JPH07196699A - 抗ヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質抗体とこの抗体を産生するハイブリドーマ、並びにこの抗体を用いたヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質の測定用試薬及び測定方法 - Google Patents

抗ヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質抗体とこの抗体を産生するハイブリドーマ、並びにこの抗体を用いたヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質の測定用試薬及び測定方法

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JPH07196699A
JPH07196699A JP5353156A JP35315693A JPH07196699A JP H07196699 A JPH07196699 A JP H07196699A JP 5353156 A JP5353156 A JP 5353156A JP 35315693 A JP35315693 A JP 35315693A JP H07196699 A JPH07196699 A JP H07196699A
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plap
antibody
antigen
activated protein
human phospholipase
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JP5353156A
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Mayumi Hirano
真弓 平野
Mitsuo Watanabe
光雄 渡辺
Hiromasa Shirai
宏政 白井
Tadao Suzuki
直生 鈴木
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便、短時間かつ正確にヒトホスホリパーゼ
エイツー活性化蛋白質を定量するための抗ヒトホスホリ
パーゼエイツー活性化酵素蛋白質抗体、抗ヒトホスホリ
パーゼエイツー活性化蛋白質抗体を産生するハイブリド
ーマ、ヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質の測定
用試薬及びこれを用いた測定方法を提供する。 【構成】 抗原がヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋
白質に特異的なアミノ酸配列部位を合成したペプチド
で、そのアミノ酸配列が、配列表に示されたアミノ酸配
列であることを特徴とする抗ヒトホスホリパーゼエイツ
ー活性化蛋白質抗体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒトホスホリパーゼエ
イツー活性化蛋白質(以下、PLAPと略す。)の免疫
学的測定に有用な抗PLAP抗体とこの抗体を産生する
ハイブリドーマ、並びにこの抗体を用いた免疫学的測定
試薬及び測定方法に関するものであり、さらに詳しく
は、慢性関節リウマチ(以下、RAと略す。)の診断及
び治療に有用なPLAPの抗体とこの抗体を特異的に産
生するハイブリドーマ、並びにこの抗体を用いた測定用
試薬及び測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、RAの診断は、アメリカリウマチ
協会の診断基準に基づき、リウマチ因子の検査が広く行
われている。しかし、リウマチ因子は、リウマチ患者血
漿中に100%認められるものではなく、陽性率は70
〜80%程度である。また、肝疾患患者、癌患者、伝染
病、他の炎症関節症などのリウマチ以外の患者血漿中に
おいても高率に認められ、例えば肝硬変患者では、50
%以上、癌患者は、30%近くの陽性率が認められる。
また、健常者にも認められ、その陽性率は数%である
が、高齢者では、さらに陽性率が高くなる〔「臨床検査
ガイド」(臨時増刊号)、第604〜606頁、198
