い下降させ、その下端を図11に示すように
水底9に着地させる。
【0032】ガイドエレメント16がガイドエレメント
15A及び水中鋼管矢板14に支持された状態で水底9
に着地したら、新たに打設する水中鋼管矢板14Aを、
敷設方向D後方の接続部材14cを介しガイドエレメン
ト16の敷設方向D前方に位置する案内部材16cに沿
い下降させ、水底9に着地したら前述の実施例と同様、
水中ハンマにより水底9に立設されている水中鋼管矢板
14Aを、図11に示すように地中へ打込む。
【0033】水中鋼管矢板14Aの打設が終了したら、
ガイドエレメント15Bを水中鋼管矢板14から外して
敷設方向D前方へ移動させ、図12に示すごとくガイド
エレメント16の敷設方向D前方に案内部材15cを介
して支持された状態で水中鋼管矢板14A上端に植立さ
せ、ガイドエレメント16を水中鋼管矢板14及びガイ
ドエレメント15Aと水中鋼管矢板14A及びガイドエ
レメント15Bの間から抜き取り、杭打船或いは打設済
みの水中鋼管矢板14A等の保管場所に保管し、ガイド
エレメント16を抜くことにより生じた空間に、図13
に示すように新たに打設する水中鋼管矢板14Bを、該
水中鋼管矢板14Bの接続部材14cを介してガイドエ
レメント15Aの案内部材15c及び水中鋼管矢板14
の接続部材14cとガイドエレメント15Bの案内部材
15c及び水中鋼管矢板14Aの接続部材14cを案内
として下端が水底9に着地するまで下降させ、水中鋼管
矢板14Bの上端に水中ハンマを載置して水中鋼管矢板
14Bの打込みを行う。
【0034】水中鋼管矢板14Bの打込みが終了した
ら、保管場所に保管されていたガイドエレメント16
を、案内部材16cを介し図14に示すように、ガイド
エレメント15Bの敷設方向D前方の案内部材15c及
び水中鋼管矢板14Aの敷設方向D前方の接続部材14
cに沿い下降させてその下端を水底9に着地させ、ガイ
ドエレメント16がガイドエレメント15B及び水中鋼
管矢板14Aに支持された状態で水底9に立設された
ら、新たに打設する水中鋼管矢板14を、該水中鋼管矢
板14の敷設方向D後方の接続部材14cを介しガイド
エレメント16の敷設方向D前方の案内部材16cに沿
い下降させ、水底9に着地したら前述の実施例と同様、
水中ハンマにより水底9に立設されている水中鋼管矢板
14を地中へ打込む。
【0035】本実施例のような手順により水中鋼管矢板
14を打設する場合も、前記実施例と同様、水中鋼管矢
板14の長さを短くでき、水中鋼管矢板14の打設終了
後に該水中鋼管矢板14上部を切断する必要がないため
材料に無駄が生じることがないうえ工期を短縮でき、又
潜水夫が水中に潜って作業をする必要がないため工期の
短縮を図れると共に工事の安全性が向上し、打設する水
中鋼管矢板14をアダプタを介さず直接打込むことがで
きるため、水中ハンマ13の打撃力が弱められることは
なく小型の水中ハンマを使用することができる。
【0036】図15は、本発明に使用する杭打船1とし
てクレーン船を用い、打設する水中鋼管矢板を2を図1
〜図4と同様2本のガイドエレメント15によりバック
アップするようにした例である。この場合、水中ハンマ
13は、図1のように櫓により案内できないため先頭の
ガイドエレメント15により案内する必要がり、水中ハ
ンマ13の長さは図1に示すものより短くなる。
【0037】尚、本発明の第一の実施例においては、新
たに打設する水中鋼管矢板14をバックアップするガイ
ドエレメント15を2本使用する場合について説明した
が、必要なら3本以上使用してもよいこと、第二の実施
例においても新たに打設する水中鋼管矢板14をバック
アップするガイドエレメントは、必要に応じて任意の本
数使用できること、水中ハンマは従来知られているもの
ならどのような構造のものも使用できること、その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の水中鋼管
矢板の打設方法によれば、材料に無駄がなくて材料費が
安価になり、作業の安全性が向上すると共に工期が短期
間となり、更に小型のハンマを使用することができる、
