JPH07196956A - 導電性コーティング剤およびそれを用いた硬化被膜が形成された透光性基材 - Google Patents

導電性コーティング剤およびそれを用いた硬化被膜が形成された透光性基材

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JPH07196956A
JPH07196956A JP5336184A JP33618493A JPH07196956A JP H07196956 A JPH07196956 A JP H07196956A JP 5336184 A JP5336184 A JP 5336184A JP 33618493 A JP33618493 A JP 33618493A JP H07196956 A JPH07196956 A JP H07196956A
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JP
Japan
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coating agent
coating
conductive filler
resin
weight
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JP5336184A
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Etsuko Hirose
悦子 広瀬
Kazuo Kamisaka
和夫 上坂
Norimoto Moriwaki
紀元 森脇
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電防止性に優れ、かつ、短時間で硬化が可
能で、高い生産性がえられ、安価にコーティング硬化被
膜を形成できる導電性コーティング剤およびそれを用い
た硬化被膜が形成された透光性基材を提供する。 【構成】 導電性フィラーの超微粉末と紫外線硬化性樹
脂とを混合してコーティング剤を構成する。必要に応じ
添加剤としてレベリング剤および分散剤などを配合する
ことにより低ヘイズで高い帯電防止機能を有し、さらに
被コーティング材への密着性の優れた導電性コーティン
グ剤になる。また、580nmおよび480nm付近に吸収中心波
長を有する着色剤を添加することにより、高コントラス
ト化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばディスプレイ
装置の表示面、ショーウインドー用窓ガラス、TVブラ
ウン管の表示面、色彩の鮮やかなプラスチック成形品な
どの静電気帯電防止および映り込み防止を必要とする透
明材料表面の塗装に有利に用いられる導電性コーティン
グ剤、およびそれを用いてえられる硬化被膜が形成され
た透光性基材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にガラスあるいはプラスチックスな
どの透明材料、たとえばTVブラウン管の画像表示面に
は、空気中の細かいゴミやほこりが付着して、汚れが目
立ちやすくなり、結果としてブラウン管の輝度性能を劣
化させる原因となっている。また、画像表示面に、外光
が反射し、または外部映像が映り、画像を不明瞭にする
などの問題もある。さらに、チャージアップした画像表
示面の外表面に人が近づいたときに放電現象がおこり、
人に不快感を与えるという不都合もある。
【0003】前記の問題を解消する対策として、従来画
像表示面の外表面にたとえば酸化スズまたは酸化インジ
ウムなどの導電性フィラーを分散させた帯電防止膜を形
成し、帯電防止処理を施す方法がとられている。さら
に、前記帯電防止膜に適当な染料を付加せしめて着色型
帯電防止膜とすることにより、蛍光体の発光波長に影響
をおよぼさない波長を吸収させ、外光反射などによるコ
ントラストの低下を防いでいる。
【0004】この帯電防止膜を形成する方法としては、
たとえば特開平5-117552号公報に記載されているような
アンチモンをドープした酸化スズの微粉末とシリコーン
オイルをベースとしたオルガノシロキサン化合物による
水性分散液からなる塗料を、スピンコート法などで均一
かつ平滑に塗布したのち、150℃程度の比較的高い温度