7年(分光堂)参照。〕。さらに、リウマチ因子の増減
は、リウマチ症状の悪化や軽減とあまり対応しない。こ
のように、リウマチ因子は、リウマチの診断や治療効果
を検査するためには、感度が良くないうえに特異的でな
いため、より感度が高く特異的なリウマチの検査方法が
嘱望されている。
【0003】一方、RA患者の滑液中で最近発見された
PLAPは、RA患者の滑液中に見られるPLAPの上
昇レベルと疾患の相関関係は81%以上であり、さら
に、PLAPの量はリウマチの症状と対応している。ま
た、肝疾患、癌、伝染病、他の炎症関節症などのリウマ
チ以外の疾患によってPLAPの量が変化するというこ
とはない。したがって、PLAPに特異的な抗体を作製
し、この抗PLAP抗体を用いた診断薬によって、臨床
検査としてPLAPの検出を行うことは、リウマチの診
断の有力な手段となりうる〔ジャーナル オブ ラボラ
トリー クリニカル メヂスン(Journal of Laborator
y Clinical Medicine )、116 、814 (1990。)参
照〕。これまで、抗PLAP抗体は、精製PLAP、あ
るいはβ−ガラクトシダーゼ−PLAP融合蛋白である
組換えPLAP〔プロシーヂング オブ ナショナルア
カデミー サイエンス(proceeding of national acade
my science)、88、5418(1991)参照。〕又はその断片
を抗原として作製されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PLAPは、
存在量が微量であるため、抗PLAP抗体の作製に必要
な量の抗原(PLAP)を精製することは困難であっ
た。また、β−ガラクトシダーゼ−PLAP融合蛋白で
ある組換えPLAPには、ヒトホスホリパーゼエイツー
活性能がないため、抗組換えPLAP抗体が、正確にP
LAPを認識しているかという疑問が残されていた。
【0005】本発明は、抗原としてPLAPを大量に精
製することを必要とせず、かつ、PLAPに対して特異
的に結合する抗PLAP抗体とこの抗体を産生するハイ
ブリドーマ、並びにこの抗体を用いたPLAPの測定用
試薬及び測定方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために鋭意研究の結果、抗原として配
列表に示されたアミノ酸配列を有する合成ペプチドを利
用すると、抗原としてのPLAPを精製する必要がな
く、さらに得られた抗体はPLAPに対して特異的に結
合するということを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0007】すなわち、第一の発明は、抗原がPLAP
に特異的なアミノ酸配列部位を合成したペプチドで、そ
のアミノ酸配列が、配列表に示されたアミノ酸配列であ
ることを特徴とする抗PLAP抗体を要旨とするもので
ある。また、第二の発明は、抗体がモノクローナル抗体
である上記の抗PLAP抗体を要旨とするものである。
さらに、第三の発明は上記の抗体を産生するハイブリド
ーマを要旨とするものである。次に、第四の発明は、上
記の抗体を含有することを特徴とするPLAPの測定用
試薬を要旨とするものである。また、第五の発明は、上
記測定用試薬を使用することを特徴とするPLAPの測
定方法を要旨とするものである。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
抗原として用いられる合成ペプチドは、配列表に示され
たアミノ酸配列を含んでいることが必要である。この配
列はPLAPに特異的なホスホリパーゼを活性化するハ
チ毒メリチンと相同性が高いため、PLAPの活性中心
と考えられる。このような合成ペプチドは、自動ペプチ
ド合成装置を用いて合成すればよい。
【0009】本発明の抗体は、ポリクローナル、モノク
ローナルに関係なく使用できるが、望ましくはモノクロ
ーナル抗体が用いられる。また、IgG,IgM等のク
ラスの抗体でも用いることができるが、望ましくはIg
Gが用いられる。本発明の抗体の反応特異性を以下に示
す。 (1)抗原抗体反応により、PLAPと結合する。 (2)抗体の分子量など、理化学的性質は一般に知られ
ている性質〔例えば医科免疫学(医学書院)参照。〕と