等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、本発明の第一の方法の手
順を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施例で、本発明の第一の方法の手
順を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例で、本発明の第一の方法の手
順を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施例で、本発明の第一の方法の手
順を示す側面図である。
【図5】本発明の方法に使用する水中鋼管矢板の縦断正
面図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】図6のVII−VII方向矢視図である。
【図8】本発明の方法に使用するガイドエレメントの縦
断正面図である。
【図9】図8のIX−IX方向矢視図である。
【図10】図9のX−X方向矢視図である。
【図11】本発明の他の実施例で、本発明の第二の方法
の手順を示す側面図である。
【図12】本発明の他の実施例で、本発明の第二の方法
の手順を示す側面図である。
【図13】本発明の他の実施例で、本発明の第二の方法
の手順を示す側面図である。
【図14】本発明の他の実施例で、本発明の第二の方法
の手順を示す側面図である。
【図15】杭打船としてクレーン船を用い、本発明の第
一の方法を行う状態を示す側面図である。
【図16】従来の方法の一例を示す側面図である。
【図17】従来の方法に使用する水中鋼管矢板の縦断正
面図である。
【図18】図17のXVIII−XVIII方向矢視図
である。
【図19】図18のXIX−XIX方向矢視図である。
【図20】従来の他の方法に用いるアダプタ付の水中鋼
管矢板の正面図である。
【符号の説明】
8 水中 9 水底 13 水中ハンマ(ハンマ) 14,14A,14B 水中鋼管矢板 14a 鋼管矢板本体 14c 接続部材 15,15A,15B ガイドエレメント 15a エレメント本体 15c 案内部材 16 ガイドエレメント 16c 案内部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管矢板本体と該鋼管矢板本体の外周の
    円周方向2箇所に鋼管矢板本体の長手方向へ延びるよう
    取り付けられ且つ水平断面形状が略鉤状の接続部材とを
    備えた水中鋼管矢板を、水底から地中に打込むと共に隣
    り合う水中鋼管矢板同士を、前記接続部材を介して互い
    に接続させるようにした水中鋼管矢板の打設方法におい
    て、上端が水面よりも下方に位置するよう地中へ打込ま
    れた水中鋼管矢板のうち少なくとも敷設方向先頭と先頭
    から二番目の水中鋼管矢板の上部に、鋼管状のエレメン
    ト本体と該エレメント本体の外周の円周方向2箇所にエ
    レメント本体の長手方向へ延びるよう取り付けられ且つ
    水平断面形状が略鉤状の案内部材とを備えたガイドエレ
    メントを、上端が水面上に突出すると共に敷設方向先頭
    のガイドエレメントの案内部材の一方が敷設方向前方に
    位置ししかも前後のガイドエレメントが互いに案内部材
    を介して互いに連結されるよう、植立し、新たに打設す
    る水中鋼管矢板を、該水中鋼管矢板の敷設方向後方の接
    続部材を介して前記敷設方向先頭のガイドエレメントの
    敷設方向前方の案内部材及び該案内部材に連なる、水中
    鋼管矢板の接続部材に挿通させることにより、水中へ下
    降させて下端を水底に着地させ、着地した水中鋼管矢板
    を既に打設された水中鋼管矢板の上端と略同じ高さにな
    るまでハンマにより地中へ打込むことを特徴とする水中
    鋼管矢板の打設方法。
  2. 【請求項2】 鋼管矢板本体と該鋼管矢板本体の外周の
    円周方向2箇所に鋼管矢板本体の長手方向へ延びるよう
    取り付けられ且つ水平断面形状が略鉤状の接続部材とを
    備えた水中鋼管矢板を、水底から地中に打込むと共に隣