で焼きつけ処理を行う方法が知られている。また、この
塗料に選択吸収波長を有する着色材を混合し、光選択吸
収塗液を作り、同様の方法で塗布して成膜することによ
り、帯電防止機能を有する光選択吸収膜がえられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は被コーティング基材が熱に耐えられないばあいまたは
熱容量が大きく昇温に時間がかかるばあいには、高温に
よる短時間硬化が不可能か困難であり、また破損するこ
とも多い。このため広い焼成炉のスペースが必要とな
る。また熱硬化のため、被コーティング基材を冷却する
時間も必要となり、生産性が低いという問題がある。さ
らに、焼成炉の電気代がコスト高につながっている。
【0006】そこで、このような不具合をなくし生産性
を向上させるために、コーティング剤の硬化は短時間
で、かつ、被コーティング基材を昇温しない方法にする
必要がある。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
のものであり、帯電防止性に優れ、かつ、短時間で硬化
し、高い生産性により安価にコーティング被膜を形成で
きる導電性コーティング剤およびそれを用いてえられる
硬化被膜が形成された透光性基材を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の導電性コーティ
ング剤は、導電性フィラーの超微粉末とバインダとして
の紫外線硬化性樹脂とからなることを特徴とするもので
ある。
【0009】前記コーティング剤は、導電性フィラーの
超微粉末0.01〜75重量部と紫外線硬化性樹脂99.99〜25
重量部からなることが好ましい。
【0010】さらに、導電性フィラーの平均粒径が400n
m以下であることが、分散性を良好にする点から好まし
い。
【0011】また、前記導電性フィラーがアンチモンを
ドープした酸化チタンであることが、分散性、低ヘイズ
の面からとくに好ましい。
【0012】また、前記紫外線硬化性樹脂としてアクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂もしくはシリコーン樹脂またはそ
れらを含む樹脂が用いられることが低ヘイズ、密着性の
面からとくに好ましい。
【0013】また、前記コーティング剤は、シリコーン
系のレベリング剤、ノニオン型界面活性剤、炭化水素系
の分散剤、カルボン酸系特殊界面活性剤、フッ素系高分
子化合物、シラン系の密着性向上剤、高分子系の塗膜欠
陥防止剤、または高分子エーテル系の色別れ防止剤の少
なくとも一種が配合されていることが、帯電防止機能を
有すると共に、密着性や低ヘイズなどの性能を向上させ
るのに好ましい。
【0014】さらに、前記コーティング剤は580nmおよ
び480nm付近に吸収中心波長を有する着色材が含まれて
いることが、人間の視感度が最も高い波長(580nm)の
光を抑制すると共に580nmの波長の光の抑制により顕著
になる紫色を消色することができてコントランストが大
幅に向上する点から好ましい。
【0015】前記着色材はコーティング材100重量部に
対し0.5〜80重量部含まれていることが光の透過率を確
保すると共に波長選択が出てコントラストが向上する点
から好ましい。
【0016】本発明の導電性コーティング剤の製法は、
導電性フィラーの超微粉末と紫外線硬化性樹脂とを混合
し、粒径が3mm以下のメディアによるボールミルで撹拌
することを特徴とするものである。
【0017】また、本発明の導電性コーティング硬化被
膜が形成された透光性基材は透明基材の表面上に、導電
性フィラーと紫外線硬化性樹脂とが混合されたコーティ
ング剤からなる硬化被膜が形成されたものである。
【0018】前記硬化被膜となるコーティング剤に580n
mおよび480nm付近に吸収中心波長を有する着色剤が配合
されることにより、光選択吸収膜が形成され、波長選択
性が出てコントラストが向上する点から好ましい。
【0019】
【作用】本発明による導電性コーティング剤は、導電性
フィラーの超微粉末と紫外線硬化性樹脂とからなってい
るため、加熱しなくても紫外線を短時間照射するだけで
硬化して導電性の硬化被膜が形成される。そのため、熱
に弱い被コーティング基材にも、低ヘイズで高い帯電防