同様である。すなわち、IgGの分子量は約130,0
00〜210,000で、至適pHは6〜9、安定pH
範囲は3〜11、作用適温の範囲は0〜40℃である。
【0010】このような性質のポリクローナル抗体を得
るには、例えば以下の方法で行えばよい。まず、抗原と
なる合成ペプチドのC末端にシステイン残基を付加し、
さらにカブトガニヘモシアニン(以下、KLHと略
す。)等のキャリア蛋白質をカルボジイミド法などで結
合したもの(以下、PLAP−キャリアと略す。)、又
は抗原となる合成ペプチドの多抗原性ペプチド(以下、
PLAP−MAPと略す。)を抗原としてウサギ、ヒツ
ジ、ヤギ、マウス、ラット、ウマ等の哺乳動物に免疫す
る。一般に、多抗原性ペプチドには、キャリアー蛋白質
と結合させる必要がなく、高い抗原性を有し、未変性な
元の蛋白質と反応する抗体を産生させることが多いとい
う利点がある〔ジャーナル エクスプレス オブ メヂ
スン(Journal Express of Medicine )、166 、1591
(1987)参照。〕。このとき、フロイントの完全アジュ
バント(以下、FCAと略す。)等の免疫増強剤を用い
ると効果的である。
【0011】抗原の使用量、投与部位、アジュバントの
使用等の免疫の方法は従来の抗血清を得る方法に準ずれ
ばよい。例えば、マウスを用いる場合、マウス1匹あた
り1回につき0.001 〜10mg、好ましくは0.01〜1mg のP
LAP−キャリア又はPLAP−MAPを、初回は、ア
ジュバント(例えば、フロイントの完全アジュバント)
とよく混合して、皮下、腹腔内等に投与する。さらに、
2週間以上経過後、PLAP−キャリア又はPLAP−
MAPのみを静脈内、皮下、腹腔内等に投与して、十分
免疫する。
【0012】最終免疫から1〜14日後、望ましくは3
〜7日後に免疫した動物から血清を採取する。この血清
を、例えば、PLAPを固定化した担体(例えば、セフ
ァロース等)を充填したカラムに吸着させ、溶出させる
ことにより、PLAPに特異的に結合する抗体を得るこ
とができる。
【0013】また、PLAPに特異的に結合するモノク
ローナル抗体は、例えば、以下の方法により得ることが
できる。まず、抗PLAP抗体を産生するハイブリドー
マを取得する。そのためには、例えば、以下の方法によ
り得ることができる。すなわち、上記方法で免疫した哺
乳動物のリンパ球と、これを融合させるミエローマを用
意する。このうち、上記リンパ球を採取するためには、
哺乳動物、好ましくはマウス又はラットに上記方法で免
疫する。免疫された動物を、好ましくは最終免疫から2
〜4日後に殺し、リンパ球を採取する。リンパ球調整に
は、脾臓、リンパ節、末梢血等が用いられる。このリン
パ球を培養液に懸濁状態にほぐしておく。
【0014】一方、ミエローマは、被免疫動物と同じ種
由来のものを使用することが好ましい。さらに、そのミ
エローマは薬剤抵抗性の変異株であることが好ましく、
未融合のミエローマがハイブリドーマ選択培地で生育し
ないものが好ましい。最も一般には8−アザグアニン抵
抗性の細胞ラインが用いられる。これは、ヒポキサンチ
ン−グアニン−ホスホリボシルトランスフェラーゼ(Hy
poxantin guanine phosphoribosyl transferase )が欠
損しており、選択培地の一種ヒポキサンチン−アミノプ
テリン−チミジン(HAT)培地に生育できない。ま
た、使用するミエローマ自身が抗体を分泌しないものが
望ましい。以上の点から、例えば、市販のマウスミエロ
ーマP3・X63・Ag8・6・5・3・(X63・6
・5・3);P3・X63・Ag8・U1(P3U
1)、ラットミエローマ210・RCY3・Ag1・2・
3等を用いるのが好ましい。このミエローマを血清、好
ましくは牛胎児血清を含有するイーグル最少培地(ME
M)やRPMI1640培地等の培地中で培養してお
く。
【0015】次に、MEM、RPMI1640等の培地
に上記で得たリンパ球及びミエローマを各々懸濁し、混
合する。このときの混合比は特に限定されるものではな
いが、好ましくはリンパ球:ミエローマが細胞数で1:
1〜20:1、さらに好ましくは5:1〜10:1の比
率で混合すればよい。混合した細胞は、融合促進剤を用
いて融合を行う。融合方法としては、例えば、イムノロ
ジカルメソッズ 第2巻 285 〔1981(アカデミックプ