    り合う水中鋼管矢板同士を、前記接続部材を介して互い
    に接続させるようにした水中鋼管矢板の打設方法におい
    て、上端が水面よりも下方に位置するよう地中へ打込ま
    れた水中鋼管矢板のうち敷設方向先頭の水中鋼管矢板の
    上部に、鋼管状のエレメント本体と該エレメント本体の
    円周方向2箇所にエレメント本体の長手方向へ延びるよ
    う取り付けられ且つ水平断面形状が略鉤状の案内部材と
    を備えた短いガイドエレメントを、上端が水面上に突出
    すると共に短いガイドエレメントの案内部材が夫々敷設
    方向の前後に位置するよう、植立し、鋼管状のエレメン
    ト本体と該エレメント本体の外周の円周方向2箇所にエ
    レメント本体の長手方向へ延びるよう取り付けられ且つ
    水平断面形状が略鉤状の案内部材を備え且つ下端が水底
    に着地しても上端が水面上に突出する長さを有する長い
    ガイドエレメントを、該長いガイドエレメントの敷設方
    向後方の案内部材を介して前記敷設方向先頭の短いガイ
    ドエレメントの敷設方向前方の案内部材及び該案内部材
    に連なる、水中鋼管矢板の接続部材に挿通させることに
    より、水中へ下降させて下端を水底に着地させ、新たに
    打設する水中鋼管矢板を、該水中鋼管矢板の敷設方向後
    方の接続部材を介し、前記長いガイドエレメントの敷設
    方向前方の案内部材に挿通させることにより水中へ下降
    させて下端を水底に着地させ、着地した水中鋼管矢板を
    上端が既に打設されている水中鋼管矢板の上端と略同じ
    高さになるまでハンマにより地中へ打込み、次いで前記
    短いガイドエレメントとは別の短いガイドエレメント
    を、該ガイドエレメントの敷設方向後方の案内部材を介
    して、前記長いガイドエレメントの敷設方向前方の案内
    部材に挿通させることにより水中へ下降させて下端を新
    たに打設された水中鋼管矢板の上端に植立し、しかる
    後、前記長いガイドエレメントを敷設方向前後にある水
    中鋼管矢板及び短いガイドエレメントの間から上方へ引
    き抜き、長いガイドエレメントの引き抜かれた空間に、
    新たに打設する水中鋼管矢板を、該水中鋼管矢板の敷設
    方向前後の接続部を介して、敷設方向前後に位置する短
    いガイドエレメントの案内部材及び水中鋼管矢板の接続
    部に挿通させることにより、水中へ下降させて下端を水
    底に着地させ、着地した水中鋼管矢板を上端が既に打設
    されている水中鋼管矢板の上端と略同じ高さになるまで
    ハンマにより地中へ打込み、次いで新たに打設する水中
    鋼管矢板を、該水中鋼管矢板の敷設方向後方の接続部材
    を介し、新たに敷設方向先頭になった水中鋼管矢板の上
    端に植立されている短いガイドエレメントの敷設方向前
    方の案内部材及び新たに先頭になった水中鋼管矢板の敷
    設方向前方の接続部材に挿通させることにより水中へ下
    降させて下端を水底に着地させ、着地した水中鋼管矢板
    を上端が既に打設されている水中鋼管矢板の上端と略同
    じ高さになるまでハンマにより地中へ打込むことを特徴
    とする水中鋼管矢板の打設方法。
JP33855793A 1993-12-28 1993-12-28 水中鋼管矢板の打設方法 Pending JPH07197464A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6288362B1 (ja) * 2017-09-20 2018-03-07 Jfeエンジニアリング株式会社 鋼矢板の打設方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6288362B1 (ja) * 2017-09-20 2018-03-07 Jfeエンジニアリング株式会社 鋼矢板の打設方法

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