止機能を有し、さらに被コーティング基材への密着性の
優れた導電性コーティング硬化被膜がえられる。
【0020】さらに、短時間で硬化するため、生産性が
よいことはもとより、コーティング剤を硬化させるスペ
ースが少なくてすむため、製造ラインの省スペース化が
図れる。
【0021】また、前記コーティング剤にレベリング剤
や分散剤などを配合させることにより分散性、密着性、
ヘイズ特性などをさらに向上させることができる。
【0022】
【実施例】本発明の導電性コーティング剤の基本構成
は、導電性フィラーの超微粉末とバインダとして紫外線
硬化性樹脂とからなるものであることに特徴がある。紫
外線硬化性樹脂を使用しているため、昇温しないでコー
ティング硬化被膜を形成することができ、耐熱性がない
透明基材にも容易に導電性のコーティング硬化被膜を形
成できると共に、短時間で簡単に形成でき、生産性を向
上させることができる。
【0023】導電性フィラーの超微粉末としては、アン
チモンドープ酸化チタン微粉末、酸化インジウム微粉
末、酸化スズ微粉末などがとくに紫外線硬化性樹脂への
分散性に優れるため、好ましく用いられる。とくにアン
チモンドープ酸化チタン微粉末は分散性に優れ、導電性
は他の2種よりもやや低下するが、低ヘイズで被膜表面
の平坦性も優れ、最も好ましい。
【0024】ここに超微粉末とは、平均粒径が400nmφ
以下の微粒子を意味する。平均粒径が400nmφより大き
くなると光透過性が低下して好ましくなく、とくに平均
粒径が5〜200nmφ程度のものがさらに好ましい。
【0025】紫外線硬化性樹脂としては、アクリル酸エ
ステルとメタクリル酸との共重合体、グリシジルメタク
リレートとアクリル酸エステルの共重合体などのアクリ
ル樹脂、ウレタンを主体としたポリウレタンアクリレー
ト、ポリエステルポリオールとメチレンジイソシアネー
ト(MDI)系イソシアネートの組合せ、アクリルポリ
オールとMDI、ポリエステルポリオールとトリレンジ
イソシアネート(TDI)、ポリエステルポリオールと
ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、アクリ
ルポリオールとHMDIなどのウレタン樹脂、シリコー
ンを主体としたシリコーンアクリレート、メチルフェニ
ルシリコーンとシリコーンアクリレートの共重合体、メ
チルエチルシリコーンとアクリル酸エステルとの共重合
体などのシリコーン樹脂などを使用することができる
が、この中でもとくにアクリル酸とメタクリル酸との共
重合体が、低ヘイズで密着性がよく、しかも大きな膜硬
度がえられるため、最も好ましい。
【0026】導電性フィラーの超微粉末と紫外線硬化性
樹脂との混合の割合としてはコーティング硬化被膜の必
要とされる導電度に応じて適宜変えられるが、導電性フ
ィラーが0.01〜75重量部の範囲に対して紫外線硬化性樹
脂が99.99〜25重量部、さらに好ましくは導電性フィラ
ーが4〜30重量部の範囲に対して96〜70重量部の範囲で
混合されることが好ましい。導電性フィラーの量が多く
なると膜強度が低下し、実用上不可能であり、導電性フ
ィラーの量が少なすぎると導電性がえられないからであ
る。
【0027】また、前述の導電性フィラーと紫外線硬化
性樹脂にレベリング剤、分散剤、密着性向上剤、塗膜欠
陥防止剤、着色剤、色別れ防止剤などを添加することが
できる。レベリング剤や分散剤などをくわえることによ
り低ヘイズで高い帯電防止機能を有し、密着性向上剤を
添加することにより被コーティング基材への密着性の優
れた導電性コーティング剤がえられ、また塗膜欠陥防止
剤を添加することによりハジキ、凹み、泡、シワなどの
塗膜欠陥に対し強靭なコーティング硬化被膜がえらえ
る。また着色剤が配合されることにより光選択吸収膜が
形成され、ある波長の光を選択透過する。とくに580nm
および480nm付近に吸収中心波長を有する着色剤が配合
されることにより人間の視感度が最も高い波長の光を抑
制すると共に、580nmの波長の光を抑制することにより
顕著になる紫色をも消色し、コントランストを向上さ
せ、高性能の光選択吸収膜の作用を有する。
【0028】レベリング剤としては、平均分子量400程
度のメチルシリコーン系油、平均分子量1300程度のエチ
ルシリコーン油、平均分子量1800程度のフェニルシリコ