レス)〕に従って行えばよい。融合促進剤としては、種
々の高分子物質やウイルス等を用いることができるが、
好ましくはポリエチエレングリコール(PEG)やセン
ダイウイルスを用いればよい。PEGとしては、平均分
子量400 〜20,000のものが使用できるが、好ましくは、
1,000 〜7,500 のものを用いればよい。その使用濃度と
しては、40〜60重量%が好ましい。
【0016】融合させた細胞は、洗浄して融合促進剤を
除去した後、5〜15容量%の血清を含むMEM又はR
PMI1640培地に懸濁し、96穴培養皿等に0.5 〜
5×106 /穴の割合で分注する。さらに、各穴に選択
培地(例えば、HAT培地)を加え、適宜選択培地を交
換すれば、10〜14日後には未融合のミエローマは死
滅し、ハイブリドーマのみが生育する。ちなみに、リン
パ球は長時間生体外(インビトロ)では生育できず、や
はり10〜14日後には死滅する。
【0017】PLAP−キャリアを抗原とした場合、P
LAP合成ペプチドに対する抗体を産生するもののほ
か、キャリア蛋白質に対する抗体を産生するものも存在
する。そこで、PLAPに対する抗体を産生するハイブ
リドーマのみを選択するには、免疫の時に用いたのとは
別のキャリア蛋白質に結合させた抗原や、PLAP−M
APを96穴のマイクロタイタープレートに固定化し、
そのプレートにハイブリドーマの培養上清を加え、常法
通り酵素免疫測定法やラジオイムノアッセイ等でPLA
Pと結合するモノクローナル抗体を産生しているハイブ
リドーマを選択すればよい。このようにして選択された
ハイブリドーマは限界希釈法等によりクローニングすれ
ばよい。
【0018】このようにして得られた抗PLAPモノク
ローナル抗体産生ハイブリドーマを「APA−21」と
命名し、通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所
に寄託の手続を行い、平成5年8月18日に受託され
た。この受託番号は、生命研条寄第4386号(FER
M BP−4386)である。
【0019】次に、抗PLAPモノクローナル抗体を得
るには、クローニングされた抗PLAPモノクローナル
抗体産生ハイブリドーマをフラスコ、ホローファイバ
ー、攪拌培養槽等を用いて培養し、その培養上清を硫安
分画や、イオン交換やプロテインAセファロース等のク
ロマトグラフィーで分離精製すればよい。
【0020】本発明のPLAP測定用試薬及び測定方法
について説明すると、まず本発明のPLAP測定用試薬
は、抗PLAP抗体、酵素、RI及び蛍光物質等を標識
した標識抗原を含有しており、この試薬を用いてPLA
Pを測定するには、例えば、抗PLAP抗体を支持体に
固相化しておき、これに酵素、RI、蛍光物質等を標識
した標識抗原、及び非標識抗原である標準又は被検体の
PLAPを加え、標識抗原と非標識抗原とを競合させる
ことによってその非標識抗原量すなわちPLAP量を定
量すればよい。次いで、数種のPLAP濃度既知の標準
抗原と競合する標識抗原に対するシグナルを各々測定し
て検量線を作成し、PLAP濃度未知の検体と競合する
標識抗原から得られるシグナルをこの検量線に当ては
め、そのPLAP濃度を定量すればよい。
【0021】標準及び標識抗原に用いられるPLAP
は、ジャーナル オブ バイオロジカル ケミストリー
(Jouranal of Biological Chemistry)、262 、4402
(1987)に記載の方法に従って、ヒトリウマチ患者の滑
液から、免疫親和性クロマトグラフィーにて精製すれば
よい。また、上記の酵素としては、HRP、ウシ小腸ア
ルカリホスファターゼ等を用いることができる。また、
RIとしては、125Iを、蛍光物質としては、フルオ
レセインイソチオシアネート、テトラメチルローダミン
イソシアネート等を用いることができる。
【0022】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 参考例1(抗原の調製) 10mgのKLH又は20mgのBSAを0.1Mのリ
ン酸ナトリウム緩衝液(pH7.0)2.5ミリリット
ルに溶解し、これに0.25ミリリットルのN,N−ジ
メチルホルムアミドにN−サクシニミジル4−(N−マ
レイミドメチル)−シクロヘキサン−1−カルボキシレ