ーン油などのシリコーン系レベリング剤やハロゲンやフ
ッ素化合物などを含有するノニオン型界面活性剤などを
使用することができるが、とくに平均分子量が400〜130
0程度のシリコーン系レベリング剤が均一分散性の点か
ら好ましい。レベリング剤の混合割合としては0.01〜15
重量部混入されればレベリング性が確保でき、平滑な塗
膜表面となるが、とくに0.3〜1重量部であることが好
ましい。あまり多くなると塗膜強度や基材との密着性が
低下し、少なすぎると平滑面がえられなくなるからであ
る。
【0029】分散剤としては、芳香族系、パラフィン
系、オレフィン系、ナフテン系などの炭化水素系分散
剤、長鎖カルボン酸アミン塩(非シリコーン系)高沸点
エーテルを含むカルボン酸などのカルボン酸系特殊界面
活性剤、炭化フッ素、非極性ポリメチレンなどのフッ素
系高分子化合物などを使用することができるが、その中
でもとくに平均分子量が180〜350程度の炭化水素系分散
剤が好ましい。また分散剤の混合割合としては、0.01〜
75重量部、とくに4〜30重量部であることが好ましい。
あまり多くなると導電性の低下をまねき、少なすぎると
2次凝集性が高まり貯蔵安定性上問題が起きるからであ
る。
【0030】密着性向上剤としては、メチルシラン系、
エチルシラン系、ブチルシラン系、有機官能性シランエ
ステルなどのシラン系カップリング剤、タンニン化合物
などを使用することができる。混合割合としては0.01〜
10重量部程度が好ましく、さらに好ましくは0.3〜1重
量部である。あまり多くなると造膜性が低下し、膜強度
が弱くなりであり、少なすぎると効果がえられないから
である。
【0031】塗膜欠陥防止剤としては、炭化フッ素系、
非シリコーン系非ケン化物などの高分子系塗膜欠陥防止
剤やハロゲンやフッ素化合物などを含有するノニオン型
界面活性剤などを使用することができる。混合割合とし
ては0.01〜5重量部程度が好ましく、さらに好ましくは
0.3〜0.5重量部である。あまり多すぎると膜強度が低下
し、少なすぎると効果がなくなるからである。
【0032】着色剤としては、アゾ系、フタロシアニン
系、アントラキノン系などの油溶性染料やアントラキノ
ン系、キノフタロン系、ペリノン系、アゾ系などの分散
染料を使用することができる。混割合としてはコーティ
ング剤固形分重量に対し、0.5〜80%混入することがで
きるが、とくに3〜40%であることが好ましい。あまり
多すぎると光の透過率が確保できなくなり、実用的でな
くなり、少なすぎると波長の選択性がえられないからで
ある。着色剤としてとくに580nmおよび480nm付近に吸収
中心波長を有する着色剤が好ましい。580nmの波長の光
は人間の視覚感度が最も高いため抑制することがコント
ラスト向上の点から好ましく、580nmの波長の光を抑制
することにより顕著となる紫色も抑制することがコント
ラスト向上の点から好ましいためである。
【0033】また、非シリコーン系長鎖カルボン酸アミ
ン塩、フッ素系化合物を含有するノニオン型界面活性
剤、オルガノシロキサン化合物などからなる色分れ防止
剤を混入することにより、染料の分散が均一となり、と
くに好ましい。
【0034】膜硬度を向上させるために、ベース樹脂と
なる紫外線硬化性樹脂の分子構造上分岐を多くすると共
に、官能基量を調整することにより、高分子網状化を高
めることができる。官能基量を調整するには側鎖の量、
官能基位置を決めることにより行える。さらに、硬化
剤、光重合開始剤は、性質の異なる2〜3種類を併用す
ることによって硬化反応を促進させると共に、完全に反
応させることができる。
【0035】また、導電性フィラーを紫外線硬化性樹脂
に充分分散させるには、導電性フィラーと紫外線硬化性
樹脂とを混合して粒径が3mmφ以下、さらに好ましくは
0.25〜0.5mmφのメディアによるボールミルで撹拌する
ことによりえられる。メディアの粒径があまり大きすぎ
ると充分な粉砕が不可能であり、小さすぎると衝撃力が
小さく分散できないからである。ボールミルの回転数は
1200〜2200rpmで10〜25分を1〜3回繰り返すことが好
ましい。またメディアとしてはコンタミの発生量を軽減
するため、ジルコニアメディアを使用することがとくに
好ましい。
【0036】前述の導電性フィラーと紫外線硬化性樹脂
とが混合された導電性コーティング剤を、ガラスやプラ
スチックスなどの透明基材の表面にスピンコートなどに
より塗布し、高圧水銀ランプなどの紫外線ランプにより
紫外線を照射することにより、数十秒程度で0.5〜5μ
m程度の硬化被膜が形成される。その結果、表面に導電
性被膜が形成された透光性基材がえられ、TVブラウン
管などのディスプレイ装置の表示面、ショーウィンドー
用窓ガラス、プラスチック成形品などの静電気帯電防止
および映り込み防止などに用いられる。
【0037】このばあい、前述のように導電性コーティ
ング剤に種々の添加剤を混入することにより、導電性被
膜の性能を向上させることができ、580nmおよび480nm付
近に吸収中心波長を有する着色剤が混入されることによ
り、帯電防止のみならず波長選択性を有し、コントラス
トが向上し、高性能な光選択吸収膜がえられるという効
果を奏する。
【0038】つぎに、導電性フィラー、分散剤などに種
々の材料を使用したばあいの分散性、導電性、ヘイズ、
密着性、膜硬度、平坦性、波長選択性などについて調べ
た具体的な実施例により、さらに詳細に説明する。
【0039】[実施例1]導電性フィラーとして(1)
アンチモンをドープした酸化チタン(たとえば平均粒径
0.02μmφ)、(2)酸化インジウム(たとえば平均粒
径0.05μmφ)、(3)カーボンブラック(たとえば平
均粒径0.015〜0.025μmφ)、(4)微粉末Ni粉(た
とえば平均粒径0.05μmφ)、(5)酸化スズ(たとえ
ば平均粒径0.2μmφ)を用い、各々100重量部と炭化水
素系の分散剤(たとえば平均分子量240程度)12重量部
とを不揮発成分が40重量%になるようにトルエンで調整
し、この混合物を粒径が約0.3mmのジルコニアメディア
によるボールミル(たとえばアイメックス社製ウルトラ
ビスコミル)で1600rpm、15分×2回の撹拌を行い均一
なミルベースを作製した。
【0040】さらにこの分散液にアクリル系紫外線硬化
性樹脂(たとえば大日本インキ化学工業(株)製C1−
860)56重量部、フェノン系光重合開始剤の2種類(た
とえばチバガイギー社製のイルガキュアAおよびB)を
それぞれ0.3重量部、シリコーン系レベリング剤(たと
えば平均分子量700程度)0.2重量部、密着性を向上させ
るためにシラン系カップリング剤(たとえば信越化学工
業(株)製のKBM−603)0.1重量部、高分子系の塗膜
欠陥防止剤(たとえば平均分子量360程度)0.05重量部
と不揮発分が13重量%となるようにトルエンを加えコー
ティング剤とした。
【0041】前記のようにして作製したコーティング剤
をガラス基板の上に、約1μmの膜厚になるようにスピ
ンコート法により塗布し、80W/cmの出力をもつ高圧水銀
ランプで約10cmの距離から約20秒照射し、導電性コーテ
ィング硬化被膜を形成した。
【0042】前記のようにしてえられた導電性コーティ
ング硬化被膜の分散性、導電性、ヘイズ、平坦性をつぎ
の方法で測定し、評価した。
【0043】分散性は5μmのポア径を有するフィルタ
ーでろ過し、残分の量により5段階に分け、残分なしの
状態を5として良好、かすかに残分ありの状態を4とし
てやや良好、わずかに残分ありの状態を3として普通、
多量の残分ありの状態を2としてやや不良、多量の残分
ありの状態を1として不良とした。分散性が4以上のも
のは本発明のコーティング剤として好ましく用いること
ができる。
【0044】導電性は硬化被膜の表面抵抗を加電圧の下
で測定することにより、設定値以上の値がえられれば導
電性は良好で好ましく用いられる。
【0045】また、ヘイズはヘイズメータを駆使するこ
とによりヘイズを測定することにより評価した。2以下
であればヘイズ特性は良好で、コーティング剤としては
好ましく用いることができる。
【0046】また、平坦性については触針式などの表面
粗さ計により表面粗さを測定し、表面粗さが0.5μmよ
り小さいものを良として○、表面粗さが0.5〜1.0μmの
ものは普通として△、表面粗さが1.0μmより大きいも
のは不良として×印で示した。
【0047】波長選択性は分光光度計により透過率を測
定することにより評価した。500nmとの吸光度比が580nm
のばあいは、1.47以上、また480nmのばあいには1.22以
上であるものは波長選択性があり、それより小さいのも