イト2.5mgを溶解したものを添加して、30℃で3
0分間反応させ、KLH又はBSAにマレイミド基を導
入した。次いで、これらの溶液と、配列表に示されたア
ミノ酸配列のC末端にシステイン残基を付加したPLA
P合成ペプチド4mgを1mMのEDTAを含む0.1
Mのリン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)3ミリリッ
トルに混合し、4℃で反応させてPLAP−KLH又は
PLAP−BSAを作成した。合成ペプチドは、431
Aペプチドシンセサイザー(アプライドバイオシステム
ズジャパン社製)を用いて、合成した。KLH又はBS
Aに導入されたマレイミド基を測定したところ〔酵素免
疫測定法(医学書院)第90頁参照。〕、これらのマレイ
ミド基と合成ペプチドのチオール基が全て結合したと考
えられることから、KLH1分子に結合したPLAP合
成ペプチドは約20分子、またBSA1分子に結合した
PLAP合成ペプチドは約7分子と求められた。
【0023】実施例1(ポリクローナル抗体の調製) 参考例1で調整したPLAP−KLH1mgを生理食塩
水リン酸緩衝液(以下、PBSと略す。)1ミリリット
ルに溶解した後、等量のFCA(ナカライテスク社製)
と混合してエマルジョンを作製し、ウサギに皮下注射し
て免疫した。3週間後に同量のPLAP−KLHを不完
全アジュバンド〔以下、FIAと略す。(ナカライテス
ク社製)〕とエマルジョン化し、同様に追加免疫した。
さらに、3週間後PLAP−KLH単独で最終免疫を行
い、その5日後に採血して、血清49ミリリットルを分
離した。この血清から50重量%飽和硫安分画し、得ら
れた沈澱を10mMのリン酸緩衝液(pH7. 3)に透
析後、同じ緩衝液で平衡化したジエチルアミノエチル
(DEAE)セファロース(ファルマシア社製)に吸着
させ、食塩の濃度勾配により溶出し、精製した。これを
PLAP固定化セファロース(ファルマシア社製)カラ
ムに通液した。通過した成分を限外濾過で濃縮してウサ
ギ抗PLAP抗体を15mg得た。
【0024】実施例2(モノクローナル抗体の調製) 参考例1で調整したPLAP−KLH1mgを1ミリリ
ットルのPBSに溶解した後、等量のFCA(ナカライ
テスク社製)と混合してエマルジョンを作製し、これを
一回の注射において100μgの蛋白量となるようにマ
ウス(BALB/c,日本クレア社製)2匹に腹腔内投
与により免疫した。3週間後に同量のPLAP−KLH
をFIA(ナカライテスク社製)とエマルジョン化し、
同様に追加免疫した。さらに3週間後、PLAP−KL
Hで最終免疫を行った。その3日後に脾臓を摘出し、そ
の細胞をRPMI1640培地(ギブコ社製)に懸濁し
てあらかじめ培養しておいたミエローマP3・U1(4
×107 )と混合し、これを50重量%ポリエチレング
リコール(PEG)4000(シグマ社製)を用いて融
合した。融合後、HAT選択培地で2週間培養し、生育
しているハイブリドーマを選択し、選択したハイブリド
ーマの培養上清を参考例1で得られたPLAP−BSA
結合物を吸着させた96穴マイクロタイタープレートに
加え、洗浄後パーオキシダーゼ標識ヤギマウスIgG抗
体を加えた。これを数時間放置した後、洗浄し、基質溶
液を添加して対照のものより発色している上清のハイブ
リドーマをスクリーニングした。これらの高いシグナル
を示した上清について、同様にPLAP固定化プレート
を作成し、同様の操作により吸光度を測定したところ、
やはり対照のものより高く発色していた。これらのハイ
ブリドーマを選択し、限界希釈法にてクローニングし
た。
【0025】このようにして得られたハイブリドーマの
うちの1株を「APA−21」と命名し、通商産業省工
業技術院生命工学工業技術研究所に寄託した〔生命研条
寄第4386号(FERM BP−4386)〕。
【0026】上記で得られたハイブリドーマの細胞数6
×108 をギット培地(和光純薬工業社製)600ミリ
リットルに植え込み、5容量%の炭酸ガス存在下37℃
で4日間培養した。培養後、遠心分離により細胞を除
き、得られた培養上清を水酸化ナトリウム溶液でpHを
9.0に調整した後、プロテインAセファロースカラム
に通液した。このカラムを、トリス塩酸緩衝液(pH
8.6)で洗浄した後、グリシン塩酸緩衝液(pH2.
3)で溶出した抗体画分を集めてPBSに透析し、1.
1mgの抗PLAPモノクローナル抗体を得た。
【0027】上記で得られた抗PLAPモノクローナル
抗体のPLAPに対する特異性をビアコア(BIACO
RE)バイオセンサー(ファルマシア社製)を用いて測
定した〔蛋白質 核酸 酵素 37、2977(199
2)参照。〕。すなわち、上記で得られた抗PLAPモ
ノクローナル抗体を50μg/ミリリットルとなるよう
に10mMの酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.0)に溶
解し、これをセンサーチップ(ファルマシア社製)に固
定化した。固定化後、0.05重量%のトウイーン2
0、0.15Mの塩化ナトリウム及び3.4mMのED
TAを含む10mMのヘペス緩衝液(pH7.4)でセ
ンサーチップ表面を洗浄した後、サンプルとしてスタン
ダート血清〔健常成人混合蛋白(バインディングサイト
社製)〕及びPLAPを3000U/ミリリットル(P
LAP刺激活性1Uは、1mgのヒト単球細胞U937
の総蛋白においてホスホリパーゼA2の活性を2倍に増
加させる量である。)となるようにスタンダート血清に
混合した溶液をそれぞれ注入し、共鳴シグナル〔Resona
nce unit(以下、RUと略す。)〕の変化をビアコアバ
イオセンサーを用いて測定した。共鳴シグナルはその値
が高いほどセンサーチップ表面の濃度が高いことを示
し、1000RUの変化はセンサーチップ表面の濃度1
nm/mm2 の変化に相当する。得られた結果を図1及
び図2に示す。なお、図1は、サンプルとしてPLAP
を3000U/ミリリットルとなるようにスタンダート
血清に混合した溶液を用いた場合のRUの変化を示す図
であり、図2はサンプルとしてスタンダード血清を用い
た場合のRUの変化を示す図である。両図とも、縦軸に
RUを、横軸に測定時間を示す。
【0028】図1及び図2に示すように、本発明の抗P
LAP抗体はPLAPにのみ結合し(図1)、スタンダ
ード血清とは結合しない(図2)ため、PLAPに特異
的であることがわかる。
【0029】比較例1(抗β−ガラクトシダーゼ−PL
AP融合蛋白抗体の調製) プロシージング オブ ナショナル アカデミー サイ
エンス(proceeding ofnational academy science)、8
8、5418 (1991) 記載の方法に従って、抗β−ガラクト
シダーゼ−PLAP融合蛋白抗体を調製した。まず、β
−ガラクトシダーゼ−PLAP融合蛋白を作製した。す
なわち、マウス滑筋細胞BC3H1〔アメリカン タイ
プ カルチャー コレクション(American Type Culture
Collection)より入手した。〕を1μMのロイコトリエ
ンD4で2分間刺激した後、グアニジン イソシアネー
トを用いて細胞内のトータルRNAを抽出した。ジーン
(Gene)、25、263 (1983)記載の方法に従って、cDNA
ライブラリーを作製し、作製したcDNAの両端にEc