のは波長選択性がないとした。
【0048】評価結果を表1に示す。表1より、導電性
フィラーとしてアンチモンをドープした酸化チタン、酸
化インジウム、酸化スズは、本発明の導電性コーティン
グ材に必要な性能を確保しているため、使用可能であ
り、その中でも、アンチモンをドープした酸化チタンが
最も良好であった。
【0049】[実施例2]実施例1において、分散剤を
(1)炭化水素系分散剤(たとえば平均分子量240程
度)、(2)カルボン酸系特殊界面活性剤(たとえばシ
ュベーグマン(SCHWEGMANN)社製のアンチゲ
ル)、(3)非極性ポリメチレン系分散剤(たとえばウ
ルリヒ(W´ULRICHKG)社製のコントラゾ
ル)、(4)改質レシチン系分散剤(たとえばシュベー
グマン(SCHWEGMANN)社製のウエットエージ
ェント)、(5)フッ素系高分子化合物分散剤(たとえ
ばシュベーグマン(SCHWEGMANN)社製のシュ
ベゴフルアー8035)、(6)シランエステル分散剤(た
とえばビーエムケミイ(BM−CHEMIE社製のBM
−S−40)とした。ただしこのとき、導電性フィラーと
しては、アンチモンをドープした酸化チタン(たとえば
平均粒径0.02μmφ)を用いた。
【0050】そのほかは実施例1と同様に行った。えら
れた導電性コーティング硬化被膜の評価は、実施例1と
同様に分散性(5μmのポア径をもつフィルターでの残
分により評価)、導電性(表面抵抗計による)、ヘイズ
(ヘイズメータによる)、密着性(粘着テープ剥離テス
ト)、膜硬度(鉛筆引っかきテストJIS K5400によ
る)について行った。
【0051】なお、密着性は粘着テープによる剥離テス
トにより、剥離度合の状態で5段階に分け評価した。剥
離なしの状態が5で良好、かすかに剥離ありの状態を4
としてやや良好、わずかに剥離ありの状態を3として普
通、かなり剥離ありの状態を2としてやや不良、全面剥
離の状態を1として不良とした。密着性が4以上のもの
は本発明のコーティング剤として好ましく用いることが
できる。
【0052】また、膜硬度はJIS K5400による鉛筆
引っかきテストにより表面傷つきの状態で評価した。膜
硬度として5H以上であれば充分強固な硬化被膜と判断
し、本発明のコーティング剤として使用することができ
る。
【0053】評価結果を表1に示す。表1より、平均分
子量240程度の炭化水素系分散剤、カルボン酸系特殊界
面活性剤、炭化フッ素系高分子化合物は分散剤として使
用可能であるが、その中でも炭化水素系分散剤が最も良
好であった。
【0054】[実施例3]実施例1においてバインダと
しての紫外線硬化性樹脂を(1)アクリル酸メタクリル
酸との共重合体(たとえば大日本インキ化学工業(株)
製のC1−860)、(2)シリコーンを主体としたシリ
コーンアクリレート重合体(たとえば信越化学工業
(株)製のX−62−7509)、(3)ウレタンを主体とし
たウレタンアクリレート重合体(たとえば大日本インキ
化学工業(株)製のGRANDIC・FC−0612)、
(4)ビスフェノール型のエポキシ樹脂(たとえば平均
分子量1800程度)、(5)シリコーン樹脂の単体(たと
えば平均分子量2200程度)とした。ただしこのとき、導
電性フィラーとしては、アンチモンをドープした酸化チ
タン(たとえば平均粒径0.02μmφ)を用いた。
【0055】そのほかは実施例1と同様の操作を行っ
た。えられた導電性コーティング硬化被膜の評価は、実
施例1、2と同様に導電性(表面抵抗計による)、ヘイ
ズ(ヘイズメータによる)、密着性(粘着テープ剥離テ
スト)、膜硬度(鉛筆引っかきテスト JIS K5400
による)、平坦性(表面粗さ計による)を行った。
【0056】評価結果を表1に示す。表1より、アクリ
ル酸とメタクリル酸との共重合体、シリコーンを主体と
したシリコーンアクリレート、ウレタンを主体としたウ
レタンアクリレートが紫外線により硬化する樹脂として
使用可能であるが、その中でアクリル酸とメタクリル酸
との共重合体が最も良好であった。
【0057】[実施例4]実施例1において、レベリン
グ剤を(1)、(2)シリコーン系レベリング剤(たと
えば平均分子量700程度であるダウコーニング社製、楠
本化成製のディスパロン)、(3)非シリコーン系レベ
リング剤(たとえばシュベーグマン(SCHWEGMA