oRIリンカーを付けて、ラムダージーティー11(λ
gt11)ベクター〔ストラタジーン クローニング
システムズ(Stratagene Cloning Systems)社製〕に導入
し、ベクター ラボラトリーズより入手した抽出物を用
いてパッケイシングした。大腸菌Y1089(ストラダ
ジーン クローニング システムズ社製)にこのPLA
PcDNAを含むラムダクローンを挿入し、30℃で波
長600nmの吸光度が0.4になるまで培養を続け、
さらに、37℃で1時間イソプロピル−β−D−チオ
ガラクトシド〔以下、IPTGと略す。(100μg/
ミリリットル)〕存在下で培養し、β−ガラクトシダー
ゼ−PLAP融合蛋白を誘導した。この培養液を遠心分
離して菌体を回収し、SDSサンプルバッファー〔ネイ
チャー(Nature) 、227 、680 、(1970)参照。〕に添加
して、凍結保存した。融合蛋白は、6重量%ポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動によって分離した。融合蛋白を含
むバンドはIPTGの添加によって増加のみられること
及び抗メリチン抗体を用いたウエスタンブロッティング
法によって同定した。次に、同定されたバンドを切り出
してつぶし、実施例1と同様にしてメスのニュージーラ
ンド白ウサギに一回につき100μgずつ皮下注射し
た。最終免疫から5日後に採血し、血清51ミリリット
ルを分離した。この血清を実施例1と同様にして、16
mgの抗組換えPLAP抗体を得た。この抗体のPLA
Pに対する特異性を実施例2と同様にして測定した。得
られた結果を図3及び図4に示す。なお、図3は、サン
プルとしてPLAPを3000U/ミリリットルとなる
ようにスタンダート血清に混合した溶液を用いた場合の
RUの変化を示す図であり、図4はサンプルとしてスタ
ンダード血清を用いた場合のRUの変化を示す図であ
る。両図とも、縦軸にRUを、横軸に測定時間を示す。
【0030】図3及び図4に示すように、従来の抗PL
AP抗体はPLAPとも結合する(図3)が、スタンダ
ート血清とも結合するため、PLAPに特異的でないこ
とがわかる。
【0031】参考例2(抗PLAP抗体固定化プレート
の調製) 50mMの炭酸ナトリウム緩衝液(pH9.6)に実施
例2で得られた抗PLAPモノクローナル抗体を溶解
し、ELISAプレート(コーイング社製)の各穴につ
き50マイクロリットルずつ分注して25℃で2時間放
置した。この液を除去した後、各穴に1.0重量%のB
SA及び0.15Mの塩化ナトリウムを含む20mMの
リン酸ナトリウム緩衝液(pH7.2)を充満させ、2
5℃で1時間放置した。さらにこの液を除去し、0.2
重量%のトウイーン20、0.2重量%のBSA及び
0.15Mの塩化ナトリウムを含む20mMのリン酸ナ
トリウム緩衝液(pH7.2)からなる洗浄液で各穴を
よく洗浄して抗PLAP抗体固定化プレートを作成し
た。
【0032】参考例3(HRP標識PLAPの調製) HRP(ベーリンガーマンハイム社製)10mgを1.
25重量%のグルタルアルデヒド0.2ミリリットルに
溶かし、室温(26℃)で一晩反応させた後、0.14
MのNaClに対して透析してHRPに結合していない
グルタルアルデヒドを除いた。透析内液を取り出し、
0.14MのNaClを加えて1ミリリットルにし、こ
れに、配列表に示されたアミノ酸配列のPLAP合成ペ
プチド5mgを1ミリリットルの0.14MのNaCl
に溶解した溶液を加え、直ちに1Mの炭酸ナトリウム緩
衝液(pH9.5)を0.2ミリリットリル加えてよく
攪拌し、4℃で一晩反応させた。これに、1Mのリジン
を0.1Mになるように加えた後、4℃で2時間反応さ
せて、グルタルアルデヒドの未反応のアルデヒド基をブ
ロックした。この溶液をPBSに透析してHRP標識P
LAPを調製した。
【0033】実施例3(PLAP測定用試薬の調製) 参考例2で作製した抗PLAP抗体を固定化したELI
SAプレートに、標準として精製したPLAP100,
000U/ミリリットルを10倍ずつ105 倍まで希釈
した溶液を50マイクロリットル加え、参考例3で作製
した1μg/ミリリットルのHRP標識PLAP50マ
イクロリットルを添加して、25℃で1時間反応させた
後、よく洗浄し、HRP発色試薬〔ケーピーエル(KP
L)社製〕50マイクロリットルを加えて、さらに20
分間反応させた後、10重量%のSDS50マイクロリ
ットルを添加して反応を停止させ、415nmにおける
吸光度を測定して、検量線を作成した。この測定結果を
図5に示す。図5は、本発明のハイブリドーマ「APA
−21」(FERM BP−4386)が産生した抗P
LAP抗体を含有する試薬を使用したときの検量線を示
す図であり、縦軸に415nmにおける吸光度を、横軸
にPLAPの量を示している。
【0034】この図より、本発明の抗体を用いると、P
LAPを正確に定量できることがわかる。
【0035】
【発明の効果】本発明の抗PLAP抗体は、ヒトの滑液
中からPLAPを多量に採取することを必要とせず、か
つ、PLAPに特異性に結合するため、PLAPを正確
に定量することができる。また、本発明のハイブリドー
マは、PLAPに特異的に結合する抗PLAPモノクロ
ーナル抗体を産生することができる。さらに、本発明の
抗PLAP抗体を含有する測定用試薬及び測定方法は、
PLAPに特異的に結合する抗PLAP抗体を用いるた
め、PLAPを簡便、短時間かつ正確に定量し、リウマ
チの診断や病態把握を正確に行うことができる。
【配列表】
配列の長さ:21 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Glu Ser Pro Leu Ile Ala Lys Val Leu Thr Thr Glu Pro Pro Ile Ile Thr Pro 1 5 10 15 Val Arg Arg 20
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイブリドーマ「APA−21」(F
ERM BP−4386)が産生した抗PLAP抗体と
PLAPの結合による共鳴シグナルの変化を示す図であ
る。
【図2】本発明のハイブリドーマ「APA−21」(F
ERM BP−4386)が産生した抗PLAP抗体と
スタンダード血清の結合による共鳴シグナルの変化を示
す図である。
【図3】従来の抗PLAP抗体とPLAPの結合による
共鳴シグナルの変化を示す図である。
【図4】従来の抗PLAP抗体とスタンダード血清の結
合による共鳴シグナルの変化を示す図である。
【図5】本発明のハイブリドーマ「APA−21」(F
ERM BP−4386)が産生した抗PLAP抗体を
含有する試薬を使用したときの検量線を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/53 D 33/573 Z 33/577 B // A61K 39/395 ABG N C12N 15/02 (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 鈴木 直生 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗原がヒトホスホリパーゼエイツー活性
    化蛋白質に特異的なアミノ酸配列部位を合成したペプチ
    ドで、そのアミノ酸配列が、配列表に示されたアミノ酸
    配列であることを特徴とする抗ヒトホスホリパーゼエイ
    ツー活性化蛋白質抗体。
  2. 【請求項2】 抗体がモノクローナル抗体である請求項
    1記載の抗体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の抗体を産生するハイブリ
    ドーマ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の抗体を含有することを特
    徴とするヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質の測
    定用試薬。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の試薬を使用することを特
    徴とするヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質の測
    定方法。
JP5353156A 1993-12-28 1993-12-28 抗ヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質抗体とこの抗体を産生するハイブリドーマ、並びにこの抗体を用いたヒトホスホリパーゼエイツー活性化蛋白質の測定用試薬及び測定方法 Pending JPH07196699A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5786154A (en) * 1990-12-06 1998-07-28 Bomalaski; John S. Human phospholipase activating protein and methods for diagnosis of rheumatoid arthritis

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5786154A (en) * 1990-12-06 1998-07-28 Bomalaski; John S. Human phospholipase activating protein and methods for diagnosis of rheumatoid arthritis

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