NN)社製のブリスターフリー(Blister Fr
ee)84)、(4)ノニオン型界面活性剤(たとえばビ
ーエム ケミイ(BM−CHEMIE)社製のBM−10
00)、(5)有機官能性シリコーン系レベリング剤(た
とえばビーエム ケミイ(BM−CHEMIE)社製の
BM−S−22)とした。
【0058】このとき、導電性フィラーとしては、アン
チモンをドープした酸化チタン(石原産業(株)製)を
用いた。そのほか実施例1と同様の操作を行った。
【0059】えられた導電性コーティング硬化被膜の評
価は、実施例1、2と同様に導電性(表面抵抗計によ
る)、ヘイズ(ヘイズメータによる)、密着性(粘着テ
ープ剥離テスト)、膜硬度(鉛筆引っかきテスト JI
S K5400による)、平坦性(表面粗さ計による)を行
った。さらに表面の波打ちを目視により観察した。
【0060】評価結果を表1に示す。表1よりシリコー
ン系レベリング剤、ノニオン型界面活性剤がレベリング
剤として使用可能であるが、その中でシリコーン系レベ
リング剤が良好であり、とくに平均分子量が500〜1000
程度のものが最も良好であった。
【0061】[実施例5]実施例1において、導電性フ
ィラーをアンチモンをドープした酸化チタン(石原産業
社製)を用い、そのほかは実施例1と同様の操作を行っ
た。ただし、作製したコーティング剤に着色剤(オリエ
ント化学社製Valifast系、三菱化成(株)製D
iaresin系、中央合成化学社製Oil系、住友化
学工業(株)製Sumiplast系)イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、ブルー(B)、バイオレット
(V)の1社あるいは数社の製品を混合したものをYは
8.3重量部、Mは11.4重量部、Bは12.6重量部、67.7重
量部をコーティング剤の0.3〜1.0重量部になるように添
加し、さらに高分子エーテル系の色別れ防止剤を0.05重
量部に加え撹拌して均一な溶液とした。
【0062】えられた波長選択性を有した導電性コーテ
ィング硬化被膜の評価は、実施例1、2と同様に密着性
(粘着テープ剥離テスト)、膜硬度(鉛筆引っかきテス
トJIS K5400による)、透過率(分光光度計によ
る)測定を行った。評価結果を表1に示す。表1より着
色剤を添加しても密着性や膜硬度に影響はなく、500nm
の波長に対して580nmおよび480nmの波長はそれぞれ1.47
倍、1.22倍で、波長選択性があった。
【0063】
【表1】
【0064】以上のように、前述の各実施例の構成材料
を最適に混合することによって、従来にない良好な導電
性コーティング剤がえられる。
【0065】本発明の導電性コーティング剤において、
密着向上剤および塗膜欠陥改善剤は、基材の種類によっ
ては使用しなくてよい。たとえば、非鉄金属やガラスな
どの表面が比較的不活性な基材には用いた方がよく、冷
間圧延鋼板やABSなどの表面が活性なばあいは、用い
なくてもよい。また、波長選択性をもたせる際には、数
種類の着色材とバインダーの相溶性を高め、着色材の二
次凝集防止と貯蔵安定性を確保するため高分子エーテル
系色別れ剤を添加した方がよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば硬化
時間が短く、高い生産性がえられ、安価に導電性コーテ
ィング硬化被膜を形成できる。またえられた膜は低ヘイ
ズで高い帯電防止機能を有し、さらに被コーティング基
材への密着性の優れた導電性コーティング硬化被膜がえ
られる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】紫外線硬化性樹脂としては、アクリル酸エ
ステルとメタクリル酸との共重合体、グリシジルメタク
リレートとアクリル酸エステルの共重合体などのアクリ
ル樹脂、ウレタンを主体としたポリウレタンアクリレー
ト、ポリエステルポリオールと4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)系イソシアネートの組
合せ、アクリルポリオールとMDI、ポリエステルポリ
オールとトリレンジイソシアネート(TDI)、ポリエ
ステルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネート
(HMDI)、アクリルポリオールとHMDIなどのウ
レタン樹脂、シリコーンを主体としたシリコーンアクリ
レート、メチルフェニルシリコーンとシリコーンアクリ
レートの共重合体、メチルエチルシリコーンとアクリル
酸エステルとの共重合体などのシリコーン樹脂などを使
用することができるが、この中でもとくにアクリル酸と
メタクリル酸との共重合体が、低ヘイズで密着性がよ
く、しかも大きな膜硬度がえられるため、最も好まし
い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、前述の導電性フィラーと紫外線硬化
性樹脂にレベリング剤、分散剤、密着性向上剤、塗膜欠
陥防止剤、着色剤、色別れ防止剤などを添加することが
できる。レベリング剤や分散剤などをくわえることによ
り低ヘイズで高い帯電防止機能を有し、密着性向上剤を
添加することにより被コーティング基材への密着性の優
れた導電性コーティング剤がえられ、また塗膜欠陥防止
剤を添加することによりハジキ、凹み、泡、シワなどの
塗膜欠陥に対し強靭なコーティング硬化被膜がえら
る。また着色剤が配合されることにより光選択吸収膜が
形成され、ある波長の光を選択透過する。とくに580nm
および480nm付近に吸収中心波長を有する着色剤が配合
されることにより人間の視感度が最も高い波長の光を抑
制すると共に、580nmの波長の光を抑制することにより
顕著になる紫色をも消色し、コントランストを向上さ
せ、高性能の光選択吸収膜の作用を有する。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性フィラーの超微粉末とバインダと
    しての紫外線硬化性樹脂とからなる導電性コーティング
    剤。
  2. 【請求項2】 導電性フィラーの超微粉末0.01〜75重量
    部と紫外線硬化性樹脂99.99〜25重量部とからなる請求
    項1記載のコーティング剤。
  3. 【請求項3】 前記導電性フィラーの平均粒径が400nm
    以下である請求項1または2記載のコーティング剤。
  4. 【請求項4】 前記導電性フィラーがアンチモンをドー
    プした酸化チタンである請求項1、2または3記載のコ
    ーティング剤。
  5. 【請求項5】 前記紫外線硬化性樹脂としてアクリル樹
    脂、ウレタン樹脂もしくはシリコーン樹脂またはそれら
    を含む樹脂が用いられてなる請求項1、2、3または4
    記載のコーティング剤。
  6. 【請求項6】 シリコーン系のレベリング剤、ノニオン
    型界面活性剤、炭化水素系の分散剤、カルボン酸系特殊
    界面活性剤、フッ素系高分子化合物、シラン系の密着性
    向上剤、高分子系の塗膜欠陥防止剤、または高分子エー
    テル系の色別れ防止剤の少なくとも一種が配合されてな
    る請求項1、2、3または4記載のコーティング剤。
  7. 【請求項7】 580nmおよび480nm付近に吸収中心波長を
    有する着色材が含まれてなる請求項1、2、3、4、5
    または6記載のコーティング剤。
  8. 【請求項8】 前記着色材がコーティング剤100重量部
    に対し0.5〜80重量部含まれてなる請求項7記載のコー
    ティング剤。
  9. 【請求項9】 導電性フィラーの超微粉末と紫外線硬化
    性樹脂とを混合し、粒径が3mm以下のメディアによるボ
    ールミルで撹拌することを特徴とする導電性コーティン
    グ剤の製法。
  10. 【請求項10】 透明基材の表面上に、導電性フィラー
    と紫外線硬化性樹脂とが混合されたコーティング剤から
    なる硬化被膜が形成された透光性基材。
  11. 【請求項11】 前記コーティング剤に580nmおよび480
    nm付近に吸収中心波長を有する着色剤が配合されてなる
    請求項10記載の透光性基材。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100530516B1 (ko) * 1998-01-23 2006-02-02 주식회사 새 한 난반사 시트의 제조방법
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